JPH05274A - 石抜き選穀機 - Google Patents

石抜き選穀機

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Publication number
JPH05274A
JPH05274A JP20211491A JP20211491A JPH05274A JP H05274 A JPH05274 A JP H05274A JP 20211491 A JP20211491 A JP 20211491A JP 20211491 A JP20211491 A JP 20211491A JP H05274 A JPH05274 A JP H05274A
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JP
Japan
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air
screen
fan
vibrating screen
stone removing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20211491A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Satake
利彦 佐竹
Satoru Satake
覚 佐竹
Shigeru Ariji
茂 有路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP20211491A priority Critical patent/JPH05274A/ja
Publication of JPH05274A publication Critical patent/JPH05274A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的・効果】振動スクリーンの噴風孔から噴出する風
量を減少させて該スクリーンから発生するきょう雑物の
量を減少させ、スクリーン裏面に付着するきょう雑物に
よる選別不良を防ぐ。 【構成】振動スクリーンに送風するファンの送風路中に
空気断続供給装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米麦等の穀物中に混入
する小さな石を除去する石抜き選穀機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の石抜き選穀機にあって
は、一方向に傾斜した多孔の選別スクリーンの下方から
送風するとともに、該スクリーンを振動させることによ
り、比重差によって穀物の下方に沈む傾向にある石をス
クリーンの傾斜上位側へ偏流させて選別を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記選別ス
クリーンの下方から送風することにより、穀物中のほこ
り、わらくず、ひも片などのきょう雑物が舞い上がって
周囲に飛散するため、石抜き選穀機はカバー壁によりほ
ぼ密閉状となし、機内を循環する風によって選別を行っ
ている(特公昭48−26147等参照)。そこで、循
環風とともに循環するきょう雑物を除去するため、特開
昭61−283383等で示されるように、機内にフィ
ルターを設けたり、集塵装置を設けたりしているが、高
価につくとともに、きょう雑物がスクリーン上から舞い
上がることに変わりはなく、これらがスクリーンの裏面
に付着することによる選別不良が避けられなかった。
【0004】本発明は前記問題点にかんがみ、振動スク
リーンへのきょう雑物の付着をできるだけ少くすること
のできる石抜き選穀機を提供することを技術的課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の石抜き選穀機にあっては、一方向に傾斜し、か
つ上方に原料供給口を臨ませた多孔の振動スクリーンの
傾斜上位側に石取出口を、同傾斜下位側に精品排出口を
各々形成するとともに、前記スクリーンに設けた多数の
孔に下方から送風するためのファンを備えてなる石抜き
選穀機において、前記ファンの送風路中に空気断続供給
装置を設けたものである。
【0006】また、前記スクリーンの多数の孔は、該ス
クリーンの傾斜上位側へ向く方向性を有するように形成
するとよい。
【0007】
【作用】振動スクリーンに供給される小石混じりの穀粒
は、振動によりスクリーン全体にほぼ一定厚の層をなし
て広がる。この際、空気断続供給装置によって断続的に
供給されるファンからの風が、前記スクリーンの多数の
孔から脈動風となって噴出し、米粒層をわずかに上下動
させる。これにより、米粒より比重の大きい小石は米粒
層の下層に沈み込み、振動スクリーンの表面に接して傾
斜上位側へ移動して石排出口から落下し、前記スクリー
ンの搬送作用を受けにくい米粒は傾斜下位側へ流下し、
精品排出口から排出される。
【0008】また、振動スクリーンに設けた多数の孔
を、傾斜上位側へ向く方向性を有する孔とすることによ
り、小石は傾斜上位側へ向く噴風と振動作用とによって
