JP2003346453A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

記録テープカートリッジ

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JP2003346453A
JP2003346453A JP2002156423A JP2002156423A JP2003346453A JP 2003346453 A JP2003346453 A JP 2003346453A JP 2002156423 A JP2002156423 A JP 2002156423A JP 2002156423 A JP2002156423 A JP 2002156423A JP 2003346453 A JP2003346453 A JP 2003346453A
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JP
Japan
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reel
tape cartridge
ribs
case
magnetic tape
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JP2002156423A
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Yusuke Ishihara
祐輔 石原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/041Details
    • G11B23/045Covers

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 落下等による衝撃を受けても、上フランジ及
び下フランジが変形或いは破損等することのない記録テ
ープカートリッジを得る。 【解決手段】 リールエリアリブ24の内側に、リール
エリアリブ24の同軸上に環状リブ28を突設させ、リ
ールハブ14Aと環状リブ28とが当接可能となるよう
にしている。また、リールハブ14Aの内周面と環状リ
ブ28の外周面とが当接した状態で、リールエリアリブ
24、26とリール14を構成する上フランジ14B及
び下フランジ14Cとの間にクリアランスt2を設ける
ようにしている。これにより、磁気テープカートリッジ
10が落下等した場合でも、リールエリアリブ24、2
4に接触する前に、リールハブ14Aが環状リブ28に
当接するため、上フランジ14B及び下フランジ14C
が、リールエリアリブ24の角部に変形或いは破損する
ことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンピュータ
ー等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記
録テープが巻装されたリールをケース内に収容してなる
記録テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピューター等のデータ記
録再生媒体として使用されている磁気テープを単一のリ
ールに巻装し、そのリールをケース内に収容してなる磁
気テープカートリッジが知られている。この磁気テープ
の先端には、リーダーピンやリーダーテープ、リーダー
ブロックといったリーダー部材が設けられており、この
リーダー部材をドライブ装置側に設けられた引出手段が
磁気テープカートリッジの開口から引き出し、リーダー
部材に固着された磁気テープをドライブ装置側の巻取リ
ールに巻装させるようになっている。
【0003】また、磁気テープカートリッジの下面に穿
設された開孔から現出しているリールの下面中央にはリ
ールギアが環状に刻設されており、ドライブ装置側の回
転シャフトに設けられた駆動ギアがそのリールギアに噛
合することにより、リールが回転駆動すると共に、磁気
テープカートリッジのリール及びドライブ装置の巻取リ
ールを同期させて回転させることにより、磁気テープに
データを記録したり、磁気テープに記録されたデータの
再生ができるようになっている。
【0004】ところで、図4に示すように、上ケース1
00及び下ケース102には、円弧状のリールエリアリ
ブ104、106が断続的に立設しており、このリール
エリアリブ104、106内にリール108が回転可能
に収容されるようになっている。
【0005】ここで、図示しないドライブ装置側の駆動
ギアが、リール108に設けられたリールギア110と
噛合するとき、ドライブ装置に対する磁気テープカート
リッジ112の傾き誤差、芯ズレ等による寸法誤差を吸
収するべく、リールエリアリブ104、106とリール
