JP3184105B2 - 媒体めくり機構 - Google Patents

媒体めくり機構

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JP3184105B2
JP3184105B2 JP31044396A JP31044396A JP3184105B2 JP 3184105 B2 JP3184105 B2 JP 3184105B2 JP 31044396 A JP31044396 A JP 31044396A JP 31044396 A JP31044396 A JP 31044396A JP 3184105 B2 JP3184105 B2 JP 3184105B2
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roller
turning
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movable pinch
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Inventor
俊一 新津
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は媒体のめくり機構に
関し、特に、厚さの異なる通帳等の頁を確実にめくるこ
とのできる媒体めくり機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の媒体めくり機構について図2を用
いて説明する。
【0003】図2は、従来の媒体めくり機構の動作図で
ある。図2において、通帳媒体19を搬送するための搬
送ローラ15aおよび搬送ローラ15bと、周上に摩擦
部材16を備えためくりローラ17と、固定式ピンチロ
ーラ18とを備えている。
【0004】このように構成された従来の媒体めくり機
構では、通帳媒体19をめくりの指定位置まで搬送し、
周上に摩擦部材16を備えためくりローラ17をE方向
へ一定角度回転させることにより、通帳媒体19の最上
部の1枚を剥離し、その後、通帳媒体19をF方向に搬
送することによりめくり動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体めくり機構
では、めくりローラと固定式ピンチローラの間の隙間
が、媒体の厚さによらず常に一定のため、媒体が厚い場
合には、媒体の各頁間の摩擦力が強くなり、媒体の最上
部の1枚だけを剥離しようとしてめくりローラを回転さ
せても、1枚だけ剥離されずに次頁以降の頁もめくって
しまい、多重めくりが発生してしまう。また、逆に、媒
体が薄い場合には、めくりローラと媒体間の摩擦力が弱
いため、媒体上でめくりローラがスリップしてしまい、
ピックミスが発生してしまうという欠点を有している。
【0006】本発明の目的は、めくりローラと媒体との
間隔、及び、媒体の各頁間の摩擦力を媒体の厚さに関わ
らず常に適正にし、めくり時の多重めくりとピックミス
を無くす媒体めくり機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の媒体めくり
機構は、媒体を搬送する搬送ローラと、周上に摩擦部材
を設け回転することにより媒体を1枚だけ剥離するめく
りローラと、前記めくりローラに接している媒体を下方
から押圧する可動式ピンチローラと、前記可動式ピンチ
ローラにより媒体を介してめくりローラへの押圧力を検
出するセンサと、前記センサの出力を監視し前記可動式
ピンチローラのめくりローラに対する押圧力を制御する
制御部とを備え、前記ひずみゲージは、検出した押圧力
を前記制御部に出力することを特徴とする。
【0008】また、第2の発明の媒体めくり機構は、第
1の発明において前記センサは、前記めくりローラの上
下動作に連動する板バネに設置されたひずみゲージによ
り前記めくりローラへの押圧力を検出することにより構
成されている。
【0009】さらに、第3の発明の媒体めくり機構は、
媒体の厚さに適応し媒体の頁めくりミスを防止する媒体
めくり機構において、媒体を搬送する搬送ローラと、周
上に摩擦部材を設け回転することにより媒体を1枚だけ
剥離するめくりローラと、前記めくりローラに接してい
る媒体を下方から押圧する可動式ピンチローラと、前記
可動式ピンチローラにより媒体を介してめくりローラへ
の押圧力を検出するセンサと、前記センサの出力を監視
し前記可動式ピンチローラのめくりローラに対する押圧
力を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記ひず
みゲージから通知された押圧力を常時監視し、適正な押
圧力となった時点で下方から押圧する可動式ピンチロー
ラの駆動モータを停止させ、めくりローラの媒体への押
圧力を適正に制御することを特徴とする。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0012】図1(A)は、本発明における実施の形態
を示す装置図、図1(B)は、本実施の形態における動
作図である。
【0013】図2は、本実施の形態のブロック図であ
る。
【0014】本実施の形態は、図1(A)に示すよう
に、通帳媒体8を搬送するための搬送ローラ1aおよび
搬送ローラ1bと、周上に摩擦部材9を備え回転するこ
とにより通帳媒体8の最上部の1枚を剥離するためのめ
くりローラ2と、通帳媒体8とめくりローラ2の間の押
圧力を検出するひずみゲージ3と、ひずみゲージ3に押
圧力を伝達するための板バネ固定点5で一端を固定され
ている板バネ4と、可動式ピンチローラ駆動モータ7に
より駆動され通帳媒体8をめくりローラ2へ押しつける
可動式ピンチローラ6とを備えて構成されている。
【0015】次に、めくりローラと媒体との間隔および
めくりローラと媒体との摩擦力を常に適正にする制御を
図2のブロック図を用いて説明する。
【0016】ひずみゲージ3は通帳媒体8とめくりロー
ラ2の間の押圧力を常時検出しアンプ10に出力しアン
プ10により増幅される。A/Dコンバータ11はアン
プ10で増幅された値を信号に変換し制御部12に通知
する。制御部12は通知された信号を常時監視し、この
信号の値が規定の適正値となるようにモータドライバ1
3を介して可動式ピンチローラ駆動モータ7を制御す
る。
【0017】次に、本実施の形態の動作について、図1
(A)、(B)、図2を用いて説明する。
【0018】まず、搬送ローラ1により通帳媒体8を指
定の位置まで搬送されると、可動式ピンチローラ駆動モ
ータ7により可動式ピンチローラ6をB方向へ駆動され
通帳媒体8がめくりローラ2へ押しつけられ、めくりロ
ーラシャフト14も一緒にA方向へ押し上げられる。
【0019】めくりローラシャフト14の変位は板バネ
4を介してひずみゲージ3に伝達され、ひずみゲージ3
の出力は制御部12により常に監視され適正値を検出し
た時点で、通帳媒体8とめくりローラ2の間の押圧力が
適正になったと判断し、可動式ピンチローラ6を停止さ
せる。
【0020】その後、周上に摩擦部材9を備えためくり
ローラ2をC方向に回転させ、通帳媒体8の最上部の1
枚を剥離し、D方向に通帳媒体8を搬送させることによ
りめくり動作を終了する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における媒
体めくり機構では、媒体とめくりローラ間の押圧力を圧
力センサにより検出し、制御部において常に監視してい
るため、媒体の厚さに関わらず媒体とめくりローラ間の
摩擦力が常に適正となるため、従来発生していた、ピッ
クミスまたは多重めくりを無くすという効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す装置図(A)と動作
図(B)である。
【図2】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】従来の媒体めくり機構の装置図
【符号の説明】
1a、1b 搬送ローラ 2 めくりローラ 3 ひずみゲージ 4 板バネ 5 板バネ固定点 6 可動式ピンチローラ 7 可動式ピンチローラ駆動モータ 8 通帳媒体 9 摩擦部材 10 アンプ 11 A/Dコンバータ 12 制御部 13 モータドライバ 14 めくりローラシャフト 15a、15b 搬送ローラ 16 摩擦部材 17 めくりローラ 18 固定式ピンチローラ 19 通帳媒体

