JP2000016639A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000016639A
JP2000016639A JP10202759A JP20275998A JP2000016639A JP 2000016639 A JP2000016639 A JP 2000016639A JP 10202759 A JP10202759 A JP 10202759A JP 20275998 A JP20275998 A JP 20275998A JP 2000016639 A JP2000016639 A JP 2000016639A
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JP10202759A
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English (en)
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Toru Nagatsuma
徹 永妻
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量給紙ユニットで装置の電源投入時や給紙
カセットの再セット時等に用紙の残量検知を多段階で行
う。 【解決手段】 給紙カセット内の底板1が、下限位置と
上限位置の間にあるか否かを検知する底板検知スイッチ
4を備える。装置本体の電源オンや給紙カセットの再セ
ットを検知し、底板検知スイッチ4で底板1が所定位置
にあることを検知したら、用紙3の残量を検知しつつ底
板1を上昇させる。上昇途中で底板検知スイッチ4がオ
フにならず、用紙3の最上面を紙面検知センサ6が検知
したら、底板1の上昇を止めて印字待機状態、印字動作
に移る。印字中に底板検知スイッチ4がオフになったら
用紙が給紙される毎に給紙枚数をカウントする。カウン
ト値が予め設定された値に到達したら用紙残量の推定を
行う。設定値を数種類用意して多段階に検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンタ等の画像形成装置や多機能の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】昨今の
ネットワークの著しい普及に伴い、プリンタ等の画像形
成装置においてもネットワークへの対応要求がますます
高まっており、特に、ネットワークに接続されたプリン
タ1台あたりに対し複数のユーザーが存在する使われ方
の増加に伴い、給紙部の用紙積載可能枚数をより増加さ
せ、かつ用紙の残量検知を多段階で行えるようにする機
能が求められることが多くなっている。
【0003】従来の用紙の残量検知を多段階で検出する
手段としては、用紙の上昇運動に連動して遮蔽板が上昇
するようにした機構と遮蔽板の位置を検出するための複
数のセンサによって構成し、用紙積載量が遮蔽板で遮蔽
されているセンサの数によって検出するものが提案され
ている。また、用紙の上昇運動のための上昇モータの回
転部にエンコーダを設け、エンコーダのスリットをセン
サによって計測し、センサからのパルス数(回転角、移
動量)から用紙積載量を検出するものや、上昇モータに
ステッピングモータを用いモータ駆動パルス数(回転
角、移動量)から用紙積載量を検出するものも提案され
ている。
【0004】しかしながら上述のいずれの方法、装置
も、用紙残量を多段階ではなく1段階で行う場合と比べ
て部品点数の増加、使用部品単価の高価化あるいは構成
回路の複雑化を伴い、装置のコストアップの要因となっ
てしまっていた。
【0005】そこで本発明においては、部品点数の増
加、使用部品単価の高価化及び構成回路の複雑化を伴う
ことなく、大量に積載可能な給紙ユニットに大量に用紙
が積載された状態において装置の電源投入時及び給紙カ
セットの再セット時及び装置の印字動作に伴って用紙の
積載量(残量)検知を多段階にて行うことができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0006】また本発明においては、大量に積載可能な
給紙ユニットに少量に用紙が積載された状態において給
紙カセットの再セット時及び装置の印字動作に伴って用
紙の積載量(残量)検知を多段階にて行うことができる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明においては、大量に積載可能
な給紙ユニットに少量に用紙が積載された状態において
装置の電源投入時及び装置の印字動作に伴って用紙の積
