JPH0529396Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529396Y2
JPH0529396Y2 JP1986126500U JP12650086U JPH0529396Y2 JP H0529396 Y2 JPH0529396 Y2 JP H0529396Y2 JP 1986126500 U JP1986126500 U JP 1986126500U JP 12650086 U JP12650086 U JP 12650086U JP H0529396 Y2 JPH0529396 Y2 JP H0529396Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat member
protrusion
support portion
housing
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986126500U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6333041U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986126500U priority Critical patent/JPH0529396Y2/ja
Publication of JPS6333041U publication Critical patent/JPS6333041U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529396Y2 publication Critical patent/JPH0529396Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電話機等の機器筐体に使用し
て好適な座部材の構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電話機等の通信機器は、外部からの機
械振動がその載置面から伝達されると、ダイヤル
発信等のミスや他の誤動作を生じることがある。
したがつて、この種の機器においては、防振機
能をもつ座部材の構造として従来より筐体底面に
ゴム足を取り付けるものが採用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の座部材の構造においては、そ
の機器筐体の大きさから4個のゴム足を必要とす
る構造であり、このため機器筐体の底面あるいは
機器筐体を載置する面の状態によつては機器筐体
を4点で支持することができず、すなわち全ての
ゴム足が座部材として機能せず、機器筐体を台上
に載置した際のがたを吸収することができないと
いう問題があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、座部材として支承部を確実に機能させること
ができ、もつて機器筐体を台上に載置した際のが
たを吸収することができる座部材の構造を提供す
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る座部材の構造は、機器筐体の底面
に設けられ断面円弧状の突面が形成された支承部
を有するゴム状の柔軟材からなる座部材であつ
て、この座部材に前記支承部の頂面よりわずかに
突出する高さを有する円筒状の突部を前記支承部
の突面周辺に一体的に複数設けたものである。
〔作用〕
本考案においては、機器筐体を台上に載置する
場合、突部が弾性変形して支承部の凸面を載置面
に当接させることができる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案に係る座部材の構
造を示す斜視図と断面図、第3図は同じく座部材
の構造を押釦ダイヤル電話機に使用した例を示す
側面図である。同図において、符号1で示すもの
は押釦ダイヤル電話機用の電話機筐体で、上方に
開口する下側のケース2およびこのケース2の開
口部を閉塞するように装着された上側のケース3
からなり、その内部には通話回路用等の電子部品
(図示せず)あるいは回路素子(図示せず)を実
装した基板(図示せず)が収納されている。ま
た、この電話機筐体1の上側後方にはハンドセツ
ト4が載置されている。5は前後方向に傾斜する
操作面5aを有する操作パネルで、前記両ケース
2,3のうち上側のケース3に設けられており、
その所定の部位には前記基板(図示せず)上のス
イツチ(図示せず)を開閉する多数の押釦6が進
退自在に挿通されている。7はゴム状の柔軟材か
らなる座部材で、前記下側のケース2の底面2a
の四隅に設けられている。この座部材7の中央部
には断面円弧状の凸面8aを有する支承部8が設
けられており、その両側縁には円筒状の突部9が
一体に設けられている。この突部9は前記座部材
7を台(図示せず)の載置面に当接させるための
調整機能を備えており、その高さは前記支承部8
の頂面より僅かに突出する寸法に設定されてい
る。因に、その突出寸法は、前記突部9の高さお
よび前記支承部8の高さを各々l1,l2とするとl1
−l2=Δlである。
このように構成された座部材の構造において
は、突部9の高さが支承部8の頂面より僅かに突
出する寸法に設定されているから、電話機筐体1
を台(図示せず)上に載置した際、突部9の先端
部分が弾性変形し、支承部8の凸面8aを台(図
示せず)の載置面に当接させることができる。ま
た、同時に突部9の端面と台とが当接しているの
で、電話機筐体1に水平方向の外力が加わつた場
合でも、突部9の端面と台とのあいだに静止摩擦
が発生し電話機筐体1の水平方向の移動を規制し
て、水平方向の安定を確保することができる。
なお、本実施例においては、座部材7の両側縁
に突部9を設ける場合を示したが、本考案はこれ
に限定されるものではなく、第4図に示すように
支承部10の凸面10a上に突部11を設ける構
造としてもよい。
また、本考案における突部の個数は前述した実
施例に限定されず、第5図に示すように4個でも
