JPH05224315A - 複写機の原稿走査装置 - Google Patents

複写機の原稿走査装置

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JPH05224315A
JPH05224315A JP2911692A JP2911692A JPH05224315A JP H05224315 A JPH05224315 A JP H05224315A JP 2911692 A JP2911692 A JP 2911692A JP 2911692 A JP2911692 A JP 2911692A JP H05224315 A JPH05224315 A JP H05224315A
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JP
Japan
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document scanning
copying machine
original scanning
scanning unit
sliding member
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Pending
Application number
JP2911692A
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English (en)
Inventor
Shinichi Takeda
愼一 武田
Kyosuke Ko
京介 高
Hiroshi Kataoka
片岡  浩
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿走査部の停止挙動状態を良好にする。 【構成】 原稿走査部3が摺動する案内路60のホーム
ポジシヨン付近の下面に、勾配部63を形成する。原稿
走査部3が移動してきて、下部摺動部材62が勾配部6
3にさしかかると、下部摺動部材62に大きな負荷がか
かる。原稿走査部3の移動が阻止されて、徐々に減速さ
れホームポジシヨンで停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機の原稿走査部が
レールを上下から挟み込んで摺動する原稿走査装置にお
いて、原稿走査部の停止挙動の改善に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機の原稿走査装置では、図7
の如く、ランプ100と反射板101とからなる原稿走
査部102が、ミラー103を有したミラーベース10
4に固定されている。
【0003】ミラーベース104は、前後一対のレール
105上を摺動自在とされ、モータ、ワイヤー等により
走行される。
【0004】そのため、ミラーベース104の両端に
は、レール105の上面を摺動する上部摺動部材106
と、レール105の下面を摺動する下部摺動部材107
とが設けられている。
【0005】下部摺動部材107は、ばね材108によ
つてミラーベース104をレール105の下面に押えつ
けており、レール105を挟み込む状態でミラーベース
104は支持されている。
【0006】レール105は、上面、下面ともに平坦で
あり、原稿走査部102が停止するホームポジシヨンお
よび原稿走査付近は同様の走行負荷となつている。
【0007】すなわち、原稿走査部の停止挙動状態は、
その駆動源のモータの制御及び原稿走査部がもつ慣性モ
ーメントにより委ねられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のようなモータの
制御および原稿走査部がもつ慣性モーメントによる停止
挙動では、原稿走査部をホームポジシヨンに急停止させ
ないようにするために、モータ制御ソフトの高度化及び
原稿走査部の軽量化等により対応していたが、複写機の
高速化に伴い、より良好な停止挙動状態が求められる。
しかし、その制御は複雑となり、さらに軽量化も困難と
なつてくる。
【0009】良好な停止挙動状態が得られなくなると、
原稿走査部に振動等が発生し、ミラーの振動により露光
に狂いが生じ、良好なコピーが得られなくなるという問
題がある。
【0010】本発明は、上記に鑑み、原稿走査部の停止
挙動状態を良好にする複写機の原稿走査装置の提供を目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1の如く、原稿を走査する原稿走査部3が案内
路60を摺動自在とされ、前記原稿走査部3に、案内路
60を両側から挟み込む摺動部材62が設けられ、案内
路60の原稿走査部3の停止位置近傍に、摺動部材62
の摺動を減速させる勾配部63が形成されたものであ
る。
【0012】
【作用】上記課題解決手段において、原稿走査部3が停
止位置に近づくと、摺動部材62は勾配部63にさしか
かる。すると、摺動部材62にかかる負荷が、通常の平
坦な部分に比べて増大する。
【0013】この負荷増大によつて、原稿走査部3にブ
レーキがかかり、徐々に減速されていき、原稿走査部3
は急激に停止することなく、ゆっくりと停止する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す原稿走査装置の
斜視図、図2は走査中の原稿走査装置の正面図、図3は
停止直前の原稿走査装置の正面図、図4は複写機の光学
系の構成図、図5は原稿走査部の移動装置の構成図、図
6は本実施例の原稿走査装置を備えた複写機の全体概略
図である。
【0015】本実施例の複写機は、図6の如く、複写機
本体1の上部に光学系2が配されており、その上方に配
された原稿ガラス上に載置された原稿を原稿走査部3に
より走査して、感光体4を露光する。
【0016】感光体4の周囲には、メインチヤージヤ
5、ブランクランプ6、カラー用現像装置7、メイン現
像装置8、転写チヤージヤ9、剥離チヤージヤ10、ク
リーニング装置11、除電ランプ12が配設されてい
る。
【0017】そして、給紙カセツト13あるいは手差し
給紙トレイ14の用紙は、給紙ローラ15あるいは手差
し給紙ローラ16によりレジストローラ17を経て、感
光体4に搬送される。
【0018】感光体4上のトナー像が転写された用紙
は、サクシヨンベルト18で定着装置19により定着さ
れて、排紙ローラ20で排紙される。
【0019】光学系2は、図4の如く、原稿走査部3
と、第一,第二,第三ミラー21,22,23と、レン
ズ24と、第四,第五,第六ミラー25,26,27と
を備えている。
