JPH05276350A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05276350A
JPH05276350A JP4066684A JP6668492A JPH05276350A JP H05276350 A JPH05276350 A JP H05276350A JP 4066684 A JP4066684 A JP 4066684A JP 6668492 A JP6668492 A JP 6668492A JP H05276350 A JPH05276350 A JP H05276350A
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JP
Japan
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Application number
JP4066684A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Inoue
正俊 井上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の宛先への送信時の負荷を分散させ、効
率的な送信を可能としたファクシミリ装置を提供するこ
と。 【構成】 G4ファクシミリ送信に関する勧告I.450
(JT-Q430)およびI.451(JT-Q431)に準拠するファ
クシミリ装置において、原稿画情報とともに、メッセー
ジの情報転送フレーム中のユーザ・ユーザ情報(UUI)
部分を用いて送信された複数の宛先の中から、自己を除
いた他の宛先の中の任意の宛先に、自己の送信先を除い
た他の宛先を、前記原稿画情報とともに送信する如く構
成したことを特徴とするファクシミリ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特に複数の宛先への送信時の負荷を分散させ、効率
的な送信を可能としたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の宛先に1つの原稿を送信し
ようとする場合、1端末から宛先すべてに送信する方式
では、送信側のファクシミリ装置に負荷がかかりすぎ、
次の原稿が送信できない、または、送信が終了するまで
に、宛先数に比例する時間がかかる等の問題があった。
これに対しては、1端末から宛先すべてに送信する方式
に替えて、順次、直列式に送信させる方式(いわゆる、
中継送信)が考えられる。これについては、例えば、特
開平2-19061号公報に開示された技術を参考にすること
ができる。この技術は、従来のこの種のファクシミリ装
置が、一旦受信した文書を他の宛先に配信する場合に、
受信文書を一旦すべてプリント出力して、その出力文書
を見て、最終配信先を読み取ってから、操作者が改めて
送信文書として登録し、上述の最終配信先に送信してい
たのに対して、受信回路に受信した受信データを、自動
的に、送信データに切り替えて送出するように指示する
ことを可能にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、受信
回路に受信した受信データを、自動的に、送信データに
切り替えて送出するように指示することを可能とした点
では、操作者の手を煩わせることがなくなるという効果
を有するものではあるが、複数の宛先に一つの原稿を効
率よく送信するという点に関しては配慮されていなかっ
た。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、複数の宛先への送信時の負荷を分散
させ、効率的な送信を可能としたファクシミリ装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、G
4ファクシミリ送信に関する勧告I.450(JT-Q430)お
よびI.451(JT-Q431)に準拠するファクシミリ装置に
おいて、原稿画情報とともに、メッセージの情報転送フ
レーム中のユーザ・ユーザ情報(UUI)部分を用いて送
信された複数の宛先の中から、自己を除いた他の宛先の
中の任意の宛先に、自己の送信先を除いた他の宛先を、
前記原稿画情報とともに送信する如く構成したことを特
徴とするファクシミリ装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係るファクシミリ装置においては、画
情報とともに、複数の宛先電話(ファクシミリ)番号を、
プロトコル上で宛先に送り、受信側では、受け取った他
の宛先に、画情報とともに残りの宛先を送信するように
したので、初段から終段までのファクシミリ装置に負荷
が割り振られ、従来の如く、初段のファクシミリ装置に
負荷が集中するという不具合がなくなる。なお、本発明
に係るファクシミリ装置は、ISDN網に接続されるこ
とが好ましく、その場合には、上述のプロトコル制御
は、画情報の送信に先立つDチャネルにより行うことに
なる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明の一実施例を示すファクシ
