JP3405554B2 - 警報システム - Google Patents
警報システムInfo
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Description
理部と、サブ処理部を集中監視するメイン処理部とを備
える警報システムに関するものである。
知システムがある。従来のこの種の自動火災報知システ
ムでは、感知器の火災感知状況を監視しておき、火災発
生時に地区音響を鳴動させて火災発報を行う。また、火
災を感知して警報を行う本来の自動火災報知機能の他
に、防火戸などの防排煙装置を連動動作させ、火災によ
る被害を少なくする防火機能を一体に備えるものもあ
る。
と、1つの処理部で一括して各装置の監視制御を行うこ
とは難しい。また、1つの処理部だけであると、処理の
遅れにより、火災発報の遅れなどの甚大な問題を生じる
恐れがある。そこで、例えば感知器、地区音響、防排煙
装置などを種別などに応じて集中監視する中継器を別個
に設け、この中継器を介して受信機が火災監視及び火災
発生時の対応のための指令を与えるものがある。つま
り、この種の自火報システムでは、中継器で受信機の機
能を分散処理させ、受信機の負担を軽減し、迅速に処理
を行えるようにしてある。
の保守点検以外に中継器の保守点検も必要となり、また
施工も面倒であるという問題があった。そこで、従来の
中継器の機能部を受信機内部に組み込むことが考えられ
る。しかし、このようにすると、受信機内部の配線が複
雑になり、且つ回線の増設に容易に対応できないという
問題があった。
を受信機内に設け、すべてのサブ処理部を管轄するメイ
ン処理部とを受信機内に設け、メイン処理部とサブ処理
部とを複数本の信号線で接続し、信号線を介して時分割
多重で信号伝送を行うことにより、配線を簡素にし、且
つサブ処理部の増設を容易として、回線の増設に容易に
対応させることが考えられる。
に時分割多重で信号伝送を行う場合には、緊急度の高い
事態に対する速やかな対応が必要である。例えば、自火
報システムでは火災発生時には迅速に対応させることが
必要である。また、上述のように回線の増設に対応させ
る場合、回線の増設に伴いメイン処理部でその回線に対
応するデータ変更が必要である。この場合には、従来で
はそのデータを記憶するPROMの取替で対応していた
ため、回線の増設に容易に対応できないという問題があ
った。
あり、その第1の目的とするところは、緊急度の高い情
報に対する迅速な対応を可能とし、第2の目的とすると
ころは、回線増設に伴うデータ変更を容易に行える警報
システムを提供することにある。
目的を達成するために、各種の異常状態を検知する複数
の感知装置、異常事態に対処する複数の異常対処装置、
あるいは異常状態の発生状況や発生箇所などを表示する
複数の表示装置などの監視制御を行う警報システムにお
いて、上記複数の装置をまとめて管轄する複数のサブ処
理部と、これらサブ処理部に対して監視データの受け渡
し要求、あるいは各装置の制御指令を与えて各サブ処理
部が管轄するすべての装置の監視制御を行うメイン処理
部とを受信機が備え、メイン処理部からサブ処理部に対
して信号を送信する送信信号線と、サブ処理部からの返
信信号を受ける返信信号線、及び送受信の同期をとるた
めのクロック信号を伝送するクロック信号線でサブ処理
部とメイン処理部との間を接続し、定常時にメイン処理
部がサブ処理部を順次サイクリックにアクセスして、監
視データを取り込む定常ポーリングを行い、緊急度の高
い事態が生じたことをサブ処理部からメイン処理部に知
らせる特種信号線を設け、特種信号の受信時にメイン処
理部がその特種信号に対応する特定の複数のサブ処理部
のみを順次サイクリックにアクセスして緊急情報を受け
る緊急ポーリングを行って成ることを特徴とする警報シ
ステム。
テム起動時あるいはメイン処理部のリセット時に、サブ
処理部を順次サイクリックにアクセスして応答を求める
登録ポーリングを行い、応答のあったサブ処理部を登録
している。
じたことをサブ処理部からメイン処理部に知らせる特種
信号線を設け、特種信号の受信時にメイン処理部がその
特種信号に対応する特定の複数のサブ処理部のみを順次
サイクリックにアクセスして緊急情報を受ける緊急ポー
リングを行うことにより、緊急事態の発生時には処理に
必要なサブ処理部のみをアクセスして監視情報を受ける
ことにより、処理時間を短くして、緊急度の高い事態に
対する迅速な対応を可能とする。
部のリセット時に、サブ処理部を順次サイクリックにア
クセスして応答を求める登録ポーリングを行い、応答の
あったサブ処理部を登録することにより、増設に対応す
るデータの書換えを自動的に行い、メモリの取替などを
不要として、回線増設に伴うデータ変更を容易とする。
