JPH0528628Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528628Y2 JPH0528628Y2 JP1987108001U JP10800187U JPH0528628Y2 JP H0528628 Y2 JPH0528628 Y2 JP H0528628Y2 JP 1987108001 U JP1987108001 U JP 1987108001U JP 10800187 U JP10800187 U JP 10800187U JP H0528628 Y2 JPH0528628 Y2 JP H0528628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- lower flange
- circumferential surface
- contact portion
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 31
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 21
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 14
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 14
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/041—Details
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08785—Envelopes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08728—Reels or cores; positioning of the reels in the cassette
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、テープリールをシエル内に収容した
ビデオテープカセツトに関し、特に輸送中の振動
等でテープリールの上、下フランジの外周面がシ
エルの仕切壁の内周面に接触して、上、下フラン
ジやシエルの剥離片や摩耗粉等が発生するのを確
実に防止することができるようにしたものであ
る。
ビデオテープカセツトに関し、特に輸送中の振動
等でテープリールの上、下フランジの外周面がシ
エルの仕切壁の内周面に接触して、上、下フラン
ジやシエルの剥離片や摩耗粉等が発生するのを確
実に防止することができるようにしたものであ
る。
[考案の概要]
本考案は、テープ巻取軸の上、下端に上、下フ
ランジを設けると共に、下フランジの中央部から
はハブ部を突設したテープリールと、前記ハブ部
を下シエルに設けたハブ部挿入孔内に遊嵌した状
態で前記テープリールを回転可能に収容している
シエルとを備えているビデオテープカセツトにお
いて、 前記下シエルのハブ部挿入孔の周縁部には、該
孔と同心円状の下フランジ接触部を設ける一方、
下フランジには、前記下フランジ接触部の内周面
に外周面が当接するシエル接触部を形成すること
により、 ビデオテープカセツトを輸送或は持ち運びする
際などにおいて、その振動でテープリールがシエ
ル内で揺動した場合に、前記下フランジに設けた
シエル接触部の外周面が、下フランジのハブ部挿
入孔の周縁部に設けた下フランジ接触部の内周面
に接触して、該接触部で摩耗粉等が発生するよう
にし、輸送中等において、テープリールがシエル
内で揺動することにより発生する摩耗粉等がテー
プ巻取軸に巻き付けられているテープに付着した
り、或は、摩耗粉等がテープに付着することが原
因で起きるドロツプアウト等を可及的に防止する
ことができるようにしたものである。
ランジを設けると共に、下フランジの中央部から
はハブ部を突設したテープリールと、前記ハブ部
を下シエルに設けたハブ部挿入孔内に遊嵌した状
態で前記テープリールを回転可能に収容している
シエルとを備えているビデオテープカセツトにお
いて、 前記下シエルのハブ部挿入孔の周縁部には、該
孔と同心円状の下フランジ接触部を設ける一方、
下フランジには、前記下フランジ接触部の内周面
に外周面が当接するシエル接触部を形成すること
により、 ビデオテープカセツトを輸送或は持ち運びする
際などにおいて、その振動でテープリールがシエ
ル内で揺動した場合に、前記下フランジに設けた
シエル接触部の外周面が、下フランジのハブ部挿
入孔の周縁部に設けた下フランジ接触部の内周面
に接触して、該接触部で摩耗粉等が発生するよう
にし、輸送中等において、テープリールがシエル
内で揺動することにより発生する摩耗粉等がテー
プ巻取軸に巻き付けられているテープに付着した
り、或は、摩耗粉等がテープに付着することが原
因で起きるドロツプアウト等を可及的に防止する
ことができるようにしたものである。
[従来の技術]
ビデオテープカセツトとして、第5図は示した
