JPH0527637Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0527637Y2 JPH0527637Y2 JP1984182387U JP18238784U JPH0527637Y2 JP H0527637 Y2 JPH0527637 Y2 JP H0527637Y2 JP 1984182387 U JP1984182387 U JP 1984182387U JP 18238784 U JP18238784 U JP 18238784U JP H0527637 Y2 JPH0527637 Y2 JP H0527637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- rod
- locking
- unlocked
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は安全装置付錠に関し、特に片引窓障子
を通風のために小さい子供が通れない程度に開い
た場合、それ以上に開かないように障子を拘束す
る錠において、子供では開くことができないよう
にして子供を安全に守ることができるようにしよ
うとするものである。
を通風のために小さい子供が通れない程度に開い
た場合、それ以上に開かないように障子を拘束す
る錠において、子供では開くことができないよう
にして子供を安全に守ることができるようにしよ
うとするものである。
以下本考案の実施例につき具体的に説明する。
第1図〜第5図は第1実施例の錠Aを示し、錠
杆1は突出位置の施錠位置に突き出ており、該錠
杆1の後端に錠部材2が係合して、錠杆1の引込
位置の解錠位置への後退を阻止した状態である。
この場合、操作部材としてサムターン3を閉位置
から開位置へ回転させて錠杆1を引込位置へ後退
させようとしても、錠杆1が錠部材2で施錠され
ているので、後退させることができない。押しボ
タン4を押込むと、錠部材2は錠杆1の後端と係
合した施錠位置から係合しない解錠位置に後退し
て、錠杆1を引込可能な状態にする。そこでサム
ターン3を閉位置から開位置へ回転させると、錠
杆1が引込み、サムターン3を開位置から閉位置
に逆転させると、錠杆1が突き出ると同時に圧縮
コイルばね5が錠部材2を施錠位置に復帰させ
て、該錠部材2を錠杆1の後端に再び係合させ
る。
杆1は突出位置の施錠位置に突き出ており、該錠
杆1の後端に錠部材2が係合して、錠杆1の引込
位置の解錠位置への後退を阻止した状態である。
この場合、操作部材としてサムターン3を閉位置
から開位置へ回転させて錠杆1を引込位置へ後退
させようとしても、錠杆1が錠部材2で施錠され
ているので、後退させることができない。押しボ
タン4を押込むと、錠部材2は錠杆1の後端と係
合した施錠位置から係合しない解錠位置に後退し
て、錠杆1を引込可能な状態にする。そこでサム
ターン3を閉位置から開位置へ回転させると、錠
杆1が引込み、サムターン3を開位置から閉位置
に逆転させると、錠杆1が突き出ると同時に圧縮
コイルばね5が錠部材2を施錠位置に復帰させ
て、該錠部材2を錠杆1の後端に再び係合させ
る。
上記錠杆等の各部材は箱本体6に組込まれてお
り、該箱本体6は、直方体の箱部7とその長手方
向の両端から延びた舌状の取付部8を有し、箱部
7の開口面側を窓枠に面付して、取付部の取付孔
9にねじを通して窓枠に固着する。
り、該箱本体6は、直方体の箱部7とその長手方
向の両端から延びた舌状の取付部8を有し、箱部
7の開口面側を窓枠に面付して、取付部の取付孔
9にねじを通して窓枠に固着する。
錠杆1は箱部7の案内溝10内に組込まれて、
箱部7の横方向に摺動され、箱部7の側壁11の
開口部12から出没する。
箱部7の横方向に摺動され、箱部7の側壁11の
開口部12から出没する。
サムターン3は、つまみ部13と該つまみ部1
3の中心から延びる軸14を有し、該軸14を箱
部7の頂壁15の軸孔16に挿入している。軸1
4の先端は頂壁15の裏側に突き出ており、その
突出部に揺動腕17が固着されている。揺動腕1
7は、その先端の孔18を錠杆1の裏側に起立し
たピン19に嵌合させることにより、錠杆1に連
結されていて、つまみ13の揺動運動に従つて錠
杆1を出没させる。揺動腕17の後端は、該腕1
7の中心線にし対して対称的に形成されたV字形
の傾斜面20,21を有し、その近くの位置に存
するように二つ折りの板ばね22が頂壁15の裏
側にピン23で取付けられている。揺動腕17が
錠杆1を突き出す位置をとるときは、該揺動腕1
7の一方の傾斜面20がばね22の自由端24と
かみ合つて、その位置に揺動腕17を保持し、逆
に揺動腕17が錠杆1を引込める位置をとるとき
は、該揺動腕17の他方の傾斜面21がばねの自
由端24とかみ合つて、その位置に揺動腕17を
保持する。
3の中心から延びる軸14を有し、該軸14を箱
部7の頂壁15の軸孔16に挿入している。軸1
4の先端は頂壁15の裏側に突き出ており、その
突出部に揺動腕17が固着されている。揺動腕1
7は、その先端の孔18を錠杆1の裏側に起立し
たピン19に嵌合させることにより、錠杆1に連
結されていて、つまみ13の揺動運動に従つて錠
杆1を出没させる。揺動腕17の後端は、該腕1
7の中心線にし対して対称的に形成されたV字形
の傾斜面20,21を有し、その近くの位置に存
するように二つ折りの板ばね22が頂壁15の裏