載量(残量)検知を多段階にて行うことができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
うち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、用紙を積載した給紙カセットの底板を上昇させる駆
動手段と、上記底板が上昇して上記用紙の最上面が所定
の給紙開始位置に到達したことを検知する紙面検知手段
と、上記給紙カセットが装置本体にセットされたか否か
を検知するカセットセット検知手段を備える画像形成装
置において、上記底板の下限位置と上限位置の間に位置
し、上記底板が下限位置から所定位置までの間にあるか
否かを検知することで用紙の残量を検知する残量検知手
段を備えるとともに、上記装置本体の電源オン時または
上記のカセットセット検知手段によって上記給紙カセッ
トが非セット状態からセット状態に移行したことを検知
しかつ上記残量検知手段によって上記底板が上記下限位
置から上記所定位置の間にある残量検知オン状態を検知
した場合、上記残量検知手段による上記用紙の残量検知
状態を監視しつつ上記底板を上昇させ、上昇途中におい
て上記残量検知手段によって上記底板が上記下限位置か
ら上記所定位置の間にない残量検知オフ状態を検知する
ことなく上記紙面検知手段によって上記底板が上記上限
位置に到達したことを検知した場合、上記底板の上昇を
止めて上記装置本体における印字待機状態に移行させ、
上記装置本体において印字動作を行っているときは常に
上記残量検知手段による上記残量検知状態を監視し、上
記残量検知オフ状態となった時点から上記給紙カセット
より用紙が給紙される毎に給紙枚数をカウントし、多段
階の用紙残量検知を行うための数種類の設定値のうちの
予め設定されたいずれかの設定値に上記カウント値が到
達することにより用紙残量の推定を行う制御手段を備え
ることを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記制御手段
が、上記残量検知オン状態を検知した場合に上記残量検
知手段を確認し、確認結果が残量検知オン状態であった
場合、上記残量検知手段による上記用紙の残量検知状態
を監視しつつ上記底板を上昇させ、上昇途中において上
記残量検知オフ状態が検知された場合に、該検知時点よ
り上記紙面検知手段によって上記底板が上記上限位置に
到達したことが検知されるまでの時間をカウントし、該
カウント値(t)から上記底板に積載された用紙の積載
量(n)の推定を行い、装置本体が印字動作を行ってい
る際は給紙カセットより用紙が給紙される毎に給紙枚数
(a)をカウントし、上記数種類の設定値のうちの予め
設定されたいずれかの設定値に上記カウント値(t+a
あるいはn+a)の値が到達することにより用紙残量の
推定を行うことを特徴とする。
【0010】同請求項3に係るものは、上記制御手段
が、上記残量検知オン状態を検知した場合に上記残量検
知手段を確認し、確認結果が残量検知オフであった場
合、上記残量検知手段による上記用紙の残量検知状態を
監視しつつ上記底板を下降させ、下降途中において上記
残量検知オフ状態から上記残量検知オン状態に変化した
時点で上記底板の下降を中止させ、上記残量検知手段に
よる上記用紙の残量検知状態を監視しつつ上記底板を上
昇させ、上昇途中において上記残量検知オフ状態が検知
された場合に、該検知時点より上記紙面検知手段によっ
て上記底板が上記上限位置に到達したことが検知される
までの時間をカウントし、該カウント値(t)から上記
底板に積載された用紙の積載量(n)の推定を行い、装
置本体が印字動作を行っている際は給紙カセットより用
紙が給紙される毎に給紙枚数(a)をカウントし、上記
数種類の設定値のうちの予め設定されたいずれかの設定
値に上記カウント値(t+aあるいはn+a)の値が到
達することにより用紙残量の推定を行うことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の
一実施形態において用いる給紙カセットの概念図であ
る。図1中の1は給紙カセット内の底板であり、図示せ
ぬ装置本体に設けたモータ等の駆動手段によって軸2を
回転中心として図中の上下方向に回動可能となってい
る。この給紙カセットを装置本体から引き出した際に
は、駆動手段と底板1との間の機械的連結が断たれ、底
板1は自重及び積載された用紙3の重量によって下限位
置まで下降する。
【0012】また図中4は底板1の位置(角度)が下限
位置からある所定位置までの範囲内にあるか否かを検知
するためのスイッチ(以下底板位置検知スイッチとい
う)である。さらに図中5は底板1の脇に取り付けら
れ、底板1が下限位置からある所定位置までの範囲内に