ように、テープ巻取軸1aの上、下端に上、下フ
ランジ1b,1cを設けると共に、下フランジ1
cの中央部からはハブ部1dを突設したテープリ
ール1と、前記ハブ部1dを下シエル2aに設け
たハブ部挿入孔3内に遊嵌した状態で前記テープ
リール1を回転可能に収容しているシエル2と備
えたものが広く一般に使用されている。なお2b
は下シエル2aと共にシエル2を構成している上
シエルである。
ように、テープ巻取軸1aの上、下端に上、下フ
ランジ1b,1cを設けると共に、下フランジ1
cの中央部からはハブ部1dを突設したテープリ
ール1と、前記ハブ部1dを下シエル2aに設け
たハブ部挿入孔3内に遊嵌した状態で前記テープ
リール1を回転可能に収容しているシエル2と備
えたものが広く一般に使用されている。なお2b
は下シエル2aと共にシエル2を構成している上
シエルである。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、上記従来のビデオテープカセツトに
おいては、輸送或は持ち運びをする際の振動でテ
ープリール1がシエル2内で揺動し、テープリー
ル1の上、下フランジ1b,1cの外周面がシエ
ル2の仕切壁2cの内周面に当接して、擦られた
状態になるために、上、下フランジ1b,1cや
シエル2の摩耗粉等が発生し、これがテープ巻取
軸1aに巻き付けられているテープTに付着し
て、所謂ドロツプアウト等の原因になるという問
題点があつた。
おいては、輸送或は持ち運びをする際の振動でテ
ープリール1がシエル2内で揺動し、テープリー
ル1の上、下フランジ1b,1cの外周面がシエ
ル2の仕切壁2cの内周面に当接して、擦られた
状態になるために、上、下フランジ1b,1cや
シエル2の摩耗粉等が発生し、これがテープ巻取
軸1aに巻き付けられているテープTに付着し
て、所謂ドロツプアウト等の原因になるという問
題点があつた。
テープリール1の上、下フランジ1b,1cの
外周面がシエル2の仕切壁2cの内周面に当接す
るようになつているのは、ハブ部1dとハブ部挿
入孔3の周面との間に所定の間隙G(所謂Gスペ
ツク)を確保するためである。
外周面がシエル2の仕切壁2cの内周面に当接す
るようになつているのは、ハブ部1dとハブ部挿
入孔3の周面との間に所定の間隙G(所謂Gスペ
ツク)を確保するためである。
本考案は、下シエルのハブ部挿入孔の周縁部
に、該孔と同心円状の下フランジ接触部を設ける
一方、下フランジには、前記下フランジ接触部の
内周面に外周面が当接するシエル接触部を形成
し、ビデオテープカセツトを輸送する際などにお
いて、その振動でテープリールがシエル内で振動
した場合に、前記下フランジに設けたシエル接触
部の外周面が、下シエルのハブ部挿入孔の周縁部
に設けた下フランジ接触部の内周面に接触し、該
部で摩耗粉等が発生するようにして上記従来の問
題点を解決することができるようにしたものであ
る。
に、該孔と同心円状の下フランジ接触部を設ける
一方、下フランジには、前記下フランジ接触部の
内周面に外周面が当接するシエル接触部を形成
し、ビデオテープカセツトを輸送する際などにお
いて、その振動でテープリールがシエル内で振動
した場合に、前記下フランジに設けたシエル接触
部の外周面が、下シエルのハブ部挿入孔の周縁部
に設けた下フランジ接触部の内周面に接触し、該
部で摩耗粉等が発生するようにして上記従来の問
題点を解決することができるようにしたものであ
る。
なお実開昭61−140491号公報には、下シエルの
ハブ部挿入孔の周縁部に下フランジ接触部を設
け、フランジにはシエル接触部を設けたビデオテ
ープカセツトが記載されているが、実開昭61−
140491号公報のビデオテープカセツトは上記構成
により、テープリールの外れを防止すると共に、
上フランジとハブ部との連結部の破損を防止する
ことを目的とするものであり、本願と目的を異に
する。
ハブ部挿入孔の周縁部に下フランジ接触部を設
け、フランジにはシエル接触部を設けたビデオテ
ープカセツトが記載されているが、実開昭61−
140491号公報のビデオテープカセツトは上記構成
により、テープリールの外れを防止すると共に、
上フランジとハブ部との連結部の破損を防止する
ことを目的とするものであり、本願と目的を異に
する。
[問題点を解決するための手段]
テープ巻取軸の上、下端に上、下フランジを設
けると共に、下フランジの中央部からはハブ部を
突設したテープリールと、前記ハブ部を下シエル
に設けたハブ部挿入孔内に遊嵌した状態で前記テ
ープリールを回転可能に収容しているシエルとを
備えていて、前記下シエルのハブ部挿入孔の周縁
部には、該孔と同心円状の下フランジ接触部を設
ける一方、下フランジには、前記下フランジ接触
部の内周面に外周面が当接するシエル接触部を形
成したビデオテープカセツトにおいて、 前記下フランジ接触部の内周面からシエルの仕
切壁の内周面までの離間距離を、シエル接触部の
外周面から上、下フランジの外周面までの離間距
離よりも大きく設定した。
けると共に、下フランジの中央部からはハブ部を
