JPS601492A - 地中の横穴にポリエチレンガス管を插入する工法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業」ニの４り用分野） 木弁明は１１１１中の（ｄ穴にポリ−［ヂレンガス管を
挿入Ｊる」−法およびその装置に関Ｊる。

（従来技１丁・１） 従来、￥ＩＩｒ、、笠にガスを供給するガス管とし〔は
鉄製のガス管が一般的に用いられていた。しかしながら
、鉄製のガス管は重量があり、運搬・埋設工事等に多大
の労力を要するという欠点があった。

また、経年使用により１ｍしてしまうという欠点もあっ
た。更に、地震等に弱いといつ欠点かあった。

このため、近年鉄製の鋼管に代ってポリエチレンカス管
が脚光を浴び、実用化されるに至っている。このポリエ
チレンガス管は、第゛１図に示すように、押出１’ｌ、
パイプ用ダイ２、シイジングダイ３、を介し冷ｆＪ１１
Ｍ　４で冷却され、かつ引取機５によって引出され、つ
いて、印刷機６によってポリエチレンガス管Ｐの外周面
に適宜の印刷ｈ（煎された後、切断槻７を介し所望の長
さに切断されてから巻取機８によってコイル状に巻回さ
れて製造される。しかしで、コイル状に巻かれたポリエ
チレンガス管Ｐは、実際の埋設工事において巻きを解い
て適当な長さに切断されて用いられるが、上記製造工程
でポリエチレンガス管Ｐは充分冷却されないまま巻取機
８によって咎かれてしまうため、巻きぐゼがついてしま
い非常に使いにくく作業性が悪いという欠点があった。

（発明の目的） 本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、その目的と
するところは、埋設工事の際、コイル状に巻回されたポ
リエチレンガス管の巻きぐせを速やかに矯正しつつ地中
にポリエチレンガス管を案内して挿入し得る地中の横穴
にポリエチレンガス管を挿入する工法およびその装置を
提供することにある。

（発明の構成） 以下、図面に沿って本発明を説明する。

第２図（イ）、（ロ）ないし第５図（イ）、（ロ）は本
発明の一実施例を示す。先ず第２図（イ）、（ロ）、（
ハ）に沿って本発明における装置の全体を説明すると、
図中１１はガス管を埋設すべく地中に形成された竪゛穴
、１２は地中に既設されたガス管挿入用の横穴の一端側
であり、口の横穴１２の他方の側は地上に開口されてい
る。そして、ポリエチレンガス管Ｐの埋設に際し、竪穴
１１中に本発明にかかる装置本体旦が配設されるもので
ある。装置本体見は、一端部１４ａが地上に臨むと共に
他端部１４ｂが竪穴１１の底部に開口している横穴１２
に臨むように弧状に湾曲形成された中空筒状のケーシン
グ１４と、このケーシング１４内の上下に対向して配設
され、かつケーシング１４の長さ方向に沿って並設され
、かつポリエチレンガス管Ｐを案内する多数のローラ１
５゜１５′の群と、前記ケーシング１４内に、例えば５
０℃前後の温風を循環させるなどして供給する温風供給
装置１６とを備えている。

しかして、ケーシング１４の一端部１４ａにはポリエチ
レンガス管Ｐを挿入するためのポリエチレンガス管挿入
口１７が設けられ、かつこのポリエチレンガス管挿入口
１７の近傍にはポリエチレンガス管Ｐの進行ないし地中
貫通後の位置を金属探知機等を介し地上から探知するた
めのロケータ−ワイヤー挿入口１８が設けられている。

また、ケーシング１４の他端には横穴１２にポリエチレ
ンガス管Ｐを案内するためのパイプ１９が突設され、が
つケーシング１４の他端には断面逆り字状のケーシング
位置決め固定用のフランジ２０が突設されている。また
、ケーシング１４の他端部１４ｂは開閉自在に構成され
、他端部１４ｂにはコテ状のハンドル２１が設けられ、
このハンドル２１をその支持部２２を支点として反時計
方向に回動させると後述するロック機構が解除され、他
端部１４ｂの上半分の一部を開くことができるようにな
っている。

