JPH02243453A - 熱転写フィルム巻取り駆動機構 - Google Patents

熱転写フィルム巻取り駆動機構

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JPH02243453A
JPH02243453A JP6080989A JP6080989A JPH02243453A JP H02243453 A JPH02243453 A JP H02243453A JP 6080989 A JP6080989 A JP 6080989A JP 6080989 A JP6080989 A JP 6080989A JP H02243453 A JPH02243453 A JP H02243453A
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JP
Japan
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pulley
thermal transfer
film
timing
transfer film
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Pending
Application number
JP6080989A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hamano
武 濱野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 プリンター、複写機、ファクシミリ装置等に使用されて
いる熱転写装置の熱転写フィルムの巻取り駆動機構に関
し、 低コスト化の可能な熱転写装置の熱転写フィルム巻取り
駆動機構の提供を目的とし、 熱転写フィルムに所定の張力を付与しつつ1対のフィル
ム巻軸に前記熱転写フィルムを巻き付け、又は巻き戻し
しつつ記録媒体に熱転写記録する熱転写装置の熱転写フ
ィルム巻取り駆動機構であって、駆動用モータの駆動回
転力を受けて回転するプーリと、前記1対のフィルム巻
軸と対応して夫々と噛合しているギヤと、該各ギヤに互
いに逆方向の回転のみを伝達することの可能なワンウェ
イクラッチを介して取り付けられた他の2つのプーリと
、該夫々の他のプーリと、前記プーリとの間に張架され
たベルト装置と、該各ベルト装置に対応して、夫々、所
定の張力を付与するテンションプーリとを具備するよう
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はプリンター、複写機、ファクシミリ装置等に使
用されている熱転写装置の熱転写フィルムの巻取り駆動
機構に関する。
〔従来の技術〕
近年、市場ユーザのニーズは感熱紙を用いた感熱記録方
式から普通紙に記録できる熱転写記録方式へと移行して
きている。この場合に使用される熱転写フィルムを巻き
取る際には、フィルムと記録紙とを剥離させるためにフ
ィルムに所定の張力を付与しながら巻き取る必要がある
。その張力調節のために使用されるのがトルクリミッタ
と呼ばれる市販部品である。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しなから、市販部品のトルクリミッタは、必ずしも安
価なものではなく、熱転写記録装置のコスト低減の余地
がある。
依って本発明は、斯かる課題の解決を図るべく、低コス
ト化の可能な熱転写装置の熱転写フィルム巻取り駆動機
構の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑みて、本発明は、熱転写フィルムに、所定
の張力を付与しつつ1対のフィルム巻軸に前記熱転写フ
ィルムを巻き付け、又は、巻き戻しつつ記録媒体に熱転
写記録する熱転写装置の熱転写フィルム巻取り駆動機構
であって、駆動用モータの駆動回転力を受けて回転する
プーリと、前記1対のフィルム巻軸と対応して夫々と噛
合しているギヤと該各ギヤに互いに逆方向の回転のみを
伝達することの可能なワンウェイクラッチを介して取り
付けられた他の2つのプーリと、該夫々のプーリと前記
プーリとの間に張架されたベルト装置と、該各ベルト装
置に対応して、夫々、所定の張力を付与するテンション
プーリとを具備したことを特徴とする熱転写フィルム巻
取り駆動機構を提供する。
〔作 用〕
駆動用モータによって回転駆動されるプーリと、他の2
つのプーリとに亘って夫々ベルト装置が張架されており
、駆動用モータの一方向の回転が2つのワンウェイクラ
ッチの作用によって一方のフィルム巻軸のみを回転駆動
させ、他のフィルム巻軸は従動回転する。然しながら、
