JPH05278872A - 枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置のための制御装置 - Google Patents
枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置のための制御装置Info
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- JPH05278872A JPH05278872A JP4291051A JP29105192A JPH05278872A JP H05278872 A JPH05278872 A JP H05278872A JP 4291051 A JP4291051 A JP 4291051A JP 29105192 A JP29105192 A JP 29105192A JP H05278872 A JPH05278872 A JP H05278872A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/08—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with means for advancing the articles to present the articles to the separating device
- B65H1/18—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with means for advancing the articles to present the articles to the separating device controlled by height of pile
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置
のための制御装置において、調整範囲の広い高価なモー
タ並びに駆動装置を用いずに済むような構成に当該装置
を改善すること。 【構成】 制御装置は、印刷機の処理速度と予め与えら
れた被印刷材料厚さに依存して回転数調整器を介してモ
ータが連続的な動作と非連続的な動作の間で切り換えら
れるように構成されており、さらにどのような印刷機処
理速度において連続的な動作と非連続的な動作との間の
切換が行われるかを、多数の被印刷材料厚さに対する特
性曲線の形で記憶している特性曲線メモリが設けられて
おり、該メモリは当該制御装置に作用結合されるように
構成する。
のための制御装置において、調整範囲の広い高価なモー
タ並びに駆動装置を用いずに済むような構成に当該装置
を改善すること。 【構成】 制御装置は、印刷機の処理速度と予め与えら
れた被印刷材料厚さに依存して回転数調整器を介してモ
ータが連続的な動作と非連続的な動作の間で切り換えら
れるように構成されており、さらにどのような印刷機処
理速度において連続的な動作と非連続的な動作との間の
切換が行われるかを、多数の被印刷材料厚さに対する特
性曲線の形で記憶している特性曲線メモリが設けられて
おり、該メモリは当該制御装置に作用結合されるように
構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば枚葉紙印刷機等
の枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置のための
制御装置であって、該制御装置には積み紙高さ検出器が
接続されており、該検出器の出力信号に応じてモータが
回転数調整器を介して制御されており、さらに当該制御
装置には印刷機の処理速度並びに被印刷材料厚さが共に
算入されるものである、制御装置に関する。
の枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置のための
制御装置であって、該制御装置には積み紙高さ検出器が
接続されており、該検出器の出力信号に応じてモータが
回転数調整器を介して制御されており、さらに当該制御
装置には印刷機の処理速度並びに被印刷材料厚さが共に
算入されるものである、制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】枚葉紙印刷機では印刷すべき枚葉紙が積
み紙の上側から取り出され、給紙台の上で例えば下から
押し入れるようにして供給される。この場合枚葉紙の取
り出しに用いられる装置（吸い上げ式吸い口）は当該枚
葉紙の問題のない継続した送り出しを保証するために、
積み紙最上端の比較的限られた高さ範囲内でのみ枚葉紙
