JPH06288413A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JPH06288413A
JPH06288413A JP7544693A JP7544693A JPH06288413A JP H06288413 A JPH06288413 A JP H06288413A JP 7544693 A JP7544693 A JP 7544693A JP 7544693 A JP7544693 A JP 7544693A JP H06288413 A JPH06288413 A JP H06288413A
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
magnetic frame
solenoid coil
magnetic
power transmission
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Pending
Application number
JP7544693A
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English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Takehisa Yamada
剛央 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Univance Corp
Original Assignee
Fuji Univance Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 油圧式動力伝達継手に関し、アクチュエータ
の安定した動作を確保し、継手と磁気枠の接触を防止す
ることを目的とする。 【構成】 継手外周部に一体的に固定された第1の磁気
枠61と;第1の磁気枠61とともにソレノイドコイル
23を取り巻いて、ソレノイドコイル23と一体的に外
部の部材に固定されるとともに、継手の外周部および第
1の磁気枠61の外周部との間に所定のギャップを介し
て非接触状態に保持される第2の磁気枠64とを備え;
第1の磁気枠61の側面部に貫通孔62を設けるととも
に、貫通孔62に羽根63を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動力配分に使
用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、図13に示すように、特願
平3−338215号において、下記のような油圧式動
力伝達継手を提案している。すなわち、この油圧式動力
伝達継手は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、該
入出力軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと、
該油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制
御する制御弁と、外部からの信号によって該制御弁を作
動させるアクチュエータを備え、上記入出力軸の回転速
度差および外部からの制御信号に応じたトルクを伝達す
る油圧式動力伝達継手において、外部の部材に固定さ
れ、ソレノイドコイル101を取り巻いて継手と非接触
状態に保持される磁気枠102と、継手内部に軸方向へ
の移動および傾斜可能に支持されるとともに、前記ソレ
ノイドコイル101への通電によって磁気吸引力を発生
する可動磁性体103と、により前記アクチュエータを
構成し、前記可動磁性体103の継手軸中心から離れた
対称位置に、前記制御弁としての第1の制御弁104
と、第2の制御弁105を設けるとともに、前記第1の
制御弁104に対しては弱く作用し、第2の制御弁10
5に対しては強く作用するように、前記可動磁性体10
3を吸引方向とは逆方向に付勢するリターンスプリング
を設け、前記ソレノイドコイル101への電流を非通電
状態にすることにより前記制御弁104,105を作動
させない状態と、弱通電状態にすることにより前記第1
の制御弁104のみを作動させる第2の制御状態と、強
通電状態にすることにより前記第1,第2両方の制御弁
104,105を作動させる第3の制御状態の3段階に