一方のフィルム巻軸を一定の回転速度で回転駆動しなが
ら巻き取ってゆくと、その巻き付くフィルムの径が大き
くなり、従って走行フィルムの速度は漸次大きくなる。
これにつれて、従動側のフィルム巻軸の回転速度も漸増
すると共に、該従動側フィルム巻軸と噛合しているギヤ
の回転速度も漸増する。一方、この増速中のギヤに対応
したプーリは、駆動用モータの回転を共用のプーリと一
方のベルト装置とを介して該増速中のギヤと同一方向に
所定の回転数でカラ回りしている。従って、ある時点で
ギヤとプーリとが同一の回転速度となり、この時点より
もギヤが更に増速しようとすれば、該ギヤとプーリとの
相対回転方向が逆になるためワンウェイクラッチが作動
し、プーリを駆動することになるが、これを防止するた
めにベルト装置が何れかのプーリに対して滑りを生ずる
ようテンションプーリを調節しである。
〔実施例〕
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。第2図を参照すると、円筒状に巻かれた普
通記録紙44は送りローラ42によって送られながら、
熱転写フィルム28を介してサーマルヘッド40によっ
て印字される。この場合、熱転写フィルム28は1対の
フィルム巻軸26L、26Rによって所定の速度で送ら
れている。
第1図を参照にして、上記熱転写フィルムの巻取り駆動
機構を説明する。駆動用モータ10を正転方向Aに回転
させると、タイミングベルト14を介してタイミングプ
ーリ12を矢印Aの方向に回転させる。このタイミング
プーリ12と同軸に表面が平らなプーリ16が一体的に
取り付けられている。一方、前述したフィルム巻軸26
L、26Rの近くには2つの軸22L、22Rが夫々固
定されており、各軸22L、22Rには前記各フィルム
巻軸26L、26Rと噛合するようギヤ24L、24R
が回転可能に軸承されている。更に前記各軸22L、2
2Hには、前記各ギヤ24L、24Rとワンウェイクラ
ッチ(図示せず)を介して、夫々、タイミングブー!J
20L、20Rが回転可能に軸承されている。ワンウェ
イクラッチとは該クラッチの連結しようとする両部品を
、一方の部品の回転が他方の部品に対して−の方向に回
転する場合にのみ連結し、他の方向に回転する場合には
連結することなく、互いにカラ回りをさせるよう作動す
る周知の機械要素である。本実施例では、ギヤ24Lと
タイミングプーリ20Lとの間では、タイミングプーリ
20Lがギヤ24Lに対して図の矢印Aの方向に回転す
る場合に互いに連結され、逆の方向の場合は互いにカラ
回りするようワンウェイクラッチを設定してあり、また
、ギヤ24Rとタイミングプーリ20Rとの間では矢印
Bの方向に互いに連結されるよう設定しである。
上記タイミングプーリ20Lと前述のプーリ16とにタ
イミングベルト18Lが張架され、また、他方のタイミ
ングプーリ20Rと前述のプーリ16とには前記タイミ
ングベル)18Lから離隔させて他のタイミングベルト
18Rが張架されている。このタイミングベルト18L
、18Rには、夫々、適切な張力を付与すべくテンショ
ンブー!J30L又は30Rが押圧されている。
駆動用モータ10が正転方向Aに回転すると、タイミン
グプーリ12が矢印A方向に回転し、プーリ16も同方
向に同じ回転速度で回転する。この回転は一方のタイミ
ングベルト18Lを介してタイミングプーリ20Lを矢
印への方向に回転させ、ワンウェイクラッチの作動によ
ってギヤ24Lも同じ方向に同じ回転速度で回転し、該
ギヤ24Lと噛合しているフィルム巻軸26Lを図示の
矢印Aの方向に回転させ・る。一方、前述したプーリ1
6の矢印A方向の回転は、タイミングベルト18Rを介
してタイミングブー!J20Rを回転させるが、その方
向は図示の矢印Bの方向とは逆の方向である。既述の如
く、この方向の場合にはワンウェイクラッチはギヤ24
Rを該タイミングプーリ20Rと連結させないため、該
タイミングプーリ20Rはカラ回りをすることとなる。
また、フィルム巻軸26Rは上述した他のフィルム巻軸
26Lのへ方向の回転によって熱転写フィルム28を介
して従動回転させられており、前記ギヤ24Rは前記フ
ィルム巻軸26Rと噛合しているため固定軸22Rを中
心として上記タイミングプーリ20Rと同様に、該タイ
ミングブー1J20Rと同方向、即ち、矢印Bと逆の方
向にカラ回りさせられている。
上記駆動用モータ10の正転方向Aへの回転が続き、フ
ィルム巻軸26Rの巻設熱転写フィルムを他方のフィル
ム巻軸26Lが巻き取ってゆくと、駆動用モータ10の
回転速度を一定に設定しているのでフィルム巻軸26L
の一定回転速度によって巻き取られる熱転写フィルム2