108を構成する上フランジ114及び下フランジ11
6との間には、約0.5mmのクリアランスを設けてお
り、上フランジ114或いは下フランジ116がリール
エリアリブ104或いはリールエリアリブ106に当接
することで、リール108が移動規制される。
【0006】しかしながら、磁気テープカートリッジ1
12が落下等した場合、落下等による衝撃によって、磁
気テープ(図示省略)が巻装されたリール108の上フ
ランジ114或いは下フランジ116の外縁部が、断続
的に立設したリールエリアリブ104或いはリールエリ
アリブ106の角部にぶつかり、これにより、上フラン
ジ114或いは下フランジ116が、変形或いは破損等
してしまう恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、落下等による衝撃を受けても、上フランジ及び下
フランジが変形或いは破損等することのない記録テープ
カートリッジを得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、記録テープが巻装されたリールを回転可能に収容す
る略矩形状のケースと、前記ケースの内面側に設けら
れ、前記リールを収容する円弧状のリールエリアリブ
と、前記ケースの内面から突設され、前記リールを構成
する円筒状のリールハブ内に位置し、前記リールエリア
リブと前記リールとの接触を防止する接触防止手段と、
を有することを特徴としている。
【0009】請求項1に記載の発明では、ケースの内面
から接触防止手段を突設させ、リールハブ内に配置し
て、リールエリアリブとリールとの接触を防止すること
で、記録テープカートリッジが落下等した場合でも、リ
ールハブの両端部から張り出したフランジがリールエリ
アリブにぶつからないようにしている。このため、リー
ルエリアリブにぶつかることで生じるフランジの変形或
いは破損等の恐れはない。
【0010】ここで、接触防止手段として、例えば、リ
ールエリアリブとリールのフランジの外縁部との間にク
リアランスを設けた状態でリールハブの内周面に当接す
る当接部材を、リールエリアリブの内側に設けている。
【0011】これにより、記録テープカートリッジが落
下等した場合、リールハブの内周面が当接部材に当接す
ることで、リールを移動規制して、フランジがリールエ
リアリブにぶつからないようにする。このため、フラン
ジがリールエリアリブの角部にぶつかって変形或いは破
損等することはない。
【0012】また、当接部材をリールハブの両端部に設
けることによって、記録テープカートリッジが落下等し
た場合、リールハブの内周面がリールハブの両端部の当
接部材に当接することで、リールの傾きを抑制すること
ができる。これにより、フランジの外縁部が、ケースの
内面にぶつからないようにすることができる。
【0013】ここで、当接部材を環状リブとし、この環
状リブの外周面とリールハブの内周面との間にガタを設
けている。これにより、記録テープカートリッジをドラ
イブ装置に装填したときに、ドライブ装置に対する記録
テープカートリッジの傾き誤差、芯ズレ等による寸法誤
差を吸収することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
記録テープカートリッジを説明する。
【0015】なお、説明の便宜上、図1に示す磁気テー
プカートリッジ10のドライブ装置(図示省略)への装
填方向(矢印A方向)を前方向とし、矢印A方向を向い
て見た場合を基準に前後・左右・上下の表現をする。ま
た、装填方向に直交する方向を矢印B方向とする。
【0016】まず、本発明の実施の形態に係るの全体構
成について概要を説明する。
【0017】図1及び図2に示すように、磁気テープカ
ートリッジ10は、平面視で略矩形状を成すケース12
を備えており、合成樹脂製の上ケース16と下ケース1
8とが、互いの周壁16A、18Aを当接させた状態
で、図示しないビスによって固定され、略矩形箱状に形
成される。
【0018】また、上ケース16及び下ケース18の内
面には、下ケース18の中央に穿設された円形状のギア
開口21と同軸の円弧状をなすリールエリアリブ24、
26がそれぞれ立設しており、リールエリアリブ24、
26の内部には、情報記録再生媒体としての磁気テープ
Tを巻装した単一のリール14が回動可能に収容されて
いる。
【0019】また、リールエリアリブ24、26と上ケ
ース16及び下ケース18の周壁16A、18Aとの間
には、複数の補強リブ23が設けられており、リールエ
リアリブ24、26と周壁とをそれぞれ連結してリール
エリアリブ24、26及び周壁16A、18Aを補強し
ている。
【0020】さらに、リールエリアリブ24の内側に
は、リールエリアリブ24と同軸の環状リブ28が突設
しており、リールエリアリブ24、26内に収容された
