JPH052799A - 回転ヘツド型記録又は再生装置 - Google Patents
回転ヘツド型記録又は再生装置Info
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- JPH052799A JPH052799A JP3153336A JP15333691A JPH052799A JP H052799 A JPH052799 A JP H052799A JP 3153336 A JP3153336 A JP 3153336A JP 15333691 A JP15333691 A JP 15333691A JP H052799 A JPH052799 A JP H052799A
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- capstan
- tape
- stop
- rotary head
- signal
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/1808—Driving of both record carrier and head
- G11B15/1875—Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4671—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling simultaneously the speed of the tape and the speed of the rotating head
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/102—Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
- G11B27/107—Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating tapes
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- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/11—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier
- G11B27/13—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier the information being derived from movement of the record carrier, e.g. using tachometer
- G11B27/17—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information not detectable on the record carrier the information being derived from movement of the record carrier, e.g. using tachometer using electrical sensing means
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
- G11B2220/91—Helical scan format, wherein tracks are slightly tilted with respect to tape direction, e.g. VHS, DAT, DVC, AIT or exabyte
- G11B2220/913—Digital audio tape [DAT] format
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャプスタン起動時の立ち上がり特性を改善
する。 【構成】 回転検出回路40は、キャプスタン・モータ
の回転数に応じたパルス信号CFG出力する。カウンタ
52は制御回路50の制御下で、キャプスタン起動タイ
ミングを含むNフレーム、及び停止タイミングを含むM
フレーム、CFGパルスをカウントする。制御回路50
は、直前のキャプスタン起動時及び停止時のカウント値
により、キャプスタン起動タイミングを補正する。
する。 【構成】 回転検出回路40は、キャプスタン・モータ
の回転数に応じたパルス信号CFG出力する。カウンタ
52は制御回路50の制御下で、キャプスタン起動タイ
ミングを含むNフレーム、及び停止タイミングを含むM
フレーム、CFGパルスをカウントする。制御回路50
は、直前のキャプスタン起動時及び停止時のカウント値
により、キャプスタン起動タイミングを補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体に信
号を斜め記録し、又は斜め記録の信号を再生する記録再
生装置に関する。
号を斜め記録し、又は斜め記録の信号を再生する記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような記録再生装置を実用化した商
品には、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)やディジ
タル・オーディオ・テープ・レコーダ(DAT)があ
る。例えば、VTRにおいて、スチル再生から通常再生