２３、２４はケーシング１４の上部に設けられた温風吸
込口および温風排気口であり、それぞれフレキシブルボ
ース２５．２６の一端が接続され、これらフレキシブル
ホース２５．２６の他端は、周知構成のブロワ−等が内
蔵され加温された温風をフレキシブルボース２５を介し
ケーシング１４内に供給すると共に、ケーシング１４か
ら排気された温風をフレキシブルホース２６を介し吸気
し、再度加温してケーシング１４へ循環供給する温風供
給装置１６に接続されて（＜る。

なお、２７．２８は装置本体暮を運搬・設置する時など
のために用いられる把握用のハンドル、また２９はケー
シング１４内の温度を表示する温度計である。

第３図はケーシング１４内を示すもので、この場合、ケ
ーシング１４は、枠状部材３０〜３３およびその外側に
配！＋２される断熱部材３４、更にその外側に配設され
る外板３５〜３８等を、例えばボルト結合して断面矩形
状に組み立てられる。このケーシング１４の上方部と下
方部とには鼓状を呈する一対のプーリー１５．　ｉ５’
が間隔を介し対設されている。各プーリー１５．１５’
は枠状部材３０．３１間に設けられた支１ｉ１１１３９
にベアリング等にてなる回動部材４０を介し回転自在に
設けられている。そして、ケーシング１４の長さ方向に
沿つ゛（一対のプーリー１５．１５’が並設され、かつ
互いに上下に対間するプーリー１５゜１５′の中央部に
は丸管状のポリエチレンガス管Ｐを案内するための中空
部４１が形成されている。また、一方の枠郡材３０の内
壁中央部には取付金具４２を介しロケータ−ワイヤー４
３を内部に挿入・案内するためのロウ゛−ターワイヤー
４１人管４４が設けら才ｌ′Ｃいる。この日ケーターワ
イヤー挿入管４４の一端部は前述のようにケーシング１
４の一端部１４ａに設けられたＯケータ−ライＡ２−挿
入口１８に接続されている。また、ロケータ−ワイヤー
挿入管４４の他端は後述するようにケーシング１４の他
端部１４ｂの近傍に位置されている。

第４図はケーシング１４の他端部１４ｂの詳細を示すも
ので、ハンドル２１はケーシング１４の他端部１４ｂの
上半部の開閉部１４ｃに設けられたボルト３９に枢着さ
れ、このボルト３９を支点部として回動可能に構成され
ている。そして、ハンドル２１の下端部にはケーシング
１４の下半部に設【プられたポル１〜部材の如き係合部
４５に係合するハンドル係合部２１ａがくの字状に延設
されている。また、開閉部１４Ｃ内には、例えば２個の
プーリー１５が設【プられ、かつこの開閉部１４ｃはつ
゛−シング１４の後端側上部に設けられた蝶番４Ｇを介
しケーシング１４の４・、体に開閉可能に設けられてい
る。しかして、ハンドル２１を第４図（ロ）において矢
印の如く前方、すなわち反時計方向に回動さぜるとボル
ト３９を支点に回動し、ハンドル係合部２１ａはケーシ
ング１４に設けられた係合部４５から外れる。したがっ
て、ハンドル２１を上方へ引っばれば第４図（ハ）に示
すように開閉部１４ｃはＱ番４６す支点に回動し、ケー
シング他端部１４ｂの一部を聞くことができる。

第５図はポリエチレンガス管１〕がケージ、ング他端部
１４ｂに到達した場合にポリエチレンガス管Ｐの先端部
に取イ４けるフック４１を示すもので、装置本体旦およ
び横穴１２内にポリエチレンガス管１〕を速やかに挿通
・走行さけるためにポリエチレンガス管Ｐの先端部には
予めフック４７を取付可能なキャップ部４８が設けられ
る。

Ｊ′なりも、ポリエチレンガス管Ｐの先端部内にネジ４
９等により支持部ｔｔ４５０を取付け、この支持部Ｕ５
０にノック固定金具５１を螺着する。また、支持部４４
５０の芙出した先端部外周５０ａに半球状を呈し、かつ
中央部に孔５２ａが形成されたキャップ５２が冠着され
てキＶツブ部４８が構成され、この孔５２ａを介しフッ
ク４７をフック固定金具５１に螺着可能になっている。

