JPH0528883U - 突き出し窓の回転軸構造 - Google Patents

突き出し窓の回転軸構造

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JPH0528883U
JPH0528883U JP6973191U JP6973191U JPH0528883U JP H0528883 U JPH0528883 U JP H0528883U JP 6973191 U JP6973191 U JP 6973191U JP 6973191 U JP6973191 U JP 6973191U JP H0528883 U JPH0528883 U JP H0528883U
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哲夫 藤原
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ニユーウオールシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障子の略90度回転可能とすると共に左右方
向への動きを防止する。 【構成】 上枠1の下端部に室内方向に張出する支持腕
4、該支持腕4の上には回転摺動可能に支持される円柱
体6が先端に形成され、そこから所定長さを有する腕体
7の先端から該腕体7の長さを外周面の半径とする略1/
4周の上体8a、その接線方向に引き続き形成した中体
8bを介して上枠1の表面板2側に延長する下体8cか
らなるフック体8、該フック体8から前記表面板2に平
行する障子本体枠9が一体成形され、前記支持腕4の先
端とアダプター11の受圧面10の下端との間の距離D
は円柱体6の外周面下端点と腕体7の外周面との間の長
さLより狭く、該円柱体6の中心と支持腕4の下面との
間の間隔δは該円柱体6の中心からフック体8の上体8
aの内周面までの半径γより小さく構成される。 【効果】 開扉角度が略90度可能で、左右方向への動
きが確実に防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上枠と障子にそれぞれ凹凸係合を有する回転軸を備えた突き出し窓 において、簡単なサッシ組立で障子の略90度回転を可能とさせると共に障子の 左右方向への動きを防止した突き出し窓の回転軸構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の突き出し窓は、図7に示されているように、上枠21と上框22との間 に2〜3個程度の蝶番23を取り付け、それを障子24の回転軸とする形式であ るために、該障子24の回転可能角度はせいぜい60度程度で、それ以上の開扉 角度に回転させることは構造上不可能であり、そのため、該障子の開扉角度が狭 く、又、前記蝶番取付作業があって使用性と作業性に劣り、又、該障子24の左 右方向への動きを止めるために左右竪枠にプラスチック製のブロックをビス止め していたため、そのブロックのビス止め作業を要するだけでなく、そのブロック が室内外から見えるために目障りであり、更に、サッシが着色製品である場合に は、当該サッシの色とブロックの色との色合わせが難しく、その色彩を調和させ るのは非常に面倒な作業であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の如き回転軸としての蝶番機構に代わり、組立簡易にして 且つ構造的に堅牢であり、開扉角度も略90度と大きな回転角度が得られ、それ により使用性並びに作業性が飛躍的に向上し、又、上記従来の如きのブロックを 使用しないようにして外観的にも良好な突き出し窓の回転軸構造を得ようとする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き観点に鑑みてなされたものであって、上枠の表面板には 室内方向に一体に形成された構造枠が設けられ、下端部に室内方向に張出する支 持腕が一体に形成され、該支持腕の上部には該構造枠とで形成する空間が設けら れ、前記支持腕の上には回転摺動可能に支持される円柱体が先端に形成され、該 円柱体から所定長さの腕体を有し、該腕体の先端から該腕体の長さを外周面の半 径とする孤状上体を略1/4周形成し、更にその接線方向に引き続いて形成した直 状中体を介して更に上枠の表面板側に延長する下体からなるフック体が一連に 形成され、該フック体から前記表面板に平行する障子本体枠が一体成形され、前 記支持腕の先端とアダプターの受圧面の下端との間の距離は円柱体の外周面下端 点と腕体の外周面との間の長さより狭く、又、該円柱体の中心と支持腕の下面と の間の間隔は該円柱体の中心からフック体の上体の内周面までの半径より小さく なるように設定され、又、必要により、前記アダプターには所定位置から下方に 一体に張出形成された下垂枠が設けられ、該下垂枠には前記障子本体枠の両端に 対応する位置に振止片が固定されている突き出し窓の回転軸構造を提供しようと するものである。
【0005】
【作用及び実施例】
以下、本考案一実施例の構成を図面図1及び図2を参照しながら説明する。 上枠1の室外側に面する表面板2にはその上方所定位置には該表面板2に対し て室内方向に直交して一体に形成された構造枠3が設けられ、下端部に室内方向 に張出する所定長さの支持腕4が一体に形成され、該支持腕4の上部には該構造 枠3とで形成する所要の大きな空間5が設けられている。前記支持腕4の上には 回転摺動可能に支持される円柱体6が先端に形成され、該円柱体6から所定長さ の腕体7を有し、該腕体7の先端から該腕体7の長さを外周面の半径とする孤状 上体8aを略1/4周形成し、更にその接線方向に引き続いて形成した若干の長さ の直状中体8bを介して更に孤状を呈して上枠1の表面板2側に延長する孤状 下体8cからなるフック体8が一連に形成され、該フック体8から前記表面板2 に平行する障子本体枠9が一体成形されている。
【0006】 前記上枠1の支持腕4には前記障子本体枠9のフック体8が懸垂され、それに より腕体7先端の円柱体6が該支持腕4に回転摺動可能に支持されている。前記 フック体8の孤状上体8aの外側の空間5には該上体8a外面に対して摺動自在 に接触支持する孤状受圧面10を有するアダプター11が前記構造枠3にビス等 の固定子12により取付け取外し自在に固定されている。
