JPS627093B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS627093B2
JPS627093B2 JP17037880A JP17037880A JPS627093B2 JP S627093 B2 JPS627093 B2 JP S627093B2 JP 17037880 A JP17037880 A JP 17037880A JP 17037880 A JP17037880 A JP 17037880A JP S627093 B2 JPS627093 B2 JP S627093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
rotation roller
sheet
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17037880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5798445A (en
Inventor
Satoshi Komada
Masahiro Mori
Isao Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP17037880A priority Critical patent/JPS5798445A/ja
Publication of JPS5798445A publication Critical patent/JPS5798445A/ja
Publication of JPS627093B2 publication Critical patent/JPS627093B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート紙給送装置に係り、特に、逆
転ローラを用いた、シート紙2枚送り防止方式に
関する。
〔従来の技術〕
従来から用いられているシート紙供給装置にお
ける2枚送り防止方式としては、第1図に示す逆
転ローラ方式がある。
図で、1は正転ローラ、2は逆転ローラで、通
常は第1図aの如くいずれも矢印の方向に常時回
転している。ここで、正転ローラとシート紙の摩
擦係数μ、逆転ローラとシート紙の摩擦係数を
μ、シート紙間の摩擦係数をμとすると、第
1図bの如く正転ローラ1、逆転ローラ2間に、
1枚の用紙11が送り込まれた時、これを確実に
送出方向Sに送り出すためには、μ>μなる
関係が必要であり、また、第1図cの如く正転ロ
ーラ1、逆転ローラ2間に2枚の用紙11a,1
1bが送り込まれた時、下側の用紙11bを戻し
て2枚送りを防止するためには、μ>μなる
関係が必要であるから、結局、2枚送り防止機構
として満足に働くためには、常に、μ>μ
μなる関係が維持されねばならない。
しかし、用紙間摩擦係数μは、上質紙の場合
に限つても、温度、湿度、静電気等によつて大き
く変化する。
また、正転ローラ1と用紙間摩擦係数μ、逆
転ローラと用紙間摩擦係数μも、温度、経時変
化等によつて変わる。
従つて、しばしばμ>μ>μなる関係が
くずれ不正送りが発生するという欠点があつた。
また、1枚宛給送中には、用紙と逆転ローラの
間で、常に滑りが生じており、これが、用紙11
を汚したり、該用紙11にしわを生じたりする原
因となつていた。又、従来、第2図に示す技術も
知られている。
同図において、正転ローラ1は、プーリ7を経
て図示しない駆動手段に連結されている。逆転ロ
ーラ2は、プーリ4、ベルト8、プーリ5、摩擦
クラツチ3、プーリ6を経て、同様に、図示しな
い駆動手段に連結されている。バネ9及びソレノ
イド10によつて、正転ローラ1と逆転ローラ2
は圧接・離反自在になつている。
次に、第3図を用いて、前記装置の動作を説明
する。
用紙が送り込まれていない時は、ソレノイド1
0はOFFしており、第3図aの如く正転ローラ
1、逆転ローラ2は、離反したまま、矢印の方向
に回転する。そして、用紙11が送り込まれる
と、ソレノイド10が働き、第3図bの如く正転
ローラ1、逆転ローラ2は圧接する。用紙が1枚
の場合は、用紙11は、正転ローラによつて前進
する。
この時、正転ローラの駆動力が大きいので摩擦
クラツチ3は滑り、逆転ローラ2は、用紙の動き
につれて、従動する。
次に、用紙が2枚送られてきた場合には、用紙
間摩擦係数が小さいため、用紙間で滑りが生じ第
3図cの如く上側用紙11aは前進し、下側用紙
11bは逆転ローラ2により戻され、2枚送りが
防止される。しかしながら、この構成であると、
逆転ローラの回転トルクが常に滑りクラツチを介
して伝達されるため摩耗等耐久性に問題があつ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、信頼性が高く、用紙に汚れや、しわ
を生じさせることの少ない2枚送り防止機構を備
え且つ耐久性も良いシート紙供給装置を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明によれば、正転ローラ、逆転ロ
ーラを一定の圧力で互いに圧接すると共に、逆転
ローラの駆動トルクを直流モータによつて所定の
値、具体的にはシート紙相互間の摩擦力より大き
く且つローラとシート紙間の摩擦力よりは小さい
力に対応する値に定め、その制限トルク以上の負
荷トルクが逆転ローラにかかつた場合には、逆転
ローラが負荷の動きに従動するようにする。
〔作用〕
これにより、正転ローラ、逆転ローラ間に、1
枚の用紙が送られた場合には、逆転ローラが従動