説明する。本実施例では警報システムの一種である自動
火災報知システム(以下、自火報システムと略称する)
に適用した場合について以下の説明を行う。本実施例の
自火報システムのシステム構成を図5に示す。本実施例
の自火報システムは、火災を感知する感知器、火災発生
時に火災信号を発報する発信機、及び火災発生時に鳴動
して火災発報を行う地区音響とからなるいわゆる自動火
災報知機能を果たす装置群イと、火災時に連動して作動
する防火戸などの防排煙装置の制御用端末群ロと、地区
音響を除くサイレンやブザーまたは非常放送設備などの
警報機器群ハと、消防署あるいは警備保障会社などの外
部機関に対して火災情報を通報する移信装置群ニなど
が、火災受信機Rに対して接続されている。
線を介して受信機Rに接続され、地区音響も複数の地区
音響回線を介し、また防排煙端末も防排煙端末回線を介
して受信機Rに接続されている。なお、感知器、発信機
及び地区音響からなる装置群イ及び防排煙端末群ロには
副受信機も含まれる。受信機Rは、感知器の火災感知状
況、発信機の火災発報状況を監視すると共に、地区音響
の鳴動を制御する複数のサブ処理部A1 〜Al と、防排
煙端末に対して制御指令を与えると共に、防排煙装置の
動作状況を監視する複数のサブ処理部B1 〜Bm と、警
報機器の動作制御を行う複数のサブ処理部C1 〜C
n と、移信装置の移信制御を行う複数のサブ処理部D1
〜Dp と、表示部3を構成する複数の表示器群の点灯制
御を行う複数のサブ処理部α1 〜αq を備える。
Bm ,C1 〜Cn ,D1 〜Dp を一括して総称する場
合、サブ処理部21 と呼び、サブ処理部α1 〜αq を一
括してサブ処理部21 と呼び、さらに総てのサブ処理部
A1 〜Al ,B1 〜Bm ,C1〜Cn ,D1 〜Dp ,α
1 〜αq を一括して総称する場合にはサブ処理部2と呼
ぶことにする。
感知器地区部、サブ処理部B1 〜B m の管轄部を防排煙
地区部、サブ処理部C1 〜Cn の管轄部を警報地区部、
及びサブ処理部D1 〜Dp の管轄部を移信地区部と呼ぶ
ことにする。そして、この受信機Rには、各サブ処理部
2の処理動作を一括して制御するメイン処理部1と、こ
のメイン処理部1のプログラム処理用に用いられるメモ
リ(RAM,ROM)51 ,52 と、火災感知した感知
器と火災報知する地区音響との対応関係を示すデータテ
ーブルを記憶するメモリ(EEPROM)53 と、火災
感知した感知器と連動させる防排煙装置との対応関係を
示すデータデーブルを記憶するメモリ(EEPROM)
54 と、操作表示部4と、各部に電源を供給する電源部
6とを備える。
や火災感知状況の復旧操作などの各種操作を行うスイッ
チ、主音響などの音響装置、及び火災発生地区を文字な
どにより表示する液晶表示器などで構成される。電源部
6からは直流5V系電源を各部に供給してある。なお、
この電源部6からは、特に制御機能を有するサブ処理部
21 に24V系電源も供給している。
2 とは、3線式の信号ラインL1 で接続されている。上
記信号ラインL1 は、メイン処理部1からサブ処理部2
1 ,22 に対して送信信号を送信する送信信号線と、上
記送信信号に応じてサブ処理部21 ,22 からメイン処
理部1に返信信号を返信する返信信号線と、送信信号と
返信信号の送受信タイミングを調整するためのクロック
信号を伝送するクロック信号線とで構成されている。な
お、夫々の信号線のコモン線は電源部の直流5V系の電
源線を用いており、このコモン線は信号線の数には入れ
ていない。
ブ処理部21 ,22 との間で個別に信号の送受信を行う
ので、以下の説明では、サブ処理部21 側の系統を第1
系統と呼び、サブ処理部22 側の系統を第2系統と呼
ぶ。また、クロック信号は第1系統と第2系統とで共用
されるので、クロック用の信号線は第1系統と第2系統
との間で送り配線してある。このため、受信機R内部の
信号線は計5本となる。
に対していわゆるバス形式で接続され、送信信号及び返
信信号は夫々対応する信号線上でシリアル伝送される。
つまりは、サブ処理部2とメイン処理部1との間では時
分割多重伝送により信号伝送が行われる。メイン処理部
1からサブ処理部2に対して送信される送信信号は、図
7(b)に示すように、スタートコード(4ビット)、
種別コード(4ビット)、アドレスコード(5ビッ
ト)、指令コード(5ビット)、回線指令情報(10ビ
ット)及びチェックサムコード(4ビット)からなる3
2ビットデータで構成されている。
示すもので、”1100”に固定されている。種別コー
ドは、サブ処理部2の機能種別、つまりは感知器地区
部、防排煙地区部、警報地区部、及び移信地区部のいず
れであるかを指定するコードである。アドレスコード
