JPH0432663Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0432663Y2
JPH0432663Y2 JP1984048624U JP4862484U JPH0432663Y2 JP H0432663 Y2 JPH0432663 Y2 JP H0432663Y2 JP 1984048624 U JP1984048624 U JP 1984048624U JP 4862484 U JP4862484 U JP 4862484U JP H0432663 Y2 JPH0432663 Y2 JP H0432663Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling body
drive
wire
side plate
optical traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984048624U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60161345U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4862484U priority Critical patent/JPS60161345U/ja
Publication of JPS60161345U publication Critical patent/JPS60161345U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0432663Y2 publication Critical patent/JPH0432663Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、複写機における露光装置の駆動機
構の改良に関するものである。
(従来技術) 複写機の露光装置は一般に、露光ランプおよび
反射板、第1ミラーを有する第1光学走行体と、
第2、第3ミラーを有する第2光学走行体とを具
備し、これらの光学走行体がガイド部材に沿つて
往復動することにより、原稿を走査露光してその
像を感光体ドラム上に投射するように構成されて
いる。このような露光装置において、従来の駆動
機構は、駆動プーリおよび一対の支持プーリに掛
け渡した1本のワイヤによつて第1光学走行体を
駆動し、上記ワイヤを第2光学走行体に枢支され
た移動プーリに巻掛けることによつて上記第1光
学走行体の1/2の速度で第2光学走行体を駆動す
るように構成されている。このように1本のワイ
ヤで第1、第2両光学走行体を駆動するように構
成した従来装置では、ワイヤの全長が長いので巻
掛け作業が煩雑であるという欠点がある。
また、実公昭58−53546号公報に示すように、
第1光学走行体を駆動するワイヤと、第2光学走
行体を駆動するワイヤとを別体に形成し、両ワイ
ヤを駆動プーリおよび従動プーリにそれぞれ巻掛
けるようにしたものが知られている。この駆動機
構では、両ワイヤのうちの一方が切断した場合に
一方のみを取替えればよいために経済的であると
いう利点があるが、両ワイヤを同一の駆動プーリ
および従動プーリにそれぞれ巻掛けるように構成
しているため、両ワイヤならびにモータ等の駆動
系の配置が制限され、ワイヤの交換性はそれほど
改善されていない。このため、大きな負荷が作用
して特に切断し易い第1光学走行体駆動用のワイ
ヤを容易に点検および交換できるように構成する
ことが望まれていた。また、上記構造では、上記
両ワイヤの支持、作動の安定性などの面でも、改
善すべき点が残されていた。
(考案の目的) この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので
あり、第1光学走行体に連結された駆動ワイヤの
メインテナンスを容易に行うことができ、また、
ワイヤの支持および走行体の作動の安定性を高め
ることができる露光装置の駆動機構を提供するも
のである。
(考案の構成) この考案の駆動機構は、ガイド部材に沿つて第
1光学走行体と第2光学走行体とが2対1の速度
比で往復動するように構成された露光装置におい
て、上記第1光学走行体が機体側板の外方に配置
された駆動ワイヤに伝動アームを介して連結され
るとともに、上記第2光学走行体が機体側板の内
方に配置された連動ワイヤを介して第1光学走行
体に連動され、上記駆動ワイヤは機体側板の外方
に位置する駆動プーリおよび支持プーリに巻き掛
けられ、上記駆動ワイヤにおける伝動アーム連結
箇所が駆動プーリ側よりも機体側板に近づくよう
に上記支持プーリが傾斜状態で機体側板の外面側
に取り付けられ、一方、上記連動ワイヤは機体側
