JPH05284169A - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

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JPH05284169A
JPH05284169A JP7696392A JP7696392A JPH05284169A JP H05284169 A JPH05284169 A JP H05284169A JP 7696392 A JP7696392 A JP 7696392A JP 7696392 A JP7696392 A JP 7696392A JP H05284169 A JPH05284169 A JP H05284169A
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JP7696392A
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Takashi Kobayashi
敬 小林
Akio Sekiji
昭雄 積治
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災受信機が端末をポーリングして火災受信
機及び端末間でデータ信号の授受を行う火災報知設備に
おいて、伝送しようとする情報量に応じて伝送信号の長
さを可変することにより伝送の無駄を省くことを目的と
する。 【構成】 この目的のため、火災受信機及び端末の伝送
を行う側は、データ信号を送出する際、送出するデータ
信号の長さを表すデータ長信号を計算して該データ長信
号をも一緒に送出するようにし、このように送出された
信号群を受信する側は、データ長信号で指示された長さ
のデータ信号を判別して取り込むことができるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知設備に関し、
特に、大規模な建物(群)に適した火災報知設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的大きな建物では、ポーリン
グ方式の火災報知設備が使用されるようになってきてい
る。この種の火災報知設備は、火災受信機と、建物の各
所に設けられた、火災感知器やガス漏れ検知器等の監視
端末、及び防火戸や排煙ダンパ、防煙垂れ壁等の被制御
機器が接続された中継器、及びまたはアナログ式火災感
知器等との間で、火災情報(火災信号の有無、火災現象
の物理量信号)や制御情報(被制御機器に対する動作命
令・復旧命令、機器の状態信号等)の情報の授受が行わ
れている。すなわち、火災受信機は、該火災受信機内の
ROM(リード・オンリ・メモリ)等に端末アドレス、
火災時等の表示内容、被制御機器の連動情報等を記憶し
ておき、これらの記憶情報に基づいて中継器やアナログ
式火災感知器をポーリングして火災情報や被制御機器の
情報を収集し、火災情報から火災の発生を示す情報を判
別するとその内容を表示すると共に、関連する被制御機
器を連動制御するようにしている。
【0003】そして、従来のポーリング方式の火災報知
設備では、火災受信機と中継器や火災感知器等の端末と
の間の信号の伝送は、それぞれ決まった信号長、すなわ
ち固定長で行われており、予め決められた長さ以外の信
号を受信したときは、伝送エラーと判断している。これ
は、火災受信機と端末との間の信号伝送速度を上げ、で
きるだけ早く火災を検出して警報しようとすることによ
る。
【0004】ところで、多数の建物からなる工場や超高
層ビル等の大規模な建物の場合には、火災受信機に、非
常に多数の火災感知器等の監視端末や被制御機器等が中
継器を介して、また、アナログ式感知器が接続されてい
る。また、建物が増築されたり、間取り変更があると、
その度に監視端末、被制御機器、中継器、アナログ式感
知器等が増えたり、火災受信機での表示内容に変更があ
ったりする。
【0005】そして、従来のように、火災受信機内のR
OMすなわちリード・オンリ・メモリに上記端末に関す
る各種情報(端末アドレス、表示内容データ、連動制御
データ、等)を記憶させておいたのでは、建物が増築さ
れたり建物の間取り変更や用途変更があると、変更部分
は勿論、変更のない部分の各種データを書き込んだ新た
なROMに変更しなければならず、その際に各種データ
を間違いなく書き込むことは非常に面倒である。
【0006】このため、建物ごとに或は複数階ごとに代
表中継器を設けるか、もしくは中継器ごとに、この中継
器にその担当部分に関する上記各種データをROMに記
憶させて設けておき、火災受信機は、各中継器のROM
からそれぞれ記憶されている各種データを収集し、収集
した各種データに基づいて火災監視や制御を行うように
した火災報知設備が考えられている。このような構成に
すると、建物の増築があったときには新たに増設する中
継器のROMにその部分の各種データのみを書き込めば
良く、また、間取り変更や用途変更があったときにはそ
の部分の中継器のROMの各種データのみを変更すれば
良く、それ以外の場所の中継器ではROMの内容をいじ
らなくてすむメリットがある。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、このよう
な火災報知設備では、火災情報や制御情報以外に、RO
Mに記憶されている情報データの伝送等が必要となる。