突設したテープリールと、前記ハブ部を下シエル
に設けたハブ部挿入孔内に遊嵌した状態で前記テ
ープリールを回転可能に収容しているシエルとを
備えていて、前記下シエルのハブ部挿入孔の周縁
部には、該孔と同心円状の下フランジ接触部を設
ける一方、下フランジには、前記下フランジ接触
部の内周面に外周面が当接するシエル接触部を形
成したビデオテープカセツトにおいて、 前記下フランジ接触部の内周面からシエルの仕
切壁の内周面までの離間距離を、シエル接触部の
外周面から上、下フランジの外周面までの離間距
離よりも大きく設定した。
[作用]
ビデオテープカセツトを輸送或は持ち運びする
際などにおいて、その振動でテープリールがシエ
ル内で揺動した場合に、前記したように下シエル
のハブ部挿入孔の周縁部に設けた下フランジ接触
部の内周面からシエルの仕切壁の内周面までの距
離を、下フランジのシエル接触部の外周面から
上、下フランジの外周面までの距離よりも大きく
設定したので、上、下フランジの外周面が仕切壁
の内周面に接触する代わりに、シエル接触部の外
周面が下フランジ接触部の内周面に接触して、該
部で摩耗粉等が発生する。そして前記下フランジ
接触部及びシエル接触部はハブ部挿入孔の周縁部
にあつて、上、下フランジの外周面よりもテープ
巻取軸に巻き付けられたテープから遠い位置にあ
るので、そのぶん摩耗粉等がテープに付着する危
険性を少なくすることができる。
際などにおいて、その振動でテープリールがシエ
ル内で揺動した場合に、前記したように下シエル
のハブ部挿入孔の周縁部に設けた下フランジ接触
部の内周面からシエルの仕切壁の内周面までの距
離を、下フランジのシエル接触部の外周面から
上、下フランジの外周面までの距離よりも大きく
設定したので、上、下フランジの外周面が仕切壁
の内周面に接触する代わりに、シエル接触部の外
周面が下フランジ接触部の内周面に接触して、該
部で摩耗粉等が発生する。そして前記下フランジ
接触部及びシエル接触部はハブ部挿入孔の周縁部
にあつて、上、下フランジの外周面よりもテープ
巻取軸に巻き付けられたテープから遠い位置にあ
るので、そのぶん摩耗粉等がテープに付着する危
険性を少なくすることができる。
[実施例]
次に本考案を第1〜4図を参照して説明する。
図において11が本考案のビデオテープカセツト
であり、該ビデオテープカセツト11は、一対の
テープリール12,13と、これらテープリール
12,13を収容しているシエル14と、シエル
14の開口部を開閉する蓋15とからなつてい
る。
図において11が本考案のビデオテープカセツト
であり、該ビデオテープカセツト11は、一対の
テープリール12,13と、これらテープリール
12,13を収容しているシエル14と、シエル
14の開口部を開閉する蓋15とからなつてい
る。
前記テープリール12,13は、第3〜4図に
示したようにテープ巻取軸16の上、下端に上、
下フランジ17,18を設けると共に、下フラン
ジ18の中央部からはハブ部19を突設すること
により形成されている。
示したようにテープ巻取軸16の上、下端に上、
下フランジ17,18を設けると共に、下フラン
ジ18の中央部からはハブ部19を突設すること
により形成されている。
また前記シエル14は上シエル20と下シエル
21によつて形成されていて、下シエル21には
第1〜2図に示したように一対のハブ部挿入孔2
2,23が設けられていて、これらハブ部挿入孔
22,23にそれぞれハブ部19を遊嵌させた状
態で前記一対のテープリール12,13を回転可
能に収容している。
21によつて形成されていて、下シエル21には
第1〜2図に示したように一対のハブ部挿入孔2
2,23が設けられていて、これらハブ部挿入孔
22,23にそれぞれハブ部19を遊嵌させた状
態で前記一対のテープリール12,13を回転可
能に収容している。
また前記蓋15はロツクピンPによつて通常は
開かないようにロツクされた状態になつていてド
ライブ装置に挿入すると前記ロツクピンが押さ
れ、該ピンによるロツクが解除されて初めて開く
ようになつている。
開かないようにロツクされた状態になつていてド
ライブ装置に挿入すると前記ロツクピンが押さ
れ、該ピンによるロツクが解除されて初めて開く
ようになつている。
前記下シエル21のハブ部挿入孔22,23の
周縁部には、第3〜4図に示すように、これら孔
22,23と同心円状の下フランジの接触部24
が形成されている一方、前記下フランジ18に
は、前記下フランジ接触部24の内周面に外周面
が当接するシエル接触部25が形成されている。
周縁部には、第3〜4図に示すように、これら孔
22,23と同心円状の下フランジの接触部24
が形成されている一方、前記下フランジ18に
は、前記下フランジ接触部24の内周面に外周面
が当接するシエル接触部25が形成されている。
前記下フランジ接触部24は、下シエル21の
上面に突設されたリング状の凸部26と、該凸部
26の内周面側に連設されたリング状の凹部27
とからなつている。また前記シエル接触部25は
下フランジ18の下面に、前記下フランジ接触部
