JP3274496B2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JP3274496B2 JP14128292A JP14128292A JP3274496B2 JP 3274496 B2 JP3274496 B2 JP 3274496B2 JP 14128292 A JP14128292 A JP 14128292A JP 14128292 A JP14128292 A JP 14128292A JP 3274496 B2 JP3274496 B2 JP 3274496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、プリン
タ等に利用される画像形成装置の給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給紙カセット内に積載された転写
紙を給紙ピックアップコロに対して加圧させるために、
給紙カセット内の底板を上昇させて転写紙の高さを制限
する画像形成装置の給紙装置としては、例えば、特開昭
61−169424号公報に開示されているものがあ
る。これは、転写紙の積載された可動な給紙トレイの底
板に適当な位置に突起を設け、この突起に付勢部材によ
り付勢された押し上げ部材を当接させた状態において、
用紙サイズ、用紙量によって突起と押し上げ部材との接
触位置を変化させ、これにより転写紙の最上面と接触す
る送り出しローラ(給紙ピックアップコロに相当する)
と転写紙との間の圧力を常に最適値に調整するようにし
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような給紙装
置において、給紙トレイ又は給紙カセットの底板を上昇
させるために駆動するモータが特に速度を制御していな
い場合には、積載された転写紙の量によってモータにか
かる負荷が変わるため、モータの回転数の立上り方が異
なってくる。具体的には、積載された転写紙の量が少な
い場合には、モータの回転数の立上り方が早いために、
モータをOFFした時点からの慣性によるオーバーラン
のために、適正な転写紙の高さを超えてしまうことがあ
る。また、オーバーランを防ぐために、低い電圧でモー
タを駆動すると転写紙の量が多い場合には負荷に対して
モータトルクが不足することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、給紙を行うための転写紙の積載された給紙カセット
或いは給紙トレイの底板を上昇させ、前記転写紙の上面
を給紙ピックアップコロに加圧させることにより前記転
写紙の給紙を行う画像形成装置の給紙装置において、前
記底板を上昇させるための駆動するモータと、このモー
タを駆動するための電圧を少なくとも2段階以上に切換
えるモータ電圧切換え手段と、適切な給紙のための前記
転写紙の上限を検知する転写紙上限検知手段と、前記底
板の高さを検知する底板高さ検知手段と、前記転写紙上
限検知手段がONする前に前記底板高さ検知手段がON
であるときは前記モータを高い電圧で駆動し、その後前
記底板高さ検知手段がOFFになったときは前記モータ
を前記高い電圧より低い電圧で駆動させるモータ電圧
御手段とを備えるようにした。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明においては、積載された転
写紙の量に応じて底板の上昇のためのモータを駆動する
電圧を少なくとも2段階以上に切換えることにより、給
紙カセット内に積載された転写紙の量に関わらず、適正
な転写紙の給紙高さを得ることが可能となる。
【0006】
【実施例】の発明の一実施例を図1〜図8に基づいて
説明する。図1は画像形成装置の給紙装置を制御する制
御回路の様子を示すものである。メイン制御回路となる
CPU1には、I/Oポート2を介して、モータ3を駆
動するための電圧を少なくとも2段階以上に切換えるこ
とが可能なモータ電圧切換え手段4と、適切な給紙のた
めの転写紙の上限を検知する転写紙上限検知手段5と、
底板の高さを検知する底板高さ検知手段6と、カセット
サイズ検知手段7と、ペーパーエンド検知手段8とが接
続されてい
【0007】前記モータ3は、図2に示すように、カセ
ット上昇ギヤ9とセクタ上昇ギヤ10とを介して、カセ
ット上昇アーム11を回転させ、給紙カセット12内の
底板12aを上昇させる。この底板12aはモータ3に
より駆動される。その上昇された底板12aにより、積
載された転写紙14の最上面は、図3に示すように、給
紙ピックアップコロ13に対して加圧接触した状態とな
る。この給紙ピックアップコロ13の取付けられた機構
の一端には、前記転写紙上限検知手段5が配置されてい
る。また、図4に示すように、前記ペーパーエンド検知
手段8は、給紙カセット12の底板12aに位置して配
