JP3210055B2 - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

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JP3210055B2
JP3210055B2 JP04158892A JP4158892A JP3210055B2 JP 3210055 B2 JP3210055 B2 JP 3210055B2 JP 04158892 A JP04158892 A JP 04158892A JP 4158892 A JP4158892 A JP 4158892A JP 3210055 B2 JP3210055 B2 JP 3210055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数接続された子受信
機もしくは中継器に分散して設けられたデータ・ベース
から、火災受信機が該データ・ベースの情報を収集して
火災受信機内にデータ・ベースを構築するようにした火
災報知設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び問題点】超高層ビル、自動車工場や化
学工場等に設置される火災報知設備は、建物が大規模で
あるため、防災センターに設けられる火災受信機に、火
災を検出すると火災信号を出力する通常型の火災感知
器、火災現象の物理量信号を出力するいわゆるアナログ
式火災感知器、ガス漏れ検知器等の各種火災監視端末
や、防火戸、非常口開放装置、防煙垂れ壁等の防煙装
置、排煙ダンパや排煙機等の排煙装置等の各種被制御端
末等の多数の端末機器が、複数の中継器を介して接続さ
れている。そして各中継器には、その中継器に接続され
ている複数の端末機器のアドレスや種別等の情報がRO
Mすなわちリード・オンリ・メモリにデータ・ベースと
して記憶され、火災受信機には接続されている複数の各
端末機器のデータ・ベースと同じ内容を記憶したROM
が総合データ・ベースとして設けられている。
【0003】ところで、このような火災報知設備では、
火災受信機には、接続されている複数の中継器の各デー
タ・ベースを統合した総合データ・ベースをROMで記
憶しているため、建物の増築によって中継器が増加した
り、建物の用途変更等によっていずれかの中継器に接続
される端末機器の種類やアドレスが変更された場合に
は、その中継器のデータ・ベースの変更、及び火災受信
機のデータ・ベースの変更をROMの交換によって行
う。しかし、中継器のデータ・ベースの変更は火災受信
機に比べデータ数が少ないため比較的容易であるが、火
災受信機のデータ・ベースの変更は、変更や追加が一部
であっても、接続される中継器の全部のデータ・ベース
を新たにROMに書き込まなければならず、その手間が
大変であると共に、書き込みミスが発生し易い。
【0004】このため、本件出願人により、火災受信機
が、複数接続された子受信機もしくは中継器(以後中継
器もしくは主中継器という)から、その主中継器に接続
されている監視用もしくは制御用の子中継器、火災感知
器等の各種端末のアドレス、端末の種別、端末アドレス
に対応する火災警戒地区番号等のデータ・ベースを収集
することによって、火災受信機内にその火災受信機に接
続される各種端末のデータ・ベースを構築するようにし
た火災報知設備がすでに提案されている(特開昭63−
178396号公報参照)。
【0005】このような火災報知設備は、火災受信機が
主中継器からデータ・ベース情報を収集するのに、初期
設定時あるいは運用中のイニシャル時に行うようにして
いるが、初期設定時あるいは運用中のイニシャル時に行
う場合には、その度ごとに接続されている主中継器から
データ・ベース情報を収集しなければならず、収集する
データ・ベースの情報は多量であり、伝送に時間がかか
る問題がある。
【0006】また、接続されている主中継器を保守点検
や変更・増設工事のために火災受信機から切り離し、保
守点検や工事が終了したときにその主中継器を火災受信
機に接続する場合がある。そして保守点検や工事の際、
例えば誤報を発生し易い箇所の火災感知器を交換した
り、建物の変更工事や増設工事の場合には、火災感知器
等の端末を増設したりすることがある。このような場合
には、端末の交換・増設等にあわせて主中継器のデータ
・ベース用ROMが新しいものに交換されるので、火災
受信機のデータ・ベースと主中継器のデータ・ベースと
が整合しなくなり、正しい火災監視ができなくなる。
【0007】このため、上記公報のものにおいては、火
災受信機がイニシャル処理を行って、接続されている全
主中継器からデータ・ベースを新たに収集しなければな
らず、その収集に時間がかかると共に、その間火災監視
が中断してしまうという問題がある。また、保守点検の
場合には、主中継器の動作試験や端末機器の動作試験等
を行うだけで、データ・ベース用ROMの変更を行わな
い場合もあり、この場合にも同様にデータ・ベースの収
集を行わなければならない問題がある。
【0008】
【問題点を解決するための手段並びに作用】上記の点に
鑑み、本発明によれば、火災受信機に複数の中継器(子
受信機)が接続され、各中継器には、火災感知器が接続
された中継器、及び/または、被制御機器が接続された
