JP2680981B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP2680981B2
JP2680981B2 JP20216993A JP20216993A JP2680981B2 JP 2680981 B2 JP2680981 B2 JP 2680981B2 JP 20216993 A JP20216993 A JP 20216993A JP 20216993 A JP20216993 A JP 20216993A JP 2680981 B2 JP2680981 B2 JP 2680981B2
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徳郎 濱田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類搬送装置に関し、
特に郵便物を高速で処理する紙葉類の供給部の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙葉類搬送装置は、紙葉
類供給部において、紙葉類を一枚ずつ一定の間隔で送り
出す機構を有している。図3は従来の紙葉類搬送装置供
給部の一例を示し、(a)は平面図、(b)は同図
(a)の一部断面図である。駆動ローラ13は図示され
ていない瞬時に起動停止が可能なモータにより回転す
る。ローラ14は搬送ベルト12により駆動ローラ13
から回転動力を受ける。プレート15は紙葉類1を搬送
ベルト12に常に一定の力で押し付けるような機構をし
ている。ガイド18は紙葉類1の先端をガイドし、特に
搬送ベルト12の近くで、紙葉類1の先端を1a,1
b,1c…の順番に階段状にそろえる効果を有する。摩
擦ブロック16は摩擦係数が高く、摩耗しにくい材質で
作られており、一定の力でガイド21を押し付けてい
る。ガイド21は搬送ベルト12間にあり、搬送ベルト
12が摩擦しても紙葉類1と接する面側と常に同一面上
になる。ピックアップローラ19は搬送されてきた紙葉
類1を更に下流に送り出す。センサ10は搬送制御を行
うための紙葉類1の位置を検出する。
【0003】次にこの従来例の動作を説明する。図4に
示すように、紙葉類1aはプレート15によって、駆動
ローラ13とローラ14によって回転している搬送ベル
ト12に一定の力Fで押し付けられているので、搬送ベ
ルト12との摩擦力f1により保持され下流へ搬送され
る。紙葉類1aが、ガイド21と摩擦ブロック16の間
を通過しようとする際、摩擦抵抗が搬送方向とは反対の
方向へ生じる。しかし、プレート15が紙葉類1aを搬
送ベルト12に押し付ける事によって生じる摩擦力f1
の方が、紙葉類1aと紙葉類1b間の摩擦力f2と、ガ
イド21と紙葉類1a間の摩擦力f4及び紙葉類1aと
摩擦ブロック16の摩擦力f5を加えた値よりも大きい
ため、ガイド21と摩擦ブロック16の間をすべって更
に下流へ搬送される。紙葉類1aの先端部がピックアッ
プローラ19に差し掛かるとセンサ10aが紙葉類1a
の先端部を検出し、駆動ローラ13が停止する。ピック
アップローラ19に挟持された紙葉類1aは、更に下流
へ搬送される。センサ10によって紙葉類1aの末端部
と紙葉類1bの先端に一定のギャップが検出されると駆
動ローラ13は再び回転を始め、紙葉類1bを搬送す
る。ここで例えば、紙葉類1aと紙葉類1b間の摩擦力
f2に対して紙葉類1bと紙葉類1c間の摩擦力f3が
かなり小さい時に、紙葉類1aと紙葉類1bが重なって
搬送される事がある。この場合、摩擦ブロック16とガ
イド21の間を紙葉類1aと紙葉類1bが重なって通過
しようとするが、プレート15の押し付けFと摩擦ブロ
ック16の押し付けFaによって紙葉類1aと紙葉類1
b間に生じる摩擦力f2に比べて、紙葉類1bと紙葉類
1c間の摩擦力f3と、紙葉類1bと摩擦ブロック16
の摩擦力f5の和の方が大きいため搬送が停止する。
又、搬送ベルト12と紙葉類1a間の摩擦力f1は、紙
葉類1aと紙葉類1b間の摩擦力f2と、紙葉類1aと
ガイド21間の摩擦力f4の和より大きいため下流へと