リール14を構成するリールハブ14A内に位置してい
る(後述する)。
【0021】ここで、リール14は、磁気テープTが巻
装される円筒状のリールハブ14Aと、リールハブ14
Aの下端外周から径方向に張出した下フランジ14C
と、が合成樹脂により一体成形されており、リールハブ
14Aの上端に、下フランジ14Cと同形状の上フラン
ジ14Bが超音波溶着等により接合されて形成される。
【0022】リール14の下面には、環状のリールギア
15(図3参照)が設けられており、下ケース18のギ
ア開口21から現出するようになっている。磁気テープ
カートリッジ10が、図示しないドライブ装置内へ装填
され所定の位置に配置されると、ドライブ装置に配設さ
れた駆動装置を構成する駆動ギアが、ギア開口21を通
過してリールギア15に噛合する。これにより、駆動装
置の駆動力がリール14に伝達され、リール14が回転
可能となる。
【0023】また、ギア開口21の周縁部には、ケース
12の内面側へ向かって環状リブ21Aが立設してお
り、上ケース16に設けた環状リブ28と同軸上に配置
している。一方、リールギア15の外側には、環状溝1
7が設けられており、この環状溝17内に環状リブ21
Aが配置され、下ケース18に対してリール14が位置
決めされる。
【0024】ところで、磁気テープカートリッジ10の
上ケース16及び下ケース18の前方右角部には、切欠
き部20A、20Bがそれぞれ形成されており、この切
欠き部20A、20Bによって開口20が構成されてお
り、リーダピン22及び磁気テープTが開口20を通過
可能となっている。
【0025】この開口20の内側には、ケース12内に
おいてリーダピン22を位置決め、保持する上下一対の
ホルダー部25が設けられており、直立した状態のリー
ダピン22の両端部が保持される。
【0026】一方、下ケース18の周壁18Aの前壁の
右側内面には、ばね保持部27が設けられており、ばね
保持部27の基部に板ばね25が挿入されて固定配置さ
れるようになっている。
【0027】この板ばね25がリーダピン22の上下端
部に係合してリーダピン22をホルダー部25に保持さ
せる。なお、リーダピン22がホルダー部25を出入す
る際には、板ばね25は適宜弾性変形してリーダピン2
2の移動を許容する構成としている。
【0028】ところで、ケース12の周壁16A、18
Aの前壁の右側内面には、開口20の前縁部を構成する
上下一対の短い傾斜壁部30が設けられている。この傾
斜壁部30は、開口20の開放面に沿って屈曲されると
ともに、周壁16A、18Aよりも肉厚が厚肉化されて
おり、傾斜壁部30の厚み方向の中央部には、凹部30
Aが形成されており、開口20を開閉するドア50の先
端が係合可能となっている。
【0029】ここで、ドア50は長手方向に沿って湾曲
しており、上ケース16及び下ケース18に設けられ、
ドア50の曲率半径と略同一に形成された円弧状のガイ
ド壁60、62内をガイド壁60、62に沿ってスムー
ズに摺動可能となっている。
【0030】また、ドア50の外面側には操作突起52
が突設しており、上ケース16の周壁16Aの右壁前方
に形成され、ケース12の内外を連通するスリット40
から露出可能となっている。この操作突起52を介して
ドア50を開閉させることができる。
【0031】さらに、ドア50の後端には、ばね保持部
54が突設されており、このばね保持部54には、コイ
ルばね56の一端部が係止保持され、他端部が下ケース
18のリールエリアリブ26の外周面近傍に設けられた
ばね係止部55に係止される。これにより、ドア50
は、コイルばね56の付勢力によって開口20の閉塞方
向に常時付勢され、通常開口20を閉塞する構成となっ
ている。
【0032】また、ドア50の前端部内面には、開口2
0の閉塞時において、リーダピン22の上端部側面及び
下端部側面に当接するストッパー58が突設されてお
り、落下衝撃等によってリーダピン22がホルダー部2
5から脱落するのを防止している。
【0033】一方、下ケース18の周壁18Aの左右壁
には、周壁18Aの上端部を残し、周壁18Aの内側へ
向かって、断面が略コ字状に凹設された凹部46、48
が形成されている。
【0034】凹部46には、図示しないライブラリー装
置の把持手段が係合可能となっており、把持手段が凹部
46に係合して、磁気テープカートリッジ10をライブ
ラリー装置内へ装填させる。一方、凹部48には、ドラ
イブ装置の係合部材が係合可能となっており、この係合
部材がこの凹部48に係合して、磁気テープカートリッ
ジ10をドライブ装置内へ装填させるようになってい
る。
【0035】このような凹部46、48を設けること
で、ケース12の捩り強度が向上される。また、凹部4
8を規定する周壁18Aの内面部分を、ドア50の外面
に対応して湾曲させ、開口20の開閉時に摺動するドア
