JP2660832B2 - 光学ユニットの往復駆動装置 - Google Patents
光学ユニットの往復駆動装置Info
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- Y10S400/903—Stepping-motor drive for carriage feed
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- Optics & Photonics (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機や原稿読取り装
置などに用いられる光学ユニットを往復駆動させる装置
に関する。
置などに用いられる光学ユニットを往復駆動させる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スリット露光を行う複写機や
原稿読取り装置などにおいては、原稿照明用の光源を有
する光学ユニットが往復移動を行うことにより、透明な
原稿載置板上に載置された原稿を照明走査し、原稿から
反射した光をレンズ装置を通して感光体やCCDなどの
受光体に導く構成になっている。
原稿読取り装置などにおいては、原稿照明用の光源を有
する光学ユニットが往復移動を行うことにより、透明な
原稿載置板上に載置された原稿を照明走査し、原稿から
反射した光をレンズ装置を通して感光体やCCDなどの
受光体に導く構成になっている。
【0003】上記光学ユニットは、ホームポジションと
呼ばれる所定位置より加速して原稿走査を行うために定
速走行を行い、原稿走査が終了するとブレーキングされ
停止する(往動走行)。そして、光学ユニットは、往動
走行の方向とは反対方向に加速され、加速走行を行った
後、ブレーキングされてホームポジションに戻る(復動
走行)。
呼ばれる所定位置より加速して原稿走査を行うために定
速走行を行い、原稿走査が終了するとブレーキングされ
停止する(往動走行)。そして、光学ユニットは、往動
走行の方向とは反対方向に加速され、加速走行を行った
後、ブレーキングされてホームポジションに戻る(復動
走行)。
【0004】ところで、前記往動走行は、原稿走査を行
う領域においては速度変動がないことが必要とされる。
また、前記復動走行は、オペレータの待ち時間を最小限
にするために素早い走行が必要とされるが、従来におい
ては、上記往復移動のための駆動手段として一つのパル
スモータを用い、これを正転または逆転させ、しかも、
定速走行または加速走行を行うようにしていた。
う領域においては速度変動がないことが必要とされる。
また、前記復動走行は、オペレータの待ち時間を最小限
にするために素早い走行が必要とされるが、従来におい
ては、上記往復移動のための駆動手段として一つのパル
スモータを用い、これを正転または逆転させ、しかも、
定速走行または加速走行を行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、一つのパルスモータで往動走行および復動走行
を行わせた場合、高速機においては、往動走行における
速度と復動走行における速度の差が大きくなり、速度の
速い復動走行に特性を合わせると往動走行時における音
が大きくなる。また、往動走行時に特性を合わせると復
動走行時に音が大きくなるといった欠点がある。
ように、一つのパルスモータで往動走行および復動走行
を行わせた場合、高速機においては、往動走行における
速度と復動走行における速度の差が大きくなり、速度の
速い復動走行に特性を合わせると往動走行時における音
が大きくなる。また、往動走行時に特性を合わせると復
動走行時に音が大きくなるといった欠点がある。
【0006】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、往動走行および復動
走行の何れにおいても所望の走行を行うことができると
共に、前記両走行の何れにおいても音の発生が可及的に
小さい光学ユニットの往復駆動装置を提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、往動走行および復動
走行の何れにおいても所望の走行を行うことができると
共に、前記両走行の何れにおいても音の発生が可及的に
小さい光学ユニットの往復駆動装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、原稿走査用の第1光学ユニット
および第2光学ユニットを、原稿走査のための往動走行
時には前者が後者の2倍の速度で互いに同方向に定速で
移動し、復動走行時には往動走行時の移動速度よりも高
速で移動させるようにした光学ユニットの往復駆動装置
において、前記両光学ユニットの往動走行に用いられ、
往動走行時の出力軸の回転速度が1.5kppsにて4
0dBより小さい音圧レベルの騒音で1.0kgf−c