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の厚さに適応し媒体の頁めくりミス
    を防止する媒体めくり機構において、 媒体を搬送する
    搬送ローラと、周上に摩擦部材を設け回転することによ
    り媒体を1枚だけ剥離するめくりローラと、前記めくり
    ローラに接している媒体を下方から押圧する可動式ピン
    チローラと、前記可動式ピンチローラにより媒体を介し
    てめくりローラへの押圧力を検出するセンサと、前記セ
    ンサの出力を監視し前記可動式ピンチローラのめくりロ
    ーラに対する押圧力を制御する制御部とを備え、前記ひ
    ずみゲージは、検出した押圧力を前記制御部に出力する
    ことを特徴とする媒体めくり機構。
  2. 【請求項2】 前記センサは、前記めくりローラの上下
    動作に連動する板バネに設置されたひずみゲージにより
    前記めくりローラへの押圧力を検出することを特徴とす
    る請求項1記載の媒体めくり機構。
  3. 【請求項3】 媒体の厚さに適応し媒体の頁めくりミス
    を防止する媒体めくり機構において、媒体を搬送する搬
    送ローラと、周上に摩擦部材を設け回転することにより
    媒体を1枚だけ剥離するめくりローラと、前記めくりロ
    ーラに接している媒体を下方から押圧する可動式ピンチ
    ローラと、前記可動式ピンチローラにより媒体を介して
    めくりローラへの押圧力を検出するセンサと、前記セン
    サの出力を監視し前記可動式ピンチローラのめくりロー
    ラに対する押圧力を制御する制御部とを備え、前記制御
    部は、前記ひずみゲージから通知された押圧力を常時監
    視し、適正な押圧力となった時点で下方から押圧する可
    動式ピンチローラの駆動モータを停止させ、めくりロー
    ラの媒体への押圧力を適正に制御することを特徴とする
    媒体めくり機構。
JP31044396A 1996-11-21 1996-11-21 媒体めくり機構 Expired - Fee Related JP3184105B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574536B1 (en) 1996-01-29 2003-06-03 Minolta Co., Ltd. Moving apparatus for efficiently moving on floor with obstacle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6574536B1 (en) 1996-01-29 2003-06-03 Minolta Co., Ltd. Moving apparatus for efficiently moving on floor with obstacle

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JPH10151878A (ja) 1998-06-09

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