【0007】 前記アダプター11を上記の如く構造枠3に取り付けたとき、前記支持腕4の 先端とアダプター11の受圧面10の下端との間の距離Dは円柱体6の外周面下 端点と腕体7の外周面との間の長さLより狭く、又、該円柱体6の中心と支持腕 4の下面との間の間隔δは該円柱体6の中心からフック体8の上体8aの内周面 までの半径γより小さくなるように設定されている。
【0008】 また、前記アダプター11には所定位置から下方に一体に張出形成された下垂 枠13が設けられ、該下垂枠13には前記障子本体枠9の両端に対応する位置に 振止片14をビス等の固定子15により固定し、それにより前記障子本体枠9の 左右方向への移動が阻止されるようになされている。
【0009】 次に、作用について図3乃至図6を参照しながら説明する。 当該図面はいずれも要部の動作を障子本体枠9の閉扉状態から略90度の開扉 状態までの回転の進行状況に合わせて記載された概略図であり、障子本体枠9が 閉扉のときを表している図3並びに障子本体枠9が円柱体6を回転の中心として 開扉角度を90度近くまで順を追って回転された状態を表している図4及び図5 の図面から容易に分かるように、該障子本体枠9は上枠1に対して逸脱不可能に 係合されており、図6の障子本体枠9が略90度の開扉状態に至った場合でも、 該障子本体枠9は上枠1に対して逸脱不可能に係合されている。それは、前記支 持腕4の先端とアダプター11の受圧面10の下端との間の距離Dは円柱体6の 外周面下端点と腕体7の外周面との間の長さLより狭くなるように設定されてい るために、前記アダプター11を取り外さない限り、障子本体枠9のフック体8 は前記上枠1から如何様にしても絶対に取り外し不可能である。
【0010】 そして、前記円柱体6の中心と支持腕4の下面との間の間隔δは該円柱体6の 中心からフック体8の上体8aの内周面までの半径γより小さくなるように設定 されているために、障子本体枠9が90度回転できる。また、前記振止片14に より障子本体枠9の左右方向(障子の幅方向)へのずれが防止できる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、以上の説明により明らかなように、回転摺動可能に支持されるフッ ク体と障子本体枠とがアルミ型材として一体成形され、該障子本体枠はそのフッ ク体を上枠の支持腕に懸垂させ、アダプターを取り付けるだけの簡単な構造で、 簡単に組み立てられ、しかも構造的に堅牢であり、開扉角度も略90度と大きな 回転角度が得られると共に前記障子本体枠の左右方向への移動が阻止される等、 使用性並びに作業性が飛躍的に向上すると共に、安全性が極めて高い外、外観も 良好な突き出し窓の回転軸構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の全体構成を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案一実施例の障子本体枠が閉扉状態の要部
拡大断面図である。
【図4】本考案一実施例の障子本体枠が回転し開扉した
状態の要部拡大断面図である。
【図5】本考案一実施例の障子本体枠がさらに回転して
開扉した状態の要部拡大断面図である。
【図6】本考案一実施例の障子本体枠が略90度の開扉
状態に至った状態の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 上枠 2 表面板 3 構造枠 4 支持腕 5 空間 6 円柱体 7 腕体 8 フック体 9 障子本体枠 10 受圧面 11 アダプター 13 下垂枠 14 振止片 D 支持腕4の先端とアダプター11の受圧面10の下
端との間の距離 L 円柱体6の外周面下端点と腕体7の外周面との間の
長さ δ 円柱体6の中心と支持腕4の下面との間の間隔 γ 円柱体6の中心からフック体8の上体8aの内周面
までの半径
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の全体構成を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本考案一実施例の障子本体枠が閉扉状態の要部
拡大断面図である。
【図4】本考案一実施例の障子本体枠が回転し開扉した
状態の要部拡大断面図である。
【図5】本考案一実施例の障子本体枠がさらに回転して
開扉した状態の要部拡大断面図である。
【図6】本考案一実施例の障子本体枠が略90度の開扉
状態に至った状態の要部拡大断面図である。
【図7】従来の一例の要部の構成を示す縦断面図であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠1の表面板2には室内方向に一体に
    形成された構造枠3が設けられ、下端部に室内方向に張
    出する支持腕4が一体に形成され、該支持腕4の上部に
    は該構造枠3とで形成する空間5が設けられ、前記支持
    腕4の上には回転摺動可能に支持される円柱体6が先端
    に形成され、該円柱体6から所定長さの腕体7を有し、
    該腕体7の先端から該腕体7の長さを外周面の半径とす
    る孤状上体8aを略1/4周形成し、更にその接線方向に
    引き続いて形成した直状中体8bを介して更に上枠1の
    表面板2側に延長する下体8cからなるフック体8が一
    連に形成され、該フック体8から前記表面板2に平行す
    る障子本体枠9が一体成形され、前記支持腕4の先端と
    アダプター11の受圧面10の下端との間の距離Dは円
    柱体6の外周面下端点と腕体7の外周面との間の長さL
    より狭く、又、該円柱体6の中心と支持腕4の下面との
    間の間隔δは該円柱体6の中心からフック体8の上体8
    aの内周面までの半径γより小さくなるように設定され
    ていることを特徴とする突き出し窓の回転軸構造。
  2. 【請求項2】 前記アダプター11には所定位置から下
    方に一体に張出形成された下垂枠13が設けられ、該下
    垂枠13には前記障子本体枠9の両端に対応する位置に
    振止片14が固定されている請求項1記載突き出し窓の
    回転軸構造。
JP6973191U 1991-08-06 1991-08-06 突き出し窓の回転軸構造 Expired - Lifetime JPH0744713Y2 (ja)

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