JP2001025226A - 原稿露光走査装置 - Google Patents

原稿露光走査装置

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JP2001025226A
JP2001025226A JP11192482A JP19248299A JP2001025226A JP 2001025226 A JP2001025226 A JP 2001025226A JP 11192482 A JP11192482 A JP 11192482A JP 19248299 A JP19248299 A JP 19248299A JP 2001025226 A JP2001025226 A JP 2001025226A
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stepping motor
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idling torque
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Masato Ohashi
理人 大橋
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータの振動を小さくするため
にマグネットダンパを用いた原稿露光走査装置に関し
て、経時においてもマグネットダンパにおけるスペーサ
の磨耗が少なく、空転トルクが安定し,良好なる振動抑
止力を維持できる原稿露光走査装置を提供する。 【解決手段】 マグネットダンパ31に2枚のスペーサ
32,33を重ね合わせて用いることで、スペーサ3
2,33間で主な滑りを生じさせてスペーサ32,33
の磨耗を減らすことができ、1枚だけのスペーサを用い
た場合に比べて、経時の空転トルクが安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
や複写機などにおける原稿露光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7にデジタル複写機のスキャナの概略
構成例を示す。原稿面を露光走査するキャリッジとし
て、原稿面を露光するための露光ランプと原稿からの反
射光を受ける第1ミラーとを搭載した第1キャリッジ1
と、第1ミラーからの光を結像レンズを介してCCDに
導くための第2,3ミラーを搭載した第2キャリッジ2
とが平行かつ副走査方向に移動自在に設けられている。
このような第1,2キャリッジ1,2は正逆転自在なモ
ータ3を駆動源として副走査方向に往復移動される。こ
こに、モータ3と第1,2キャリッジ1,2との間に
は、光路長が常に変化しないように第1,2キャリッジ
1,2を2:1の速度比で駆動させるための伝達手段4
が介在されている。この伝達手段4は、モータ3により
回転されるキャリッジ駆動軸5と、このキャリッジ駆動
軸5の両端に設けられたワイヤプーリ6と、これらのワ
イヤプーリ6に一部が巻回されるとともに第1,2キャ
リッジ1,2の各々の両端に係止されたワイヤ7とを主
に構成されている。ここに、2:1の速度比を実現する
ために第2キャリッジ2の両端にはワイヤ7が巻回され
る動プーリ8が取付けられ、第1キャリッジ1に対して
は直接的に係止されている。また、ワイヤ7は適宜固定
プーリ9,10等を経て張り巡らされているとともに、
両端は所定の係止部に係止されて固定されている。ま
た、モータ3のモータ軸11とキャリッジ駆動軸5との
間は、減速させるための駆動側タイミングプーリ12と
従動側タイミングプーリ13とタイミングベルト14と
により連結されている。なお、モータ3はモータブラケ
ット15により筐体16に取付けられている。
【0003】このようなスキャナにおいては、モータ3
としてステッピングモータが用いられることが多い。こ
れは、第1,2キャリッジ1,2を往復動させる際に、
その移動量を同じにする必要があるが、ステッピングモ
ータによれば簡単な制御で移動量を高精度に管理できる
ためである。
【0004】反面、ステッピングモータは振動が大きい
という欠点がある。特に、特定の回転数にて、モータや
キャリッジという駆動系の共振点に一致すると、モータ
3の振動がミラーに伝搬し、ミラーが振動し、直線がギ
ザギザになったりする。この点、この種のスキャナで
は、複写倍率を変えるために、モータ3の回転数を変
え、キャリッジの読取速度(副走査速度)を機械的に変
える方法が一般に採用されているため、振動を避けるた
めに共振点から外れた回転数域のみでモータ3を使用す
る訳にはいかない。
【0005】このようなことから、ステッピングモータ
やキャリッジ駆動軸にフライホイールを付加させること
で、イナーシャを増加させて振動を低減させる方法が採
用されている。このような方法は、各種公報にも記載さ
れており、例えば、特開平2−306032号公報、特
開平8−15786号公報、特開平10−4476号公
報、特開平10−184845号公報等に記載されてい
る。
【0006】フライホイールとしては、磁性体(磁石)
からなるディスク状の回転慣性体と、磁性体からなるフ
ランジ部材と、回転慣性体とフランジ部材との間に樹脂
製のスペーサを挟んでなるマグネットダンパを用いたも
のがある。このマグネットダンパ21の例を図8に示
す。重量を有する回転慣性体なるディスク22には穴2
3があいており、この穴23には滑り軸受24が圧入さ
れている。このようなディスク22の滑り軸受24に対
してスペーサ25を介してフランジ部材26のボス部2