に、又はその逆に移行する際、ビデオ・テープを走行駆
動するキャプスタン・モータを回転ヘッドが所定の回転
位相となったタイミングで停止又は起動する必要があ
る。例えば、通常再生からスチル再生に移行する際に
は、回転ヘッドがビデオ・テープのトラックに対して良
好なトラッキング状態にあることを前提として、回転ヘ
ッドが所定の回転位相となったタイミングでキャプスタ
ン・モータを停止させるように構成されている。また、
スチル再生から通常再生に移行する際には、ビデオ・テ
ープに斜めに形成されたトラックの所定位置を回転ヘッ
ドがトレースしていることを前提として、回転ヘッドが
所定の回転位相となったタイミングで、キャプスタン・
モータを起動するように構成されている。
品には、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)やディジ
タル・オーディオ・テープ・レコーダ(DAT)があ
る。例えば、VTRにおいて、スチル再生から通常再生
に、又はその逆に移行する際、ビデオ・テープを走行駆
動するキャプスタン・モータを回転ヘッドが所定の回転
位相となったタイミングで停止又は起動する必要があ
る。例えば、通常再生からスチル再生に移行する際に
は、回転ヘッドがビデオ・テープのトラックに対して良
好なトラッキング状態にあることを前提として、回転ヘ
ッドが所定の回転位相となったタイミングでキャプスタ
ン・モータを停止させるように構成されている。また、
スチル再生から通常再生に移行する際には、ビデオ・テ
ープに斜めに形成されたトラックの所定位置を回転ヘッ
ドがトレースしていることを前提として、回転ヘッドが
所定の回転位相となったタイミングで、キャプスタン・
モータを起動するように構成されている。
【0003】回転ヘッドの回転位相を検出し、その検出
結果からキャプスタン・モータを停止又は起動する制御
系には、機構部分による時間遅延にバラツキがあり、こ
れを吸収する目的で、適当な箇所に例えばボリューム等
による位相調整手段が設けられているのが普通である。
結果からキャプスタン・モータを停止又は起動する制御
系には、機構部分による時間遅延にバラツキがあり、こ
れを吸収する目的で、適当な箇所に例えばボリューム等
による位相調整手段が設けられているのが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記機構部分
による時間遅延以外にも、キャプスタン・モータの電源
電圧、キャプスタン・モータの負荷変動、テープ・テン
ション等の様々な環境変化によってテープの起動、停止
特性は変化する。例えば、キャプスタン停止時の行過ぎ
量、及びキャプスタン起動時の回転速度の立ち上がり特
性が上述のごとき環境変化によってばらつきがちであ
る。このばらつきにより、スチル再生時の回転ヘッドの
トレース位置が所望の位置からずれたり、スチル再生か
ら通常再生への移行時に、トラッキングの立ち上がり特
性が悪化するといった問題点が生じていた。
による時間遅延以外にも、キャプスタン・モータの電源
電圧、キャプスタン・モータの負荷変動、テープ・テン
ション等の様々な環境変化によってテープの起動、停止
特性は変化する。例えば、キャプスタン停止時の行過ぎ
量、及びキャプスタン起動時の回転速度の立ち上がり特
性が上述のごとき環境変化によってばらつきがちであ
る。このばらつきにより、スチル再生時の回転ヘッドの
トレース位置が所望の位置からずれたり、スチル再生か
ら通常再生への移行時に、トラッキングの立ち上がり特
性が悪化するといった問題点が生じていた。
【0005】図2は、電源電圧の変動によりキャプスタ
ン・モータの起動特性が変化することを示す図である。
この図から、電源電圧により、キャプスタン・モータの
起動から所定速度で安定するまでの時間が変化すること
が分かる。
ン・モータの起動特性が変化することを示す図である。
この図から、電源電圧により、キャプスタン・モータの
起動から所定速度で安定するまでの時間が変化すること
が分かる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決した回
転ヘッド型記録又は再生装置を提示することを目的とす
る。
転ヘッド型記録又は再生装置を提示することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転ヘッド
型記録又は再生装置は、テープ状記録媒体に信号を斜め
記録し、又は斜め記録の信号を再生する回転ヘッド型記
録又は再生装置であって、当該テープ状記録媒体の所定
速度での走行状態から停止状態に至る停止特性、及び停
止状態から所定速度の走行状態への起動特性の少なくと
も一方を検出する検出手段と、当該検出手段により検出
された先行する起動特性及び停止特性の少なくとも一方
に応じて、当該テープ状記録媒体の起動及び停止タイミ
ングの少なくも一方を制御する制御手段とを設けたこと
を特徴とする。
型記録又は再生装置は、テープ状記録媒体に信号を斜め
記録し、又は斜め記録の信号を再生する回転ヘッド型記
録又は再生装置であって、当該テープ状記録媒体の所定
速度での走行状態から停止状態に至る停止特性、及び停
止状態から所定速度の走行状態への起動特性の少なくと
も一方を検出する検出手段と、当該検出手段により検出
された先行する起動特性及び停止特性の少なくとも一方
に応じて、当該テープ状記録媒体の起動及び停止タイミ
ングの少なくも一方を制御する制御手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】上記手段により、テープ状記録媒体の停止及び