中継器、及び/または、アナログ式火災感知器等の複数
の端末機器が接続されると共に、該各中継器に接続され
た複数の端末機器に関する情報データ[例えばアドレ
ス、種別(熱感知器、煙感知器、アナログ式熱感知器、
アナログ式煙感知器、ガス漏れ検知器、防火戸、防煙機
器、排煙機器、消火装置、等)、制御内容(オン制御・
オフ制御・制御時間、等)]やその他の情報データ[例
えばアドレスと火災警戒地区の対応関係、連動制御すべ
き端末機器の種類とアドレス、火災受信機側で表示すべ
き内容(X棟Y階Z地区)、等]を含む種々の情報デー
タをデータ・ベース情報として記憶するリード・オンリ
・メモリ(ROM)のデータ・ベース用記憶領域が内蔵
され、火災受信機は、接続されている中継器から、中継
器のデータ・ベース用記憶領域に記憶されているデータ
・ベース情報を収集して格納し、該格納されたデータ・
ベース情報の内容に基づいて火災監視を行う火災報知設
備において、中継器の各々のデータ・ベース用記憶領域
には、情報データの検査合計すなわちSUM値を、種々
の情報データごとにもしくは全情報データに対して記憶
すると共に、中継器の各々には、火災受信機からデータ
・ベースの情報を要求されたときに、要求された情報デ
ータと共に該情報データの検査合計すなわちSUM値を
データ・ベース用記憶領域から読出して送出するデータ
送出手段と、火災受信機から検査合計すなわちSUM値
を要求されたときには、該要求された検査合計を計算す
るか、もしくはデータ・ベース用記憶領域から読み出し
て送出する検査合計送出手段と、を設け、火災受信機に
は、複数の中継器から送られてくるデータ・ベース情報
をそれぞれ各中継器用領域に記憶する電気的に書換え可
能な記憶手段と、(火災報知設備の電源投入時もしくは
イニシャル時に、接続されている中継器からデータ・ベ
ース情報の情報データ及び検査合計を収集して、それぞ
れ書換え可能な記憶手段の各中継器用領域に記憶させる
第2の収集手段と、)中継器が未接続状態か接続状態か
を判別する接続判別手段と、中継器が未接続状態から接
続状態になったことを接続判別手段が判別したときに、
接続状態になった中継器に対してそのデータ・ベース用
記憶領域に記憶されているデータ・ベース情報の検査合
計を要求すると共に、当該中継器から受信された要求し
た検査合計と書換え可能な記憶手段の当該中継器用領域
に記憶されている検査合計とが一致しているか否かを判
別する検査合計一致判別手段と、該検査合計一致判別手
段が検査合計の不一致を判別した時に、検査合計が一致
しなかった中継器に対してデータ・ベース情報を要求す
ると共に、その中継器から受信した情報データ及びその
検査合計を書換え可能な記憶手段の当該主中継器用領域
に記憶させる第1の収集手段と、を設けたことを特徴と
する火災報知設備が提供される。
【0009】このように構成したことにより、中継器
が、保守点検等によって、火災受信機から一旦切り離さ
れ(実際に信号線から切り離されるか否かは別で、火災
受信機の監視対象から切り離されることの意)、再度火
災受信機に接続されたことを接続判別手段が判別したと
きに、火災受信機は、火災受信機の書換え可能な記憶手
段にすでに記憶されているその中継器のデータ・ベース
情報(情報データとその検査合計とを含む)の内容と、
中継器のデータ・ベース情報の記憶内容とが一致してい
るか否かを、それぞれのデータ・ベース情報内の検査合
計すなわちSUM値が一致するか否かを判別することに
よって行い、一致しなかったときにのみ、その中継器か
ら変更となった新たなデータ・ベース情報を収集して書
換えを行っている。このため、両者のデータ・ベースが
一致している場合には、両データ・ベースの個々のデー
タを直接比較する必要がなくなり、処理時間を大幅に減
少させることができ、火災監視の中断時間を最小にする
ことができる。
【0010】また、本発明によれば、上記構成に加え
て、火災受信機に、第1の収集手段もしくは第2の収集
手段が中継器からデータ・ベース情報の情報データ及び
その検査合計を収集したときに、その中継器から収集し
た情報データとその検査合計との検査合計を計算すると
共に、その中継器から送出した情報データとその検査合
計との検査合計を要求し、その中継器から受信した送出
した情報データとその検査合計との検査合計と、計算し
た検査合計とが一致しているか否かを判別する受信デー
タ一致判別手段と、受信データ一致判別手段が不一致を
判別したときに、第1の収集手段(もしくは第2の収集
手段)を動作させてその主中継器からデータ・ベース情
報を再収集させる再収集手段と、を設け、中継器に、送
出した情報データとその検査合計との検査合計の要求命
令を火災受信機から受信したときに、データ送出手段が
送出した情報データとその検査合計との検査合計を算出
して送出する検査合計算出送出手段を、設けたことを特
徴とする火災報知設備も提供される。
【0011】このように構成したことにより、第1の収
集手段もしくは第2の収集手段が、情報データとその検
査合計とを含むデータ・ベース情報を中継器から収集し
たときに、その中継器から収集したデータ・ベース情報
の検査合計に基づいて、該データ・ベース情報が正当に
伝送されたか否かを受信データ一致判別手段が判別し、
該受信データ一致判別手段が不一致を判別したとき、す
なわちデータ・ベース情報の伝送が正当に行われなかっ