搬送される。よって、紙葉類1は一枚ずつ下流へと搬送
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紙葉類
搬送装置では、例えば紙葉類が薄くて搬送方向に対して
剛性が低い場合、紙葉類先端部が摩擦ブロックとガイド
の接点に到達した時、紙葉類の先端にかかる摩擦抵抗に
より紙葉類が摩擦ブロックとガイドの間で座屈してしま
う。この為、紙葉類がジャムを起こしたり、紙葉類先端
部に潰れ、折れが生じるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙葉類を搬送
させる数本の搬送ベルトと、前記搬送ベルトを回転させ
る駆動ローラと、紙葉類を前記搬送ベルトに一定の力で
押し当てながら供給に合わせて前記搬送ベルト方向に移
動するプレートと、紙葉類の先端部をとりそろえるガイ
ドと、前記駆動ローラに対向し且つ前記搬送ベルト間に
あって搬送される紙葉類に対し制動方向に働く摩擦ブロ
ックと、前記搬送ベルト間にあり前記摩擦ブロックに対
向し且つ前記搬送ベルトが紙葉類と接する面と常に同一
面上になるガイドと、紙葉類の位置を検出する複数のセ
ンサを有する紙葉類搬送装置において、前記搬送ベルト
に対向し前記摩擦ブロックと前記搬送ベルトと同一面上
にある前記ガイドが接する位置にあって動力がなく且つ
ある一定の荷重で前記搬送ベルトに押し付けられること
により駆動する少なくとも一個のピンチローラを設けて
なっている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は同図(a)の一部断面図、図2は本実施例の要
部の動作を示す平面図である。
【0007】本実施例は以下のような構成となってい
る。
【0008】駆動ローラ3は図示されていない瞬時に起
動停止が可能なモータにより回転する。ローラ4は搬送
ベルト2により駆動ローラ3から回転動力を受ける。プ
レート5は紙葉類1を搬送ベルト2に常に一定の力で押
し付けるような機構をしている。ガイド8は紙葉類1の
先端をガイドし、特に搬送ベルト2の近くで、紙葉類1
の先端を1a,1b,1c…の順番に階段状にそろえる
効果を有する。摩擦ブロック6は摩擦係数が高く、摩耗
しにくい材質で作られており、一定の力でガイド11を
押し付けている。ガイド11は搬送ベルト2間にあり、
搬送ベルト2が摩耗しても紙葉類1と接する面と常に同
一面になっている。ピンチローラ7は駆動ローラ3の対
向位置にあり、搬送ベルト2に一定の力で押し当てられ
て回転している。ピックアップローラ9は搬送されてき
た紙葉類1を更に下流に送り出す。センサ10は搬送制
御を行うための紙葉類1の位置を検出する。
【0009】次に、本実施例の動作を説明する。紙葉類
1aはプレート5によって、駆動ローラ3とローラ4に
よって回転している搬送ベルト2に一定の力Fで押し付
けられているので、搬送ベルト2との摩擦力により下流
へ搬送される。紙葉類1aが、ガイド11と摩擦ブロッ
ク6の間を通過しようとする際、摩擦抵抗が搬送方向と
は反対方向へ生じる。しかし、プレート5が紙葉類1a
を搬送ベルト2に押し付ける事によって生じる摩擦力f
1の方が、紙葉類1aと紙葉類1b間の摩擦力f2と、
ガイド11と紙葉類1a間の摩擦力f4及び紙葉類1a
と摩擦ブロック6の摩擦力f5を加えた値より大きいの
で、通常の場合紙葉類1aはガイド11と摩擦ブロック
6の間をすべって更に下流へ搬送される。また、紙葉類
が薄くて搬送方向に対し剛性の低い場合でも、すぐピン
チローラ7と搬送ベルト2に紙葉類1aの先端が挟持さ
れ、摩擦ブロック6とガイド11間を通る際の摩擦抵抗
に勝る搬送力を与えるため、停滞すること無く下流へ搬
送される。紙葉類1aの先端部がピックアップローラ9
に差し掛かるとセンサ10aが紙葉類1aの先端部を検
出し、駆動ローラ3が停止する。ピックアップローラ9
に挟持された紙葉類1aは、更に下流へ搬送される。セ
ンサ10によって紙葉類1aの末端部と紙葉類1bの先
端に一定のギャップが検出されると、駆動ローラ3は再
び回転を始め、紙葉類1bを搬送する。ここで例えば、
