JP3152488B2 - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

Info

Publication number
JP3152488B2
JP3152488B2 JP07696292A JP7696292A JP3152488B2 JP 3152488 B2 JP3152488 B2 JP 3152488B2 JP 07696292 A JP07696292 A JP 07696292A JP 7696292 A JP7696292 A JP 7696292A JP 3152488 B2 JP3152488 B2 JP 3152488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
repeater
command
fire
display
fire receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07696292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05282582A (ja
Inventor
昭雄 積治
賢司 武吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP07696292A priority Critical patent/JP3152488B2/ja
Publication of JPH05282582A publication Critical patent/JPH05282582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3152488B2 publication Critical patent/JP3152488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常型やアナログ式の
火災感知器、発信機等の監視端末、及び/または防火
戸、排煙装置、防煙装置等の被制御端末が中継器を介し
て火災受信機に接続されてなる火災報知設備に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記構成の火災報知設備では、中
継器は、火災受信機からの命令により、接続されている
火災感知器等の監視端末からは火災信号や火災現象の物
理量情報を、また、防火戸等の被制御端末からはその状
態情報(開放・閉鎖等)を収集して火災受信機に送出す
ると共に、地区音響装置(地区ベル)を鳴動させたり、
被制御機器を制御したりしている。一方、火災受信機
は、中継器から送出された情報により、火災が発生して
いれば、火災発生地区を表示すると共に主音響装置(主
ベル、火災受信機に内蔵)や地区ベルを鳴動させたり、
被制御端末が接続されている場合には、その地区並びに
関連する場所の被制御機器を中継器を介して制御するよ
うにしている。また、火災受信機は、中継器に地区ベル
鳴動停止命令を送って鳴動中の地区ベルを停止したり、
試験命令を送って中継器やそれに接続されている端末の
試験を行わせ、その結果を収集して表示するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】このような火災報知
設備において、火災受信機による中継器の保守点検のと
き、もしくは火災受信機から中継器や端末の試験を行っ
ている際は、火災報知設備のシステム構成によっては他
の中継器の系統の火災監視が行われなくなったり、ま
た、他の中継器に対する火災監視は可能な場合でも、点
検中もしくは試験中の中継器から頻繁に火災信号が入る
ため、本火災との区別がつきにくく紛らわしいと共に、
火災受信機は試験処理に追われて火災発見が遅れたりす
るという不具合がある。
【0004】また、中継器や端末の故障あるいは増設等
の変更のための工事の際は、火災受信機の電源を落とし
たりするため火災監視が行われない状態になるという問
題がある。
【0005】以上の点に鑑みて、本発明は、中継器が火
災受信機に物理的もしくは信号的に接続されていない状
態でも該中継器単独で火災監視や該中継器の試験を行う
ことができるようにすることにより、一部の中継器が保
守点検中もしくは試験中ひいては故障中等の場合にも、
火災受信機は、他の中継器に対しての通常の火災監視や
その他の処理を行うことを可能とする火災報知設備を得
ることを目的とするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によれば、火災受信機に複数の中継器が接続
され、該各中継器に、複数の監視端末や地区ベル、被制
御端末が、直接もしくは子中継器を介して接続されてな
る火災報知設備において、前記火災受信機には、遮断制
御したい中継器を指定する中継器選択手段と、遮断命令
あるいは遮断解除命令のいずれかを選択する命令選択手
段と、前記中継器選択手段によって指定された前記中継
器に、前記命令選択手段により選択された前記遮断命令
もしくは前記遮断解除命令を送出する送出手段と、前記
中継器の入手情報を要求する返送命令送出手段と、を設
け、前記中継器は、前記火災受信機の前記送出手段によ
り送出された前記遮断命令を受けたときは該遮断命令を
実行した後遮断モードに入り、前記火災受信機から前記
遮断命令および前記遮断解除命令以外の他の命令が来た
ときは該命令を実行せずに前記遮断モードに入る直前の
端末状態情報を前記火災受信機へ送出し、前記遮断解除
命令を受けたときは該遮断解除命令を実行した後前記遮
断モードを解除した状態に入り、前記火災受信機からの
全ての命令を実行するものである。
【0007】また、上記構成に加えるに、中継器が遮断
モードに入ったときにスタートするタイマと、該タイマ
がタイムアップしたときに当該中継器を遮断解除状態に
戻す自動遮断解除手段と、を中継器に設けた火災報知設
備も提供される。
【0008】上記構成に加えるに、さらに、接続されて
いる中継器が遮断モードにあるか否かを判別する遮断判
別手段と、中継器が遮断モードに入ったときにスタート
する、各中継器対応に設けられたタイマと、該タイマが
タイムアップしたときに、該タイムアップしたタイマに
対応する遮断モード中の中継器を遮断解除状態に戻す自
動遮断解除手段と、を火災受信機に設けた火災報知設備
も提供される。
【0009】また、火災受信機からの遮断命令の受け付
の可否を選択する受け付け手段を中継器に追設した火災
報知設備も提供される。
【0010】さらに、中継器を遮断解除状態にする遮断
解除手段を中継器に追設した火災報知設備も提供され
る。
【0011】
【作用】火災受信機からは、中継器選択手段によって指
定された中継器に、命令選択手段により選択された遮断
命令もしくは遮断解除命令が送出される。火災受信機か
ら送出された遮断命令を受けた中継器は、遮断モードと
なって、火災受信機から遮断命令および遮断解除命令以
外の他の命令が来たときは該命令を実行せずに遮断モー
ドに入る直前の端末状態情報を火災受信機へ送出する
これにより、遮断モードとなった中継器では単独で保守
点検や試験等を行うことが可能となると共に、火災受信
機は、他の中継器に対しての通常の火災監視やその他の
処理を行うことが可能である。また、遮断モードとなっ