そして、（イ）図におい−Ｃフック４７を螺着した場合
、（ロ）図に示すようにワイヤー５３がフック４７に引
っかけられるようになっている。

次に、本発明における地中へのポリエチレンガス管Ｐの
埋設工法について説明する。

先ず、既設された横穴１２内の鋼管をポリエチレンガス
管Ｐに交換する場合、第２図（イ）において、横穴１２
に設けられている鋼管〈図示せず）を竪穴１１側へ周知
の方法で引き抜く。そして、ポリエチレンガス管Ｐを横
穴１２へ挿入するには竪穴１１内へ装置本体封をヒラＩ
・する。口の場合、ケーシング１４の他端部１４１１の
フランジ２０を竪穴１１の底部に固定すると共に、バイ
ブ１９を横穴１２内へ挿入する。

なお、ケーシング１４の一端部１４ａ側のポリエチレン
ガス管挿入口１７は地上に面している。

しかして、コイル状に巻回されたポリエチレンガス管Ｐ
の荷を解き、横穴１２にロケータ−ワイヤー４３と同時
にポリエチレンガス管Ｐを仲人するものであるが、この
場合、ポリエチレンガス管Ｐには巻きぐぜが付いている
。したがって、ポリエチレンガス管挿入口１７から装置
本体Ｕのケーシング１４内へポリエチレンガス管Ｐを挿
入すると、装置本体υ、内は温風供給装置１６によって
加温されているため、プーリー１５．１５’の中空部４
１を介してポリエチレンガス管Ｐは加温された雰囲気中
を通過していく過程において巻きぐヒが矯正される。な
お、装置本体県内の温度は温度計２９によｐて確認する
ことができる。

そして、ポリエチレンガス管Ｐがケーシング１４の他端
部１４１１に達すると開閉部１４ｃを開（プ、ポリエチ
レンガス管Ｐの先端のキャップ５２にフック４７を取付
け、このフック４７に地上における他方の側から横穴１
２に挿入し、かつ竪穴１１までもってきたワイＶ−５３
を引っかける（第４図、第５図参照）。

また、この際、ロケータ−ワイヤー挿入口１８から挿入
したロケータ−ワイヤー４３をポリエチレンガス管Ｐの
先端に固定し、更にポリエチレンガス管Ｐの引込みに伴
ない適当な間隔にテープ等によりロケータ−ワイヤー４
３を固定していく。しかる後、他方の側において横穴１
２に挿通されているワイヤー５３を引っばればポリエチ
レンガス管Ｐをロケータ−ワイヤー４３と共に横穴１２
内に速やかに挿通することができる。そして、ポリエチ
レンガス管Ｐが所定の位置に到達した場合、ワイヤー５
３およびフック４７を外し、かつキャップ部４８を取り
除けば横穴１２内にポリエチレンガス管Ｐを埋設するこ
とができる。

第６図は本発明の他の実施例で装置本体Ｕ′のケーシン
グ１４′はいわゆるストレートタイプに構成されている
点に特徴を有している。すなわち、ケーシング１４′が
直線状に構成され、このケーシング１４′内に前述の実
施例と同様のプーリー等が内蔵されている。

しかして、ポリエチレンガス管挿入口１７がら挿入され
た巻きぐせの付いた湾曲したポリエチレンガス管Ｐはケ
ーシング１４内で温風供給装置１６がらの温風を介し直
線状に矯正され外部へ引き出させ・るものである。

第７図は本発明の更に別の実施例でコイル状に巻かれた
ポリエチレンガス管Ｐの巻き始め部Ｐ′と巻き終わり部
Ｐ”とに温風供給装置１６の７レキシブルボース２５．
２６を接続し、この状態でポリエチレンガス管Ｐの内部
に温風を供給し、ポリエチレンガス管Ｐを軟化せしめ、
コイル状のポリエチレンガス管Ｐをαさ解く際にイの巻
さぐ仕を矯正づるようにした点に特徴を有している。