たことを判別したときに、その中継器からデータ・ベー
ス情報を再収集手段に再収集させるようにしていること
となり、火災受信機が収集した各中継器のデータ・ベー
ス情報の信頼性が向上する。
【0012】さらに、本発明によれば、上記構成に加え
て、第1の収集手段もしくは第2の収集手段が中継器か
ら情報データとその情報データに対する検査合計とを含
むデータ・ベース情報を収集したときに、収集したデー
タ・ベース情報に含まれる情報データに基づいて検査合
計を算出し、その算出結果と収集したデータ・ベース情
報に含まれる検査合計とが一致しているかを判別するよ
うにした火災報知設備も提供され、これにより、データ
・ベース情報の信頼性は一層向上される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は、本発明による火災報知設備のシステム構成を示
す図であり、火災受信機すなわち中央受信機11には複
数個の主中継器(中継器)すなわち子受信機12〜14
が接続されて示されている。火災受信機11と、主中継
器12〜14とは、一方向に信号の伝送を行うための主
ループ信号線21と、他方向に信号の伝送を行うための
副ループ信号線22と、の例えばそれぞれ一対の信号線
から成る2系統の信号線でループ状に接続されている。
各主中継器12〜14には、各種センサや通常の中継器
を介して被制御機器等が接続され、図示の例では、監視
用中継器31、制御用中継器32、ガス漏れ用中継器3
3、アナログ式火災感知器(光電式、イオン化式、熱式
等)34、表示機36、通常型の煙感知器41、差動式
感知器42、定温式感知器43、終端器44、地区音響
装置(地区ベル)46、発信機 48、防火戸の閉鎖装置
や排煙ダンパの開放装置等の被制御機器51、ガス漏れ
検知器61、等が接続されて示されている。また、各主
中継器12〜14には、表示・操作装置71を着脱自在
に接続することができる。この表示・操作装置71を主
中継器に接続することにより、本来は火災受信機11か
ら送出される指令等を主中継器を介して表示・操作装置
71から送出したり、また、本来は火災受信機11に表
示されるべきデータを主中継器を介して表示・操作装置
71に表示させるようにすることが可能となる。
【0014】火災受信機11及び主中継器12〜14間
で、主ループ信号線21及び副ループ信号線22の双方
を介してポーリング信号や返送信号、その他各種の信号
の授受が行われる。この場合、主ループ信号線21及び
副ループ信号線22の双方の信号線には常時同じ信号が
流される。すなわち、火災受信機11または主中継器1
2〜14が送信を行う場合は、主及び副ループ信号線の
双方に同時に同じ信号を送出する。従って、火災受信機
11及び各主中継器12〜14は、主ループ信号線21
及び副ループ信号線22の双方に常時同じ信号を受信し
ており、主ループ信号線21側からの受信がある場合に
は、主ループ信号線21側の信号だけを信号処理のため
に火災受信機や子受信機すなわち主中継器内部に実際に
取り込み、断線等の異常により主ループ信号線21側か
らの受信が無くなると、副ループ信号線22側で受信さ
れた信号を火災受信機や主中継器内部に取り込む。
【0015】この構成により、通常は、主ループ信号線
21を介する火災受信機11からのポーリング信号に従
って、子受信機すなわち主中継器12〜14は各種セン
サからの信号を取り込んで火災監視のための信号処理を
行い、その結果を中央受信機すなわち火災受信機11に
返送したり、また、火災が発生したことが検出された時
には、火災受信機11からの指令により防火戸等の被制
御機器の動作制御を行ったりする。
【0016】図2は、図1に示した本発明による火災報
知設備における、火災受信機11、主中継器12、及び
主中継器12に接続されて各火災警戒地区ごと等に設け
られる表示機36、の内部回路の一例を示している。な
お、この図2では、火災受信機11及び複数個の主中継
器12〜14をループ接続する主ループ信号線21のみ
を図示し、副ループ信号線22は図示を省略している。
【0017】火災受信機11において、MPU1は、マ
イクロプロセッサ、ROM11は、図3〜図5のフロー
チャートで後述する動作等のプログラムを格納したプロ
グラム用記憶領域、ROM12は、接続される端末機
器、この場合は主中継器12〜14のアドレスの記憶領
域、RAM11は、作業領域、RAM12は、データ・
ベース記憶領域である電気的に書換え可能な記憶手段
(図8参照)、RAM13は、主中継器12〜14が接
続状態か未接続状態かを記憶する記憶領域、BUは、ニ
カド電池等のRAM12のバックアップ電源であり、火
災受信機内の図示しない電源回路から充電回路を介して
充電されており、商用電源が停電したり、火災受信機の
保守点検のため電源がオフされたときに記憶されている
データ・ベースが消去してしまうのを防止している。T
RX1は、送信用の並直列変換器、受信用の直並列変換
器、ループ断検出回路、主及び副ループ折り返し接続回
路等を有する送受信部、DP1は、火災地区表示器等の
各種表示灯やディスプレイ装置が設けられた表示部、O
P1は、制御用スイッチ、試験用スイッチ、主音響停止
スイッチ、地区音響鳴動停止スイッチ、火災復旧用スイ
ッチ、データ・ベース・イニシャル用スイッチ等の各種