た中継器からは、火災受信機からの返送命令に対して、
中継器の入手情報と同形式の情報が返送されてくるの
で、火災受信機は遮断モードとなった中継器が故障とな
ったり断線が生じた等の誤認をすることはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は、本発明による火災警報装置のシステム構成を示
す図であり、中央受信機もしくは火災受信機11には複
数個の子受信機もしくは主中継器12〜14が接続され
て示されている。中央受信機すなわち火災受信機11
と、子受信機すなわち主中継器12〜14とは、一方向
に信号の伝送を行うための主ループ信号線21と、他方
向に信号の伝送を行うための副ループ信号線22と、の
例えばそれぞれ1対の信号線からなる2系統の信号線で
ループ状に接続されている。各主中継器12〜14に
は、各種センサや通常の中継器(子中継器)を介して被
制御機器等が接続され、図示の例では、監視用中継器3
1、制御用中継器32、ガス漏れ用中継器33、アナロ
グ式火災感知器(光電式、イオン化式、熱式等)34、
表示機36、通常型の煙感知器41、差動式感知器4
2、定温式感知器43、終端器44、地区音響装置(地
区ベル)46、発信機48、防火戸の閉鎖装置や排煙ダ
ンパの開放装置等の被制御機器51、ガス漏れ検知器6
1、等が接続されて示されている。また、各主中継器1
2〜14には、表示・操作装置71を着脱自在に接続す
ることができる。この表示・操作装置71を主中継器に
接続することにより、本来は火災受信機11から送出さ
れる指令等を主中継器を介して表示・操作装置71から
送出したり、また、本来は火災受信機11に表示される
べきデータを主中継器を介して表示・操作装置71に表
示させるようにすることが可能となる。
【0013】火災受信機11から各主中継器12〜1
4、並びに各主中継器12〜14から火災受信機11に
は、主ループ信号線21及び副ループ信号線22の双方
を介してポーリング信号や返送信号、その他各種の信号
が伝送され、この場合、主ループ信号線21及び副ルー
プ信号線22の双方の信号線には常時同じ信号が流され
る。従って、火災受信機11及び各主中継器12〜14
は、主ループ信号線21及び副ループ信号線22の双方
に常時同じ信号を受信しており、主ループ信号線21側
からの受信がある場合には、主ループ信号線21側の信
号だけを信号処理のために火災受信機や主中継器内部の
図示しない例えばマイクロコンピュータを有する信号処
理部に実際に取り込み、断線等の異常により主ループ信
号線21側からの受信が無くなると、副ループ信号線2
2側で受信された信号を火災受信機や主中継器内部の信
号処理部に取り込む。
【0014】この構成により、通常は主ループ信号線2
1を介する火災受信機11からのポーリング信号に従っ
て、主中継器12〜14は各種センサからの信号を取り
込んで火災監視のための信号処理を行い、その結果を火
災受信機11に返送したり、また、火災が発生したこと
が検出された時には、火災受信機11からの指令により
防火戸等の被制御機器の動作制御を行ったりする。
【0015】図2は、図1における火災受信機11の内
部回路を示しており、該火災受信機11において、MP
U1は、マイクロプロセッサ、ROM11は、後述する
図6及び図7のフローチャートで示されるプログラム等
の記憶領域、ROM12は、接続される端末機器のアド
レス、図1に示す実施例の場合は主中継器12〜14の
アドレスの記憶領域、ROM13は、接続される端末機
器ごとに(図1に示す実施例の場合は主中継器12〜1
4ごとに)、自動解除までに必要な時間、すなわち後述
のタイマTMのタイムアップ時間を登録した端末遮断保
持時間テーブルの記憶領域、ROM14は、主中継器1
2〜14に接続されている端末のテーブルの記憶領域、
ROM15は、連動制御テーブルの記憶領域、である。
なお、リード・オンリ・メモリの記憶領域ROM14、
ROM15の代わりに、ランダム・アクセス・メモリを
設け、接続されている端末のテーブルや連動制御テーブ
ルを主中継器から収集して格納するようにしても良い。
RAM11は、作業領域、RAM12は、制御命令の記
憶領域、RAM13は、各主中継器12〜14から収集
したデータの記憶領域、RAM14は、自動遮断解除用
タイマTMの使用可否記憶領域(フラグで良い)、RA
M15は、遮断モードの主中継器アドレス記憶領域(N
個のフラグで良い)、RAM16は、主中継器に設けら
れた遮断可否用のスイッチSW21の状態記憶用領域
(N個のフラグで良い)、RAM17は、遮断すべき主
中継器アドレスの記憶領域(N個のフラグで良い)、R
AM18は、遮断を解除すべき主中継器アドレスの記憶
領域(N個のフラグで良い)、TRX11は、送信用の
並直列変換器、受信用の直並列変換器、ループ断検出回
路、主・副ループ折り返し接続回路等を有する送受信
部、DP11は、表示部、OP11は、操作部、TM
は、自動的に遮断を解除するためのタイマで、その動作
時間(タイムアップ時間)は、前述のごとく主中継器ご
とに記憶領域ROM13によって決定されている。SW
11は、遮断解除をタイマTMを用いて自動的に行うか
否かの可否を設定するスイッチ、である。
【0016】なお、図4には火災受信機11の外観が示
されており、表示を観察したり操作を行ったりできるよ
うに、表示部DP11及び操作部OP11が外部に露出
して示されている。表示部DP11としては、火災灯1
01、火災地区表示器102、防排煙表示器103、ガ
ス漏れ灯104、ガス漏れ地区表示器105、CRT等
のディスプレイ装置106や、火災後続報灯、防排煙後
続報灯、ガス漏れ後続報灯、火災蓄積中灯、ガス漏れ蓄
積中灯、発信機灯、主音響停止中灯、地区音響停止中
灯、断線中灯、故障灯、復旧中灯、試験中灯、スイッチ
注意灯、交流電源灯、主中継器遮断中灯、等の各種表示
灯107が設けられて示されている。
【0017】また、操作部OP11としては、電源スイ
ッチ121、主中継器遮断スイッチ122、主中継器遮
断解除スイッチ123、(火災)復旧スイッチ124、
火災断定スイッチ125、火災地区後続表示スイッチ、
ガス漏れ地区後続表示スイッチ、防排煙後続表示スイッ
チ、主音響停止スイッチ、地区音響停止スイッチ、火災
試験スイッチ、予備電源試験スイッチ、制御スイッチ、
連動遮断スイッチ、試験復旧スイッチ、試験自動復旧ス
イッチ、表示切換スイッチ、等の各種スイッチ126、
主中継器や主中継器に接続されている端末の番号等の各
種データを入力するテンキー127、主中継器自動遮断
解除スイッチSW11(これは筐体内に設けても良
い)、等の各種スイッチや非常電話の通話器131が設
けられて示されている。
【0018】図3は、図1の主中継器12〜14のいず
れか1つの内部回路(主中継器12〜14は同じ内部回
路構成を有する)、並びに該いずれか1つの主中継器に
接続される表示・操作装置71を示しており、主中継器
12〜14において、MPU2は、マイクロプロセッ
サ、ROM21は、後述の図8及び図9のフローチャー
トで示されるプログラム等の記憶領域、ROM22は、
自己アドレスの記憶領域(DIPスイッチでも良い)、
ROM23は、当該主中継器に接続されている中継器
(子中継器)やアナログ式火災感知器等の端末機器のア
