JPH03158266A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03158266A
JPH03158266A JP29619389A JP29619389A JPH03158266A JP H03158266 A JPH03158266 A JP H03158266A JP 29619389 A JP29619389 A JP 29619389A JP 29619389 A JP29619389 A JP 29619389A JP H03158266 A JPH03158266 A JP H03158266A
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JP
Japan
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recording
belt
conveyor belt
sheet
recording sheet
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JP29619389A
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Osamu Asakura
修 朝倉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は記録シートに記録を行うための記録装置に関し
、更に詳しくは前記記録シートを正確に搬送し得る記録
装置に関する。
〈従来の技術〉 今日ではファクシミリやプリンタ等のOA機器が広く背
反しているが、これら装置の記録構成は一般に第11図
(alに示す如く構成されている。即ち、プラテンを兼
ねた搬送ローラ50にピンチローラ51a、stb及び
ヘイルローラ52によって感熱記録シート53を押圧し
、前記搬送ローラ50を回転することにより記録シート
53を搬送する。更に前記搬送と同期して発熱素子を一
列に配列した記録ヘッド54を画信号に応じて発熱させ
、搬送される記録シート53に文字等を記録する如く構
成している。
しかし、前記構成の記録装置にあっては搬送ローラ50
がプラテンを兼ねているためにプラテンが平面でなく、
記録ヘッド54で押圧される記録シート53がヘッド表
面に完全に圧接しないことがある。
特に記録幅が広い場合や記録シートがハガキ等の厚紙で
ある場合、或いはOHPシート等の硬いものである場合
には記録ヘッドによる記録幅の上下端(発熱素子列の上
下端)が記録シートに充分圧接せず、記録後は等を生ず
ることがある。
そこで近年では第11図+b)に示すように、記録ヘッ
ド54と対向する位置に搬送ローラ50とは別に平板状
のプラテン55を設け、発熱素子列が記録シートに充分
圧接するように構成して記録不良を生じないようにして
いるものが多い。この構成にあっては記録位置に於ける
記録シート53は平面状となり、前記の如き厚紙や硬い
シートであっても記録ヘッド54の発熱素子列が該シー
ト53に完全に圧接し、画像法は等を生じなくなる。
尚、前記プラテン55を搬送ローラ50と別体で構成し
た記録装置にあっては、記録後のシート53を排出する
ために、第11図fblに示す如く記録位置よりもシー
ト搬送方向下流側に排出専用の排出駆動ローラ56とこ
れに圧接するピンチローラ57とを設け、これにより記
録後の記録シート53を排出するようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記第11図fb)の構成にあっては記
録シート53が搬送ローラ50と排出ローラ56の両ロ
ーラに跨がって同時に搬送力が付与されるため、百ロー
ラ50.56の回転周速度に差があると搬送速度差が累
積していく。
そのため例えば搬送ローラ50よりも排出ローラ56の
回転周速度が遅いときは、記録位置に於いて記録シート
53に弛みが発生して搬送ピッチや記録画像に乱れが生
ずる。また逆に搬送ローラ5oよりも排出ローラ56の
回転周速度が速いときは、記録位置に於いて記録シート
53が引ワ張られて排出ローラ56が第11図(blの
矢印y方向に撓むようになり、記録シート53の後端が
ピンチローラ51bがら外れた瞬間に前記排出ローラ5
6の撓みが解放されて搬送ピンチに乱れが生じ、或いは
記録シート53に破れが生したりすることがある。
