JPH09156144A - ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置 - Google Patents

ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置

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JPH09156144A
JPH09156144A JP8132499A JP13249996A JPH09156144A JP H09156144 A JPH09156144 A JP H09156144A JP 8132499 A JP8132499 A JP 8132499A JP 13249996 A JP13249996 A JP 13249996A JP H09156144 A JPH09156144 A JP H09156144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon tape
printing
thermal head
speed
printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP8132499A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Tazaki
理文 田崎
Masuo Sogabe
真寿男 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Kikai Co Ltd
Original Assignee
Taisei Kikai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Kikai Co Ltd filed Critical Taisei Kikai Co Ltd
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Priority to DE1996612275 priority patent/DE69612275T2/de
Priority to EP96120963A priority patent/EP0802117B1/en
Publication of JPH09156144A publication Critical patent/JPH09156144A/ja
Priority to US08/886,476 priority patent/US6011574A/en
Priority claimed from US08/886,476 external-priority patent/US6011574A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字を行うときのみ印字対象の送り速度に同期
させながらリボンテープを送ることにより、印字に必要
なだけのリボンテープ送ってリボンテープの使用量を経
済的にして奇麗な印字を行えるようにしたライン・サー
マルヘッド・プリンタ装置を提供する。 【解決手段】熱転写リボンテープ原反1から巻き戻され
たリボンテープ2はプラテンローラ6の上で包材フィル
ム8に重ねられていてラインサーマルヘッド5によって
包材フィルム8に対して印字が行われる。リボンテープ
2は、包材フィルム8の印字すべき場所が来るまではス
テップモータの最大静止トルク特性を利用したブレーキ
作用で送りが停められていて、包材フィルム8の印字す
べき場所が来ときのみステップモータにより正確に送り
出される。ステップモータは包材フィルム8の速度を検
知するエンコーダ10からの信号によって常に包材フィ
ルム8の速度に同期した速度でリボンテープ2を送り出
し所定位置に奇麗な印字を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライン・サーマル
ヘッドに通電して移動中の印字対象物にリボンテープ
(カーボンテープ)によって印字を行うようにしたライ
ン・サーマルヘッド・プ・リンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば包装物に対しては製造年月
日、賞味期限、製造連番など印字対象物に文字や記号を
表示することが求められる事が多く、その印字にはライ
ン・サーマルヘッド・プリンタ装置が使われる。従来の
ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置では、印字対象
物、例えば包装フィルム原反から供給されるフィルムの
速度に追随してフィルムの移動長さと同量のリボンテー
プを送って印字を行っていた。
【0003】このような印字対象物の送り長さと同じ長
さのリボンテープが送られる形式のライン・サーマルヘ
ッド・プリンタ装置は、印字のための極めて高価なリボ
ンテープを大量に消費するものとなっていたのでそのリ
ボンテープの使用量を如何に少なく抑えるかが大きな問
題であった。
【0004】そこで、リボンテープを印字対象物に印字
を行うときのみ移送させ、それ以外のときはリボンテー
プの送りを停めるようにした装置も提案されている。し
かしながら、そのような装置ではリボンテープが常に一
定速度で送られるように構成されていた。
【0005】従って、そのような従来の装置では、印字
を行うべキ印字対象物部分が来てリボンテープの送りを
開始したときにリボンテープが前記した定速に達する迄
に立ち上がり時間が必要である上、印字対象物の搬送速
度も若干変化するため印字対象物とリボンテープの相対
位置にずれを生じて、印字対象物に対し所定の位置に綺
麗な印字を施せない欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、印字
対象物に印字を行うときにのみリボンテープを送るよう
にしてリボンテープの使用量を著じるしく節減しうるよ
うにしながらも、リボンテープを立ち上がりよく、しか
も印字対象物の移送速度に常に同期した速度で搬送させ
るようにすることによって、綺麗な印字を行えるライン
・サーマルヘッド・プリンタ装置を提供することを課題
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は印字対象物の移動速度を検出する速度検出