ドレスや種別の記憶領域、ROM24は、連動制御テー
ブルの記憶領域、ROM25は、主ループ信号線21並
びに副ループ信号線22を介して接続されている火災受
信機11や他の主中継器のアドレスの記憶領域、RAM
21は、作業領域、RAM22は、送出データの記憶領
域(遮断モード中は書き換えは行われない)、RAM2
3は、接続されている子中継器やアナログ式火災感知器
等の端末から収集した端末の状態情報(火災信号の有
無、被制御機器の状態(動作・不動作)、火災現象の物
理量、地区ベルの鳴動、不鳴動、等)の記憶領域、RA
M24は、後述の遮断可否用スイッチSW21の状態の
記憶領域(フラグで良い)、RAM25は、遮断モード
中か否かの記憶領域(フラグで良い)、RAM26は、
表示・操作装置71の接続の有無の記憶領域(フラグで
良い)、RAM27は、火災受信機11や他の主中継器
からの制御命令により記憶領域ROM24から読み出さ
れた制御データが格納される、接続被制御端末に対する
制御データの記憶領域、である。SW21は、遮断可否
用のスイッチで、該遮断可否用スイッチSW21がオン
であれば記憶領域RAM24のフラグがオンにセットさ
れ、主中継器は火災受信機11等からの遮断命令を受け
付けられる。CNは、表示・操作装置(パネル)71接
続用のコネクタ、ITは、表示・操作装置(パネル)7
1の接続有無検出回路で、本実施例の場合は、パネル7
1の電源スイッチSW7がオンされたときに電源供給線
に流れる電流をリレー等によって検出するようになって
いる。IF24は、パネル71の表示部DP7に表示さ
せるための信号を出力保持する、例えばD−F/F等の
ラッチ回路や、パネル71の操作部OP7からのスイッ
チ等の操作入力を検出する検出回路を有するインタフェ
ース、TRX21は、火災受信機11の送受信部TRX
11と同様な構成の送受信部、TRX22は、表示機3
6に表示内容を出力する送受信部、TRX23は、端末
機器である中継器31、32、33やアナログ式火災感
知器34と信号の授受を行う、並直列変換器や直並列変
換器を有する送受信部、である。
【0019】図5は、表示・操作装置(パネル)71の
外観を示しており、表示を観察したり操作を行ったりす
ることができるように、表示部DP7や操作部OP7が
外部に露出している。表示部DP7としては、火災信号
または火災と判断される火災現象の物理量を受信したと
きに点灯する火災灯701、その地区を表示する火災地
区表示器702、火災後続報灯703(表示しきれない
火災地区があるときに点灯)、火災蓄積中灯704、発
信機灯705(発信機から火災信号を受信したときに点
灯)、動作した防排煙機器の番号や地区を表示する防排
煙表示器706、防排煙後続報灯707、ガス漏れ信号
を受信したときに点灯するガス漏れ灯708、その地区
を表示するガス漏れ地区表示器709、ガス漏れ後続報
灯710、ガス漏れ蓄積中灯711、交流電源灯71
2、中継器が火災受信機等と遮断状態にあるときに点灯
する(主)中継器遮断中灯713、音響停止中灯71
4、地区音響停止中灯715、断線灯716、故障灯7
17、試験中灯718、電話灯719、スイッチ注意灯
720等の各種表示器や表示灯が示されている。
【0020】また、操作部OP7としては、電源スイッ
チ731、中継器遮断スイッチ732、火災地区後続報
表示送りスイッチ733、防排煙後続報表示送りスイッ
チ734、ガス漏れ後続報表示送りスイッチ735、音
響停止スイッチ736、地区音響停止スイッチ737、
火災蓄積解除スイッチ738、ガス漏れ蓄積解除スイッ
チ739、火災試験スイッチ740、ガス漏れ試験スイ
ッチ741、予備電源試験スイッチ742、連動遮断ス
イッチ743、移報遮断スイッチ744、防排煙機器を
手動で個別に起動制御するための個別起動スイッチ74
5、復旧スイッチ746、制御する防排煙機器の番号や
試験しようとする端末の番号等を入力するテンキー74
7、電話ジャック761、内蔵した音響装置の音響孔7
62等が示されている。
【0021】以上の本発明による火災報知設備の動作を
概説すると、点検や試験、修理を行う等の理由により、
或る主中継器が火災受信機に対して非接続もしくは遮断
状態とされることが望まれた場合には、火災受信機11
(またはパネル71)の操作部OP11(または操作部
OP7)における主中継器遮断スイッチ122(または
732)が操作され、かつテンキー127(または74
7)から該遮断が望まれた主中継器の番号等が入力さ
れ、これにより、火災受信機11(またはパネル71)
から該主中継器に対して遮断命令が送出される。主中継
器側には遮断可否用のスイッチSW21が設けられてお
り、該スイッチSW21がオンとなっていれば、火災受
信機11から遮断命令を受け付けることができて、該主
中継器は遮断状態に移行する。主中継器が遮断状態とな
れば、火災受信機11の表示部DP11の各種表示灯1
07における、該主中継器対応の主中継器遮断中灯が点
灯すると共に、表示・操作装置すなわちパネル71が主
中継器に接続されていれば、該表示・操作装置71の表
示部DP7における主中継器遮断中灯713も点灯す
る。
【0022】遮断状態となった主中継器は、火災受信機
からのポーリングを受けると、遮断状態となる直前の状
態情報を返送し、これにより火災受信機は該主中継器が
無応答では無いので、該主中継器と火災受信機との間に
断線等の異常が無いことを知ることができる。また、遮
断状態となった主中継器は、火災受信機からの遮断解除
命令は受け付けるが、それ以外の命令は受け付けない。
【0023】また、遮断状態にある主中継器は、火災受
信機11(またはパネル71)の操作部OP11(また
は操作部OP7)の主中継器遮断解除スイッチ123
(または遮断解除機能を兼ねる遮断スイッチ732)を
操作することにより当該主中継器に対して遮断解除命令
が送出されて遮断解除されるが、遮断解除を忘れたまま
放置される等のことを考慮してタイマTMを用いて自動
的に遮断解除命令を送出することもできるようにしてい
る。タイマTMにおけるタイマ時間は、各主中継器ごと
に記憶領域ROM13に格納されている。すなわち、主
中継器自動遮断解除スイッチSW11がオフであれば、
遮断状態にある主中継器には、主中継器遮断解除スイッ
チ123の操作により初めて遮断解除命令が送出される
が、主中継器自動遮断解除スイッチSW11がオンであ
れば、遮断状態にある主中継器は、主中継器遮断解除ス
イッチ123の操作を例えば忘れても、記憶領域ROM
13に記憶された当該主中継器のためのタイマ時間が経
過したことをタイマTMが示したときに当該主中継器に
対して自動的に遮断解除命令が送出される。
【0024】遮断状態となった主中継器に表示・操作装
置71を接続すれば、該表示・操作装置71には火災受
信機11と同様の表示部DP7や操作部OP7が設けら
れているので、火災受信機11を介さずに当該主中継器
の点検や試験を行うことが可能である。
【0025】ここに、表示・操作装置71は、点検や試
験等を行うために、火災受信機の表示部や操作部の少な
くとも基本的な構成もしくは必要最小限の機能、例え
ば、主音響装置や、表示部としての火災地区表示器、地
区音響鳴動停止灯、試験中灯、故障表示灯、並びに操作
部としての復旧スイッチ、主音響停止スイッチ、地区音
