JPS5814211Y2 - 引奇せ錠 - Google Patents

引奇せ錠

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Publication number
JPS5814211Y2
JPS5814211Y2 JP1977070802U JP7080277U JPS5814211Y2 JP S5814211 Y2 JPS5814211 Y2 JP S5814211Y2 JP 1977070802 U JP1977070802 U JP 1977070802U JP 7080277 U JP7080277 U JP 7080277U JP S5814211 Y2 JPS5814211 Y2 JP S5814211Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
slider
sickle
plate portion
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977070802U
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English (en)
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JPS54197U (ja
Inventor
喜隆 永井
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイ株式会社 filed Critical ワイケイケイ株式会社
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Publication of JPS54197U publication Critical patent/JPS54197U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、本願出願人が先に出願した考案(実願昭5
2−24318号引寄せ錠)の改良に係る引寄せ錠に関
し、その目的とするところは、溝カムを有効に利用した
単純で故障のない直線的操作機構により、操作範囲が少
なくかつ操作性が良好で、また引寄せ後のロックが容易
かつ確実である引寄せ錠を提供するにある。
以下この考案を図示する実施例によって説明すると、引
寄せ錠1は、ケース2と、このケース2にそって上下動
自在に設けられたスライダ3とケース2とスライダ3と
の間に配設された鎌4とから構成されている。
そして、鎌4は、後述する支点ピン5を軸として下方か
ら上方に略90°回動して施錠可能になされている。
ケース2は略方形状の面板部2aと、この面板部2aの
両側部から立上がる側板部2b、2bとから略溝状に形
成されており、側板部2b、2bのイ端部には、スライ
ダ3を抱持可能な抱持部6,6がそれぞれ設けられてい
る。
ケース2の鎌4出没側の側板部2bには、鎌4が出没可
能な孔7が設けられており、またケース2の面板部2a
には、支点ピン5および第1溝カム8がそれぞれ設けら
れている。
第1溝カム8は、支点ピン5を中心として所要径で鎌4
の後退側上方に4分の1円弧状に設けられた円弧溝8a
と、この円弧溝8aの下端部に連続し後述する鎌4の後
退方向に切れ込む引寄せ溝8bとから構成されている。
このように構成されたケース2の溝内には鎌4およびこ
の鎌4と抱持片6,6とをガイドとして上下動自在なス
ライダ3がそれぞれ設けられている。
鎌4は略板状に形成されており、この鎌4には、鎌4の
両側に突出する可動ピン9および鎌4の進退方向に長軸
を有する長孔10がそれぞれ設けられている。
そして、この長孔10には支点ピン5が遊嵌され、また
可動ピン9の突出両端部は、第1溝カム8およびスライ
ダ3の所要位置に穿設された第2溝カム11にそれぞれ
遊嵌されている。
第2溝カム11は、上下方向に長軸を有する保持溝11
aと、この保持溝11 aの上端に連続し上方に行く
に従って鎌4の後退方向に傾斜する傾斜溝11 bと、
この傾斜溝11 bの」一端に連続し上下方向に長軸を
有する固定溝11 Cとがら構成されている。
そして、可動ピン9の両端部は、スライダ3の上死点で
円弧溝8aの上端部および保持溝11aの下端部にそれ
ぞれ位置し、またスライダ3の下死点で引寄せ溝8bの
後端部および固定溝11Cの上端部にそれぞれ位置し、
さらにスライダ3の可動範囲内では、円弧溝8a、引寄
せ溝8bおよび傾斜溝11 bにそって移動し、鎌4を
回転がつ引寄せ可能に構成されている。
このような構成において施錠および引寄せに際しては、
まず解錠状態では、第1図aに示すようにスライダ3を
上死点に配設しておく。
この際、可動ピン9の両端部は円弧溝8aの上端部およ
び保持溝11 aの下端部にそれぞれ位置し、かつ支点
ピン5は長孔10の鎌4後退方向端部に位置して鎌4は
ケース2内に収納されている。
この状態で、可動ピン9が上下方向に長軸を有する保持
溝11 a内に位置するので、振動等によって誤って鎌
4が回動しケース2の孔7がら突出することかない。
施錠に際しては、まずスライダ3を下降させる。
すると、可動ピン9は第1溝カム8の円弧溝8aにそっ
て円弧をえかいて下降するとともに、第2溝カム11の
傾斜溝11 bにそって斜めに上昇する。
この作動に伴なって鎌4は、支点ピン5を軸として、下
方から上方に略90°回動して孔7から突出し、対向す
る召・合せ框の鍵穴12に係合する。
施錠後の引寄せに際しては、まずスライダ3をさらに下
降させる。
すると、施錠時に第1図すに示すように、円弧溝8aと
引寄せ溝8bとの連結角部に位置していた可動ピン9は
、スライダ3の下降に伴なって傾斜溝11 bをさらに
上昇するとともに、引寄せ溝8bにそって移動する。
この作動によって鎌4は引寄せられる。
この際、支点ピン5は、引寄せ前に長孔10の後端部、
すなわち鎌4の退行方向端に位置していたものが、引寄
せ後は長孔10の前端部に位置するようになる。