このような各種の情報を、従来の設備のように固定長の
信号によって行おうとすると、火災情報や制御情報の伝
送は問題がなくても、ROMに記憶されている情報デー
タの長さは大きく、この各種データの伝送を行おうとす
ると、何回にも分けて行わなければならず、伝送に時間
がかかる問題がある。特に、火災受信機が収集した情報
データに誤りがないか定期的にチェックするため、全中
継器から情報データを収集しようとすると、伝送に非常
に時間がかかり、その間は火災監視が全く行えなくなる
問題が生じる。
【0008】本発明は以上の点に鑑み、伝送しようとす
る情報量に応じて伝送信号の長さを可変にすることがで
きる火災報知設備を提供することを目的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、火災受信機が、監視端末や被制御機器が接続された
中継器並びにアナログ式火災感知器等の端末をポーリン
グして火災受信機及び端末間でデータ信号の授受を行う
火災報知設備において、前記火災受信機及び前記端末の
少なくとも一方は、送出する前記データ信号の長さを計
算してデータ長信号を作成するデータ長計算手段と、該
データ長計算手段により作成された前記データ長信号、
及び前記データ信号、を含む信号群を送出する信号群送
出手段と、を備え、前記火災受信機及び前記端末の少な
くとも他方は、他の前記端末や前記火災受信機における
前記信号群送出手段により送出された前記信号群を受信
したときに前記信号群の各信号内容を解読し、前記デー
タ長信号から前記データ信号の長さを判別する解読手
段、を備えた火災報知設備が提供される。
【0010】また、本発明の第2の態様によれば、火災
受信機が、監視端末や被制御機器が接続された中継器並
びにアナログ式火災感知器等の端末をポーリングして火
災受信機及び端末間で少なくとも1種類のデータを含む
データ信号の授受を行う火災報知設備において、前記火
災受信機及び前記端末の少なくとも一方は、送出する前
記データ信号の長さを計算してデータ長信号を作成する
データ長計算手段と、送出する前記データ信号の各デー
タごとにデータの種類を指示するデータ種別信号を作成
するデータ種別指示手段と、前記データ長計算手段によ
り作成された前記データ長信号、前記データ種別指示手
段により作成された前記データ種別信号、及び該データ
種別信号により指示された順番で配列された各種類の前
記データを含む前記データ信号、を含む信号群を送出す
る信号群送出手段と、を備え、前記火災受信機及び前記
端末の少なくとも他方は、他の前記端末や前記火災受信
機における前記信号群送出手段により送出された前記信
号群を受信したときに前記信号群の各信号内容を解読
し、前記データ長信号及び前記データ種別信号から前記
データ信号中に含まれる前記各種類のデータの内容を判
別する解読手段、を備えた火災報知設備が提供される。
【0011】本発明の第2の態様の場合、前記信号群送
出手段により送出される前記信号群における前記データ
信号の前記各種類のデータは、各種類ごとに決められた
所定長で配列され、前記解読手段は、前記信号群を受信
したときに、前記データ長信号及び前記データ種別信号
に基づいて前記所定長ごとに前記データ信号中に含まれ
る前記各種類のデータの内容を判別するようにすること
ができる。
【0012】前記信号群送出手段により送出される前記
信号群には、さらに、受信先アドレス信号や送信元アド
レス信号を含ませても良い。
【0013】
【作用】データ信号を送出する際、送出するデータ信号
の長さを表すデータ長信号を計算して該データ長信号を
も一緒に送出するようにしている。このように送出され
た信号群を受信したときには、解読手段は、データ長信
号で指示された長さのデータ信号を判別して取り込むこ
とができる。このようにすることにより、伝送する情報
量を任意とすることができ、データ信号の長さに応じて
適宜伝送時間が可変となるので、伝送の無駄が無くな
る。
【0014】また、少なくとも1種類のデータを含むデ
ータ信号を送出する際、送出するデータ信号の長さを表
すデータ長信号と、送出するデータ信号に含まれる各デ
ータごとにデータの種類を指示するデータ種別信号と、
該データ種別信号により指示された順番で各種類のデー
タを配列したデータ信号と、を含む信号群を送出するよ
うにしている。このように送出された信号群を受信した
ときには、解読手段は、データ長信号及びデータ種別信
号で指示された内容からデータ信号中に含まれる種類の
データの内容を順番に判別する。このようにすることに
より、伝送する情報量を任意とすることができると共
に、授受することが望まれる種類のデータだけを含むデ
ータ信号の伝送を行うことができ、伝送の無駄が無くな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は、本発明による火災警報装置のシステム構成を示
す図であり、中央受信機もしくは火災受信機11には複
数個の子受信機もしくは主中継器12〜14が接続され
て示されている。中央受信機すなわち火災受信機11
と、子受信機すなわち主中継器12〜14とは、一方向
に信号の伝送を行うための主ループ信号線21と、他方
向に信号の伝送を行うための副ループ信号線22と、の
例えばそれぞれ1対の信号線からなる2系統の信号線で
ループ状に接続されている。各主中継器12〜14に
は、各種センサや通常の中継器(子中継器)を介して被