板の内面側に取り付けられた支持プーリに支持さ
れている構成としたものである。
(実施例) 第1図は複写機の概略構成を示し、この複写機
の機体1の上面には複写すべき原稿が載置される
コンタクトガラス2が固定され、このコンタクト
ガラス2の上方には開閉可能な原稿押え3が設け
られている。上記機体1はその内部が基板4によ
つて上部空間と下部空間とに区画され、この下部
空間の略中央部には感光体ドラム5およびその周
辺機器が配置されている。
上記感光体ドラム5は、その表面が帯電用コロ
ナ放電器6により特定極性に帯電され、露光域に
おいて原稿の像が投射されることにより静電潜像
が形成されるように構成されている。この静電潜
像は現像装置7によりトナー像に現像され、この
トナー像は転写域において感光体ドラム5に接触
する複写紙に、転写用コロナ放電器8を介して転
写される。その後、剥離用コロナ放電器9により
感光体ドラム5の周囲に静電付着した複写紙が剥
離され、かつ感光体ドラム5上の残留トナー粒子
がクリーニング装置10により除去される。ま
た、上記複写紙は給紙カセツト11もしくは12
から搬送機構13を介して上記転写域に供給さ
れ、搬送ベルト14および定着装置15を経て受
皿16上に排出される。
上記機体1の上部空間にはコンタクトガラス2
上の原稿に光を照射し、その像を感光体ドラム5
上に投射するための露光装置17が設けられてい
る。この露光装置17は、露光ランプ18および
反射板19、第1ミラー20を有する第1光学走
行体21と、第2ミラー22および第3ミラー2
3を有する第2光学走行体24と、レンズ25と
第4ミラー26とを具備している。上記第1光学
走行体21はコンタクトガラス2の下面に沿つて
所定速度で往復動し、第2光学走行体24は第1
光学走行体21と連動してその1/2の速度で往復
動するように構成されている。そして、第1、第
2光学走行体21,24の往動時に、コンタクト
ガラス2上の原稿を走査露光し、その反射光がレ
ンズ25および第4ミラー26を経て感光体ドラ
ム5上に投射されるようにしている。
上記第1、第2光学走行体21,24は、第2
図に示すように、両側端にスライドブロツク2
7,28およびスライドローラ29,30が設け
られ、スライドブロツク27,28がガイドバー
31,32に沿つてスライド可能に支持され、か
つスライドローラ29,30がガイドレール33
に転動可能に載置されている。そして、両光学走
行体21,24は機体1の側板34の外方に配置
された駆動ワイヤ35および側板34の内方に配
置された連動ワイヤ36を介して図外の駆動モー
タにより駆動されるように構成されている。
上記駆動ワイヤ35は、側板34の外面に回転
可能に枢支された駆動プーリ37および一対の支
持プーリ38,39に巻掛けられ、該ワイヤ35
の両端部が上記第1光学走行体21のスライドブ
ロツク27に取付けられた伝動アーム40に固着
されている。この伝動アーム40の先端部は側板
34に形成された窓孔41から外方に突出してお
り、この先端部下面に取付けられた係止板42に
対して上記駆動ワイヤ35の両端部が固着されて
いる。そして上記駆動プーリ37を駆動モータで
回転させて駆動ワイヤ35を駆動することによ
り、第1光学走行体21を往復動させるようにし
ている。
また、上記連動ワイヤ36は、側板34の内面
に回転可能に枢支された一対の支持プーリ43,
44および第2光学走行体24のスライドブロツ
ク28に回転可能に枢支された移動プーリ45に
巻掛けられ、該ワイヤ36の両端部が側板34に
支持されたカム作動板46に固着されるととも
に、該ワイヤ36の中間部が取付板47によつて
上記第1光学走行体21の伝動アーム40の下面
に固着されている。そして第1光学走行体21が
往復動して連動ワイヤ36が駆動されることによ
り、第1光学走行体21の1/2の速度で第2光学
走行体24が往復動するようにしている。
なお、上記カム作動板46は図外のカム機構で
作動されることにより、等倍複写から拡大もしく
は縮小の変倍複写に移行させる際に第1光学走行
体21と第2光学走行体24との相対位置を調節
するように構成されている。また、上記駆動ワイ
ヤ35は、連動ワイヤ36よりも線径が太く形成
され、アイドルプーリ48,49により支持され
るとともに、テンシヨンプーリ50により所定の
張力が付与されるようになつている。
上記駆動プーリ37は、第3図に示すように、
電磁石51および回転円板52、板ばね53を具
備する第1クラツチ機構を介して図外の駆動モー
タに連結された駆動スプロケツト54の回転力が
そのまま伝達され、かつ一対のギヤ55,56を
具備する第2クラツチ機構57を介して上記駆動
スプロケツト54の回転力が逆転されて伝達され
るように構成され、これにより必要に応じて正
転、逆転されるものである。このように駆動プー
