JP2006076029A - 記録装置及び記録装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 下流側の搬送手段と記録媒体との位置関係に起因した記録位置のずれを簡易な構成によって低減すると共に、スループットの低下を防止する。
【解決手段】 ノズルが所定方向に配列された記録ヘッドを搭載したキャリッジを配列方向と交差する方向に記録媒体上で走査させて記録を行い、記録媒体を走査方向と略直交する方向に搬送すべく、記録ヘッドが走査する領域の上流及び下流に設けられた第1及び第2のローラ対を有する記録装置において、下流側のローラ対に対する記録媒体の位置に応じて、1回の走査で使用するノズルの数が一定の第1の領域(800,804)と、1回の走査で使用するノズルの数が変化する第2の領域(801〜803)とに分割し、第2の領域を短くするように各走査で使用するノズルを設定する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、記録装置及び記録装置の制御方法に関し、より詳細には、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置における記録媒体の搬送誤差に起因した記録位置ずれを回避し、スループットの低下を最小限に抑える技術に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置においては、記録媒体としての記録シートを搬送する機構として、搬送ローラやこの搬送ローラに記録シートを押し付け挟持することで搬送力を発生させるピンチローラ、また、ピンチローラの、上記押し付けの為の付勢力を生じさせる手段、等からなる機構が設けられている。
この搬送機構は、給紙部から給送された記録シートについて、記録ヘッドによる記録領域において搬送を行なうものであり、一般的には、この記録領域の前後に2対が設けられる。これにより、記録領域にける記録シートの搬送を高精度に行ない、また、この間の記録シートに所定の張力を付与し広範囲な部分を平坦に保つことができる。
図4は、従来の一般的なインクジェット方式の記録装置における主に記録シートの搬送機構を示す横断面図である。
図において、キャリッジ部5に搭載された記録ヘッド7を、記録シートPの搬送方向に対して交差する方向に走査し、この走査の間に各ノズルからインクを吐出して記録を行なうことが可能となる。この記録ヘッドによる記録領域に対し、記録シートPは、キャリッジ部5の下側において、図中右側から左側へ略水平に搬送される。すなわち、記録領域に関して、記録シート搬送の上流側および下流側には、それぞれ搬送ローラ(以下、LFローラともいう)36とピンチローラ37との対、および排紙ローラ41と拍車42との対が、上述した2対の搬送機構として設けられている。
このうち、ピンチローラ37は、ピンチローラホルダ30に設けられた回転軸に回転可能に支持され、ピンチローラホルダ30がピンチローラバネ31によって付勢されることにより、ピンチローラ37を搬送ローラ37に対して押圧することができる(図5参照)。排紙ローラ41と拍車42との間にも、不図示の押圧機構によって同様に押圧力が作用する。そして、これら2対のローラにおいて記録シートPが挟持され、また、不図示の駆動機構によって搬送ローラ36および排紙ローラ41が回転駆動されることにより、記録シートPは、記録ヘッドの一回の走査ごとに所定量づつ搬送される。
上述の搬送機構において、記録シートの用紙後端において、記録シートが2つのローラ対で保持された状態から用紙後端が搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対から離れる(開放される)状態に移行するときに、搬送量の制御に誤差が生じ、記録品位を確保するのが困難となる。これに対処する方法として、ピンチローラの挟持力が働かなくなる位置にて、搬送ローラの回転数を検出するセンサを設け、誤差を検出して補正するように制御することが、例えば特許文献1に開示されている。
この場合、搬送誤差を検出する手段を設けると共に補正を行う処理が必要となるため、記録装置の構成が複雑になりコストが上昇してしまう。加えて、補正の処理で時間を要するため記録時間を短縮することが困難となるという問題が生じる。
特開2002−254736号公報
上述のような搬送機構においては、用紙後端だけでなく、用紙先端においても搬送量に誤差が生じる。しかしながら、用紙先端における搬送量の補正については、上記特許文献1では考慮されていない。