は、種別コードで指定される感知器地区部、防排煙地区
部、警報地区部、及び移信地区部のいずれかにおける複
数のサブ処理部2を個別に指定するコードである。
別すると制御指令と監視指令との2種類の指令を示すコ
ードである。ここで、制御指令は、メイン処理部1から
サブ処理部2に対して制御を行う指令であり、監視指令
は、メイン処理部1がサブ処理部2に対して監視情報を
要求するための指令である。なお、制御指令及び監視指
令内容としてはさらに細かい指令内容があるが、以下の
説明では本発明に関係するものだけを説明する。
Al にメイン処理部1から与えられる制御指令及び監視
指令の一例を説明する。上記制御指令により、感知器地
区部を管轄するサブ処理部A1 〜Al に対して、詳しく
は後述する蓄積動作のために感知器の火災感知状態を復
旧させる制御のための指令、あるいは地区音響を鳴動さ
せるための制御のための指令が与えられる。
区部を管轄するサブ処理部A1 〜A l に対して、感知器
の火災感知状況に関する監視情報を要求する指令、ある
いは鳴動している地区音響の監視情報を要求する指令が
与えられる。回線指令情報は、サブ処理部2が管轄する
特定回線の指定を行うもので、前後半の5ビットで夫々
異なる特定の回線を指定できる。ここで、本実施例の自
火報システムの場合には、各サブ処理部A1 〜Al 毎に
10回線を管轄し、且つ夫々の同種の回線(感知器回
線、地区音響回線という種別が同じ回線)を5回線を単
位として構成されている。例えば、サブ処理部A1 で、
5回線の感知器回線を2組管轄したり、あるいは5回線
の感知器回線と5回線の地区音響回線を管轄することに
なる。つまり、上記回線指令情報で個別に回線を指定す
る。
ェックサムを行い、上記28ビットの伝送誤りを検出す
るものである。上記送信信号に応じてサブ処理部2から
メイン処理部1に返送される返信信号は、図7(c)に
示すように、後半応答コード(4ビット)、後半回線応
答情報(5ビット)、後半奇数パリティビット(1ビッ
ト)、前半応答コード(4ビット)、前半回線応答情報
(5ビット)、前半奇数パリティビット(1ビット)か
らなり、前後半10ビットずつの計20ビットで構成さ
れている。
ビット(L5〜L9)に対する応答のための情報コード
である。メイン処理部1から制御指令が与えられた場合
には、この後半応答コードに送信信号における下位4ビ
ットを付す。また、監視指令の場合には、監視指令の種
別を示す情報コードを付す。後半回線応答情報は、回線
指令情報に対する情報を示すものである。制御指令に対
応する場合には、”00000”とする。また、監視指
令に対応する場合には、監視データを示す。ここで、各
サブ処理部2では、夫々5回線を単位として管轄するの
で、この単位回線における各回線の監視データを各ビッ
トデータで示すことになる。
伝送誤りを検出するためのものである。なお、前半応答
コード及び前半回線応答情報は、回線指令情報の後半5
ビット(L0〜L4)に対する応答のための情報コード
である点を除き、上記後半応答コード及び後半回線応答
情報と同じに設定されて返送される。
別の5回線ずつの監視データを返送できるようにしてお
けば、例えば感知器地区部のサブ処理部A1 で、上述し
たように5回線の感知器回線と5回線の地区音響回線と
を管轄させることができる。なお、サブ処理部A1 に1
0回線の感知器回線を管轄させてもよい。この場合に
は、返信信号の前後半10ビットの夫々で、5回線ずつ
の監視データをメイン処理部1に返送できることにな
る。
ブ処理部A1 を例として説明したが、第1系統のその他
の各サブ処理部21 でも同様である。上記送信信号はク
ロック信号の立上りで送出され、サブ処理部2ではクロ
ック信号の立下りで送信信号を受信する。また、返信信
号はクロック信号の立上りで送出され、メイン処理部1
ではクロック信号の立下りで返信信号を受信する。
行う場合には、メイン処理部1とサブ処理部2との間で
はポーリングにより信号伝送を行う。なお、本実施例の
自火報システムの場合には、第1及び第2系統で個別に
ポーリングが行われる。第1系統のポーリングの種別と
しては、図1に示すように、登録ポーリング、イニシャ
ルポーリング、定常ポーリング、緊急ポーリングがあ
る。
処理部1のリセット時に接続されているサブ処理部2を
登録するためのものである。登録ポーリングでは、メイ
ン処理部1からサブ処理部21 に対して、指令コードで
監視指令に特に設定された登録ポーリング指令を与える
ことにより行う。この登録ポーリング指令を受けたサブ
処理部2では、応答コードで登録応答する。この登録ポ
ーリングは、図2(a)に示すように、感知器地区部、
防排煙地区部、警報地区部、移信地区部の順番で、すべ