リ37と側板34との間には動力伝達用のクラツ
チ機構が配置されており、駆動プーリ37が側板
34から所定距離を隔てた位置にあるため、上記
支持プーリ38,39を所定角度傾斜させた状態
で側板34に取付けることにより、伝動アーム4
0に対する駆動ワイヤ35の取付位置を側板34
に近接させるようにしている。すなわち、第1光
学走行体21の駆動部とガイド部との位置が必要
以上に離れると第1光学走行体21の駆動時に不
安定な走行となつてぶれが生じ易いため、これを
防止するためにブラケツト59を介して支持プー
リ38,39の回転軸を先上がりに傾斜させて側
板34に取付け、該プーリ38,39からの駆動
プーリ37に対する導出部と伝動アーム40に対
する導出部とをずらせ、伝動アーム40に対する
駆動ワイヤ35の取付位置を内方に位置させるこ
とにより、該走行体21の駆動位置をガイドバー
31の中心位置に近接させている。
上記伝動アーム40の先端部上面には、図外の
給紙タイミング検出用スイツチおよび走査クラツ
チ停止タイミング検出用スイツチに対応する検知
プレート58が取付けられている。
上記のように、第1光学走行体21に駆動力を
伝達する駆動ワイヤ35と、第2光学走行体24
を第1光学走行体21と連動させて駆動する連動
ワイヤ36とがそれぞれ別体に形成されているた
め、両ワイヤ35,36に作用する負荷に応じて
その線径等を任意に設定することができるととも
に、いずれか一方のワイヤが切断した場合に切断
したワイヤを交換するだけでよいために経済的で
ある。また、上記駆動ワイヤ35は機体1の側板
34の外方に配置されているため、カバー(図示
せず)を取外すだけで容易に点検および交換等を
行うことができ、メインテナンスに便利である。
特に、この駆動ワイヤ35は、連動ワイヤ36に
比べて大きな負荷が作用して切断し易いため、メ
インテナンスが容易なように構成することによ
り、その切断を事前に予防できるとともに、切断
した場合に簡単に修理することができる。さら
に、上記駆動ワイヤ35が側板34の外方に配置
されているため、該ワイヤ35に駆動力を伝達す
る駆動プーリ37等の配置上の制約が少なく、組
付作業を容易に行うことができる。また、前述の
実公昭58−53546号公報に見られるように両ワイ
ヤを同一の駆動プーリおよび従動プーリにそれぞ
れ巻き掛ける構造では、プーリの軸方向寸法が大
きくなり、側板に片持ち支持された状態でプーリ
軸の傾動、ぶれが生じ易くなるが、当駆動機構に
おいては駆動ワイヤ35の支持プーリ38,39
と連動ワイヤ36の支持プーリ43,44とが別
個に形成されて、機体側板34の外面側と内面側
とにそれぞれ取り付けられていることにより、プ
ーリ支持部分の安定性が高められる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案は、第1光学走
行体に駆動力を伝達する駆動ワイヤのメインテナ
ンスを容易に行うことができ、大きな負荷が作用
する該ワイヤが切断するのを事前に防止するよう
に随時点検を行うことができるとともに、該ワイ
ヤが切断した場合には容易に取替えることができ
るという利点を有する。また、駆動ワイヤの支持
プーリと連動ワイヤの支持プーリとが機体側板の
外面側と内面側とにそれぞれ取り付けられること
によりプーリ支持部分の安定性が高められ、さら
に、駆動ワイヤにおける伝動アーム連結箇所が駆
動プーリ側よりも機体側板に近づくように上記支
持プーリが傾斜状態で機体側板の外面側に取り付
けられることにより、駆動ワイヤによる第1光学
走行体の駆動がスムーズに行われる。これらの作
用で、各光学走行体の作動の安定性を高めること
ができる等の効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の概略構成を示す断面図、第2
図はこの考案の要部を示す斜視図、第3図は第2
図の−線断面図である。 1……機体、21……第1光学走行体、24…
…第2光学走行体、31,32……ガイドバー、
33……ガイドレール、34……側板、35……
駆動ワイヤ、36……連動ワイヤ、40……伝動
アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイド部材に沿つて第1光学走行体と第2光学
    走行体とが2対1の速度比で往復動するように構
    成された露光装置において、上記第1光学走行体
    が機体側板の外方に配置された駆動ワイヤに伝動
    アームを介して連結されるとともに、上記第2光
    学走行体が機体側板の内方に配置された連動ワイ
    ヤを介して第1光学走行体に連動され、上記駆動
    ワイヤは機体側板の外方に位置する駆動プーリお
    よび支持プーリに巻き掛けられ、上記駆動ワイヤ