7が挿入される。フランジ部材26の穴28内にはモー
タ軸等の回転軸29がディスク22側から挿入され、ボ
ス部27のねじ穴30を介してねじ(図示せず)により
フランジ部材26と回転軸29とが固定される。
【0007】このようなマグネットダンパ21を用いる
と、ステッピングモータ3に負荷のかかる加減速時にデ
ィスク22が空転することで加減速時の慣性負荷があま
りステッピングモータ3自身にかからなくなる。このた
め、比較的小型で低コストのステッピングモータを用い
ることかできる。また、振動が発生した時、ディスク2
2とスペーサ25との摩擦によりその振動を吸収するこ
ともできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなマグネット
ダンパ21において、ディスク22が空転する空転トル
クはステッピングモータ3の加減速時の摩擦負荷とな
る。この摩擦負荷を極力小さくするために、スペーサ2
5の材料をテフロンなどの摩擦係数の低いものにした
り、ディスク22やフランジ部材26のスペーサ摺動面
の面精度を上げる必要がある。
【0009】ところが、摩擦係数の低い樹脂は、特性的
に削れやすい性質がある。このため、磨耗粉がスキャナ
機内を汚染し、ミラー面などに付着し、白スジ等の読取
異常画像を発生してしまう。
【0010】また、スペーサ25として0.5mm厚さの
テフロンを用いた場合のマグネットダンパ21の空転ト
ルクを経時で測定したところ、図9で示すような結果が
得られた。この結果によれば、1000時間を過ぎた頃
から空転トルクが増しているのが分かる。これは、スペ
ーサ25が磨耗し、スペーサ25の厚みが減り(測定に
よれば、1000時間後のスペーサ25の厚みは0.3
mmであった)、ディスク22とフランジ部材26との
距離が近くなり、両者間の磁性吸着力が大きくなったた
めである。よって、空転トルクが大きくなると、ステッ
ピングモータ3の加減速時の摩擦負荷が増し、加減速時
にステッピングモータ3が脱調するに至ることがある。
ちなみに、図9において、最初に空転トルクが落ち込む
のは、ディスク22やフランジ部材26の摺動面にスペ
ーサ25の磨耗粉が入り込み摩擦係数が下がるためであ
る。
【0011】そこで、本発明は、ステッピングモータの
振動を小さくするためにマグネットダンパを用いた原稿
露光走査装置に関して、経時においてもマグネットダン
パにおけるスペーサの磨耗が少なく、空転トルクが安定
し,良好なる振動抑止力を維持させることができる原稿
露光走査装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿面を露光走査するキャリッジと、このキャリッジを
走査移動させるための駆動力を付与するステッピングモ
ータと、このステッピングモータの駆動力を前記キャリ
ッジに伝達する伝達手段と、回転軸に固定される磁性体
によるフランジ部材とこのフランジ部材に対して回転自
在で磁気的に結合される磁性体による回転慣性体とこれ
らのフランジ部材と回転慣性体との間に挟まれた樹脂製
のスペーサとよりなるマグネットダンパとを備えた原稿
露光走査装置において、前記スペーサが重ね合わせられ
る2枚のスペーサからなる。
【0013】従って、2枚のスペーサを重ね合わせて用
いることにより、スペーサ間で主な滑りを生じてスペー
サの磨耗が減ることとなり、1枚だけのスペーサを用い
た場合に比べて、経時の空転トルクを安定させることが
できる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の原
稿露光走査装置における2枚の前記スペーサは、その脂
材質が異なる。
【0015】従って、異なる材料による2枚のスペーサ
を用いることにより、スペーサ間の摩擦係数を小さくす
ることができ、よって、経時における初期段階の空転ト
ルクをより小さくすることができ、かつ、初期と経時と
での空転トルクの差を小さくすることもでき、空転トル
クが長期に渡って安定する。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の原稿露光走査装置における2枚の前記スペーサの少
なくとも一方が、前記フランジ部材又は前記回転慣性体
に固定されている。
【0017】従って、固定面での磨耗がなくなり、磨耗
粉による異常の発生を防止できるとともに、スペーサの
磨耗を減らしつつスペーサ同士の滑りを維持できるの
で、経時において空転トルクを安定させることもでき
る。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の原稿露光走査装置における前記フランジ部材が
固定される前記回転軸は、前記ステッピングモータのモ
ータ軸である。
【0019】従って、ステッピングモータから発生しブ
ラケットやベルト等を介してキャリッジ側に伝達される
振動を、長期に渡って安定して抑制できる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の原稿露光走査装置における前記フランジ部材が
固定される前記回転軸は、前記伝達手段におけるキャリ
ッジ駆動軸である。
【0021】従って、ステッピングモータ側からブラケ
ットやベルト等を介してキャリッジ側に伝達される振動
を、経時に渡って安定して抑制できる。特に、キャリッ
ジ側駆動軸上にマグネットダンパを設けることで、空転
トルクがステッピングモータの加減速時にかかる摩擦負
荷を小さくできることから、一層小さいトルクのステッ
ピングモータを使用でき、モータの小型・低コスト化を
図ることかできる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。図7及び図8で示した
