JP2559952Y2 - 媒体分離機構 - Google Patents

媒体分離機構

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JP2559952Y2
JP2559952Y2 JP1997001597U JP159797U JP2559952Y2 JP 2559952 Y2 JP2559952 Y2 JP 2559952Y2 JP 1997001597 U JP1997001597 U JP 1997001597U JP 159797 U JP159797 U JP 159797U JP 2559952 Y2 JP2559952 Y2 JP 2559952Y2
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JP
Japan
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medium
roller
brake
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evacuation
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JP1997001597U
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芳政 佐藤
直樹 高山
智行 羽賀
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Fujitsu Frontech Ltd
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Fujitsu Frontech Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は媒体分離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】証書などの媒体を処理する過程におい
て、媒体繰出し機構と媒体分離機構が用いられている。
図3は従来の媒体繰出し機構の側面図で、図中、41は媒
体、42は繰出しローラ、43はゲート、44は圧板、45はス
プリング、46は収容箱、47は圧板支軸で、媒体41は圧板
44上にセットされスプリング45で繰出しローラ42に向け
て押し付けられ、繰出しローラ42の矢印方向の回転があ
ると媒体は1つずつゲート43により分離され繰出しロー
ラ42とゲート43との間から排出される構成となってい
る。圧板44は圧板支軸を中心に上下動可能であり、収容
箱46内に収められる。
【0003】上記の繰出し機構によって繰出された媒体
41は次の装置に搬送されるのであるが、媒体の搬送中に
前と後ろに離れて搬送される媒体が重なり合うことがあ
り、重なり合った媒体の分離には図4に側面図で示され
る媒体分離機構が用いられ、図中、媒体は41で示し、51
は退避ローラ、52は退避アーム、53はブレーキローラ、
54はブレーキベルト、55はセンサ、56はソレノイド、57
は媒体の搬送路である。
【0004】上記した機構の使用においては、媒体が重
なって搬送されてきたときはそれをセンサ55が感知し、
信号が送られてソレノイド56は吸引し、ソレノイド56に
連結された退避アーム52が退避ローラ51に連結された軸
を持ち上げることによって退避ローラ51が退避する。そ
れと同時にブレーキベルト54も引かれ、ブレーキローラ
53の軸に設けたゴムインニング部に接し、そのブレーキ
ローラ53の回転は止まる。ブレーキローラ53の下の破線
で示す駆動側ローラは矢印方向に回転しているので、上
方の媒体は摩擦抵抗により前進が止められ、下方の媒体
のみが分離され搬送される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図4に示した従来の媒
体分離機構はなんら支障なく働くものであるが、最近は
証書類が大型化する傾向にあり、図示の装置では大型媒
体の分離が困難であること、すなわち大型媒体を確実に
分離できない場合のあることが判明した。本考案の課題
は、従来の媒体繰出し機構による媒体繰出し不良その他
の支障が発生すること、厚い媒体でも薄い媒体でも正確
に繰出すことができないこと、薄い媒体ではしわが作ら
れることであり、従来の媒体分離機構では、大型化する
媒体の分離が確実になされないことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の媒体分離機構
は、搬送路を重なって搬送された媒体を分離する機構に
おいて、ソレノイドに退避レバーが連結され、退避レバ
ーには退避アームと第2退避アームが連結され、退避ア
ームと第2退避アームにはそれぞれ退避ローラと第2退
避ローラが連結され、ブレーキレバーにはさらにブレー
キローラにつながるブレーキベルトと第2ブレーキロー
ラにつながる第2ブレーキベルトが連結され、センサが
搬送されてきた媒体を感知するとソレノイドは吸引し、
退避ローラと第2退避ローラは退避し、ブレーキローラ
と第2ブレーキローラは回転を止め、媒体が重なって搬
送されてきた場合下の媒体のみが回転を続ける駆動側ロ
ーラによって分離されることを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案の実施例においては、退避レバーを設け
ることによって、2個以上の退避ローラを退避するとが
でき、またブレーキローラを2個以上設けることによっ
てブレーキ力を増加させることができ、これらによって
薄い媒体から厚い媒体までまたは大型媒体の分離が確実
に行われる。
【0008】
【実施例】本考案の媒体分離機構と共同して作動する媒
体繰出し機構は図1に側面図で示され、図中、11は媒
体、12は繰出しローラ、13はブラケット、14は圧力検知
センサ、15は空転ローラ、16は圧板、17は圧板モータ、
18はレバー、19はゲート、20は媒体ガイド、21は搬送ロ
ーラ、22は第2センサ、23は圧板支軸である。
【0009】操作において、媒体繰出し時に圧板モータ
17の回転によりレバー18が矢印方向に上方に回転し、圧
板16を圧板支軸23を支点に押し上げ、圧板16上の媒体11
は図示しないクラッチ付モータに軸12A を介して連結さ
れた繰出しローラ12に押し当てられ、媒体11が繰出しロ