起動特性が、環境変化や、個別の装置、機構系等に起因
してばらつくことを加味して、テープ状記録媒体の起動
又は停止タイミングを制御する。従って、テープ状記録
媒体の起動タイミングを制御した場合には、トラッキン
グ制御について良好な立ち上がり特性を得ることがで
き、テープ状記録媒体の停止タイミングを制御した場合
には、テープ状記録媒体を所望の位置に停止させること
が可能になった。
起動特性が、環境変化や、個別の装置、機構系等に起因
してばらつくことを加味して、テープ状記録媒体の起動
又は停止タイミングを制御する。従って、テープ状記録
媒体の起動タイミングを制御した場合には、トラッキン
グ制御について良好な立ち上がり特性を得ることがで
き、テープ状記録媒体の停止タイミングを制御した場合
には、テープ状記録媒体を所望の位置に停止させること
が可能になった。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の構成ブロック
図を示す。10は記録媒体である磁気テープ、12は記
録再生用の回転ヘッドを取り付けた回転ドラム、14は
回転ドラム12を回転するドラム・モータ、16はドラ
ム・モータ14の回転を検出し、その回転数を示す信号
DFGを出力する回転検出回路(具体的には、周波数発
生回路)、18は回転ドラム12の回転位相を示すパル
ス信号DPGを出力するドラム位相検出回路である。
図を示す。10は記録媒体である磁気テープ、12は記
録再生用の回転ヘッドを取り付けた回転ドラム、14は
回転ドラム12を回転するドラム・モータ、16はドラ
ム・モータ14の回転を検出し、その回転数を示す信号
DFGを出力する回転検出回路(具体的には、周波数発
生回路)、18は回転ドラム12の回転位相を示すパル
ス信号DPGを出力するドラム位相検出回路である。
【0011】20は回転検出回路16から出力される回
転速度信号DFGから回転速度制御のための制御信号を
形成出力する速度制御回路、22はドラム位相検出回路
18から出力される位相信号DPGから回転位相制御の
ための制御信号を形成出力する位相制御回路である。速
度制御回路20は例えば、現在の回転速度と目標の回転
速度との差に相当する電圧信号を出力し、位相制御回路
22は、現在の位相と目標の位相との差に相当する電圧
信号を出力する。24は速度制御回路20及び位相制御
回路22の出力を加算する加算器、26は加算器24の
出力に従ってドラム・モータ14を駆動するモータ駆動
回路である。
転速度信号DFGから回転速度制御のための制御信号を
形成出力する速度制御回路、22はドラム位相検出回路
18から出力される位相信号DPGから回転位相制御の
ための制御信号を形成出力する位相制御回路である。速
度制御回路20は例えば、現在の回転速度と目標の回転
速度との差に相当する電圧信号を出力し、位相制御回路
22は、現在の位相と目標の位相との差に相当する電圧
信号を出力する。24は速度制御回路20及び位相制御
回路22の出力を加算する加算器、26は加算器24の
出力に従ってドラム・モータ14を駆動するモータ駆動
回路である。
【0012】28は、回転ドラム12に取り付けられた
磁気ヘッドHa,Hbの出力を増幅し、一系統の信号と
して出力するヘッド・アンプ、30はヘッド・アンプ2
8の出力を再生処理して再生映像信号を出力する再生処
理回路、32は再生映像信号の出力端子である。
磁気ヘッドHa,Hbの出力を増幅し、一系統の信号と
して出力するヘッド・アンプ、30はヘッド・アンプ2
8の出力を再生処理して再生映像信号を出力する再生処
理回路、32は再生映像信号の出力端子である。
【0013】34は磁気テープ10を搬送するためのキ
ャプスタン、36はキャプスタン34との間に磁気テー
プ10を挟み込むピンチ・ローラ、38はキャプスタン
34を回転駆動するキャプスタン・モータ、40はキャ
プスタン・モータ38の回転速度を検出し、その回転速
度を示すパルス信号CFGを出力する回転検出回路(具
体的には周波数発生回路)、42はヘッド・アンプ28
の再生RF出力に含まれるパイロット信号からトラッキ
ング・エラー信号を生成するオート・トラッキング回路
(ATF回路)、44は回転検出回路40から出力され
る回転速度信号CFGから回転速度制御のための制御信
号を形成出力する速度制御回路である。速度制御回路4
4例えば、現在の回転速度と目標の回転速度との差に相
当する電圧信号を出力する。46はATF回路42から
出力されるトラッキング・エラー信号と速度制御回路4
4から出力される速度制御信号を加算する加算器、48
は、加算器46の出力に従ってキャプスタン・モータ3
8を駆動するモータ駆動回路である。
ャプスタン、36はキャプスタン34との間に磁気テー
プ10を挟み込むピンチ・ローラ、38はキャプスタン
34を回転駆動するキャプスタン・モータ、40はキャ
プスタン・モータ38の回転速度を検出し、その回転速
度を示すパルス信号CFGを出力する回転検出回路(具
体的には周波数発生回路)、42はヘッド・アンプ28
の再生RF出力に含まれるパイロット信号からトラッキ
ング・エラー信号を生成するオート・トラッキング回路
(ATF回路)、44は回転検出回路40から出力され
る回転速度信号CFGから回転速度制御のための制御信
号を形成出力する速度制御回路である。速度制御回路4
4例えば、現在の回転速度と目標の回転速度との差に相
当する電圧信号を出力する。46はATF回路42から
出力されるトラッキング・エラー信号と速度制御回路4
4から出力される速度制御信号を加算する加算器、48
