JPH05272607A - 回転伝達駆動装置 - Google Patents

回転伝達駆動装置

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JPH05272607A
JPH05272607A JP7191092A JP7191092A JPH05272607A JP H05272607 A JPH05272607 A JP H05272607A JP 7191092 A JP7191092 A JP 7191092A JP 7191092 A JP7191092 A JP 7191092A JP H05272607 A JPH05272607 A JP H05272607A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
rotation
rotation transmission
drive device
contact surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP7191092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Okada
康之 岡田
Takeshi Takemoto
武 竹本
Shunichi Ando
俊一 安藤
Mitsuru Shingyouchi
充 新行内
Tomomi Kato
知巳 加藤
Motomi Ozaki
元美 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ、複写機、ファクシミリ等の小型化
を目的とする。 【構成】 それぞれ環状の接触面を有して互いに軸心を
交差させて配設した駆動軸と同一軸心を持つ磁性体によ
る第一の回転体1と従動軸と同一軸心を持つ磁性体によ
る第二の回転体2とを設け、前記第一の回転体1と前記
第二の回転体2との間に磁気により前記接触面に吸着す
る環状の接触面を有した第三の回転体3を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機、フ
ァクシミリ等に利用される、回転伝達駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−153048号公報に示さ
れているように、駆動車の外周面と、この駆動車に隣接
され設けられた従動車の外周面とに、磁気により吸着す
る円筒形のアイドラを設け、それらの外周面の摩擦によ
り回転を伝達する機構は、ギヤ、タイミングベルトを用
いた回転伝達機構に比べ、単一ピッチ誤差、隣接ピッチ
誤差等の回転むらが小さく、プリンタや、複写機の感光
体の駆動などに使用した場合画質の向上が可能となる。
また、ギヤの場合のかみあい率等による制限や、タイミ
ングベルトの場合の最小屈曲率等による制限がないた
め、一段で大きな減速比が得られ、プリンタや複写機に
使用した場合それらの小型化が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この磁気アイ
ドラ式の回転伝達機構の駆動車の軸をモーター軸とし、
従動車の軸を感光体ドラム軸としてプリンタや複写機
の、感光体の駆動に利用しようとすると、モーターは感
光体ドラムとの干渉を避けるために摩擦車列の感光体ド
ラムの位置する側と反対側、すなわち、プリンタや、複
写機の装置中心側でなく装置外側に接続される。この
時、駆動車の軸方向と、従動車の軸方向が同一なため、
モーターは装置外側に張り出してしまい、装置の小型化
の妨げになる。小型化の要求が厳しい今日においては、
どうしても解決しなければならない問題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、それぞれ環状の接触面を有して互いに軸心を交差さ
せて配設した駆動軸と同一軸心を持つ磁性体よりなる第
一の回転体と従動軸と同一軸心を持つ磁性体よりなる第
二の回転体とを設け、前記第一の回転体と前記第二の回
転体との間に磁気により前記接触面に吸着する環状の接
触面を有した第三の回転体を配設した。
【0005】請求項2記載の発明では、少なくとも第三
の回転体の環状の接触面を円錐面にした。
【0006】請求項3記載の発明では、第三の回転体の
軸方向位置を固定する固定手段を設けた。
【0007】請求項4記載の発明では、環状の接触面が
円筒面の第三の回転体の軸方向に前記第三の回転体を移
動させる移動手段を設けた。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、第一の回転体の回転
が第三の回転体に互いの環状の接触面の摩擦で伝達さ
れ、第三の回転体の回転が第一の回転体の軸心と交差す
る軸心を持った第二の回転体に、互いの環状の接触面の
摩擦で伝達され、駆動軸方向と軸方向を違えた従動軸を
得ることができる。
【0009】請求項2記載の発明では、第三の回転体を
円錐状にしてその周速を傾斜的に変化させ、他の回転体
の第三の回転体との摩擦接触部分の外周部と内周部の回
転軸中心からの半径差による傾斜的速度差に対応するよ
うにし、第三の回転体と他の回転体との接触線上での滑
りを均一にする。そのため、第三の回転体と他の回転体
の回転伝達が安定し、第二の回転体の回転むらを小さく
できる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、固定手段に
より第三の回転体の回転中の軸方向の移動を制限し、第
二の回転体の回転速度が第三の回転体の軸方向移動によ
り変化することを防止する。そのため、第二の回転体の
回転むらを小さくできる。
【0011】請求項4記載の発明によれば、第三の回転
体の軸方向への移動により第二の回転体への回転伝達比