制御機器等が接続され、図示の例では、監視用中継器3
1、制御用中継器32、ガス漏れ用中継器33、アナロ
グ式火災感知器(光電式、イオン化式、熱式等)34、
表示機36、通常型の煙感知器41、差動式感知器4
2、定温式感知器43、終端器44、地区音響装置(地
区ベル)46、発信機48、防火戸の閉鎖装置や排煙ダ
ンパの開放装置等の被制御機器51、ガス漏れ検知器6
1、等が接続されて示されている。また、各主中継器1
2〜14には、パネルすなわち表示・操作装置71を着
脱自在に接続することができる。このパネルすなわち表
示・操作装置71を主中継器に接続することにより、本
来は火災受信機11から送出される指令等を主中継器を
介して表示・操作装置71から送出したり、また、本来
は火災受信機11に表示されるべきデータを主中継器を
介して表示・操作装置71に表示させるようにすること
が可能となる。
【0016】このため、表示・操作装置(パネル)71
には、火災受信機と同様の、火災地区表示器、防排煙表
示器、ガス漏れ地区表示器、火災灯、蓄積中灯、地区音
響停止中灯、試験中灯スイッチ注意灯、交流電源灯、中
継器が火災受信機等と遮断状態にあるときに点灯する
(主)中継器遮断中灯、等の各種表示器や表示灯を有す
る表示部や、電源スイッチ、中継器遮断スイッチ、音響
停止スイッチ、地区音響停止スイッチ、蓄積解除スイッ
チ、各種試験スイッチ、連動・移報遮断スイッチ、復旧
スイッチ、制御する防排煙機器の番号や試験しようとす
る端末の番号等を入力するテンキー等を有する操作部が
設けられている。
【0017】火災受信機11から各主中継器12〜1
4、並びに各主中継器12〜14から火災受信機11に
は、主ループ信号線21及び副ループ信号線22の双方
を介してポーリング信号や返送信号、その他各種の信号
が伝送され、この場合、主ループ信号線21及び副ルー
プ信号線22の双方の信号線には常時同じ信号が流され
る。従って、火災受信機11及び各主中継器12〜14
は、主ループ信号線21及び副ループ信号線22の双方
に常時同じ信号を受信しており、主ループ信号線21側
からの受信がある場合には、主ループ信号線21側の信
号だけを信号処理のために火災受信機や主中継器内部の
図示しない例えばマイクロコンピュータを有する信号処
理部に実際に取り込み、断線等の異常により主ループ信
号線21側からの受信が無くなると、副ループ信号線2
2側で受信された信号を火災受信機や主中継器内部の信
号処理部に取り込む。
【0018】この構成により、通常は主ループ信号線2
1を介する火災受信機11からのポーリング信号に従っ
て、主中継器12〜14は各種センサからの信号を取り
込んで火災監視のための信号処理を行い、その結果を火
災受信機11に返送したり、また、火災が発生したこと
が検出された時には、火災受信機11からの指令により
防火戸等の被制御機器の動作制御を行ったりする。
【0019】図2は、図1における火災受信機11の内
部回路を示しており、該火災受信機11において、MP
U1は、マイクロプロセッサ、ROM11は、主中継器
12〜14をポーリングするプログラムや、後述の図4
及び図5のフローチャートで示されるプログラム等の記
憶領域、ROM12は、自己アドレスの記憶領域、RO
M13は、接続される端末機器(図1に示す実施例の場
合は主中継器12〜14)のアドレスの記憶領域、RA
M11は、作業領域、RAM12は、記憶領域RAM1
4に記憶されている送出データDATAのデータ長DL
の記憶領域(実施例では4ビットB11〜B14からな
る)、RAM13は、記憶領域RAM14に記憶されて
いる送出データDATAのデータ種別DIの記憶領域
(実施例では4ビットB21〜B24のフラグからな
る)、RAM14は、送出するデータDATAの記憶領
域、RAM15は、各主中継器から収集した状態情報の
記憶領域、RAM16は、各主中継器から収集した試験
結果の記憶領域、RAM17は、各主中継器から送出さ
れる制御情報(命令)の記憶領域、RAM18は、各主
中継器から収集した各種データ・ベース(DB)の記憶
領域、BUは、記憶領域RAM18の停電時等のバック
アップ用電源であり、例えば図示しない充電回路によっ
て充電されるニカド電池、TRX11は、送信用の並直
列変換器、受信用の直並列変換器、ループ断検出回路、
主・副ループ折り返し接続回路等を有する送受信部、D
P11は、火災地区表示器、防排煙表示器、ガス漏れ地
区表示器、CRT等の表示器や、火災灯、蓄積中灯、ス
イッチ注意灯、交流電源灯、主中継器遮断中灯、等の各
種表示灯が設けられた表示部、OP11は、主中継器遮
断スイッチ、(火災)復旧スイッチ、火災断定スイッ
チ、主音響停止スイッチ、地区音響停止スイッチ、試験
スイッチ、制御スイッチ、表示切換スイッチ、等の各種
スイッチ、主中継器や主中継器に接続されている端末の
番号等の各種データを入力するテンキー、等の各種スイ
ッチが設けられた操作部、である。
【0020】図3は、図1の主中継器12〜14のいず
れか1つの内部回路(主中継器12〜14は同じ内部回
路構成を有する)、並びに該いずれか1つの主中継器に
接続される表示・操作装置71を示しており、主中継器
12〜14において、MPU2は、マイクロプロセッ
サ、ROM21は、後述の図6のフローチャートで示さ
れるプログラム等の記憶領域、ROM22は、自己アド
レスや、主ループ信号線21及び副ループ信号線22を