ーラ12に押し当て軸12A を支点とするブラケット13が押
し上げられ、それを圧力検知センサ14が検知すると信号
が送られてクラッチ付モータの回転が停止し、当該モー
タは保励磁状態となり、繰出しローラ12が回転し、ゲー
ト19により媒体を分離し、媒体ガイド20の上の第2セン
サ22が媒体を検知すると繰出しローラ12が停止する。こ
のとき、圧板モータ17は逆転し、圧板16が退避し、媒体
11に負荷がかゝらなくなる。本実施例を実際に操作した
ところ、厚紙媒体、磁気ストライプ付媒体だけでなく薄
紙媒体でも、繰出しにおいて前記した支障を発生するこ
となく繰出された。
【0010】本願考案の実施例は図2に側面図で示さ
れ、図中、31は大型の媒体、32はソレノイド、33はブレ
ーキレバー、34は退避レバー、35は退避アーム、35A は
第2退避アーム35A 、36は退避ローラ、36A は第2退避
ローラ、37はブレーキローラ、37A は第2ブレーキロー
ラ、38はブレーキベルト、38A は第2ブレーキベルト、
39A はセンサA、39B はセンサB、39C はセンサC、40
は搬送路であり、センサ39A 、39B 、39C は搬送路をは
さんで配置される。
【0011】本考案の操作において、センサB39B が搬
送された媒体31の長さを計測する。次いでセンサA39A
が媒体31を検知すると、ソレノイド32に連結された退避
レバー34が引かれ、退避レバー34によって退避アーム3
5、第2退避アーム35A が退避ローラ36に連結された軸
を持ち上げることによって退避ローラ36、第2退避ロー
ラ36A が退避される。それと同時に、ブレーキレバー33
によってブレーキベルト38、第2ブレーキベルト38A も
引かれ、ブレーキローラ37、第2ブレーキローラ37A の
それぞれの軸に備えられたゴムインニング部に接し、そ
の摩擦抵抗によりブレーキローラ37、第2ブレーキロー
ラ37A の回転を止める。それぞれの実線で示されるロー
ラの下の反対位置に破線で示す駆動側の対向して接触す
るローラは矢印方向に回転を続けているので、媒体が重
なって搬送されていた場合下の媒体だけブレーキをかけ
られ分離されて搬送される。センサC39C は搬送されて
きた媒体の長さを計測し、この計測した長さがセンサB
39B が計測した長さより規定長さ長かった場合ダブルフ
ィードと判定する。以上より薄紙媒体から厚紙媒体まで
の媒体摩擦係数の高い媒体も確実に分離できるのでダブ
ルフィード判定がより確実となった。
【0012】
【考案の効果】以上のように、本考案実施例において
は、退避アームと退避ローラ、ブレーキベルトとブレー
キローラはそれぞれ2個ずつ設けることにより、大型媒
体だけでなく薄紙媒体から厚紙媒体まで広範囲にわたっ
て媒体の分離が確実になされる効果が得られた。なお、
本考案実施例で退避アーム、退避ローラ、ブレーキベル
ト、ブレーキローラなどはそれぞれ2個ずつ示して説明
したが、これらは3個、4個ずつ設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に媒体を繰り出す媒体繰出し機構
の側面図である。
【図2】本考案実施例である媒体分離機構の側面図であ
る。
【図3】従来の媒体繰出し機構の側面図である。
【図4】従来の媒体分離機構の側面図である。
【符号の説明】
31 媒体 32 ソレノイド 33 ブレーキレバー 34 退避レバー 35 退避アーム 35A 第2退避アーム 36 退避ローラ 36A 第2退避ローラ 37 ブレーキローラ 37A 第2ブレーキローラ 38 ブレーキベルト 38A 第2ブレーキベルト 39A センサA 39B センサB 39C センサC 40 搬送路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−85228(JP,A) 特開 昭60−112548(JP,A) 実開 平2−80646(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路(40)を重なって搬送された媒体(3
    1)を分離する機構において、 ソレノイド(32)に退避レバー(34)が連結され、 退避レバー(34)には退避アーム(35)と第2退避アーム(3
    5A) が連結され、 退避アーム(35)と第2退避アーム(35A) にはそれぞれ退
    避ローラ(36)と第2退避ローラ(36A) が連結され、 ブレーキレバー(33)にはさらにブレーキローラ(37)につ
    ながるブレーキベルト(38)と第2ブレーキローラ(37A)
    につながる第2ブレーキベルト(38A) が連結され、 センサ(39)が搬送されてきた媒体(31)を感知するとソレ
    ノイド(32)は吸引し、退避ローラ(36)と第2退避ローラ
    (36A) は退避し、ブレーキローラ(37)と第2ブレーキロ
    ーラ(37A) は回転を止め、媒体が重なって搬送されてき
    た場合下の媒体のみが回転を続ける駆動側ローラによっ
    て分離されることを特徴とする媒体分離機構。
JP1997001597U 1997-02-10 1997-02-10 媒体分離機構 Expired - Lifetime JP2559952Y2 (ja)

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JP1997001597U JP2559952Y2 (ja) 1997-02-10 1997-02-10 媒体分離機構

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JPH09442U JPH09442U (ja) 1997-08-19
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JPS60138007U (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 長田電機工業株式会社 スライドロツク機構
JPH01133444U (ja) * 1988-03-08 1989-09-11
JPH01141658U (ja) * 1988-03-18 1989-09-28
JP2558654Y2 (ja) * 1991-12-25 1997-12-24 タカノ株式会社 椅 子

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