響停止スイッチ、及び試験スイッチを有している。基本
構成に加えるに、表示・操作装置71の表示部に被制御
機器表示器等を設けても良いし、それに対応させて表示
・操作装置71の操作部に制御用スイッチ等を設けても
良い。
【0026】そして主中継器に表示・操作装置71が接
続されている場合には、主中継器が火災受信機に送出す
る表示命令は同時に表示・操作装置71にも送出され
る。
【0027】主中継器は火災受信機から命令を受けたと
き、該命令に対応する表示命令を表示・操作装置71に
も送出する。
【0028】主中継器は、遮断解除状態のときは、表示
・操作装置71からは該装置71の関連入力だけを受付
け、その他の該装置71からの操作入力等は受付けず、
遮断状態のときは、表示・操作装置71からの操作入力
を受付ける。
【0029】このようにすることにより、主中継器は火
災受信機の助けを借りずに単独で保守点検等を行うこと
が可能であり、また、一部の主中継器が保守点検中であ
ったり、試験中であったり、故障中であったりする場合
にも、火災受信機は他の主中継器に対する通常の火災監
視を行うことを可能とする。
【0030】以下、火災受信機11の動作を示す図6及
び図7のフローチャート並びに主中継器12〜14の動
作を示す図8及び図9のフローチャートを用いて本実施
例の動作について詳細に説明する。
【0031】図6及び図7において、火災受信機11
は、操作部OP11からの遮断入力(S12)もしくは
遮断解除入力(S18)が有ったか否か、すなわち操作
部OP11の遮断スイッチ122もしくは遮断解除スイ
ッチ123が操作されたか否かを判別している。遮断ス
イッチ122が操作されたことが判別されたら(S12
のY)、遮断されるべき主中継器番号をテンキー127
等から読み込み(S13)、次にその遮断されるべき主
中継器が遮断可能か否か、すなわち当該主中継器の側に
設けられている遮断可否用のスイッチSW21がオン状
態に有るか否かを、記憶領域RAM16の該当フラグす
なわち記憶領域RAM16の当該主中継器領域のフラグ
から判別する(S14)。記憶領域RAM16には、前
回のポーリング時に各主中継器の遮断可否用スイッチS
W21の状態が受信されて記憶されており(S33)、
遮断可否用スイッチSW21がオンであれば、火災受信
機側の記憶領域RAM16内の該当フラグもオンとさ
れ、これは、当該主中継器が火災受信機11からの遮断
命令を受け付けることができることを意味する。
【0032】該当フラグがオンであれば(S14の
Y)、当該主中継器は遮断が可能なので、次回のポーリ
ング時に当該主中継器に対して遮断命令を送出すべく、
当該主中継器のアドレスを記憶領域RAM17に書き込
んでおく(S15)(該当フラグをオンにする、すなわ
ち記憶領域RAM17内の当該主中継器用領域にフラグ
を立てるようにしても良い)。
【0033】次に、自動遮断解除スイッチSW11がオ
ンであるか否かを記憶領域RAM14のフラグから判別
する(S16)。自動遮断解除スイッチSW11は遮断
解除をタイマTMを用いて自動的に行うか否かを設定す
るスイッチであり、該スイッチSW11がオンであれば
タイマTMを用いた自動解除を行うべきであることを意
味し、そしてスイッチSW11がオン状態のときは記憶
領域RAM14にフラグが立てられる。従って、図6の
ステップS16では、記憶領域RAM14にフラグが立
っているか否かでスイッチSW11がオンであるか否か
すなわち遮断の自動解除を行うべきか否かを判断し、フ
ラグが立っていれば(S16のY)、タイマTMがセッ
トされる(S17)。自動解除までに必要なタイマ時
間、すなわちタイマTMのタイムアップ時間は、主中継
器ごとに記憶領域ROM13に登録されている。なお、
本実施例では主中継器ごとにタイムアップ時間を異なら
せているが、全主中継器に対して同じタイムアップ時間
としても良い。
【0034】一方、操作部OP11から、遮断解除スイ
ッチ123が操作されたことが判別されたら(S18の
Y)、遮断解除対象の主中継器番号をテンキー127等
から読み込んで該当アドレスを得、次回にポーリングす
る際に当該主中継器に遮断解除命令を送出すべく該アド
レスを記憶領域RAM18に書き込んでおく(S1
9)。(記憶領域RAM18内の該当フラグをオンにす
るようにしても良い)。
【0035】また、ステップS17でセットされたタイ
マTMのタイマ時間が終了してタイムアップしたことが
判別されたら(S20のY)、遮断モード中の主中継器
を登録している記憶領域RAM15のアドレス内容を、
次回にポーリングする際に当該主中継器に対して遮断解
除命令を送出すべく記憶領域RAM18に書き込んでお
く(S21)。なお、記憶領域RAM15には、ステッ
プS32及びS35で後述するように、火災受信機11
が主中継器からの信号を受信するごとに、該受信信号の
内容から、各主中継器が現在遮断状態にあるか遮断解除
状態にあるかが判別されて書き込まれている。
【0036】以上の操作部OP11の主中継器遮断スイ
ッチ122及び主中継器遮断解除スイッチ123からの
遮断入力もしくは遮断解除入力が有ったか否かの判別、
並びにタイムアップが有ったか否かの判別の後、n 番
主中継器に対して信号の送出が行われる。すなわち、記
憶領域RAM17にn番主中継器のアドレスが有れば
(S23のY)、当該n番主中継器に対して遮断命令を
送出し、その後、記憶領域RAM17内の対応アドレス
を消去し(S24)、また、記憶領域RAM18にn番
主中継器のアドレスが有れば(S25のY)、当該n番
主中継器に対して遮断解除命令を送出して記憶領域RA
M18内の対応アドレスを消去し(S26)、記憶領域
RAM12に制御命令が有れば(S27のY)、制御命
令を送出して対応の制御命令を消去し(S28)、そし
ていずれも無ければ当該n番主中継器に対して状態情報
等の返送命令を送出する(S29)。なお、記憶領域R
AM18にアドレスが有る場合、即座に遮断解除命令を
送出するのではなく、当該主中継器が遮断状態であるか
否かを記憶領域RAM15の内容から確認し、該記憶領
域RAM15に遮断状態が登録されている場合にのみ、
遮断解除命令を送出するようにしても良い。
【0037】図7のフローチャートには、火災受信機1
1が主中継器から信号を受信する場合の動作について示
されており、火災受信機11が主中継器から信号を受信
すると、該受信信号を収集データ用記憶領域RAM13
の当該n番主中継器用領域に格納し(S30)、受信信
号中に、当該主中継器が遮断状態にあることを示す遮断
中信号が有れば(S31のY)、記憶領域RAM15の
該当領域にn番アドレスを書き込むかもしくは該当フラ
グをオンし(S32)、遮断解除信号が有れば(S34
のY)、記憶領域RAM15の該当領域のn番アドレス
を消去するかもしくは該当フラグをオフし(S35)、
このようにして記憶領域RAM15には常に各主中継器
が遮断モード状態にあるか否かが登録される。さらに、
受信信号中には、主中継器に設けられた遮断可否スイッ
チSW21のオン(可)・オフ(否)に関する情報も含
まれているので、そのオン・オフを判別して記憶領域R
AM16の例えば該当フラグをオン・オフすることで登
録する(S33)。
【0038】そして受信信号中に火災信号が有れば(S