    における伝動アーム連結箇所が駆動プーリ側より
    も機体側板に近づくように上記支持プーリが傾斜
    状態で機体側板の外面側に取り付けられ、一方、
    上記連動ワイヤは機体側板の内面側に取り付けら
    れた支持プーリに支持されていることを特徴とす
    る露光装置の駆動機構。
JP4862484U 1984-04-02 1984-04-02 露光装置の駆動機構 Granted JPS60161345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4862484U JPS60161345U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 露光装置の駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4862484U JPS60161345U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 露光装置の駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161345U JPS60161345U (ja) 1985-10-26
JPH0432663Y2 true JPH0432663Y2 (ja) 1992-08-06

Family

ID=30565058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4862484U Granted JPS60161345U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 露光装置の駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60161345U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810444B2 (ja) * 1979-03-28 1983-02-25 住友金属工業株式会社 耐水素誘起割れ性のすぐれた鋼板の製造法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810444U (ja) * 1981-07-10 1983-01-22 コニカ株式会社 露光用光学装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810444B2 (ja) * 1979-03-28 1983-02-25 住友金属工業株式会社 耐水素誘起割れ性のすぐれた鋼板の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60161345U (ja) 1985-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4008954A (en) Device for extinguishing unnecessary electrostatic charge in electrophotographic copier
US4155641A (en) Apparatus for scanning an original in a copying machine
US4951936A (en) Separation unit
JPH0432663Y2 (ja)
US4219273A (en) Optical apparatus for electrophotographic copying machine
JPH09325580A (ja) 画像読取装置
JP3132268B2 (ja) 画像形成装置
JP3408619B2 (ja) 画像形成装置
JP3425468B2 (ja) 画像形成装置
JPS59154465A (ja) 二色電子写真複写機
JP3483006B2 (ja) 画像形成装置
JPS6063528A (ja) 静電複写装置
JPH0710348Y2 (ja) 複写装置
JPH0658502B2 (ja) 光学的走査装置
JP2562050B2 (ja) 画像露光装置
JP3282702B2 (ja) 画像形成装置
JPS60214348A (ja) 複写原稿の光学的走査装置
JPH0453639Y2 (ja)
JPH01142778A (ja) 画像形成装置
JPS61267060A (ja) 画像形成装置
JPS6279139A (ja) 電子複写機における給紙装置
JPH0628853Y2 (ja) 画像形成装置の光学系駆動装置
JPS61246763A (ja) 画像形成装置
JPH0451015B2 (ja)
JPS59121363A (ja) 画像形成装置