して、用紙を前進させ、正転ローラ、逆転ローラ
間に複数枚の用紙が送り込まれた場合には、上側
の用紙は、正転ローラの回転により前進するが、
下側の用紙は、逆転ローラの回転により戻され、
これによつて2枚送りが防止されるようにしたシ
ート紙供給装置が提供される。
かかる構成において、正転ローラと逆転ローラ
は同一の材質が使え、これらと用紙との摩擦係数
をμ、用紙間摩擦係数をμ′とした時、μ>μ′と
なるようローラ材質を選択する。
〔実施例〕
第4図は、本発明の実施例を示すもので、第2
図に示す従来例と異なるのは、逆転ローラ2を滑
りクラツチ3を介して駆動するのではなく、直流
モータ12により直接駆動している点である。
直流モータ12は、図示しない制御回路によ
り、定電流駆動され、これにより、直流モータ1
2の出力トルクは、一定となり、図2の従来例と
同等の効果が得られる。
〔発明の効果〕
更にこの実施例の如く逆転ローラの回転トルク
を直流モータによつて設定することにより、前述
した従来例の如く滑りクラツチ等の摩擦部分が無
くなり、耐久性を向上させることが可能となる。
しかも実施例においては、取り扱う用紙の厚さ
によつて正逆転ローラの間隔調整等の手間をかけ
る必要がない。あくまで各ローラは一定の力によ
つて互いに当接するだけでよい。これにより、ロ
ーラ間の間隔調整機構などの複雑な構成をとる必
要がなくなるという効果も奏するものである。
このような本発明によれば、正転ローラ、逆転
ローラを同一の材料で形成することができ、これ
ら2つのローラを用紙との摩擦係数をμ、用紙間
摩擦係数をμ′とした時、μ>μ′なる関係があれ
ばローラ間押しつけ力、逆転ローラ駆動トルクを
適当に設定することにより、確実に2枚送り防止
を行なうことができる。また、従来の逆転ローラ
方式と異なり用紙と逆転ローラの間で滑りが生ず
ることもないので、用紙を汚したり、しわを生じ
させることも生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシート紙送り装置の動作を示す
断面図、第2図は従来の構成を示す外観斜視図、
第3図は前記従来例の動作説明図、第4図は本発
明の実施例を示す外観斜視図である。 図において、1は正転ローラ、2は逆転ロー
ラ、3は滑りクラツチ、4〜7はプーリ、8はベ
ルト、9はバネ、10はソレノイド、11,11
a,11bは用紙、12は直流モータを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに対向して回転駆動される、正転ローラ
    1逆転ローラ2により、シート紙の2枚送りを防
    止するシート紙供給装置において、 前記正転ローラ1と逆転ローラ2とを一定の圧
    力で圧接する圧接機構9,10と、 前記逆転ローラ2に、シート紙11a,11b
    相互の摩擦力より大きく且つシート紙11aと正
    転ローラ1間の摩擦力より小さい力に対応した一
    定の駆動トルクを与える直流モータ12とを設
    け、 直流モータ12の与える駆動トルク以上の負荷
    トルクが逆転ローラ2に加わつたとき前記逆転ロ
    ーラ2は負荷の動きに従動することを特徴とする
    シート紙供給装置。
JP17037880A 1980-12-03 1980-12-03 Sheet paper feeding apparatus Granted JPS5798445A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17037880A JPS5798445A (en) 1980-12-03 1980-12-03 Sheet paper feeding apparatus

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JP17037880A JPS5798445A (en) 1980-12-03 1980-12-03 Sheet paper feeding apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5798445A JPS5798445A (en) 1982-06-18
JPS627093B2 true JPS627093B2 (ja) 1987-02-16

Family

ID=15903819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17037880A Granted JPS5798445A (en) 1980-12-03 1980-12-03 Sheet paper feeding apparatus

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JP (1) JPS5798445A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2740215B2 (ja) * 1988-12-20 1998-04-15 三洋電機株式会社 熱転写記録装置
GB8912711D0 (en) * 1989-06-02 1989-07-19 Reece Barry P Ice blocks

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5798445A (en) 1982-06-18

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