JP2593161B2 - 火災報知システム - Google Patents
火災報知システムInfo
- Publication number
- JP2593161B2 JP2593161B2 JP23052687A JP23052687A JP2593161B2 JP 2593161 B2 JP2593161 B2 JP 2593161B2 JP 23052687 A JP23052687 A JP 23052687A JP 23052687 A JP23052687 A JP 23052687A JP 2593161 B2 JP2593161 B2 JP 2593161B2
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- Japan
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- monitoring
- fire
- receiver
- terminal
- unit
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- Fire Alarms (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、複数の感知器の動作を受信機にて集中監視
する火災報知システムに関するものである。
する火災報知システムに関するものである。
［背景技術］ 従来、複数の感知器の動作を受信機にて集中監視する
この種の火災報知システムは、火災検出時（煙濃度ある
いは温度が一定値以上になったとき）に短絡される接点
を有する接点型の複数の感知器を感知回線に接続し、複
数の感知回線を監視する受信機にて各感知回線が短絡さ
れたかどうかによって火災発生を検知し、火災が検出さ
れたときに火災警報手段、防排煙手段などを動作させる
ようになっていた。しかしながら、このような従来例に
あっては、１つの感知器が動作すると、その感知回線の
他の感知器が動作しているかどうかが判定できなくなる
ので、感知回線に多数の感知器を接続した場合にはきめ
細かい監視ができないという問題があった。そこで、上
述の問題を改善するために、感知回線数を増やして感知
回線に接続される感知器の数を少なくしてきめ細かい監
視を行うことが考えられるが、多数の感知回線の配線が
面倒である上、システムコストが高くなるという問題が
あった。一方、他の従来例として受信機からアクセスさ
れたときにアナログデータよりなる火災情報（例えば、
煙濃度、温度のアナログ値）を時分割多重伝送にて受信
機に返送する監視端末器を一対の伝送線に接続し、受信
機と監視端末器との間で火災情報を時分割多重伝送する
ようにしたものがあったが、総ての監視場所に監視端末
器を配設することはコスト的に問題があった。すなわ
ち、多数のアドレスを確保するためにはシステム規模が
大きくなってコストが高くなるとともに、監視端末器が
接点型感知器に比べて高価であるため、システムコスト
面から問題があった。
この種の火災報知システムは、火災検出時（煙濃度ある
いは温度が一定値以上になったとき）に短絡される接点
を有する接点型の複数の感知器を感知回線に接続し、複
数の感知回線を監視する受信機にて各感知回線が短絡さ
れたかどうかによって火災発生を検知し、火災が検出さ
れたときに火災警報手段、防排煙手段などを動作させる
ようになっていた。しかしながら、このような従来例に
あっては、１つの感知器が動作すると、その感知回線の
他の感知器が動作しているかどうかが判定できなくなる
ので、感知回線に多数の感知器を接続した場合にはきめ
細かい監視ができないという問題があった。そこで、上
述の問題を改善するために、感知回線数を増やして感知
回線に接続される感知器の数を少なくしてきめ細かい監
視を行うことが考えられるが、多数の感知回線の配線が
面倒である上、システムコストが高くなるという問題が
あった。一方、他の従来例として受信機からアクセスさ
れたときにアナログデータよりなる火災情報（例えば、
煙濃度、温度のアナログ値）を時分割多重伝送にて受信
機に返送する監視端末器を一対の伝送線に接続し、受信
機と監視端末器との間で火災情報を時分割多重伝送する
ようにしたものがあったが、総ての監視場所に監視端末
器を配設することはコスト的に問題があった。すなわ
ち、多数のアドレスを確保するためにはシステム規模が
大きくなってコストが高くなるとともに、監視端末器が
接点型感知器に比べて高価であるため、システムコスト
面から問題があった。
［発明の目的］ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、きめ細かな監視を行うことがで
き、しかもシステムコストを安くすることができる火災
報知システムを提供することにある。
目的とするところは、きめ細かな監視を行うことがで
き、しかもシステムコストを安くすることができる火災
報知システムを提供することにある。
［発明の開示］ （構 成） 本発明は、受信機と複数の監視端末器とを一対の伝送
線にて接続し、受信機から各監視端末器をアクセスして
火災情報を時分割多重伝送にて返送させ、受信機にて火
災情報に基いて火災発生を判定し火災検知時に報知手段
を動作させるようにした火災報知システムにおいて、端
末器回路部が収納されたベースと、ベースに取着される
検知センサ部とで監視端末器を形成し、接点型の感知器
が接続された感知回線をチェックする回線チェック部を
端末器回路部に設け、回線チェック結果を監視入力とし
て監視端末器から受信機に返送するようにし、きめ細か
な監視を行うことができ、しかもシステムコストを安く
することができる火災報知システムを提供するものであ
る。
線にて接続し、受信機から各監視端末器をアクセスして
火災情報を時分割多重伝送にて返送させ、受信機にて火
