JPH0753331Y2 - 感光性感材を使用するファクシミリ装置の副走査装置 - Google Patents
感光性感材を使用するファクシミリ装置の副走査装置Info
- Publication number
- JPH0753331Y2 JPH0753331Y2 JP1988005046U JP504688U JPH0753331Y2 JP H0753331 Y2 JPH0753331 Y2 JP H0753331Y2 JP 1988005046 U JP1988005046 U JP 1988005046U JP 504688 U JP504688 U JP 504688U JP H0753331 Y2 JPH0753331 Y2 JP H0753331Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sub
- scanning
- roller
- recording medium
- drive roller
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば写真電送受信装置の様に中間調の画像
を忠実に再現することが必要な用途で、平面走査方式に
よる光走査を行う画像記録装置に関し、特に副走査の送
り精度が記録画像にノイズとして判別不可能な程度迄の
性能を確保必要なファクシミリ装置の副走査装置に関す
る。
を忠実に再現することが必要な用途で、平面走査方式に
よる光走査を行う画像記録装置に関し、特に副走査の送
り精度が記録画像にノイズとして判別不可能な程度迄の
性能を確保必要なファクシミリ装置の副走査装置に関す
る。
従来、此の種の副走査装置は、性能主体ゆえに円筒回転
による主走査と、送りネジによる光学系ユニットを移動
により副走査を行ういわゆる円筒走査方式が主流であっ
たが、記録光源の変更や、装置の小型化・高速化に伴
い、回転偏向器を用いた平面走査方式が採用され始めて
いる。
による主走査と、送りネジによる光学系ユニットを移動
により副走査を行ういわゆる円筒走査方式が主流であっ
たが、記録光源の変更や、装置の小型化・高速化に伴
い、回転偏向器を用いた平面走査方式が採用され始めて
いる。
このような光走査装置にあっては、第２図に示すように
副走査は主に一対のローラ８の回転により記録媒体（印
画紙４）を送ることが一般的である。
副走査は主に一対のローラ８の回転により記録媒体（印
画紙４）を送ることが一般的である。
上述した従来の平面走査による光走査装置では、副走査
の精度確保の為には、モータ回転精度と動力伝達系の機
構部品加工精度を確保することが必要であるが、第２図
のごとく一対もしくはそれに類似の記録媒体送り用のロ
ーラ構造では、記録媒体の負荷変動、例えばロール状の
印画紙４は重量がある為、使用開始と終了では負荷抵抗
が大幅に変化したり、慣性によるタルミやツッパリが発
生、また記録媒体を効率的に使用する為に、紙カット後
巻きもどしを行うことによる機構系のバックラッシや記
録媒体のタルミが発生することによる影響で、記録に送
りムラが発生し、印刷用の原稿として使い物にならない
場合がでる等の欠点がある。
の精度確保の為には、モータ回転精度と動力伝達系の機
構部品加工精度を確保することが必要であるが、第２図
のごとく一対もしくはそれに類似の記録媒体送り用のロ
ーラ構造では、記録媒体の負荷変動、例えばロール状の
印画紙４は重量がある為、使用開始と終了では負荷抵抗
が大幅に変化したり、慣性によるタルミやツッパリが発
生、また記録媒体を効率的に使用する為に、紙カット後
巻きもどしを行うことによる機構系のバックラッシや記
録媒体のタルミが発生することによる影響で、記録に送
りムラが発生し、印刷用の原稿として使い物にならない
場合がでる等の欠点がある。
本考案の目的は、上記のような記録に送りムラの発生を
防止する為に、二対のローラを備え、一方のローラは副
走査駆動用と巻きもどし時のレジストローラとして、も
う一方は巻きもどし駆動用と記録時のレジストローラと
して使用する。
防止する為に、二対のローラを備え、一方のローラは副
走査駆動用と巻きもどし時のレジストローラとして、も
う一方は巻きもどし駆動用と記録時のレジストローラと
して使用する。
副走査駆動用ローラは巻きもどし駆動用ローラと比較し
て、ローラ径が若干大きく、また副走査用駆動用ローラ
の方が記録媒体との摩擦抵抗力を大きくする為に、テン
ションローラの押し圧力を強くしている。
て、ローラ径が若干大きく、また副走査用駆動用ローラ