を確実に検出することができる。そのため枚葉紙が積み
重ねられる紙載せ台には積み紙昇降駆動装置が備えられ
ている。この装置は最も上の枚葉紙が所定の高さ領域内
に常に存するように動作するものである。この場合最も
上の枚葉紙ないし積み紙最上端は積み紙高さ検出器を用
いて検出される。この積み紙高さ検出器の出力信号に相
応して制御装置により紙載せ台を押し揚げるための積み
紙昇降駆動装置が制御される。この場合積み紙昇降駆動
装置は連続的に又は補充給紙動作の際に非連続的に紙載
せ台を動かすことができる。
み紙の上側から取り出され、給紙台の上で例えば下から
押し入れるようにして供給される。この場合枚葉紙の取
り出しに用いられる装置（吸い上げ式吸い口）は当該枚
葉紙の問題のない継続した送り出しを保証するために、
積み紙最上端の比較的限られた高さ範囲内でのみ枚葉紙
を確実に検出することができる。そのため枚葉紙が積み
重ねられる紙載せ台には積み紙昇降駆動装置が備えられ
ている。この装置は最も上の枚葉紙が所定の高さ領域内
に常に存するように動作するものである。この場合最も
上の枚葉紙ないし積み紙最上端は積み紙高さ検出器を用
いて検出される。この積み紙高さ検出器の出力信号に相
応して制御装置により紙載せ台を押し揚げるための積み
紙昇降駆動装置が制御される。この場合積み紙昇降駆動
装置は連続的に又は補充給紙動作の際に非連続的に紙載
せ台を動かすことができる。
【０００３】ＤＥ３６０７９７９号公報からは連続的に
動作する積み紙昇降駆動装置のための制御装置において
積み紙昇降駆動装置のモータが常時制御され続け、積み
紙高さ検出器によって検出された積み紙高さの目標値と
実際値との間の偏差に相応して単に比較的ゆっくりな補
充給紙動作だけか又は比較的速い補充給紙動作だけが行
われる装置が公知である。しかしながらこの装置の場
合、印刷機のあらゆる速度と被印刷材料のあらゆる厚さ
において積み紙上端を限られ高さ範囲内に維持し続け得
るためには、モータ並びにそれに前置接続される駆動装
置を非常に調整範囲が広く構成しなければならない。こ
のことは欠点である。
動作する積み紙昇降駆動装置のための制御装置において
積み紙昇降駆動装置のモータが常時制御され続け、積み
紙高さ検出器によって検出された積み紙高さの目標値と
実際値との間の偏差に相応して単に比較的ゆっくりな補
充給紙動作だけか又は比較的速い補充給紙動作だけが行
われる装置が公知である。しかしながらこの装置の場
合、印刷機のあらゆる速度と被印刷材料のあらゆる厚さ
において積み紙上端を限られ高さ範囲内に維持し続け得
るためには、モータ並びにそれに前置接続される駆動装
置を非常に調整範囲が広く構成しなければならない。こ
のことは欠点である。
【０００４】非連続的に動作する積み紙昇降駆動装置の
駆動装置並びにモータに対する要求は実質的に少ないも
のである（ＤＥ２６５９５１１Ｃ２）。積み紙高さ検出
部の出力信号に応じて積み紙駆動装置は作動状態ないし
停止状態に切換えられる。しかしながら印刷速度が速く
被印刷材料の厚みが大きい場合にはこのような切換は切
換頻度の増加を引き起こす。この切換頻度に対して積み
紙昇降駆動装置は構成されなければならないものであ
る。切換頻度の増加はとりわけ機械的な昇降駆動装置を
介して紙載せ台の積み紙に振動を与えるものとなる。積
み紙中のこのような振動は被印刷材料の厚さが大きく、
それに伴ってその被印刷材料の質量が比較的大きい場合
に最も上の取り出されるべき枚葉紙に、制御できない固
有の動特性を与えてしまうものとなる。そのため装置へ
の問題のない継続した送り出しは保証されなくなる。
駆動装置並びにモータに対する要求は実質的に少ないも
のである（ＤＥ２６５９５１１Ｃ２）。積み紙高さ検出
部の出力信号に応じて積み紙駆動装置は作動状態ないし
停止状態に切換えられる。しかしながら印刷速度が速く
被印刷材料の厚みが大きい場合にはこのような切換は切
換頻度の増加を引き起こす。この切換頻度に対して積み
紙昇降駆動装置は構成されなければならないものであ
る。切換頻度の増加はとりわけ機械的な昇降駆動装置を
介して紙載せ台の積み紙に振動を与えるものとなる。積
み紙中のこのような振動は被印刷材料の厚さが大きく、
それに伴ってその被印刷材料の質量が比較的大きい場合
に最も上の取り出されるべき枚葉紙に、制御できない固
有の動特性を与えてしまうものとなる。そのため装置へ
の問題のない継続した送り出しは保証されなくなる。
【０００５】ＤＥ３６３１４５６Ｃ２号に記載の積み紙
昇降装置を制御するための装置では、枚葉紙積み紙の補
充動作の制御に関する手段の改善が行われている。この
装置では積み紙昇降駆動装置のモータにパルス発信器が
配属されている。制御装置ではこのパルス発信器の信号