すなわち、上述のような搬送機構においては、記録シートPの搬送において、その先端部が排紙ローラ41と拍車42によっても挟持される状態に移行する際に、記録シートPが意図した所定の搬送量より少なく搬送される場合があり、これによって記録シートPに対する記録ヘッドの相対的な位置が意図した位置からずれてしまうことが知られている。その結果として、記録ヘッドから吐出され記録シートP上に形成されるインクドットの位置(画像位置)がずれて、記録画像等の品位が損なわれることになる。
このような搬送誤差に対処する方法としては、例えば、搬送ローラの回転に関してブレーキを設け、記録シートPが抜ける際に余分に搬送されることを抑制する方法が考慮されるが、この場合には、搬送ローラを駆動するための負荷トルクが大きくなり、駆動モータのグレードを上げるなどの必要があり、また、搬送速度を上げられないといった弊害がある。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、下流側の搬送手段と記録媒体との位置関係に起因した記録位置のずれを簡易な構成によって低減すると共に、スループットの低下を防止することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一態様としての記録装置は、記録素子が所定方向に配列された記録ヘッドを搭載したキャリッジを前記配列方向と交差する方向に記録媒体上で走査させて記録を行う記録装置であって、
記録媒体を前記走査方向と略直交する方向に搬送すべく、前記記録ヘッドが走査する領域の上流及び下流に設けられた第1及び第2の搬送手段と、
前記下流側の前記第2の搬送手段に対する記録媒体の位置に応じて、1回の走査で使用する記録素子の数が一定の第1の領域と、1回の走査で使用する記録素子の数が変化する第2の領域とに分割し、前記第2の領域を短くするように各走査で使用する記録素子を設定する制御手段と、を備えている。
また、上記目的を達成する本発明の別の態様としての記録装置の制御方法は、記録素子が所定方向に配列された記録ヘッドを搭載したキャリッジを前記配列方向と交差する方向に記録媒体上で走査させて記録を行い、記録媒体を前記走査方向と略直交する方向に搬送すべく、前記記録ヘッドが走査する領域の上流及び下流に設けられた第1及び第2の搬送手段を有する記録装置の制御方法であって、
前記下流側の前記第2の搬送手段に対する記録媒体の位置に応じて、1回の走査で使用する記録素子の数が一定の第1の領域と、1回の走査で使用する記録素子の数が変化する第2の領域とに分割する工程と、
前記第2の領域を短くするように各走査で使用する記録素子を設定する工程と、を備えている。
すなわち、本発明では、記録素子が所定方向に配列された記録ヘッドを搭載したキャリッジを配列方向と交差する方向に記録媒体上で走査させて記録を行い、記録媒体を走査方向と略直交する方向に搬送すべく、記録ヘッドが走査する領域の上流及び下流に設けられた第1及び第2の搬送手段を有する記録装置において、下流側の第2の搬送手段に対する記録媒体の位置に応じて、1回の走査で使用する記録素子の数が一定の第1の領域と、1回の走査で使用する記録素子の数が変化する第2の領域とに分割し、第2の領域を短くするように各走査で使用する記録素子を設定する。
このようにすると、記録媒体の搬送位置に誤差が生じやすい区間を第2の領域とし、該第2の領域において各走査で使用する記録素子の数を変化させ、それに伴って記録媒体の搬送量を調整することにより、記録位置のずれの影響を受ける位置での走査を避けるようにすると共に、第2の領域を短くすることでスループットの低下を防止することができる。
従って、例えば、記録媒体の搬送位置に誤差が生じやすい、記録媒体の先端が下流側の搬送手段へ達してから保持されるまでの区間などに生じる記録位置のずれを、簡易な構成によって低減すると共に、スループットの低下を防止することが可能となる。
第2の領域は、記録媒体の先端が、第2の搬送手段に達してから第2の搬送手段に保持される状態となるまでの区間を含むのがよい。
制御手段は、第2の領域において、上流側の記録素子を使用した走査の後に、下流側の記録素子を使用した走査を行わせるように制御するのがよい。
第1及び第2の搬送手段は、ローラ対を含む構成であってもよい。
記録ヘッドとしては、各記録素子からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドを使用できる。
