JPH0529279A - 膜のエツチング方法 - Google Patents

膜のエツチング方法

Info

Publication number
JPH0529279A
JPH0529279A JP18093891A JP18093891A JPH0529279A JP H0529279 A JPH0529279 A JP H0529279A JP 18093891 A JP18093891 A JP 18093891A JP 18093891 A JP18093891 A JP 18093891A JP H0529279 A JPH0529279 A JP H0529279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
photoresist
etching
etched
polycrystalline silicon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18093891A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Ikeda
典弘 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP18093891A priority Critical patent/JPH0529279A/ja
Publication of JPH0529279A publication Critical patent/JPH0529279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のようにフォトレジストを用いてドライ
エッチングを行う場合に生じていた(1)フォトレジス
トから発生する脱ガスにより、反応種の進行が妨げら
れ、エッチング形状が損ねられる、(2)フォトレジス
トとエッチングガスとの反応生成物がエッチング形状を
損ねる、(3)長時間のエッチングを行うと、フォトレ
ジストの焼けや型崩れが生じる等の問題を解消すること
を目的とする。 【構成】 本発明は、シリコン半導体デバイスにおいて
所望のパターンにエッチングされるシリコン酸化膜7の
表面に、多結晶シリコン膜8を上記膜のエッチングパタ
ーンに従って形成し、この多結晶シリコン膜8をマスク
として上記膜7をエッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膜、例えばシリコン酸
化膜等の膜をエッチングする方法に関し、特に、エッチ
ングする場合のエッチングマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスにおける薄膜、例
えばシリコン酸化膜のエッチングしてパターニングする
場合、そのエッチングマスクとしては、フォトレジスト
膜が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにフォトレ
ジストを用いてドライエッチングを行う場合、(1)フ
ォトレジストから発生する脱ガスにより、反応種の進行
が妨げられ、エッチング形状が損ねられる、(2)フォ
トレジストとエッチングガスとの反応生成物がエッチン
グ形状を損ねる、(3)長時間のエッチングを行うと、
フォトレジストの焼けや型崩れが生じる等の問題があっ
た。また、エッチングより半導体デバイスにおける電極
のコンタクトホールを形成する場合には、上記反応生成
物がコンタクトホール内に付着し、コンタクト抵抗を劣
化させてしまっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の膜のエッチング
方法は、上述の課題を解決するものであり、所望のパタ
ーンにエッチングされる膜の表面に、多結晶シリコン膜
を上記膜のエッチングパターンに従って形成し、この多
結晶シリコン膜をマスクとして上記膜をエッチングする
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、多結晶シリコン膜が、例えば
シリコン酸化膜のエッチングマスクとして作用する。
【0006】
【実施例】図1乃至図5は本発明の加工方法の一実施例
の断面図であり、シリコン基板上に形成されたトランジ
スタを覆うシリコン酸化膜にコンタクトホールを形成す
る場合の方法を示している。
【0007】まず、図1に示す工程において、シリコン
基板1上に形成されたトランジスタ6を覆ってシリコン
酸化膜7が形成されている。より具体的には、シリコン
基板1のLOCOS酸化膜2によって分離された表面
に、ソース領域3とドレイン領域4とこれらの間の多結
晶シリコンからなるゲート電極5とにより構成されたト
ランジスタ6が形成され、更に、トランジスタ6を覆っ
て、膜厚約2μmのシリコン酸化膜7が形成されてい
る。
【0008】図2に示す工程において、シリコン酸化膜
7表面に、膜厚1400〜2800Åの範囲で、例えば
2000Åの多結晶シリコン膜8が形成される。
【0009】図3に示す工程において、多結晶シリコン
膜8上に、膜厚400〜5400Åの範囲、好ましくは
膜厚800〜5800Åの範囲のフォトレジスト膜9が
パターニング形成される。
【0010】図4に示す工程において、フォトレジスト
膜9のパターニングに応じて多結晶シリコン膜8がエッ
チングされ、その後、フォトレジスト膜9が除去され
る。
【0011】最後に、図5に示す工程において、パター
ニングされている多結晶シリコン膜8をマスクとして、
シリコン酸化膜7がエッチングされ、ソース領域3、ド
レイン領域4及びゲート電極5に連なるコンタクトホー
ル10がシリコン酸化膜7に形成される。
【0012】以上のように、本発明によれば、シリコン
酸化膜7のエッチングは、多結晶シリコン膜8をマスク
として成される。以下に、本発明の利点について、従来
例と比較して説明する。
【0013】まず、本発明において、多結晶シリコン膜
8をCF4+O2のエッチングガスを用いてエッチングす
る場合の、多結晶シリコン膜8とフォトレジスト膜9と
のエッチングレート比は約5であるので、膜厚2000
Åの多結晶シリコン膜8をエッチングする場合、フォト
レジスト膜9の膜厚は、少なくとも400Åでよく、マ
ージンを2倍にとっても800Åあればよい。更に、フ
ォトレジスト膜9が形成される多結晶シリコン膜8の表
面に存在する5000Å程度の段差を考慮したとして
も、フォトレジスト膜9の膜厚は5800Åでよい。
【0014】また、シリコン酸化膜7をCHF3または
CF4+H2のエッチングガスを用いてエッチングする場
合の、多結晶シリコン膜8とシリコン酸化膜7のエッチ
ングレート比は、約15であるので、膜厚2μmのシリ
コン酸化膜7をエッチングする場合、多結晶シリコン膜
8の膜厚は、少なくとも1400Åでよく、マージンを
2倍にとっても、2800Åあればよい。