スイッチが設けられた操作部、IF11〜IF13は、
インターフェース、である。
【0018】また、主中継器12において、MPU2
は、マイクロプロセッサ、ROM21は、図6のフロー
チャートで示されるプログラム等の記憶領域、ROM2
2は、自己アドレスの記憶領域(DIPスイッチでも良
い)、ROM23は、当該主中継器に接続されている中
継器(子中継器)やアナログ式火災感知器等の端末機器
のアドレスや種別の記憶領域、ROM24は、情報デー
タ及びその検査合計すなわちSUM値を記憶しているデ
ータ・ベース用記憶領域(図7参照)、RAM21は、
作業領域、TRX21は、火災受信機11のTRX1と
同様な構成の送受信部、TRX22は、表示機36に表
示内容を出力する送受信部、RX21は、地区音響停止
解除信号の信号受信回路、TX21は、地区音響鳴動停
止中信号の信号出力回路、TRX23は、端末機器であ
る中継器31、32、33やアナログ式火災感知器34
と信号の授受を行う、並直列変換器や直並列変換器を有
する送受信部、TRX24は、表示・操作装置71との
信号の授受を行う送受信部、IF21〜IF26は、イ
ンターフェース、である。
【0019】表示機36において、DP3は、火災発生
地区等を表示する表示器、LE3は、火災受信機11の
地区音響鳴動停止スイッチが操作されて地区音響が鳴動
停止状態にされたときに、主中継器12、・・・から出
力される地区音響鳴動停止中信号によって点灯される鳴
動停止中表示灯、SW3は、火災受信機11の地区音響
鳴動停止スイッチが操作されて地区音響が鳴動停止状態
にされているときに、この鳴動停止状態を各警戒地区に
おいて、解除するための地区音響停止解除スイッチ(こ
のスイッチを操作すると、主中継器より火災受信機に地
区音響停止解除信号が送出され、火災受信機の地区音響
の鳴動停止状態が解除される)、である。
【0020】図7及び図8には、それぞれ記憶領域RO
M24及び記憶領域RAM12の記憶状態の一例が示さ
れている。主中継器の記憶領域ROM24に記憶されて
いるデータ・ベース情報としては、例えば、図7に示す
ように、アドレスAD11からの領域に格納される、表
示データ[火災受信機11の表示部DP1の地区窓に表
示するデータで、例えば1棟01階01地区等が例えば
文字コードで記憶されている]のような情報データDB
11と、該情報データのSUM値(検査合計)SUM1
1とを含むデータ・ベース、アドレスAD12からの領
域に格納される、音響・表示・印字有無のデータ[例え
ば、防火戸が閉まったときに、火災受信機の音響装置を
鳴動させるか、表示部DP1に表示する必要があるか、
プリンタに印字させる必要があるか、等]のような情報
データDB12と、該情報データDB12の検査合計す
なわちSUM値SUM12とを含むデータ・ベース、ア
ドレスAD13からの領域に格納される、印字データ
[プリンタに印字させるデータで、例えば1棟01階0
1地区「第1展示場」等が例えば文字コードで記憶され
ている]のような情報データDB13と、該情報データ
DB13のSUM値SUM13とを含むデータ・ベー
ス、アドレスAD14からの領域に格納される、接続端
末のデータ[種別(監視用中継器、制御用中継器、アナ
ログ式火災感知器、等)やアドレス等]のような情報デ
ータDB14と、該情報データDB14のSUM値SU
M14とを含むデータ・ベース、アドレス15からの領
域に格納される、連動制御データ[火災を検出した端末
に対して連動制御すべき端末のデータ]のような情報デ
ータDB15と、該情報データDB15のSUM値SU
M15とを含むデータ・ベース、等があり、各主中継器
の記憶領域ROM24には、上記の情報データ及びSU
M値を含むデータ・ベースの一部もしくは全部が格納さ
れる。なお、SUM値としては情報データごとに個別に
格納しているが、記憶されているデータ・ベースの全S
UM値を記憶させるようにしても良い。
【0021】一方、火災受信機11の記憶領域RAM1
2には、図8に示すように、複数の主中継器から収集し
た各記憶領域ROM24の内容がそれぞれ各主中継器用
領域に記憶されている。図8に示す例では、アドレスA
D11、AD12、・・・を1番目の主中継器(例えば
主中継器12)の記憶領域ROM24から収集されたデ
ータ・ベースための領域としており、アドレスAD2
1、AD22、・・・を2番目の主中継器(例えば主中
継器13)の記憶領域ROM24から収集されたデータ
・ベースための領域としており、そしてアドレスAD3
1、・・・を3番目の主中継器(例えば主中継器14)
の記憶領域ROM24から収集されたデータ・ベースの
ための領域としている。
【0022】そして、例えば主中継器12のK番アドレ
スの端末が火災を検出した場合(K番が制御端末の場合
には動作した場合)、主中継器12はK番アドレスが火
災を検出したことを火災受信機11に送出する。火災受
信機11は主中継器12からK番アドレスが火災を検出
したことを受信すると、例えば、記憶領域RAM12の
データ・ベースDB11のAD11+K、データ・ベー
スDB12のAD12+K、・・・のアドレスから必要
な情報データを読出し、読出したデータに基づいて、表
示部DP1に表示したり、プリントに印字したり、必要
な制御データを関連する主中継器に送出したりする。