ての地区に対して行う。その他のポーリングは登録ポー
リングの結果に基づいて行われる。
ない場合には、さらに2回の登録ポーリング指令を与え
(初回の登録ポーリングを含めると計3回与え)、登録
ポーリング応答コードを正常に返したサブ処理部2を接
続してあると見なして登録する。この登録ポーリングに
より応答したサブ処理部21 はメモリ(RAM)52 に
登録される。このようにすれば、PROMなどのより取
替による登録変更を行うことなく、自動的にサブ処理部
21 の登録,抹消を行うことができる。
がサブ処理部2からイニシャル時に必要な情報を得るた
めの監視指令コードを送る。例えば、感知器地区部のサ
ブ処理部A1 〜Al に対して、蓄積,非蓄積の設定状態
を読み込むために行う。この場合にアクセスする順番
は、図2(b)に示すように、感知器地区部、防排煙地
区部、警報地区部、移信地区部の順番で、且つアドレス
の小さいものから順番に行う。なお、情報量が多い場
合、あるいは情報の確実な受信を可能とするために、複
数回アクセスするようにしてもよい。図2(b)では感
知地区部のサブ処理部A1 〜Al を2回サクセスしてい
る。また、言うまでもないが、この場合には登録された
地区に対してのみアクセスする。ここで、サブ処理部2
では、イニシャルポーリングまでに必要なデータを読み
込んでおく。例えば、サブ処理部A1〜Al では蓄積,
非蓄積を設定するディップスイッチの設定状態を読み込
んでおく。
みポーリングにより一斉コマンドを与える。この一斉コ
マンドは、すべてのサブ処理部21 に対して制御指令を
与えるもので、これにより受信機Rを初期状態に設定す
る。以上の処理後は通常処理を行うための定常ポーリン
グに移る。定常ポーリングでは、各サブ処理部21 を順
次サイクリックにアクセスして、そのサクセス時点にお
けるサブ処理部21 の監視データを得るために行う。
り、例えばメイン処理部1の得たデータとサブ処理部2
1 のデータとがノイズなどの何らかの原因で万が一異な
る場合でも、数秒でデータを一致させることができる。
このため、システムの信頼性が向上する。上記割込みポ
ーリングでは、上述した一斉コマンドの他に、特定のサ
ブ処理部21 に対して制御指令を与える個別コマンド、
ある特定のサブ処理部21 に対して制御指令を与え、且
つ応答を得る特殊コマンドなどがある。
合には、感知器地区部のサブ処理部A1 〜Al とメイン
処理部1との間には、火災代表信号線と蓄積信号線とか
らなる特種信号ラインL2 を設けてある。感知器地区部
のサブ処理部A1 〜Al では、夫々の管轄する回線のい
ずかで火災信号が発生したとき、火災代表信号線を通じ
てメイン処理部1に対して火災発生であることを知らせ
る。そして、火災発報回線を管轄するサブ処理部A1 〜
Al では、その火災発報回線が蓄積と非蓄積のいずれの
設定にあるかを蓄積信号線を介してメイン処理部1に知
らせる。ここで、蓄積と非蓄積の設定はサブ処理部A1
〜Al に設けられたディップスイッチで設定するように
してある。 いま、非蓄積に設定された回線で、火災が
発生発報された場合には、メイン処理部1では緊急ポー
リングを行う。この緊急ポーリングは、その他の地区部
を定常ポーリングでアクセスしているときにも、その定
常ポーリングを中断して、感知器地区部のサブ処理部A
1 〜Al をポーリングするものである。このようにすれ
ば、緊急を要する情報を速やかにメイン処理部1で取り
込むことができる。この緊急ポーリングにより火災発報
回線が特定されると、それに応じた火災に対応する処
理、例えば地区音響や防排煙装置の駆動制御を行う処理
に移行する。
た場合には、メイン処理部1では蓄積動作に移る。つま
り、キャンセル期間には、サブ処理部21 に対してその
発報感知器を復旧させる制御を行う。この復旧制御はキ
ャンセル期間には繰り返し行われる。そして、検知期間
において、上記サブ処理部21 から火災である監視デー
タが返信された場合に、上述の場合と同様に緊急ポーリ
ングで火災発報回線を特定し、以後は火災に対応する処
理に移行する。
明であったが、第2の系統においては、イニシャルポー
リング、定常ポーリング、割込みポーリングが行われ
る。ここで、第2系統では、サブ処理部22 は固定的な
ものであるので、登録ポーリングを行う必要はない。ま
た、割込みポーリングとしては、上述した一斉コマン
ド、個別コマンドを行える。そして、この第2系統のポ
ーリングの特徴としては、クロック基準コマンドがあ
る。
ブ処理部22 に対して表示部における点滅の同期をとる
ためのコマンドである。なお、このようなコマンドがあ
るのは、表示部の各表示素子が非同期で点滅すると、表
示を見にくくなるためである。ところで、以上の説明は
