JPH052864U - リフトアンドキヤリー装置 - Google Patents

リフトアンドキヤリー装置

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JPH052864U
JPH052864U JP5844491U JP5844491U JPH052864U JP H052864 U JPH052864 U JP H052864U JP 5844491 U JP5844491 U JP 5844491U JP 5844491 U JP5844491 U JP 5844491U JP H052864 U JPH052864 U JP H052864U
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義郎 広瀬
淳 大廻
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベース2に設けた案内レール10上にスライ
ド体12を所定ストロークS往復動自在に案内し、この
スライド体12上にワーク搬送体21を平行リンク22
を介して連結し、このワーク搬送体21の搬送ピッチP
をスライド体12の所定ストロークSより小さく設定す
る。前後ストッパ23,24をベース2に設け、前
(後)ストッパ23,(24)にワーク搬送体21が当
接した時、ワーク搬送体21に対するスライド体12の
相対移動によりワーク搬送体21をワーク載置面8に対
し没入(突出)するように構成し、ワーク搬送体21と
スライド体12との間に前記突出状態を保ち当接ボルト
28、当接部材29及びバネ27よりなる保持機構26
を介在した。 【効果】 スライド体を往復動させるだけで、ワーク搬
送体は上昇−水平前進移動−下降−水平後退移動の順に
動作し、ワーク搬送を1つの駆動源で行うことができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワークを搬送するリフトアンドキャリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般のリフトアンドキャリー装置は、ワーク搬送体にリフト用駆動源及び シフト用駆動源を連結し、このワーク搬送体をベース上に設けた水平なワーク載 置面に対し、出没可能及び搬送方向に搬送ピッチ往復動可能とし、上昇−水平前 進移動−下降−水平後退移動の順にワーク搬送体を動作させ、ワーク載置面上に 載置されたワークをワーク搬送体ですくい上げて所定の搬送位置まで移動させた 後、下降させて再びワーク載置面上へ載置して搬送するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のリフトアンドキャリー装置では、ワーク搬送体に水平移動と昇降移 動させるのに夫々別々の駆動源を用いており、これは装置がコスト高となる要因 となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案では、ベース上に設けた水平なワーク載置面に 対し出没可能で、しかも搬送方向に搬送ピッチ往復動するワーク搬送体を備えた リフトアンドキャリー装置において、ベースにスライド体を搬送方向に所定スト ローク往復動自在に支持し、このスライド体上にワーク搬送体を上下方向の複数 の平行リンクを介して連結し、ワーク搬送体の搬送ピッチを設定する前後ストッ パをベースに設け、前記スライド体のストロークを搬送ピッチより大きく設定し て、前ストッパにワーク搬送体が当接した状態で、ワーク搬送体に対するスライ ド体の相対移動によりワーク搬送体をワーク載置面に対し没入させ、後ストッパ にワーク搬送体が当接した状態で突出させ、かつ突出状態で前記各平行リンクが 死点を越える位置となるよう構成し、ワーク搬送体とスライド本間には前記突出 状態を保つ保持機構を介在させたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
スライド体を搬送方向に所定ストローク往復運動させ、それより短いストロー クのワーク搬送体が一方のストロークエンドに達した状態でスライド体が更に移 動し、これによって平行リンクが回動してワーク搬送体をワーク載置面より押上 げ、この突出状態のままワーク搬送体が他方のストロークエンドに達するまで搬 送ピッチ水平移動し、ストロークエンドでは平行リンクが逆方向に回動してワー ク搬送体はワーク載置面より没入し、この没入状態のままワーク搬送体が再び一 方のストロークエンドに達するまで反対方向に搬送ピッチ水平移動する。
【0006】
【実施例】