ある場合に底板検知スイッチ4をオンさせるための底板
検知板である。そして6は紙面検知センサであり、積載
された用紙3の最上面が上限位置にあるか否かを検知す
る。
【0013】図2は本発明に係る画像形成装置の一実施
形態の制御回路の構成を概念的に示すブロック図であ
り、図中の破線内の回路ブロックは給紙カセット内部に
存在し、他は装置本体内に存在する。図中11はCPU
であり、本実施形態装置のすべての制御を司る。また図
中12はROMで、CPU11が動作するためのプログ
ラムが格納されている。図中13はRAMで、CPU1
1が動作するためのワークエリアとなる。そして図中1
4は装置本体内に設けられた搬送モータやクラッチとい
った各種I/O類である。
【0014】さらに図2中の15は、底板1の上昇/下
降を行うための底板駆動モータ16を駆動するためのモ
ータドライバ素子、17はカセットセット検知スイッチ
であり、給紙カセットが装置本体にセットされている状
態でオンし、引き出された状態ではオフとなる。
【0015】図1、図2により本実施形態装置の動作を
説明する。図1(A)は給紙カセットに用紙3が大量に
積載されておりかつ底板1は下限位置にある状態であ
る。この状態においては、底板検知スイッチ4は底板検
知板5によってオンしており、紙面位置検知センサ6は
オフしている。
【0016】装置本体の電源投入時もしくはCPU11
がカセットセット検知スイッチ17の状態がオフからオ
ンに変化したことを検知することによって給紙カセット
が装置本体より引き出された後に装置本体にセットされ
たことを検知した場合、CPU11は底板位置検知スイ
ッチ4の状態を読みに行く(以下、この状態を状態1と
いう)。
【0017】読み取った底板位置検知スイッチ4の状態
がオンであった場合、CPU11は紙面位置検知センサ
6及び底板位置検知スイッチ5の状態を監視しつつモー
タドライバ素子15を通じて底板駆動モータ16を駆動
し、底板1を紙面位置検知センサ6がオンするまで上昇
させる。その結果、給紙カセットの状態は図1(A)か
ら図1(B)の状態に移行するが、その間において底板
位置検知スイッチ4は底板検知板5によってオンさせら
れ続けているので、途中でオフすることはない。従って
図1(B)においては紙面位置検知センサ6はオンであ
り、底板位置検知スイッチ4もオンである。CPU11
はこの状態をもって用紙3の積載量を最大積載範囲内で
ある第1段階にあると判断し、この状態(図1(B))
にて装置は印字指令が来るまで待機する(以下、この状
態を状態2という)。
【0018】装置の稼動に伴い用紙3の積載量が減少す
るにつれて、CPU11は底板位置検知スイッチ4の状
態を監視しつつ常に紙面位置検知センサ6がオンするよ
うに底板1を上昇させて行く。こうして用紙3が途中で
補給されることなく装置が稼動を続けると、やがて給紙
カセットの状態は図1(B)から図1(C)の状態に移
行し、紙面位置検知センサ6はオン、底板位置検知スイ
ッチ4はオフの状態となる(以下、この状態を状態3と
いう)。
【0019】CPU11は底板位置検知スイッチ4がオ
フの状態になったことを検知した時点(図1(C)の状
態)から、それ以後の給紙動作毎に給紙枚数をカウント
し、カウント値が予め設定された数種類の設定値のいず
れかに到達する毎に用紙残量が各設定値に対応した残量
段階(第2段階〜第n段階)のいずれであるかを判断す
る。給紙カセットの状態は図1(C)から図1(H)の
状態に移行して行く。
【0020】上記状態1において、給紙カセットが装置
本体より引き出された後に再セットされた場合、前述し
た理由により底板1は下限位置にあるので、給紙カセッ
トの状態は図1(A)の状態であり、また上記状態2、
状態3の稼動途中で底板位置検知スイッチ4がオフの状
態となる以前に装置の電源がオフされ、給紙カセットが
脱着されることなく再度電源が投入された場合は、給紙
カセットの状態は図1(B)である。しかし、いずれの
状態であっても上述の状態1及び状態2における底板位
置検知スイッチ4はオン状態であることに変わりなく、
状態2以降の動作に変わりはない。なお、上記状態1に
おいて底板位置検知スイッチ4の状態がオフであった場
合に関しては後述する。
【0021】図1(D)は給紙カセットに用紙3が少量
に積載されておりかつ底板1は下限位置にある状態であ
る。この状態においては、底板検知スイッチ4は底板検
知板5によってオンしており、紙面位置検知センサ6は
オフしている。
【0022】上述した状態1と同様に読み取った底板位
置検知スイッチ4の状態がオンであった場合、CPU1
1は紙面位置検知センサ6及び底板位置検知スイッチ5