の方が記録媒体との摩擦抵抗力を大きくする為に、テン
ションローラの押し圧力を強くしている。
ローラ回転の動力源は、巻きもどし駆動ローラ軸に結合
され、副走査駆動用のローラ軸へのトルクの伝達は電磁
クラッチとブレーキを介して接続されている構造を有し
ている。
され、副走査駆動用のローラ軸へのトルクの伝達は電磁
クラッチとブレーキを介して接続されている構造を有し
ている。
次に本考案の実施例について図面を参照し説明する。
第２図は本考案の一実施例を説明する為の概略構成図で
あり、図中、21はポリゴンミラー、22はｆ−Θレンズ、
23は記録光源、24はカッタである。
あり、図中、21はポリゴンミラー、22はｆ−Θレンズ、
23は記録光源、24はカッタである。
副走査の駆動力伝達系は、副走査モータ26、減速歯車系
27,28、を介し、巻きもどし駆動ローラ29に伝達されて
いる。また巻きもどし駆動ローラ軸からタイミングベル
ト30により電磁クラッチ31を介して副走査駆動ローラに
32に伝達されている。
27,28、を介し、巻きもどし駆動ローラ29に伝達されて
いる。また巻きもどし駆動ローラ軸からタイミングベル
ト30により電磁クラッチ31を介して副走査駆動ローラに
32に伝達されている。
副走査駆動用ローラ軸には回転抵抗体33を備えている。
ローラ状に巻かれている印画紙25は、巻きもどし駆動ロ
ーラ29、該テンションローラ34、及び副走査駆動ローラ
32、該テンションローラ35、により送られる。
ーラ29、該テンションローラ34、及び副走査駆動ローラ
32、該テンションローラ35、により送られる。
ここに於いて、副走査駆動ローラ32は巻きもどし駆動ロ
ーラ29の直径よりも0.1mm大きく作ってあり、そのう
え、各テンションローラの押し圧力は副走査駆動側を強
くしている。
ーラ29の直径よりも0.1mm大きく作ってあり、そのう
え、各テンションローラの押し圧力は副走査駆動側を強
くしている。
この構造によって、記録走査時に於いて、副走査駆動側
の電磁クラッチ31が作動し、副走査駆動ローラによる送
り速度は巻きもどし駆動ローラの送り速度よりも早く、
且つ摩擦力が大きい為、巻きもどしローラ側ではスリッ
プが発生し、副走査駆動ローラ側に与える負荷力が常に
一定となる。
の電磁クラッチ31が作動し、副走査駆動ローラによる送
り速度は巻きもどし駆動ローラの送り速度よりも早く、
且つ摩擦力が大きい為、巻きもどしローラ側ではスリッ
プが発生し、副走査駆動ローラ側に与える負荷力が常に
一定となる。
反対に記録終了後、印画紙を一定量早送りし記録終了点
で印画紙カットを行う。印画紙カット後巻きもどしによ
り記録無効エリアを最小限にする為、電磁クラッチ31は
解除され副走査モータ26が逆転し巻きもどし駆動ローラ
29も逆転し印画紙が巻きもどされる。此のとき、副走査
駆動ローラ32はローラ軸に直結されている抵抗体により
ブレーキとなるため、印画紙のタルミと機構系のバック
ラッシを抑える。
で印画紙カットを行う。印画紙カット後巻きもどしによ
り記録無効エリアを最小限にする為、電磁クラッチ31は
解除され副走査モータ26が逆転し巻きもどし駆動ローラ
29も逆転し印画紙が巻きもどされる。此のとき、副走査
駆動ローラ32はローラ軸に直結されている抵抗体により
ブレーキとなるため、印画紙のタルミと機構系のバック
ラッシを抑える。
以上説明したように本考案は、写真の様な中間調の画像
再現を行う平面走査方式による光走査装置に於いて、二
対のローラを備え各々のローラが相互に引っ張りあって
機構系のバックラッシや副走査送り負荷力を一定に制御
する構造を有することにより、送りムラによる画像品質
の劣化を受けない高品質の記録を提供することである。
再現を行う平面走査方式による光走査装置に於いて、二
対のローラを備え各々のローラが相互に引っ張りあって
機構系のバックラッシや副走査送り負荷力を一定に制御
する構造を有することにより、送りムラによる画像品質
の劣化を受けない高品質の記録を提供することである。
第１図は本考案の実施例を示す斜視図、第２図は従来の
平面走査による記録媒体の副走査の概略構成を示す斜視
図である １……記録光源、２……ポリゴンミラー、３……ｆ−Θ
レンズ、４……印画紙、５……副走査モータ、６……伝
達系プーリ、７……副走査系駆動ローラ、８……テンシ
ョンローラ、９……カッタ、21……ポリゴンミラー、22
……ｆ−Θレンズ,23……記録光源、24……カッタ、25
……印画紙、26……副走査モータ、27,28……減速歯