制御するようにしたものである。
【0003】この油圧式動力伝達継手においては、図1
4に示すように、継手106の外周部と磁気枠102と
の間に、ギャップcがそれぞれ形成されている。磁気枠
102内にはソレノイドコイル101が収納されてい
る。L1およびL2は、磁気枠102のギャップcの寸
法をそれぞれ示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、継手の発熱
およびソレノイドコイルの発熱に対し、空気の流れがな
いために、放熱が悪く、継手、ソレノイドコイルとも温
度が高くなる。その結果、アクチュエータの安定した動
作を確保することができないという問題点があった。
【0005】また、ギャップを広くしようとすると、磁
気枠のギャップの寸法L1,L2を長くしなければなら
ない。また、ギャップが狭いと、磁気枠と継手が接触す
る危険が高くなるという問題点もあった。本発明は、こ
のような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、
空気で冷却することで、継手とソレノイドコイルの温度
上昇を防止することで、アクチュエータの安定した動作
を確保し、また、ギャップを広くすることで、継手と磁
気枠の接触を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、
前記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;
該油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制
御する制御弁と;外部からの信号によって、該制御弁を
作動させるアクチュエータを備え;前記両軸の回転速度
差および外部からの制御信号に応じたトルクを伝達する
油圧式動力伝達継手であって、前記アクチュエータが外
部の部材に固定され、継手と非接触状態に保持されるソ
レノイドコイルと、継手内部にあって前記ソレノイドコ
イルへの通電によって継手構成部材との間で磁気吸引力
を発生する可動磁性体とで構成される油圧式動力伝達継
手において;継手外周部に一体的に固定された第1の磁
気枠と;前記第1の磁気枠とともに前記ソレノイドコイ
ルを取り巻いて、ソレノイドコイルと一体的に外部の部
材に固定されるとともに、継手の外周部および前記第1
の磁気枠の外周部との間に所定のギャップを介して非接
触状態に保持される第2の磁気枠とを備え;前記第1の
磁気枠の側面部に貫通孔を設けるとともに、該貫通孔に
羽根を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成を備えた本発明の油圧式動力伝
達継手によれば、第1の磁気枠と第2の磁気枠を設け、
第1の磁気枠は継手に密着、固定し、第2の磁気枠は継
手とギャップをもって非接触とし、第2の磁気枠内にソ
レノイドコイルを収納し、第1の磁気枠と第2の磁気枠
の間にもギャップを設け、第1の磁気枠の側面部に複数
個の貫通孔を形成するとともに、貫通孔に羽根を形成し
たため、内部から外部に吸い出すような空気の流れをつ
くることができ、この空気の流れにより、継手とソレノ
イドコイルを冷却することができる。また、第1の磁気
枠自身も放熱フィンの機能を有するため、温度上昇を抑
制することができる。その結果、アクチュエータの安定
した動作を確保することができる。
【0008】また、第1の磁気枠と第2の磁気枠の間の
ギャップは、第2の磁気枠と継手の間のギャップに比べ
て直径を大きくすることができるため、磁気枠の幅を同
じとしても、ギャップを広くすることができる。その結
果、継手と磁気枠の接触を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図12は本発明の一実施例を示す図であ
る。まず、構成を説明すると、図1において、1はハウ
ジングであり、ハウジング1は図示しない出力軸に連結
され、出力軸と一体的に回転する。
【0010】なお、ハウジング1は非磁性体でできたハ
ウジング非磁性部1Bと、磁性体でできた他の部分が一
体となっている。2はカムであり、カム2はハウジング
1の内側面に所定の角度回転可能に支持される。カム2
は、複数のカム山とカム谷からなるカム面2Aを有し、
その外周であって、側面にカム山があるところに位置決
め兼トルク伝達用の複数の突起2Bを有する。
