JP2811367B2 - 紙葉分離機構 - Google Patents

紙葉分離機構

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JP2811367B2
JP2811367B2 JP2292157A JP29215790A JP2811367B2 JP 2811367 B2 JP2811367 B2 JP 2811367B2 JP 2292157 A JP2292157 A JP 2292157A JP 29215790 A JP29215790 A JP 29215790A JP 2811367 B2 JP2811367 B2 JP 2811367B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 パーソナルコンピュータ等の給紙部に用いられる紙葉
分離機構に関し、 用紙送りを安定して行うことのできる構造の簡単な紙
葉分離機構を提供することを目的とし、 ホッパに収納された単票を繰り出すピックローラと、
該ピックローラにより繰り出された単票を分離ローラと
の間に挟んで搬送するフィードローラとを備え、前記分
離ローラが、単票先端通過後に所定期間単票を逆送りす
る方向に逆転するように設けられた紙葉分離機構におい
て、前記フィードローラを高摩擦係数の材料で形成する
とともに、前記分離ローラを単票間摩擦係数より大きく
前記フィードローラの摩擦係数より小さい低摩擦係数の
材料で形成し、また、前記ホッパを、単票繰り出し時に
は収納単票が前記ピックローラに圧接する単票繰り出し
位置に、前記分離ローラの逆転時には該単票繰り出し位
置から退避する退避位置に、それぞれ位置決めされるよ
うに設け、さらに、前記ピックローラを、前記分離ロー
ラの逆転時に逆転するように設けるとともに、前記分離
ローラの逆転時に退避位置に位置決めされた前記ホッパ
上に逆送りされてくる2枚目の単票をかき落とすための
羽根車を前記ピックローラと同軸に設けた構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パーソナルコンピュータ等の給紙部に用い
られる紙葉分離機構に関するものである。
近時、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等
の普及に伴い、単票の使用が高まっている。この場合、
多数枚送りを防止して1枚だけ確実に給紙することが必
要で、このため紙葉分離機構が用いられている。
〔従来の技術〕
従来の紙葉分離機構は、爪によるピック方式またはロ
ーラ圧接によるピック方式を用いており、多数枚送りに
ついては、単票厚を検出する検出器を設けてアラームを
出していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述の従来方式は、構造が複雑になり、信頼
性の点でも問題があった。
本発明は、用紙送りを安定して行うことのできる構造
の簡単な紙葉分離機構を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明では、ホッパに収
納された単票を繰り出すピックローラと、前記ピックロ
ーラにより繰り出された単票を分離ローラとの間に挟ん
で搬送するフィードローラとを備え、前記分離ローラ
が、単票先端通過後に所定期間単票を逆送りする方向に
逆転するように設けられた紙葉分離機構において、前記
フィードローラを高摩擦係数の材料で形成するととも
に、前記分離ローラを、単票間摩擦係数より大きく前記
フィードローラの摩擦係数より小さい摩擦係数の材料で
形成し、また、前記ホッパを、単票繰り出し時には収納
単票が前記ピックローラに圧接する単票繰り出し位置
に、前記分離ローラの逆転時には該単票繰り出し位置か
ら退避する退避位置に、それぞれ位置決めされるように
設け、さらに、前記ピックローラを、前記分離ローラの
逆転時に逆転するように設けるとともに、前記分離ロー
ラの逆転時に退避位置に位置決めされた前記ホッパ上に
逆送りされてくる2枚目の単票をかき落とすための羽根
車を前記ピックローラと同軸に設けた構成とする。
〔作 用〕
本発明の場合、 ホッパ内に収納される単票は、ピックローラにより繰
り出され、フィードローラと分離ローラの間に挟まれて
搬送されるが、分離ローラは単票先端通過後に逆転を始
め、2枚送りされた場合に2枚目の単票を逆送りして多
数枚送りを防止することができ、この場合、フィードロ
ーラと分離ローラの摩擦係数が上述のように設定されて
いるため、多数枚送りは防止される。また、フィードロ
ーラの摩擦係数が分離ローラの摩擦係数より大きいた
め、搬送される用紙はフィードローラの摩擦力により送
られ、薄紙から厚紙までの多種類の単票の搬送が可能と
なる。
また、分離ローラ逆転時にはホッパが退避位置に退避
するため、ホッパ収納用紙とピックローラの間に間隙が
形成され、逆送りされた2枚目の単票は確実にホッパ内
に戻される。
さらに、本発明の主要な作用としては、分離ローラ逆
転時に逆転するピックローラと同軸に羽根車を設けてい
るので、逆送りされた2枚目の単票はこの羽根車によ
り、退避位置のホッパ内にかき落とされる。したがっ
て、2枚目の単票のホッパ内への戻しは一層確実にな
る。
〔実施例〕
以下、図面に関連して本発明の実施例を説明する。
第1図は本例の紙葉分離機構の構造を示す平面図、第
2図は第1図の要部詳細を示す側面図で、図中、1はピ
ックローラ、2はフィードローラ、3は分離ローラ、4
は羽根車、5はホッパである。
ピックローラ1は、1対設けられ、軸6に所定の間隔
を保って固定されている。
フィードローラ2は、1対設けられ、軸7に所定の間
隔(本例の場合はピックローラ1と同間隔)を保って固
定されている。このフィードローラ2は、エチレン・プ
ロピレン・ゴム(EPM,EPDM)等の高摩擦係数(単票間摩
擦係数より十分大きい)の材料で形成されている。
分離ローラ3は、1対設けられ、各フィードローラ2
に図示しないスプリングにより圧接されている。この分
離ローラ3は、単票間摩擦係数より大きくフィードロー
ラ2の摩擦係数より小さい低摩擦係数のウレタンゴム等
の材料で形成されている。8は分離ローラ3を固定する
軸である。
軸6は、駆動軸9によりギア10,11を介し駆動され、
該軸6の回転は、ギア12,13を介し軸8に伝達される。
また軸7は、駆動軸14によりギア15,16を介し駆動され
る。各駆動軸9,14はそれぞれ図示しない駆動源に接続し
ている。
羽根車4は、1対設けられ、各ピックローラ1の外側
で軸6に固定されている。
ホッパ5は、固定軸17に回動自在に支持され、第2図
に鎖線で示す単票繰り出し位置と、実線で示す退避位置
とに位置決めされるようになっている。
用紙給送時(ピック信号が出たとき)には、ホッパ5
は単票繰り出し位置に位置決めされるが、この状態では
収納単票100はピックローラ1に圧接する。この状態で
駆動軸9,14を所定方向に回転させると、ピックローラ
1、フィードローラ2は第2図の反時計方向に回転し、
分離ローラ3は時計方向に回転する。この場合、羽根車
は単票100に接する部分が変形しながら回転するが、第
2図ではこの変形を省略した。これにより、ホッパ5内
の一番上の単票100がピックローラ1により繰り出され
てフィードローラ2と分離ローラ3の間に挟まれ、該両
ローラにより右方に搬送される。
搬送される単票100の先端がフィードローラ2,分離ロ
ーラ3を少し通過すると、該先端はセンサ18により検出
され、該検出信号により、駆動軸9は所定期間逆転する
とともに、ホッパ5は退避位置に位置決めされる。駆動
軸9が逆転を始めると、ピックローラ1は時計方向に回
転し、同時に分離ローラ3は反時計方向に逆転する。そ
の結果、単票が1枚だけ繰り出された場合は該単票はそ
のまま右方に搬送される(フィードローラ2の摩擦係数
が分離ローラ3の摩擦係数より大きいため)が、単票が
2枚繰り出された場合は、1枚目の単票は同様に右方に
搬送され、2枚目の単票は分離ローラ3により左方に逆
送りされ(分離ローラ3の摩擦係数が単票間摩擦係数よ
り大きいため)、時計方向に回転する羽根車4によりホ
ッパ4内にかき落とされる。その後駆動軸9の停止によ
りピックローラ1,羽根車4及び分離ローラ3は停止して
次のピック信号を待機する。
このように、フィードローラ2と分離ローラ3の摩擦
係数を上記の関係に設定することによって、多数枚送り
は防止され、安定した用紙送りが実現される。しかも、
フィードローラ2の摩擦係数が十分大きいため、厚紙ま
での多種類の単票送りが可能である。
また、分離ローラ3の逆転時にはホッパ5が退避位置
に退避するため、逆送りされた単票は確実にホッパ5内
に戻される。この効果は、羽根車4によるかき落としに
よって一層確実になる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、フィードローラ
の摩擦係数が十分大きく設定され、分離ローラの摩擦係
数が単票間摩擦係数より大きくしかもフィードローラの
摩擦係数より小さく設定されているため、多数枚送りを
防止することができ、かつ薄紙から厚紙までの多種類の
単票送りを安定して送ることが可能である。しかも、本
発明の紙葉分離機構の構造は簡単である。
また、分離ローラ逆転時にホッパをピックローラから
退避させるようにすれば、逆送りされた単票を確実にホ
ッパ内に戻すことができるが、この効果は、逆送りされ
た単票をホッパ上にかき落とす羽根車を設けることによ
って一層確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の紙葉分離機構の構造を示す平
面図、 第2図は第1図の要部詳細を示す側面図で、 図中、 1はピックローラ、 2はフィードローラ、 3は分離ローラ、 4は羽根車、 5はホッパ、 100は単票である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 3/46 B65H 3/46 F