図面において、本考案のリフトアンドキャリー装置1につてい説明する。ベー ス2は4本の足3の上下部に夫々4本づつの支持バー4を取付け組立てられてい る。足3の上端には、左右方向に伸びる2本のL字ブラケット5が取付けられ、 この2本のL字ブラケット5間には前後方向(搬送方向)Yに伸びる複数の逆L 字ブラケット6が横架され、この逆L字ブラケット62本について1つづつのテ ーブル7が固定されている。このテーブル7の上面は、ワークWが載置される水 平なワーク載置面8となっている。前記ベースの支持バー7のうち足3の上部に 取付けられ左右方向に伸びる2本の支持バー4の間には、前後方向に伸びる2本 の案内レール10が横架され、この案内レール10には、4本の角材12a,1 2bを矩形に組付けて成るスライド体12の下面に取付けた案内子13が案内さ れている。また図4に示すようにこの支持バー4の中央部には、取付けプレート 14を介して駆動モータ15が固定され、このモータの出力軸15aに、先端に 連結アーム16の一端が回動自在にピン連結された回転アーム17を取付け、連 結アーム16の他端をスライド体12に枢着してある。従って駆動モータ15の 回転により、スライド体12が案内レール10に沿って前後方向に所定ストロー クS往復動するようになっている。
【0007】 次に、ワーク搬送体21は、左右方向に伸びる2本の角材21a,21aと前 後方向の角材21b,21bとを組付け、角材21a上面に前後方向に伸びる複 数のワーク搬送体バー20を備えて成る。角材21bと角材12bとは上下方向 の4本の平行リンク22を介して連結してある。前記ベース2のL字ブラケット 5には、このワーク搬送体21と対向する位置に前後ストッパ23,24が螺着 され、所定ストロークS往復動するスライド体12がストロークエンドに近づい て時、この前後ストッパ23,24にワーク搬送体21が当接し、ワーク搬送体 21は前記スライド体12のストロークSより小さな搬送ピッチPで往復動する ようになっている。スライド体12のストロークSとワーク搬送体21の搬送ピ ッチPとの差(S−P)、各平行リンク22の取付け傾斜面及び長さは、ワーク 搬送体21が後ストッパ23に当接したとき、スライド体12とワーク搬送体2 1の相対移動によりワーク搬送体はスライド体12上面より押上げられ、上昇移 動(図4においてLで示す)を行いワーク搬送バー20の上面がワーク載置面8 より所定量突出し、またワーク搬送体21が前ストッパ24に当接した時、前記 同様の相対移動でワーク搬送体21は押下げられ、下降移動を行いワーク搬送バ ー20の上面がワーク載置面8より没入し、しかも前記突出状態で各平行リンク 22が死点を越える位置(図3に示す)に位置するように設定されている。
【0008】 図4において26は、バネ27、当接ボルト28及び当接部材29よりなる保 持機構であり、このバネ26はスライド体12とワーク搬送体21との間で前後 方向に所定角傾斜して取付けられている。当接ボルト28はワーク搬送体21の 角材21aの内壁に、当接部材29はスライド体12の角材12aの内壁に夫々 取付けられ、ワーク搬送体21が後ストッパ23に当接した後、前記したように 各平行リンク22が死点を越える位置に位置すると、当接ボルト28と当接部材 29とが当接し、また前記バネ27によりスライド体12とワーク搬送体21と の間に時計方向のモーメントが働くので、スライド体12に対してワーク搬送体 21が位置決めされ、ワーク搬送バー20がワーク載置面8より突出した状態( 図中想像線で示す)に保持される。尚、この保持機構26のバネ27を使用せず 、ワーク搬送体21の自重によりワーク搬送バー20の突出状態を保持するよう に、スライド体12のストロークSとワーク搬送体21の搬送ピッチPとの差( S−P)等を設定しても良い。
【0009】 次に、以上のように構成されたリフトアンドキャリー装置1の作用について説 明する。駆動モータ15を回転させると、図4で実線で示すように上面にワーク 搬送体21を載置した状態のスライド体12は搬送方向前方のストロークエンド から後方のストロークエンドに向かってこの状態のまま水平移動する。そして、 スライド体12が後方のストロークエンドに近づくと、ワーク搬送体21は後ス トッパ23と当接し、更にスライド体12が後方へ移動すると平行リンク22が 回動し、ワーク搬送体21がスライド体12面上より押上げられる。これにより 、ワーク搬送バー20の上面はワーク載置面8より突出し、このワーク搬送バー 20によりテーブル7の搬入位置Aに載置されていたワークWはテーブル7より 持上げられる。その後、スライド体12が後方のストロークエンドに達すると、 平行リンク22が死点を越えワーク搬送体21の当接ボルト28とスライド体1 2の当接部材22とが当接し、(図4で仮想線で示す)ワーク搬送体21の上昇 移動が規制され、また、バネ27によりワーク搬送体21とスライド体12との 間に時計方向のモーメントが働き、ワーク搬送バー20の突出状態(図1に示す 状態)は保持される。