側にピン23で取付けられている。揺動腕17が
錠杆1を突き出す位置をとるときは、該揺動腕1
7の一方の傾斜面20がばね22の自由端24と
かみ合つて、その位置に揺動腕17を保持し、逆
に揺動腕17が錠杆1を引込める位置をとるとき
は、該揺動腕17の他方の傾斜面21がばねの自
由端24とかみ合つて、その位置に揺動腕17を
保持する。
錠部材2は、長方形の板をL字形に曲げて形成
されたものであり、大きい方の基部25には孔が
あり、この孔に押しボタン4の後端を挿入して固
着し、該ボタン4は頂壁15の孔26内に保持さ
れ、該ボタン4の先端が頂壁15の表側に突き出
ており、小さい方の係合部27は錠杆1の移動空
間に延びている。ばね受28は長方形の板を2段
の階段状に折り曲げたもので、一方の平らな部分
29を突起30で頂壁15の裏側に固着し、他方
の平らな部分31を錠部材2の基部25に適当な
間隔を設けて対面させ、部分31と押しボタン4
との間に圧縮コイルばね5を組込んでいる。従つ
て押しボタン4は錠部材2と共にばね5で突き出
る方向に常時押しつけられていて、錠杆1が突き
出ているときには、その後端面に錠部材2の係合
部27が係合して錠杆1を突出位置に保持してい
る。押しボタン4をばね5の力に抗して押し込む
と、錠部材2は錠杆1の移動方向と交錯する方向
に移動して、係合部27と錠杆1との後端面との
係合が解かれ、サムターン3で錠杆1を引き込ま
せることができる。錠杆1が引き込んでいるとき
には、係合部27が錠杆1の裏面にばね5で押し
付けられていて、サムターン3で錠杆1を突き出
すと同時に、錠部材2が錠杆1の後端面に自動的
に係合し、その施錠が容易になされる。
されたものであり、大きい方の基部25には孔が
あり、この孔に押しボタン4の後端を挿入して固
着し、該ボタン4は頂壁15の孔26内に保持さ
れ、該ボタン4の先端が頂壁15の表側に突き出
ており、小さい方の係合部27は錠杆1の移動空
間に延びている。ばね受28は長方形の板を2段
の階段状に折り曲げたもので、一方の平らな部分
29を突起30で頂壁15の裏側に固着し、他方
の平らな部分31を錠部材2の基部25に適当な
間隔を設けて対面させ、部分31と押しボタン4
との間に圧縮コイルばね5を組込んでいる。従つ
て押しボタン4は錠部材2と共にばね5で突き出
る方向に常時押しつけられていて、錠杆1が突き
出ているときには、その後端面に錠部材2の係合
部27が係合して錠杆1を突出位置に保持してい
る。押しボタン4をばね5の力に抗して押し込む
と、錠部材2は錠杆1の移動方向と交錯する方向
に移動して、係合部27と錠杆1との後端面との
係合が解かれ、サムターン3で錠杆1を引き込ま
せることができる。錠杆1が引き込んでいるとき
には、係合部27が錠杆1の裏面にばね5で押し
付けられていて、サムターン3で錠杆1を突き出
すと同時に、錠部材2が錠杆1の後端面に自動的
に係合し、その施錠が容易になされる。
尚錠杆1は錠部材2の係合部27と相対的に摺
動する部分に段差がつくように切欠部40を設け
れば、その深さだけ全体の組立て高さを低くする
ことができて便利である。
動する部分に段差がつくように切欠部40を設け
れば、その深さだけ全体の組立て高さを低くする
ことができて便利である。
第6図から第8図は第2実施例の錠Bを示し、
操作手段として、サムターン3のかわりにシリン
ダー錠33を用い、揺動腕34の後端をシリンダ
ー錠33の裏側まで延ばし、後端の孔35をシリ
ンダー錠の回転子36のピン37にはめ合わせ、
その他は第1実施例と同様である。シリンダー錠
33により子供の解錠を阻止する安全性が一段と
向上する。
操作手段として、サムターン3のかわりにシリン
ダー錠33を用い、揺動腕34の後端をシリンダ
ー錠33の裏側まで延ばし、後端の孔35をシリ
ンダー錠の回転子36のピン37にはめ合わせ、
その他は第1実施例と同様である。シリンダー錠
33により子供の解錠を阻止する安全性が一段と
向上する。
これらの錠A,Bは、第9図に示すように片引
きの窓障子38の縦框39から所定の間隔を設け
て窓枠にとりつけると、縦框39が錠杆1に突き
当るまで開くことができ、障子の開きを子供が出
られない程度に制限することができて、子供を安
全に保護することができる。
きの窓障子38の縦框39から所定の間隔を設け
て窓枠にとりつけると、縦框39が錠杆1に突き
当るまで開くことができ、障子の開きを子供が出
られない程度に制限することができて、子供を安
全に保護することができる。
本考案においては、錠杆1がその突き出た施錠
位置にて錠部材2で施錠させている状態におい
て、錠杆1をその引き込んだ位置に解錠するため
には、一方の手で押しボタン4を押し込んで錠杆
1に対する錠部材2の係合部27の係合を解きな
がら同時に他方の手で操作部材3,33を操作し
て錠杆1をその解錠位置まで後退させなければな
らないので、この解錠操作は幼児にとつては非常
に困難であつて、幼児が室外に勝手に出て行くの
を阻止して室内にて安全に保護することができ、
また錠杆1はその施錠位置に操作部材3,33で
突き出すだけで、その位置にて錠部材2で自動的
に施錠され、その施錠操作がきわめて容易で便利
である。
位置にて錠部材2で施錠させている状態におい
て、錠杆1をその引き込んだ位置に解錠するため
には、一方の手で押しボタン4を押し込んで錠杆
1に対する錠部材2の係合部27の係合を解きな
がら同時に他方の手で操作部材3,33を操作し