の状態を監視しつつモータドライバ素子15を通じて底
板駆動モータ16を駆動し、底板1を紙面位置検知セン
サ6がオンするまで上昇させる。その結果給紙カセット
の状態は図1(D)から図1(E)及び図1(F)及び
図1(G)を経て図1(H)に移行するが、図1(D)
〜(E)においては底板位置検知スイッチ4は底板検知
板5によってオンされており、図1(E)〜(H)にお
いてはオフ状態となる。CPU11は底板1の上昇過程
で底板位置検知スイッチ4がオフしたことを検出した時
点(図1(F)の状態)から紙面位置検知センサ6がオ
ンする(図1(H)の状態)に至るまでの時間をカウン
トする。
【0023】CPU11は、このカウント値(t)が予
め設定された数種類の設定値のいずれの範囲内にあるの
かを判定することによって、用紙積載量が各設定値に対
応した残量段階(第2段階〜第n段階)のいずれである
かを判断する。この状態(図1(H))にて装置は印字
指令が来るまで待機する。
【0024】装置の稼動に際しCPU11はそれ以後の
給紙動作毎に給紙枚数のカウント(カウント値をaとす
る)を行い、カウント値の合計(t+a)の値が予め設
定された数種類の設定値のいずれかに到達する毎に用紙
残量が各設定値に対応した残量段階(第2段階〜第n段
階)のいずれであるかを判断する。給紙カセットの状態
は用紙3が無くなるまでの間に途中で脱着されたり用紙
を補給されたりしない限り、図1(H)の状態を保持す
ることになる。途中で給紙カセットが脱着されて用紙3
が補給された場合は図1(A)、用紙3が補給されなか
った場合は図1(D)に状態が移行する。
【0025】図1(H)は給紙カセットに用紙3が少量
だけ積載されておりかつ底板1は紙面位置検知センサ6
がオン状態となる位置にある。この状態においては、底
板検知スイッチ4はオフしている。
【0026】上述した状態1と同様に読み取った底板位
置検知スイッチ4の状態がオフであった場合、CPU1
1は紙面位置検知センサ6及び底板位置検知スイッチ5
の状態を監視しつつモータドライバ素子15を通じて底
板駆動モータ16を駆動し、底板1を底板位置検知スイ
ッチ5がオンするまで下降させる。その結果給紙カセッ
トの状態は図1(H)から図1(G)及び図1(F)を
経て図1(E)に移行する。CPU11は底板位置検知
スイッチ5がオンしたことを確認したら次に底板1を紙
面位置検知センサ6がオンするまで上昇させる。その結
果給紙カセットの状態は図1(E)から図1(F)及び
図1(G)を経て図1(H)に移行するが、図1(E)
においては底板位置検知スイッチ4は底板検知板5によ
ってオンされており、図1(F)〜(H)においてはオ
フ状態となる。CPU11は底板1の上昇過程で底板位
置検知スイッチ4がオフしたことを検出した時点(図1
(E)の状態)から紙面位置検知センサ6がオンする
(図1(H)の状態)に至るまでの時間をカウントす
る。
【0027】CPU11は、このカウント値(t)が予
め設定された数種類の設定値のいずれの範囲内にあるの
かを判定することによって、用紙積載量が各設定値に対
応した残量段階(第2段階〜第n段階)のいずれである
かを判断する。この状態(図1(H))にて装置は印字
指令が来るまで待機する。
【0028】装置の稼動に際しCPU11はそれ以後の
給紙動作毎に給紙枚数のカウント(カウント値をaとす
る)を行い、カウント値の合計(t+a)の値が予め設
定された数種類の設定値のいずれかに到達する毎に用紙
残量が各設定値に対応した残量段階(第2段階〜第n段
階)のいずれであるかを判断する。給紙カセットの状態
は用紙3が無くなるまでの間に途中で脱着されたり用紙
を補給されたりしない限り、装置の電源がオフ/オンさ
れたとしても図1(H)の状態を保持することになる。
途中で給紙カセットが脱着されて用紙3が補給された場
合は図1(A)、用紙3が補給されなかった場合は図1
(D)に状態が移行する。
【0029】次に本実施形態の制御フローの一例を図3
及び図4に沿って説明する。まず図3により電源オンか
ら印字指令待機までのフローを説明する。装置の電源が
オンされた時(ステップ1)もしくはプログラムのメイ
ンの流れ(ステップ2)の中でカセットセット検知スイ
ッチ17の状態がオフからオンに変化したことを検知
(ステップ3)した場合、まずカウンタtの値とカウン
タaの値を0にクリアする(ステップ4)。次に底板位
置検知スイッチ5の状態を確認し(ステップ5)、オン
であれば底板1を上昇させる(ステップ6)。また、ス
テップ5において底板位置検知スイッチ5の状態がオフ
であったら底板1を底板位置検知スイッチ5の状態がオ
ンになるまで下降させ(ステップ7)、しかる後に上昇
させる(ステップ6)。