m以上のトルクを発生させる第1パルスモータと、前記
光学ユニットの復動走行に用いられ、復動走行時の出力
軸の回転速度が4.5kppsにて43dBより小さい
音圧 レベルの騒音で1.0kgf−cm以上のトルクを
発生させる第2パルスモータとを、前記光学ユニットの
駆動系に具備させている。
め、本発明においては、原稿走査用の第1光学ユニット
および第2光学ユニットを、原稿走査のための往動走行
時には前者が後者の2倍の速度で互いに同方向に定速で
移動し、復動走行時には往動走行時の移動速度よりも高
速で移動させるようにした光学ユニットの往復駆動装置
において、前記両光学ユニットの往動走行に用いられ、
往動走行時の出力軸の回転速度が1.5kppsにて4
0dBより小さい音圧レベルの騒音で1.0kgf−c
m以上のトルクを発生させる第1パルスモータと、前記
光学ユニットの復動走行に用いられ、復動走行時の出力
軸の回転速度が4.5kppsにて43dBより小さい
音圧 レベルの騒音で1.0kgf−cm以上のトルクを
発生させる第2パルスモータとを、前記光学ユニットの
駆動系に具備させている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、光学ユニットの往動走行に
際しては、往動走行時の回転領域において低騒音、か
つ、高トルクの特性を示す第1パルスモータによって駆
動が行われ、光学ユニットの復動走行に際しては、復動
走行時の回転領域において低騒音、かつ、高トルクの特
性を示す第2パルスモータによって駆動が行われる。
際しては、往動走行時の回転領域において低騒音、か
つ、高トルクの特性を示す第1パルスモータによって駆
動が行われ、光学ユニットの復動走行に際しては、復動
走行時の回転領域において低騒音、かつ、高トルクの特
性を示す第2パルスモータによって駆動が行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0010】図2は本発明を実施した複写機の概略を示
し、この図において、1は複写機本体で、その上部には
透明な原稿載置板2、原稿押さえ3を有する一方、内部
には上方に光学系4が、下方に複写処理部5が設けられ
ている。
し、この図において、1は複写機本体で、その上部には
透明な原稿載置板2、原稿押さえ3を有する一方、内部
には上方に光学系4が、下方に複写処理部5が設けられ
ている。
【0011】前記光学系4は、図1にも示すように、キ
ャリッジ6上に、原稿載置板2上に載置された原稿Gの
下面を照明する光源7とリフレクタ8と原稿面からの反
射光を反射投光する第1ミラー9とを載置してなる第1
光学ユニット10と、前記キャリッジ6とは別体のキャ
リッジ11上に、第1ミラー9からの光を反射投光する
第2ミラー12および第3ミラー13とを載置してなる
第2光学ユニット14と、第3ミラー13からの光を集
光するレンズ装置15と、このレンズ装置15を経た光
を受光体である感光体17に向けて反射する第4ミラー
16とからなる。
ャリッジ6上に、原稿載置板2上に載置された原稿Gの
下面を照明する光源7とリフレクタ8と原稿面からの反
射光を反射投光する第1ミラー9とを載置してなる第1
光学ユニット10と、前記キャリッジ6とは別体のキャ
リッジ11上に、第1ミラー9からの光を反射投光する
第2ミラー12および第3ミラー13とを載置してなる
第2光学ユニット14と、第3ミラー13からの光を集
光するレンズ装置15と、このレンズ装置15を経た光
を受光体である感光体17に向けて反射する第4ミラー
16とからなる。
【0012】そして、前記第1光学ユニット10を所定
の定速度で図2における矢印A方向に走行させると共
に、前記第2光学ユニット14を第1光学ユニット10
の移動速度の1/2の速度で同方向に走行させることに
より、原稿載置板2上に載置された原稿Gを照明走査
し、原稿からの反射光をミラー9,12,13、レンズ
装置15およびミラー16を経て感光体17上に導くこ
とができる。なお、前記第1光学ユニット10および第
2光学ユニット14は、図2において実線で示した左端
の位置がホームポジションであり、仮想線で示した右方
の位置が最大照明走査終了位置であり、この間を往復移
動できるように構成されている。
の定速度で図2における矢印A方向に走行させると共
に、前記第2光学ユニット14を第1光学ユニット10
の移動速度の1/2の速度で同方向に走行させることに
より、原稿載置板2上に載置された原稿Gを照明走査
し、原稿からの反射光をミラー9,12,13、レンズ
装置15およびミラー16を経て感光体17上に導くこ
とができる。なお、前記第1光学ユニット10および第
2光学ユニット14は、図2において実線で示した左端
の位置がホームポジションであり、仮想線で示した右方
の位置が最大照明走査終了位置であり、この間を往復移
動できるように構成されている。
【0013】前記複写処理部5は、一方向に回転する感
光体17の周囲に、帯電装置18、現像装置19、転写