傾斜上位側への移動が促進される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。第1図及び第2図において、横方向に長
く、ほぼ密閉状の箱形のカバー壁1内の上部寄りに、一
方向に傾斜した振動スクリーン2を複数の板ばね23…
等により振動可能に設ける。そして、振動スクリーン2
のほぼ中央部の上方に、カバー壁1の上面壁に固定して
供給ホッパ3を設ける一方、振動スクリーン2の下方に
ファン4を配設する。本実施例においては、横長のカバ
ー壁1内に前記振動スクリーン2、供給ホッパ3及びフ
ァン4を4つずつ並列してあり、以下、共通する部材に
ついては重複説明を省略する。
【0010】前記振動スクリーン2は、傾斜上位付近を
漸次狭小となして傾斜上位端を石排出口に、傾斜下位端
を精品排出口6にそれぞれ形成し、この石排出口5と精
品排出口6とを除き、振動スクリーン2の両側辺に沿っ
て穀粒落下防止用の側壁7を設ける。また、振動スクリ
ーン2全面にわたって、該スクリーン2の傾斜上位側に
向く噴風孔8(エンボススリット)及び該噴風孔8を加
工する際に生じる突起8aを多数形成するとともに、振
動スクリーン2の裏面には立下がり壁9によって送風室
10を設け、前記石排出口5に連絡する石取出し樋11
と、精品排出口6に連絡する精品排出樋12とを各々カ
バー壁1外へ突出させて設ける。前記立下がり壁9はク
ランクアーム26aにより、カバー壁1を貫通するクラ
ンク軸26に連動・連結され、クランク軸26は該軸2
6に軸着したプーリ27とベルト28とによってモータ
プーリ16に連結することにより、振動スクリーン2が
図中矢印Wで示すように傾斜上位側に向けて斜め上下方
向に8〜9mmのストロークで振動する。
【0011】他方、前記各ファン4は、カバー壁1内下
部を水平方向に貫通するファン軸13に軸着され、ファ
ン軸13に軸着したファンプーリ14と、モータ15の
モータプーリ16とをファンベルト17によって連結す
ることにより、各ファン4が一斉に駆動するよう形成さ
れる。また、各ファン4のファンケース18には空気取
入れ口19を設けるとともに、このファンケース18の
吐出口20と、前記振動スクリーン2裏面の送風室10
内に臨ませた空気調整室21とを送風管22によって連
結する。前記空気調整室21は上方を開口させたホッパ
状となし、振動する振動スクリーン2に接触しないよう
に送風室10よりやや小さく形成され、空気調整室21
と立下がり壁9との間には空気漏れを防ぐため、帆布2
4等をだぶついた状態で周設する。更に、空気調整室2
1内には振動スクリーン2裏面に均一に送風するための
整流板25…が適宜に設けられ、送風管22には空気断
続供給装置として回転弁29を、カバー壁1を貫通する
弁軸30によって回転自在に設け、弁軸30に軸着した
プーリ31はベルト32によってファンプーリ14に連
結する。
【0012】次に、上記実施例における具体的作動につ
いて説明する。供給ホッパ3に投入される穀物、例えば
米粒は、毎分 400〜 500回振動する振動スクリーン2の
ほぼ中央付近に供給されて一定の厚さで拡散される。こ
のとき、送風室10にはファン4により起風された風
が、毎分 100〜150回転する回転弁29により脈動風と
なって給風され、噴風孔8…から断続的に噴き上げる。
この風量は連続風の場合に比べ、約 1/3となる。これに
より、振動スクリーン2上の米粒は断続的に上方へ浮上
して落下するが、米粒中に混在する小石は米粒よりも比
重が大きいので噴風によっても噴き上げられる高さが小
さく、小石はしだいに米粒層の下層に沈み込むことにな
る。米粒層の下層に沈んだ小石は、噴風孔8から斜め上
方に噴き上げる噴風によってより傾斜上位側へ移動する
とともに、噴風孔8を形成する突起8aによって押し上
げられ、徐々に傾斜上位側へ搬送され、ほとんど石だけ
の状態に濃縮された状態で石排出口から石取出樋11内
に落下する。一方、振動スクリーン2面に接していない
米粒は、前記突起8aの影響を受けにくいので傾斜下位
側へ流下し、精品排出口6から精品排出樋12内に落下
して回収される。
【0013】なお、上記実施例における回転弁29は板
状の弁としたが、図3で示すように適宜な大きさの通風
路33を有する円柱状の回転弁34に形成してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の石抜き選穀
機によれば、振動スクリーンの多数の孔から噴出する風
を連続風に代えて脈動風にしたことにより、風量を大幅
に減少することができ、これに伴い前記スクリーンから
舞い上がるきょう雑物の量が減少するので、従来のよう
な大型の集塵装置を設ける必要がなく、また、万一、き
ょう雑物が前記スクリーンの裏面に付着したときも、脈
動風によってきょう雑物を取り除く効果もあるので、特
別な集塵装置を付設しなくても選別不良を招来しにく
い。したがって、単一のカバー壁内に複数の振動スクリ
ーンを並設する大型の選穀機であっても、全体の風量が
少ないので、大型の集塵装置を附設する必要がなく、少
ない風量に対応した小型の集塵装置とすることができ