24を構成する凸部26よりも小径のリング状の
凸部28を突設することにより形成されていて、
該凸部28つまり、シエル接触部25は下フラン
ジ接触部24の凸部26の内側に、所謂Gスペツ
クよりもやや小さな間隙δ1をもつて嵌まり込み、
下フランジ接触部24の凸部26の先端に下フラ
ンジ18は載置された状態になつていると共に、
シエル14内でテープリール12,13が揺動し
たときに、これらテープリール12,13に設け
たシエル接触部24つまり小径の凸部28の外周
面が、下フランジ接触部24の凸部26の内周面
に接触するようになつている。
上面に突設されたリング状の凸部26と、該凸部
26の内周面側に連設されたリング状の凹部27
とからなつている。また前記シエル接触部25は
下フランジ18の下面に、前記下フランジ接触部
24を構成する凸部26よりも小径のリング状の
凸部28を突設することにより形成されていて、
該凸部28つまり、シエル接触部25は下フラン
ジ接触部24の凸部26の内側に、所謂Gスペツ
クよりもやや小さな間隙δ1をもつて嵌まり込み、
下フランジ接触部24の凸部26の先端に下フラ
ンジ18は載置された状態になつていると共に、
シエル14内でテープリール12,13が揺動し
たときに、これらテープリール12,13に設け
たシエル接触部24つまり小径の凸部28の外周
面が、下フランジ接触部24の凸部26の内周面
に接触するようになつている。
そして、前記下フランジ接触部24の凸部26
の内周面からシエル14の仕切壁29の内周面ま
での距離l1は、シエル接触部24、つまり小径の
凸部28の外周面から上、下フランジ17,18
の外周面までの距離l2よりも大き目に設定されて
いて、凸部26,28の内、外周面が接触した状
態において、仕切壁29の内周面と下、上フラン
ジ17,18の外周面との間には適宜の間〓δ2が
生じるようになつている。
の内周面からシエル14の仕切壁29の内周面ま
での距離l1は、シエル接触部24、つまり小径の
凸部28の外周面から上、下フランジ17,18
の外周面までの距離l2よりも大き目に設定されて
いて、凸部26,28の内、外周面が接触した状
態において、仕切壁29の内周面と下、上フラン
ジ17,18の外周面との間には適宜の間〓δ2が
生じるようになつている。
実施例のビデオテープカセツトは上記のような
構成であるから、輸送或は持ち運びする際などに
おいて、その振動でテープリール12,13がシ
エル14内で揺動した場合でも、下フランジ18
に設けたシエル接触部25つまり小径の凸部28
の外周面が、下シエル21に設けた凸部26の内
周面に接触し、上、下フランジ17,18の外周
面は仕切壁29の内周面に接触することはない。
従つて、輸送中の振動等でテープリール12,1
3がシエル14内で揺動した場合でも、前記凸部
26,28の内、外周面の接触部でテープリール
12,13やシエル14の摩耗粉等が発生するこ
とになるのである。
構成であるから、輸送或は持ち運びする際などに
おいて、その振動でテープリール12,13がシ
エル14内で揺動した場合でも、下フランジ18
に設けたシエル接触部25つまり小径の凸部28
の外周面が、下シエル21に設けた凸部26の内
周面に接触し、上、下フランジ17,18の外周
面は仕切壁29の内周面に接触することはない。
従つて、輸送中の振動等でテープリール12,1
3がシエル14内で揺動した場合でも、前記凸部
26,28の内、外周面の接触部でテープリール
12,13やシエル14の摩耗粉等が発生するこ
とになるのである。
なお、凸部26,28は耐摩耗性に優れた樹
脂、例えばABS樹脂等で作るのが、これら凸部
26,28の摩耗を少なくし、また摩耗粉の発生
を少なくする上で有利であり、この場合には凸部
26,28のみを耐摩耗性に優れた樹脂で作つて
も、或は下シエル21や下フランジ18全体を耐
摩耗性に優れた樹脂で作つてもよい。
脂、例えばABS樹脂等で作るのが、これら凸部
26,28の摩耗を少なくし、また摩耗粉の発生
を少なくする上で有利であり、この場合には凸部
26,28のみを耐摩耗性に優れた樹脂で作つて
も、或は下シエル21や下フランジ18全体を耐
摩耗性に優れた樹脂で作つてもよい。
[考案の効果]
本考案のビデオテープカセツトは以上説明した
ような構造であつて、ビデオテープカセツトを輸
送或は持ち運びする際などにおいて、その振動で
テープリールがシエル内で揺動した場合に、上、
下フランジの外周面が仕切壁の内周面に接触する
代わりに、シエル接触部の外周面が下フランジ接
触部の内周面に接触し、該部でテープリールやシ
エルの摩耗粉等が発生するようにしたので次に述
べるような効果がある。
ような構造であつて、ビデオテープカセツトを輸
送或は持ち運びする際などにおいて、その振動で
テープリールがシエル内で揺動した場合に、上、
下フランジの外周面が仕切壁の内周面に接触する
代わりに、シエル接触部の外周面が下フランジ接
触部の内周面に接触し、該部でテープリールやシ
エルの摩耗粉等が発生するようにしたので次に述
べるような効果がある。