自火報システムを例として説明したが、防災システムの
防災受信機、防犯システムの防犯受信機などのその他の
警報システムの受信機に適用できることは言うまでもな
い。
態が生じたことをサブ処理部からメイン処理部に知らせ
る特種信号線を設け、特種信号の受信時にメイン処理部
がその特種信号に対応する特定の複数のサブ処理部のみ
を順次サイクリックにアクセスして緊急情報を受ける緊
急ポーリングを行っているので、緊急事態の発生時には
処理に必要なサブ処理部のみをアクセスして監視情報を
受け、処理時間を短くすることができ、緊急度の高い事
態に対して迅速に対応させることができる。
部のリセット時に、サブ処理部を順次サイクリックにア
クセスして応答を求める登録ポーリングを行い、応答の
あったサブ処理部を登録しているので、増設に対応する
データの書換えを自動的に行え、メモリの取替などを不
要として、回線増設に伴うデータ変更が容易となる。
ポーリングの種別を示す説明図である。
シャルポーリング及び定常ポーリングの説明図である。
示す説明図である。
及び定常ポーリングの説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 各種の異常状態を検知する複数の感知装
置、異常事態に対処する複数の異常対処装置、あるいは
異常状態の発生状況や発生箇所などを表示する複数の表
示装置などの監視制御を行う警報システムにおいて、上
記複数の装置をまとめて管轄する複数のサブ処理部と、
これらサブ処理部に対して監視データの受け渡し要求、
あるいは各装置の制御指令を与えて各サブ処理部が管轄
するすべての装置の監視制御を行うメイン処理部とを受
信機が備え、メイン処理部からサブ処理部に対して信号
を送信する送信信号線と、サブ処理部からの返信信号を
受ける返信信号線、及び送受信の同期をとるためのクロ
ック信号を伝送するクロック信号線でサブ処理部とメイ
ン処理部との間を接続し、定常時にメイン処理部がサブ
処理部を順次サイクリックにアクセスして、監視データ
を取り込む定常ポーリングを行い、緊急度の高い事態が
生じたことをサブ処理部からメイン処理部に知らせる特
種信号線を設け、特種信号の受信時にメイン処理部がそ
の特種信号に対応する特定の複数のサブ処理部のみを順
次サイクリックにアクセスして緊急情報を受ける緊急ポ
ーリングを行って成ることを特徴とする警報システム。 - 【請求項2】 システム起動時あるいはメイン処理部の
リセット時に、サブ処理部を順次サイクリックにアクセ
スして応答を求める登録ポーリングを行い、応答のあっ
たサブ処理部を登録して成ることを特徴とする請求項1
記載の警報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34289392A JP3405554B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34289392A JP3405554B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 警報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06195584A JPH06195584A (ja) | 1994-07-15 |
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Family
ID=18357334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34289392A Expired - Lifetime JP3405554B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 警報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3405554B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0946358A (ja) * | 1995-07-26 | 1997-02-14 | Nippon Denki Ido Tsushin Kk | 緊急通報システム |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP34289392A patent/JP3405554B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
JPH06195584A (ja) | 1994-07-15 |
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