JPS5832532Y2 - 引寄せ錠 - Google Patents
引寄せ錠Info
- Publication number
- JPS5832532Y2 JPS5832532Y2 JP13919578U JP13919578U JPS5832532Y2 JP S5832532 Y2 JPS5832532 Y2 JP S5832532Y2 JP 13919578 U JP13919578 U JP 13919578U JP 13919578 U JP13919578 U JP 13919578U JP S5832532 Y2 JPS5832532 Y2 JP S5832532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sickle
- groove
- case
- slider
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は引違い障子等の施錠に使用される引寄せ錠に関
し、その目的は鎌を急速に回動突出させて施錠を迅速に
行なえる引寄せ錠を提供するにある。
し、その目的は鎌を急速に回動突出させて施錠を迅速に
行なえる引寄せ錠を提供するにある。
以下、本考案を図示する実施例により説明すると、引寄
せ錠1は、ケース2と該ケース2に上下動自在に配した
スライダー3と該ケース2に枢支ピン4により取付けら
れ該枢支ピン4を中心として下方から前方に90°回動
してケース外に突出するようにした鎌5とから構成され
ている。
せ錠1は、ケース2と該ケース2に上下動自在に配した
スライダー3と該ケース2に枢支ピン4により取付けら
れ該枢支ピン4を中心として下方から前方に90°回動
してケース外に突出するようにした鎌5とから構成され
ている。
ケース2は溝形断面をなしその底部を前壁としている。
このケース2における鎌取付部には一側壁6に近く、か
つ平行な取付板7と該側壁6から該取付板7の裏側に至
る切欠部8とが設けられている。
つ平行な取付板7と該側壁6から該取付板7の裏側に至
る切欠部8とが設けられている。
そして取付板7にはその裏側に配した鎌5を貫通する枢
支ピン4が螺着され、又、該枢支ピン4の上側から鎌退
没方向側へ下り傾斜した移動ガイド溝9aの下端に鎌退
没方向に延びる引・寄せ溝9bを連続してなる第1の溝
カム9が設けられている。
支ピン4が螺着され、又、該枢支ピン4の上側から鎌退
没方向側へ下り傾斜した移動ガイド溝9aの下端に鎌退
没方向に延びる引・寄せ溝9bを連続してなる第1の溝
カム9が設けられている。
なお、図面の上で移動ガイド溝9aは下端部がスライダ
ー移動方向下方に延ばされたものが示されているが、こ
のように曲げずストレートのものであってもよい。
ー移動方向下方に延ばされたものが示されているが、こ
のように曲げずストレートのものであってもよい。
さらにケース2の両側壁6,6′にはそれぞれネジ孔1
0と透孔11が対設されている。
0と透孔11が対設されている。
スライダー3は溝形断面をなし、前記ケース2の前壁に
摺接する底部には該ケース2の取付板7部分及び鎌5が
遊嵌する移動方向に長尺の開口12が設けられ、又、取
付板7側の側壁13には鎌後退方向に延びた移動溝14
aの鎌後退方向側端に鎌後退方向側に上り傾斜する押
込み溝14bを連続させ、かつ該押込み溝14bの上端
にスライダー移動方向上方に延びる固定溝14Cを連続
させてなる第2の溝カム14が設けられている。
摺接する底部には該ケース2の取付板7部分及び鎌5が
遊嵌する移動方向に長尺の開口12が設けられ、又、取
付板7側の側壁13には鎌後退方向に延びた移動溝14
aの鎌後退方向側端に鎌後退方向側に上り傾斜する押
込み溝14bを連続させ、かつ該押込み溝14bの上端
にスライダー移動方向上方に延びる固定溝14Cを連続
させてなる第2の溝カム14が設けられている。
さらに側壁13.13’にはスライダー移動方向の長孔
15,15’が対設されている。
15,15’が対設されている。
このスライダー3は第2図に示すように前記ケース2の
内部に摺動自在に嵌込まれ、透孔11及び長孔15,1
5’を貫通してネジ孔10にねじ込んだ保持ピン16に
より摺動保持をし、かつ該ケース2における側壁6と取
付板7をして該スライダー3の側壁13の摺動をガイド
せしめている。
内部に摺動自在に嵌込まれ、透孔11及び長孔15,1
5’を貫通してネジ孔10にねじ込んだ保持ピン16に
より摺動保持をし、かつ該ケース2における側壁6と取
付板7をして該スライダー3の側壁13の摺動をガイド
せしめている。
鎌5は略板状をなし、枢支点を介し鎌先端側とは反対側
に延びた部分に前記第1.第2の溝カム9.14に遊嵌
した可動ピン17が螺着され、又、枢支部分には枢支ピ
ン4が遊嵌した鎌長手方向の長孔18が設けられ、該枢
支ピン4及び該可動ピン17は第3図に示すような位置
せしめている。
に延びた部分に前記第1.第2の溝カム9.14に遊嵌
した可動ピン17が螺着され、又、枢支部分には枢支ピ
ン4が遊嵌した鎌長手方向の長孔18が設けられ、該枢
支ピン4及び該可動ピン17は第3図に示すような位置
せしめている。
本引寄せ錠1の作動を第3図により説明すると、スライ
ダー3を下方に移動させて鎌5をして施錠回動せしめる
場合、まず移動溝14 aが可動ピン17を下方に押す
と、該可動ピン17は移動ガイド溝9aの下辺に押圧さ
れつつそのガイドにより下降しつつ枢支ピン4の図示右
側に回り込もうとする。
ダー3を下方に移動させて鎌5をして施錠回動せしめる
場合、まず移動溝14 aが可動ピン17を下方に押す
と、該可動ピン17は移動ガイド溝9aの下辺に押圧さ
れつつそのガイドにより下降しつつ枢支ピン4の図示右
側に回り込もうとする。
この動きで枢支ピン4と可動ピン17間の間隔が縮まろ
うとするが、この動きは長孔18によりできるから、鎌
5は該可動ピン17の周りに回動しつつ前記間隔の短縮
量たけ枢支点より突出する。
うとするが、この動きは長孔18によりできるから、鎌
5は該可動ピン17の周りに回動しつつ前記間隔の短縮
量たけ枢支点より突出する。
鎌5のかかる動きは前記間隔の短縮により回転速度が速
くなるため迅速に行なわれる(第3図C参照)参照)。
くなるため迅速に行なわれる(第3図C参照)参照)。