介して接続されている火災受信機11や他の主中継器の
アドレスの記憶領域(DIPスイッチでも良い)、RO
M23は、本主中継器に接続されている中継器(子中継
器)やアナログ式火災感知器等の端末機器のアドレスや
種別、被制御機器の連動制御テーブル、火災受信機11
の表示部DP11に表示すべきデータ(例えば、1階シ
ョールーム、8階東側事務室、15階第5会議室、
等)、図示しないプリンタの印字データ等の各種データ
ベースの記憶領域、RAM21は、作業領域、RAM2
2は、記憶領域RAM24に記憶されている送出データ
DATAのデータ長DLの記憶領域(実施例では4ビッ
トB11〜B14からなる)、RAM23は、記憶領域
RAM24に記憶されている送出データDATAのデー
タ種別DIの記憶領域(実施例では4ビットB21〜B
24のフラグからなる)、RAM24は、送出するデー
タDATAの記憶領域、RAM25は、接続されている
中継器31、32、33やアナログ式火災感知器34等
の端末からポーリング等によって収集した状態情報(火
災信号、ガス漏れ信号の有無、火災現象の物理量信号、
地区ベルの鳴動の有無、信号線の断線の有無、被制御機
器の開・閉状態信号、等)の記憶領域、CNは、表示・
操作装置(パネル)71接続用のコネクタもしくは接続
部、IF22は、パネル71の表示部DP7に表示させ
るための信号を出力保持する、例えばD−F/F等のラ
ッチ回路や、パネル71の操作部OP7からのスイッチ
等の操作入力を検出する検出回路を有するインターフェ
ース、TRX21は、火災受信機11の送受信部TRX
11と同様な構成の送受信部、TRX22は、表示機3
6に表示内容を出力したり、表示機36から地区音響鳴
動停止解除信号を受信したりする送受信部、TRX23
は、端末機器である中継器31、32、33やアナログ
式火災感知器34と信号の授受を行う、並直列変換器や
直並列変換器を有する送受信部、である。
【0021】図1〜図3の動作を図4〜図6のフローチ
ャートで説明するが、それに先立って、火災受信機11
と各主中継器12〜14との間で授受が行われるデータ
の伝送フォーマトについて図7及び図8で説明する。
【0022】図7及び図8において、SSYは、スター
ト同期信号、TADは、送信元アドレス信号、すなわち
自己アドレス信号、RADは、受信先アドレス信号、D
Lは、DATAの部分の信号長さを指示するデータ長信
号で、例えば図8に示すようにB11〜B14の4ビッ
トからなる。本実施例では、B11が「1」のときはD
ATAの長さが2バイト分、B12が「1」のときはD
ATAの長さが4バイト分、B13が「1」のときはD
ATAの長さが8バイト分、B14が「1」のときはD
ATAの長さが16バイト分、B11及びB13が
「1」のときはDATAの長さはそれらの和の10バイ
ト分、B11〜B14がすべて「1」のときはDATA
の長さが30バイト分、というように2バイト単位でD
ATAの長さを示すものとしている。なお、長さを指定
するビット数はこれに限定されず、また、長さを指定す
る方法もこれに限定されるものではない。
【0023】DIは、DATAの内容を示すデータ種別
信号で、例えば図8に示すようにB21〜B24からな
る4ビットの構成となっている。本実施例では、B21
は、状態情報に関する情報であることを、B22は、試
験情報に関する情報であることを、B23は、制御情報
に関する情報であることを、B24は、DB(データベ
ース)情報に関する情報であることを、それぞれ指示し
ている。なお、DIは、4ビットに限定されるものでは
なく必要な長さにすれば良く、また、各ビットの種別も
上記に限定されるものではない。
【0024】DATAは、データ種別信号DIでデータ
種別が指定され、かつデータ長信号DLでデータ長が指
定された、火災受信機から主中継器に対しての命令(状
態情報要求命令、試験命令、試験結果要求命令、制御命
令、DB情報要求命令、等)や、火災受信機からの各種
命令に応答して主中継器から火災受信機に対して返送さ
れる情報(状態情報、試験結果情報、制御情報、DB情
報、等)の各種のデータが含まれるデータ信号、CRC
は、誤り検出用の巡回冗長検査コードもしくはCRCコ
ード(cyclicredundancy check code)(なお、サムチ
ェックコードを用いても良い)、ESYは、終了同期信
号、である。
【0025】例えば火災受信機からの命令に応答して主
中継器から火災受信機に対して返送される、データ信号
DATAに含まれる情報としては、上述のように状態情
報や試験結果情報、制御情報、並びにDB情報等が含ま
れるが、データ種別信号DIのB21により指示される
状態情報、B22により指示される試験結果情報、並び
にB23により指示される制御情報については、これら
情報はあらかじめ定まった情報量であるので、それぞれ
2バイトが割り当てられ、B24で指示されるDB(デ
ータベース)情報に対しては返送すべきデータベースの
大きさに応じて任意長であり、該大きさを超える偶数バ
イトが割り当てられるものとしている。そして、各情報
はデータ種別信号DIのB21〜B24が配列される順
番で配列されるものとしている。例えば、主中継器から
火災受信機に返送される情報中のDATA信号として、
状態情報と、制御情報と、8バイトのDB情報と、が伝
送されるべきである場合には、データ長は2バイトと2
バイトと8バイトを加えて12バイトであるので、デー