なお、本発明は上記の記録装置の制御方法をコンピュータ装置で実行させるコンピュータプログラム、該プログラムを格納した記憶媒体の態様としても実現可能である。
本発明によれば、例えば、記録媒体の搬送位置に誤差が生じやすい、記録媒体の先端が下流側の搬送手段へ達してから保持されるまでの区間などに生じる記録位置のずれを、簡易な構成によって低減すると共に、スループットの低下を防止することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」(「記録素子」と言う場合もある)とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
以下では、本発明に係る記録装置の実施形態として、シリアル型のインクジェット記録装置を例に挙げて説明する。
本実施形態の記録装置は自動給紙装置が装着され、この装着された状態の記録装置の機構部の概略構成は、給紙装置、送紙部、排紙部、キャリッジ部、クリーニング部からなる。また、これらの機構部の他、以下で説明す各機構部の動作を制御し、また、記録データに関する処理を行なう制御部が基板の形態で設けられている。上記制御部は、CPU、ROM、RAM等を有して構成されることは周知の記録装置と同様である。また、本記録装置で用いられる記録ヘッドは、インクジェット方式のものであり、そのうち、電気熱変換体(発熱素子、ヒータ)が発生する熱エネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ、この気泡の圧力によってインクを吐出する、いわゆるBJ方式を採用したものである。
図1〜図3は上記の機構部を示す図であり、図1は本記録装置の上面図、図2はその側面図、図3はその横断面図をそれぞれ示している。以下では、まず、主に図3に示す本記録装置の横断面を示す図を参照して、上記各機構部について説明する。
(A)給紙部(給紙装置)
図3において、給紙部2は、記録装置本体に自動給紙装置が装着されることによって構成される。自動給紙装置はベース20を有し、このベース20に記録シートPを積載する圧板21と記録シートPを給紙する給紙ローラ28が取り付けられている。給紙ローラ28はその断面が円形状の一部をカットしたD型形状をしたものである。圧板21には可動サイドガイド23が移動可能に設けられ、記録シートPの積載位置を規制することができる。この圧板21は、ベース20に形成された回転軸を中心に回転可能に設けられ、圧板バネ212の付勢力によってその積載する記録シートPを給紙ローラ28に向けて付勢することができる。また、圧板21と可動サイドガイド23の、給紙ローラ28と対向する部位には、それぞれ記録シートPの重送を防止するための、人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パッド213(図2参照)、234が設けられている。
また、ベース20には、記録シートPを一枚ずつ分離するための分離パッド241を設けた分離パッドホルダー24が、ベース20に設けられた回転軸を中心に回転可能に設けられ、分離パッドバネ242によって給紙ローラ28に向けて付勢されている。また、この分離パッドホルダー24には、上記付勢方向とは反対方向に、回転コロ251が取り付けられた回転コロホルダー25が、回転コロバネ252の付勢力によって所定圧で付勢されている。
自動給紙装置には、圧板21(またはそれに記載された記録シートP)と給紙ローラ28との当接を解除するためのリリースカムギア299(図2参照)が設けられている。そして、このギアの回転は、それによって圧板21が所定位置まで下がったときに給紙ローラ28のカット部285が分離パッド241と対向する位置になるように設定されており、これにより、分離パッド241と給紙ローラ28との間に所定の空間を形成することができる。このとき、回転コロ251は分離パッド241に当接し記録シートPの重送を防いでいる。
以上のように、待機状態ではリリースカムギア299が圧板21を所定位置まで押し下げており、これによって、圧板21と給紙ローラ28との当接、分離パッド241と給紙ローラ28との当接は解除される。そして、この状態で、後述される送紙部3の搬送ローラ36を駆動するための駆動力が、ギア等を介して給紙ローラ28及びリリースカム299に伝達されると、リリースカム299は圧板21から離れ、これにより、圧板21は上昇して給紙ローラ28と記録シートPとが当接し、給紙ローラ28の回転に伴い記録シートPはピックアップされるとともに、分離パッド241によって一枚ずつ分離されて送紙部3に送られる。そして、記録シートPを送紙部3に送り込んだ時点で、給紙ローラ28と圧板21および分離パッド241との当接が、リリースカムギア299によって解除される。さらに、記録シートPに対する記録が終了し、その排紙が完了した時点で、戻しレバー26が分離パッド241上に入り込んだ記録シートPに作用し、圧板21上の積載位置まで記録シートPを戻すことができる。