（発明の効果） 以上の通り本発明によれば、コイル状に答がれたポリエ
ブ−レンガス管に温風供給装置を介し−Ｃ１ｆｉｒ風を
供給し、前記ポリエチレンガスｎ゛の巻きぐせを矯正し
つつ地中の横バにポリエチレンガス管を挿入するように
構成したから、ポリエチレンガス管の巻きくせをＩｔｓ
止し、速ヤかにポリエチレンガス恒Ｊ’ｊ　、Ｊ：びロ
ケータ−ワイヤー等を同時に地中に埋設することがでさ
、埋設作業性が大巾に向上する利点がある。

【図面の簡単な説明】

第′１図はポリエチレンカス管の製造過程を示す説明図
、第２図ないし第５図は本発明の一実施例を示すもので
、第２図（イ）は地中の竪穴に本発明装置をヒツトシた
状態を示す側面図、同（ロ）は正面図、同（ハ）は平面
図、第３図（イ）は本発明装置の内部を正面がら児、か
つ一部断面で示した説明図、同（ロ）は側面から見た説
明図、第４図（イ）は本発明装置のケーシング他端部の
正面断面図、同（ロ）、（・ハ）はケーシング他端部を
側面から児た動作説明図、第５図（イ）、（ロ）はポリ
エチレンカス管先端部の説明図、第６図は本発明の他の
実施例、第７図は本発明の更に別の実施例である。 Ｐ・・・・ポリエチレンガス管、１１・・・・竪穴、１
２・・・・横穴、１３−・・装置本体、１４・・・・ケ
ーシング、１４ａ・・・・ケーシング一端部、１４ｂ・
・・・ケーシング他端部、１４ｃ・・・・開閉部、１５
．１５’・・・・ローラ、１６・・・・温風供給装置、
１１・・・・ポリエチレンカス管挿入Ｉ」、１８・・・
・ロケータ−ワイヤー挿入口、１９・・・・パイプ、２
１・・・・ハンドル、２５．２Ｇ・・・・フレキシブル
ボース、２９・・・・温度計、４１・・・・中空部、４
３・・・・ロケータ−ワイヤー、４４・・・・ロケータ
−ワイヤー挿入管、４７・・・・フック、４８・・・・
キャップ部、５３・・・・ワイ゛ヤー 特許出願人日本瓦斯工事株式会社 第４図 （イ） Ｏ′’）　（’）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）コイル状に巻かれたポリエチレンガス管にｉ？Ａ
   　Ｆｌｉｌ供給装買を介しｔ温風を供給し、前記ポリエ
   チレンガス管の巻きぐＵ＠矯正しつつ地中の横穴にポリ
   エチレンガス管を挿入Ｊる」二法。
2. （２）コイル状に巻かれたポリエチレンガス管を、温風
   供給装置と接続され、かつ横穴に対向して配設されたケ
   ーシング内に挿入し、このケーシング内を前記ポリエチ
   レンガス管が通過りる際、前記；ｊ、ｌ風供給装置から
   の温風によりその轡きぐけが矯正されて前記ケーシング
   から引き出され、かつ前記（へ１穴内に挿入されでいく
   特許請求の範囲第１項記載の地中の横穴にポリエチレン
   ガス管を仲人Ｊる工法。
3. （３）コ・ｒル状に巻かれたポリ１ナレンガス管の巻き
   始め部を；晶風供給装置の温風送出し１と接続し、かつ
   前記ポリ１ナレンガス管の内部に温風を供給し、ぞの巻
   さぐＩ」を矯正゛りる特許請求の範囲第′１項記載の地
   中の横穴にポリエチレンガス管を挿入する１）人。
4. （４）一端部Ｉｆ地土１５臨み、かつポリ」ニヂレンガ
   ス管挿入口が段りられていると其に、他端部が竪穴の底
   部に設置ノられたｌｉ’ｉ穴に臨むように配置・形成さ
   れＩこ中空１；１）状のゲージングと、このケーシング
   内の上トに対向して配設され、かつケーシングの長さｈ
   向に沿つＣ並設された、ポリ１ブーレンガス？τを案内
   りる多数σ月」一つ」丁と、前記ケーシング内に）晶Ｊ
   ａｉｌを供給Ｊる温風供給装置どを備えてなる地中の横
   穴ｔ；−ポリ上ブレンガス笛を沖入りる装置。