【0023】なお、この実施例では、主中継器12〜1
4の記憶領域ROM24がデータ・ベース用記憶領域
を、マイクロプロセッサMPU2がデータ送出手段と検
査合計送出手段と検査合計算出送出手段とを構成し、受
信機11の記憶領域RAM12が電気的に書換え可能な
記憶手段を、マイクロプロセッサMPU1と記憶領域R
AM13が接続判別手段を、マイクロプロセッサMPU
1が第1の収集手段と第2の収集手段と検査合計一致判
別手段とを構成している。
【0024】以下、図1及び図2に示した火災報知設備
の動作を、火災受信機11の動作のフローチャートを示
す図3〜図5、主中継器12〜14の動作のフローチャ
ートを示す図6、主中継器12〜14の各々に設けられ
たデータ・ベース用記憶領域ROM24を示す図7、並
びに火災受信機11に設けられた電気的に書換え可能な
記憶領域RAM12を示す図8を用いて説明する。
【0025】図1及び図2に示した火災報知設備に電源
が投入されたとき(実際には火災受信機11の図示しな
い電源スイッチがオンされたとき)、または火災受信機
11のデータ・ベースのイニシャル用スイッチ(図示せ
ず)が操作されたとき、火災受信機11は、1番からN
番までの主中継器のN個の主中継器(図1の実施例では
3個の主中継器12〜14)から順番にデータ・ベース
の収集を行う。すなわち、火災受信機11は、主中継器
に対しデータ・ベースの情報要求を出し(図3のステッ
プ100〜104、図4のステップ200及び20
2)、該情報要求を受信した主中継器は(図6のステッ
プ408のY)、記憶領域ROM24からデータ・ベー
ス情報、すなわち図7に示した例では情報データDB1
1、DB12・・・及びSUM値SUM11、SUM1
2・・・を読出して(ステップ410)火災受信機11
に対して返送すると共に(ステップ412)、返送した
データ・ベース情報のSUM値、すなわち返送した情報
データとSUM値とのSUM値を計算しておく(ステッ
プ414)。返送を受けた火災受信機11は、受信した
データ・ベース情報を記憶領域RAM12の当該主中継
器用領域に格納する(ステップ204)。
【0026】火災受信機11において、必要なデータ・
ベース情報が収集されると(ステップ206のY)、収
集したデータ・ベースの内容が正しいか否かを判別する
ため、まず、当該主中継器から受信したデータ・ベース
の検査合計すなわちSUM値を計算し(ステップ20
8)、次に、当該主中継器に対し、送出したデータ・ベ
ースのSUM値を要求する(ステップ210)。
【0027】データ・ベースのSUM値の要求を受けた
当該主中継器(ステップ416のY)は、ステップ41
4で計算済みのSUM値を送出する(ステップ41
8)。送出されたSUM値を受信した火災受信機11
(ステップ212)は、該受信したSUM値と、火災受
信機11においてステップ208で計算したSUM値と
を比較し(ステップ214)、両SUM値が一致するか
否かによって、受信したデータ・ベース情報が正しいか
否かを判断する。不一致であれば、当該主中継器からの
データ・ベース情報の収集をやり直す。
【0028】この場合、情報データとSUM値との双方
のSUM値を計算して比較するようにしているが、この
比較に加えてさらに、データ・ベース用記憶領域ROM
24に記憶されているSUM値が、情報データと一致す
るかをさらに判別して伝送の信頼性を一層高めるように
しても良い。
【0029】各主中継器からのデータ・ベース情報が収
集されてしまうと(ステップ106のY)、次に、主中
継器12〜14との情報の授受がポーリング方式によっ
て行われる(ステップ112)。すなわち、各主中継器
12〜14は、通常、該主中継器に接続された火災感知
器等の環境監視用端末機器からの環境の状態情報(煙濃
度や温度等のセンサ・レベル)を読込んで電気的に書換
え可能な記憶領域RAM21に格納し(ステップ40
6)、火災受信機11からのポーリング信号に応答して
それら状態情報を返送している(ステップ428)。環
境の状態情報を受信した火災受信機11は(ステップ1
12)、該状態情報に基づいて火災の有無を判別し(ス
テップ 126)、火災有りと判別された場合には、記
憶領域RAM12から必要情報を読出して表示・制御を
行う(ステップ128)。
【0030】保守点検や工事等のため、例えば主中継器
12が、火災受信機11からの命令により、もしくは主
中継器12側の操作により、火災受信機11から切り離
されると、当該主中継器12は火災受信機11のポーリ
ングに対し無応答状態となるので(ステップ114の
N)、その旨が記憶領域RAM13の当該主中継器用領
域に記憶される(ステップ116)。保守点検や工事が
終了して当該主中継器を火災受信機11に接続すること
により、主中継器12が火災受信機11のポーリングに
対し応答を開始したとき(ステップ114のY)、記憶
領域RAM13には無応答が記憶されており該記憶領域
RAM13の記憶内容が実際と相異するので、その相異
を比較により判別することにより(ステップ118)、
火災受信機11は当該主中継器が正常な接続状態に復帰
したことを知る。
【0031】正常な接続状態に復帰したことを判別する
と、次に、火災受信機11は、当該主中継器の記憶領域
ROM24のデータ・ベースが、火災受信機11の記憶