車、29……巻きもどし駆動ローラ、30……伝達プーリ、
31……電磁クラッチ、32……副走査駆動ローラ、33……
回転抵抗体、34……巻きもどしテンションローラ、35…
…副走査テンションローラ。
平面走査による記録媒体の副走査の概略構成を示す斜視
図である １……記録光源、２……ポリゴンミラー、３……ｆ−Θ
レンズ、４……印画紙、５……副走査モータ、６……伝
達系プーリ、７……副走査系駆動ローラ、８……テンシ
ョンローラ、９……カッタ、21……ポリゴンミラー、22
……ｆ−Θレンズ,23……記録光源、24……カッタ、25
……印画紙、26……副走査モータ、27,28……減速歯
車、29……巻きもどし駆動ローラ、30……伝達プーリ、
31……電磁クラッチ、32……副走査駆動ローラ、33……
回転抵抗体、34……巻きもどしテンションローラ、35…
…副走査テンションローラ。
Claims (1)
- 【請求項１】感光性感材を記録媒体とし、該記録媒体を
ローラの回転により移動しながら副走査を行うファクシ
ミリ装置の副走査装置において、 前記記録媒体に接触し搬送する副走査駆動用ローラと、
前記副走査駆動用ローラより前記記録紙の入り口側に配
置され前記記録紙を搬送する補助用ローラと、前記補助
用ローラに接続された副走査駆動動力源と、前記副走査
駆動用ローラと前記副走査駆動用動力源との接続および
切り放しを行うクラッチと、ブレーキとを含み、 前記副走査駆動用ローラは、前記補助用ローラより前記
記録媒体との摩擦力が大きく、前記クラッチは、前記記
録媒体を副走査方向に搬送するとき前記副走査駆動用ロ
ーラと前記副走査駆動動力源とを接続し、前記記録媒体
を逆方向に搬送するとき前記副走査駆動用ローラと前記
副走査駆動動力源とを切り放し、前記ブレーキは前記記
録媒体が逆方向に搬送するとき前記副走査駆動用ローラ
に作用することを特徴とするファクシミリ装置の副走査
装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988005046U JPH0753331Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 感光性感材を使用するファクシミリ装置の副走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988005046U JPH0753331Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 感光性感材を使用するファクシミリ装置の副走査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01110544U JPH01110544U (ja) | 1989-07-26 |
| JPH0753331Y2 true JPH0753331Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31208078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988005046U Expired - Lifetime JPH0753331Y2 (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 感光性感材を使用するファクシミリ装置の副走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753331Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62100747U (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-26 | ||
| JP2608877B2 (ja) * | 1986-02-27 | 1997-05-14 | 松下電送 株式会社 | 原稿読取装置 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP1988005046U patent/JPH0753331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01110544U (ja) | 1989-07-26 |
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