(1) 下フランジ接触部及びシエル接触部は、ハブ
部挿入孔の周縁部に設けられていて、上、下フ
ランジの外周面よりテープから離れた位置にあ
るので、下フランジ接触部とシエル接触部の接
触により発生した摩耗粉等は、上、下フランジ
の外周面が仕切壁の内周面に接触して摩耗粉等
が発生した場合に較べて、テープに付着しにく
くなり、摩耗粉等がテープに付着することによ
り起きるドロツプアウト等をより確実に防止す
ることができる。
部挿入孔の周縁部に設けられていて、上、下フ
ランジの外周面よりテープから離れた位置にあ
るので、下フランジ接触部とシエル接触部の接
触により発生した摩耗粉等は、上、下フランジ
の外周面が仕切壁の内周面に接触して摩耗粉等
が発生した場合に較べて、テープに付着しにく
くなり、摩耗粉等がテープに付着することによ
り起きるドロツプアウト等をより確実に防止す
ることができる。
(2) ハブ部挿入孔の周縁部において、摩耗粉等が
発生するため、発生した摩耗粉等はハブ部挿入
孔からシエルの外部に排出されやすくなる。
発生するため、発生した摩耗粉等はハブ部挿入
孔からシエルの外部に排出されやすくなる。
第1図は本考案のビデオテープカセツトを上面
側から見た斜視図、第2図は下面側から見た斜視
図、第3図は要部の断面図、第4図はシエル接触
部の下フランジ接触部が接触した状態の断面図、
第5図は従来例の問題点を示す断面図である。 11……ビデオテープカセツト、12,13…
…テープリール、14……シエル、15……蓋、
16……テープ巻取軸、17,18……上、下フ
ランジ、19……ハブ部、20,21……上、下
シエル、22,23……ハブ部挿入孔、24……
下フランジ接触部、25……シエル接触部、29
……仕切壁。
側から見た斜視図、第2図は下面側から見た斜視
図、第3図は要部の断面図、第4図はシエル接触
部の下フランジ接触部が接触した状態の断面図、
第5図は従来例の問題点を示す断面図である。 11……ビデオテープカセツト、12,13…
…テープリール、14……シエル、15……蓋、
16……テープ巻取軸、17,18……上、下フ
ランジ、19……ハブ部、20,21……上、下
シエル、22,23……ハブ部挿入孔、24……
下フランジ接触部、25……シエル接触部、29
……仕切壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テープ巻取軸の上、下端に上、下フランジを設
けると共に、下フランジの中央部からはハブ部を
突設したテープリールと、前記ハブ部を下シエル
に設けたハブ部挿入孔内に遊嵌した状態で前記テ
ープリールを回転可能に収容しているシエルとを
備えていて、 前記下シエルのハブ部挿入孔の周縁部には、該
孔と同心円状の下フランジ接触部を設ける一方、
下フランジには、前記下フランジ接触部の内周面
に外周面が当接するシエル接触部を形成すると共
に、前記下フランジ接触部の内周面からシエルの
仕切壁の内周面までの離間距離を、シエル接触部
の外周面から上、下フランジの外周面までの離間
距離よりも大きくなるように設定したことを特徴
とするビデオテープカセツト。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987108001U JPH0528628Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | |
US07/208,770 US4916566A (en) | 1987-07-14 | 1988-06-20 | Magnetic tape cassette which avoids flange/housing contact |
EP88306006A EP0299649B1 (en) | 1987-07-14 | 1988-07-01 | Magnetic tape cassette |
DE8888306006T DE3871267D1 (de) | 1987-07-14 | 1988-07-01 | Magnetbandkassette. |
KR1019880008679A KR890002877A (ko) | 1987-07-14 | 1988-07-13 | 비데오 테이프 카세트 |
SG1039/92A SG103992G (en) | 1987-07-14 | 1992-10-09 | Magnetic tape cassette |
HK1049/92A HK104992A (en) | 1987-07-14 | 1992-12-24 | Magnetic tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987108001U JPH0528628Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6412275U JPS6412275U (ja) | 1989-01-23 |
JPH0528628Y2 true JPH0528628Y2 (ja) | 1993-07-22 |
Family