戻しレバー26、給紙ローラ28の駆動は、搬送ローラ36の駆動力が所定のギアを介して伝達される。この駆動力伝達の切換は、駆動切換部27(図2参照)のソレノイド271、ソレノイドバネ272、ソレノイドピン273、遊星ギアアーム274によって行われる。すなわち、ソレノイドピン273が遊星ギアアーム274に作用し、遊星ギアアーム274の動きを規制しているときは、搬送ローラ36の駆動力は伝達されない。一方、ソレノイドピン273が遊星ギアアーム274から離隔されると、遊星ギアアーム274はフリーになり、搬送ローラ36が正転あるいは逆転するのに応じて、戻しレバー26、給紙ローラ28へ駆動力が伝達される。
(B)送紙部
記録装置本体の構造部材を構成する、曲げ起こした板金からなるシャーシ8(図2参照)に送紙部3を構成する各要素が取り付けられている。すなわち、送紙部3は、記録シートPを搬送するため、記録ヘッドによる記録領域に関して搬送方向上流側に設けられる搬送ローラ36とピンチローラ37との対、および下流側に設けられる排紙ローラ41と拍車42との対を有して構成される。
搬送ローラ36は金属軸の表面にセラミックの粒子などをコーティングして形成され、その両端の軸を、シャーシ8の両側部に設けられた二つの軸受け38(図1参照、他方は不図示)によって支持去されている。搬送ローラ36には、従動する複数のピンチローラ37が当接可能に設けられており、このピンチローラ37はピンチローラホルダー30に保持され、このホルダーがピンチロラーバネ31によって付勢されることにより、ピンチローラ37が搬送ローラ36に圧接し、これにより、記録シートPの搬送力を生じさせるている。このとき、ピンチローラホルダー30の回転軸はシャーシ8に設けた上ガイド33の軸受けに取り付けられ、ピンチローラホルダー30は、この軸を中心に回転する。
ピンチローラホルダー30は一体で形成されており、記録シートPの搬送方向については一定以上の剛性を有する一方、それと垂直な方向に関する剛性を比較的小さく設定することにより、ピンチローラバネ31の付勢力がピンチローラ37に適切に作用するようにしている。また、全てのピンチローラ37は、上述したように、搬送ローラ36の回転軸と略平行に構成されている(図1参照)。ピンチローラホルダー30及び上ガイド33は記録シートPのガイドも兼ねている。さらに、上述の給紙部2から記録シートPが搬送されてくる送紙部3の入口には、記録シートPをガイドするプラテン34が配設されている。また、上ガイド33には記録シートPの先端および後端を検出するためのPEセンサ32を作用させるPEセンサレバー35が設けられている。また、プラテン34はシャーシ8に取り付けられ、その位置決めがなされる。本実施形態のピンチローラ37は、POM等の摺動性の良い樹脂等で形成され、また、その外径はφ3〜7mm程度に設定されている。
また、プラテン34の紙基準側には記録シートPの端部を覆う紙押さえ(不図示)が設けられている。これによって、記録シートPの端部が変形またはカールした場合でも、その端部が浮き上がってキャリッジ50あるいは記録ヘッド7と干渉することを防止している。
以上の送紙部2の上方には、後述されるキャリッジ部5が設けられており、このキャリッジ部には記録ヘッド7が搭載されて、その走査によって搬送ローラ36とピンチローラ37の対および排紙ローラ41と拍車42との対によって搬送される記録シートPに対してインクを吐出し記録を行なうことができる。この記録動作では、送紙部3に送られた記録シートPは、プラテン34、ピンチローラホルダー30及び上ガイド33に案内されて、搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対まで送られる。このとき、PEセンサレバー35は搬送されてきた記録シートPの先端によって動作し、これによってPEセンサによる記録シートP先端を検出する。そして、その検出結果に基づき、記録シートPに対する記録位置を定めることができる。