から補充動作の大きさが計算される。さらに制御装置は
印刷機の処理速度を検出する。しかしながらこの装置は
前記したようなパルス発振器により構成が非常に複雑に
なる。
昇降装置を制御するための装置では、枚葉紙積み紙の補
充動作の制御に関する手段の改善が行われている。この
装置では積み紙昇降駆動装置のモータにパルス発信器が
配属されている。制御装置ではこのパルス発信器の信号
から補充動作の大きさが計算される。さらに制御装置は
印刷機の処理速度を検出する。しかしながらこの装置は
前記したようなパルス発振器により構成が非常に複雑に
なる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明が解決
しようとする課題は、請求項１の上位概念に記載され
た、枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置のため
の制御装置において、調整範囲の広い高価なモータ並び
に駆動装置を用いずに済むような構成に当該制御装置を
改善することである。
しようとする課題は、請求項１の上位概念に記載され
た、枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動装置のため
の制御装置において、調整範囲の広い高価なモータ並び
に駆動装置を用いずに済むような構成に当該制御装置を
改善することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、制御装置は、印刷機の処理速度と予め与えられた被
印刷材料厚さに依存して回転数調整器を介してモータが
連続的な動作と非連続的な動作の間で切換えられるよう
に構成されており、さらにどのような印刷機処理速度に
おいて連続的な動作と非連続的な動作との間の当該切換
が行われるかを、多数の被印刷材料厚さに対する特性曲
線の形で記憶している特性曲線メモリが設けられてお
り、該メモリは当該制御装置に作用結合されているよう
に構成されて解決される。
り、制御装置は、印刷機の処理速度と予め与えられた被
印刷材料厚さに依存して回転数調整器を介してモータが
連続的な動作と非連続的な動作の間で切換えられるよう
に構成されており、さらにどのような印刷機処理速度に
おいて連続的な動作と非連続的な動作との間の当該切換
が行われるかを、多数の被印刷材料厚さに対する特性曲
線の形で記憶している特性曲線メモリが設けられてお
り、該メモリは当該制御装置に作用結合されているよう
に構成されて解決される。
【０００８】本発明による積み紙昇降駆動装置のための
制御装置によれば印刷機の処理速度と被印刷材料の厚さ
状態に依存して連続的な積み紙押し揚げ動作と非連続的
な積み紙押し揚げ動作との間で切換が行われる。この２
つの動作形式の間の切換はモータ並びに駆動装置の調整
範囲に従って処理された特性曲線がメモリされている制
御装置によって行われる。この特性曲線は、印刷機の処
理速度を表す軸と被印刷材料の厚さを表す軸とで形成さ
れる平面内で、連続的な積み紙押し揚げ動作による範囲
と非連続的な積み紙押し揚げ動作による範囲とに相互に
分かれている。
制御装置によれば印刷機の処理速度と被印刷材料の厚さ
状態に依存して連続的な積み紙押し揚げ動作と非連続的
な積み紙押し揚げ動作との間で切換が行われる。この２
つの動作形式の間の切換はモータ並びに駆動装置の調整
範囲に従って処理された特性曲線がメモリされている制
御装置によって行われる。この特性曲線は、印刷機の処
理速度を表す軸と被印刷材料の厚さを表す軸とで形成さ
れる平面内で、連続的な積み紙押し揚げ動作による範囲
と非連続的な積み紙押し揚げ動作による範囲とに相互に
分かれている。
【０００９】本発明では被印刷材料の厚さが大きい場合
には処理速度が低い時から既に連続的な積み紙駆動装置
の制御が行われるので、積み紙中の振動が、取り出され
るべき枚葉紙に伝わるようなことはない。被印刷材料の
厚みが少ない場合にはほとんどの処理速度において非連
続的に供給が行われる。これにより負荷モーメント（積
み紙の重さ）が一定のままであっても駆動モータによる
非常に緩慢な運きは何も行われなくてもよいという結果
に結び付く。被印刷材料が薄い場合は、駆動装置の切換
頻度とそれに伴う積み紙中の振動も振動数の点でさほど
高まらない。被印刷材料の質量が少ないためにこの場合
の振動は枚葉紙の移動中に障害を引き起こさない。
には処理速度が低い時から既に連続的な積み紙駆動装置
の制御が行われるので、積み紙中の振動が、取り出され
るべき枚葉紙に伝わるようなことはない。被印刷材料の
厚みが少ない場合にはほとんどの処理速度において非連