36のY)、火災地区を表示したり主ベルを鳴動させた
りし(S37)、また、地区音響鳴動命令や防排煙機器
のオン・オフ等の制御命令を送出する必要が有れば(S
38のY)、次のポーリング時にそれら制御命令を送出
するために連動制御テーブルROM15等を参照して記
憶領域RAM12にセットする(S39)等の火災処理
を行う。なお、図6及び図7のフローチャートには示さ
れていないが、例えば地区音響鳴動停止スイッチ等が操
作されていれば、記憶領域RAM12には、その制御命
令もセットされる。
【0039】また、受信信号中に火災信号がなく、受信
信号中に表示すべき情報が有れば(S40のY)、例え
ば遮断中信号が有れば主中継器遮断中灯を表示し、防火
戸等の被制御機器の動作状態信号が有ればその状態を表
示器に表示する等の表示処理が行われる(S41)。
【0040】図8及び図9において、主中継器12〜1
4は、火災受信機11から呼び出しを受け(S52の
Y)、遮断命令を受信すると(S53のY)、遮断モード
に移行(記憶領域RAM25のフラグをオン)し(S5
4)、遮断解除命令を受信すると(S55のY)、遮断モ
ードを解除(記憶領域RAM25のフラグをオフ)し
(S56)、それぞれ火災受信機11に遮断中信号もし
くは遮断解除信号を送出する。
【0041】火災受信機11から呼び出しを受けたと
き、現在が遮断モードならば(記憶領域RAM25のフ
ラグがオン)(S57のY)、遮断解除命令以外は受け
付けないので(図8ではステップS53で遮断命令も受
け付けるように示されているが遮断モード中にさらに遮
断命令が送出されてきても無意味)、遮断解除命令の受
信でなければ(S55のN)、遮断中の主中継器が火災
受信機のポーリングに対して無応答となって火災受信機
が無接続状態と判断するのを防止するため、記憶領域R
AM22に記憶されている情報を火災受信機に送出する
(S62)。記憶領域RAM22には、遮断直前の端末
状態情報がステップS68で後述するように記憶されて
いる。
【0042】火災受信機11から呼び出しを受けたと
き、現在が遮断モードでなく(記憶領域RAM25のフ
ラグがオフ)(S57のN)、そして遮断命令の受信で
もなく(S53のN)、遮断解除命令の受信でもないな
らば(S55のN)、火災受信機や他の主中継器からの
制御命令の受信か否かを判別し、制御命令の受信であれ
ば(S58のY)、対応する制御データを記憶領域RO
M24から読み出して記憶領域RAM27に格納する
(S59)。記憶領域RAM27に格納された内容によ
り、後述するように、火災受信機11等からの呼び出し
も無く(S52のN)、また、表示・操作装置71から
の入力も無いときに(S63のN)、ステップS70で
対応の端末が制御される。
【0043】制御命令の受信ではなく(S58のN)そ
の他の命令の受信であれば(S60のN)、その命令に
従った処理を行う(S61)。制御命令の受信の場合
も、その他の命令の受信の場合も、それぞれの処理を行
った後、記憶領域RAM22に記憶されている端末状態
情報を火災受信機に返送する(S62)。制御命令の受
信でも無く、また、その他の命令の受信でも無い場合に
は(S60のY)、これは単に端末状態情報の返送命令
であることを意味し、記憶領域RAM22に記憶されて
いる状態情報を火災受信機に返送する(S62)。該返
送された状態情報により火災受信機では火災発生の有無
等の監視を行う。
【0044】火災受信機等からの呼び出しが無く(S5
2のN)、かつ表示・操作装置すなわちパネル71から
の操作入力が無いときは(S63のN)、遮断可否スイ
ッチSW21のオン/オフ状態を読み込むと共に、接続
されている子中継器31、32、33やアナログ式火災
感知器34の端末状態情報(火災信号の有無、被制御機
器の動作状態、ガス漏れ信号の有無、火災現象の物理
量、断線の有無、等)を読み込む(S64)。
【0045】端末状態情報は、端末状態情報を処理する
ために用いられる端末状態情報の記憶領域RAM23
と、該端末状態情報を火災受信機へ送出するために用い
られる情報送出用の記憶領域RAM22と、の双方に格
納されるが、これら記憶領域RAM23及びRAM22
の内容の、今回読み込まれた端末状態情報での書き換え
は、今回読み込まれた端末状態情報が前回読み込まれて
記憶領域RAM23に格納されている端末状態情報から
変化が有った場合にのみ行われるようにしている。
【0046】また、前回と今回との間に変化が有って
(S65のY)、端末状態情報の書き換えを行う場合、
当該主中継器が遮断状態でないときは(S66のN)、
端末状態情報の記憶領域RAM23と、情報送出用の記
憶領域RAM22と、の双方の内容が今回読み込まれた
端末状態情報で書き換えられ(S68)、これに対し、
当該主中継器が遮断状態のときは(S66のY)、端末
状態情報の記憶領域RAM23の内容だけが今回読み込
まれた端末状態情報で書き換えられるようにしている。
このようにすることにより、遮断モードもしくは遮断状
態中には、状態情報送出用の記憶領域RAM22内の遮
断直前に書き込まれた状態情報が火災受信機に対して送
出され、このことは、例えば遮断状態で試験を行ってい
るとき等の異常状態を表す、端末状態情報の記憶領域R
AM23に書き込まれた信号が火災受信機に送出される
ことを阻止する。なお、端末状態情報に変化が有った場
合にのみ記憶領域RAM23やRAM22の書き換えを
行うようにしたものを示したが、変化が無い場合でも、
遮断モードでないときは読み込んだ情報でもって双方の
記憶領域の更新を行い、遮断モードのときは記憶領域R
AM23だけの更新を行うようにしても良い。
【0047】火災受信機11や他の主中継器からの呼び
出しが無く(S52のN)、かつ表示・操作装置71か
らの入力がないときには(S63のN)、また、記憶領
域RAM27に制御データが有れば(S69のY)、該
制御データに基づく、地区ベルの鳴動/鳴動停止、防排
煙機器の動作/復旧、等の対応する端末制御処理が行わ
れる(S70)。記憶領域RAM27には、ステップS
59で前述した火災受信機等からの制御データや、ステ
ップS85で後述するように、表示・操作装置71から
入力される制御データが格納されている。
【0048】そして、火災受信機や他の主中継器から受
信した信号中、もしくは火災受信機や他の主中継器に送
出した信号中や、子中継器等から読み込んだ情報や制御
内容に表示・操作装置(パネル)71に表示すべき内容
が有れば(S71のY)、その表示内容をインタフェー
スIF24に出力する。これにより、パネル71が主中
継器に接続されていれば、該パネルの表示部DP7に表
示された内容から主中継器の状態をモニタすることがで
きる。なお、パネル71に表示すべき内容が有れば、そ
の表示内容をインタフェースIF24に常時出力するよ
うにしているが、パネル71が接続されているときにの
み表示内容をインタフェースIF24に出力するように
しても良い。
【0049】表示・操作装置に表示すべくステップS7
2でインターフェースIF24に出力される表示内容を
具体的に述べれば、 [1]主中継器が火災受信機に送出した信号中に火災受
信機に表示すべき内容が有れば、同じ内容を表示・操作
装置にも表示させるべくインターフェースIF24を介