【0015】以上のように、本発明によれば、マスクと
して用いられるフォトレジスト膜9及び多結晶シリコン
膜8の膜厚は、非常に薄くてよく、特にフォトレジスト
膜9の膜厚が薄くなることは、上述の発明が解決しよう
とする課題の項で述べた(1)〜(3)の各課題を解決
するに十分な効果を発揮する。
【0016】一方、従来例のように、膜厚2μmのシリ
コン酸化膜7をフォトレジスト膜を用いてエッチングす
る場合には、シリコン酸化膜7とフォトレジストとのエ
ッチングレート比は約5であるので、フォトレジスト膜
9の膜厚は、少なくとも4000Åが必要であり、マー
ジンを2倍にとった場合、8000Å必要である。更
に、フォトレジスト膜9が形成されるシリコン酸化膜8
の表面に段差が5000Å程度存在すると、フォトレジ
スト膜9は1.3μmもの膜厚が必要となる。
【0017】このように、非常に大なる膜厚のフォトレ
ジスト膜9を用いると、パターンの微細化に際してフォ
トレジスト膜に要求される解像度と焦点深度の点から見
て非常に不利となり、更には、(1)〜(3)の各課題
を解決するに至らない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、シリコン半導体デバイスにお
いて所望のパターンにエッチングされる膜の表面に、多
結晶シリコン膜を上記膜のエッチングパターンに従って
形成し、この多結晶シリコン膜をマスクとして上記膜を
エッチングするので、従来のようにフォトレジストを用
いてドライエッチングを行う場合に生じていた(1)フ
ォトレジストから発生する脱ガスにより、反応種の進行
が妨げられ、エッチング形状が損ねられる、(2)フォ
トレジストとエッチングガスとの反応生成物がエッチン
グ形状を損ねる、(3)長時間のエッチングを行うと、
フォトレジストの焼けや型崩れが生じる等の問題が解決
される。また、反応生成物はシリコンを主体とする生成
物であるので、これが発生したとしても何ら悪影響を与
えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明加工方法の第1工程を示す断面図であ
る。
【図2】本発明加工方法の第2工程を示す断面図であ
る。
【図3】本発明加工方法の第3工程を示す断面図であ
る。
【図4】本発明加工方法の第4工程を示す断面図であ
る。
【図5】本発明加工方法の最終工程を示す断面図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シリコン半導体デバイスにおいて所望の
    パターンにエッチングされる膜の表面に、多結晶シリコ
    ン膜を上記膜のエッチングパターンに従って形成し、こ
    の多結晶シリコン膜をマスクとして上記膜をエッチング
    することを特徴とする膜のエッチング方法。
JP18093891A 1991-07-22 1991-07-22 膜のエツチング方法 Pending JPH0529279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18093891A JPH0529279A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 膜のエツチング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18093891A JPH0529279A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 膜のエツチング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529279A true JPH0529279A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16091906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18093891A Pending JPH0529279A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 膜のエツチング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529279A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4352724A (en) Method of manufacturing a semiconductor device
JPH11330245A (ja) 半導体装置のコンタクト形成方法
JPH11204504A (ja) シリコン層のエッチング方法
US6008121A (en) Etching high aspect contact holes in solid state devices
JPH0529279A (ja) 膜のエツチング方法
JP2907314B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06333886A (ja) コンタクトホールの形成方法
JPH0483336A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3312409B2 (ja) 多層配線構造の半導体装置
JPS62261153A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2798944B2 (ja) 薄膜形成方法
JPH1065000A (ja) 半導体装置のコンタクトホール形成方法
JPH06151459A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JPH065562A (ja) 半導体薄膜の形成方法
JPS6336547A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100281270B1 (ko) 반도체소자의 콘택 제조방법
JPH06295888A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS61296722A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06140516A (ja) コンタクト形成方法
JPH0481323B2 (ja)
KR920007067A (ko) 반도체 제조중 콘택트홀의 형성방법
JPH05343347A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06151352A (ja) 半導体装置の製造方法
KR970052482A (ko) 반도체 장치 제조 방법
JPH11214515A (ja) 半導体素子の配線構造及びその製造方法