JP3031660U - 一体成形ボタン - Google Patents

一体成形ボタン

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Publication number
JP3031660U
JP3031660U JP1996004619U JP461996U JP3031660U JP 3031660 U JP3031660 U JP 3031660U JP 1996004619 U JP1996004619 U JP 1996004619U JP 461996 U JP461996 U JP 461996U JP 3031660 U JP3031660 U JP 3031660U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
buttons
switch
elastic
transmission
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996004619U
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English (en)
Inventor
宏 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ボタンの独立作動を確実にした一体成形ボ
タンを提供する。 【解決手段】 基板1に搭載されたスイッチ2を作動さ
せるボタン3、3、…、9、9、…と、ボタンのそれぞ
れを少なくとも2ヵ所で弾性支持する複数個の弾性支持
部4、4、…と、各ボタンを2ヵ所で弾性支持する弾性
支持部のそれぞれから基板側に突設され各ボタンによる
弾性運動が他のボタンに伝達するのを抑止する複数個の
伝達抑止部5、5、…とを一体成形するものである。ボ
タンに働いた押圧力の隣接するボタンへの伝達は、弾性
支持部から基板側に突設された伝達抑止部により妨げら
れるので、各ボタンの独立作動が確実になる。また、ボ
タンの動作は、それに対応するスイッチだけに限定され
るので、ストロークの長いスイッチの採用が可能であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一体成形ボタンに関し、特に、ボタンが一体成形された一体成形ボタ ンに係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
電話機、インターホン等にはテンキーTが使用されている(図3)。 このテンキーTに採用される従来の一体成形ボタンM’は、図2(a)、(b )に示すように、基板1に搭載されたスイッチ2、2、…を作動させるテンキー ボタン3、3、…および他のボタン9、9、…と、テンキーボタン3および他の ボタン9のそれぞれを少なくとも2箇所で弾性支持する複数個の弾性支持部とし てのばね性リブ40、40、…とが一体成形され、スイッチ2等が搭載された基 板1とともに、上筐体7、下筐体8からなるケースに収納されている。
【0003】 ばね性リブ40は、対になったループ40R、40Rを有する細長い形状である 。 使用時に所望のテンキーボタン3または他のボタン9を押すと、押されたテン キーボタン3または他のボタン9の両側のばね性リブ40、40が有する弾性に よって、容易に対応するスイッチ2の頭部20を押し下げ、スイッチ2が作動し て、電話機、インターホンから信号が送出される。ばね性リブ40は、対になっ たループ40R、40Rによってその弾性がより効率的に発揮される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一体成形ボタンM’は、ばね性リブ40とばね性リブ40の間にテ ンキーボタン3または他のボタン9が配置されるため、ばね性リブ40が有する 対になったループ40R、40Rを越えて隣接するテンキーボタン3または他のボ タン9に対応するスイッチ2の頭部20をも押し下げてしまうという難点があっ た。
【0005】 特にストロークの長いスイッチ2では、上述の誤動作発生の危険性が高いため 、ストロークの長いスイッチを採用できないという難点があった。 本考案は上述の難点を解消し、各テンキーボタンまたは他のボタンの独立作動 を確実にした一体成形ボタンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による一体成形ボタンは、基板に搭載されたスイッチを作動させるボタ ンと、ボタンのそれぞれを少なくとも2箇所で弾性支持する複数個の弾性支持部 と、各ボタンを2箇所で弾性支持する弾性支持部のそれぞれから基板側に突設さ れ各ボタンによる弾性運動が隣接するボタンに伝達するのを抑止する複数個の伝 達抑止部とを一体成形するものである。