して表示・操作装置にも送出する。例えば、S54にお
ける遮断中信号、及びS56における遮断解除信号、等
が挙げられる。また、スイッチSW21が操作された結
果としてS64で読込まれたSW21の状態情報が前回
に読込まれたSW21の状態情報から変化した場合に
は、該変化情報はS68において記憶領域RAM22に
格納されて、該格納された変化情報は、火災受信機に表
示すべくS62で火災受信機に送出されるが、同じ変化
情報は表示・操作装置にも送出され、さらに、S70に
おいて端末制御が行われた結果として、S64で読込ま
れた当該端末の状態情報が前回に読込まれた該端末の状
態情報から変化した場合には、該変化情報はS68にお
いて記憶領域RAM22に格納され、該格納された変化
情報は火災受信機に表示すべくS62で火災受信機に送
出されるが、端末に関する同じ状態情報は表示・操作装
置にも送出される。 [2]また、主中継器が火災受信機からの命令を受けた
とき、該命令に対応する表示内容をインターフェースI
F24を介して表示・操作装置にも出力する。すなわ
ち、S59及びS61での制御データに対応する表示内
容であり、例えば、防火戸の開閉命令や、地区ベルの停
止命令等が挙げられる。
【0050】一方、当該主中継器に対して表示・操作装
置すなわちパネル71からの入力があれば(S63の
Y)、図9に示す処理に行く。表示・操作装置すなわち
パネル71はそもそも点検や試験、並びに何等かの理由
で当該主中継器が火災受信機と不接続状態すなわち遮断
状態になったとき等に、主中継器と一体になっていわば
火災受信機の代わりをするためにあり、該表示・操作装
置の表示部及び操作部としては、火災受信機が有する少
なくとも基本的な構成は最低限設けられるべきである。
基本的な構成に加えるに被制御表示器等の追加の構成も
加えることができるのはもちろんである。また、表示・
操作装置は、表示部におけるランプやディスプレイ画面
等の表示機能と、操作部におけるスイッチ等の操作機能
と、だけを有し、判断部や、表示内容を作成するための
データ処理部等は有していない。従ってパネルに表示さ
れる内容は、必ず主中継器から与えられる。また、操作
部におけるスイッチ等が操作された場合でも、その内容
は主中継器に与えられ、その内容に基づく表示の必要が
有れば、主中継器からパネルに対して表示命令が与えら
れる。
【0051】このように表示・操作装置すなわちパネル
は、いわば火災受信機の代わりをするものであるので、
火災受信機と当該主中継器とが接続されているとき、す
なわち当該主中継器が遮断状態にないとき(記憶領域R
AM25のフラグはオフ)は、主中継器はパネルにのみ
関連する操作入力もしくは命令入力以外はパネルからの
操作入力は受け付けないようにしている(S81の
N)。パネルのみに関連する操作入力としては、図9の
実施例では、遮断命令(S73)、遮断解除命令(S7
5)、後続表示命令(S77)、音響停止/解除命令(S
79)、が挙げられている。
【0052】以下、パネルのみに関連する操作入力を説
明する。まず、遮断命令及び遮断解除命令について説明
する。本実施例では、火災受信機11の操作部OP11
における主中継器遮断スイッチ122を操作することに
より火災受信機から送出される遮断命令だけではなく、
パネル71の操作部OP7における中継器遮断スイッチ
732を操作することによりパネル71から発せられる
遮断命令をも受け付けることができるようになってい
る。従って、パネル71からの入力が遮断命令信号の入
力であり、記憶領域RAM24のフラグがオンであれば
(S73のY)、記憶領域RAM25にフラグを立てる
ことにより当該主中継器を遮断モードにセットし、当該
主中継器が遮断モードにセットされたことを表示するた
めに遮断中信号を火災受信機並びに表示・操作装置すな
わちパネルに送出する(S74)。同様に、パネル71
からの入力が遮断解除命令の入力であれば(S75の
Y)、記憶領域RAM25のフラグを消去することによ
り当該主中継器の遮断モードをリセットし、当該主中継
器の遮断モードが解除されたことを表示するために遮断
解除信号を火災受信機並びにパネル71に送出する(S
76)。なお、主中継器は、表示・操作装置71から遮
断命令信号の入力があったとき、直ちに遮断モードに移
行せず、火災受信機に表示・操作装置71からの遮断命
令信号を転送し、この転送に基づいて火災受信機から遮
断命令を受信したとき(S53のY)に遮断モードに移
行するようにしても良い。
【0053】また、表示・操作装置から後続表示信号が
入力されれば(S77のY)、対応する後続表示内容が
有る場合には、その内容がインタフェースIF24に出
力される(S78)。この後続表示信号について説明す
ると、前述のように、表示・操作装置は表示機能と操作
機能とだけを有しており判断部やデータ処理部等は有し
ていないので、今、パネルに表示すべき多量の内容が主
中継器に有って、パネルすなわち表示・操作装置の表示
部に一度に表示しきれない場合には、主中継器では一部
の表示内容だけを表示し、残りの表示については、その
表示が済んで、表示・操作装置から、残りの表示内容を
要求する後続表示信号が入力されたときに、まだ残りの
後続表示内容が有ればそれを表示・操作装置71に送出
するようにしている。
【0054】さらに、表示・操作装置71から音響停止
/停止解除信号が入力されたときは(S79のY)、イ
ンタフェースIF24を介して表示・操作装置71内の
音響装置(火災受信機の主音響装置に対応)の鳴動を停
止したり停止解除したりする(S80)。
【0055】記憶領域RAM25のフラグがオンで当該
主中継器が遮断状態もしくは遮断モードのときは(S8
1のY)、火災受信機との間での信号の授受が行われ
ず、それに代わって、上述の表示・操作装置71にのみ
関連する操作入力に加えて、表示・操作装置71の操作
部OP7からの、地区ベル停止/解除命令(S82)
や、各種制御命令(S84)や、試験命令(S86)
や、復旧命令(S88)等の命令入力もしくは操作入力
を受け付けることが可能な状態となる。これにより、当
該主中継器や該主中継器に接続されている端末等の保守
点検や試験等を表示・操作装置71により行うことが可
能となる。なお、当該主中継器は、遮断モードのときは
上記のように、火災受信機からのポーリングに対して無
応答となるのを防止するため、呼び出されたときに、記
憶領域RAM22に記憶されている遮断モードに移行す
る直前の状態情報を返送する。
【0056】従って、表示・操作装置71の操作部OP
7から、地区ベル鳴動停止/停止解除の命令信号が入力
したときは(S82)、地区ベルの鳴動を停止したり解
除したりし(S83)、制御命令が入力したときは(S
84のY)、対応する制御データをテンキー747から
読み込んだり記憶領域ROM24から読み出して記憶領
域RAM27にセットし(S85)、試験命令が入力し
たときは(S86のY)、例えば試験回路TSを動作さ
せて試験を行う等の試験処理を行い(S87)、火災復
旧命令が入力したときは(S88のY)、主中継器や動
作状態にある端末を監視状態に復旧させる処理を行う
(S89)。
【0057】そして、パネル71の表示部DP7に表示
すべき内容が有れば(S71のY)、インタフェースI
F24に出力して表示させる(S72)。例えば、制御
