JPH05286183A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH05286183A
JPH05286183A JP11408492A JP11408492A JPH05286183A JP H05286183 A JPH05286183 A JP H05286183A JP 11408492 A JP11408492 A JP 11408492A JP 11408492 A JP11408492 A JP 11408492A JP H05286183 A JPH05286183 A JP H05286183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
platen
feed
recording head
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11408492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Noda
秀哲 野田
Hitoshi Funaki
等 船木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP11408492A priority Critical patent/JPH05286183A/ja
Publication of JPH05286183A publication Critical patent/JPH05286183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度の紙送りが可能な記録装置を提供する
こと。 【構成】 記録装置の紙送りローラ21を円筒状の金属
で形成し、その表面に高摩擦係数の物質からなる被膜2
1aを被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に係り、特に用
紙との摩擦係数を大きくして用紙の送り精度を向上させ
た記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタやファクシミリ等の記録
装置における紙送りローラは、円筒状のゴム材料(SB
R、CR等)を成形・加硫して軸を中心に貫通させたも
の、もしくはアルミ等の金属パイプの表面を用紙との摩
擦係数を大きくするために溶射などで荒らしたものを用
いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように円筒状のゴム材料を用いた場合は、紙送りローラ
の寸法精度が出しにくく、又、温度による外径の変化
(線膨脹係数)が大きく、紙送り精度を悪化させるとと
もに高価である、という欠点があった。
【0004】又、アルミ等の金属パイプの表面を溶射な
どで荒らしたものを用いる場合は、ゴム材料を用いるも
のに比べて比較的安価で、かつ、温度変化に対する外径
の変化は小さくできるものの、用紙との摩擦係数をあま
り大きくできず、紙送り時に用紙とプラテンとの滑りが
生じ、十分な紙送り精度が得られない、という欠点があ
った。
【0005】本発明は、この様な従来の欠点を解決する
ためになされたもので、比較的安価で、高精度の紙送り
が可能となる記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明は、用紙に記録を行うための記録ヘッドと、こ
の記録ヘッドに対向して配置されるとともに用紙を搬送
する紙送りローラと有する記録装置において、前記紙送
りローラを円筒状の金属の表面を高摩擦係数の物質で被
覆した構成とすることを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の手段は以下のように作用する。
【0008】紙送りローラが金属よりなるために、温度
変化に対する外径の変化が小さく、又、用紙との摩擦係
数も十分なものが得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係る記録装置の主要機構
部の斜視図であり、図2はその紙送りローラの断面構造
図である。図示したように、記録装置のフレーム構造
は、ベースフレーム1、左側板2及び右側板3より構成
される。キャリッジ機構部は、記録ヘッド5、この記録
ヘッド5を搭載したキャリッジ6、このキャリッジ6を
摺動自在に保持するメインシャフト7、キャリッジ6の
駆動を行なうキャリッジモータ8、駆動プーリ11と従
動プーリ12とに掛け渡され、その端部がキャリッジ6
に固定された駆動ベルト9及び記録ヘッド5に記録信号
を供給するためのFPC10等により構成されている。
記録ヘッド5は、キャリッジ6に取り付けられ、このキ
ャリッジ6の移動とともにメインシャフト7上を前記左
側板2と右側板3との間で移動可能になっている。この
ときの駆動源はキャリッジモータ8であり、駆動プーリ
11を駆動することにより、駆動ベルト9を介して、前
記キャリッジ6へと動力伝達を行なうものである。又、
従動ベルト12は、駆動ベルト11と対峙する位置に設
けられ、ベルト張力付勢手段13によって適性張力を与
えられている。又、紙送り機構部は、ロール紙20、紙
送りローラであるプラテン21、紙押さえ部材22、紙
送りモータ23及びこの紙送りモータ23の回転力をプ
ラテン21に伝達する駆動ベルト24等の部品により構
成されている。又、この駆動ベルト24にはバネ28の
弾性力を受けた圧接ローラ29が圧接され、適正なベル
ト張力が与えられている。プラテン21は、前記右側板
3及びLF側板4上にそれぞれ設けられた2個のリング
25とバネ26a等の付勢手段を介しプラテン21をベ
ースフレーム1側に押し付ける1個のリング26とによ
り、その外形部を保持されることにより支持されてい
る。さらに、紙送り小ローラ27がプラテン21に圧接
可能に設けられており、この紙送り小ローラ27とプラ
テン21とて用紙を挾持した状態で、プラテン21が回
転することにより、所定の紙送りがなされる。
【0011】このプラテン21は、アルミニウム、ステ
ンレス等の金属で形成され、断面形状を図2に示すよう
に、円筒パイプ状をしており、その外周表面には用紙に
対して高摩擦係数を持つウレタンゴムの被膜21aを約
0.02mmの膜厚で形成してある。この被膜21aは、
フラットに形成してもよいが、図2に示すように20〜
80μmのシボを設けることにより、プラテン21への
用紙のグリップ力を長期間持続させることができる。こ
のことは、試験の結果、シボを設けて被膜21aを形成
したプラテン21を用いた場合、A1サイズの用紙を2
0,000枚送っても十分な紙送り精度が得られたのに
対し、フラットな被膜21aを形成したプラテンを用い
た場合は、A1サイズの用紙5,000枚程度の送り
で、滑りが発生し、十分な紙送り精度が得られなくなる
ことから確認された。この原因としては、用紙の紙粉が
プラテン21に付着することによりグリップ力が低下し
用紙が滑り出すことから、シボを形成したものにおいて