ID=14473468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987108001U Expired - Lifetime JPH0528628Y2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4916566A (ja) |
EP (1) | EP0299649B1 (ja) |
JP (1) | JPH0528628Y2 (ja) |
KR (1) | KR890002877A (ja) |
DE (1) | DE3871267D1 (ja) |
HK (1) | HK104992A (ja) |
SG (1) | SG103992G (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5175661A (en) * | 1988-03-15 | 1992-12-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cassette having positioning holes with wear-resistant coatings |
US5041938A (en) * | 1988-03-15 | 1991-08-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cassette |
JPH064473Y2 (ja) * | 1988-10-24 | 1994-02-02 | 日本ビクター株式会社 | テープカセット |
JP2822235B2 (ja) * | 1989-12-06 | 1998-11-11 | ソニー株式会社 | テープカセット |
DE9003809U1 (de) * | 1990-04-02 | 1990-06-28 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Bandkassette für Aufzeichnungsträger, insbesondere Magnetbandkassette |
DE69130810T2 (de) * | 1990-11-30 | 1999-09-09 | Matsushita Electric Industrial Co. | Bandkassette |
US5484117A (en) * | 1994-03-31 | 1996-01-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Reel spring for a thin-walled videocassette |
DE4418757C2 (de) * | 1994-05-28 | 2002-03-14 | Intertractor Ag | Adapter und Kappe für ein Müllverdichtungsfahrzeug |
JPH08185683A (ja) * | 1994-11-02 | 1996-07-16 | Sony Corp | テープカセットの補強リブ構造 |
US5734540A (en) * | 1996-08-14 | 1998-03-31 | Storage Technology Corporation | Tape reel and cartridge having protective flange rings |
JPH11238343A (ja) * | 1998-02-20 | 1999-08-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気テープカセット |
US6850381B2 (en) | 2001-05-01 | 2005-02-01 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for reducing data loss in tape media due to media edge damage on thrown wraps |
JP2003346453A (ja) * | 2002-05-29 | 2003-12-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録テープカートリッジ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3620477A (en) * | 1969-05-14 | 1971-11-16 | Edward Michael Penn | Data processing tape ring cartridge |
US3620478A (en) * | 1969-08-29 | 1971-11-16 | Ibm | Tape reel cover assembly with three-position integral hinge mechanism |