災情報に基いて火災発生を判定し火災検知時に報知手段
を動作させるようにした火災報知システムにおいて、端
末器回路部が収納されたベースと、ベースに取着される
検知センサ部とで監視端末器を形成し、接点型の感知器
が接続された感知回線をチェックする回線チェック部を
端末器回路部に設け、回線チェック結果を監視入力とし
て監視端末器から受信機に返送するようにし、きめ細か
な監視を行うことができ、しかもシステムコストを安く
することができる火災報知システムを提供するものであ
る。
（実施例） 第１図および第２図は本発明一実施例を示すもので、
受信機１と複数の監視端末器２とを一対の伝送線３にて
接続し、受信機１から各監視端末器２をアクセスして火
災情報を時分割多重伝送にて返送させ、受信機１にて火
災情報に基いて火災発生を判定し火災検知時に警報ブザ
ー、警報ランプなどの報知手段（図示せず）を動作させ
るようにした火災，報知システムにおいて、端末器回路
部2aが収納されたベース４と、ベース４に取着される検
知センサ部５とで監視端末器２を形成し、接点型の感知
器７が接続された感知回線６をチェックする回線チェッ
ク部８を端末器回路部2aに設け、回線チェック結果を監
視入力として監視端末器２から受信機１に返送するよう
にしたものである。ここに、実施例にあっては、端末器
回路部2aは、伝送信号および返送信号を送受信する送受
信部10と、伝送信号の信号処理および返送信号の形成を
行う信号処理部11と、監視入力（煙センサ出力、温度セ
ンサ出力）をA/D変換するA/D変換部12と、動作状態を確
認する動作表示部13と、前記回線チェック部８とで形成
されている。また、回線チェック部８は、感知器７の接
点がオンして感知回線６が短絡されたかどうかによって
火災発生をチェックするとともに、終端素子6aが接続さ
れているかどうかによって感知回線６の断線の有無をチ
ェックするようになっている。
受信機１と複数の監視端末器２とを一対の伝送線３にて
接続し、受信機１から各監視端末器２をアクセスして火
災情報を時分割多重伝送にて返送させ、受信機１にて火
災情報に基いて火災発生を判定し火災検知時に警報ブザ
ー、警報ランプなどの報知手段（図示せず）を動作させ
るようにした火災，報知システムにおいて、端末器回路
部2aが収納されたベース４と、ベース４に取着される検
知センサ部５とで監視端末器２を形成し、接点型の感知
器７が接続された感知回線６をチェックする回線チェッ
ク部８を端末器回路部2aに設け、回線チェック結果を監
視入力として監視端末器２から受信機１に返送するよう
にしたものである。ここに、実施例にあっては、端末器
回路部2aは、伝送信号および返送信号を送受信する送受
信部10と、伝送信号の信号処理および返送信号の形成を
行う信号処理部11と、監視入力（煙センサ出力、温度セ
ンサ出力）をA/D変換するA/D変換部12と、動作状態を確
認する動作表示部13と、前記回線チェック部８とで形成
されている。また、回線チェック部８は、感知器７の接
点がオンして感知回線６が短絡されたかどうかによって
火災発生をチェックするとともに、終端素子6aが接続さ
れているかどうかによって感知回線６の断線の有無をチ
ェックするようになっている。
以下、実施例の動作について説明する。いま、受信機
１は監視端末器２をアクセスして監視端末器２から監視
データを返送させる伝送信号を順次送出しており、監視
端末器２では、伝送信号にて送られるアドレスデータと
自己の固有アドレスとが一致したときに監視データを伝
送信号にて設定される所定期間に返送するようになって
いる。ここに、監視データは、監視入力をA/D変換器に
てA/D変換したアナログデータと、回線チェック部によ
るチェック結果データ（火災検知データおよび断線検知
データ）とで構成されている。受信機１では返送された
監視データに基いて火災発生および発生場所や、感知回
線６の断線および発生場所を判定し、その旨を警報ブザ
ー、警報ランプなどによって報知するようになってい
る。
１は監視端末器２をアクセスして監視端末器２から監視
データを返送させる伝送信号を順次送出しており、監視
端末器２では、伝送信号にて送られるアドレスデータと
自己の固有アドレスとが一致したときに監視データを伝
送信号にて設定される所定期間に返送するようになって
いる。ここに、監視データは、監視入力をA/D変換器に
てA/D変換したアナログデータと、回線チェック部によ
るチェック結果データ（火災検知データおよび断線検知
データ）とで構成されている。受信機１では返送された
監視データに基いて火災発生および発生場所や、感知回
線６の断線および発生場所を判定し、その旨を警報ブザ
ー、警報ランプなどによって報知するようになってい
る。
一方、本考案にあっては、アナログデータよりなる火
災情報を時分割多重伝送によって受信機１に返送する監
視端末器２を利用して接点型の感知器７が接続された感
知回線６のチェックを行っており、感知回線６を最寄り
の監視端末器２のベース４に接続すれば良く、多数の感
知回線６を配線する場合にあっても容易に配線が行え、
配線コストも安くすることができるようになっているの
で、感知回線６をできるだけ多くし感知回線６に接続さ
れる感知器７の数を少なくしてきめ細かな監視を行うこ
とができる。また、多数の監視端末器２を各監視場所に
設ける場合に比較してシステムコストを安くできること
になる。
災情報を時分割多重伝送によって受信機１に返送する監
視端末器２を利用して接点型の感知器７が接続された感
知回線６のチェックを行っており、感知回線６を最寄り
の監視端末器２のベース４に接続すれば良く、多数の感
知回線６を配線する場合にあっても容易に配線が行え、
配線コストも安くすることができるようになっているの
で、感知回線６をできるだけ多くし感知回線６に接続さ