また、記録シートPは、LFモータ88の駆動によりローラ対36、37が回転することでプラテン34上を搬送されるが、搬送ローラ36には、その回転位置を検出するためのエンコーダーホイール361(図1参照)が取り付けられている。このエンコーダーホイール361は円盤状の透明シートの上に放射上のマーキングが所定ピッチで形成されたものであり、このマークを、シャーシ8に固定された光学式のエンコーダーセンサー362(図1参照)が検出することにより搬送ローラ36の回転位置もしくは回転量を知ることができる。
なお、キャリッジ部5には、上述したように、記録ヘッド7およびこれにブラック及びカラーのインクを供給するためのインクタンクが、各インクの色ごとに、個別にかつキャリッジに対し着脱可能に配置されている。この記録ヘッド7は、上述のように、ヒータによりインクに熱を与え、この熱によりインクは膜沸騰を生じ、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって記録ヘッド7のノズルからインクが吐出されて記録シートP上に画像が記録される。
(C)キャリッジ部
キャリッジ部5は、記録ヘッド7を取り付けるキャリッジ50を有している。そしてキャリッジ50は、記録シートPの搬送方向に対して略垂直方向に延在するガイド軸81(図1参照)及びキャリッジ50の後端を保持して記録ヘッド7と記録シートPとの隙間を維持するための、同様に延在するガイドレール82(図1参照)によって支持されている。
また、キャリッジ50はシャーシ8に取り付けられたキャリッジモータ80(図1参照)によりタイミングベルト83(図1参照)を介して駆動される。このタイミングベルト83は、アイドルプーリ84(図1参照)によって張設、支持されるものである。さらに、キャリッジ50には、上述の制御部を構成する電気基板9から記録ヘッド7ヘ記録信号等を伝えるためのフレキシブル基板56(図1参照)を備えている。
上記構成において、記録シートPに記録を行なうときは、記録する行位置(記録シートPの搬送方向における位置)にローラ対36、37が記録シートPを搬送するとともにキャリッジモータ80によりキャリッジ50を記録する列位置(記録シートPの搬送方向と垂直な方向における位置)に移動させて、記録ヘッド7の走査を行なう。この走査の間に、制御部からの記録信号に基づいて記録ヘッド7を駆動して対応するノズル(記録素子)から記録シートPに対してインクを吐出し、画像等の記録を行なうことができる。
(D)排紙部
上記送紙部の排紙ローラと拍車の対は排紙部を構成する。すなわち、排紙ローラ41に対応して、拍車ベース341(図1参照)には、回転可能に拍車42が設けられ排紙ローラ41に当接されている。排紙ローラ41の駆動は、搬送ローラ36のための駆動力が伝達ローラ40によって伝達されることにより可能となる。
排紙ローラ41は、金属あるいは樹脂からなる軸にゴム等の高摩擦材からなるローラ部が複数配置されて構成されている(図1参照)。また、拍車42の厚みは0.1mm程度であり、その外周に突起を設けられ、SUS(ステンレススチール)等の金属板と回転軸受けを形成するPOMからなる樹脂部から構成されている。
排紙ローラ41の駆動を伝達する伝達ローラ40はPОM等の円盤状のローラの外周にスチレン系エラストマー等の低硬度、高摩擦材料を取付けたものである。そして、搬送ローラ36と排紙ローラ41の双方に、所定圧力で当接されており、これによって駆動力の伝達を行なうことができる。
以上の構成によって、キャリッジ部5の記録ヘッド7の走査によって記録がなされた記録シートPは、排紙ローラ41と拍車42とのニップに挟まれて搬送され、排紙トレー等に排出される。また、その搬送において、記録シートPは、その後端が搬送ローラ36とピンチローラ37から外れてからは、この排紙部の排紙ローラ41と拍車42とに挟持されて搬送され、記録あるいは排紙が行なわれる。また、拍車42には、拍車クリーナー43が当接することで、拍車42に付着したインク等を除去できる構成になっている。
(E)クリ−ニング部
クリーニング部6(図1、図2参照)は、キャリッジが非記録時に戻るホームポジション近辺に、記録ヘッド7の吐出面付近の増粘したインクやごみ等を吸引する吐出回復処理を行なうポンプ(不図示)や、記録ヘッド7の吐出面を覆って各ノズル内のインクの乾燥を抑えるためのキャップ(不図示)を有して構成されている。
<記録制御>
以上説明した本実施形態の記録装置における記録制御について、特に記録媒体の位置に関連した制御ついて、図6〜9を参照して説明する。