は、加算器46の出力に従ってキャプスタン・モータ3
8を駆動するモータ駆動回路である。
【0014】50はドラム・モータ14及びキャプスタ
ン・モータ38の起動、停止、回転方向及び回転速度等
を制御する制御回路、52は制御回路50からの指示に
従い、必要な期間、パルス信号CFGを計数するカウン
タであり、制御回路50は、カウンタ52の計数値を逐
次読み取って、内部のメモリに記憶する。
ン・モータ38の起動、停止、回転方向及び回転速度等
を制御する制御回路、52は制御回路50からの指示に
従い、必要な期間、パルス信号CFGを計数するカウン
タであり、制御回路50は、カウンタ52の計数値を逐
次読み取って、内部のメモリに記憶する。
【0015】54は全体を制御するシステム制御回路で
あり、ユーザは、操作キー56によりシステム制御回路
54に種々の指示を入力する。
あり、ユーザは、操作キー56によりシステム制御回路
54に種々の指示を入力する。
【0016】なお、ドラム・モータ14の回転制御系、
及びキャプスタン・モータ38の回転制御系自体は、8
ミリ・ビデオ方式で採用される一般的なものであり、詳
細な説明は省略する。
及びキャプスタン・モータ38の回転制御系自体は、8
ミリ・ビデオ方式で採用される一般的なものであり、詳
細な説明は省略する。
【0017】図3は、停止、通常再生、スチル再生、通
常再生という動作モード変化の際の本実施例の動作タイ
ミング図を示す。図3を参照して、スチル再生から通常
再生への移行時の本実施例の動作を説明する。
常再生という動作モード変化の際の本実施例の動作タイ
ミング図を示す。図3を参照して、スチル再生から通常
再生への移行時の本実施例の動作を説明する。
【0018】本実施例のVTRでは、テープの停止状態
(スチル再生状態等)から通常再生に移行する際のキャ
プスタン・モータ38の起動タイミングを含む所定期
間、カウンタ52によりCFGパルスをカウントする。
このカウントを行なう期間は、キャプスタン・モータ3
8が所定の目標回転速度で安定するために必要な期間以
上に設定されたNフレーム(Nは正の整数)期間であ
り、具体的には、図3においてヘッド切換えパルスに同
期したポイントP1からポイントP2までである。この
期間のCFGパルスのカウント数をnとする。
(スチル再生状態等)から通常再生に移行する際のキャ
プスタン・モータ38の起動タイミングを含む所定期
間、カウンタ52によりCFGパルスをカウントする。
このカウントを行なう期間は、キャプスタン・モータ3
8が所定の目標回転速度で安定するために必要な期間以
上に設定されたNフレーム(Nは正の整数)期間であ
り、具体的には、図3においてヘッド切換えパルスに同
期したポイントP1からポイントP2までである。この
期間のCFGパルスのカウント数をnとする。
【0019】次に、通常再生からスチル再生への移行
時、キャプスタン・モータ38の停止時にも、キャプス
タン・モータ38の停止タイミングを含む所定期間、カ
ウンタ52によりCFGパルスをカウントする。カウン
ト期間は、ヘッド切換えパルスに同期して、ポイントP
3からキャプスタン・モータ38が完全に停止するまで
の期間以上に設定されたMフレーム(Mは正の整数)で
ある。この期間のCFGパルスのカウント数をmとす
る。
時、キャプスタン・モータ38の停止時にも、キャプス
タン・モータ38の停止タイミングを含む所定期間、カ
ウンタ52によりCFGパルスをカウントする。カウン
ト期間は、ヘッド切換えパルスに同期して、ポイントP
3からキャプスタン・モータ38が完全に停止するまで
の期間以上に設定されたMフレーム(Mは正の整数)で
ある。この期間のCFGパルスのカウント数をmとす
る。
【0020】ここで、もしもキャプスタンの起動/停止
が瞬間的に行なわれる理想的なものであると仮定する
と、次式が成立するのは明らかである。
が瞬間的に行なわれる理想的なものであると仮定する
と、次式が成立するのは明らかである。
【0021】 N=(no+mo)/K (1) 但し、Kは通常再生中の1フレーム期間に発生するCF
Gパルス数であり、noは、キャプスタン起動時のNフ
レーム中のCFGパルス数、moはキャプスタン停止時
のMフレーム中のCFGパルス数である。
Gパルス数であり、noは、キャプスタン起動時のNフ
レーム中のCFGパルス数、moはキャプスタン停止時
のMフレーム中のCFGパルス数である。
【0022】スチル再生から通常再生に移行する際のキ
ャプスタン起動タイミングの補正時間tは、次式で与え
られる。
ャプスタン起動タイミングの補正時間tは、次式で与え
られる。
【0023】 t={(n+m)/K−N}Tfr (2) 但し、Tfrは1フレーム期間に対応する時間である。本
実施例では、ここで得られたtを使って、スチル再生か
ら通常再生に移行する際のキャプスタン起動タイミング
を次式のように補正する。
実施例では、ここで得られたtを使って、スチル再生か
ら通常再生に移行する際のキャプスタン起動タイミング
を次式のように補正する。
【0024】 T=To+t (3) 但し、Toは、ヘッド切換えパルスの立ち上がりに対し
て、停止から通常再生に移行する際のキャプスタンの起
動、及び通常再生から停止又はスチル再生へ移行する際
のキャプスタンの停止の遅れ時間であり、Tは本実施例
におけるヘッド切換えパルスの立ち上がりに対するキャ
プスタン起動タイミングの遅れ時間である。
て、停止から通常再生に移行する際のキャプスタンの起
動、及び通常再生から停止又はスチル再生へ移行する際
のキャプスタンの停止の遅れ時間であり、Tは本実施例
におけるヘッド切換えパルスの立ち上がりに対するキャ