装置と、その印字対象物に対して印字を行うときのみ該
検出装置で検出された印字対象物の移動速度に同期した
速度でリボンテープを移送する為のステッピングモータ
を設けた構造のライン・サーマルヘッド・プリンタ装置
を提供する。
【0008】本発明によるライン・サーマルヘッド・プ
リンタ装置では、印字させない印字対象物部分の移動中
はリボンテープの移動はステッピングモータをブレーキ
として停止させ、印字対象物の印字部分が来たときのみ
ステッピングモータで立ち上がり良くリボンテープの送
りが開始される。
【0009】しかもそのステッピングモータは印字対象
物の移動速度を検出する速度検出装置で検出された印字
対象物の移動速度に同期した速度で回転され、印字対象
物の移動速度に常に同期した速度でリボンテープを移送
し、またリボンテープは印字対象物とリボンテープの間
の摩擦抵抗と静電気によるくっつきもあり、印字対象物
の搬送速度が変化しても印字対象物と常に同期した速度
で送られ、印字箇所に綺麗な印字を施すことができる。
【0010】また、本発明は前記したように印字対象物
に対して印字を行うときのみ印字対象物の移動速度に同
期した速度でリボンテープを移送させサーマルヘッドに
よる印字を行わせる印字装置として、サーマルヘッドを
印字対象物に常時当接させる押さえ部材と、印字時に印
字対象物に同期した速度でリボンテープを移動させるリ
ボンテープ駆動装置と、印字時に前記押さえ部材に瞬時
の加圧力を加えるノックシリンダを有するライン・サー
マルヘッド・プリンタ装置を提供する。
【0011】このプリンタ装置によれば、印字しない印
字対象物部分が移送されている間は、リボンテープは押
さえ部材によって印字対象物に当接させられているだけ
で移動せず、印字対象物はリボンテープの表面上を滑っ
て搬送される。
【0012】そして印字すべき印字対象物部分が移送さ
れて来ると、リボンテープは前記したような適宜の手段
で印字対象物に同期した速度で移動されると共に、押さ
え部材にはノックシリンダによって瞬時の加圧力が加え
られ、増大された加圧力によって衝撃を与えることなく
印字対象物部分の印字すべき部分に鮮明な印字を施すこ
とができる。
【0013】以上の通り、本発明によれば、リボンテー
プは熱転写を行わせるに足る長さのみが送られてリボン
テープの使用量を著じるしく節減しながらも、印字対象
物の搬送速度が変化してもリボンテープが印字対象物と
常に同期した速度で送られ印字箇所に綺麗な印字を施す
ことができるライン・サーマルヘッド・プリンタ装置が
提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるライン・サー
マルヘッド・プリンタ装置の実施の形態を図面を用いて
具体的に説明する。図1は本発明によるライン・サーマ
ルヘッド・プリンタ装置の実施の形態を示しており、図
1において、1は熱転写型のリボンテープ原反でこれか
ら繰り出されたリボンテープ2は後記するように印字に
用いられた後、DCトルクモータ軸9に取り付けられた
使用済みテープ巻き取りリール4に巻き取られる。
【0015】5はラインサーマルヘッドで、6はヘツド
受けプラテンローラである。このラインサーマルヘッド
5とヘツド受けプラテンローラ6の間に、原反1からの
リボンテープ2と印字すべき例えば包材フィルム8が重
ねられて通過され、予めプログラムされた印字が包材フ
ィルム8の上面に施される。
【0016】3はステッピングモータ駆動ローラで、包
材フィルム8に対し印字を行わない間は、このステッピ
ングモータは回転が停止され、その最大静止トルク特性
を利用してステッピングモータをリボンテープ2に対す
るブレーキとして使っている。7はリボンテープ押さえ
ローラである。10は包材フィルム8の搬送速度を検出
するためのエンコーダで、その検出信号によってステッ
ピングモータは回転速度を規定されるように構成されて
いる。
【0017】図示したライン・サーマルヘッド・プリン
タ装置は以上の構成を有しており、印字対象物の包材フ
ィルム8に印字させない時はステッピングモータは回転
が停止され、その最大静止トルク特性を利用してステッ
ピングモータをリボンテープ2に対するブレーキとして
使ってリボンテープ2も送りを停止されている。
【0018】包材フィルム8の印字させる部分が来て印
字を行うわせる時は、印字対象物の移動速度を検出する
エンコーダ10の信号によってステッピングモータはリ
ボンテープ2を包材フィルム8の搬送速度に同期した速
度で移動させ、ラインサーマルヘッド5に通電してリボ
ンテープ2によって印字を行うよう制御している。
【0019】リボンテープ2は包材フィルム8の摩擦抵
抗と静電気によるくっつきで包材フィルム8の搬送速度
に同期した連続速度で正確に送られ、リボンテープ2を
効率的に使って、綺麗に印字可能である。
【0020】前記したライン・サーマルヘッド5の具体
的構成の一例を図2〜図4に示してある。図2〜図4に
おいて、11は取付けプレート12に取り付けられたノ
ックシリンダで、そのピストンロッド13には押さえ部
材14が取り付けられている。15はサーマルヘッド
で、ヘッド取付けプレート17によってピン16の周り
に回動可能に片持ち式に取り付けられることにより図3
の矢印のように上下方向に変位可能とされている。リボ
ンテープ2は、ステッピングモータ3で送られる。
【0021】こうしてサーマルヘッド15は、自重(一
例として1.2Kg/cm程度)で包材フィルム8に
対してリボンテープ2を常に当接させた状態でプラテン
ローラ6上に乗った状態となっている。包材フィルム8
の印字部分でないところが移動しているときは前記した
ようにリボンテープ2が静止しているので、包材フィル
ム8はリボンテープ2の表面上を滑る状態で搬送され
る。
【0022】包材フィルム8の印字する部分が来ると、
リボンテープ2はステッピングモータ3で送り出される
と共にDCトルクモータで巻き取ることにより包材フィ
ルム8と等速で移動される。それと共に、ノックシリン
ダ11が作動され、前記したようにサーマルヘッド15
の自重で包材フィルム8に対して当接されていたリボン
テープ2に瞬時のシリンダ圧をかけ印字を行わせる。
【0023】印字が済むとノックシリンダ11の作動が
停止され、リボンテープ2はサーマルヘッド15の自重
で包材フィルム8に対して当接された状態に戻る。この
ように、リボンテープ2は包材フィルム8に当接されて