タ長信号DLはB12とB13が「1」にセットされ、
データ種別信号DIはB21とB23とB24が「1」
にセットされ、そしてデータ信号DATAには、データ
種別信号DIのB21、B23、B24の順番で、要求
された状態情報と、制御情報と、DB情報とがセットさ
れる。
【0026】このようにして作成された伝送信号を受信
する側では、まず、受信信号中のデータ長信号DLの1
2バイトを解読し、次に、受信信号中のデータ種別信号
DIからB21の「1」とB23の「1」とB24の
「1」とを読み込み、B21の「1」から、12バイト
のデータ信号DATA中の最初の2バイトは、状態情報
に関する情報であることを判別し、また、B23の
「1」から、データ信号DATA中の次の2バイトは、
制御情報に関する情報であることを判別し、そしてB2
4の「1」からデータ信号中の最後の残りの8バイト
は、DB情報に関する情報であることを判別する。この
ように、伝送信号中のデータ信号DATAを、データ長
信号DLで指示されたデータ長で伝送することができ、
伝送量に応じて可変長にすることができる。
【0027】なお、火災受信機11と、主中継器12〜
14との間(もしくは主中継器間同士)では、図7に示
すように信号の授受が行われるが、信号授受が火災受信
機と主中継器との間のみで行われる場合には、火災受信
機から中継器に信号を送出するときは、TADを省略し
ても良く、中継器から火災受信機に信号を送出するとき
は、TADもしくはTADとRADを省略するようにし
ても良い。
【0028】以下、火災受信機11の動作を示す図4及
び図5のフローチャート、各主中継器の動作を示す図6
のフローチャート、並びに図7及び図8の伝送信号のフ
ォーマット図を用いて、図1及び図3に示された火災報
知設備の動作を説明する。
【0029】火災受信機11の動作を示す図4及び図5
において、図4は、火災受信機11がn番主中継器に命
令信号を送出するまでの過程を示している。また、図5
の左側の部分は、呼び出したn番主中継器から受信した
信号中の受信データを、受信データの種別ごとにそれぞ
れ所定のRAMすなわちランダム・アクセス・メモリ
(記憶領域RAM15〜RAM18)の所定領域に格納
する過程を示しており、図5の右側の部分は、呼び出し
たn番主中継器から受信した信号中の受信データ(記憶
領域RAM15に格納した状態情報や記憶領域RAM1
6に格納した試験結果)に、火災の発生を示す情報(例
えば、火災信号や、火災と判断すべき火災現象の物理量
信号)や表示しなければならない情報(例えば、被制御
機器の動作、試験結果、中継器31〜33やアナログ式
火災感知器34が接続された主中継器から端末側へ延び
る信号線の断線、等)を判別して火災処理や表示処理を
行う過程を示している。
【0030】すなわち、図4において、火災受信機11
は、n番主中継器に対して命令信号を送出する際、該n
番主中継器の状態情報を要求する必要が有れば(ステッ
プ108のY)、状態情報に関する情報であることを示
すデータ種別記憶領域RAM13の第1フラグB21を
オンにすると共に、状態情報返送命令を送出データ記憶
領域RAM14に格納する(ステップ110)。n番主
中継器やn番主中継器に関連の機器の試験を行う必要が
有れば(ステップ112のY)、試験情報に関する情報
であることを示すデータ種別記憶領域RAM13の第2
フラグをオンすると共に、送出データ記憶領域RAM1
4に、行うべき試験内容(例えば、主中継器の動作試
験、被制御機器に対する動作試験、子中継器に対する動
作試験、等々)の試験命令を格納する(ステップ11
4)。n番主中継器が行った試験結果が必要であれば
(ステップ116のY)、同じく試験情報に関する情報
であることを示すデータ種別記憶領域RAM13の第2
フラグをオンすると共に、送出データ記憶領域RAM1
4に試験結果返送命令を格納する(ステップ118)。
n番主中継器に関連した防排煙機器等の被制御機器や地
区ベルの鳴動状態を制御する必要があるときは(ステッ
プ120のY)、制御情報に関する情報であることを示
すデータ種別記憶領域RAM13の第3フラグをオンす
ると共に、送出データ記憶領域RAM14に、制御命令
(例えば、地区ベルの鳴動命令/鳴動停止命令、防火戸
の閉鎖命令、排煙口の開放命令、排煙ファンの動作命令
/動作停止命令、等々)を格納する(ステップ12
2)。n番主中継器から任意データ長のDB(データベ
ース)情報が必要なときは(ステップ124のY)、D
B情報に関する情報であることを示すデータ種別記憶領
域RAM13の第4フラグをオンすると共に、送出デー
タ記憶領域RAM14に、必要なDB情報の返送命令
(複数のDBがあるときはそのいずれのDBが必要であ
るかを示す返送命令、もしくは全DBが必要である旨を
示す返送命令)を格納する(ステップ126)。
【0031】次に、記憶領域RAM14に格納された1
または複数の命令DATAのデータ長を計算し、データ
長に対応した記憶領域RAM12のフラグをオンする
(ステップ128)。
【0032】そして、記憶領域RAM12のデータ長D
L、RAM13のデータ種別DI及びRAM14のデー
タDATAに、自己アドレスTADと受信先アドレスR
AD(すなわちn番主中継器のアドレス)やCRCコー
ド等を付加して、図7に示すフォーマットを作成して送
出する(ステップ130)。
【0033】図6に示す主中継器の動作を示すフローチ