【0030】そして底板位置検知スイッチ5の状態を監
視しつつ(ステップ8)、底板1を紙面位置検知センサ
6がオンするまで上昇させる(ステップ10)。もし上
昇途中において、底板位置検知スイッチ5の状態がオフ
したら、その時点から紙面位置検知センサ6がオンする
までの時間をカウントする(ステップ9)。紙面位置検
知センサ6がオンするのを確認したら(ステップ1
0)、底板1の上昇を停止する(ステップ11)。
【0031】ステップ9にてカウントしたカウント値
(t)に応じてt=0(ステップ12)、C>t≧B
(ステップ14)、D>t≧C(ステップ16)あるい
はt≧D(ステップ18)のいずれであるかによって、
用紙の積載量がα(ステップ13)、β(ステップ1
4)、γ(ステップ15)、δ(ステップ16)、ε
(ステップ17)の5段階の内のどれにあてはまるのか
を判断する。なお本実施形態においては用紙3の積載量
(残量)検知は5段階であり、αが最大で、εが最小と
する。しかる後に、印字指令がくるまで待機し(ステッ
プ21)、印字指令が来たら給紙動作を行う(図4のス
テップ1)。
【0032】次に印字指令待機後の給紙動作開始以降の
フローを図4により説明する。給紙動作が開始されると
(ステップ1)、用紙残量の減少に伴い常に用紙3の上
面が紙面位置検知センサ6をオンするように紙面位置検
知センサ6の状態を監視し(ステップ2)、オフであれ
ば底板1を上昇させ(ステップ4)、オンであれば底板
1の上昇を止める(ステップ3)。
【0033】ここで、底板位置検知スイッチ5の状態を
確認し(ステップ5)、オンであれば用紙残量はαであ
ると判断して(ステップ6)、図3のステップ21に戻
る。また、ステップ5において底板位置検知スイッチ5
の状態がオフであった場合は、カウンタaの値をインク
リメントし(ステップ7)、次にカウンタtの値とaの
値を加算し(ステップ8)、しかる後に図3のステップ
14に戻る。
【0034】しかる後にステップ8にて更新されたtの
値をもって前述と同様に図3のステップ14〜20を経
ることによって、現在の用紙の積載量(残量)がβ、
γ、δ、ε、(αに関してはステップ6にて検出)のど
れにあてはまるのかを判断する(図3のステップ14〜
20)。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は以上説明
してきたようなものなので、部品点数の増加、使用部品
単価の高価化及び構成回路の複雑化を伴うことなく、大
量に積載可能な給紙ユニットに大量に用紙が積載された
状態において装置の電源投入時、給紙カセットの再セッ
ト時及び装置の印字動作に伴って用紙の積載量(残量)
検知を多段階に行え、低コストで装置の機能向上を実現
できるという効果がある。
【0036】請求項2に係る画像形成装置は以上説明し
てきたようなものなので、上記共通の効果に加え、大量
に積載可能な給紙ユニットに少量に用紙が積載された状
態において給紙カセットの再セット時及び装置の印字動
作に伴って用紙の積載量(残量)検知を多段階に行える
という効果がある。
【0037】請求項3に係る画像形成装置は以上説明し
てきたようなものなので、上記共通の効果に加え、大量
に積載可能な給紙ユニットに少量に用紙が積載された状
態において装置の電源投入時及び装置の印字動作に伴っ
て用紙の積載量(残量)検知を多段階にて行えるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態におい
て用いる給紙カセットの概念図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の制御
回路の構成を概念的に示すブロック図である。
【図3】本実施形態の制御フローの一例を示す図であ
る。
【図4】本実施形態の制御フローの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 給紙カセットの底板 2 軸 3 用紙 4 底板位置検知スイッチ 5 底板検知板 6 紙面検知センサ 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 I/O 15 モータドライバ素子 16 底板駆動モータ 17 カセットセット検知スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載した給紙カセットの底板を上
    昇させる駆動手段と、上記底板が上昇して上記用紙の最
    上面が所定の給紙開始位置に到達したことを検知する紙
    面検知手段と、上記給紙カセットが装置本体にセットさ
    れたか否かを検知するカセットセット検知手段を備える