可動ピン17が引寄せ溝9bに到着した時点で鎌5の施
錠回動は完了するが、引続きスライダー3を下方に移動
させると、押込み溝14bの上辺が該可動ピン17に当
ってそのカム作用により枢支ピン4の図示右方向に押し
て該可動ピン17を引寄せ溝9b内に押込む。
錠回動は完了するが、引続きスライダー3を下方に移動
させると、押込み溝14bの上辺が該可動ピン17に当
ってそのカム作用により枢支ピン4の図示右方向に押し
て該可動ピン17を引寄せ溝9b内に押込む。
可動ピン17のかかる動きにより鎌5が施錠回動直後の
突出位置から引1込む(第3図C参照)。
突出位置から引1込む(第3図C参照)。
この引込みが鎌5による引寄せ作用となる。
さらにスライダー3を下方に移動させると、可動ピン1
7は固定溝14 Cに係合することになり、これによっ
て鎌5は引込み状態でロックされることになる(第3図
C参照)。
7は固定溝14 Cに係合することになり、これによっ
て鎌5は引込み状態でロックされることになる(第3図
C参照)。
解錠の場合は前記施錠手順を逆に行なえばよい
本考案によれば、溝カムを利用した単純で故障のない直
線的操作機構により容易、確実に施錠、引寄せロックお
よび解錠ができ、その動きはスムーズかつ迅速であり、
又、操作範囲は少くて済む。
線的操作機構により容易、確実に施錠、引寄せロックお
よび解錠ができ、その動きはスムーズかつ迅速であり、
又、操作範囲は少くて済む。
又、堅牢かつ安価に製作できる。
さらに第1の溝カムにおける移動ガイド溝の傾斜角度に
より施錠スピードが、又、第2の溝カムにおける引寄せ
溝の長さにより引寄せ量が適宜選択することができる。
より施錠スピードが、又、第2の溝カムにおける引寄せ
溝の長さにより引寄せ量が適宜選択することができる。
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は組
立て状態の同平面図、第3図は使用状態における作動説
明用側面図である。 1・・・・・・引寄せ錠、2・・・・・・ケース、3・
・・・・・スライダー、4・・・・・・枢支ピン、5・
・・・・・鎌、6.6′・・・・・・側壁、7・・・・
・・取付板、8・・・・・・切欠部、9・・・・・・第
1の溝カム、9a・・・・・・移動ガイド溝、9b・・
・・・・引寄せ溝、10・・・・・・ネジ孔、11・・
・・・・透孔、12・・・・・・開口、13.13’・
・・・・・側壁、14・・・・・・第2の溝カム、14
a・・・・・・移動溝、14 b・・・・・・押込み溝
、14C・・・・・・固定溝、15.15′・・・・・
・長孔、16・・・・・・保持ピン、17・・・・・・
可動ピン、18・・・・・・長孔。
立て状態の同平面図、第3図は使用状態における作動説
明用側面図である。 1・・・・・・引寄せ錠、2・・・・・・ケース、3・
・・・・・スライダー、4・・・・・・枢支ピン、5・
・・・・・鎌、6.6′・・・・・・側壁、7・・・・
・・取付板、8・・・・・・切欠部、9・・・・・・第
1の溝カム、9a・・・・・・移動ガイド溝、9b・・
・・・・引寄せ溝、10・・・・・・ネジ孔、11・・
・・・・透孔、12・・・・・・開口、13.13’・
・・・・・側壁、14・・・・・・第2の溝カム、14
a・・・・・・移動溝、14 b・・・・・・押込み溝
、14C・・・・・・固定溝、15.15′・・・・・
・長孔、16・・・・・・保持ピン、17・・・・・・
可動ピン、18・・・・・・長孔。
Claims (1)
- ケースと該ケースに上下動自在に配したスライダーと該
ケースに枢支ピンにより取付けられ該枢支ピンを中心と
して下方から前方に90°回動してケース外に突出し、
又、退没するようにした鎌とよりなり、前記ケースは支
点ピンと該枢支ピンの上側から鎌退没方向側まで下り傾
斜した移動ガイド溝の下端に鎌後退方向に延びる引寄せ
溝を連続させてなる第1の溝カムとを備え、前記スライ
ダーは鎌後退方向に延びた移動溝の鎌後退方向側端に鎌
後退方向側に上り傾斜する押込み溝を連続させ、かつ該
押込み溝の上端に上方に延びる固定溝を連続させてなる
第2の溝カムを備え、又、前記鎌は第1.第2の溝カム
に遊嵌する可動ピンと該可動ピンの鎌先端側で鎌長方向
に延びる枢支ピンが遊嵌した長孔とを備えたことを特徴
とする引寄せ錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13919578U JPS5832532Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 引寄せ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13919578U JPS5832532Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 引寄せ錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555556U JPS5555556U (ja) | 1980-04-15 |
JPS5832532Y2 true JPS5832532Y2 (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=29113044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13919578U Expired JPS5832532Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 引寄せ錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832532Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP13919578U patent/JPS5832532Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5555556U (ja) | 1980-04-15 |
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