る。更に、振動スクリーンから噴出する風を、傾斜上位
側へ向く風とすることにより、選別効率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の石抜き選穀機の縦断面図で
ある。
【図2】同上の一部破断の正面図である。
【図3】回転弁の別の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カバー壁 2 振動スクリーン 3 供給ホッパ 4 ファン 5 石排出口 6 精品排出口 7 側壁 8 噴風口 8a 突起 9 立下がり壁 10 送風室 11 石取出し樋 12 精品排出樋 13 ファン軸 14 ファンプーリ 15 モータ 16 モータプーリ 17 ファンベルト 18 ファンケース 19 空気取入れ口 20 吐出口 21 空気調整室 22 送風管 23 板ばね 24 帆布 25 整流板 26 クランク軸 26a クランクアーム 27 プーリ 28 ベルト 29 回転弁 30 弁軸 31 プーリ 32 ベルト 33 通風路 34 回転弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に傾斜し、かつ上方に原料供給口
    を臨ませた多孔の振動スクリーンの傾斜上位側に石取出
    口を、同傾斜下位側に精品排出口を各々形成するととも
    に、前期スクリーンに設けた多数の孔に下方から送風す
    るためのファンを備えてなる石抜き選穀機において、前
    期ファンの送風路中に空気断続供給装置を設けたことを
    特徴とする石抜き選穀機。
  2. 【請求項2】 上記振動スクリーンの多数の孔は、該ス
    クリーンの傾斜上位側へ向く方向性を有してなる請求項
    1記載の石抜き選穀機。
JP20211491A 1991-06-21 1991-06-21 石抜き選穀機 Pending JPH05274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20211491A JPH05274A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 石抜き選穀機

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JP20211491A JPH05274A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 石抜き選穀機

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Publication Number Publication Date
JPH05274A true JPH05274A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16452195

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JP20211491A Pending JPH05274A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 石抜き選穀機

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JP (1) JPH05274A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3243478A1 (de) 1982-01-08 1983-07-21 Aisan Kogyo K.K., Obu, Aichi Variabler venturi-vergaser fuer motoren mit innerer verbrennung
US9591937B2 (en) 2006-04-03 2017-03-14 Lbp Manufacturing Llc Insulating container
CN110918444A (zh) * 2019-10-23 2020-03-27 东莞市金良稻丰米业有限公司 一种谷物过筛去石机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE3243478A1 (de) 1982-01-08 1983-07-21 Aisan Kogyo K.K., Obu, Aichi Variabler venturi-vergaser fuer motoren mit innerer verbrennung
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CN110918444A (zh) * 2019-10-23 2020-03-27 东莞市金良稻丰米业有限公司 一种谷物过筛去石机
CN110918444B (zh) * 2019-10-23 2021-07-20 广东金良稻丰农业科技有限公司 一种谷物过筛去石机

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