ミリ装置のブロック構成図である。図において、1は本
装置全体の制御を行う制御部(CPU)、2は画情報を所
定の符号化方式に従って符号化し、また、符号化された
画情報を復号化する符号化復号化部(DCR)、3は原稿
の読み取りを行うスキャナ等の読み取り部、4はコピー
や受信原稿の印字を行うプロッタ等の出力部を示してい
る。なお、5は相手ファクシミリ装置との間でファクシ
ミリ制御信号を交換して、ファクシミリ手順を実行する
通信制御部、6はユーザからの操作を入力し、また、情
報をユーザに伝えるための操作表示部、7は画像の蓄積
を行う画像メモリ、8は本装置の基本プログラムや本発
明に係る処理プログラム等が格納され、また、本装置の
制御に必要な種々のデータを記憶するためのメモリ、9
は通信回線(NT)とのインタフェース(I/F)部を示し
ている。
【0007】図3は、G4ファクシミリ送信に関する勧
告I.450(JT-Q430)およびI.451(JT-Q431)に準拠
するメッセージの情報転送フレームの基本構成を示す図
である。図において、Fはフラグ、Aはアドレス・フィ
ールド、Cはコマンド・フィールド、Iはインフォメー
ション・フィールド、FCSはフレーム・チェック・シ
ーケンスを示している。ここでは、上述のインフォメー
ション・フィールドI中のUUI(ユーザ・ユーザ情
報,User User Information)を使用して、相手先に
多段中継の送信先を伝えようとするものである。上述の
インフォメーション・フィールドIは、共通部と個別部
から構成されており、共通部はプロトコル識別子,呼番
号,メッセージ種別から構成され、個別部は一般には複
数の情報要素から構成される。また、各情報要素は、情
報要素識別子,情報内容長,それに、種々の情報内容か
ら構成される。図4に、上述の個別部の基本構成を示
す。
【0008】共通部のプロトコル識別子は、各メッセー
ジの第1オクテットにあり、図5に示す如く規定されて
いる。ここでは、これを上述のユーザ・ユーザ情報(U
UI)の規定に用いるものである。すなわち、プロトコ
ル識別子には使用されない、ユーザ・ユーザ情報(UU
I)を示す「01111110」を、情報要素の情報要素
識別子に入れ、また、それに続く情報内容長に、任意の
長さをセットする。そして、情報要素の情報内容に、前
述の複数の送信宛先をセットする。受信側では、受信し
たフレーム中の情報内容の送信宛先を見て、任意の1局
を選んで、送信を行う。これが、本発明の要点である。
図1に、上記動作のフローチャートを示す。以下、これ
に基づいて、本実施例の動作を説明する。情報転送フレ
ームを受信したファクシミリ装置は、セットアップのH
DLCのフレーム中の、情報要素の情報要素識別子がユ
ーザ・ユーザ情報(UUI)を示す「01111110」で
あるか否かをチェックすることにより、本発明に係る非
標準中継送信であるか否かを判定する(ステップ21)。本
発明に係る非標準中継送信でない場合には、通常の処理
を行う。
【0009】本発明に係る非標準中継送信である場合に
は、フレーム中の情報要素の情報内容から中継宛先ファ
イルを読み込み(ステップ22)、該ファイル中に格納され
ている複数の宛先の中から、次の宛先を決定する。な
お、次の宛先の決定には、種々の方式が利用可能である
が、ここでは、複数の宛先の各々について、どのように
送信すると料金が低くなるかを、予め与えられている料
金体系との比較によって決定する(ステップ23)。次に、
当該ファクシミリ装置の宛先ファイルに上で決定した宛
先(送信先)を書き込む(ステップ24)。また、上記ステッ
プ24で書き込んだ宛先を除いた中継宛先を、前述の中継
宛先ファイルに書き込む(ステップ25)。なお、これと並
行して、受信データを画像メモリ7に蓄積する。そし
て、これを上記宛先への中継データとして、上で決定し
た宛先に送信する。
【0010】上記実施例によれば、送信元から複数の宛
先を送信先に伝えることができる。また、受信側は、上
述の複数の宛先を受信し、ここから、自己の番号を差引
いたものを次の宛先に伝えることができるようになるの
で、複数の宛先への送信時の負荷を分散させ、効率的な
送信が可能となる。なお、次の宛先の決定方法として、
複数の宛先の各々について、どのように送信すると料金
が低くなるかを、予め与えられている料金体系との比較
によって決定する方式を採用する場合には、通話料金の
最も安価なパスを利用することにより、経済的な効果が
大きくなる。また、次の宛先の決定する際に、任意の2
個を選択してこれらの宛先への同報送信を行うことによ
り、 2K<N<2K+1 とするとき、N個の局に多段中継する際の送信段数をK
段とすることができ、単時間での送信が可能になる。
【0011】上記実施例は本発明の一例を示すものであ
り、本発明はこれに限定されるべきものではないことは
言うまでもないことである。以下、上記実施例に示した
ファクシミリ装置にも適用可能な多段給紙機能の制御方
式を説明する。多段給紙機能を有するファクシミリ装置
において、その中に同サイズの紙がセットされている場
合には、通常、予め定められた固定優先順位によって、
給紙装置が選択される。ここで、何等かの理由により、