れる感知器７の数を少なくしてきめ細かな監視を行うこ
とができる。また、多数の監視端末器２を各監視場所に
設ける場合に比較してシステムコストを安くできること
になる。
［発明の効果］ 本発明は上述のように、受信機と複数の監視端末器と
を一対の伝送線にて接続し、受信機から各監視端末器を
アクセスして火災情報を時分割多重伝送にて返送させ、
受信機にて火災情報に基いて火災発生を判定し火災検知
時に報知手段を動作させるようにした火災報知システム
において、端末器回路部が収納されたベースと、ベース
に取着される検知センサ部とで監視端末器を形成し、接
点型の感知器が接続された感知回線をチェックする回線
チェック部を端末器回路部に設け、回線チェック結果を
監視入力として監視端末器から受信機に返送するように
したものであり、火災情報を時分割多重伝送によって受
信機に返送する監視端末器を利用して接点型感知器が接
続された感知回線のチェックを行っており、感知回線を
最寄りの監視端末器のベースに接続すれば良く、多数の
感知回線の配線が容易にできるようになっているので、
きめ細かな監視を行うことができ、しかもシステムコス
トを安くすることができるという効果がある。
を一対の伝送線にて接続し、受信機から各監視端末器を
アクセスして火災情報を時分割多重伝送にて返送させ、
受信機にて火災情報に基いて火災発生を判定し火災検知
時に報知手段を動作させるようにした火災報知システム
において、端末器回路部が収納されたベースと、ベース
に取着される検知センサ部とで監視端末器を形成し、接
点型の感知器が接続された感知回線をチェックする回線
チェック部を端末器回路部に設け、回線チェック結果を
監視入力として監視端末器から受信機に返送するように
したものであり、火災情報を時分割多重伝送によって受
信機に返送する監視端末器を利用して接点型感知器が接
続された感知回線のチェックを行っており、感知回線を
最寄りの監視端末器のベースに接続すれば良く、多数の
感知回線の配線が容易にできるようになっているので、
きめ細かな監視を行うことができ、しかもシステムコス
トを安くすることができるという効果がある。
第１図は本発明一実施例の概略構成図、第２図は同上の
要部ブロック回路図である。 １は受信機、２は監視端末器、2aは端末器回路部、３は
伝送線、４はベース、５は検知センサ部、６は感知回
線、７は感知器、８は回線チェック部である。
要部ブロック回路図である。 １は受信機、２は監視端末器、2aは端末器回路部、３は
伝送線、４はベース、５は検知センサ部、６は感知回
線、７は感知器、８は回線チェック部である。
Claims (1)
- 【請求項１】受信機と複数の監視端末器とを一対の伝送
線にて接続し、受信機から各監視端末器をアクセスして
火災情報を時分割多重伝送にて返送させ、受信機にて火
災情報に基いて火災発生を判定し火災検知時に報知手段
を動作させるようにした火災報知システムにおいて、端
末器回路部が収納されたベースと、ベースに取着される
検知センサ部とで監視端末器を形成し、接点型の感知器
が接続された感知回線をチェックする回線チェック部を
端末器回路部に設け、回線チェック結果を監視入力とし
て監視端末器から受信機に返送するようにしたことを特
徴とする火災報知システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23052687A JP2593161B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | 火災報知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23052687A JP2593161B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | 火災報知システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6473492A JPS6473492A (en) | 1989-03-17 |
| JP2593161B2 true JP2593161B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16909128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23052687A Expired - Lifetime JP2593161B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | 火災報知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593161B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02121098A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-08 | Hochiki Corp | 火災報知装置 |
| JP2872692B2 (ja) * | 1989-06-29 | 1999-03-17 | 能美防災株式会社 | 火災報知設備 |
| JPH03116485U (ja) * | 1990-03-08 | 1991-12-03 |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP23052687A patent/JP2593161B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6473492A (en) | 1989-03-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219 |