て錠杆1をその解錠位置まで後退させなければな
らないので、この解錠操作は幼児にとつては非常
に困難であつて、幼児が室外に勝手に出て行くの
を阻止して室内にて安全に保護することができ、
また錠杆1はその施錠位置に操作部材3,33で
突き出すだけで、その位置にて錠部材2で自動的
に施錠され、その施錠操作がきわめて容易で便利
である。
第1図は本考案の第1実施例の錠の平面図、第
2図は該錠の側面図、第3図は該錠の底面図、第
4図は第3図の−線断面図、第5図は第3図
の−線断面図、第6図は本考案の第2実施例
の錠の平面図、第7図は該錠の底面図、第8図は
第7図の−線断面図、第9図はこれらの錠を
窓に取り付けた状態を示す正面図である。 図中AとBは錠、1は錠杆、2は錠部、3はサ
ムターン、4は押しボタン、5は圧縮コイルば
ね、6は箱本体、17は揺動腕、18は孔、19
はピン、22は板ばね、27は係合部、28はば
ね受、33はシリンダー錠、35は孔、37はピ
ン、38は片引窓障子、39は縦框である。
2図は該錠の側面図、第3図は該錠の底面図、第
4図は第3図の−線断面図、第5図は第3図
の−線断面図、第6図は本考案の第2実施例
の錠の平面図、第7図は該錠の底面図、第8図は
第7図の−線断面図、第9図はこれらの錠を
窓に取り付けた状態を示す正面図である。 図中AとBは錠、1は錠杆、2は錠部、3はサ
ムターン、4は押しボタン、5は圧縮コイルば
ね、6は箱本体、17は揺動腕、18は孔、19
はピン、22は板ばね、27は係合部、28はば
ね受、33はシリンダー錠、35は孔、37はピ
ン、38は片引窓障子、39は縦框である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 箱本体6と、該箱本体6内に組み込まれて引
込位置の解錠位置から突出位置の施錠位置との
間を直線的に往復運動する錠杆1と、該錠杆1
を往復運動させる揺動腕17,34と、該揺動
腕17,34を揺動させる操作部材3,33
と、上記錠杆1をその突出位置にて施錠する施
錠位置とその施錠を解く解錠位置との間を錠杆
1の運動方向と交錯する方向にて直線的に往復
動する錠部材2と、該錠部材2にその施錠位置
方向への弾発力を与えるばね5と、箱本体6の
外に突き出ていて錠部材2と一体的であつて該
錠部材2をその解錠位置方向にばね5の力に抗
して移動させる押しボタン4を具備し、上記錠
部材2と錠杆1は、錠杆1がその解錠位置にあ
るときは錠部材2の係合部27が錠杆1の側面
に摺接し、錠杆1がその施錠位置にあるときは
錠部材2の係合部27が錠杆1の後端面と係合
し、この施錠位置にて押しボタン4により錠部
材2の係合部27と錠杆1の後端面との係合を
解いて錠杆1をその解錠位置に後退させ解錠す
るようにしたことを特徴とする安全装置付錠。 2 上記操作部材はサムターン3で構成された実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の安全装置
付錠。 3 上記操作部材はシリンダー錠33で構成され
た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の安全
装置付錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182387U JPH0527637Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984182387U JPH0527637Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6198159U JPS6198159U (ja) | 1986-06-24 |
JPH0527637Y2 true JPH0527637Y2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=30739924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984182387U Expired - Lifetime JPH0527637Y2 (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527637Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4115176Y1 (ja) * | 1964-11-11 | 1966-07-15 | ||
JPS489440U (ja) * | 1971-06-11 | 1973-02-02 |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP1984182387U patent/JPH0527637Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4115176Y1 (ja) * | 1964-11-11 | 1966-07-15 | ||
JPS489440U (ja) * | 1971-06-11 | 1973-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6198159U (ja) | 1986-06-24 |
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