50のガタつき防止用のガイド面48Aとしている。
【0036】なお、ここでは、凹部46にライブラリー
装置の把持手段を係合させ、凹部48にドライブ装置の
引き込み手段を係合させたが、凹部46にドライブ装置
の引き込み手段を係合させ、凹部48にライブラリー装
置の把持手段を係合させても良い。
【0037】また、上ケース16の周壁16Aの左右壁
には、下ケース18に設けられた凹部48と対応する部
分に、凹部47が形成されている。この凹部47は、開
口20の開放時、ドア50の開放方向への移動に伴う回
転モーメントをキャンセルするための保持部材が係合す
る係合部とされている。
【0038】以上の構成により、磁気テープTを使用す
る際に、磁気テープカートリッジ10を矢印A方向に沿
って図示しないドライブ装置へ装填すると、ドライブ装
置の係合部材が、スリット40から露出する操作突起5
2に係合して、コイルばね56の付勢力に抗する方向
へ、ドア50を移動させ、開口20を開放させる。
【0039】ドア50が完全に開放された状態で、磁気
テープカートリッジ10がドライブ装置内で位置決めさ
れる。そして、開放された開口20からはドライブ装置
の引出手段がケース12内に進入し、この引出手段がホ
ルダー部25に位置決め保持されたリーダピン22を抜
き出して図示しない巻取リールに収容する。
【0040】次に、この巻取リールとリール14とを同
期させ回転駆動させることにより、磁気テープTは、巻
取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出さ
れ、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッ
ド等によって情報の記録や再生が行われる。
【0041】一方、磁気テープTがリール14に巻き戻
されて、磁気テープカートリッジ10をドライブ装置か
ら取り出す際には、磁気テープカートリッジ10の位置
決め状態が解除され、図示しないイジェクト機構によっ
て磁気テープカートリッジ10が矢印A方向とは反対方
向に移動する。
【0042】このとき、ドア50に設けられた操作突起
52に係合するドライブ装置の係合部材は退避し、コイ
ルばね56の付勢力によって、ドア50が開口20を閉
塞する方向へ移動して、ドア50の先端部が傾斜壁部3
0の凹部30Aに入り込み、開口20が完全に閉塞され
た状態となっている。
【0043】次に、本形態に係る記録テープカートリッ
ジの作用について説明する。
【0044】図3に示すように、上ケース16の内面に
立設するリールエリアリブ24の内側に、接触防止手段
としての環状リブ28を突設させている。この環状リブ
28を、リールエリアリブ24の同軸上に設け、リール
14を構成するリールハブ14A内に配置させている。
【0045】このリールハブ14Aの内周面と環状リブ
28の外周面とが当接可能となるようにしており、リー
ルハブ14Aの内周面と環状リブ28の外周面とが当接
した状態で、リールエリアリブ24、26とリール14
を構成する上フランジ14B及び下フランジ14Cとの
間にクリアランスt2を設けるようにしている。
【0046】ドライブ装置側の駆動ギアが、リール14
に設けられたリールギア15と噛合するとき、ドライブ
装置に対する磁気テープカートリッジ10の傾き誤差、
芯ズレ等が生じるため、この寸法誤差を吸収するべく、
リールハブ14Aの内周面と環状リブ28の外周面との
間には、クリアランスt1(例えば、0.5mm)を設
けている。
【0047】従って、リールエリアリブ24、26と上
フランジ14B及び下フランジ14Cとの間に設けられ
るクリアランスt2は、リールハブ14Aの内周面と環
状リブ28の外周面との間に設けるクリアランスt1
りも大きくしている(t2>t 1)。
【0048】このように、リールハブ14Aの内周面と
環状リブ28の外周面とが当接した状態で、リールエリ
アリブ24、26と上フランジ14B及び下フランジ1
4Cとの間にクリアランスt2を設けるようにすること
で、磁気テープカートリッジ10が落下等した場合、リ
ールハブ14Aの内周面が環状リブ28に当接して、リ
ール14が水平方向で移動規制される。
【0049】これにより、リールエリアリブ24、26
と上フランジ14B及び下フランジ14Cの外縁部との
接触が防止され、上フランジ14B及び下フランジ14
Cが、断続的なリールエリアリブ24、26の角部にぶ
つかることがない。従って、リールエリアリブ24、2
6の角部にぶつかることで生じる上フランジ14B及び
下フランジ14Cの変形或いは破損等の恐れはない。
【0050】また、下ケース18の中央部に穿設された
ギア開口21の周縁部に、ケース12の内面側へ向かっ
て環状リブ21Aを立設し、上ケース16に設けた環状
リブ28と同軸上に配置している。一方、リールギア1