は、その凹部に紙粉が入り込み、用紙は常に凸部と接触
して送られるからである、と考えられる。なお、紙粉が
付着して紙送り精度が低下した場合は、そのプラテンの
表面を水拭きすることにより、簡単に初期の状態に戻る
ことが確認された。
【0012】以上のことから、シボを形成していないフ
ラットな被膜を形成したプラテンを使用した場合でも、
初期の紙送り精度は十分であり、又紙粉が付着して紙送
り精度が低下した場合でも、プラテンの表面を水拭きす
ることにより、簡単に初期の状態に戻ることから十分実
用可能である、といえる。
【0013】
【効果】本発明は、用紙に記録を行うための記録ヘッド
と、この記録ヘッドに対向して配置されるとともに用紙
を搬送する紙送りローラと有する記録装置において、前
記紙送りローラを円筒状の金属の表面を高摩擦係数の物
質で被覆した構成としたことにより、円筒状のゴム材料
を用いた場合より安価で、また温度変化に対する外径の
変化が小さく、さらに、用紙との摩擦係数も十分なもの
が得られるため、高精度の紙送りが可能な記録装置を提
供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の主要機構部の斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る紙送りローラの一実施例を示す断
面構成図である。
【符号の説明】
5 記録ヘッド 21 プラテン(紙送りローラ) 21a 被膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に記録を行うための記録ヘッドと、
    この記録ヘッドに対向して配置されるとともに用紙を搬
    送する紙送りローラとを有する記録装置において、前記
    紙送りローラを円筒状の金属の表面に高摩擦係数の被膜
    を形成した構成とすることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記高摩擦係数の被膜をウレタンゴムで
    形成したことを特徴とする請求項第1項記載の記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記高摩擦係数の被膜をシボを付けて形
    成したことを特徴とする請求項第1項記載の記録装置。
JP11408492A 1992-04-07 1992-04-07 記録装置 Pending JPH05286183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11408492A JPH05286183A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11408492A JPH05286183A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05286183A true JPH05286183A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14628681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11408492A Pending JPH05286183A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05286183A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08238787A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Toppan Printing Co Ltd 画像形成装置
WO1997043124A1 (en) * 1996-05-15 1997-11-20 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Method and apparatus for producing embossed images

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08238787A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Toppan Printing Co Ltd 画像形成装置
WO1997043124A1 (en) * 1996-05-15 1997-11-20 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Method and apparatus for producing embossed images
US5823691A (en) * 1996-05-15 1998-10-20 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Method and apparatus for producing embossed images

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0106683B1 (en) Thermal ink transfer printing apparatus
JP2694839B2 (ja) 用紙搬送ローラー
US5051008A (en) Automatic gap adjusting mechanism
JPH05286183A (ja) 記録装置
KR100561442B1 (ko) 용지이송유닛 및 이를 채용한 화상형성장치
US7367553B2 (en) Recording apparatus
JP2707228B2 (ja) プリンタの紙送りロール駆動装置
JPS63154567A (ja) ロ−ル状記録シ−ト残量検出装置
JP4300912B2 (ja) 記録媒体搬送装置及び画像記録装置
JPH09156144A (ja) ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置
JP3263300B2 (ja) 搬送ローラ
JPS6264578A (ja) サ−マル印字装置
KR20050005793A (ko) 용지 반송 기구
JP2883143B2 (ja) 記録装置
JP3178973B2 (ja) ファクシミリ装置における印字装置
JPH02194972A (ja) 感熱転写記録装置及びその方法
JPH06255828A (ja) シート搬送ローラ
JPS62218165A (ja) 熱転写記録装置及び記録方式
JPH08187900A (ja) サーマルプリンタ
JPH04166356A (ja) 記録装置
JPH03158266A (ja) 記録装置
JPH0415485Y2 (ja)
JPS5823799Y2 (ja) 連続媒体送り機構
JPH09314931A (ja) 用紙の印字走査機構
JPS5912884A (ja) 用紙押圧ロ−ラ