プスタン起動タイミングの遅れ時間である。
【0025】このようにキャプスタン起動タイミングを
補正することにより、トラッキングの立ち上がり特性を
改善でき、良好なモード移行を実現できる。
補正することにより、トラッキングの立ち上がり特性を
改善でき、良好なモード移行を実現できる。
【0026】通常再生とスチル再生を繰り返す場合に
は、式(3)のToを直前のキャプスタン起動の際の補
正後の値で置換し、逐次的に補正していけばよい。即
ち、直前の補正時間をtpとすると、 t={(n+m)/K−N}Tfr+tp (4) となる。
は、式(3)のToを直前のキャプスタン起動の際の補
正後の値で置換し、逐次的に補正していけばよい。即
ち、直前の補正時間をtpとすると、 t={(n+m)/K−N}Tfr+tp (4) となる。
【0027】本実施例では、キャプスタンの停止前後の
期間と起動前後の期間の両方でCFGパルスをカウント
したが、変動の多い片方だけをカウントし、他方につい
ては固定値で代用してもよい。
期間と起動前後の期間の両方でCFGパルスをカウント
したが、変動の多い片方だけをカウントし、他方につい
ては固定値で代用してもよい。
【0028】また、本実施例では、キャプスタン起動タ
イミングを補正したが、同様な考え方でキャプスタン停
止タイミングを補正することにより、テープを所望の位
置に停止させることができ、良好なスチル再生画を得る
ことができる。同様にして、コマ送りやスロー再生など
の場合のキャプスタンの間欠駆動に適用しても、有効で
ある。
イミングを補正したが、同様な考え方でキャプスタン停
止タイミングを補正することにより、テープを所望の位
置に停止させることができ、良好なスチル再生画を得る
ことができる。同様にして、コマ送りやスロー再生など
の場合のキャプスタンの間欠駆動に適用しても、有効で
ある。
【0029】再生の場合を例に説明したが、本発明は、
記録時にも、例えば記録ポーズ・モードから記録モード
に移行する際のキャプスタン制御にも利用できる。この
場合には、記録モードから記録ポーズ・モードに移行す
る際にトラッキングを制御する時間を設けて、スチル再
生と同様のタイミングでキャプスタンを停止しておく。
これにより、記録ポーズ・モードから記録モードに移行
する際、長時間のトラッキング制御過程が不要又は時間
短縮できる。更には、良好な継ぎ撮りが可能になる。
記録時にも、例えば記録ポーズ・モードから記録モード
に移行する際のキャプスタン制御にも利用できる。この
場合には、記録モードから記録ポーズ・モードに移行す
る際にトラッキングを制御する時間を設けて、スチル再
生と同様のタイミングでキャプスタンを停止しておく。
これにより、記録ポーズ・モードから記録モードに移行
する際、長時間のトラッキング制御過程が不要又は時間
短縮できる。更には、良好な継ぎ撮りが可能になる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、テープ状記録媒体の起動時には良
好なトラッキングを短時間で提供できるようになり、テ
ープ状記録媒体の停止時には所望の停止位置にテープ状
記録媒体を正確に停止させることができる。
に、本発明によれば、テープ状記録媒体の起動時には良
好なトラッキングを短時間で提供できるようになり、テ
ープ状記録媒体の停止時には所望の停止位置にテープ状
記録媒体を正確に停止させることができる。
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 キャプスタン・モータの立ち上がり特性であ
る。
る。
【図3】 本実施例のタイミング図である。
10:磁気テープ 12:回転ドラム 14:ドラム・
モータ 16:回転検出回路 18:ドラム位相検出回
路 20:速度制御回路 22:位相制御回路24:加
算器 26:モータ駆動回路 28:ヘッド・アンプ
30:再生処理回路 32:再生映像信号出力端子 3
4:キャプスタン 36:ピンチ・ローラ38:キャプ
スタン・モータ 40:回転検出回路 42:オート・
トラッキング回路 44:速度制御回路 46:加算器
48:モータ駆動回路 50:制御回路 52:カウ
ンタ 54:システム制御回路 56:操作キー
モータ 16:回転検出回路 18:ドラム位相検出回
路 20:速度制御回路 22:位相制御回路24:加
算器 26:モータ駆動回路 28:ヘッド・アンプ
30:再生処理回路 32:再生映像信号出力端子 3
4:キャプスタン 36:ピンチ・ローラ38:キャプ
スタン・モータ 40:回転検出回路 42:オート・
トラッキング回路 44:速度制御回路 46:加算器
48:モータ駆動回路 50:制御回路 52:カウ
ンタ 54:システム制御回路 56:操作キー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 テープ状記録媒体に信号を斜め記録し、
又は斜め記録の信号を再生する回転ヘッド型記録又は再
生装置であって、当該テープ状記録媒体の所定速度での
走行状態から停止状態に至る停止特性、及び停止状態か
ら所定速度の走行状態への起動特性の少なくとも一方を
検出する検出手段と、当該検出手段により検出された先
行する起動特性及び停止特性の少なくとも一方に応じ
て、当該テープ状記録媒体の起動及び停止タイミングの
少なくも一方を制御する制御手段とを設けたことを特徴
とする回転ヘッド型記録又は再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153336A JPH052799A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 回転ヘツド型記録又は再生装置 |