次いで、スライダ3を下死点まで下降させる。
すると可動ピン9は、上下方向に長軸を有する固定溝1
1 Cにそって上昇する。
この作動によって鎌4は引寄せ状態でロックされ、振動
等によって引寄せ状態が解除されるおそがない。
解錠の場合には前記の逆操作をすればよい なお、前記実施例では引違い障子に適用させた場合につ
いて説明したが、突合せ障子と開口枠との施錠の場合お
よび4枚障子相互間の施錠の場合にも適用させることが
で゛きることはいうまで゛もない。
この考案は以上の構成からなるので、溝カムを有効に利
用してスライダを上下動させるだけで容易かつ確実に施
錠、引寄せおよび解錠が可能となる。
また、構造が簡単であるので、動きがスムースでかつ操
作範囲が少なくて済み、堅牢かつ安価に製作することが
できる。
さらに、第2溝カムの傾斜溝の傾斜角および全長を変化
させれば、施錠、解錠のタイミング、スピードおよび引
寄せ量を適宜選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)、cはこの考案の引寄せ錠の作動順序を
示す正面図および背面図、第2図は第1図すのA−A断
面図、第3図は引寄せ錠の分解斜視図、第4図および第
5図は引違い障子への適用状態を示す平断面図および完
断面図である。 2b・・・・・・側板部、3・・・・・・スライダ、4
・・・・・・鎌、5・・・・・・支点ピン、6・・・・
・・抱持片、7・・・・・・孔、8・・・・・・第1溝
カム、8a・・・・・・円弧溝、8b・・・・・・引寄
せ溝、9・・・・・・可動ピン、10・・・・・・長孔
、11・・・・・・第2溝カム、11a・・・・・・保
持溝、11b・・・・・・傾斜溝、11C・・・・・・
固定溝、12・・・・・・鍵穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略方形状の面板部2aと当該面板部2aの両側部から立
    上がる側板部2b、2bとから略溝状に形成されたケー
    ス2と、当該ケース2溝内に上下動自在に設けられたス
    ライダ3と、前記ケース2とスライダ3との間に配設さ
    れ、面板部2aに設けられた支点ピン5を軸として略9
    0°回転し、一方の側板部2bに設けられた孔7から突
    出して施錠可能な鎌4とを有してなり、ケース2の面板
    部2aには支点ピン5を設け、さらに支点ピン5を中心
    とした円弧溝8aと、当該円弧溝8a下端部に連続し、
    かつ鎌4の後退方向に切れ込む引寄せ溝8bとからなる
    第1溝カム8を設け、前記スライダ3には前記第1溝カ
    ム8と対向して交差し、上下方向に長軸な保持溝11
    aと、当該保持溝11 a上端に連続するとともに、上
    方に行くに従って鎌4の後退方向に傾斜する傾斜溝11
    bと、さらに傾斜溝11 bの上端に連続するととも
    に、上下方向に長軸を有する固定溝11 Cとからなる
    第2溝カム11を形成し、前記鎌4には当該鎌4の両側
    に突出する可動ピン9と鎌4の進退方向に長軸を有する
    長孔10を各々形成し、前記可動ピン9の両端を第1溝
    カム8および第2溝カム11に遊嵌し、かつ前記長孔1
    0に支点ピン5を遊嵌し、可動ピン9は当該可動ピン9
    両端がスライダ3の上死点で円弧溝8a上端部および保
    持溝11 aに各々位置し、またスライダ3の下死点で
    引寄せ溝8bの後端部および固定溝11 Cにそれぞれ
    位置し、さらにスライダ3の可動範囲内では円弧溝8a
    9.引寄せ溝8b、および傾斜溝11 bにそって移動
    して前記鎌4を回転かつ引寄せ可能に形成してなること
    を特徴とする引寄せ錠。
JP1977070802U 1977-05-31 1977-05-31 引奇せ錠 Expired JPS5814211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977070802U JPS5814211Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 引奇せ錠

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JP1977070802U JPS5814211Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 引奇せ錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54197U JPS54197U (ja) 1979-01-05
JPS5814211Y2 true JPS5814211Y2 (ja) 1983-03-19

Family

ID=28980951

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JP1977070802U Expired JPS5814211Y2 (ja) 1977-05-31 1977-05-31 引奇せ錠

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627326Y2 (ja) * 1977-07-06 1981-06-29

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152634U (ja) * 1974-10-18 1976-04-21

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JPS5152634U (ja) * 1974-10-18 1976-04-21

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JPS54197U (ja) 1979-01-05

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