いた状態のままノックシリンダ11が作動したときのみ
押圧さて印字されるだけなので、リボンテープ2や包材
フィルム8に衝撃力を与えずに印字できる。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印字対
象物の印字を施すべき部分のみに対しその移動速度に同
期させてリボンテープを移動させ、ラインサーマルヘッ
ドに通電して印字を行うよう制御することによって、印
字対象物に対して効率的にリボンテープを移送させ経済
的に、かつ、綺麗に印字可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるライン・サーマル
ヘッド・プリンタ装置を示す説明図。
【図2】図1における印字部分の構成をしめす機器配置
図。
【図3】図2におけるライン・サーマルヘッド部分の構
成をしめす正面図。
【図4】図3の側面図。
【符号の説明】
1 熱転写リボンテープ原反 2 リボンテープ 3 ステッピングモータ駆動ローラ 4 使用済みテープ巻き取りリール 5 ラインサーマルヘッド 6 プラテンローラ 7 リボンテープ押さえローラ 8 包材フィルム 9 DCトルクモータ軸 10 エンコーダ 11 ノックシリンダ 12 取付けプレート 13 ピストンロッド 14 押さえ部材 15 サーマルヘッド 16 ピン 17 ヘッド取付けプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドとリボンテープを用いて移
    動中の印字対象物に印字するライン・サーマルヘッド・
    プリンタ装置において、印字対象物の移動速度を検出す
    る速度検出装置、及び該印字対象物に対して印字を行う
    ときのみ該検出装置で検出された印字対象物の移動速度
    に同期した速度でリボンテープを移動させる為のステッ
    ピングモータを設けたことを特徴とするライン・サーマ
    ルヘッド・プリンタ装置。
  2. 【請求項2】サーマルヘッドとリボンテープを用いて移
    動中の印字対象物に印字するライン・サーマルヘッド・
    プリンタ装置において、リボンテープを介してサーマル
    ヘッドを印字対象物に常時当接させる押さえ部材と、印
    字時に印字対象物に同期した速度でリボンテープを移動
    させるリボンテープ駆動装置と、印字時に前記押さえ部
    材に瞬時の加圧力を加えるノックシリンダを有すること
    を特徴とするライン・サーマルヘッド・プリンタ装置。
JP8132499A 1995-10-06 1996-04-19 ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置 Pending JPH09156144A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8132499A JPH09156144A (ja) 1995-10-06 1996-04-19 ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置
DE1996612275 DE69612275T2 (de) 1996-04-19 1996-12-27 Thermischer Linien-Druckkopf
EP96120963A EP0802117B1 (en) 1996-04-19 1996-12-27 Line thermal printer head
US08/886,476 US6011574A (en) 1996-04-19 1997-07-01 Line thermal head printer apparatus

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-294645 1995-10-06
JP29464595 1995-10-06
JP8132499A JPH09156144A (ja) 1995-10-06 1996-04-19 ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置
US08/886,476 US6011574A (en) 1996-04-19 1997-07-01 Line thermal head printer apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09156144A true JPH09156144A (ja) 1997-06-17

Family

ID=27316513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8132499A Pending JPH09156144A (ja) 1995-10-06 1996-04-19 ライン・サーマルヘッド・プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09156144A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6292207B1 (en) * 2000-08-08 2001-09-18 Daisey Machinery Co., Ltd. Line thermal head letter printing method
US7417657B2 (en) 2004-07-19 2008-08-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Thermal printer and printing method
JP2012006642A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Kawashima Packaging Mach Ltd 印字装置を備えた包装機
CN103802506A (zh) * 2014-01-26 2014-05-21 广州市宝比塑料制品有限公司 打印机及其控制方法
CN112455097A (zh) * 2020-11-27 2021-03-09 厦门汉印电子技术有限公司 一种热转印打印设备

Cited By (6)

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