置されている。このペーパーエンド検知手段8は、転写
紙14が給紙カセット12内にない場合にはON状態と
なり、転写紙14が一枚でもあればOFF状態となる。
【0008】また、本実施例では、給紙カセット12
(或いは給紙トレイ)のセット時の駆動開始直後は高い
電圧(TrのV電圧)でモータ3を駆動させ、積載
された転写紙14の量が少ない場合には駆動の途中から
低い電圧(TrのV電圧)でモータ3を駆動させる
モータ電圧制御手段(図示しない)が設けられてい
【0009】このような構成において、図5〜図8に基
づいて動作説明を行う。まず、転写紙14の積載量が少
ない場合の動作を図5,図7,図8に基づいて述べる。
図5(a)に示すように、給紙カセット12がセットさ
れると、カセットサイズ検知手段7がONされる
()。この時、ペーパーエンド検知手段8がOFFで
あれば、まず、高い方の電圧(V)でモータ3を駆動
するためのTr がONとなりモータ3を駆動させ、
これにより、図5(b)に示すように、底板12aを上
昇させる。底板12aが上昇していき、転写紙上限検知
手段5がONする前に底板高さ検知手段6がOFFにな
った場合には、積載された転写紙14の量が少ないと判
断され、Tr をOFFとする()。この時、Tr
はONする。そして、図5(c)に示すように、さ
らに底板12aが上昇していき、転写紙上限検知手段5
がONとなると、Tr をOFFにし、モータ3の回
転を停止させる。
【0010】従って、このようにモータ3の停止時にモ
ータ電圧が低いためにモータ3の回転も低く抑えられ、
モータ信号OFF時よりモータ3の回転する量も少な
く、これにより転写紙14の上限に対するオーバランを
抑えることができる。
【0011】次に、転写紙14の積載量が多い場合の動
作を図6,図7,図8に基づいて述べる。今、図6
(a)のセット状態から、Tr がONして底板12
aが上昇していき、転写紙上限検知手段5がONするま
で底板高さ検知手段6がOFFしない場合には、Tr
がOFF、Tr がONせずにモータ3を駆動し、図
6(b)に示すように底板12aが上昇して転写紙上限
検知手段5がONすると、Tr がOFFする。この
ような動作の場合は、転写紙14の積載量が多いため
に、モータ3を高い電圧で駆動してもTr をOFF
してからのモータ3の回転は少ないので、転写紙上限に
対するオーバーランを少なくすることができる。
【0012】上述したように駆動をする画像形成装置の
給紙装置において、モータ電圧切換え手段を用いて、積
載された転写紙14の量に応じて底板12aの上昇のた
めのモータ3を駆動する電圧を少なくとも2段階以上に
切換えることによって、給紙カセット12内に積載され
た転写紙14の量に関わらず、適正な転写紙14の給紙
高さを得ることができる。
【0013】次に、の発明の別の実施例を図9〜図1
1に基づいて説明する。なお、前述した実施例と同一部
分についての説明は省略し、その同一部分については同
一符号を用いる。
【0014】本実施例では、図9に示すように、給紙カ
セット12のセット時の積載された転写紙14の量を検
知する転写紙高さ検知手段16を設け、また、その検知
された転写紙14の量が多い場合には高い電圧(Tr
のV)でモータ3を駆動させ、転写紙14の量が少な
い場合は低い電圧(TrのV)でモータ3を駆動さ
せるモータ電圧制御手段(図示しない)を設けたことに
特徴がある。
【0015】このような構成において、転写紙高さ検知
手段16及びモータ電圧制御手段の動作を図10(a)
(b)に基づいて説明する。まず、転写紙高さ検知手段
16を用いて、給紙カセット12のセット時に、底板1
2aを上昇させることなく、転写紙14の量が多いか少
ないかを検知し、転写紙14の量が図10(a)に示す
ように少ない場合にはOFFにさせ、転写紙14の量が
図10(b)に示すように多い場合にはONにさせる。
これにより、給紙カセット12のセット時に、転写紙高
さ検知手段16がONの場合はTr がONとなり高
い方の電圧でモータ3を駆動させ、一方、転写紙高さ検
知手段16がOFFの場合は低い方の電圧でモータ3を
駆動させる。
【0016】上述したように、給紙カセット12が給紙
部にセットされた場合、給紙カセット12内に積層され
た転写紙14の量に関わらず適正な転写紙14の給紙高
さを得ることができる。
【0017】次に、別の実施例を図8に基づいて説明す
る。なお、前述した実施例と同一部分についての説明は
省略し、その同一部分については同一符号を用いる。
【0018】本実施例は、コピー動作中は、転写紙14
の積載量にかかわらず高い電圧でモータ3を駆動するモ
ータコピーモード駆動手段(図示しない)を設けたもの
である。
【0019】このような構成において、コピー動作中の
場合、転写紙14が何枚か給紙されていき給紙するため
の転写紙14が不足した場合には、これまで述べてきた
ようにモータ3を駆動させて底板12aを上昇させるわ