続的に供給が行われる。これにより負荷モーメント（積
み紙の重さ）が一定のままであっても駆動モータによる
非常に緩慢な運きは何も行われなくてもよいという結果
に結び付く。被印刷材料が薄い場合は、駆動装置の切換
頻度とそれに伴う積み紙中の振動も振動数の点でさほど
高まらない。被印刷材料の質量が少ないためにこの場合
の振動は枚葉紙の移動中に障害を引き起こさない。
【００１０】それにより本発明によれば高価で高性能な
モータ並びに駆動装置（調整範囲の比較的広い）は必要
なくなる。それにもかかわらず連続的な積み紙押し揚げ
動作の利点は処理速度が速くて被印刷材料の厚さが大き
い場合に役立たせることができる。
モータ並びに駆動装置（調整範囲の比較的広い）は必要
なくなる。それにもかかわらず連続的な積み紙押し揚げ
動作の利点は処理速度が速くて被印刷材料の厚さが大き
い場合に役立たせることができる。
【００１１】本発明の有利な実施例及び改善例は従属請
求項に記載される。
求項に記載される。
【００１２】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
【００１３】印刷機１１で印刷されるべき枚葉紙は積み
紙１の形で紙載せ台２の上に置かれている（図１）。図
中符号３で示されているのは昇降駆動装置である。この
装置により紙載せ台２並びに積み紙１は押し揚げられ
る。昇降駆動装置３はモータ４によって駆動される。こ
の場合このモータ４には付加的に電磁的制御の可能な制
動機５が配属される。この制動機５の目的はモータ４が
制御されない場合に積み紙１をその重さに抗して所定の
高さに維持することである。制動機５はホイストモータ
（Ｈｕｂａｎｋｅｒｍｏｔｏｒ）の形式でモータ４中に
直接集積化され得るものであり、制御装置８からのパル
スによってか又はモータ電流によって強制的に投入接続
され得る。
紙１の形で紙載せ台２の上に置かれている（図１）。図
中符号３で示されているのは昇降駆動装置である。この
装置により紙載せ台２並びに積み紙１は押し揚げられ
る。昇降駆動装置３はモータ４によって駆動される。こ
の場合このモータ４には付加的に電磁的制御の可能な制
動機５が配属される。この制動機５の目的はモータ４が
制御されない場合に積み紙１をその重さに抗して所定の
高さに維持することである。制動機５はホイストモータ
（Ｈｕｂａｎｋｅｒｍｏｔｏｒ）の形式でモータ４中に
直接集積化され得るものであり、制御装置８からのパル
スによってか又はモータ電流によって強制的に投入接続
され得る。
【００１４】モータ４は所定の回転数を得るための回転
数調整器６から電圧を供給される。簡単な手法では、モ
ータ４は３相−非同期−電動機として構成される。この
場合このモータには調整範囲の狭い回転数調整器６が配
属される。回転数調整器６は電圧を入力側で直接電源か
ら供給される。
数調整器６から電圧を供給される。簡単な手法では、モ
ータ４は３相−非同期−電動機として構成される。この
場合このモータには調整範囲の狭い回転数調整器６が配
属される。回転数調整器６は電圧を入力側で直接電源か
ら供給される。
【００１５】積み紙１の上端は積み紙高さ検出器７によ
って検出される。この検出器７の出力信号からは積み紙
１の上端が所定の高さ領域内にあるのか又は所定の高さ
領域外にあるのかが推定される。そのために積み紙高さ
検出器７の出力側は制御装置８に接続される。この制御
装置８では回転数調整器６に対する相応の調整信号が形
成される。さらに制御装置８にはここでは概略的に示さ
れている印刷機１１の処理速度が供給される。この場合
処理速度は主駆動装置の速度信号又は回転数に依存する
周波数のパルス列であり得る。さらに制御装置８には被
印刷材料厚さに関する情報も同様に供給可能である。こ
れは図１に示されているように手動操作によるデータ入
力を介して、例えばマスターコンピュータ９を介して行
われ得る。このマスタコンピュータ９により印刷機１全
体が監視され操作され得る。
って検出される。この検出器７の出力信号からは積み紙
１の上端が所定の高さ領域内にあるのか又は所定の高さ
領域外にあるのかが推定される。そのために積み紙高さ
検出器７の出力側は制御装置８に接続される。この制御
装置８では回転数調整器６に対する相応の調整信号が形
成される。さらに制御装置８にはここでは概略的に示さ
れている印刷機１１の処理速度が供給される。この場合
処理速度は主駆動装置の速度信号又は回転数に依存する
周波数のパルス列であり得る。さらに制御装置８には被
印刷材料厚さに関する情報も同様に供給可能である。こ
れは図１に示されているように手動操作によるデータ入
力を介して、例えばマスターコンピュータ９を介して行