領域RAM12に格納されているデータ・ベースと一致
するか否かの判別を行う。すなわち、当該主中継器12
に対して記憶領域ROM24の各データ・ベースの情報
データDB11、DB12、・・・のSUM値SUM1
1、SUM12、・・・を要求し(ステップ120)、
各データ・ベースのSUM値を要求された当該主中継器
(ステップ420のY)は、それら要求されたSUM値
を記憶領域ROM24から読出して送出する(ステップ
422)。
【0032】このようにして当該主中継器からSUM値
が収集されると(ステップ120)、火災受信機11で
は、それら収集したSUM値SUM11、SUM12、
・・・が記憶領域RAM12にすでに記憶されている当
該主中継器12の各データ・ベースの情報データDB1
1、DB12、・・・のSUM値 SUM11、SUM
12、・・・と一致しているか否かを判別する(ステッ
プ122)。一致していれば、当該主中継器12の記憶
領域ROM24の内容は保守点検や工事の際に変更され
ていないので、記憶領域RAM13内の当該主中継器の
無応答を消去した後(ステップ124)、直ちに火災監
視状態に移行する。
【0033】不一致であれば(ステップ122のN)、
当該主中継器12の記憶領域ROM24は保守点検や工
事の際に間取り変更等によって変更されているので、図
4に示したデータ・ベース収集200を行って、火災受
信機の記憶領域RAM12の当該主中継器12領域のデ
ータ・ベースを、当該主中継器の記憶領域ROM24の
内容と一致するように更新し、その後、記憶領域RAM
13内の当該主中継器の無応答を消去する(ステップ1
24)。
【0034】また、火災受信機11は図示しない内蔵タ
イマによって、例えば1週間に1度あるいは1月に1度
というような割合で定期的に(ステップ132)、記憶
領域RAM12の内容をチェックする(ステップ30
0)。すなわち、図5に示すように、記憶領域RAM1
2に格納されている各主中継器ごとに、各データ・ベー
スの情報データを読出してSUM値を計算し(ステップ
306)、同じデータ・ベースのSUM値を読出し(ス
テップ308)、両者が一致していなければ(ステップ
310のN)、図4に示すデータ・ベース収集200を
行って、当該一致していない主中継器からデータ・ベー
スを収集し、記憶領域RAM12の内容を正しいものに
更新する。
【0035】なお、上記実施例では、受信機11は、電
源投入時もしくはイニシャル時に接続されている主中継
器12〜14からその記憶領域ROM24に記憶されて
いるデータ・ベース情報の情報データとSUM値を収集
して記憶領域RAM12に格納するようにしている。と
ころで、受信機11の設置時には記憶領域RAM12は
クリア状態もしくは製造時の検査用データが格納されて
いる状態であり、その記憶データは、主中継器12〜1
4の記憶領域ROM24の記憶データとは異なってい
る。このため、受信機11の電源投入時には、中継器1
2〜13は未接続状態から接続状態に変化し、かつ記憶
領域RAM12とROM24の記憶内容が異なるので、
受信機11はデータ・ベース収集に移行する。従って、
図3において、ステップ102〜106は省略してもよ
い。
【0036】また、上記実施例では、主中継器にデータ
・ベース用記憶領域を設けるようにしたが、他の中継
器、例えば監視用中継器にデータ・ベース用記憶領域を
設け、受信機はデータ・ベース用記憶領域を有する監視
用中継器からデータ・ベース情報を収集して電気的に書
換え可能な記憶手段に記憶させるようにしてもよい。ま
た電気的に書換え可能な記憶手段としてEEP−ROM
を用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数の端末機器
が接続される主中継器の複数個が火災受信機に接続さ
れ、各主中継器には、種々の情報データをデータ・ベー
ス情報として記憶するデータ・ベース用記憶領域が内蔵
され、火災受信機は、主中継器から、データ・ベース用
記憶領域に記憶されているデータ・ベース情報を収集し
て格納し、該格納されたデータ・ベース情報に基づいて
火災監視を行う火災報知設備において、各主中継器のデ
ータ・ベース用記憶領域に、情報データと共に該情報デ
ータの検査合計をも記憶させ、火災受信機は、一旦未接
続状態となった主中継器が接続状態に復帰したことを判
別したとき、接続状態になった主中継器のデータ・ベー
ス用記憶領域に記憶されている検査合計と、収集されて
火災受信機に格納されている検査合計とを比較し、両者
が不一致のときにのみ当該主中継器のデータ・ベース用
記憶領域のデータ・ベース情報を収集して格納するよう
にしたので、両者が一致したときには、双方のデータ・
ベースの個々のデータの比較もしくはデータ・ベースの
収集を行う必要がなく、処理時間を大幅に減少させるこ
とができ、火災監視の中断時間を最小にすることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による火災報知設備を示す系
統図である。
【図2】図1の火災受信機、主中継器、及び表示機の内
部回路を示すブロック回路図である。