前記搬送ローラ50と排出ローラ56の回転周速度差は
両ローラ50.56の直径寸法誤差等によって生じ、そ
の影響が累積するために前記寸法精度を高めても回転周
速度差を完全になくすことは困難であった。
本発明の目的は従来の前記課題を解決し、記録シートの
搬送を正値に行うことにより品位の高い記録をすること
が出来る記録装置を提供せんとするものである。
く課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、記録シートを搬送するための搬送手段と、前記記録シ
ートに記録するための記録手段とを有し、前記搬送手段
を、前記記録手段と対向して記録シート搬送方向に回転
するエンドレスの搬送ベルトと、記録位置に対して記録
シートS送方向上流側及び下流に於いて記録シートを前
記搬送ベルトに押圧するための押圧手段とで構成したこ
とを特徴としてなる。
く作用〉 前記手段にあっては、記録シートは搬送ベルトの回転に
よって搬送されるため、記録位置に対してシート搬送方
向下流側に於いても確実に搬送力が付与され、且つ記録
位置の上下流位置に於いて搬送速度差が生ずることがな
い。
従って、記録シートは記録位置に於いて正確なピッチで
搬送され、高品位の画像が記録されるようになるもので
ある。
〈実施例〉 次に前記手段をシリアル型の感熱記録装置に適用した本
発明に係る一実施例を説明する。
(第一実施例] 第1図は第一実施例に係る記録装置の内部構成説明図、
第2図はその断面説明図である。
この記録装置は搬送手段A@駆動源となる搬送モーター
によって駆動して記録シート1を矢印a方向へ搬送し、
このシート搬送と同期して記録手段Bを駆動して前記記
録ンート1に文字等の画像を記録する如く構成している
次に前記記録装置を構成する各部の構成について説明す
る。
(シート搬送手段) シート搬送手段Aは搬送ローラ2と排出ローラ3間にエ
ンドレスの搬送ベルト4が張設され、この搬送ベルト4
の回転によって記録シート(熱により発色する感熱シー
ト)■が矢印a方向へ搬送される如く構成されている。
前記排出ローラ3の一方端には手動ノブ5が取り付けら
れ、他方端にはプーリ6が取り付けられており、前記プ
ーリ6は駆動ベルト7を介して搬送モーター8に連結し
ている。
また前記搬送ベルト4と記録手段Bとが対間する位置(
記録位置)に於いては、搬送ベルト4の前面に当接して
ガイドするための平板状のプラテンガイド部材9が配置
され、このプラテンガイド部材9が当接した部分に於い
ては搬送ベルト4が平面状になる如く構成されている。
前記搬送ベルト4の表面側には記録シート1を搬送ベル
ト4に押圧するための押圧手段となるピンチローラ10
a、 fob、 11が図示しないバネ等によって圧接
し、該ベルト4の回転に従動して回転する如く構成され
ている。そして一方のピンチローラ10a  10bは
記録位置よりも記録シート搬送方向上流側(以下単にr
上流側」という)に配設され、他方のピンチローラ11
は記録位置よりも記録シート搬送方向下流側(以下単に
r下流側」という)に配設されている。
また前記搬送ベルト4の周面に沿ってシートガイド12
が設けられている。
ここで前記搬送ベルト4について更に具体的に説明する
と、これはCRゴム、NBRゴム、EPTゴム、ウレタ
ンゴム等の材質によって構成され、その硬度は本実施例
ではJISゴム硬度硬度ゲスケール35±5 前記搬送ベルト4の硬度としては約20〜60度の範囲
、より好ましくは約30〜45度の範囲に設定するのが
好ましい.前記硬度が約20度よりも小さいとベルト4
が伸び易く、送り精度に誤差が生じ安くなると共に、後
述する記録ヘッド15によって押圧されたとき、該押圧
部分の圧力が分散し易くなるので好ましくない.一方、
前記硬度が約60度より大きいと記録ヘッド15との接
触が不均一になって印字欠は等を生ずることがあるので
好ましくない。
また前記搬送ベルト4の厚さは本実施例では約3 am
に設定しである。このベルト4の厚さは約1〜5 sm
の範囲、より好ましくは約2〜411の範囲で設定する
のが好ましい。前記厚さを約INよりも薄くすると、ベ
ルト4の変形量が少なくなり、ベルト4の見掛は上の硬
度が高くなるために実際の硬度を極度に低くしなければ
ならないか、或いは記録ヘッド15による押圧力を強(
する必要がある。しかし硬度を低くし過ぎると前記の如