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパ(5)に収納された単票を繰り出す
    ピックローラ(1)と、 前記ピックローラ(1)により繰り出された単票を分離
    ローラ(3)との間に挟んで搬送するフィードローラ
    (2)とを備え、 前記分離ローラ(3)が、単票先端通過後に所定期間単
    票を逆送りする方向に逆転するように設けられた紙葉分
    離機構において、 前記フィードローラ(2)を高摩擦係数の材料で形成す
    るとともに、 前記分離ローラ(3)を、単票間摩擦係数より大きく前
    記フィードローラ(2)の摩擦係数より小さい摩擦係数
    の材料で形成し、 また、前記ホッパ(5)を、単票繰り出し時には収納単
    票が前記ピックローラ(1)に圧接する単票繰り出し位
    置に、前記分離ローラ(3)の逆転時には該単票繰り出
    し位置から退避する退避位置に、それぞれ位置決めされ
    るように設け、 さらに、前記ピックローラ(1)を、前記分離ローラ
    (3)の逆転時に逆転するように設けるとともに、 前記分離ローラ(3)の逆転時に退避位置に位置決めさ
    れた前記ホッパ(5)上に逆送りされてくる2枚目の単
    票をかき落とすための羽根車(4)を前記ピックローラ
    (1)と同軸に設けたことを特徴とする紙葉分離機構。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57199744A (en) * 1981-05-29 1982-12-07 Ricoh Co Ltd Paper feeding device
JPS62218342A (ja) * 1986-03-19 1987-09-25 Canon Inc シ−ト材分離給送装置

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