ャートにおいて、n番の主中継器は、火災受信機11か
ら呼び出しを受けると(ステップ204のY)、受信信
号を作業領域RAM21に一時格納し、CRCコードに
よる検査を行った後(ステップ206)、受信信号のデ
ータ長信号DL、データ種別信号DI、データ信号DA
TAの解読を行う(ステップ208)。
【0034】その後、主中継器は、火災受信機からの受
信信号中のデータ種別信号DIのB21が「1」であり
データ信号DATAの内容が状態情報返送命令であれば
(ステップ210のY)、ステップ238で端末から読
み込んで記憶領域RAM25に格納されている状態情報
を送出データ蓄積用の記憶領域RAM24の最初の2バ
イト分に格納すると共に、記憶領域RAM23の第1フ
ラグB21をオン、すなわち「1」にセットする(ステ
ップ212)。
【0035】受信信号中のデータ種別信号DIのB22
が「1」でありデータ信号DATAの内容が試験結果返
送命令であれば(ステップ214のY)、ステップ23
6で後述するように試験処理の結果として記憶領域RA
M21に記憶されている試験結果情報を、前に状態情報
が格納されている場合には該状態情報に続けて記憶領域
RAM24の次の2バイト分に、また、状態情報が格納
されていない場合には記憶領域RAM24の最初の2バ
イト分に、格納すると共に、記憶領域RAM23のB2
2を「1」にセットする(ステップ216)。
【0036】受信信号中のデータ種別信号DIのB23
が「1」でありデータ信号DATAの内容が制御情報要
求命令であれば(ステップ218のY)、記憶領域RA
M21に火災受信機や他の主中継器に対する制御情報
(他の主中継器に対する制御命令、例えば他の主中継器
に関連する地区音響停止解除命令、防排煙機器のオン/
オフ命令等)が記憶されているときその制御情報を、前
に状態情報や試験結果情報が格納されている場合にはそ
れに続く記憶領域RAM24の2バイト分に、また、格
納されていない場合には記憶領域RAM24の最初の2
バイト分に、格納すると共に、記憶領域RAM23のB
23を「1」にセットする(ステップ220)。
【0037】受信信号中のデータ種別信号DIのB24
が「1」でありデータ信号DATAの内容がDB情報返
送命令であれば(ステップ222のY)、記憶領域RO
M23から全データもしくは要求されたデータを読み出
して、状態情報や試験結果情報や制御情報が格納されて
いる場合には、それに続く記憶領域RAM24の偶数バ
イト分に、また、格納されていなければ記憶領域RAM
24の最初の偶数バイト分に、記憶領域ROM23から
読み出されたデータを格納すると共に、記憶領域RAM
23のB24を「1」にセットする(ステップ22
4)。
【0038】次に、ステップ212、216、220及
び/または224で記憶領域RAM24に格納された情
報のデータ長を計算し、データ長に対応した記憶領域R
AM22のフラグをオンする(ステップ226)。
【0039】そして、記憶領域RAM22〜RAM24
に格納された各データ信号にSSY、TAD、RADと
CRC、ESYを付加して送出する(ステップ22
8)。
【0040】さらに、火災受信機11から受信したデー
タ信号DATAのステップ208での解読の結果、デー
タ信号DATA中に当該n番主中継器に対する制御命令
があれば(ステップ230のY)、制御命令を解読して
対応する制御処理を行い(ステップ232)、試験命令
があれば(ステップ234のY)、試験命令を解読して
対応する試験処理を行い、必要ならば試験結果情報を記
憶領域RAM21に格納しておき(ステップ236)、
その後、当該主中継器に接続されている端末からポーリ
ング等によって収集される状態情報の読み込みを行っ
て、記憶領域RAM25に格納しておく(ステップ23
8)。
【0041】図5の火災受信機の動作において、呼び出
したn番主中継器から信号を受信すると、CRC(もし
くはサムチェック)で受信信号が正しいことを判別する
(ステップ132)。
【0042】受信信号が正しければ、受信信号中のDI
の第1フラグ(B21)がオンしていれば(ステップ1
34のY)、DATA中に含まれている最初の所定長分
すなわち2バイト分のデータを状態情報として記憶領域
RAM15のn番主中継器に割り当てられた所定領域に
格納する(ステップ136)。
【0043】第2フラグ(B22)がオンしていれば
(ステップ138のY)、DATA中に含まれている次
の2バイト分のデータを試験結果情報として記憶領域R
AM16のn番主中継器に割り当てられた所定領域に格
納する(ステップ140)。
【0044】第3フラグ(B23)がオンしていれば
(ステップ142のY)、DATA中に含まれているさ
らに次の2バイト分のデータを制御情報(例えば他の主
中継器を制御したいための制御情報、等々)として記憶
領域RAM17のn番主中継器に割り当てられた所定領
域に格納する(ステップ144)。
【0045】最後に、第4フラグ(B24)がオンして
いれば(ステップ146のY)、DATA中に含まれて
いる残りすべてのデータをDB情報(例えば8バイト
分)として記憶領域RAM18のn番主中継器に割り当
てられた所定領域に格納する(ステップ148)。
【0046】そして呼び出した主中継器から受信して記
憶領域RAM15に格納した状態情報中に、火災信号や
火災と判断される火災現象の物理量信号、あるいはガス
漏れ信号があれば(ステップ150のY)、火災受信機