図6は、記録用紙における制御を切り換える領域を示す図であり、図7は、用紙の領域等に応じた使用ノズルの切り換えを示す図であり、図8は、用紙の領域ごとの記録ヘッドの使用ノズルの範囲を示す図である。
本実施形態では、用紙の先端部において、用紙の記録装置における位置(記録領域)に応じて異なる制御を行う。このときの位置情報としては、記録制御での処理が容易な搬送モータに対する駆動命令に基づく論理的な位置情報を用いる。用紙後端部の位置情報としては、用紙の位置センサの検出結果に基づく物理的な位置情報を用いるのが一般的であるが、これは、用紙後端では用紙サイズが想定範囲を超えた場合に異なる制御を行う必要が生じるためである。しかしながら、用紙先端部については、用紙の大きさ、搬送の誤差による用紙の位置の変動要因が少ないため、論理的な位置情報を用いた制御が可能である。
図6に示すように、本実施形態では、用紙先端から所定の範囲までは、記録に全てのノズルを使用する通常記録領域601とする。そして、用紙先端が図3に示す排紙ローラ42に突入する手前のノズル切り替え位置A 602からノズル切り換え位置B 603までの間、記録ヘッドの使用ノズルの切り替え制御を行う。ここでは、用紙が排紙ローラに当接する位置である排紙ローラ位置610の手前のノズル切り換え位置A 602から用紙が排紙ローラに狭持される位置より後のノズル切り換え位置B 603までの間、用紙の搬送と使用ノズル位置を同期させてシフトすることにより、排紙ローラ位置610付近での用紙の搬送量を大きくして、排紙ローラ位置610を1回の搬送で通過させる(飛び越す、又は飛ばす)ことが可能となる。
すなわち、排紙ローラ位置610付近で複数回の搬送が行われるのを防止する。このようにすると、用紙先端が排紙ローラに突き当たってから狭持されるまでの間の搬送誤差を有する位置での記録を避けることができ、記録位置のズレに起因する画質の低下を防止できると共に用紙の位置情報を論理的な位置情報に基づいて管理できる。ノズル切り替え位置B 603以降は、全てのノズルを使用する通常記録領域604として記録速度の低下を最小限とする。
記録ヘッドの使用ノズルの範囲は、図7に例示するように、通常記録時(a)では、全ノズル若しくは使用可能なノズルの最大長を使用する。一方、図6のノズル切り替え位置A 602から切り替えが行われた後では、(b)に示す先端部記録素子抑制時のようになり、未使用ノズル部が用紙搬送方向の下流側に確保される。この部分は、排紙ローラ位置610を1回の搬送で飛び越えるために確保される。排紙ローラ位置610を飛び越えた後は、(c)に示す先端部排紙ローラ突入後のように、用紙搬送方向の上流側に未使用ノズルがシフトされることになる。
以上説明した本実施形態の記録制御を、マルチパス記録に適用した場合の例を、図8を用いて説明する。図8の例では、4回の走査で記録を完成する4パス記録を行う場合の用紙に対する記録位置と使用ノズル範囲との関係を示している。
4パス記録では、記録ヘッドの全ノズルを4分割した4つのノズルブロックを用い、通常領域800では各領域を異なるノズルブロックを用いた4回の走査で記録する。例えば、ノズル列がAノズルで構成されている場合、1つのブロックはA/4ノズルとなる。そして走査記録を行った後、A/4ノズル分用紙搬送を行なう。ノズル絞り区間801に達すると、各走査ごとに下流側からノズルブロックの使用ノズルを半分にする。
例えばスキャン(走査記録)m+3において、下流側のB1で示すA/8ノズル分は走査記録で使用せず、残る7A/8ノズル分を走査記録で使用する。この7A/8ノズル分について、上流側の3ブロックをそれぞれA/4ノズル、残る1つのブロックのノズル数をA/8ノズルとなるように割当てる(設定する)。
続くスキャンm+4において、下流側のB2で示すA/4ノズル分は走査記録で使用せず、残る3A/4ノズル分を走査記録で使用する。この3A/4ノズル分について、上流側の2ブロックをそれぞれA/4ノズル、下流側の2ブロックをそれぞれA/8ノズルとなるように割当てる。
続くスキャンm+5において、下流側のB3で示す3A/8ノズル分は走査記録で使用せず、残る5A/8ノズル分を走査記録で使用する。この5A/8ノズル分について、上流側の1ブロックをA/4ノズル、下流側の3ブロックをそれぞれA/8ノズルとなるように割当てる。
続くスキャンm+6において、下流側のB4で示すA/2ノズル分は走査記録で使用せず、残るA/2ノズル分を走査記録で使用する。このA/2ノズル分について、4ブロックのそれぞれA/8ノズルとなるように割当てる。