そして、スライド体12が再び前方のストロークエンドに 向かって水平移動を行うと共にワークWを持上げたワーク搬送バー20は、突出 状態を保持されたまま水平移動を行う。そしてスライド体12が前方のストロー クエンドに近づきワーク搬送体21が前ストッパ24に当接すると、前記同様の スライド体12との相対移動によりワーク搬送体21は、押下げられ再びスライ ド体12上に載置された状態のまま下降移動を行う。従ってワーク搬送バー20 はワーク載置面8により没入し、ワークWを搬入位置Aよりワーク搬送体21の 搬送ピッチP分だけ搬送した位置のテーブル7上に載置する。その後以上の動作 を繰り返し行い、搬入位置Aのワークを搬出位置Bまで搬送する。
【0010】 以上のように本実施例のリフトアンドキャリー装置1では、1つの駆動モータ 15によりスライド体12を所定ストローク往復移動させるだけで、このスライ ド体12に平行リンク22を介して連結されたワーク搬送体21は上昇−水平前 進移動−下降−水平後退移動の順で動作し、ワーク搬送体21面上に固定された ワーク搬送バー20でワークWを搬送することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案のリフトアンドキャリー装置では、スライド体を往復動さ せるだけでワーク搬送体は上昇−水平移動−下降−水平移動の順で動作すること ができるので、従来のように2つの駆動源を必要とせず1つの駆動源だけでワー クの搬送を行うことができ、装置のコストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リフトアンドキャリー装置の正面図であり、ワ
ーク搬送体が後ストッパに当接した状態を示した図であ
る。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面拡大図であり、ワーク搬送
体が前ストッパに当接した状態を示した図である。
【符号の説明】
1 リフトアンドキャリー装置、 2 ベース、 8
ワーク載置面、12 スライド体、 21 ワーク搬送
体、 22 平行リンク、23,24 前後ストッパ、
26 保持機構、S スライド体の所定ストローク、
P 搬送ピッチ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ベース上に設けた水平なワーク載置面に
    対し出没可能で、しかも搬送方向に搬送ピッチ往復動す
    るワーク搬送体を備えたリフトアンドキャリー装置にお
    いて、ベースにスライド体を搬送方向に所定ストローク
    往復動自在に支持し、このスライド体上にワーク搬送体
    を上下方向の複数の平行リンクを介して連結し、ワーク
    搬送体の搬送ピッチを設定する前後ストッパをベースに
    設け、前記スライド体のストロークを搬送ピッチより大
    きく設定して、前ストッパにワーク搬送体が当接した状
    態で、ワーク搬送体に対するスライド体の相対移動によ
    りワーク搬送体をワーク載置面に対し没入させ、後スト
    ッパにワーク搬送体が当接した状態で突出させ、かつ突
    出状態で前記各平行リンクが死点を越える位置となるよ
    う構成し、ワーク搬送体とスライド本間には前記突出状
    態を保つ保持機構を介在させたことを特徴とするリフト
    アンドキャリー装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010235227A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Toyota Motor Corp 搬送装置及び搬送方法
WO2015059758A1 (ja) * 2013-10-21 2015-04-30 富士機械製造株式会社 搬送装置およびそれを含んで構成された作業システム

Cited By (3)

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WO2015059758A1 (ja) * 2013-10-21 2015-04-30 富士機械製造株式会社 搬送装置およびそれを含んで構成された作業システム
JPWO2015059758A1 (ja) * 2013-10-21 2017-03-09 富士機械製造株式会社 搬送装置およびそれを含んで構成された作業システム

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