装置20、紙分離装置21、クリーニング装置22およ
び除電装置23をこの順に配置してなり、帯電装置18
により均一に帯電させられた感光体17の表面に原稿G
からの反射光を照射することにより静電潜像を形成し、
現像装置19によりトナー像に顕像化し、転写装置20
によりレジストローラ24から所定タイミングで送られ
てくる用紙上にトナー像を転写し、紙分離装置21によ
って用紙を感光体17表面から分離し、転写完了後に感
光体17表面に残留する残留トナーをクリーニング装置
22によって回収し、除電装置23によって残留電荷を
消失させるようにしてある。
光体17の周囲に、帯電装置18、現像装置19、転写
装置20、紙分離装置21、クリーニング装置22およ
び除電装置23をこの順に配置してなり、帯電装置18
により均一に帯電させられた感光体17の表面に原稿G
からの反射光を照射することにより静電潜像を形成し、
現像装置19によりトナー像に顕像化し、転写装置20
によりレジストローラ24から所定タイミングで送られ
てくる用紙上にトナー像を転写し、紙分離装置21によ
って用紙を感光体17表面から分離し、転写完了後に感
光体17表面に残留する残留トナーをクリーニング装置
22によって回収し、除電装置23によって残留電荷を
消失させるようにしてある。
【0014】次に、前記第1光学ユニット10および第
2光学ユニット14を往復駆動させるための装置の構成
について、図1を参照しながら説明すると、第1光学ユ
ニット10のキャリッジ6および第2光学ユニット14
のキャリッジ11は、それぞれスライド金具25,26
および摺動部材27,28を介して、取付け基板29に
指示されたスライドロッド30およびスライドレール3
1によって指示され、互いの平行状態を維持しつつ露光
走行方向に往復移動可能に構成されている。
2光学ユニット14を往復駆動させるための装置の構成
について、図1を参照しながら説明すると、第1光学ユ
ニット10のキャリッジ6および第2光学ユニット14
のキャリッジ11は、それぞれスライド金具25,26
および摺動部材27,28を介して、取付け基板29に
指示されたスライドロッド30およびスライドレール3
1によって指示され、互いの平行状態を維持しつつ露光
走行方向に往復移動可能に構成されている。
【0015】そして、一方のキャリッジ6は、固定金具
32によって駆動ワイヤー33の途中に固定されてお
り、他方のキャリッジ11は移動プーリー34を介して
駆動ワイヤー33に取り付けられている。駆動ワイヤー
33は、両端が固定されていると共に、駆動プーリー3
5および複写機本体1に設けられた固定プーリー36、
テンションプーリー37、固定プーリー38を介して取
り付けられている。この駆動ワイヤー33の取付け順序
としては、一方の端部から移動プーリー34、固定プー
リー36、テンションプーリー37を経て駆動プーリー
35に巻回され、固定プーリー38から再び移動プーリ
ー34を経て他方の端部が固定されている。
32によって駆動ワイヤー33の途中に固定されてお
り、他方のキャリッジ11は移動プーリー34を介して
駆動ワイヤー33に取り付けられている。駆動ワイヤー
33は、両端が固定されていると共に、駆動プーリー3
5および複写機本体1に設けられた固定プーリー36、
テンションプーリー37、固定プーリー38を介して取
り付けられている。この駆動ワイヤー33の取付け順序
としては、一方の端部から移動プーリー34、固定プー
リー36、テンションプーリー37を経て駆動プーリー
35に巻回され、固定プーリー38から再び移動プーリ
ー34を経て他方の端部が固定されている。
【0016】上記駆動プーリー35は、歯車39と一体
的に回転すべく設けられ、歯車39には歯車40,41
が咬合されている。一方の歯車40には出力軸42を介
して第1パルスモータ43が連結され、他方の歯車41
には出力軸44を介して第2パルスモータ45が連結さ
れている。そして、第1パルスモータ43は第1光学ユ
ニット10および第2光学ユニット14が原稿走査のた
めに矢印A方向へ移動する往動走行の場合に用いられ、
第2パルスモータ45は両光学ユニット10,14が矢
印Aの反対方向へ移動する復動走行の場合に用いられ
る。
的に回転すべく設けられ、歯車39には歯車40,41
が咬合されている。一方の歯車40には出力軸42を介
して第1パルスモータ43が連結され、他方の歯車41
には出力軸44を介して第2パルスモータ45が連結さ
れている。そして、第1パルスモータ43は第1光学ユ
ニット10および第2光学ユニット14が原稿走査のた
めに矢印A方向へ移動する往動走行の場合に用いられ、
第2パルスモータ45は両光学ユニット10,14が矢
印Aの反対方向へ移動する復動走行の場合に用いられ
る。
【0017】前記第1パルスモータ43としては、図3
に示すように、原稿走査のための往動走行時の回転領
域、例えば出力軸42のパルス速度(回転速度)が1.