われ得る。このマスタコンピュータ９により印刷機１全
体が監視され操作され得る。
【００１６】制御装置８はそのために次のように構成さ
れる。すなわち印刷機１１の処理速度とマスターコンピ
ュータ９を介して入力された被印刷材料の厚さに依存し
て回転数調整器６が連続的動作と被連続的動作の間で切
換わるように構成される。連続的な動作の場合には制御
装置８によって回転数調整器６への回転数目標値が次の
ように定められる。すなわちこの目標値により積み紙１
の上端が常に積み紙高さ検出器７により監視される高さ
範囲にあるように定められる。この場合回転数目標値は
印刷機１１の処理速度と被印刷材料の厚さから算出され
る。その際昇降駆動装置３の伝達比が考慮される。積み
紙高さ検出器７の出力信号は制御装置８において積み紙
上端の目標高さの維持のために監視される。目標高さを
上回ったり下回ったりした場合には制御装置８により付
加的な補正を加えて算出された目標回転数値が回転数調
整器６に引き続き供給される。
れる。すなわち印刷機１１の処理速度とマスターコンピ
ュータ９を介して入力された被印刷材料の厚さに依存し
て回転数調整器６が連続的動作と被連続的動作の間で切
換わるように構成される。連続的な動作の場合には制御
装置８によって回転数調整器６への回転数目標値が次の
ように定められる。すなわちこの目標値により積み紙１
の上端が常に積み紙高さ検出器７により監視される高さ
範囲にあるように定められる。この場合回転数目標値は
印刷機１１の処理速度と被印刷材料の厚さから算出され
る。その際昇降駆動装置３の伝達比が考慮される。積み
紙高さ検出器７の出力信号は制御装置８において積み紙
上端の目標高さの維持のために監視される。目標高さを
上回ったり下回ったりした場合には制御装置８により付
加的な補正を加えて算出された目標回転数値が回転数調
整器６に引き続き供給される。
【００１７】非連続的な動作の場合には制御装置８は積
み紙１の上端の上回りないし下回りのみを監視する。こ
の上回りないし下回りは積み紙高さ検出器７によって検
出される。所定の高さを下回った場合には、制御装置８
は回転数調整器６を介して積み紙１の押し揚げを例えば
上限に達するまで行う。所定の時間の経過後、すなわち
所定数の枚葉紙が送出された後では制御装置８によって
積み紙１の補充のための押し揚げも行われ得る。
み紙１の上端の上回りないし下回りのみを監視する。こ
の上回りないし下回りは積み紙高さ検出器７によって検
出される。所定の高さを下回った場合には、制御装置８
は回転数調整器６を介して積み紙１の押し揚げを例えば
上限に達するまで行う。所定の時間の経過後、すなわち
所定数の枚葉紙が送出された後では制御装置８によって
積み紙１の補充のための押し揚げも行われ得る。
【００１８】連続的な積み紙押し揚げ動作と非連続的な
積み紙押し揚げ動作との間の切換は制御装置８により印
刷機の瞬時の処理速度と事前に入力される被印刷材料の
厚さデータの比較に基づいて行われる。そのために制御
装置８は特性曲線が記憶されている特性曲線メモリ１０
と作用結合される。図２には記憶された特性曲線に対す
る量的な例が示されている。この例は印刷機の処理速度
Ｖを表す軸と被印刷材料の厚さＢを表す軸によって形成
される平面上に示されている。符号Ｄは非連続的な積み
紙押し揚げ動作領域を示し、符号Ｋは連続的な積み紙押
し揚げ動作領域を示している。実施例によれば被印刷材
料の厚さＢが０．５ｍｍでは処理速度Ｖが３０００枚／
時までは積み紙１は非連続的に押し揚げられる。処理速
度が３０００枚／時を上回った場合には（被印刷材料の
厚さは同じ）積み紙１は連続的に引き続き押し揚げられ
る。従って特性曲線メモリ１０は多数の被印刷材料厚さ
Ｂに対して、連続的動作と非連続的動作の間で切換わる
処理速度Ｖを含むものとなる。
積み紙押し揚げ動作との間の切換は制御装置８により印
刷機の瞬時の処理速度と事前に入力される被印刷材料の
厚さデータの比較に基づいて行われる。そのために制御
装置８は特性曲線が記憶されている特性曲線メモリ１０
と作用結合される。図２には記憶された特性曲線に対す
る量的な例が示されている。この例は印刷機の処理速度
Ｖを表す軸と被印刷材料の厚さＢを表す軸によって形成
される平面上に示されている。符号Ｄは非連続的な積み
紙押し揚げ動作領域を示し、符号Ｋは連続的な積み紙押
し揚げ動作領域を示している。実施例によれば被印刷材
料の厚さＢが０．５ｍｍでは処理速度Ｖが３０００枚／
時までは積み紙１は非連続的に押し揚げられる。処理速
度が３０００枚／時を上回った場合には（被印刷材料の
厚さは同じ）積み紙１は連続的に引き続き押し揚げられ
る。従って特性曲線メモリ１０は多数の被印刷材料厚さ