以上のように、4パス記録を実現しながら搬送方向の下流側に全ノズル数の半分からなる未使用ノズル部を確保する。
図6の排紙ローラ位置610を跨ぐ飛ばし位置802においては、確保された未使用ノズル部を利用して、1回の搬送量を大きくして排紙ローラ位置610を飛び越えるように制御する。そして飛び越えた直後は、直前まで未使用ノズル部であった搬送方向下流側の半分を使用ノズルとして割り当てることにより、用紙の論理的な位置情報の整合性が保たれ、4パス記録の継続が可能である。なお、スキャン(走査記録)m+7の次のスキャンはスキャンnである。
このスキャン(走査記録)m+7からスキャンnとの間でノズル列の使用範囲が大きく変わる。スキャンm+7では、搬送上流側が使用され、図6(b)に対応する。スキャンnでは、搬送下流側が使用され、図6(c)に対応している。
飛ばし位置802での記録の後は、ノズル広げ区間803として、各走査毎に下流側のノズルブロックから長さを通常領域での長さに戻すように制御する。
例えば、スキャンn+1において、上流側のB7で示す3A/8ノズル分は走査記録で使用せず、残る5A/8ノズル分を走査記録で使用する。この5A/8ノズル分について、上流側の3ブロックをそれぞれA/4ノズル、残る1つのブロックのノズル数をA/8ノズルとなるように割当てる(設定する)。
続くスキャンn+2において、上流側のB8で示すA/4ノズル分は走査記録で使用せず、残る3A/4ノズル分を走査記録で使用する。この3A/4ノズル分について、上流側の2ブロックをそれぞれA/8ノズル、下流側の2ブロックをそれぞれA/4ノズルとなるように割当てる。
続くスキャンn+3において、上流側のB9で示すA/8ノズル分は走査記録で使用せず、残る7A/8ノズル分を走査記録で使用する。この7A/8ノズル分について、上流側の1ブロックをA/8ノズル、下流側の3ブロックをそれぞれA/4ノズルとなるように割当てる。
全てのノズルブロックのノズル数がA/4ノズルとなったら、通常領域804として800での記録と同様に通常の4パス記録を行う。
以上のように本実施形態では、用紙先端から論理的な位置情報に基づいて制御を行うことにより、排紙ローラ位置を飛越した後にはすみやかに通常の記録が可能となる。
ここで参考例として、用紙後端部で行われるのと同様に、物理的な位置情報に基づいた記録制御を行った場合の記録位置と使用ノズル範囲との関係について、図9を用いて説明する。
通常領域900から飛ばし位置902までは、図8に示した論理的な位置情報に基づく制御と同様であるが、本参考例では、飛ばし後にノズルシフト区間903が必要となる。これは、センサ等による物理的な検出位置がずれた場合や飛ばし位置に予想より早く到達した場合などを想定し、飛ばし前のノズル絞り状態と同様の状態へ戻すために必要となる。以後のノズル広げ904及び通常領域905での制御は論理的な位置管理と同様であるが、このノズルシフト区間903が必要となることにより、通常領域905への移行が本例では4パス分遅れ、これによりスループットが低下してしまう。
このように、本実施形態では用紙の位置に誤差が生じやすい、先端が排紙ローラに達してから狭持されるまでを1回の搬送で行うと共に、記録位置を論理的な位置情報に基づいて制御することで、使用ノズルの切り換え制御が簡略化でき、スループットの低下を防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録媒体の先端が下流側のローラ対へ達してから狭持されるまでの記録媒体の挙動に起因した記録位置のずれを、簡易な構成によって低減すると共に、スループットの低下を防止することが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は、インクジェット方式の記録装置に限らず、上流側及び下流側に2つの搬送手段を有するあらゆる記録方式のシリアル型の記録装置に適用できる。
また、本発明は、上述の記録装置に対応した機器を含む複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる記録装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