5kppsにおいて、1.0kgf−cm以上のトルク
を発生する(曲線A参照)が、40dBより小さい音圧
レベルの騒音しか発しない(曲線B参照)、低騒音、か
つ、高トルクの特性を示すものが用いられる。また、前
記第2パルスモータ45としては、図3に示すように、
前記往動走行時の回転領域より高速の回転領域、例えば
出力軸44のパルス速度が4.5kppsにおいて、
1.0kgf−cm以上のトルクを発生する(曲線C参
照)が、43dBより小さい音圧レベルの騒音しか発し
ない(曲線D参照)、低騒音、かつ、高トルクの特性を
示すものが用いられる。
に示すように、原稿走査のための往動走行時の回転領
域、例えば出力軸42のパルス速度(回転速度)が1.
5kppsにおいて、1.0kgf−cm以上のトルク
を発生する(曲線A参照)が、40dBより小さい音圧
レベルの騒音しか発しない(曲線B参照)、低騒音、か
つ、高トルクの特性を示すものが用いられる。また、前
記第2パルスモータ45としては、図3に示すように、
前記往動走行時の回転領域より高速の回転領域、例えば
出力軸44のパルス速度が4.5kppsにおいて、
1.0kgf−cm以上のトルクを発生する(曲線C参
照)が、43dBより小さい音圧レベルの騒音しか発し
ない(曲線D参照)、低騒音、かつ、高トルクの特性を
示すものが用いられる。
【0018】而して、上記構成の光学ユニットの往復駆
動装置の動きを、図4をも参照しながら説明すると、図
外のプリントキーの押圧により複写動作が開始される
と、光源7が点灯すると共に、第1パルスモータ43が
駆動され、歯車40が図1における矢印方向に回転し、
歯車39および駆動プーリー35が回転する。そして、
駆動プーリー35が矢印L方向に回転すると、両光学ユ
ニット10,14は矢印A方向に移動し、往動走行が行
われる。この場合、往動走行初期においては、両光学ユ
ニット10,14は図4において領域aで示されるよう
に加速され、続いて、領域bで示されるように原稿走査
に必要な速度で定速走行し、その後、第1パルスモータ
43は原稿走査終了位置近くで領域cで示されるように
ブレーキがかけられ、光源8が消灯して往動走行が終了
する。
動装置の動きを、図4をも参照しながら説明すると、図
外のプリントキーの押圧により複写動作が開始される
と、光源7が点灯すると共に、第1パルスモータ43が
駆動され、歯車40が図1における矢印方向に回転し、
歯車39および駆動プーリー35が回転する。そして、
駆動プーリー35が矢印L方向に回転すると、両光学ユ
ニット10,14は矢印A方向に移動し、往動走行が行
われる。この場合、往動走行初期においては、両光学ユ
ニット10,14は図4において領域aで示されるよう
に加速され、続いて、領域bで示されるように原稿走査
に必要な速度で定速走行し、その後、第1パルスモータ
43は原稿走査終了位置近くで領域cで示されるように
ブレーキがかけられ、光源8が消灯して往動走行が終了
する。
【0019】そして、第1パルスモータ43はオフさ
れ、第2パルスモータ45が駆動され、歯車41が図1
における矢印方向と反対方向に回転し、歯車39および
駆動プーリー35が回転する。駆動プーリー35が矢印
L方向と反対方向に回転すると、前記両光学ユニット1
0,14は矢印A方向と反対方向に移動し、復動走行が
行われる。この場合、復動走行初期においては、両光学
ユニット10,14は図4における領域dで示されるよ
うに加速され、続いて、領域eで示されるように前記原
稿走査時の走行速度よりも速い速度で定速走行し、その
後、第2パルスモータ45はホームポジション近くで領
域fで示されるようにブレーキがかけられ、ホームポジ
ションに復帰して停止されるか、または、次の原稿走査
のための往動走行を行う。
れ、第2パルスモータ45が駆動され、歯車41が図1
における矢印方向と反対方向に回転し、歯車39および
駆動プーリー35が回転する。駆動プーリー35が矢印
L方向と反対方向に回転すると、前記両光学ユニット1
0,14は矢印A方向と反対方向に移動し、復動走行が
行われる。この場合、復動走行初期においては、両光学
ユニット10,14は図4における領域dで示されるよ