き不都合を生じ、またヘッド圧を高く設定すると記録ヘ
ッド15の消耗が激しくなるために好ましくない。
また逆に厚さを約5fiよりも厚くするとベルト4自体
の重量が大きくなると共に、装置スペースを大きくしな
ければならなくなるためである。
尚、プラテンガイド部材9は摩擦係数の低い材料、例え
ばポリアセクール樹脂にPTEF樹脂等を添加した材料
等で構成され、搬送ベルト4との摩擦係数はμm1以下
となるように設定されている。この摩擦係数μは小さい
程良く、μm1よりも大きいと搬送ベルト4及びプラテ
ンガイド部材9の擦れ合いが大きくなるので好ましくな
い。
また排出ローラ3はcRゴム、EPゴム等で構成され、
搬送ベルト4との摩擦係数がμm0.7以上になるよう
に設定されている。これによって排出ローラ3の駆動回
転による搬送ベルト4への回転伝達力は、搬送ローラ2
の回転負荷、搬送ベルト4とプラテンガイド部材9との
摩擦負荷、各ピンチローラ10a、10b、11の回転
負荷及び記録シート搬送負荷よりも大きくなり、搬送ベ
ルト4がスリンブすることなく回転するようになってい
る。
従って、挿入口13から記録シートlを挿入し、搬送モ
ーター8を駆動すると、記録シートlはシートガイド1
2にガイドされ、搬送ベルト4とピンチローラ10a、
10b、11との協働作用により搬送ベルト4の周面に
沿って搬送されるものである。
(記録手段) 記録手段Bは本実施例ではシリアル型の感熱記録方式を
用いており、第1図及び第2図に示すように、プラテン
ガイド部材9と平行にガイド軸14が設けられ、このガ
イド軸14に記録ヘッド15の元部15aがスライド可
能に取り付けられている。
この記録ヘッド15は通電により発熱する多数の発熱素
子を一列に配列してなり、この記録ヘッド15には駆動
ブー1月6a及び従動プーリ16b間に掛は渡されたタ
イミングベルト17が接続され、前記駆動プーリ16a
にはキャリッジモーター18が連結している。従って、
前記キャリッジモーター18を正逆回転させると記録へ
、ド15がガイド軸14に沿って往復移動するものであ
る。
また前記ガイド軸14には軸方向に沿ってキー溝14a
が形成され、第2図に示すように記録ヘノド15の元部
15aに形成された凸部15bが嵌合している。即ち、
記録へノド15はガイド軸14に対してキー結合状態で
あり、ガイド軸14に対して軸方向にスライド可能では
あるが、回動不能に取り付けられている。更に前記ガイ
ド軸14は開示しないカム等によって(Iかに回動する
ように構成され、これによって記録ヘッド15が矢印す
方向ヘアツブダウンする如く構成されている。
前記記録ヘッド15はヘッドダウンすると背面をプラテ
ンガイド部材9で支持された搬送ベルト4に圧接し、ま
たヘッドアンプすると前記搬送ベルト4から離隅する如
く構成されている。
(記録動作) 次に前記構成の記録装置によって記録を行う場合につい
て説明する。
先ず記録シート1をシート挿入口13から挿入し、且つ
手動ノブ5を回してシート先端を記録位置まで搬送セッ
トする。次に記録開始スイッチを押すと、キャリッジモ
ーター18が駆動して記録ヘッド15を第1図の矢印C
方向へ走行させると共に、記録へノド15がヘッドダウ
ンして発熱素子が画信号に応じて発熱する。これにより
前記記録シートlは加熱され、該加熱に応じて発色して
文字等の画像が記録される。
前記の如くして一行記録が終了すると、記録ヘッド15
がヘッドアップし、キャリッジモーター18が逆転駆動
して記録ヘッド15をホームポジションに戻すと共に、
搬送モーター8が駆動して搬送ベルト4を回転させ、記
録シー1−1を第1回の矢印a方向へ一行分搬送する。
前記動作を繰り返すことにより記録シート1に文字等を
記録するものである。
ここで前記記録に際し、記録シートlの搬送状態につい
て説明する。
前述の如く記録シートlは搬送ベルト4によって搬送力
を付与されるが、咳ベルト4はエンドレスベルトである
ために当然のことながら回転速度はベルト4上の何れの
位置においても同一速度である。このため記録シートl
は記録位置の上下流に於いて同一速度で搬送されること
となり、記録始めの搬送ローラ2とピンチローラloa
、10b側のみの送りであっても、記録途中の搬送ロー
ラ2と排出ローラ3とにかかる送りであっても、更には
記録終わり近くの排出ローラ3とピンチローラ11側の
みの送りであっても同一の搬送速度が得られ、記録シー