高い優先順位にある給紙装置の方が他の給紙装置より故
障率が高い場合、以下の如く構成しておくことにより、
故障率の低い給紙装置を自動的に選択することが可能に
なる。すなわち、多段給紙機能を有するファクシミリ装
置において、その中に同サイズの紙がセットされている
場合に、各給紙装置の故障の履歴をメモリに保存してお
き、図6に示す如き動作により、故障率の低い給紙装置
を選択する。
【0012】図6に示した例では、2台の給紙装置を有
するファクシミリ装置において、給紙装置1と給紙装置
2の故障率が、それぞれ、A,Bであるとして、各給紙
装置について、故障が発生する都度(ステップ31)、それ
が給紙装置1に発生したものか給紙装置2に発生したも
のかを判定して(ステップ32)、対応する給紙装置に関す
る故障の履歴をインクリメントしていく(ステップ33と3
4)。そして、選択時の優先順位を、給紙装置1と給紙装
置2の故障率、A,Bに基づいて決定するように制御す
る(ステップ35〜37)。これにより、故障率の低い方の給
紙装置を自動的に優先させて選択することが可能にな
る。故障率の決定方法等は、種々の方法を用いることが
可能である。
【0013】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、複数の宛先への送信時の負荷を分散させ、効率的
な送信を可能としたファクシミリ装置を実現できるとい
う顕著な効果を奏するものである。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の動
作フローチャートである。
【図2】実施例のファクシミリ装置のブロック構成図で
ある。
【図3】メッセージの情報転送フレームの基本構成を示
す図である。
【図4】メッセージの情報転送フレームの個別部の基本
構成を示す図である。
【図5】メッセージの情報転送フレームの共通部のプロ
トコル識別子の規定内容を示す図である。
【図6】多段給紙機能を有するファクシミリ装置におい
て、故障率の低い給紙装置を自動的に選択する処理の動
作フローチャートである。
【符号の説明】
1:制御部(CPU)、2:符号化復号化部(DCR)、
3:読み取り部、4:出力部、5:通信制御部、6:操
作表示部、7:画像メモリ、8:メモリ、9:インタフ
ェース(I/F)部、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 G4ファクシミリ送信に関する勧告I.4
    50(JT-Q430)およびI.451(JT-Q431)に準拠するフ
    ァクシミリ装置において、原稿画情報とともに、メッセ
    ージの情報転送フレーム中のユーザ・ユーザ情報(UU
    I)部分を用いて送信された複数の宛先の中から、自己
    を除いた他の宛先の中の任意の宛先に、自己の送信先を
    除いた他の宛先を、前記原稿画情報とともに送信する如
    く構成したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記送信された複数の宛先の中から、自
    己の宛先を除いた他の宛先の中の任意の宛先を決定する
    際に、通話料金の最も安価なパスを選択し、その先頭の
    宛先に、自己の送信先を除いた他の宛先を、前記原稿画
    情報とともに送信することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記送信された複数の宛先の中から、自
    己の送信先を除いた他の宛先の中の任意の宛先を決定す
    る際に、2個の宛先を選択することを特徴とする請求項
    1または2記載のファクシミリ装置。
JP4066684A 1992-03-25 1992-03-25 ファクシミリ装置 Pending JPH05276350A (ja)

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JP4066684A JPH05276350A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ファクシミリ装置

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ID=13323008

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JP4066684A Pending JPH05276350A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ファクシミリ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104267372A (zh) * 2014-10-09 2015-01-07 国家电网公司 一种帧离散度精确可调的数字化电能表检定装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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