うに加速され、続いて、領域eで示されるように前記原
稿走査時の走行速度よりも速い速度で定速走行し、その
後、第2パルスモータ45はホームポジション近くで領
域fで示されるようにブレーキがかけられ、ホームポジ
ションに復帰して停止されるか、または、次の原稿走査
のための往動走行を行う。
【0020】以上説明したように、往動走行および復動
走行の何れにおいても所望の走行を安定に行うことがで
きる。そして、前記両走行にそれぞれ用いられる第1パ
ルスモータ43,第2パルスモータ45は、それぞれの
回転領域において所望の高トルクを発しながらも低騒音
であるので、所望の走行を行いながらも騒音の発生が小
さく、従って、高速機においても静かな複写動作を行う
ことができる。
走行の何れにおいても所望の走行を安定に行うことがで
きる。そして、前記両走行にそれぞれ用いられる第1パ
ルスモータ43,第2パルスモータ45は、それぞれの
回転領域において所望の高トルクを発しながらも低騒音
であるので、所望の走行を行いながらも騒音の発生が小
さく、従って、高速機においても静かな複写動作を行う
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
往動走行および復動走行の何れにおいても所望の走行を
安定に行うことができ、また、前記両走行の何れにおい
ても音の発生を小さくすることができるので、周囲に不
快感を与えたりすることなく、複写動作などを行うこと
ができる。
往動走行および復動走行の何れにおいても所望の走行を
安定に行うことができ、また、前記両走行の何れにおい
ても音の発生を小さくすることができるので、周囲に不
快感を与えたりすることなく、複写動作などを行うこと
ができる。
【図1】本発明に係る光学ユニットの往復駆動装置の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】前記光学ユニットの往復駆動装置を組み込んだ
複写機の要部を示す図である。
複写機の要部を示す図である。
【図3】パルス速度と、トルクおよび音圧レベルとの関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図4】本発明で用いるパルスモータの動作を示す説明
図である。
図である。
10…第1光学ユニット、14…第2光学ユニット、4
3…第1パルスモータ、45…第2パルスモータ。
3…第1パルスモータ、45…第2パルスモータ。
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿走査用の第1光学ユニットおよび第
2光学ユニットを、原稿走査のための往動走行時には前
者が後者の2倍の速度で互いに同方向に定速で移動し、
復動走行時には往動走行時の移動速度よりも高速で移動
させるようにした光学ユニットの往復駆動装置におい
て、前記両光学ユニットの往動走行に用いられ、往動走
行時の出力軸の回転速度が1.5kppsにて40dB
より小さい音圧レベルの騒音で1.0kgf−cm以上
のトルクを発生させる第1パルスモータと、前記光学ユ
ニットの復動走行に用いられ、復動走行時の出力軸の回
転速度が4.5kppsにて43dBより小さい音圧レ
ベルの騒音で1.0kgf−cm以上のトルクを発生さ
せる第2パルスモータとを、前記光学ユニットの駆動系
に具備させたことを特徴とする光学ユニットの往復駆動
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3035720A JP2660832B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 光学ユニットの往復駆動装置 |
US07/824,175 US5251039A (en) | 1991-02-04 | 1992-01-22 | System for reciprocating optical units of different speeds in opposite directions by use of two motors |
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