5の外側には、環状溝17が設けられており、この環状
溝17内に環状リブ21Aが配置される。ここで、リー
ルハブ14Aの内周面と環状リブ21Aの外周面との間
に設けられるクリアランスをt1としている。
【0051】これにより、磁気テープカートリッジ10
が落下等した場合、リール14が傾いても、リールハブ
14Aの内周面が環状リブ28、21Aに当接すること
で、リール14の傾きを抑制することができる。これに
より、上フランジ14B及び下フランジ14Cの外縁部
を、ケース12の内面にぶつけないようにすることがで
きる。
【0052】なお、ここでは、接触防止手段として環状
リブ28を用いたが、リールハブ14Aに当接してリー
ル14を移動規制することができれば良いため、必ずし
も環状リブ28である必要はなく、例えば、上ケース1
6の中心から放射線状に延出する複数のリブであっても
良い。
【0053】また、本形態では、リーダ部材として、図
1に示すように、リーダピン22を用いたが、これに限
るものではなく、リーダブロック或いはリーダテープ等
であっても良い。
【0054】また、コイルばね56を用いてドア50を
閉止させる方向へ付勢するようにしたが、磁気テープカ
ートリッジ10を使用していない状態でドア50を閉止
させる方向へ付勢することができれば良いため、これに
限るものではない。このため、板ばね等の付勢手段を用
いても良く、また、本形態の構成に限るものではない。
【0055】また、ここでは、ケース12内に単一のリ
ール14を回転可能に収容した記録テープカートリッジ
10に適用された例を示したが、本発明はこれに限定さ
れず、例えば、ビデオ用等の2つのリールを備えた記録
テープカートリッジに適用させても良い。
【0056】さらに、記録テープとして磁気テープTを
用いた構成としたが、本発明はこれに限定されず、情報
の記録及び記録した情報の再生が可能な情報記録再生媒
体として把握されるものであれば足り、本発明に係る記
録テープカートリッジが如何なる記録再生方式の記録テ
ープにも適用可能であることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたので、記録テ
ープカートリッジが落下等した場合でも、リールハブの
両端部から張り出したフランジがリールエリアリブにぶ
つからないようにしているため、リールエリアリブにぶ
つかることで生じるフランジの変形或いは破損等の恐れ
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る記録テープカートリッジの斜視図
である。
【図2】本形態に係る記録テープカートリッジの分解斜
視図である。
【図3】本形態に係る記録テープカートリッジの概略断
面図である。
【図4】従来の記録テープカートリッジの概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10 磁気テープカートリッジ 12 ケース 14 リール 14A リールハブ 14C 下フランジ 14B 上フランジ 21A 環状リブ(接触防止手段) 24 リールエリアリブ 26 リールエリアリブ 28 環状リブ(接触防止手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録テープが巻装されたリールを回転可
    能に収容する略矩形状のケースと、 前記ケースの内面側に設けられ、前記リールを収容する
    円弧状のリールエリアリブと、 前記ケースの内面から突設され、前記リールを構成する
    円筒状のリールハブ内に位置し、前記リールエリアリブ
    と前記リールとの接触を防止する接触防止手段と、 を有することを特徴とする記録テープカートリッジ。
JP2002156423A 2002-05-29 2002-05-29 記録テープカートリッジ Pending JP2003346453A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156423A JP2003346453A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 記録テープカートリッジ
US10/446,703 US7100860B2 (en) 2002-05-29 2003-05-29 Recording tape cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156423A JP2003346453A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 記録テープカートリッジ

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