ト1の搬送精度が高まり、送りピ。
チムラ等がなく、画像欠けのない高品位の画像が得られ
る。
また前記記録シートlに搬送力を付与する搬送ベルト4
は記録位置よりも下流側に位置する排出ローラ3によっ
て駆動力が伝達される。このため第3図に示すように、
搬送ベルト4は記録へラド15と対向する側の面(以下
rヘッド対向面1という)4aが排出ローラ3によって
引っ張られ、その引っ張りによってへラド対向面と反対
側の面4bが縮むようになったとしてもヘッド対向面側
は弛むことはない。従って、記録シート1は弛みを生ず
ることなく正確に搬送されるものである。
(第二実施例) 次に第二実施例として搬送ベルト4に対して記録位置の
上流側及び下流側の双方に於いて回転駆動力を付与する
例を第4図に示す、尚、第一実施例と同一部材は同一符
号を付すことにより説明を省略する。
第4図の記録装置は搬送ローラ2及び排出ローラ3の一
方端に夫々プーリ19.20を取り付け、核ブーi月9
.20の双方に駆動ベルト21を介して搬送モーター8
からの回転駆動力が伝達される如く構成している。この
構成にあっては搬送ベルト4は搬送ローラ2及び排出ロ
ーラ3の双方から、即ち記録位置の上流側及び下流側の
双方に於いて回転駆動力を受けるため、より確実に記録
シート1を搬送することが出来る。
尚、前記の如く搬送ローラ2及び排出ローラ3の双方に
回転力を伝達する場合、両ローラ23が同一周速度で回
転するように設定しても良いが、この実施例ではブー1
月9.20の回転半径を調整することにより、排出ロー
ラ3の回転周速度V、が搬送ローラ2の回転周速度v2
よりも若干速< (V、>vりなるように設定している
。このようすると、第5図に示すように搬送ベルト4の
ヘッド対向面側が引っ張られるようになり、第一実施例
と同様にヘッド対向面側で記録シートlに弛みが発生す
ることがな(なる。
前記搬送ローラ2と排出ローラ3とに回転速度差があっ
ても、その速度差は搬送ベルト4によって吸収される。
これを具体的に説明すると、前記の如く搬送ベルト4の
ヘッド対向面側が引っ張られると、その引張力でベルト
4が伸びて前記ヘッド対向面側の実質的なベルト厚が薄
くなる。その結果、第5図に示すように排出ローラ3側
での駆動有効半径rlはベルト厚が薄くなった分だけ小
さくなり、また搬送ローラ2側での駆動有効半径r2は
ベルト4が縮んで厚くなった分だけ大きくなる。
この駆動有効半径rl+ rtの変化により搬送ローラ
2と排出ローラ3との回転周速度差が吸収されるもので
ある。
前記搬送ローラ2に対する排出ローラ3の回転周速度は
約0.5〜4%程度速くなるように設定するのが好まし
い。これは搬送ローラ2に対する排出ローラ3の回転周
速度が遅すぎると搬送ベルト4のヘッド対向面側に弛み
が生じて搬送する記録シート1が弛んでしまうことがあ
り、逆に搬送ローラ2に対する排出ローラ3の回転周速
度を速く設定し過ぎるとヘッド対向面側に於ける搬送ベ
ルト4が引っ張られ過ぎるようになって好ましくないた
めである。
〔第三実施例] 次に第三実施例として搬送ローラ2に回転駆動力を付与
する例を第6図に示す。この場合も第一実施例と同一部
材については同一符号を付すことにより説明を省略する
第6図の記録装置にあっては搬送ローラ2と排出ローラ
3間に第一実施例と同様にエンドレスの搬送ベルト22
が張設されている。そして前記搬送ローラ2の一方端に
手動ノブ23が取り付けられており、他方端にはプーリ
24が取り付けられ、このプーリ24には駆動ベルト2
5を介して一個の搬送モーター8から駆動力が伝達され
る々口く構成されている。
前記の如く記録位置よりも上流側にある搬送ローラ2を
駆動するようにすると、例えば第7図に示すように記録
シートlとして厚紙等の腰の強いシートの場合、シート
後端がピンチローラ10a或いは10bを脱出するとき
にシート1が弾かれ、その弾みによって搬送ローラ2を
矢印d方向へ回転させる力が働く。このとき前記搬送ロ
ーラ2が従動回転するものであるとすると、前記回転力
によって搬送ローラ2が回転してしまい、その回転で送
り出された記録シートlに弛みが生ずることも考えられ
るが、この実施例のように搬送ローラ2を駆動回転する
ようにすると、搬送ローラ2が弾み回転することがない
ために、前記事由によるシート1の弛み発生を防止し得
る。
尚、前記の如く記録位置よりも上流側で搬送ベルト22