【図3】図1及び図2における火災受信機11の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】図1及び図2における火災受信機11の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】図1及び図2における火災受信機11の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】図1及び図2における主中継器12〜14の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図7】図2に示される主中継器のデータ・ベース用記
憶領域ROM24の記憶態様を示す図である。
【図8】図2に示される火災受信機の電気的に書換え可
能な記憶手段(バックアップ電源付きRAM)の記憶態
様を示す図である。
【符号の説明】
11 火災受信機 12〜14 主中継器 31〜71 各種端末機器 MPU1 マイクロプロセッサ ROM11 プログラム等の記憶領域 RAM12 電気的に書換え可能な記憶領域 RAM13 接続状態の記憶領域 MPU2 マイクロプロセッサ ROM21 プログラム等の記憶領域 ROM24 データ・ベース用記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−269797(JP,A) 特開 平4−117595(JP,A) 特開 昭62−272394(JP,A) 特開 平3−142597(JP,A) 特開 昭61−195493(JP,A) 特開 平1−205300(JP,A) 特開 平2−291095(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災受信機に複数の中継器が接続され、
    前記中継器の各々には、複数の端末機器が接続されると
    共に、該各中継器に接続された前記複数の端末機器に関
    する情報データやその他の情報データを含む種々の情報
    データをデータ・ベース情報として記憶するデータ・ベ
    ース用記憶領域が内蔵され、前記火災受信機は、接続さ
    れている前記中継器から、該中継器の前記データ・ベー
    ス用記憶領域に記憶されているデータ・ベース情報を収
    集して格納し、該格納されたデータ・ベース情報の内容
    に基づいて火災監視を行う火災報知設備において、 前記中継器の各々の前記データ・ベース用記憶領域に
    は、前記情報データの検査合計を、前記種々の情報デー
    タごとにもしくは全情報データに対して記憶すると共
    に、 前記中継器の各々には、 前記火災受信機からデータ・ベース情報を要求されたと
    きに、要求された情報データと共に該情報データの検査
    合計を前記データ・ベース用記憶領域から読み出して送
    出するデータ送出手段と、 前記火災受信機から前記検査合計を要求されたときに
    は、該要求された検査合計を計算するか、もしくは前記
    データ・ベース用記憶領域から読み出して送出する検査
    合計送出手段と、を設け、 前記火災受信機には、 前記複数の中継器から送られてくる前記データ・ベース
    情報をそれぞれ各中継器用領域に記憶する電気的に書換
    え可能な記憶手段と、 前記中継器が未接続状態か接続状態かを判別する接続判
    別手段と、 前記中継器が未接続状態から接続状態になったことを前
    記接続判別手段が判別したときに、接続状態になった前
    記中継器に対してそのデータ・ベース用記憶領域に記憶
    されている前記データ・ベース情報の前記検査合計を要
    求すると共に、当該中継器から受信された要求した検査
    合計と前記書換え可能な記憶手段の当該中継器用領域に
    記憶されている前記検査合計とが一致しているか否かを
    判別する検査合計一致判別手段と、 該検査合計一致判別手段が検査合計の不一致を判別した
    ときに、検査合計が一致しなかった前記中継器に対して
    前記データ・ベース情報を要求すると共に、当該中継器
    から受信した前記情報データ及びその検査合計を前記書
    換え可能な記憶手段の当該中継器用領域に記憶させる第
    1の収集手段と、を設けたことを特徴とする火災報知設
    備。
  2. 【請求項2】 前記火災受信機に、 前記第1の収集手段が前記中継器から前記データ・ベー
    ス情報の前記情報データ及びその検査合計を収集したと
    きに、当該中継器から収集した前記情報データとその検
    査合計との検査合計を計算すると共に、当該中継器から
    送出した前記情報データとその検査合計との検査合計を
    要求し、当該中継器から受信した送出した前記情報デー
    タとその検査合計との検査合計と、計算した検査合計と
    が一致しているか否かを判別する受信データ一致判別手
    段と、 該受信データ一致判別手段が不一致を判別したときに、
    前記第1の収集手段を動作させて当該中継器から前記デ
    ータ・ベース情報を再収集させる再収集手段と、を設
    け、 前記中継器に、 送出した前記情報データとその検査合計との前記検査合
    計の要求命令を前記火災受信機から受信したときに、前
    記データ送出手段が送出した前記情報データとその検査
    合計との前記検査合計を算出して送出する検査合計算出
    送出手段を、設けたことを特徴とする請求項1の火災報