US08/272,641 US5523895A (en) | 1991-06-25 | 1994-07-11 | Recording and/or reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3153336A JPH052799A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 回転ヘツド型記録又は再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052799A true JPH052799A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15560251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3153336A Pending JPH052799A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 回転ヘツド型記録又は再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5523895A (ja) |
JP (1) | JPH052799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0776006A3 (en) * | 1995-11-21 | 2001-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording and reproducing device |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3344117B2 (ja) * | 1994-11-07 | 2002-11-11 | ソニー株式会社 | 位相制御方法及びその装置 |
EP1176588A1 (en) * | 2000-07-28 | 2002-01-30 | THOMSON multimedia | Process for controlling the capstan in a video tape recorder (VTR) |
JP4366030B2 (ja) * | 2001-07-13 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 情報記録装置及び画像記録装置 |
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JPS59127254A (ja) * | 1983-01-11 | 1984-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 間欠記録による長時間磁気録画再生装置 |
US4811130A (en) * | 1984-07-02 | 1989-03-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Information signal reproducing apparatus capable of determining a track pitch of a record bearing medium using a tracking error signal and a signal indicative of the moving speed of the medium |
JPH0667270B2 (ja) * | 1985-02-26 | 1994-08-24 | 三菱電機株式会社 | 間欠駆動形磁気記録装置 |
JPH01165084A (ja) * | 1987-02-23 | 1989-06-29 | Toshiba Corp | テ−プ位置検出装置 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153336A patent/JPH052799A/ja active Pending
-
1994
- 1994-07-11 US US08/272,641 patent/US5523895A/en not_active Expired - Fee Related
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EP0776006A3 (en) * | 1995-11-21 | 2001-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording and reproducing device |
US6424483B1 (en) | 1995-11-21 | 2002-07-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Control system of tape travel for a magnetic recording and reproducing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5523895A (en) | 1996-06-04 |
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