に回転力を付与するようにすると、硬度の高いベルトを
用いた場合には問題ないが、例えば硬度の低いベルトを
用いた場合にはへノド対向面側と反対側の面のベルト2
2が引っ張られて伸び、ヘッド対向面側のベルト22が
縮むようになる。そしてベルト22のヘッド対向面側が
縮み過ぎると搬送される記録シートlが弛むようになる
。そこでこの実施例で用いる搬送ベルト22は第8図(
alに示すように、CRゴム22aの中にグラスファイ
バーを第8図山)に示す如くバイアス構造に編んだ芯材
22bを内蔵したものを使用している。
前記の如く構成した搬送ベルト22は第9図に示すよう
に、所定の張力TまではCRゴム22aの伸びに従うが
、前記張力Tを越えた張力は芯材22bが受けるように
なり、搬送ベルト22は殆ど伸びないようになっている
。またこの装置にあっては搬送ベルト22にかかる初期
張力はCRゴム22aによる伸びの略終わり近い値に設
定しており、搬送ベルト22に回転力を付与しても、そ
のときの張力によっては搬送ベルト22が殆ど伸びない
ように構成している。このため記録位置の上流側にある
搬送ローラ2によって搬送ベルト22に回転力を付与し
ても、ベルト22の伸びがないためにヘッド対向面側に
於いてベルト22が極度に縮むことがなく、記録シート
lが弛むことを防止し得るものである。
従って、前記の如く構成すれば硬度の低いベルトを使用
した場合でも記録シートlを記録位置の上下流に於いて
正確に搬送することが出来るものである。
(他の実施例〕 前述した実施例に於いては、搬送ベル)4.22として
ゴム材質を使用した例を示したが、このベル)4.22
としては適度な硬度が得られるものであればゴムに限定
する必要はなく、他にも例えば塩化ビニールや発砲スチ
ロール等を用いても良い。
また搬送ローラ2及び排出ローラ3も搬送ベル)4.2
2に対して適度な摩擦係数が得られるものであれば材質
は問わない。
またプラテンガイド部材9も例えば金属板にPTEFシ
ートを貼ったもの、或いは高分子ポリエチレンで構成し
たもの等、搬送ベルト4.22に対して摩擦係数の低い
ものであれば何を用いても良い。
更にプラテンガイド部材9は前述した実施例のように板
状のものに限定する必要はなく、例えば第10図に示す
ように記録位置の上下流位置であって搬送ベルト4の背
面に低摩擦のガイドシャフト26a、26bを配置し、
このシャフト26a、26bによって搬送ベルト4が記
録位置に於いて平面状になるようにガイドしても良い。
更に前述した実施例にあってはエンドレスの搬送ベルト
4.22を搬送ローラ2と排出ローラ3間に張設した例
を示したが、これらは必ずしも回動可能なローラで構成
する必要はなく、例えば第一実施例にあっては搬送ロー
ラ2は回転しない低摩擦のガイドシャフト等であっても
良い。
更に前述した実施例では記録手段として感熱記録方式を
例示したが、これはインクリボンを用いる熱転写記録方
式、放電記録方式や静電記録方式、更にはワイヤドツト
方式等、他の記録方式を用いることも当然可能である。
尚、前記構成の記録装置はファクシミリ装置やプリンタ
、電子タイプライタ−等の記録手段を有する機器全てに
使用することが出来ることは言うまでもない。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、記録シートを記録位置の上下流
にわたる搬送ベルトの回転によって搬送するようにした
ために、記録位置に対してシート搬送方向下流側に於い
ても確実に搬送力が付与され、且つ記録位置の上下流位
置に於いて搬送速度差が生ずることがない。従って、記
録シートは記録位置に於いて正確なピッチで搬送され、
高品位の画像が記録されるようになるものである。
また前記搬送ベルトが記録位置に於いて弛まないように
回転駆動力を伝達することにより、記録位置に於いて記
録シートが弛むことを防止し、正iIなシー1送を可能
としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例に係る記録装置の内部構成
説明図、第2図は断面説明図、第3図はシート搬送時に
於ける搬送ベルトの状態説明図、第4図は第二実施例に
係る記録装置の内部構成説明図、第5図は第二実施例に
於けるシートiff>送時の搬送ベルトの状態説明図、
第6図は第三実施例に係る記録装置の内部構成説明図、