けであるが、コピー動作中の場合には、転写紙14の積
載量が少なくて底板高さ検知手段6がOFFでもTr
がONするだけで、Tr への切換えは行わない。そ
して、前記実施例の動作で述べた場合と同様に、転写紙
上限検知手段5がONするとTr がOFFし、モー
タ3を停止させる。従って、このような動作を行わせる
ことによって、給紙カセット12のセット時に比較して
底板12aの上限幅が少ないため、高い電圧でモータ3
を駆動してもモータ3の回転数が高くなる前に転写紙上
限検知手段5がONするため、上限に対するオーバーラ
インを少なくすることができる。
【0020】上述したように、コピー動作中における底
板12aの上昇幅は、給紙カセット12を給紙部にセッ
トした場合の上昇幅に比べて小さいために、転写紙14
の量が少なくてもモータ3の回転数が上がる前に停止す
るため、従来のような給紙上部におけるオーバーランを
少ないものとすることができる。従って、Tr ,T
はONからOFFへの切換えを行う必要がなく、
しかも、無駄なモータ起動電流を流す必要もないため、
ノイズや電力的にも有効なものとすることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、給紙を行うため
の転写紙の積載された給紙カセット或いは給紙トレイの
底板を上昇させ、前記転写紙の上面を給紙ピックアップ
コロに加圧させることにより前記転写紙の給紙を行う画
像形成装置の給紙装置において、前記底板を上昇させる
ための駆動するモータと、このモータを駆動するための
電圧を少なくとも2段階以上に切換えるモータ電圧切換
え手段と、適切な給紙のための前記転写紙の上限を検知
する転写紙上限検知手段と、前記底板の高さを検知する
底板高さ検知手段と、前記転写紙上限検知手段がONす
る前に前記底板高 さ検知手段がONであるときは前記モ
ータを高い電圧で駆動し、その後前記底板高さ検知手段
がOFFになったときは前記モータを前記高い電圧より
低い電圧で駆動させるモータ電圧制御手段とを備えるよ
うにしたので、積載された転写紙の量に応じて底板の上
昇のためのモータを駆動する電圧を少なくとも2段階以
上に切換えることにより、給紙カセット内に積載された
転写紙の量に関わらず、適正な転写紙の給紙高さを得る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】の発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】給紙部の機構を示す斜視図である。
【図3】転写紙上段検知手段の構成例を示す斜視図であ
る。
【図4】底板高さ検知手段の構成例を示す斜視図であ
る。
【図5】転写紙が少ない場合の転写動作例を示す動作説
明図である。
【図6】転写紙が多い場合の転写動作例を示す動作説明
図である。
【図7】タイミングチャートである。
【図8】この発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図9】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図10】転写紙の量を検出する転写紙高さ検知手段の
動作例を示す動作説明図である。
【図11】この発明の一実施例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
3 モータ 4 モータ電圧切換え手段 5 転写紙上限検知手段 6 底板高さ検知手段 12 給紙カセット 12a 底板 13 給紙ピックアップコロ 16 転写紙高さ検知手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙を行うための転写紙の積載された給
    紙カセット或いは給紙トレイの底板を上昇させ、前記転
    写紙の上面を給紙ピックアップコロに加圧させることに
    より前記転写紙の給紙を行う画像形成装置の給紙装置に
    おいて、前記底板を上昇させるための駆動するモータ
    と、このモータを駆動するための電圧を少なくとも2段
    階以上に切換えるモータ電圧切換え手段と、適切な給紙
    のための前記転写紙の上限を検知する転写紙上限検知手
    段と、前記底板の高さを検知する底板高さ検知手段と
    前記転写紙上限検知手段がONする前に前記底板高さ検
    知手段がONであるときは前記モータを高い電圧で駆動
    し、その後前記底板高さ検知手段がOFFになったとき
    は前記モータを前記高い電圧より低い電圧で駆動させる
    モータ電圧制御手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置の給紙装置。
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