【0020】原稿走査部3と第一ミラー21は第一ミラ
ーベース30に搭載され、第二,第三ミラー22,23
は第二ミラーベース31に搭載され、第四,第五ミラー
25,26は第三ミラーベース32に搭載されている。
【0021】第一ミラーベース30および第二ミラーベ
ース31は、移動装置33により第一ミラーベース30
が速度Vに対し、第二ミラーベース31が速度0.5V
の割合で往復移動される。
【0022】移動装置33は、図5に示すように、前後
一本ずつのワイヤー34を用いて、それぞれワイヤー3
4の一端は複写機本体1のA部に固定され、第二ミラー
ベース31に支持された第一プーリ35から複写機本体
1に支持された第二プーリ36を経て、巻取プーリ37
に数回巻き付けられている。
【0023】ワイヤー34は、さらに複写機本体1の第
二プーリ36と反対側に支持された第三プーリ38を経
て、第一ミラーベース30にB部で固定され、第一プー
リ35と同軸上に支持された第四プーリを経て、ワイヤ
ー34の他端が複写機本体1のC部に固定されている。
【0024】巻取プーリ37の巻取軸39の一側に、ミ
ラーモータ40が取り付けられ、ミラーモータ40の正
逆転により巻取プーリ37が回転されて、ワイヤー34
により第一、第二ミラーベース30,31が往復動され
る。
【0025】なお、図4〜6中、41は第三ミラーベー
ス駆動モータ、42はレンズ駆動モータ、43はクーリ
ングフアン、44はメインモータ、45はトナーボツク
ス、46はドラム剥離爪、47は上ヒートローラ、48
は下ヒートローラ、49はヒータランプ、50は下剥離
爪、51は上剥離爪、52はオゾン吸収フイルタ、53
はミラーホームポジシヨンセンサである。
【0026】原稿走査部3は、図1の如く、原稿露光用
ランプ55と、ランプ55を保持する反射板56とを備
え、反射板56はビスにより第一ミラーベース30に取
り付けられている。
【0027】第一ミラーベース30は、前後一対の案内
路60上を摺動して往復動しており、その両側に案内路
60を上下から挟み込む上部および下部摺動部材61,
62が設けられている。
【0028】案内路60は、上下面が平坦な直線状のレ
ールからなり、第一ミラーベース30のホームポジシヨ
ン近傍に位置する下面に、勾配部63が形成されてい
る。
【0029】勾配部63は、ホームポジシヨン側に向か
うにつれて徐々に盛り上がるように、案内路60の下面
が肉盛されたものである。
【0030】上部摺動部材61は、左右に一個ずつ配さ
れ、案内路60の上面を摺動自在とされている。
【0031】下部摺動部材62は、上部摺動部材61に
対向して、その真中に配され、ばね材64の先端に取り
付けられており、ばね材64によつて上方に付勢されな
がら案内路60の下面を摺動自在とされている。
【0032】上記の如く構成された複写機では、ミラー
モータ40の駆動により第一ミラーベース30および第
二ミラーベース31が往動して、原稿を走査する。
【0033】その後、ミラーモータ40が逆転して、第
一ミラーベース30および第二ミラーベース31を往動
よりも高速で復動させて、元のホームポジシヨンに戻
す。
【0034】第一ミラーベース30がホームポジシヨン
付近に近づくと、下部摺動部材62は勾配部63にさし
かかる。
【0035】すると、下部摺動部材62は、ばね材64
の付勢力に抗して勾配部63に沿つて下げられていく。
そのため、ばね材64により下部摺動部材62にかかる
負荷が、通常の平坦な部分に比べて増大する。
【0036】この負荷増大によつて、第一ミラーベース
30にブレーキがかかり、徐々に減速されていき、第一
ミラーベース30は急激に停止することなく、ゆっくり
と停止する。このとき、ミラーホームポジシヨンセンサ
53により原稿走査部3の定位置停止が検知されると、
ミラーモータ40が停止される。
【0037】したがつて、案内路60の勾配部により原
稿走査部3の走行中に大きな負荷がかかるので、ブレー
キとなり、良好な停止挙動状態が得られ、原稿走査部に
発生する振動等が抑制され、ミラーの振動を防げ良好な
コピー画像を得ることができる。
【0038】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0039】摺動部材は案内路60を上下から挟むもの
以外に、左右から挟むものであつてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、案内路の原稿走査部の停止位置近傍に、摺動部
材の摺動を減速させる勾配部が形成されているので、原
稿走査部の走行中に大きな負荷がかかりブレーキとな
り、ゆつくりと減速させることができる。
【0041】したがつて、原稿走査部の良好な停止挙動
状態が得られ、原稿走査部に発生する振動等が抑制さ
れ、ミラーの振動を防げ、良好なコピー画像を得ること
ができるといつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す原稿走査装置の斜視図
【図2】走査中の原稿走査装置の正面図
【図3】停止直前の原稿走査装置の正面図
【図4】複写機の光学系の構成図
【図5】原稿走査部の移動装置の構成図
【図6】本実施例の原稿走査装置を備えた複写機の全体
概略図
【図7】従来の原稿走査装置の斜視図
【符号の説明】
3 原稿走査部 60 案内路 62 摺動部材 63 勾配部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査する原稿走査部が案内路を摺
    動自在とされ、前記原稿走査部に、案内路を両側から挟
    み込む摺動部材が設けられた複写機の原稿走査装置にお
    いて、案内路の原稿走査部の停止位置近傍に、摺動部材
    の摺動を減速させる勾配部が形成されたことを特徴とす
    る複写機の原稿走査装置。
JP2911692A 1992-02-17 1992-02-17 複写機の原稿走査装置 Pending JPH05224315A (ja)

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JP2911692A JPH05224315A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 複写機の原稿走査装置

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JPH05224315A true JPH05224315A (ja) 1993-09-03

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