JP2883143B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2883143B2
JP2883143B2 JP2023848A JP2384890A JP2883143B2 JP 2883143 B2 JP2883143 B2 JP 2883143B2 JP 2023848 A JP2023848 A JP 2023848A JP 2384890 A JP2384890 A JP 2384890A JP 2883143 B2 JP2883143 B2 JP 2883143B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録装置に関し、特に大サイズの被記録媒
体を用いる記録装置において、高品位な印画を可能とす
る被記録媒体送り機構に関する。
[従来の技術] 従来の記録装置に置ける被記録媒体送り機構は、通常
左右のフレーム間に掛け渡された断面円形状のプラテン
と、このプラテンに圧接しプラテンとの間に被記録媒体
を挟持する紙送り小ローラと、フレームの外側面に配設
され、モータの回転力をプラテンシャフトに伝達するギ
ア群あるいはベルト等の駆動力伝達機構からなり、モー
タの回転力を駆動力伝達手段を介して、プラテンの中心
軸であるプラテンシャフトに伝達し、プラテンを回転さ
せることにより、プラテンと紙送り小ローラの働きで、
被記録媒体を所定量ずつ送るようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 以上説明した従来の被記録媒体送り機構の構成におい
ては、次のような問題点が指摘されている。
プラテンの構成は、回転軸を鋼材等で形成し、その外
周にゴム等を巻き付け、このゴムの外径を研磨仕上げし
た物や、パイプ材の端面に回転軸を取り付けた側板等を
固定したものであり、被記録媒体が小サイズの時は充分
にその機能を発揮するが、被記録媒体が大サイズに拡張
されると部品加工状形成しにくく、また加工できても高
価な部品となるという問題点を持っている。またプラテ
ンの外径が大きくなると被記録媒体の紙送り精度も得ら
れないという欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためな
されたもので、被記録媒体送り機構を簡略化し、大サイ
ズでも加工しやすく安価なプラテンを用いることがで
き、しかも高精度の被記録媒体送りが可能となる記録装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述の目的を達成するためになされたもの
で、記録信号に基づき駆動制御される記録ヘッドと、該
記録ヘッドを搭載するキャリッジと、被記録媒体を支持
するプラテンと、前記キャリッジを前記被記録媒体の移
送方向に対して直交方向に往復移動させるキャリッジ移
送機構と、前記プラテンを回転駆動するためのモータ
と、該モータの駆動力を前記プラテンに伝達するための
駆動ベルトとを備えた記録装置において、前記駆動ベル
トはステンレス製またはポリイミドフィルム製のいずれ
かの材質からなるフラットな駆動ベルトであり、かつ、
前記モータの回転を直接前記プラテンに伝達するように
前記プラテンの外周と前記モータとを該駆動ベルトでそ
れぞれ巻回するようにダイレクトに連結するとともに、
該駆動ベルトに適正な張力を付与する張力付与部材を備
えたことを特徴とする。
[作用] 上述の手段は以下のように作用する。
プラテンと、このプラテンを回転駆動するモータとを
フラットな駆動ベルトでダイレクトに連結することによ
り、モータの回転力が直接プラテンに伝達されるため高
精度の紙送りが可能となる。またプラテンの外周に駆動
ベルトを巻回することにより円筒状のプラテンを使用で
き加工が容易で安価なプラテンを使用することが可能な
る。
[実施例] 以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る記録装置の主要機構部の斜視
図である。
記録装置のフレーム構造は、ベースフレーム1、左側
板2、右側板3より構成される。
キャリッジ機構部は、記録ヘッド5、この記録ヘッド
5を搭載したキャリッジ6、メインシャフト7、キャリ
ッジ6の駆動を行うCRモータ8、駆動ベルト9、記録ヘ
ッド5に記録信号を供給するためのFPC10、駆動プーリ1
1、従動プーリ12等により構成されている。記録ヘッド
5は、キャリッジ6に取り付けられ、キヤリッジ6の移
動とともにメインシャフト7の上を前記左側板2と右側
板3との間で移動可能になっている。このときの駆動源
は、CRモータ8であり、このCRモータ8はその軸に圧入
嵌合で取り付けられた駆動プーリ11とこの駆動プーリ12
と係合する歯付駆動ベルト9を介し、前記キャリッジ6
へと動力伝達を行なうものである。従動プーリ12は、駆
動プーリ11と対峙する位置に設けられ、ベルト張力付勢
手段13によって駆動ベルト9に適性張力を与えている。
尚、本実施例では動力伝達部材として、歯付ベルトを用
いた場合を説明したが、歯付ベルトに代えて、動力伝達
が可能なワイヤあるいはラック・ピニオン等の伝達系を
用いても何ら支障はない。
また、被記録媒体送り機構部は、ロール状被記録媒体
20、プラテン21、被記録媒体押え22、LFモータ23、この
LFモータ23の回転力をプラテン21に伝達する駆動ベルト
24等の部品より構成されている。プラテン21は、アルミ
ニウム等で形成された円筒パイプ状をしており、前記右
側板3およびLF側板4上にそれぞれ設けられた2個のリ
ング25と、バネ26a等の付勢手段を介しプラテン21をヘ
ースフレーム1側に押し付ける1個のリング26により、
その外径を保持される事により支持されている。プラテ
ン21への動力伝達は、ステッピングモータ等よりなるLF
モータ23の回転力を駆動ベルト24を介して直接プラテン
21へ伝達することによりなされる。また、紙送り小ロー
ラ27がプラテン21に圧設されるように設けられており、