【0011】カム2は、その突起2Bがハウジング1に
形成した切欠き1Aに係合して、ロータ3の回転方向に
ハウジング1と一体で回転し、ロータ3の回転方向が変
わると、カム2はロータ3とともにつれ回りし、カム2
の突起2Bがハウジング1の切欠き1Aに当るまで回転
した後に、ハウジング1と一体で回転する。ロータ3は
ハウジング1内に回転自在に収納され、入力軸4に結合
され、入力軸4と一体で回転する。
【0012】ロータ3には、軸方向に複数個のプランジ
ャー室5が形成され、プランジャー室5内は複数個のプ
ランジャー6がリターンスプリング7を介して摺動自在
に収納されている。また、ロータ3には複数の吸入吐出
孔8が各プランジャー室5に通じるように形成されてい
る。9は吸入ポート10、吸入路11および吐出ポート
12が形成されたバルブであり、バルブ9は、ハウジン
グ1の切欠き1Aに突起13を係合させることにより、
ハウジング1に位置決め固定されている。
【0013】また、吐出ポート12は高圧室14に連通
し、高圧室14は、バルブ9に形成したオリフィス(流
動抵抗発生手段)15を介して吸入ポート10に連通可
能となっている。プランジャー6が吸入行程にある場合
は、バルブ9の吸入ポート10とロータ3の吸入吐出孔
8が通じる位置関係となり、オリフィス15、吸入路1
1、吸入ポート10、ロータ3の吸入吐出孔8を通じ
て、プランジャー室5にオイルを吸入することができ
る。
【0014】また、プランジャー6が吐出行程にある場
合は、吸入行程と逆の関係となり、ロータ3の吸入吐出
孔8はバルブ9の吐出ポート12、高圧室14に通じ
る。16はベアリング54で支持された磁性体のリテー
ナであり、リテーナ16はハウジング1の内周に固定さ
れ、ハウジング1と一体で回転する。リテーナ16には
挿入孔17,18が形成され、挿入孔17,18にはバ
ルブ9の突出部19,20がそれぞれ挿入される。な
お、21はオイルシール43の抜け止めを行うスナップ
リングである。
【0015】61は第1の磁気枠であり、第1の磁気枠
61はハウジング1の外周部に一体的に固定される。L
3は第1の磁気枠61の寸法を示し、従来の寸法L1,
L2とほぼ同じ長さとなっている。図2および図3に示
すように、第1の磁気枠61は、周方向に複数個の貫通
孔62が形成され、貫通孔62には羽根63がそれぞれ
設けられている。
【0016】図1中、64は第2の磁気枠であり、第2
の磁気枠64は、第1の磁気枠61とともにソレノイド
コイル23を取り巻いてソレノイドコイル23と一体的
に外部の部材に固定され、継手と非接触状態に保持され
る。すなわち、第2の磁気枠64とハウジング1の外周
部との間にはギャップbが形成され、第1の磁気枠61
との間にはギャップaが形成される。
【0017】ギャップに所定の磁束Φを流すに必要な起
磁力Uは下式に示すように、ギャップ部の磁気抵抗Rに
比例する。 U=R・Φ また、ギャップ部の磁気抵抗Rは下式に示すように、ギ
ャップの長さlに比例し、ギャップ部の対向面積Sに反
比例する。 よって、円筒外周面のギャップa及びbの磁気抵抗R
a,Rbは次式となる。 ここで、ギャップa部の直径D1は、ギャップb部の直
径D2に比べて大きいため、両ギャップの磁気抵抗を同
じ程度に設計する場合、次のような利点がある。
【0018】すなわち、もしギャップ部の幅L3をL2
と同程度とした場合には、次式の展開に示すように、ギ
ャップaの長さlaはギャップbの長さlbに対して
(D1/D2)倍に長くすることができる。 また、もし、ギャップ部の長さlaをlbと同程度とし
た場合には、次式の展開に示すように、ギャップaの幅
L3は、ギャップbの幅L2に対して、(D2/D1)
倍に短くすることができる。 24はソレノイドコイル23への通電により磁気吸引力
を発生する可動磁性体であり、可動磁性体24はハウジ
ング1内にリテーナ16に相対して移動可能に収納され
る。可動磁性体24の図中右方向へのストッパとしては
ストッパリング25がハウジング1の内周に設けられて
いる。
【0019】26はロックバルブとしての第1の制御弁
であり、第1の制御弁26は一端側がバルブ9のバルブ
孔27内に摺動自在に収納され、また、他端側が可動磁
性体24に形成した挿入用切欠き部28に挿入されてい
る。第1の制御弁26と可動磁性体24の間にはリリー
フ用のスプリング29が介装されている。30はフリー