    画像形成装置において、 上記底板の下限位置と上限位置の間に位置し、上記底板
    が下限位置から所定位置までの間にあるか否かを検知す
    ることで用紙の残量を検知する残量検知手段を備えると
    ともに、 上記装置本体の電源オン時または上記のカセットセット
    検知手段によって上記給紙カセットが非セット状態から
    セット状態に移行したことを検知しかつ上記残量検知手
    段によって上記底板が上記下限位置から上記所定位置の
    間にある残量検知オン状態を検知した場合、上記残量検
    知手段による上記用紙の残量検知状態を監視しつつ上記
    底板を上昇させ、上昇途中において上記残量検知手段に
    よって上記底板が上記下限位置から上記所定位置の間に
    ない残量検知オフ状態を検知することなく上記紙面検知
    手段によって上記底板が上記上限位置に到達したことを
    検知した場合、上記底板の上昇を止めて上記装置本体に
    おける印字待機状態に移行させ、上記装置本体において
    印字動作を行っているときは常に上記残量検知手段によ
    る上記残量検知状態を監視し、上記残量検知オフ状態と
    なった時点から上記給紙カセットより用紙が給紙される
    毎に給紙枚数をカウントし、多段階の用紙残量検知を行
    うための数種類の設定値のうちの予め設定されたいずれ
    かの設定値に上記カウント値が到達することにより用紙
    残量の推定を行う制御手段を備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段が、上記残量検知オン状態
    を検知した場合に上記残量検知手段を確認し、確認結果
    が残量検知オン状態であった場合、上記残量検知手段に
    よる上記用紙の残量検知状態を監視しつつ上記底板を上
    昇させ、上昇途中において上記残量検知オフ状態が検知
    された場合に、該検知時点より上記紙面検知手段によっ
    て上記底板が上記上限位置に到達したことが検知される
    までの時間をカウントし、該カウント値(t)から上記
    底板に積載された用紙の積載量(n)の推定を行い、装
    置本体が印字動作を行っている際は給紙カセットより用
    紙が給紙される毎に給紙枚数(a)をカウントし、上記
    数種類の設定値のうちの予め設定されたいずれかの設定
    値に上記カウント値(t+aあるいはn+a)の値が到
    達することにより用紙残量の推定を行うことを特徴とす
    る請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段が、上記残量検知オン状態
    を検知した場合に上記残量検知手段を確認し、確認結果
    が残量検知オフであった場合、上記残量検知手段による
    上記用紙の残量検知状態を監視しつつ上記底板を下降さ
    せ、下降途中において上記残量検知オフ状態から上記残
    量検知オン状態に変化した時点で上記底板の下降を中止
    させ、上記残量検知手段による上記用紙の残量検知状態
    を監視しつつ上記底板を上昇させ、上昇途中において上
    記残量検知オフ状態が検知された場合に、該検知時点よ
    り上記紙面検知手段によって上記底板が上記上限位置に
    到達したことが検知されるまでの時間をカウントし、該
    カウント値(t)から上記底板に積載された用紙の積載
    量(n)の推定を行い、装置本体が印字動作を行ってい
    る際は給紙カセットより用紙が給紙される毎に給紙枚数
    (a)をカウントし、上記数種類の設定値のうちの予め
    設定されたいずれかの設定値に上記カウント値(t+a
    あるいはn+a)の値が到達することにより用紙残量の
    推定を行うことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008114998A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Kyocera Mita Corp 給紙装置,画像形成装置
US8025284B2 (en) 2008-12-02 2011-09-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Remaining sheet volume detecting apparatus and image forming apparatus

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