命令の入力のときは、該制御命令に応じた制御動作の結
果を表示することが必要な場合には、その結果の表示信
号がインタフェースIF24に出力され、試験命令の入
力のときは、該試験中である旨の表示がインタフェース
IF24に出力され、試験命令の結果の表示が必要な場
合には、その結果の表示信号がインタフェースIF24
に出力され、復旧命令が入力したときは、該復旧命令に
応じて復旧処理が完了した場合に復旧中である旨の表示
を消去させるための信号がインタフェースIF24に出
力される等である。
【0058】なお、図9に示された表示・操作装置71
の入力処理は、表示・操作装置71が接続されていると
き(記憶領域RAM26のフラグがオン)にのみ行うよ
うにしても良い。
【0059】ところで、上記実施例では、表示・操作装
置71から主中継器の遮断をかけられるようにしたが、
火災受信機側のみ主中継器の遮断をかけられるようにし
ても良い。
【0060】また、遮断可否スイッチSW21を各主中
継器に設けるようにしたが、火災受信機側に設けるよう
にしても良い。
【0061】また、上記実施例では、主中継器は、表示
・操作装置71に表示内容を直接出力するようにしたが
(表示内容は記憶領域ROM22やROM23にデータ
ベースとして端末アドレスや連動制御データと共に記憶
されていて、表示が必要なときにはそのデータが読み出
されてインタフェースIF24に出力され保持され
る)、表示・操作装置71にマイクロコンピュータやデ
ータベース用のRAMすなわちランダム・アクセス・メ
モリを設け、表示・操作装置71を主中継器に接続した
ときに、主中継器から記憶領域ROM22やROM23
に記憶されている表示や制御に必要なデータベースを読
み出して表示・操作装置のRAMすなわちランダム・ア
クセス・メモリに格納しておき(これにより、火災受信
機、主中継器、表示・操作装置のデータベースがその主
中継器に対して一致する)、主中継器は火災受信機に記
憶領域RAM22の情報を送出するときに同時に同じ内
容をインタフェースIF24にも出力し、表示・操作装
置71はインタフェースIF24から入力する送出情報
を、先にRAMすなわちランダム・アクセス・メモリに
読み込んでいるデータベースを参照して表示するように
しても良い。
【0062】さらに、主中継器に設けられた遮断可否ス
イッチSW21がオンのときに火災受信機が主中継器に
対して遮断命令を送出することができるようにしたもの
について説明したが、この遮断可否スイッチSW21を
オフしたときには遮断状態にある主中継器を遮断解除さ
せる遮断解除機能をも該スイッチSW21に持たせるよ
うにしても良い。また、遮断解除機能を有する別のスイ
ッチを設けるようにしても良い。
【0063】また、上記実施例では、タイマTMを各主
中継器に対応させて火災受信機側に設けるようにしたも
のを示したが、各主中継器側に個々にタイマを設けるよ
うにしても良い。
【0064】なお、火災受信機に設けられる表示部とし
ては、交流電源灯、火災灯(火災感知器や発信機から出
力される火災信号もしくは火災と判断された火災現象の
物理量信号を受信したときに点灯)、火災地区表示装置
(火災地区窓、等)、発信機灯(発信機から火災信号を
受信したことを表示、感知器からの信号と区別するた
め)、スイッチ注意灯(スイッチが定位に無いときに点
灯)、試験灯(火災試験等を行っているときに点灯)、
断線表示灯、等が最低必要な表示装置であり、それ以外
に、蓄積中灯(蓄積動作に入ったら点灯)、蓄積解除
灯、電話灯(発信機の電話プラグに電話のジャックが差
し込まれたら点灯)、連動遮断中灯、移報遮断中灯、等
がある。さらに、ガス漏れ検知器が接続されるものにあ
っては、ガス漏れ灯、ガス漏れ地区表示装置、等が設け
られ、防排煙機器連動機能のあるものについては、防排
煙機器の動作を表示する表示器や表示灯が設けられてい
る。
【0065】また、操作部は、主音響停止スイッチ、地
区音響停止スイッチ、復旧スイッチ(火災信号を受けて
動作状態になった火災受信機、中継器や感知器等を監視
状態に戻す)、火災試験スイッチ、等が最低限必要な操
作スイッチであり、それ以外に設けられるスイッチとし
ては、蓄積/蓄積解除スイッチ(蓄積機能がある場
合)、移報遮断スイッチ、火災報後続表示スイッチ、予
備電源試験スイッチ、テンキー(Ten Key)、等があ
る。さらに、ガス漏れ検知器が接続されるものにあって
は、ガス漏れ試験スイッチ、ガス漏れ報後続表示スイッ
チ、等が設けられ、防排煙連動機能のあるものについて
は、連動遮断スイッチ(火災信号に連動して防排煙機器
が制御されるのを禁止する)、個別制御用スイッチ、等
がある。
【0066】従って、可搬式の表示・操作装置71に
は、火災受信機に設けられている表示装置や操作装置と
同じものを設けるようにしても良いが、火災受信機に要
求される最低限の表示装置、すなわち交流電源灯、火災
灯、火災地区表示装置(火災地区窓、等)、故障表示
灯、断線表示灯、発信機灯、スイッチ注意灯、等を表示
部として設け、また、要求される最低限の操作装置、す
なわち主音響停止スイッチ、地区音響停止スイッチ、復
旧スイッチ、火災試験スイッチ、等を操作部として設け
れば良い。
【0067】また、ガス漏れ検知器も接続される場合に
は、ガス漏れ灯、ガス漏れ地区表示装置、等を表示部
に、ガス漏れ試験スイッチ、等を操作部にそれぞれ設
け、防排煙機器連動機能が設けられる場合には、防排煙
機器の動作を表示する表示灯、等を表示部に、連動遮断
スイッチ、個別制御用スイッチ、等を操作部にそれぞれ
設けるようにすれば良い。
【0068】
【発明の効果】以上、本発明によれば、火災受信機から
は、指定された主中継器に、選択された遮断命令もしく
は遮断解除命令が送出され、火災受信機から送出された
遮断命令を受信した主中継器は、遮断モードとなって、
火災受信機から遮断命令および遮断解除命令以外の他の
命令が来たときは該命令を実行せずに遮断モードに入る
直前の端末状態情報を火災受信機へ送出するようにした
ので、遮断モードとなった主中継器を、表示・操作装置
を用いて単独で保守点検や試験等を行っている間に、火
災受信機では他の主中継器に対しての通常の火災監視や
その他の処理を行うことが可能であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による火災報知設備を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示される火災受信機11の内部回路を示
すブロック回路図である。
【図3】図1に示される主中継器12、13、14の内
部回路を示すブロック回路図である。
【図4】図1に示される火災受信機11の外観を示す斜
視図である。
【図5】図1に示される表示・操作装置71の外観を示
す正面図である。
【図6】火災受信機11の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】火災受信機11の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】主中継器12〜14の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】主中継器12〜14の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11 火災受信機 12〜14 主中継器 71 可搬式の表示・操作装置 ROM13 端末遮断保持時間テーブル RAM14 自動遮断解除用タイマTMの使用可否記