内の主ベルを鳴動させると共に、記憶領域RAM18に
格納されているDBすなわちデータベースに基づいて火
災発生地区を表示したり、関連する主中継器に、地区ベ
ル鳴動命令や防排煙機器を動作させる命令、すなわち制
御命令を送出する準備(命令は次にその主中継器をポー
リングするときに送出する)等の火災処理を行う(ステ
ップ152)。また、試験結果情報や状態情報中に、防
排煙機器の制御結果(開放、閉鎖、等)や、主中継器・
中継器・アナログ式火災感知器・信号線等の異常(故
障、断線、等)等の表示しなければならない情報が有れ
ば(ステップ154のY)、その表示処理を行う(ステ
ップ156)。
【0047】なお、以上の実施例では、一度に複数種類
のデータ信号DATAを伝送する場合について説明した
が、データベースの伝送時には他のデータを伝送せずに
データベースだけを伝送するようにすることもでき、そ
のようにデータベースだけを伝送する場合には、伝送信
号としては、データ長信号DLと、データベースだけの
データ信号DATAと、を含むものとして、データ種別
信号DIを削除することができる。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明によれば、火災受信機が、
監視端末や被制御機器が接続された中継器並びにアナロ
グ式火災感知器等の端末をポーリングして火災受信機及
び端末間でデータ信号の授受を行う火災報知設備におい
て、火災受信機及び端末の伝送を行う側は、データ信号
を送出する際、送出するデータ信号の長さを表すデータ
長信号を計算して該データ長信号をも一緒に送出するよ
うにし、このように送出された信号群を受信する側は、
データ長信号で指示された長さのデータ信号を判別して
取り込むことができるようにしたので、伝送する情報量
に応じてデータ信号の長さを可変とすることができ、適
宜伝送時間を調整することができて伝送の無駄を省くこ
とができるという効果がある。
【0049】また、少なくとも1種類のデータを含むデ
ータ信号を送出する際には、送出するデータ信号の長さ
を表すデータ長信号と、送出するデータ信号に含まれる
各データごとにデータの種類を指示するデータ種別信号
と、該データ種別信号により指示された順番で各種類の
データを配列したデータ信号と、を含む信号群を送出す
るようにし、このように送出された信号群を受信する側
では、データ長信号及びデータ種別信号で指示された内
容からデータ信号中に含まれる種類のデータの内容を順
番に判別するようにしたので、伝送する情報量に応じて
データ信号の長さを可変とすることができると共に、授
受することが望まれる種類のデータだけを含むデータ信
号の伝送を行うことができ、同様に適宜伝送時間を調整
することができて伝送の無駄を省くことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による火災報知設備を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示される火災受信機11の内部回路を示
すブロック回路図である。
【図3】図1に示される主中継器12、13、14の内
部回路を示すブロック回路図である。
【図4】図2に示される火災受信機の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】図2に示される火災受信機の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】図3に示される主中継器の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】火災受信機及び主中継器間で授受が行われる信
号の伝送フォーマットを示す図である。
【図8】火災受信機及び主中継器間で授受が行われる信
号の伝送フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
11 火災受信機 12〜14 主中継器 31 監視用中継器 32 制御用中継器 33 ガス漏れ中継器 34 アナログ式火災感知器 51 被制御機器 DL データ長信号 DI データ種別信号 DATA データ信号 RAM12 データ信号DATAのデータ長信号DL
の記憶領域 RAM13 データ信号DATAのデータ種別信号D
Iの記憶領域 RAM14 データ信号DATAの記憶領域 RAM15 各主中継器から収集した状態情報の記憶
領域 RAM16 各主中継器から収集した試験結果の記憶
領域 RAM17 各主中継器から送出される制御情報(命
令)の記憶領域 RAM18 各主中継器から収集した各種データベー
スの記憶領域 DP1 表示部 OP1 操作部 ROM23 各種データベースの記憶領域 RAM22 データ信号DATAのデータ長信号DL
の記憶領域 RAM23 データ信号DATAのデータ種別信号D
Iの記憶領域 RAM24 データ信号DATAの記憶領域 RAM25 状態情報の記憶領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災受信機が端末をポーリングして前記
    火災受信機及び前記端末間でデータ信号の授受を行う火
    災報知設備において、前記火災受信機及び前記端末の少
    なくとも一方は、 送出する前記データ信号の長さを計算してデータ長信号