Ｂに対して、連続的動作と非連続的動作の間で切換わる
処理速度Ｖを含むものとなる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば被印刷材料の厚さが大き
い場合には処理速度がわずかな時において既に連続的な
積み紙駆動装置の制御が行われるので、積み紙中の振動
が、取り出されるべき枚葉紙に伝わるようなことはな
い。被印刷材料の厚さが小さい場合にはほとんどの処理
速度において非連続的に供給が行われる。これにより負
荷モーメント（積み紙の重さ）が一定のままであっても
駆動モータによる非常に緩慢な動きは何も行われなくて
もよいという結果に結び付く。被印刷材料が薄い場合
は、駆動装置の切換頻度とそれに伴う積み紙内の振動も
さほど高まらない。被印刷材料の質量がわずかなために
この場合の振動は枚葉紙の移動中に障害を引き起こさな
い。
い場合には処理速度がわずかな時において既に連続的な
積み紙駆動装置の制御が行われるので、積み紙中の振動
が、取り出されるべき枚葉紙に伝わるようなことはな
い。被印刷材料の厚さが小さい場合にはほとんどの処理
速度において非連続的に供給が行われる。これにより負
荷モーメント（積み紙の重さ）が一定のままであっても
駆動モータによる非常に緩慢な動きは何も行われなくて
もよいという結果に結び付く。被印刷材料が薄い場合
は、駆動装置の切換頻度とそれに伴う積み紙内の振動も
さほど高まらない。被印刷材料の質量がわずかなために
この場合の振動は枚葉紙の移動中に障害を引き起こさな
い。
【００２０】それにより本発明によれば高価で高性能な
モータ並びに駆動装置（調整範囲の比較的広い）は必要
なくなる。それにもかかわらず連続的な積み紙押し揚げ
動作の利点は処理速度が速くて被印刷材料の厚みが大き
い場合に役立たせることができる。
モータ並びに駆動装置（調整範囲の比較的広い）は必要
なくなる。それにもかかわらず連続的な積み紙押し揚げ
動作の利点は処理速度が速くて被印刷材料の厚みが大き
い場合に役立たせることができる。
【図１】本発明による積み紙昇降駆動装置のための制御
装置を表した図である。
装置を表した図である。
【図２】特性曲線を表した図である。
１ 積み紙 ２ 紙載せ台 ３ 昇降駆動装置 ４ モータ ５ 制動機 ６ 回転数調整器 ７ 積み紙高さ検出器 ８ 制御装置 ９ マスターコンピュータ １０ 特性曲線メモリ １１ 印刷機 Ｖ 処理速度 Ｂ 被印刷材料厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルブレヒト ヴェルツ ドイツ連邦共和国 レーダーマルク シュ ヴァルツバッハシュトラーセ 59 (72)発明者 ヨーアヒム ブルメーア ドイツ連邦共和国 ハインブルク ヴァル トシュトラーセ 10
Claims (3)
- 【請求項１】 枚葉紙処理装置における積み紙昇降駆動
装置のための制御装置であって、該制御装置には積み紙
高さ検出器が接続されており、該検出器の出力信号に応
じてモータが回転数調整器を介して制御されており、さ
らに当該制御装置には印刷機の処理速度並びに被印刷材
料厚さが共に算入されるものである、制御装置におい
て、 当該制御装置（８）は、印刷機の処理速度（Ｖ）と予め
与えられた被印刷材料厚さ（Ｂ）に依存して回転数調整
器（６）を介してモータ（４）が連続的な動作と非連続
的な動作の間で切換えられるように構成されており、 さらにどのような印刷機処理速度（Ｖ）において連続的
な動作と非連続的な動作との間の当該切換が行われるか
を、多数の被印刷材料厚さ（Ｂ）に対する特性曲線の形
で記憶している特性曲線メモリ（１０）が設けられてお
り、該メモリ（１０）は当該制御装置（８）に作用結合
されることを特徴とする、枚葉紙処理装置における積み
紙昇降駆動装置のための制御装置。 - 【請求項２】 前記モータ（４）は多相−非同期−電動
機として構成されている、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 前記被印刷材料厚さＢは印刷機（１１）
に配属されているマスターコンピュータ（９）の手動デ
ータ入力装置を介して入力される、請求項１又は２記載
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4135752.3 | 1991-10-30 | ||
| DE4135752A DE4135752C1 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 |
Publications (2)
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