駆動ベルト24が駆動されることにより、この駆動ベルト
24の回転が滑り接触によりプラテン21に伝達され、この
プラテン21と小ローラ27との働きにより被記録媒体20の
所定量の送りがなされる。この駆動ベルト24は、エンド
レスタイプのフラットなベルトでありプラテン21の外周
にダイレクトに巻回されている。そして、この駆動ベル
ト24の材質としては、ステンレス等の金属薄板あるいは
ポリイミド等の樹脂フィルムが適しているが、特にポリ
イミドフィルムはその加工性および低騒音性から優れた
ものである。また、この駆動ベルト24には、バネ28の弾
性力を受けた圧設ローラ29が圧設され、適正なベルト張
力が与えられている。
上述の構成をもつ記録装置において、駆動ベルト24と
して、ステンレス製ベルト(SUS304)を使用した場合の
被記録媒体送り精度の測定結果と、ポリイミドフィルム
製ベルト(PIフィルム)を使用した場合の被記録媒体送
り精度の測定結果とを初期精度について表1に、被記録
媒体を2万m送った後の送り精度を表2に示す。また、
それぞれの駆動ベルトを使用したとき騒音の測定結果に
ついて表3に示す。
尚、表において、Nは測定ポイントの数を、Xは測定
値の平均値、Rは測定値のバラツキを示す。また、表3
におけるA点とは記録装置の150cm上を、B点とは100cm
前方を表す。
以上の結果から、駆動ベルトとしてステンレス製ベル
トとポリイミドフィルム製ベルトを使用した場合、その
被記録媒体の送り精度においてはほとんど差がなく両方
とも良好な結果が得られることがわかる。そして、騒音
を考慮するとステンレス製ベルトよりもポリイミドフィ
ルム製ベルトのほうが優れているともいえる。
また、モータとプラテンとをダイレクトに連結するこ
とにより、送り量のバラツキの要因は、モータの精度と
駆動ベルトの駆動プーリの精度しかなくなり、ギア群を
介して駆動する場合に比べてバラツキの要因が少なくな
り、被記録媒体の送り精度が格段に向上する。
[効果] 以上説明したように本発明によれば、記録信号に基づ
き駆動制御される記録ヘッドと、該記録ヘッドを搭載す
るキャリッジと、被記録媒体を支持するプラテンと、前
記キャリッジを前記被記録媒体の移送方向に対して直交
方向に往復移動させるキャリッジ移送機構とを備えた記
録装置において、前記プラテンと該プラテンを回転駆動
するモータとをフラットな駆動ベルトでダイレクトに連
結したことにより、モータの回転力が直接プラテンに伝
達されるため高精度の紙送りが可能となり高品位の印画
ができ、またプラテンの外周に駆動ベルトを巻回するこ
とにより円筒状のプラテンを使用でき加工が容易で安価
なプラテンを使用することが可能なる、という効果を提
供するばかりでなく、ポリイミドフィルム等の樹脂フィ
ルムを駆動ベルトに使用すれば騒音の少ない記録装置が
提供できる、という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る記録装置の主要機構部
の斜視図、第2図はその被記録媒体送り機構を示す側面
図である。 5……キャリッジ、6……記録ヘッド 21……プラテン、23……LFモータ 74……駆動ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−19470(JP,A) 特開 昭64−25952(JP,A) 特開 昭61−223351(JP,A) 特開 昭52−118157(JP,A) 特開 平1−257027(JP,A) 特開 昭62−157110(JP,A) 特開 平2−41275(JP,A) 実開 昭57−19094(JP,U) 実開 平2−88753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録信号に基づき駆動制御される記録ヘッ
    ドと、該記録ヘッドを搭載するキャリッジと、被記録媒
    体を支持するプラテンと、前記キャリッジを前記被記録
    媒体の移送方向に対して直交方向に往復移動させるキャ
    リッジ移送機構と、前記プラテンを回転駆動するための
    モータと、該モータの駆動力を前記プラテンに伝達する
    ための駆動ベルトとを備えた記録装置において、前記駆
    動ベルトはステンレス製またはポリイミドフィルム製の
    いずれかの材質からなるフラットな駆動ベルトであり、
    かつ、前記モータの回転を直接前記プラテンに伝達する
    ように前記プラテンの外周と前記モータとを該駆動ベル
    トでそれぞれ巻回するようにダイレクトに連結するとと
    もに、該駆動ベルトに適正な張力を付与する張力付与部
    材を備えたことを特徴とする記録装置。
JP2023848A 1990-02-02 1990-02-02 記録装置 Expired - Lifetime JP2883143B2 (ja)

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JP2023848A JP2883143B2 (ja) 1990-02-02 1990-02-02 記録装置

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JPH03227671A JPH03227671A (ja) 1991-10-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56133189A (en) * 1980-03-24 1981-10-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Serial printer mechanism
JPS61274969A (ja) * 1985-05-31 1986-12-05 Toshiba Corp プリンタ
JPS62173333U (ja) * 1986-04-25 1987-11-04

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