が変化する。そのため、第二の回転体の回転速度を調整
することができる。
【0012】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。本実施例は、複写機における感光体ド
ラム駆動装置に適用したものである。ここに、図1に示
すように、第一の回転体となる駆動軸1、第二の回転体
となる従動車2、第三の回転体となる磁気アイドラ3、
感光体ドラム4、モーター5がそれぞれ設けられ、円筒
状の磁性体よりなる外周面を接触部分とする前記駆動軸
1と、平板状の外周部にその回転軸に垂直な磁性体より
なる側面を接触部分とするフランジを備えた前記従動車
2が互いの軸方向を直交させて配置され、円筒状の外周
面を接触部分とする前記磁気アイドラ3の外周面が前記
駆動軸1の外周面と、前記従動車2のフランジ側面とに
自身の磁気により接触している。また、前記駆動軸1は
前記モーター5に軸心を同じくし接続され、前記従動車
2は前記感光体ドラム4に軸心を同じくし接続され、前
記モーター5は側板6に支持され、前記感光体ドラム4
は軸受7を介して前記側板6に支持されている。また、
図2は前記駆動軸1方向から見た側面図で、前記磁気ア
イドラ3は、前記駆動軸1の回転によって、前記駆動軸
1と前記従動車2との間隙に呼び込まれる位置に配設さ
れている。
【0013】このような構成において、モーター5の回
転は、磁気アイドラ3に駆動軸1の外周面と磁気アイド
ラ3の外周面で伝達され、従動車2に磁気アイドラ3の
外周面と従動車2のフランジ側面で回転軸方向を90度
変えて伝達され感光体ドラム4の回転となる。このよう
に感光体ドラム4の軸方向と、モーター5の軸方向が直
交しているため図3(a)に示した従来のモーター5の
軸方向と感光体ドラム4の軸方向が同一の場合に比べ、
モーター5の装置外側への張り出しは、la−lbだけ
少なくでき、装置のより一層の小型化を図ることが可能
となる。また、この装置は入力軸と出力軸を入れ替えて
も同様の効果が得られる。
【0014】つづいて、本発明の第二の実施例を図4に
基づいて説明する。前記実施例で示した部分と同一部分
は同一符号を用いて示す(以下の実施例でも同様とす
る)。
【0015】本実施例では、円筒状の駆動軸1に代え
て、円錐状の駆動軸8が設けられ、円筒状の磁気アイド
ラ3に代えて、円錐状の磁気アイドラ9が設けられてい
る。また、図中、rpa,rpb,ria,rib,r
ma,rmbは従動車2、前記磁気アイドラ9、前記駆
動軸8の図示した部分での回転半径を表し、ωp,ω
i,ωmは従動車2、前記磁気アイドラ9、前記駆動軸
8の回転の角速度を示す。また、前記駆動軸8と前記磁
気アイドラ9の円錐は、次式のような関係を持つように
設定されている。
【0016】
【数1】
【0017】このような構成において、従動車2のフラ
ンジ側面における周速は、半径rpa〜rpbに沿って
傾斜的に変化している。このため前記実施例では磁気ア
イドラ3と従動車2の摩擦接触線上の滑り率が一定でな
く、図3(a)に示した従来例に対してやや回転むらが
大きくなっていた。しかし本実施例では、従動車2のフ
ランジ側面における周速の傾斜的変化に合わせて磁気ア
イドラ9を円錐状にし、磁気アイドラ9を円錐にしたこ
とによる周速の傾斜的変化に合わせて駆動軸8を円錐状
にしているため各接触線上での滑り率は一定になり、磁
気アイドラ9と従動車2との回転伝達は安定し感光体ド
ラム4の回転むらを小さく抑えることができ、複写機の
画像品質を向上することができる。また、駆動軸8の角
速度をωmとすると磁気アイドラ9の角速度ωiと、従
動車2の角速度ωpは、次式のようになる。
【0018】
【数2】
【0019】さらに、本発明の第三の実施例を図5に基
づいて説明する。本実施例では、第二実施例の従動車2
に代えて、駆動軸8が従動車2の回転軸と直角を為すよ
うにフランジ側面を傾斜させた従動車10が設けられて
いる。
【0020】このような構成において、駆動軸8を従動
車10の回転軸と垂直にすることができるため、第一の
実施例の小型化の効果と、第二の実施例の回転むらを小
さくする効果とを同時に実現することができる。
【0021】さらに、本発明の第四の実施例を図6に基
づいて説明する。本実施例では、側板6に磁気アイドラ
3の軸方向への移動を制限するストッパー11,12が
設けられ、磁気アイドラ3に前記ストッパー11,12
に接触する突起13,14が両端面の回転中心に設けら
れている。
【0022】このような構成において、磁気アイドラ3
の軸方向への移動がストッパー11,12と突起13,
14とによって制限される。そのため磁気アイドラ3の
軸方向への移動による回転伝達比の変化によって発生す
る従動車2の回転むらを防止でき、複写機の画像品質を
向上することができる。
【0023】さらに、本発明の第五の実施例を図7に基
づいて説明する。本実施例では、突起13,14を挾み
込むようにコの字形に曲げられた磁気アイドラ3の軸方
向に移動自在の側板15が、一端を側板15に回転自在
に取り付けられたねじ16を介して固定側板17に接続
されている。
【0024】このような構成において、磁気アイドラ3
の軸方向位置をねじ16の回転によって微小に調整でき
る。すなわち、磁気アイドラ3と従動車2の回転伝達比
を微小に調整することができる。そのため複写機の画像
の長さを微小に調整することができ、画質を向上するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、第一の回転体
の回転が第三の回転体に互いの環状の接触面の摩擦で伝
達され、第三の回転体の回転が第一の回転体の軸心と交
差する軸心を持った第二の回転体に、互いの環状の接触
面の摩擦で伝達され、駆動軸方向と軸方向を違えた従動
軸を得ることができる。そのため、例えば、プリンタ、