部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略す
る(以降の実施の形態でも同様とする)。本実施の形態
のマグネットダンパ31は、図1に示すように、ステッ
ピングモータ3のモータ軸11上であって駆動側タイミ
ングプーリ12とは反対側に取付けられている。即ち、
フランジ部材26がモータ軸11にねじにより固定され
ている。
【0023】ここに、本実施の形態のマグネットダンパ
31は、基本的には、マグネットダンパ21と同様な構
成よりなるが、本実施の形態では、1枚の樹脂製のスペ
ーサ25に代えて、2枚の樹脂製のスペーサ32,33
が重ね合わせて用いられている。これらのスペーサ3
2,33としては、例えば、ポリアセタールなる同じ樹
脂材料で0.3mmなる同じ厚さのものが用いられてい
る。
【0024】このような構成のマグネットダンパ31を
用いた本実施の形態によれば、スペーサ32,33間で
主な滑りを生じてスペーサ32,33の磨耗が減ること
となり、1枚だけのスペーサ25を用いた場合に比べ
て、経時の空転トルクを安定させることができる。図3
は本実施の形態の場合の経時における空転トルクの測定
結果を示すもので、1000時間以上経っても空転トル
クが安定していることが分かる。また、本実施の形態の
マグネットダンパ31はステッピングモータ3のモータ
軸11に直接取付けられているので、このステッピング
モータ3から発生しモータブラケット15やタイミング
ベルト14等を介してキャリッジ側に伝達される振動
を、長期に渡って安定して抑制することができる。
【0025】なお、このようなマグネットダンパ31は
図4に示すように伝達手段4のキャリッジ駆動軸5上に
おいて従動側タイミングプーリ13の外側に位置させて
取付けるようにしてもよい。これによれば、ステッピン
グモータ3側からモータブラケット15やタイミングベ
ルト14等を介してキャリッジ側に伝達される振動や、
タイミングベルト14とタイミングプーリ12,13と
の噛み合いで発生する振動を、長期に渡って安定して抑
制することができる。特に、キャリッジ駆動軸5上にマ
グネットダンパ31を設けることで、空転トルクがステ
ッピングモータ3の加減速時にかかる摩擦負荷を小さく
できることから、一層小さいトルクのステッピングモー
タ3を使用でき、モータの小型・低コスト化を図ること
かできる。
【0026】本発明の第二の実施の形態を図5に基づい
て説明する。本実施の形態は、構成的には第一の実施の
形態と同様であるが、スペーサ32,33の低摩擦係数
の樹脂材料を異ならせたものである。例えば、スペーサ
32をテフロン製とし、スペーサ33をポリアセタール
製とし、何れも0.3mmの厚さに形成してなる。
【0027】このように、異なる樹脂材料による2枚の
スペーサ32,33を用いることにより、スペーサ3
2,33間の摩擦係数を同一材質による場合に比べて小
さくすることができ、よって、経時における初期段階の
空転トルクをより小さくすることができ、かつ、初期と
経時とでの空転トルクの差を小さくすることもでき、空
転トルクを長期に渡って安定させることがてきる。
【0028】図5は、テフロン製で0.3mm厚さのス
ペーサ32と、ポリアセタール製で0.3mm厚さのス
ペーサ33とを用いたマグネットダンパ31による場合
の経時における空転トルクの測定結果を示すもので、2
枚ともポリアセタール製とした場合(図3)に比べて、
初期の空転トルクを一層小さくできることが分かる。ま
た、経時の空転トルクも安定しているので、全体とし
て、初期と経時とでの空転トルクの差も小さく、空転ト
ルクが長期に渡って安定しているのが分かる。なお、1
000時間後のスペーサ32,33の厚さは、テフロン
製のスペーサ32が0.25mmで、ポリアセタール製
のスペーサ33が0.28mmであり、磨耗の少ないこ
とが分かる。
【0029】本発明の第三の実施の形態を図6に基づい
て説明する。本実施の形態は、マグネットダンパ31に
おいて一方のスペーサ33をディスク22の片面に接着
により固定して設けたものである。
【0030】共にポリアセタール製のスペーサ32,3
3を用いた第一の実施の形態による場合、その1000
時間使用後のスペーサ32,33の様子を観察したとこ
ろ、スペーサ32,33の磨耗は主にディスク22やフ
ランジ部材26との摺動面で発生していることが判明し
たものである。この点、本実施の形態では、スペーサ3
3をディスク22に固定しているので、両者間(固定
面)での磨耗をほぼ0にすることができる。さらには、
スペーサ32側についてもフランジ部材26に接着等に
より固定して設ければ、両者間(固定面)での磨耗をほ
ぼ0にすることができ、全体としてスペーサ32,33
の磨耗を大幅に減らすことができる。この結果、固定面
でのスペーサ32,33の磨耗がなくなり、その磨耗粉
による異常の発生を防止できるとともに、スペーサ3
2,33同士の滑りは維持できるので、経時において空
転トルクを安定させることもできる。
【0031】なお、これらの実施の形態では、デジタル
複写機のスキャナへの適用例で説明したが、露光走査し
た光を直接感光体に結像させて静電潜像を形成するタイ
プの複写機におけるスキャナにも同様に適用できる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、マグネッ
トダンパに2枚のスペーサを重ね合わせて用いたので、
スペーサ間で主な滑りを生じさせてスペーサの磨耗を減
らすことができ、1枚だけのスペーサを用いた場合に比