CH630198A5 (de) * | 1978-10-16 | 1982-05-28 | Icm Ltd | Spulennabe fuer bandkassetten. |
US4452407A (en) * | 1981-05-29 | 1984-06-05 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Tape cassette having a reel braking mechanism |
US4452408A (en) * | 1981-12-04 | 1984-06-05 | Sony Corporation | Tape cassette |
JPS60154384A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-14 | Victor Co Of Japan Ltd | テ−プカセツト |
JPS6173290A (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-15 | Sony Corp | テ−プカセツト |
JPS61140491A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-27 | 三菱重工業株式会社 | 動歩道装置 |
-
1987
- 1987-07-14 JP JP1987108001U patent/JPH0528628Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-06-20 US US07/208,770 patent/US4916566A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-01 EP EP88306006A patent/EP0299649B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-01 DE DE8888306006T patent/DE3871267D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-07-13 KR KR1019880008679A patent/KR890002877A/ko not_active Application Discontinuation
-
1992
- 1992-10-09 SG SG1039/92A patent/SG103992G/en unknown
- 1992-12-24 HK HK1049/92A patent/HK104992A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6412275U (ja) | 1989-01-23 |
DE3871267D1 (de) | 1992-06-25 |
EP0299649B1 (en) | 1992-05-20 |
KR890002877A (ko) | 1989-04-11 |
HK104992A (en) | 1992-12-31 |
US4916566A (en) | 1990-04-10 |
SG103992G (en) | 1992-12-24 |
EP0299649A1 (en) | 1989-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0528628Y2 (ja) | ||
JPS6334141Y2 (ja) | ||
JP2004014023A (ja) | リール | |
JP2001006319A (ja) | 磁気テープカセットのテープリール | |
JPS5850540Y2 (ja) | 磁気テ−プカセット | |
JPS5850539Y2 (ja) | ガイドロ−ラ | |
JPS6331261Y2 (ja) | ||
JP2001148181A (ja) | テープカートリッジ | |
JPH0514374Y2 (ja) | ||
JP3401956B2 (ja) | テープカセット収納ケース | |
JPH10320958A (ja) | テープカートリッジ用テープリール | |
JPS58144673U (ja) | カセツト収納ケ−ス | |
JPS6338468Y2 (ja) | ||
JPH06286784A (ja) | カセット収納ケース | |
JPH0447808Y2 (ja) | ||
JPH0419648Y2 (ja) | ||
JP2000293967A (ja) | 磁気テープカセット | |
JPS60192187U (ja) | テ−プカセツト | |
JPH0935446A (ja) | テープカセット | |
JPH0418137Y2 (ja) | ||
JPH0419654Y2 (ja) | ||
JPH01164491U (ja) | ||
JPH0510310Y2 (ja) | ||
JPS6312463Y2 (ja) | ||
JPH11144430A (ja) | テープカートリッジ |