バルブとしての第2の制御弁であり、第2の制御弁30
は、一端側がバルブ孔31内に摺動自在に収納され、他
端側の溝部32が可動磁性体24に形成した挿入用切欠
き部33に挿入されている。
【0020】可動磁性体24、ソレノイドコイル23お
よび第1,第2磁気枠61,64が全体としてアクチュ
エータを構成しており、アクチュエータは第1,第2の
制御弁26,30の作動を制御する。リテーナ16と可
動磁性体24の間には、図4および図5に示すように、
上側の2ケ所において、付勢力が強いスプリング34
が、また、下側の2ケ所において、付勢力が弱いスプリ
ング35が、それぞれ介装されている。スプリング3
4,35は可動磁性体24の継手軸中心を通る垂直線に
対して、それぞれ対称となる位置に設けられ、スプリン
グ34間には第2の制御弁30が、スプリング35間に
は第1の制御弁26が、それぞれ設けられている。
【0021】第1の制御弁26と第2の制御弁30は可
動磁性体24の継手軸中心から離れた対称位置に設けら
れる。36,37はリテーナ16と可動磁性体24を連
結し、スプリング34,35を挿入する抜け止めピンで
ある。図1中、38はハウジング1と一体で回転するア
キュームレータピストンであり、アキュームレータピス
トン38は、封入油の熱膨張を吸収するために設けられ
ている。アキュームレータピストン38とハウジング1
に固定したカバー39の間にはリターンスプリング40
が介装されている。
【0022】なお、41はスプライン、42,43はオ
イルシール、44はベアリング、45はニードルベアリ
ング、46,47,52はシールリング、50は接触防
止部材としてのリング状部材である。次に、動作を説明
する。まず、通常特性について説明する。
【0023】ソレノイドコイル23に通電しないとき
は、図6(A)に示すように、可動磁性体24は磁気吸
引力を発生せず、図示の位置に保持される。したがっ
て、スプリング34,35は圧縮されない。このため、
図7に示すように、第2の制御弁30は高圧室14と吸
入路11を連通させるバルブ孔31を閉止した状態にあ
る。
【0024】一方、第1の制御弁26はオリフィス15
を開放しているので、オイルは矢印で示すように流れ
る。すなわち、吐出ポート12に押し出されたオイル
は、高圧室14、オリフィス15を通って吸入路11に
供給される。このとき、オリフィス15の抵抗により高
圧室14、吐出ポート12およびプランジャー室5の油
圧が上昇し、プランジャー6に反力が発生する。このプ
ランジャー反力に逆ってカム2を回転させることにより
トルクが発生し、カム2とロータ3との間でトルクが伝
達される。
【0025】このときのトルク特性は、図8のAに示さ
れ、差動回転数ΔNの2乗に比例したトルクTとなる。
次に、ロックの特性について説明する。ソレノイドコイ
ル23に弱通電したときは、図6(B)に示すように、
強いスプリング34は圧縮しないが、弱いスプリング3
5を圧縮するので、可動磁性体24の下側は、リテーナ
16に当接した状態になる。
【0026】このため、図9に示すように、第2の制御
弁30は高圧室14と吸入路11を連通するバルブ孔3
1を閉止した状態のままであるが、第1の制御弁26は
リリーフ用のスプリング29の圧縮力によりオリフィス
15を閉止する。このときトルク特性は、図8のBに示
され、ロックの状態になる。なお、図10に示すよう
に、高圧室14のオイルの圧力が所定値を越えると、第
1の制御弁26はスプリング29に抗して開弁し、リリ
ーフ弁として作動する。
【0027】次に、フリーの特性について説明する。ソ
レノイドコイル23に強通電したときは、図6(C)に
示すように、可動磁性体24は弱いスプリング35だけ
でなく、強いスプリング34を圧縮して、移動し、全体
がリテーナ16に当接した状態になる。このため、図1
1に示すように、第1の制御弁26はオリフィス15を
閉止した状態を保持し、第2の制御弁30は、高圧室1
4と吸入路11を連通するバルブ孔31を開放する。こ
のため、高圧室14のオイルは、オリフィス15を通ら
ないで、そのまま吸入路11に流れる。
【0028】このときのトルク特性は、図8のCに示さ
れ、フリーの状態になる。ここで、本実施例において
は、第1の磁気枠61および第2の磁気枠64をそれぞ
れ設け、第1の磁気枠61の側面部に複数個の貫通孔6
2を形成するとともに、この貫通孔62に羽根63を形