べて、経時の空転トルクを安定させることができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、異なる脂材
料による2枚のスペーサを用いたので、スペーサ間の摩
擦係数を小さくすることができ、よって、経時における
初期段階の空転トルクをより小さくすることができ、か
つ、初期と経時とでの空転トルクの差を小さくすること
もでき、空転トルクが長期に渡って安定させることがで
きる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、2枚のスペ
ーサの少なくとも一方を、フランジ部材又は回転慣性体
に固定したので、スペーサにおいて固定面での磨耗がな
くなり、磨耗粉による異常の発生を防止できるととも
に、スペーサの磨耗を減らしつつスペーサ同士の滑りは
維持できるので、経時において空転トルクを安定させる
こともできる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、ステッピン
グモータのモータ軸にマグネットダンパを取付けたの
で、ステッピングモータから発生しブラケットやベルト
等を介してキャリッジ側に伝達される振動を、長期に渡
って安定して抑制することができる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、伝達手段に
おけるキャリッジ駆動軸にマグネットダンパを取付けた
ので、ステッピングモータ側からブラケットやベルト等
を介してキャリッジ側に伝達される振動を、長期に渡っ
て安定して抑制することができ、特に、キャリッジ側駆
動軸上にマグネットダンパを設けることで、空転トルク
がステッピングモータの加減速時にかかる摩擦負荷を小
さくできることから、一層小さいトルクのステッピング
モータを使用でき、モータの小型・低コスト化を図るこ
とかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すステッピング
モータの側面図である。
【図2】そのマグネットダンパを示す分解斜視図であ
る。
【図3】空転トルクの経時特性を示すグラフ図である。
【図4】変形例を示す従動側タイミングプーリ付近の側
面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態による空転トルクの
経時特性を示すグラフ図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態のマグネットダンパ
を示す分解斜視図である。
【図7】スキャナ構成の概要を示す平面図である。
【図8】従来のマグネットダンパを示す分解斜視図であ
る。
【図9】空転トルクの経時特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1,2 キャリッジ 3 ステッピングモータ 4 伝達手段 5 キャリッジ駆動軸=回転軸 11 モータ軸=回転軸 22 回転慣性体 26 フランジ部材 31 マグネットダンパ 32,33 スペーサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿面を露光走査するキャリッジと、こ
    のキャリッジを走査移動させるための駆動力を付与する
    ステッピングモータと、このステッピングモータの駆動
    力を前記キャリッジに伝達する伝達手段と、回転軸に固
    定される磁性体によるフランジ部材とこのフランジ部材
    に対して回転自在で磁気的に結合される磁性体による回
    転慣性体とこれらのフランジ部材と回転慣性体との間に
    挟まれた樹脂製のスペーサとよりなるマグネットダンパ
    とを備えた原稿露光走査装置において、 前記スペーサが重ね合わせられる2枚のスペーサからな
    ることを特徴とする原稿露光走査装置。
  2. 【請求項2】 2枚の前記スペーサは、その材質が異な
    ることを特徴とする請求項1記載の原稿露光走査装置。
  3. 【請求項3】 2枚の前記スペーサの少なくとも一方
    が、前記フランジ部材又は前記回転慣性体に固定されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の原稿露光走
    査装置。
  4. 【請求項4】 前記フランジ部材が固定される前記回転
    軸は、前記ステッピングモータのモータ軸であることを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の原稿露光走査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フランジ部材が固定される前記回転
    軸は、前記伝達手段におけるキャリッジ駆動軸であるこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の原稿露光走査
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112587A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Ricoh Co Ltd 原稿送り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112587A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Ricoh Co Ltd 原稿送り装置

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