憶領域 RAM15 遮断モードにある主中継器アドレス記憶
領域 RAM16 遮断可否用のスイッチSW21の状態記
憶用領域 RAM17 遮断すべき主中継器アドレスの記憶領域 RAM18 遮断を解除すべき主中継器アドレスの記
憶領域 DP11 表示部 OP11 操作部 122 主中継器遮断スイッチ 123 主中継器遮断解除スイッチ SW11 主中継器自動遮断解除スイッチ TM タイマ RAM22 データ送出用の記憶領域 RAM23 端末状態情報の記憶領域 RAM24 遮断可否用スイッチSW21の状態の記
憶領域 RAM25 遮断モード中か否かの記憶領域 RAM26 表示・操作装置71の接続の有無の記憶
領域 SW21 遮断可否用のスイッチ CN パネル接続用のコネクタ DP7 表示部 OP7 操作部 713 中継器遮断中灯 732 中継器遮断スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災受信機に複数の中継器が接続され、
    該各中継器に、複数の監視端末や地区ベル、被制御端末
    が、直接もしくは子中継器を介して接続されてなる火災
    報知設備において、 前記火災受信機には、 遮断制御したい中継器を指定する中継器選択手段と、 遮断命令あるいは遮断解除命令のいずれかを選択する命
    令選択手段と、 前記中継器選択手段によって指定された前記中継器に、
    前記命令選択手段により選択された前記遮断命令もしく
    は前記遮断解除命令を送出する送出手段と、 設け、 前記中継器は、前記火災受信機の前記送出手段により送
    出された前記遮断命令を受けたときは該遮断命令を実行
    した後遮断モードに入り、前記火災受信機から前記遮断
    命令および前記遮断解除命令以外の他の命令が来たとき
    は該命令を実行せずに前記遮断モードに入る直前の端末
    状態情報を前記火災受信機へ送出し、前記遮断解除命令
    を受けたときは該遮断解除命令を実行した後前記遮断モ
    ードを解除した状態に入り、前記火災受信機からの全て
    命令を実行することを特徴とする火災報知設備。
  2. 【請求項2】 前記中継器が前記遮断モードに入ったと
    きにスタートするタイマと、 該タイマがタイムアップしたときに当該中継器を前記遮
    断解除状態に戻す自動遮断解除手段と、を前記中継器に
    設けた請求項1の火災報知設備。
  3. 【請求項3】 接続されている前記中継器が遮断モード
    にあるか否かを判別する遮断判別手段と、 前記中継器が前記遮断モードに入ったときにスタートす
    る、前記各中継器対応に設けられたタイマと、 該タイマがタイムアップしたときに、該タイムアップし
    たタイマに対応する前記遮断モード中の前記中継器を前
    記遮断解除状態に戻す自動遮断解除手段と、を前記火災
    受信機に設けた請求項1の火災報知設備。
  4. 【請求項4】 前記火災受信機からの前記遮断命令の受
    け付の可否を選択する受け付け手段を前記中継器に有し
    た請求項1ないし3いずれかの火災報知設備。
  5. 【請求項5】 前記中継器を前記遮断解除状態にする遮
    断解除手段を前記中継器に有した請求項1ないし4いず
    れかの火災報知設備。
JP07696292A 1992-03-31 1992-03-31 火災報知設備 Expired - Fee Related JP3152488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07696292A JP3152488B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 火災報知設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07696292A JP3152488B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 火災報知設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05282582A JPH05282582A (ja) 1993-10-29
JP3152488B2 true JP3152488B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=13620418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07696292A Expired - Fee Related JP3152488B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 火災報知設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3152488B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05282582A (ja) 1993-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4996518A (en) Fire alarm system
JPH08115482A (ja) 防災システムの表示装置
JP2005122489A (ja) 火災報知設備用端末機器の試験装置
JP3152487B2 (ja) 火災報知設備
JP3152488B2 (ja) 火災報知設備
JP3783992B2 (ja) 音声警報装置、住棟用受信機及び共同住宅用火災報知システム
JP3268508B2 (ja) 防災設備
JP2004110641A (ja) 火災受信機
JP3210055B2 (ja) 火災報知設備
JP6799112B2 (ja) 火災報知設備
KR20000051230A (ko) 화재 감시 및 관리장치
JPH09115081A (ja) 火災試験機能を備えた火災受信機及びこれを用いた火災非常放送連動システム
JP3212688B2 (ja) 火災報知設備
JP2823961B2 (ja) 警報受信機
JP2004118805A (ja) 火災報知設備
JP3140559B2 (ja) 火災報知設備
JPH11283149A (ja) 自動火災報知システム
JP3152502B2 (ja) 火災報知設備
JP3300579B2 (ja) 防災監視制御盤
JP2825967B2 (ja) 防災監視装置
JP2002170167A (ja) 火災報知システム
JP2001325675A (ja) ガス火災警報器
JPH0516640B2 (ja)
JP3103678B2 (ja) 火災報知設備
JP2000099842A (ja) 自火報システムにおける防災受信機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees