JPS625858B2 - - Google Patents
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- JPS625858B2 JPS625858B2 JP56130091A JP13009181A JPS625858B2 JP S625858 B2 JPS625858 B2 JP S625858B2 JP 56130091 A JP56130091 A JP 56130091A JP 13009181 A JP13009181 A JP 13009181A JP S625858 B2 JPS625858 B2 JP S625858B2
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- Japan
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- roller
- conveyance
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- sheet
- feed roller
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0669—Driving devices therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフアクシミリ、複写機、プリンタ等の
紙葉類処理装置における自動給紙装置に関するも
ので、特に、小形、低価格の面で効果の大きい高
性能な自動給紙装置に係るものである。
紙葉類処理装置における自動給紙装置に関するも
ので、特に、小形、低価格の面で効果の大きい高
性能な自動給紙装置に係るものである。
近年、事務の合理化が強く叫ばれ、各種のオフ
イスオートメーシヨン機器が開発されてきた。事
務作業の大部分は各種の帳票を判断処理したり、
必要の書類を作成したりするものであるが、この
ような作業を合理化するためには、用紙に記載さ
れた情報を正確に読取つたり、計算処理結果を印
字し出力する入力と出力を担う部分の性能向上を
図ることが重要である。たとえば、光学文字読取
装置や各種プリンタは、オフイス業務の入出力装
置として非常に大きな機能を果している。一方、
この種の作業では、情報の蓄積移送が用紙という
媒体を用いることが多く、現実にオフイスに於け
る紙の使用量は年々増加の一途をたどつている。
このような背景のもとで、使用する帳票を薄いも
のとすることは、資源の節約および収納スペース
の節約等の面で極めて高い要求となつている。し
かし、従来開発され使用されている自動給紙装置
は、紙厚が55Kg紙以上の厚手の帖票しか使用する
ことを許していない。これは、用紙が薄くなると
その剛性が低下するために、ハンドリングが困難
となり、ダブルフイードやジヤムが多発し、事務
の合理化という本来の目的を達し得なくなるため
である。
イスオートメーシヨン機器が開発されてきた。事
務作業の大部分は各種の帳票を判断処理したり、
必要の書類を作成したりするものであるが、この
ような作業を合理化するためには、用紙に記載さ
れた情報を正確に読取つたり、計算処理結果を印
字し出力する入力と出力を担う部分の性能向上を
図ることが重要である。たとえば、光学文字読取
装置や各種プリンタは、オフイス業務の入出力装
置として非常に大きな機能を果している。一方、
この種の作業では、情報の蓄積移送が用紙という
媒体を用いることが多く、現実にオフイスに於け
る紙の使用量は年々増加の一途をたどつている。
このような背景のもとで、使用する帳票を薄いも
のとすることは、資源の節約および収納スペース
の節約等の面で極めて高い要求となつている。し
かし、従来開発され使用されている自動給紙装置
は、紙厚が55Kg紙以上の厚手の帖票しか使用する
ことを許していない。これは、用紙が薄くなると
その剛性が低下するために、ハンドリングが困難
となり、ダブルフイードやジヤムが多発し、事務
の合理化という本来の目的を達し得なくなるため
である。
たとえば、光学文字読取装置では、70〜135Kg
紙という比較的厚く、剛性の高い用紙が使用され
ている。
紙という比較的厚く、剛性の高い用紙が使用され
ている。
一方、ホツパに積層収納された枚葉紙を1枚ず
つに分離し搬送する方法としては、真空吸着力を
利用するものと摩擦力を利用とするものが実用化
されている。しかし、従来の技術を薄手の用紙に
適用しようとすると次のような問題を生ずる。
つに分離し搬送する方法としては、真空吸着力を
利用するものと摩擦力を利用とするものが実用化
されている。しかし、従来の技術を薄手の用紙に
適用しようとすると次のような問題を生ずる。
真空発生装置によつて、紙葉を吸引吸着する方
法では、紙が薄いために空気を透過し2枚目以降
の紙まで吸着してダブルフイードを発生する。ま
た、負圧によつて紙葉に吸引力を与え分離する方
法もあるが、送風装置など装置が大型化し、しか
も空気音が大きいことなど、小形、低騒音という
要求を満すことができない。
法では、紙が薄いために空気を透過し2枚目以降
の紙まで吸着してダブルフイードを発生する。ま
た、負圧によつて紙葉に吸引力を与え分離する方
法もあるが、送風装置など装置が大型化し、しか
も空気音が大きいことなど、小形、低騒音という
要求を満すことができない。
他方、従来より複写機を始めとして非常に多く
使用されている摩擦式分離機構についてみると、
紙葉の剛性不足が原因してジヤムや、折れ、しわ
などを発生するなどの問題が発生する。
使用されている摩擦式分離機構についてみると、
紙葉の剛性不足が原因してジヤムや、折れ、しわ
などを発生するなどの問題が発生する。
第1図および第2図は、従来の摩擦式分離機構
の一例を示したものである。すなわち、紙葉群1
は、バネ2を介して押板3の上に積載され、繰出
しローラ4と送りローラ5および摩擦部材6によ
つて1枚ずつの紙葉に分離される。積載された紙
葉群1の最上位の紙葉1aは軽く繰出しローラ4
に当接されており、モータ7に対してベルト8,
9,10を介して結合されたローラ4,5,11
は、モータ7によつて同一方向に紙葉1aを搬出
するよう回転する。
の一例を示したものである。すなわち、紙葉群1
は、バネ2を介して押板3の上に積載され、繰出
しローラ4と送りローラ5および摩擦部材6によ
つて1枚ずつの紙葉に分離される。積載された紙
葉群1の最上位の紙葉1aは軽く繰出しローラ4
に当接されており、モータ7に対してベルト8,
9,10を介して結合されたローラ4,5,11
は、モータ7によつて同一方向に紙葉1aを搬出
するよう回転する。
今、モータ7が駆動されると、繰出しローラ4
と送りローラ5が協働して最上位の紙葉1aを送
り出す。送りローラ5に対してバネを介して圧接
される摩擦部材6と送りローラ5の間の摩擦力に
よつて、図中右方に動された紙葉は、摩擦部材6
と当接するものは停止させられ、繰出しローラ4
および送りローラ5に当接する最上位の紙葉1a
のみが、下流に向つて搬送される。この結果、積
載された紙葉群1は、1枚ずつに分離され搬送ロ
ーラ11に挾持されて後方に送出されることにな
る。繰出しローラ4の軸12と送りローラ5の軸
13とはベルト9を介して連結されている。
と送りローラ5が協働して最上位の紙葉1aを送
り出す。送りローラ5に対してバネを介して圧接
される摩擦部材6と送りローラ5の間の摩擦力に
よつて、図中右方に動された紙葉は、摩擦部材6
と当接するものは停止させられ、繰出しローラ4
および送りローラ5に当接する最上位の紙葉1a
のみが、下流に向つて搬送される。この結果、積
載された紙葉群1は、1枚ずつに分離され搬送ロ
ーラ11に挾持されて後方に送出されることにな
る。繰出しローラ4の軸12と送りローラ5の軸
13とはベルト9を介して連結されている。
第1図および第2図に示す従来の装置では、繰
出しローラ4、送りローラ5および摩擦部材6か
ら構成される分離部と、複数個の搬送ローラ11
から成る搬送部とが独立した構造となつているた
め、装置が大型化する。一方、送りローラ5と搬
送ローラ11との距離が長くなるために、薄手の
原稿等を送ると折れぐせなどによつてジヤムを発
生しやすいなどの問題があり、更に、機構が独立
しているために部品点数が多くなり製品原価が高
くなるということが最近では非常に大きな課題と
なつて来た。
出しローラ4、送りローラ5および摩擦部材6か
ら構成される分離部と、複数個の搬送ローラ11
から成る搬送部とが独立した構造となつているた
め、装置が大型化する。一方、送りローラ5と搬
送ローラ11との距離が長くなるために、薄手の
原稿等を送ると折れぐせなどによつてジヤムを発
生しやすいなどの問題があり、更に、機構が独立
しているために部品点数が多くなり製品原価が高
くなるということが最近では非常に大きな課題と
なつて来た。
上述のように、自動給紙装置では紙葉群を1枚
ずつ確実に分離すること、分離された紙葉を高精
度に処理部に送出することなどの他に例えば、フ
アクシミリの送信機においては、2枚以上の紙葉
を自動給紙する場合、紙葉と紙葉との間隔を数mm
以上あけることが要求される。先行紙葉の後端部
と後続紙葉の先端部との間隔が規定量ないと受信
側では1枚の連続した記録となつてしまうなどの
重大な欠点となる。
ずつ確実に分離すること、分離された紙葉を高精
度に処理部に送出することなどの他に例えば、フ
アクシミリの送信機においては、2枚以上の紙葉
を自動給紙する場合、紙葉と紙葉との間隔を数mm
以上あけることが要求される。先行紙葉の後端部
と後続紙葉の先端部との間隔が規定量ないと受信
側では1枚の連続した記録となつてしまうなどの
重大な欠点となる。
そこで、紙葉と紙葉群との間隔をあける技術と
しては送りローラ5および繰出しローラ4を間欠
的に回転させる方法がある。
しては送りローラ5および繰出しローラ4を間欠
的に回転させる方法がある。
すなわち、モータ7を駆動させることによつて
ベルト8、電磁クラツチ14、ベルト9を介して
送りローラ5および繰出しローラ4を紙葉搬送方
向に回転させ、搬送ローラ11をベルト10を介
して連続的に回転させておく。
ベルト8、電磁クラツチ14、ベルト9を介して
送りローラ5および繰出しローラ4を紙葉搬送方
向に回転させ、搬送ローラ11をベルト10を介
して連続的に回転させておく。
次に、繰出しローラ4の回転にともなつて最上
位の紙葉は送りローラ5と摩擦部材6との間を通
つて紙葉検出器15の検出位置に達する。紙葉の
先端部が検出された時点で電磁クラツチ14の励
磁を解き、繰出しローラ4と送りローラ5の回転
伝達を解除する。紙葉は搬送ローラ11によつて
次工程に移送され、その後、その紙葉の後端部が
検出器15で検出された後、電磁クラツチ14を
励磁し次の紙葉を移送する。上述の動作を繰返す
ことによつて、紙葉と紙葉との間隔をあけること
ができる。
位の紙葉は送りローラ5と摩擦部材6との間を通
つて紙葉検出器15の検出位置に達する。紙葉の
先端部が検出された時点で電磁クラツチ14の励
磁を解き、繰出しローラ4と送りローラ5の回転
伝達を解除する。紙葉は搬送ローラ11によつて
次工程に移送され、その後、その紙葉の後端部が
検出器15で検出された後、電磁クラツチ14を
励磁し次の紙葉を移送する。上述の動作を繰返す
ことによつて、紙葉と紙葉との間隔をあけること
ができる。
しかし、紙葉と紙葉群との間隔をあけるために
検出器15および電磁クラツチ14を配設させる
ことから、構成が複雑になる他に価格が高くなる
という欠点を有している。
検出器15および電磁クラツチ14を配設させる
ことから、構成が複雑になる他に価格が高くなる
という欠点を有している。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑
み、小形、低価格であり、しかもジヤム等が発生
しにくく、信頼度の高い自動給紙装置を提供する
ことを目的とするものである。
み、小形、低価格であり、しかもジヤム等が発生
しにくく、信頼度の高い自動給紙装置を提供する
ことを目的とするものである。
本発明の特徴とするところは、積載された紙葉
群から紙葉を1枚ずつに分離し搬送する自動給紙
装置において、送りローラと分離部材で構成する
分離部の下流側に搬送用駆動ローラを備え、該搬
送用駆動ローラに対向して圧接する搬送用従動ロ
ーラを前記送りローラが配設されている軸に回転
自在に設けたものである。
群から紙葉を1枚ずつに分離し搬送する自動給紙
装置において、送りローラと分離部材で構成する
分離部の下流側に搬送用駆動ローラを備え、該搬
送用駆動ローラに対向して圧接する搬送用従動ロ
ーラを前記送りローラが配設されている軸に回転
自在に設けたものである。
以下本発明の一実施例を第3図により説明す
る。摩擦部材で形成された送りローラ16は、第
1の駆動軸である軸20に、軸20の紙葉搬送方
向の回転力を伝える一方向クラツチ17を介して
配設されている。また、この軸20には、後述す
る搬送用駆動ローラ26に対向して圧接する搬送
用従動ローラが軸受19を介して回転自在に配設
されている。第1の駆動軸である軸20は、モー
タ21によつてベルト22、歯車23,24を介
して紙葉搬送方向に回転する。
る。摩擦部材で形成された送りローラ16は、第
1の駆動軸である軸20に、軸20の紙葉搬送方
向の回転力を伝える一方向クラツチ17を介して
配設されている。また、この軸20には、後述す
る搬送用駆動ローラ26に対向して圧接する搬送
用従動ローラが軸受19を介して回転自在に配設
されている。第1の駆動軸である軸20は、モー
タ21によつてベルト22、歯車23,24を介
して紙葉搬送方向に回転する。
摩擦部材で形成された分離部材としての分離ロ
ーラ25は、送りローラ16に対向してバネ等に
よつて軽く当接されている。そして、これら送り
ローラ16と分離ローラ25によつて分離部を構
成している。搬送用駆動ローラ26は、前述の分
離部の下流側において軸20に並設された第2の
駆動軸としての軸27に固着して配設されてい
る。この第2の駆動軸である軸27は、モータ2
1によつてベルト22を介して駆動回転される。
また、この搬送用駆動ローラ26と前記搬送用従
動ローラ18とは対向して圧接されているため、
搬送用従動ローラ18は搬送用駆動ローラ26の
回転力によつて従動回転される。
ーラ25は、送りローラ16に対向してバネ等に
よつて軽く当接されている。そして、これら送り
ローラ16と分離ローラ25によつて分離部を構
成している。搬送用駆動ローラ26は、前述の分
離部の下流側において軸20に並設された第2の
駆動軸としての軸27に固着して配設されてい
る。この第2の駆動軸である軸27は、モータ2
1によつてベルト22を介して駆動回転される。
また、この搬送用駆動ローラ26と前記搬送用従
動ローラ18とは対向して圧接されているため、
搬送用従動ローラ18は搬送用駆動ローラ26の
回転力によつて従動回転される。
この実施例では、送りローラ16とそれに圧接
させる分離ローラ25とで分離部を、その下流側
に、搬送用駆動ローラ26と搬送用従動ローラ1
8とで搬送部を構成しており、従来の分離機構と
比較しても部品点数が少なく、低価格となつてい
る。
させる分離ローラ25とで分離部を、その下流側
に、搬送用駆動ローラ26と搬送用従動ローラ1
8とで搬送部を構成しており、従来の分離機構と
比較しても部品点数が少なく、低価格となつてい
る。
具体的には第1図に示した従来例と第3図の実
施例と比べれば容易に判ることであり、堆積され
た紙葉群を分離して搬送するためには従来技術で
は、繰出しローラ4の繰出し手段を除いて考える
と、ローラ軸が4本必要であるのに対し、この実
施例では3本となり、ローラ軸を1本減じること
ができ、原価低減を図ることができる。
施例と比べれば容易に判ることであり、堆積され
た紙葉群を分離して搬送するためには従来技術で
は、繰出しローラ4の繰出し手段を除いて考える
と、ローラ軸が4本必要であるのに対し、この実
施例では3本となり、ローラ軸を1本減じること
ができ、原価低減を図ることができる。
また、上述の実施例では分離点と搬送点とを近
接させることができるため、先の原価低減と合せ
て小形にできるという利点が生まれる。このよう
に分離点と搬送点とを近接できることから、薄手
の帳票やシワやジヤム等を生じさせることなく搬
送することができ、種々の厚さの用紙を自動給紙
することができる。
接させることができるため、先の原価低減と合せ
て小形にできるという利点が生まれる。このよう
に分離点と搬送点とを近接できることから、薄手
の帳票やシワやジヤム等を生じさせることなく搬
送することができ、種々の厚さの用紙を自動給紙
することができる。
次に、本発明の自動給紙装置の動作を説明す
る。積載部に積載された紙葉群を積載部の紙葉取
り出し側に配設された分離部を構成する送りロー
ラ16と分離ローラ25とで1枚ずつに分離し、
それを搬送用駆動ローラ26と搬送用従動ローラ
18で挾持して下流側の処理工程へ高精度に送出
する。ここで、例えば、フアクシミリのように原
稿と原稿との間隔をあけて処理部に送らなければ
ならないようなものについては、搬送用駆動ロー
ラ26の周速を送りローラ16の周速よりも高く
なるように歯車23と24との速度比を選べば良
く、非常に簡単に間隔をあけることができる。す
なわち、紙葉が搬送用駆動ローラ26と搬送用従
動ローラ18とで挾持されると、紙葉は、搬送用
駆動ローラ26の速度で次工程へ搬出される。こ
の時、負荷を軽減するために送りローラ16と軸
20の間には一方向クラツチ17を介在させ、紙
葉の移動に伴つて送りローラ16が軽く従動回転
するようにしてあるため、分離部の負荷は小さく
搬送用ローラ18,26間でスリツプが発生する
ことはなく高精度に搬送することができ、紙葉と
送りローラ16との間にもすべりが発生しないた
め、送りローラが摩耗したり紙葉が汚れたりする
ことはない。
る。積載部に積載された紙葉群を積載部の紙葉取
り出し側に配設された分離部を構成する送りロー
ラ16と分離ローラ25とで1枚ずつに分離し、
それを搬送用駆動ローラ26と搬送用従動ローラ
18で挾持して下流側の処理工程へ高精度に送出
する。ここで、例えば、フアクシミリのように原
稿と原稿との間隔をあけて処理部に送らなければ
ならないようなものについては、搬送用駆動ロー
ラ26の周速を送りローラ16の周速よりも高く
なるように歯車23と24との速度比を選べば良
く、非常に簡単に間隔をあけることができる。す
なわち、紙葉が搬送用駆動ローラ26と搬送用従
動ローラ18とで挾持されると、紙葉は、搬送用
駆動ローラ26の速度で次工程へ搬出される。こ
の時、負荷を軽減するために送りローラ16と軸
20の間には一方向クラツチ17を介在させ、紙
葉の移動に伴つて送りローラ16が軽く従動回転
するようにしてあるため、分離部の負荷は小さく
搬送用ローラ18,26間でスリツプが発生する
ことはなく高精度に搬送することができ、紙葉と
送りローラ16との間にもすべりが発生しないた
め、送りローラが摩耗したり紙葉が汚れたりする
ことはない。
次に、本発明装置をフアクシミリの読取側に適
用した実施例を第4図により説明する。第4図に
おいて、第3図と同一符号のものは同一部分を示
す。紙葉の積載部としてのトレー28に積載され
た紙葉29は送りローラ16と分離ローラ25と
で1枚ずつに分離され、その紙葉は搬送用駆動ロ
ーラ26と、ここでは図示されていない搬送用従
動ローラとによつて高精度に搬送される。ここ
で、送りローラ16の周速よりも搬送用駆動ロー
ラ26の周速を高く設定することによつて、原稿
と原稿の間隔をあけることができる。すなわち、
紙葉の先端部が搬送用駆動ローラ26と搬送用従
動ローラ(第4図では図示せず)に挾持される
と、送りローラ16は紙葉の移動に伴つて空転す
る。紙葉が移動して後端部が送りローラ16を離
れると、送りローラ16は駆動回転して次の紙葉
を分離して搬送部に送る。この結果、読取部位置
において、紙葉と紙葉との間隔を適当な距離だけ
あけることができる。
用した実施例を第4図により説明する。第4図に
おいて、第3図と同一符号のものは同一部分を示
す。紙葉の積載部としてのトレー28に積載され
た紙葉29は送りローラ16と分離ローラ25と
で1枚ずつに分離され、その紙葉は搬送用駆動ロ
ーラ26と、ここでは図示されていない搬送用従
動ローラとによつて高精度に搬送される。ここ
で、送りローラ16の周速よりも搬送用駆動ロー
ラ26の周速を高く設定することによつて、原稿
と原稿の間隔をあけることができる。すなわち、
紙葉の先端部が搬送用駆動ローラ26と搬送用従
動ローラ(第4図では図示せず)に挾持される
と、送りローラ16は紙葉の移動に伴つて空転す
る。紙葉が移動して後端部が送りローラ16を離
れると、送りローラ16は駆動回転して次の紙葉
を分離して搬送部に送る。この結果、読取部位置
において、紙葉と紙葉との間隔を適当な距離だけ
あけることができる。
第4図では、紙葉群が自重によつて分離部に進
入できるようにトレー28を適当な角度に配設し
てあるが、トレー28に積載する紙葉量が多くな
ると紙葉が分離部にスムーズに進入できなくなる
などの問題が生じる。このような問題を解決する
ための分離機構を第5図に示す。
入できるようにトレー28を適当な角度に配設し
てあるが、トレー28に積載する紙葉量が多くな
ると紙葉が分離部にスムーズに進入できなくなる
などの問題が生じる。このような問題を解決する
ための分離機構を第5図に示す。
トレー28に積載された紙葉群29をバネ等に
よつて繰出しローラ30に軽く当接させ、この繰