成し、羽根63には、継手が正転方向(車両前進方向)
に回転したときに、内部から外部に空気を吸い出すよう
な傾斜を持たせたため、図12の矢印に示すように冷却
空気の流れが生じる。
【0029】この空気の流れにより、継手65およびソ
レノイドコイル23が冷却される。また、第1の磁気枠
61自身も放熱フィンの機能を有するため、温度上昇が
低くなる。その結果、アクチュエータの安定した動作を
確保することができる。また、ギャップaはギャップb
に比べて寸法L3が大きいため、磁気枠の幅を同じとし
てもギャップを広くすることができる。その結果、継手
と磁気枠の接触を防止することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、第1の磁気枠に形成した羽根により、内部から外部
に空気を吸い出すような空気の流れを形成し、継手およ
びソレノイドコイルを冷却するようにしたため、温度上
昇を抑制することができ、その結果、アクチュエータの
安定した動作を確保することができる。
【0031】また、ギャップを広くすることができるた
め、継手と磁気枠の接触を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図
【図2】第1の磁気枠の正面図
【図3】第1の磁気枠の断面図
【図4】リテーナと可動磁性体の断面図
【図5】可動磁性体の正面図
【図6】可動磁性体の動作説明図
【図7】通常特性の動作説明図
【図8】トルク特性を示すグラフ
【図9】ロック特性の動作説明図
【図10】ロック時のリリーフ弁の作動説明図
【図11】フリー特性の動作説明図
【図12】空気の流れを示す図
【図13】従来例を示す図
【図14】従来例の要部説明図
【符号の説明】
1:ハウジング 1A:切欠き 1B:ハウジング非磁性部 2:カム 2A:カム面 2B:突起 3:ロータ 4:入力軸 5:プランジャー室 6:プランジャー 7:リターンスプリング 8:吸入吐出孔 9:バルブ 10:吸入ポート 11:吸入路 12:吐出ポート 13:突起 14:高圧室 15:オリフィス 16:リテーナ(吸引対象部材) 17,18:挿入孔 19,20:突出部 21:スナップリング 23:ソレノイドコイル 24:可動磁性体 25:ストッパリング 26:第1の制御弁 27:バルブ孔 28:挿入用切欠き部 29:リリーフ用のスプリング 30:第2の制御弁 31:バルブ孔 32:溝部 33:挿入用切欠き部 34:強いスプリング 35:弱いスプリング 36,37:抜け止めピン 38:アキュームレータピストン 39:カバー 40:リターンスプリング 41:スプライン 42,43:オイルシール 44:ベアリング 45:ニードルベアリング 46,47:シールリング 50:リング状部材 52:シールリング 54:ベアリング 61:第1の磁気枠 62:貫通孔 63:羽根 64:第2の磁気枠 65:継手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;該
    油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制御
    する制御弁と;外部からの信号によって、該制御弁を作
    動させるアクチュエータを備え;前記両軸の回転速度差
    および外部からの制御信号に応じたトルクを伝達する油
    圧式動力伝達継手であって、 前記アクチュエータが外部の部材に固定され、継手と非
    接触状態に保持されるソレノイドコイルと、 継手内部にあって前記ソレノイドコイルへの通電によっ
    て継手構成部材との間で磁気吸引力を発生する可動磁性
    体とで構成される油圧式動力伝達継手において;継手外
    周部に一体的に固定された第1の磁気枠と;前記第1の
    磁気枠とともに前記ソレノイドコイルを取り巻いて、ソ
    レノイドコイルと一体的に外部の部材に固定されるとと
    もに、継手の外周部および前記第1の磁気枠の外周部と
    の間に所定のギャップを介して非接触状態に保持される
    第2の磁気枠とを備え;前記第1の磁気枠の側面部に貫
    通孔を設けるとともに、該貫通孔に羽根を設けたことを
    特徴とする油圧式動力伝達継手。
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