80走行速度は漸増する。従って、従動体である他方の
フィルム巻軸26Rの回転速度も漸増し、これに伴い、
ギヤ24Rの回転速度も漸増する。そしである時点にお
いて、ギヤ24Rの回転速度が駆動用モータ10によっ
て回転駆動させられているタイミングブー!J20Rの
回転速度に等しくなる。この時点を過ぎればワンウェイ
クラッチの作動によってギヤ24Rとタイミングプーリ
20Rとが連結され、ギヤ24Rとタイミングブー!J
20Rとが一体化する。然しながら、この一体化された
ギヤ24Rとブーl720Rとは、一方では熱転写フィ
ルム28によって駆動され、他方ではタイミングベルト
18Rによって駆動されることとなり、このままでは機
構的に成り立たない。
ところが本発明では、ベルト装置としてタイミングベル
)18Rを使用しているが、他方のタイミングベル)1
8Lと共用している共用のロータ160表面は平らであ
り、該ロータ16に対してタイミングベル)18Rが滑
りを生ずることを可能にさせる。このため、テンション
プーリ30Rをタイミングベル)18Rに対して押圧し
過ぎない様に調節してあれば上記滑りが生ずる。熱転写
フィルム280走行による駆動力によって上記ギヤ24
Rとタイミングブー!J20Rとの一体回転体を駆動し
、他方の駆動系であるタイミングベル)18Rはその駆
動源であるモータ10の回転力が上述した滑りによって
遮断されるため機構的に成立する。但し、熱転写フィル
ム28には、前記プーリ16とタイミングベル)18R
との相対滑り時の摩擦力に起因して張力が付加されるた
め、熱転写フィルム28に所定以上の張力が作用しない
様に摩擦力をテンションプーリ30Rによって調節して
おくことが大切である。
以上において共用のプーリ16と、参照番号20Rで示
すプーリとをタイミングベル)18Rにて連結し、平ベ
ルトを用いなかった理由は、共用プーリ16とベル)1
8Rとが静止摩擦によって一体に回転している状態から
、該静止摩擦力に打ち勝ち、両者が相対滑りを生ずる際
に熱転写フィルム28に作用する負荷張力を低減させる
ためである。
然しながらタイミングプーリ20Rを平プーリに変え、
タイミングベル)18Rを平ベルトに変えて本機構を構
成することは可能である。
以上においては、モータ10を正転Aの方向に回転すせ
て、フィルム巻軸26Lによって他方のフィルム巻軸2
6Rから熱転写フィルム28を巻き取る場合を説明した
が、モータ10を逆転のB方向に回転させてフィルム巻
軸26Lから熱転写フィルム28をフィルム巻軸26R
によって巻き取る場合も同様であることは明らかであろ
う。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな様に本発明によれば、市販の高
価なトルクリミッタを用いなくとも熱転写フィルムの巻
取り駆動機構を構成でき、コスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱転写フィルムの巻取り駆動機構
を示す図、 第2図は記録紙、熱転写フィルム、並びにサーマルヘッ
ド40との配設関係を示す略示図。 10・・・駆動用モータ、16・・・プーリ、18L、
18R・・・タイミングベルト、20L、20R・・・
タイミングプーリ、24L、24R・・・ギヤ、 26L・26R・・・フィルム巻軸、 28・・・熱転写フィルム、 30L、30R・・・テンションプーリ、40・・・サ
ーマルヘッド、 44・・・記録紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱転写フィルム(28)に所定の張力を付与しつつ
    1対のフィルム巻軸(26L、26R)に前記熱転写フ
    ィルムを巻き付け、又は巻き戻ししつつ記録媒体(44
    )に熱転写記録する熱転写装置の熱転写フィルム巻取り
    駆動機構であって、駆動用モータ(10)の駆動回転力
    を受けて回転するプーリ(16)と、前記1対のフィル
    ム巻軸(26L、26R)と対応して夫々と噛合してい
    るギヤ(24L、24R)と、該各ギヤに互いに逆方向
    の回転のみを伝達することの可能なワンウェイクラッチ
    を介して取り付けられた他の2つのプーリ(20L、2
    0R)と、該夫々の他のプーリと前記プーリとの間に張
    架されたベルト装置(18L、18R)と、該各ベルト
    装置に対応して、夫々、所定の張力を付与するテンショ
    ンプーリ(30L、30R)とを具備したことを特徴と
    する熱転写フィルムを巻取り駆動機構。
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