よく、その個数は複数個で有れば適宜変更するこ
とが自由である。この場合、球面状に形成された
支承部14の周囲に円筒状の突部15が設けられ
ており、電話機筐体1の水平方向の安定をより確
保することができる。
さらに、本実施例においては、電話機等の通信
機器筐体に適用する例を示したが、本考案はデー
タ通信用機器における音響カプラ等の機器筐体に
も適用することが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、機器筐体
の底面に設けられ断面円弧状の凸面が形成された
支承部を有するゴム状の柔軟材からなる座部材で
あつて、この座部材に支承部の頂面より僅かに突
出する高さをもつ突部を一体に設けたので、機器
筐体を台上に載置する場合、突部が弾性変形して
支承部の凸面を載置面に当接させることができ
る。したがつて、支承部を座部材として確実に機
能させることができるから、機器筐体を載置面に
載置した際のがたを吸収することができる。ま
た、機器筐体に水平方向の外力が加わつた場合に
も、突部と載置面との間に静止摩擦が発生するの
で、機器筐体の水平方向の移動を規制して、水平
方向の安定を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る座部材の構
造を示す斜視図と断面図、第3図は同じく座部材
の構造を押釦ダイヤル電話機に使用した例を示す
側面図、第4図および第5図は他の実施例を示す
斜視図、断面図および平面図である。 1……電話機筐体、2……下側のケース、2a
……底面、7……座部材、8……支承部、8a…
…凸面、9……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器筐体の底面に設けられ断面円弧状の突面が
    形成された支承部を有するゴム状の柔軟材からな
    る座部材であつて、この座部材に前記支承部の頂
    面よりわずかに突出する高さを有する円筒状の突
    部を前記支承部の突面周辺に一体的に複数設けた
    ことを特徴とする座部材の構造。
JP1986126500U 1986-08-21 1986-08-21 Expired - Lifetime JPH0529396Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986126500U JPH0529396Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986126500U JPH0529396Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6333041U JPS6333041U (ja) 1988-03-03
JPH0529396Y2 true JPH0529396Y2 (ja) 1993-07-28

Family

ID=31020358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986126500U Expired - Lifetime JPH0529396Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529396Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601492A (ja) * 1983-06-16 1985-01-07 日本瓦斯工事株式会社 地中の横穴にポリエチレンガス管を插入する工法およびその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601492A (ja) * 1983-06-16 1985-01-07 日本瓦斯工事株式会社 地中の横穴にポリエチレンガス管を插入する工法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6333041U (ja) 1988-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3959916B2 (ja) プッシュオンスイッチおよびそれを装着した電子機器、ならびにその装着方法
CA1276040C (en) Modularly expandable desktop keyboard
JP2004079503A (ja) 移動通信端末のサイドボタンスイッチ及びその振動防止装置
EP0869523A2 (en) Switch structure of electronic device
JPH0529396Y2 (ja)
JP2002299859A (ja) プリント基板取り付け構造
US6166337A (en) Device including a printed circuit board which is contacted by depressing a key located at a housing wall which makes an angle with the printed circuit board
JP2000165064A (ja) キー押圧装置の取付構造
JP3687323B2 (ja) 電子機器の卓上構造
JP2663630B2 (ja) 印刷配線板の収容構造
JP2573328Y2 (ja) モジュール筺体の構造
JP3748187B2 (ja) スイッチ機構
JP2526942Y2 (ja) 電子機器
JPH0524945Y2 (ja)
JPS62243213A (ja) 押釦装置
JP3748683B2 (ja) キートップ取付け構造
JPH10172381A (ja) 押しボタン装置
JPH0448586Y2 (ja)
JPH0243060Y2 (ja)
JPH0121377Y2 (ja)
JP3031660U (ja) 一体成形ボタン
JPH047536Y2 (ja)
JPH056705Y2 (ja)
JP3169159B2 (ja) シールドカバーを具備したユニット
JP2548437B2 (ja) 筐体支持装置