    を作成するデータ長計算手段と、 該データ長計算手段により作成された前記データ長信
    号、及び前記データ信号、を含む信号群を送出する信号
    群送出手段と、 を備え、前記火災受信機及び前記端末の少なくとも他方
    は、 前記信号群を受信したときに前記信号群の各信号内容を
    解読し、前記データ長信号から前記データ信号の長さを
    判別する解読手段、 を備えた火災報知設備。
  2. 【請求項2】 火災受信機が端末をポーリングして前記
    火災受信機及び前記端末間で少なくとも1種類のデータ
    を含むデータ信号の授受を行う火災報知設備において、
    前記火災受信機及び前記端末の少なくとも一方は、 送出する前記データ信号の長さを計算してデータ長信号
    を作成するデータ長計算手段と、 送出する前記データ信号の各データごとにデータの種類
    を指示するデータ種別信号を作成するデータ種別指示手
    段と、 前記データ長計算手段により作成された前記データ長信
    号、前記データ種別指示手段により作成された前記デー
    タ種別信号、及び該データ種別信号により指示された順
    番で配列された各種類の前記データを含む前記データ信
    号、を含む信号群を送出する信号群送出手段と、 を備え、前記火災受信機及び前記端末の少なくとも他方
    は、 前記信号群を受信したときに前記信号群の各信号内容を
    解読し、前記データ長信号及び前記データ種別信号から
    前記データ信号中に含まれる前記各種類のデータの内容
    を判別する解読手段、 を備えた火災報知設備。
  3. 【請求項3】 前記信号群送出手段により送出される前
    記信号群における前記データ信号の前記各種類のデータ
    は、各種類ごとに決められた所定長で配列され、前記解
    読手段は、前記信号群を受信したときに、前記データ長
    信号及び前記データ種別信号に基づいて前記所定長ごと
    に前記データ信号中に含まれる前記各種類のデータの内
    容を判別する請求項2の火災報知設備。
  4. 【請求項4】 前記信号群送出手段により送出される前
    記信号群には、さらに、受信先アドレス信号が含まれる
    請求項1ないし3のいずれかの火災報知設備。
  5. 【請求項5】 前記信号群には、さらに、送信元アドレ
    ス信号が含まれる請求項1ないし4のいずれかの火災報
    知設備。
JP7696392A 1992-02-04 1992-03-31 火災報知設備 Pending JPH05284169A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7696392A JPH05284169A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 火災報知設備
EP93902560A EP0587899B1 (en) 1992-02-04 1993-02-02 Fire alarm
DE69331034T DE69331034T2 (de) 1992-02-04 1993-02-02 Feueralarm
US08/129,083 US5493271A (en) 1992-02-04 1993-02-02 Fire alarm system
PCT/JP1993/000124 WO1993015578A1 (en) 1992-02-04 1993-02-02 Fire alarm

Applications Claiming Priority (1)

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JPH05284169A true JPH05284169A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13620447

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JP (1) JPH05284169A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7109875B2 (en) 2001-10-04 2006-09-19 Omron Corporation Sensor network system managing method, sensor network system managing program, storage medium containing sensor network system managing program, sensor network system managing device, relay network managing method, relay network managing program, storage medium containing relay network managing program, and relay network managing device
JP2020135409A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 ホーチキ株式会社 火災報知システム、火災報知方法、及びプログラム

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