JPH03264452A - 紙葉類巻取機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類の巻取ａｍに関し、特に摩擦クラッチに
より紙葉類を巻き取る巻取機構に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の巻取機構は駆動力の伝達される一方の摩
擦クラッチ材に他方の摩擦クラッチ材を一定の力で押し
付け、両方の摩擦クラッチ間に生じる摩擦により、巻取
り軸を回転させ、紙葉類を巻き取るＲ梢となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の巻取ｌｌ椙は摩擦クラッチを押し付ける
力が一定になっているため、摩擦クラッチ相互間に生じ
る摩擦力が一定となり、したがって、巻取軸に巻取られ
る紙葉類の径が大きくなり、巻取軸にかかる摩擦負荷と
慣性負荷が増加すると、巻取軸が回転しなくなり、紙葉
類が巻取れないという欠点がある。

本発明の目的は前記課題を解決した紙葉類巻取Ｒ椙を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明に係る紙葉類巻取機構
は紙葉類の巻取径に追従して動くアームと、該アームの
動きにより、スプリングによる摩擦クラッチの押付は力
を変化させる機構とを有するものである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。

図において、駆動モータ１は紙葉類１４を巻き取るため
のモータであり、その駆動力は駆動プーリ２、駆動ベル
ト３を介して巻取側プーリ４に伝えられる６巻取側プー
リ４に伝えられた駆動力は、巻取側プーリ４の回転によ
り回転する図示されていない摩擦クラッチ材５と摩擦ク
ラッチ６との間に生じる摩擦により、紙葉類１４の送り
に応じて摩擦クラッチ６を回転させる。摩擦クラッチ６
の回転は巻取軸１５に伝えられ、紙葉類１４を巻き取る
。

スライドギア１０は紙葉類１４の巻取径により回転する
アーム１２に連動して動くセクタ歯車１１により回転し
、図示されていないフレーム１６に取り付けられたリー
ドスクリュー１７上を左右に移動する。

スライドギア１０の左右の動きは、スプリングハウジン
グ７を左右に動かし、図示されてないスプリング８の摩
擦クラッチ６の押し付は力を変化させる。またスライド
ギア１０とスプリングハウジング７の間にはスラストベ
アリング９があり、お互いの回転は伝わらない。

第２図、第３図は第１図のＡ−Ａ’線断面図である。

第２図は紙業類１４の巻取径が小さい場合を示すもので
あり、スライドギア１０は矢印ｃ−ｃ’のＣ開にある。

第３図は紙葉類１４の巻取径が大きくなった状態を示す
ものである。

紙葉類１４の巻取径が大きくなると、ローラ１３が外側
に押され、アーム１２が第１図中矢印Ｂ方向に回転する
。この回転はセクタ歯車１１によりスライドギア１０を
回転させ、スライドギア１０はリードスクリュー１７上
を矢印ｃ−ｃ′のＣ′側に移動する。

スライドギア１０が矢印ｃ−ｃ’のＣ′力方向移動する
と、摩擦クラッチ６は摩擦クラッチ材５に強く押し付け
られ、紙葉類１４の巻取径が増加し、巻取軸１５の摩擦
負荷と慣性負荷とが増加しても安定した紙葉類１４の巻
取りが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、紙業類の巻取径が増加す
るに従い、一方の摩擦クラッチを他方の摩擦クラッチ材
に押し付ける力を増加させることにより、紙葉類の巻取
径が増加しても安定して巻取れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図、第３
図は第１図のＡ−Ａ′線断面図である。 １・・・駆動モータ　　　　２・・・駆動プーリ３・・
・駆動ベルト　　　　４・・・巻取側プーリ５・・・摩
擦クラッチ材　　６・・・摩擦クラッチ７・・・スプリ
ングハウジング ８・・・スプリング ９・・・スラストベアリング

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙葉類の巻取径に追従して動くアームと、該アー
   ムの動きにより、スプリングによる摩擦クラッチの押付
   け力を変化させる機構とを有することを特徴とする紙葉
   類巻取機構。