    知設備。
  3. 【請求項3】 火災受信機に複数の中継器が接続され、
    前記中継器の各々には、複数の端末機器が接続されると
    共に、該各中継器に接続された前記複数の端末機器に関
    する情報データやその他の情報データを含む種々の情報
    データをデータ・ベース情報として記憶するデータ・ベ
    ース用記憶領域が内蔵され、前記火災受信機は、接続さ
    れている前記中継器から、該中継器の前記データ・ベー
    ス用記憶領域に記憶されているデータ・ベース情報を収
    集して格納し、該格納されたデータ・ベース情報の内容
    に基づいて火災監視を行う火災報知設備において、 前記中継器の各々の前記データ・ベース用記憶領域に
    は、前記情報データの検査合計を、前記種々の情報デー
    タごとにもしくは全情報データに対して記憶すると共
    に、 前記中継器の各々には、 前記火災受信機からデータ・ベース情報を要求されたと
    きに、要求された情報データと共に該情報データの検査
    合計を前記データ・ベース用記憶領域から読み出して送
    出するデータ送出手段と、 前記火災受信機から前記検査合計を要求されたときに
    は、該要求された検査合計を計算するか、もしくは前記
    データ・ベース用記憶領域から読み出して送出する検査
    合計送出手段と、を設け、 前記火災受信機には、 前記複数の中継器から送られてくる前記データ・ベース
    情報をそれぞれ各中継器用領域に記憶する電気的に書換
    え可能な記憶手段と、 火災報知設備の電源投入時もしくはイニシャル時に、接
    続されている前記中継器から前記データ・ベース情報の
    前記情報データ及び前記検査合計を収集して、それぞれ
    前記書換え可能な記憶手段の前記各中継器用領域に記憶
    させる第2の収集手段と、 前記中継器が未接続状態か接続状態かを判別する接続判
    別手段と、 前記中継器が未接続状態から接続状態になったことを前
    記接続判別手段が判別したときに、接続状態になった前
    記中継器に対してそのデータ・ベース用記憶領域に記憶
    されている前記データ・ベース情報の前記検査合計を要
    求すると共に、当該中継器から受信された要求した検査
    合計と前記書換え可能な記憶手段の当該中継器用領域に
    記憶されている前記検査合計とが一致しているか否かを
    判別する検査合計一致判別手段と、 該検査合計一致判別手段が検査合計の不一致を判別した
    ときに、検査合計が一致しなかった前記中継器に対して
    前記データ・ベース情報を要求すると共に、当該中継器
    から受信した前記情報データ及びその検査合計を前記書
    換え可能な記憶手段の当該中継器用領域に記憶させる第
    1の収集手段と、を設けたことを特徴とする火災報知設
    備。
  4. 【請求項4】 前記火災受信機に、 前記第1の収集手段もしくは前記第2の収集手段が前記
    中継器から前記データ・ベース情報の前記情報データ及
    びその検査合計を収集したときに、当該中継器から収集
    した前記情報データとその検査合計との検査合計を計算
    すると共に、当該中継器から送出した前記情報データと
    その検査合計との検査合計を要求し、当該中継器から受
    信した送出した前記情報データとその検査合計との検査
    合計と、計算した検査合計とが一致しているか否かを判
    別する受信データ一致判別手段と、 該受信データ一致判別手段が不一致を判別したときに、
    前記第1の収集手段もしくは前記第2の収集手段を動作
    させて当該中継器から前記データ・ベース情報を再収集
    させる再収集手段と、を設け、 前記中継器に、 送出した前記情報データとその検査合計との前記検査合
    計の要求命令を前記火災受信機から受信したときに、前
    記データ送出手段が送出した前記情報データとその検査
    合計との前記検査合計を算出して送出する検査合計算出
    送出手段を、設けたことを特徴とする請求項3の火災報
    知設備。
  5. 【請求項5】 前記第1の収集手段もしくは前記第2の
    収集手段が前記中継器から前記データ・ベース情報の前
    記情報データ及び該情報データに対する前記検査合計を
    収集したときに、収集した前記情報データの検査合計を
    算出し、その算出結果と収集した前記情報データに対す
    る検査合計とが一致しているかを判別するようにした請
    求項1ないし4いずれか記載の火災報知設備。
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JP4936510B2 (ja) * 2006-02-17 2012-05-23 ホーチキ株式会社 火災報知設備
JP5938245B2 (ja) * 2012-03-19 2016-06-22 能美防災株式会社 火災報知設備
KR102476657B1 (ko) * 2022-05-24 2022-12-13 (주)전원테크 중계기의 모니터링 기능을 갖는 화재감시 시스템

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