紙葉類1aと紙葉類1b間の摩擦力f2に対して紙葉類
1bと紙葉類1c間の摩擦力f3がかなり小さい時に、
紙葉類1aと紙葉類1bが重なって搬送される事があ
る。この場合、摩擦ブロック6とガイド11の間を紙葉
類1aと紙葉類1bが重なって通過しようとするが、プ
レート5の押し付けFと摩擦ブロック6の押し付けFa
とピンチローラ7の押し付けFbによって紙葉類1aと
紙葉類1b間に生じる摩擦力f2に比べて、紙葉類1b
と紙葉類1c間の摩擦力f3と、紙葉類1bと摩擦ブロ
ック6の摩擦力f5の和の方が大きいため紙葉類1bの
搬送が停止する。紙葉類1bがピンチローラ7の手前
で、摩擦ブロック6だけにより停止した場合、紙葉類1
aは、ピンチローラ7と搬送ベルト2に挟持され下流へ
搬送される。また、紙葉類1bがピンチローラ7に接す
る位置で停止した場合は、動力のないピンチローラ7も
停止する。だが紙葉類1aは、紙葉類1aと紙葉類1b
間の摩擦力f2により紙葉類1aと搬送ベルト2間の摩
擦力f1のほうが大きいため下流へ搬送される。よっ
て、紙葉類1は一枚づつ下流へ搬送される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による紙葉
類搬送装置は、摩擦ブロックが紙葉類と接触する位置で
搬送ベルトに対向し且つ動力がなくある一定の荷重で搬
送ベルトを押さえ付けているピンチローラを設けること
により、搬送ベルトと紙葉類先端部を挟持し、摩擦ブロ
ックによる摩擦抵抗に勝る搬送力を与える為、薄くて剛
性の弱い紙葉類でも、正常に下流へと搬送させる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は同図(a)の一部断面図である。
【図2】本発明の実施例の要部の動作を示す平面図であ
る。
【図3】従来の紙葉類搬送装置の供給部の一例を示し、
(a)は平面図、(b)は同図(a)の一部断面図であ
る。
【図4】従来例の要部の動作を示す平面図である。
【符号の説明】
1 紙葉類 2 搬送ベルト 3 駆動ローラ 4 ローラ 5 プレート 6 摩擦ブロック 7 ピンチローラ 8 ガイド 9 ピックアップローラ 10 センサ 11 ガイド
フロントページの続き (72)発明者 関根 直人 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町 1丁 目1番地25 日本電気ロボットエンジニ アリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−55171(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送させる数本の搬送ベルト
    と、前記搬送ベルトを回転させる駆動ローラと、紙葉類
    を前記搬送ベルトに一定の力で押し当てながら供給に合
    わせて前記搬送ベルト方向に移動するプレートと、紙葉
    類の先端部をとりそろえるガイドと、前記駆動ローラに
    対向し且つ前記搬送ベルト間にあって搬送される紙葉類
    に対し制動方向に働く摩擦ブロックと、前記搬送ベルト
    間にあり前記摩擦ブロックに対向し且つ前記搬送ベルト
    が紙葉類と接する面と常に同一面上になるガイドと、紙
    葉類の位置を検出する複数のセンサを有する紙葉類搬送
    装置において、前記搬送ベルトに対向し前記摩擦ブロッ
    クと前記搬送ベルトと同一面上にある前記ガイドが接す
    る位置にあって動力がなく且つある一定の荷重で前記搬
    送ベルトに押し付けられることにより駆動する少なくと
    も一個のピンチローラを設けたことを特徴とする紙葉類
    搬送装置。
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JP6129925B2 (ja) * 2015-10-06 2017-05-17 株式会社東芝 紙葉類取出し装置

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