第7図は腰の強いシートを搬送したときの状態説明図、
第8図及び第9図は第三実施例に係る記録装置に用いた
搬送ベルトの構成説明図、第1O図はプラテンガイド部
材の他の実施例の説明図、第11図(al、 l)は従
来技術の説明図である。 AはシートIll送手段、Bは記録手段、1は記録シー
ト、2は搬送ローラ、3は排出ローラ、4は搬送ベルト
、5は手動ノブ、6はプーリ、7は駆動ベルト、8は搬
送モーター、9はプラテンガイド部材、10a、10b
、11はピンチローラ、12はシートガイド、13は挿
入口、14はガイド軸、14aはキー溝、15は記録ヘ
ッド、15aは元部、15bは凸部、16aは駆動プー
リ、16bは従動プーリ、17はタイミングベルト、1
8はキャリッジモーター、19゜20はプーリ、21は
駆動ベルト、22は搬送ベルト、23は手動ノブ、24
はプーリ、25は駆動ベルト、26a、26bはガイド
シャフトである。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録シートを搬送するための搬送手段と、前記記
    録シートに記録するための記録手段とを有し、 前記搬送手段を、前記記録手段と対向して記録シート搬
    送方向に回転するエンドレスの搬送ベルトと、記録位置
    に対して記録シート搬送方向上流側及び下流に於いて記
    録シートを前記搬送ベルトに押圧するための押圧手段と
    で構成したことを特徴とした記録装置。
  2. (2)前記記録位置に於ける搬送ベルトの背面をガイド
    するためのガイド部材を設けてなる請求項(1)記載の
    記録装置。
  3. (3)前記ガイド部材が一定間隔を隔てたシャフトで構
    成してなる請求項(2)記載の記録装置。
  4. (4)前記搬送ベルトと前記ガイド部材との摩擦係数を
    1以下に設定してなる請求項(2)記載の記録装置。
  5. (5)前記搬送ベルトの硬度をJISゴム硬度Aスケー
    ル20乃至60度の弾性部材で構成してなる請求項(1
    )記載の記録装置。
  6. (6)前記搬送ベルトの厚さを1mm以上に設定してな
    る請求項(1)記載の記録装置。
  7. (7)前記記録位置よりもシート搬送方向下流側に於い
    て前記搬送ベルトに回転駆動力を伝達してなる請求項(
    1)記載の記録装置。
  8. (8)前記記録位置よりもシート搬送方向上流側に於い
    て前記搬送ベルトに回転駆動力を伝達してなる請求項(
    1)記載の記録装置。
  9. (9)弾性部材の内部に芯材を設けて前記搬送ベルトを
    構成してなる請求項(8)記載の記録装置。
  10. (10)前記記録位置に対してシート搬送方向上流側及
    び下流側に於いて前記搬送ベルトに回転駆動力を伝達し
    てなる請求項(1)記載の記録装置。
  11. (11)1つの駆動源により前記搬送ベルトを回転させ
    るよう構成した請求項(10)記載の記録装置。
  12. (12)前記搬送ベルトへの回転力付与を、記録シート
    搬送方向上流側に対して下流側の速度が速くなるよう構
    成した請求項(10)記載の記録装置。
JP29619389A 1989-11-16 1989-11-16 記録装置 Pending JPH03158266A (ja)

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JP29619389A Pending JPH03158266A (ja) 1989-11-16 1989-11-16 記録装置

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JP (1) JPH03158266A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254877A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Toppan Printing Co Ltd フィルム状媒体搬送装置
JP2013049579A (ja) * 2006-10-04 2013-03-14 Ricoh Co Ltd シート搬送装置および画像形成装置

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