出しローラ30によつて紙葉を順次、送りローラ
16と分離ローラ25とで構成する分離部に送り
込むことができる。したがつて、これによれば積
載される紙葉量の多少にかかわらず、広い範囲の
自動給紙機構に適用可能である。
よつて繰出しローラ30に軽く当接させ、この繰
出しローラ30によつて紙葉を順次、送りローラ
16と分離ローラ25とで構成する分離部に送り
込むことができる。したがつて、これによれば積
載される紙葉量の多少にかかわらず、広い範囲の
自動給紙機構に適用可能である。
これまでは、送りローラに圧接する分離ローラ
停止するか逆転して紙葉群を分離する方式につい
て詳述してきたが、本発明を別の分離方式に適用
した一例を第6図に示す。
停止するか逆転して紙葉群を分離する方式につい
て詳述してきたが、本発明を別の分離方式に適用
した一例を第6図に示す。
第1の駆動軸である軸20には、軸20の紙葉
搬送方向の回転力を伝える一方向クラツチ17を
介して送りローラ16が配設され、軸受19を介
して後述する搬送用駆動ローラ26に対向して圧
接する搬送用従動ローラ18が回転自在に配設さ
れている。また、第2の駆動軸である軸27に
は、搬送用従動ローラ18に対向して圧接する搬
送用駆動ローラ26と、分離ローラ25に対向し
て補助ローラ26′が固着され配設されている。
一方、補助ローラ26′と送りローラ16に分離
ローラ25を従動回転可能な状態にバネ等で圧接
する。また、搬送用駆動ローラ26と搬送用従動
ローラ18は接触させておく。
搬送方向の回転力を伝える一方向クラツチ17を
介して送りローラ16が配設され、軸受19を介
して後述する搬送用駆動ローラ26に対向して圧
接する搬送用従動ローラ18が回転自在に配設さ
れている。また、第2の駆動軸である軸27に
は、搬送用従動ローラ18に対向して圧接する搬
送用駆動ローラ26と、分離ローラ25に対向し
て補助ローラ26′が固着され配設されている。
一方、補助ローラ26′と送りローラ16に分離
ローラ25を従動回転可能な状態にバネ等で圧接
する。また、搬送用駆動ローラ26と搬送用従動
ローラ18は接触させておく。
軸20、軸27はモータによつて、それぞれ紙
葉搬送方向に回転させ、送りローラ16と分離ロ
ーラ25の間に紙葉が進入しない場合には、分離
ローラ25は送りローラ16に従動回転する。一
方、送りローラ16と分離ローラ25の間に多数
枚の紙葉が進入した場合には、分離ローラ25は
補助ローラ26′によつて従動回転(逆転)さ
れ、多重送りを防止している。
葉搬送方向に回転させ、送りローラ16と分離ロ
ーラ25の間に紙葉が進入しない場合には、分離
ローラ25は送りローラ16に従動回転する。一
方、送りローラ16と分離ローラ25の間に多数
枚の紙葉が進入した場合には、分離ローラ25は
補助ローラ26′によつて従動回転(逆転)さ
れ、多重送りを防止している。
従つて、本分離機構では、分離部に紙葉を引込
みやすくすることによつて剛性の低い薄手の用紙
をもジヤム等を発生させずに高性能に分離搬送で
きる。
みやすくすることによつて剛性の低い薄手の用紙
をもジヤム等を発生させずに高性能に分離搬送で
きる。
本発明によれば、小形で低価格の自動給紙装置
を提供できる上分離点と搬送点との距離を短かく
することができるため、従来困難であつた薄手の
用紙をもシワやジヤム等を防止することができ
る。
を提供できる上分離点と搬送点との距離を短かく
することができるため、従来困難であつた薄手の
用紙をもシワやジヤム等を防止することができ
る。
第1図および第2図は従来の自動給紙装置の一
例を示すもので、第1図は側面図、第2図は平面
図、第3図は本発明の自動給紙装置の一実施例の
斜視図、第4図および第5図は本発明の自動給紙
装置の他の実施例の側面図、第6図は本発明の自
動給紙装置の他の実施例の斜視図である。 16…送りローラ、18…搬送用従動ローラ、
20…軸、25…分離ローラ、26…搬送用駆動
ローラ。
例を示すもので、第1図は側面図、第2図は平面
図、第3図は本発明の自動給紙装置の一実施例の
斜視図、第4図および第5図は本発明の自動給紙
装置の他の実施例の側面図、第6図は本発明の自
動給紙装置の他の実施例の斜視図である。 16…送りローラ、18…搬送用従動ローラ、
20…軸、25…分離ローラ、26…搬送用駆動
ローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 積載部28に積載された紙葉群29から、積
載部28の紙葉取出し側に配設された送りローラ
16と分離部材25とで構成する分離部によつて
1枚ずつ積載部28の下流側に、分離し搬送する
自動給紙装置において、 前記送りローラ16を、第1の駆動軸20に、
この軸20の紙葉搬送方向の回転力を伝える一方
向クラツチ17を介して配設し、 前記分離部の下流側には、搬送用駆動ローラ2
6を、第2の駆動軸27に固着して配設し、 前記第1の駆動軸20には、前記搬送用駆動ロ
ーラ26に対向して圧接する搬送用従動ローラ1
8を軸受19を介して回転自在に配設したことを
特徴とする自動給紙装置。 2 搬送用駆動ローラ26の周速を、送りローラ
16の周速より大きくしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の自動給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13009181A JPS5831837A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 自動給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13009181A JPS5831837A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 自動給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5831837A JPS5831837A (ja) | 1983-02-24 |
JPS625858B2 true JPS625858B2 (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15025746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13009181A Granted JPS5831837A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 自動給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831837A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033536U (ja) * | 1983-08-10 | 1985-03-07 | ニスカ株式会社 | 給紙装置 |
JPS6055895A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-04-01 | Seiko Epson Corp | ステツピングモ−タ |
JP3058788B2 (ja) * | 1993-12-29 | 2000-07-04 | ニスカ株式会社 | 自動原稿送り装置 |
US5921545A (en) * | 1997-03-14 | 1999-07-13 | Nisca Corporation | Automatic sheet feeding apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568838U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568838Y2 (ja) * | 1975-08-05 | 1981-02-26 | ||
JPS55507Y2 (ja) * | 1977-09-21 | 1980-01-09 |
-
1981
- 1981-08-21 JP JP13009181A patent/JPS5831837A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568838U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5831837A (ja) | 1983-02-24 |
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