複写機、ファクシミリの感光体ドラムの駆動部に用いれ
ば、モーターの軸方向と感光体ドラムの軸方向とを違え
ることができるためモーターが装置外側に張り出さず、
装置の小型化を図ることができる。
【0026】請求項2記載の発明では、第三の回転体を
円錐状にしてその周速を傾斜的に変化させ、他の回転体
の第三の回転体との摩擦接触部分の外周部と内周部の回
転軸中心からの半径差による傾斜的速度差に対応するよ
うにし、第三の回転体と他の回転体との接触線上での滑
りを均一にすることができ、第三の回転体と他の回転体
の回転伝達を安定させ第二の回転体の回転むらを小さく
できる。そのため、例えば、プリンタ、複写機、ファク
シミリの感光体ドラムの駆動部に用いれば、感光体ドラ
ムの回転むらを小さくでき画質を向上させることができ
る。
【0027】請求項3記載の発明では、固定手段により
第三の回転体の回転中の軸方向の移動を制限することが
できるため、第二の回転体の回転速度が第三の回転体の
軸方向移動により変化することを防止できる。そのた
め、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリの感光体
ドラムの駆動部に用いれば、感光体ドラムの回転むらを
小さくでき画質を向上させることができる。
【0028】請求項4記載の発明では、第三の回転体の
軸方向の移動により第二の回転体への回転伝達比を可変
することができる。そのため、例えば、プリンタ、複写
機、ファクシミリの感光体ドラムの駆動部に用いれば、
感光体ドラムの回転を調整することができ画像の長さを
調整することが可能となり画質を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す側面図である。
【図2】駆動軸方向から見た側面図である。
【図3】従来例との比較を示す説明図で、(a)は従来
例の側面図、(b)は本実施例の側面図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示す断面側面図であ
る。
【図5】本発明の第三の実施例を示す断面側面図であ
る。
【図6】本発明の第四の実施例を示す断面側面図であ
る。
【図7】本発明の第五の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1,8 第一の回転体 2,10 第二の回転体 3,9 第三の回転体 11,12 固定手段 16 移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新行内 充 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 知巳 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 尾崎 元美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ環状の接触面を有して互いに軸
    心を交差させて配設した駆動軸と同一軸心を持つ磁性体
    による第一の回転体と従動軸と同一軸心を持つ磁性体に
    よる第二の回転体とを設け、前記第一の回転体と前記第
    二の回転体との間に磁気により前記接触面に吸着する環
    状の接触面を有した第三の回転体を配設したことを特徴
    とする回転伝達駆動装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも第三の回転体の環状の接触面
    を円錐面にしたことを特徴とする請求項1記載の回転伝
    達駆動装置。
  3. 【請求項3】 第三の回転体の軸方向位置を固定する固
    定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の回転伝
    達駆動装置。
  4. 【請求項4】 環状の接触面が円筒面の第三の回転体の
    軸方向に前記第三の回転体を移動させる移動手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の回転伝達駆動装置。
JP7191092A 1992-03-30 1992-03-30 回転伝達駆動装置 Pending JPH05272607A (ja)

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JP7191092A JPH05272607A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 回転伝達駆動装置

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JP7191092A JPH05272607A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 回転伝達駆動装置

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JPH05272607A true JPH05272607A (ja) 1993-10-19

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ID=13474170

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JP7191092A Pending JPH05272607A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 回転伝達駆動装置

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