【0007】 ボタンに働いた押圧力の隣接するボタンへの伝達は、弾性支持部から基板側に 突設された伝達抑止部により妨げられ、各ボタンの独立作動が確実になる。 また、ボタンの動作は、それに対応するスイッチだけに限定されるので、スト ロークの長いスイッチの採用が可能である。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案による一体成形ボタンの実施例を図に従って詳述する。 電話機、インターホン等のテンキーT(図3)として使用される本考案による 一体成形ボタンは、図1(a)、(b)に示すように、基板1に搭載されたスイ ッチ2、2、…を作動させるテンキーボタン3、3、…および他のボタン9、9 、…と、テンキーボタン3および他のボタン9のそれぞれを少なくとも2箇所で 弾性支持する複数個の弾性支持部としてのばね性リブ4、4、…と、これらばね 性リブ4、4、…から基板1側に突設され、各テンキーボタン3、3、…および 他のボタン9、9、…による弾性運動が他のテンキーボタン3、3、…および他 のボタン9、9、…に伝達するのを抑止する複数個の伝達抑止部としての固定リ ブ5、5、…とが一体成形され、この一体成形ボタンMは、スイッチ2等を搭載 した基板1とともに、上筐体7、下筐体8からなるケースに収納されている。
【0009】 ばね性リブ4、4、…は、対になったループ40R、40Rを有する細長い形状 で、このばね性リブ4とばね性リブ4の間にテンキーボタン3、3、…または他 のボタン9、9、…が配置され、更に、固定リブ5、5、…が、対になったルー プ4R、4Rに挟まれた位置(ばね性リブ4の中間点)において基板1側に対向し て立設され、ばね性リブ4、テンキーボタン3、固定リブ5、他のボタン9が一 体成形されている。
【0010】 固定リブ5の長さは、ばね性リブ4と基板間の距離Hと実質的に同一が好適で あるが、距離Hより多少短くても長くても同様の効果が得られる。 使用時に所望のテンキーボタン3または他のボタン9を押すと、両側のばね性 リブ4、4が有する弾性によって、押されたテンキーボタン3または他のボタン 9は容易に対応するスイッチ2の頭部20を押し下げ、スイッチ2が作動して電 話機、インターホンから信号が送出される。
【0011】 また、ばね性リブ4の中間点に設けられた固定リブ5によって、テンキーボタ ン3または他のボタン9が押されたときその両側のばね性リブ4、4にかかった 押圧力はそれぞれの固定リブ5、5で吸収され、基板1と隣接するテンキーボタ ン3または他のボタン9のばね性リブ4の間は一定距離Hに保たれるため、隣接 するテンキーボタン3または他のボタン9に影響を与えることはない。従って、 ストロークの長いスイッチを採用することも可能である。
【0012】
【考案の効果】
本考案による一体成形ボタンによれば、基板に搭載されたスイッチを作動させ るボタンと、ボタンのそれぞれを少なくとも2箇所で弾性支持する複数個の弾性 支持部と、各ボタンを2箇所で弾性支持する弾性支持部のそれぞれから基板側に 突設され各ボタンによる弾性運動が他の隣接するボタンに伝達するのを抑止する 複数個の伝達抑止部とを一体成形するものである。
【0013】 ボタンに働いた押圧力の隣接するボタンへの伝達は、弾性支持部から基板側に 突設された伝達抑止部により妨げられるので、各ボタンの独立作動が確実になる 。 また、ボタンの動作は、それに対応するスイッチだけに限定されるので、スト ロークの長いスイッチの採用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本考案による一体成形ボタン
の構造を説明する図である。
【図2】(a)、(b)は従来の一体成形ボタンの構造
および作用を説明する図である。
【図3】電話機、インターホンの外観図である。
【符号の説明】
1…基板 2…スイッチ 3…ボタン(テンキーボタン) 4…弾性支持部(ばね性リブ) 5…伝達抑止部(固定リブ) 9…ボタン(他のボタン)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板(1)に搭載されたスイッチ(2、
    2、…)を作動させるボタン(3、3、…、9、9、
    …)と、前記ボタンのそれぞれを少なくとも2箇所で弾
    性支持する複数個の弾性支持部(4、4、…)と、各ボ
    タンを前記2箇所で弾性支持する前記弾性支持部のそれ
    ぞれから前記基板側に突設され各ボタンによる弾性運動
    が隣接するボタンに伝達するのを抑止する複数個の伝達
    抑止部(5、5、…)とを一体成形することを特徴とす
    る一体成形ボタン。
JP1996004619U 1996-05-27 1996-05-27 一体成形ボタン Expired - Lifetime JP3031660U (ja)

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