本発明の実施形態に係る記録装置の上面図である。 図1の記録装置の側面図である。 図1の記録装置の横断面図である。 従来の記録装置における搬送機構を示す横断面図である。 搬送ローラとピンチローラとの関係を示す部分拡大図である。 記録用紙における制御を切り換える領域を示す図である。 用紙の領域等に応じた使用ノズルの切り換えを示す図である。 用紙の領域ごとの記録ヘッドの使用ノズルの範囲を示す図である。 物理的な位置情報に基づいた場合の記録位置と使用ノズル範囲との関係を説明する図である。
符号の説明
2 給紙装置
3 送紙部
4 排紙部
5 キャリッジ部
6 クリーニング部
7 記録ヘッド
20 ベース
21 圧板
28 給紙ローラ
36 搬送ローラ
37 ピンチローラ
41 排紙ローラ
42 拍車
50 キャリッジ

Claims (7)

  1. 記録素子が所定方向に配列された記録ヘッドを搭載したキャリッジを前記配列方向と交差する方向に記録媒体上で走査させて記録を行う記録装置であって、
    記録媒体を前記走査方向と略直交する方向に搬送すべく、前記記録ヘッドが走査する領域の上流及び下流に設けられた第1及び第2の搬送手段と、
    前記下流側の前記第2の搬送手段に対する記録媒体の位置に応じて、1回の走査で使用する記録素子の数が一定の第1の領域と、1回の走査で使用する記録素子の数が変化する第2の領域とに分割し、前記第2の領域を短くするように各走査で使用する記録素子を設定する制御手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記第2の領域は、前記記録媒体の先端が、前記第2の搬送手段に達してから前記第2の搬送手段に保持される状態となるまでの区間を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の領域において、上流側の記録素子を使用した走査の後に、下流側の記録素子を使用した走査を行わせるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記第1及び第2の搬送手段は、ローラ対を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記記録ヘッドが、各記録素子からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 記録素子が所定方向に配列された記録ヘッドを搭載したキャリッジを前記配列方向と交差する方向に記録媒体上で走査させて記録を行い、記録媒体を前記走査方向と略直交する方向に搬送すべく、前記記録ヘッドが走査する領域の上流及び下流に設けられた第1及び第2の搬送手段を有する記録装置の制御方法であって、
    前記下流側の前記第2の搬送手段に対する記録媒体の位置に応じて、1回の走査で使用する記録素子の数が一定の第1の領域と、1回の走査で使用する記録素子の数が変化する第2の領域とに分割する工程と、
    前記第2の領域を短くするように各走査で使用する記録素子を設定する工程と、を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
  7. 記録ヘッドの走査する方向と略直交する方向に記録媒体を搬送するために、前記記録ヘッドの走査領域の上流側に設けられた第1搬送手段と、前記記録ヘッドの走査領域の下流側に設けられた第2搬送手段とを備え、マルチパス記録を行う記録装置の制御方法であって、
    前記記録媒体の先端を含む第1の領域を前記記録ヘッドが走査する場合に、1回の走査記録で全てのノズルを使用するように設定する第1設定工程と、
    前記記録媒体において前記第1の領域の搬送方向上流側に位置する第2領域を前記記録ヘッドが走査する場合に、1回の走査記録で使用するノズル範囲を搬送方向上流側としつつ、使用するノズル数を走査記録毎に所定数づつ減らすように設定する第2設定工程と、
    前記記録媒体において前記第2の領域の搬送方向上流側に位置する第3領域を前記記録ヘッドが走査する場合に、1回の走査記録で使用するノズル範囲を搬送方向下流側としつつ、使用するノズル数を走査記録毎に所定数づつ増やすように設定する第3の設定工程と、
    前記記録媒体において前記第3の領域の搬送方向上流側に位置する第4領域を前記記録ヘッドが走査する場合に、1回の走査記録で全てのノズルを使用するように設定する第4の設定工程と、を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
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