JP2002171721A - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置

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JP2002171721A
JP2002171721A JP2000367644A JP2000367644A JP2002171721A JP 2002171721 A JP2002171721 A JP 2002171721A JP 2000367644 A JP2000367644 A JP 2000367644A JP 2000367644 A JP2000367644 A JP 2000367644A JP 2002171721 A JP2002171721 A JP 2002171721A
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motor
rotation
speed
rotary drive
drive device
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JP2000367644A
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Tadashi Imamura
正 今村
Toshio Wakamatsu
俊男 若松
Keisuke Yamada
桂輔 山田
Ichiro Katayama
一郎 片山
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Nidec Shimpo Corp
Original Assignee
Nidec Shimpo Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転駆動装置の出力回転を安定させる。 【解決手段】 回転駆動装置1は、回転駆動源であるモ
ータ2と、モータ2の回転を減速して被動装置に出力す
る減速装置3と、減速装置3の出力回転速度を検出する
速度検出機構4とを有する。回転駆動装置1は、速度検
出機構4の検出速度に基づいてモータ2の駆動状態を制
御することが可能である。減速装置3は歯車による伝達
部を含まず、かつ、モータ2はアウタロータ型モータで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動装置、特
に、画像形成装置の像担持体等を回転駆動するととも
に、出力回転速度を検出して駆動回転速度をフィードバ
ック制御可能な回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置や印刷機械等に
おいては、感光体ドラムやフィルムの送りのためのロー
ラを比較的低速度かつ高精度で回転するための回転駆動
装置が必要となる。従来のこの種の装置は、モータと、
モータの回転を減速する遊星方式の減速装置とを備えて
いる。そして、遊星方式の減速装置としては、歯車式の
減速装置と、トラクションすなわち摩擦伝達方式による
減速装置とがある。
【0003】ここで、例えばフルカラー複写機において
は、各色成分用の感光体ドラムを駆動するために回転駆
動装置が用いられる。この場合、色ずれや色むらを防止
するために、各回転駆動装置の回転速度を高精度に制御
する必要がある。
【0004】しかし、歯車式の減速装置では、歯車の精
度に起因する噛み合いのズレやトルク伝達時に発生する
減速機内部の変形等のロストモーションにより回転ムラ
が発生し、またトラクション方式の減速装置では、滑り
が発生し、モータに対する速度制御のみでは出力回転速
度を高精度に維持することができない。
【0005】そこで、特開平10-161752号公報に示され
るように、減速機の出力回転速度をセンサにより検出
し、この検出結果に基づいて出力回転速度が常に所望の
回転速度になるようにモータの回転速度をフィードバッ
ク制御するようにした装置が提供されている。この装置
では、フィードバック制御を採用することでフライホイ
ールを省略することができた旨、記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年採用されている4
連タンデム型カラー画像形成装置では、一層の高画質化
と出力高速化が進む中で、従来以上にその像担持体を各
色毎に色ずれなく正確かつ安定的に回転駆動制御するこ
とが求められている。その場合に、被動装置側でのさら
なる回転安定化を実現するためには、フィードバック制
御機構のみでは十分でない場合がある。
【0007】また、ブラシレスモータでは、ロータ磁石
とステータコアの磁気吸引力に起因するコギングと、ロ
ータ回転位置でステータコイルの相電流を切り換える時
に生じるスイッチングトルク変動が、モータ速度変動の
大きな要因となっている。以上より、フルカラー画像形
成装置において、ブラシレスモータのコギングに起因し
て、各色毎に色ずれが生じることがある。
【0008】ここで、モータのトルク変動を最小限に抑
えるために、ロータマグネットの着磁を斜めに着磁した
り(スキュー着磁)、ステータコイルの相電流切換タイ
ミングを調整したりすることが行われている。しかし、
これらの対策はモータ回転効率を低下させるという点で
望ましくない。
【0009】本発明の課題は、回転駆動装置の出力回転
を安定させることにある。本発明の他の課題は、画像形
成装置においてモータのコギングによる画像への影響を
減らすことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る回転駆動
装置は、回転駆動源であるモータと、モータの回転を減
速して被動装置に出力する減速装置と、減速装置の出力
回転速度を検出する速度検出部とを有する。回転駆動装
置は、速度検出部の検出速度に基づいてモータの駆動状
態を制御することが可能である。減速装置は歯車による
伝達部を含まず、かつ、モータはアウタロータ型モータ
である。
【0011】この回転駆動装置では、アウタロータ型モ
ータを用いているため、インナロータ型に比べて回転子
の半径が大きい分、回転子の慣性モーメントが大きくな
る。これは、減速装置のモータ側にフライホイール効果
を高める質量部位が設けられているのに等しい。この質
量部位の回転エネルギーは、モータの回転角速度及びフ
ライホイールの慣性モーメントが同じであるとすると、
減速装置の被動装置側に設けられた従来のフライホイー
ルの回転エネルギーに比べて、減速比1/αにおいてα
の2乗倍大きい。このため、モータに起因する回転変動
が被動装置に伝達されにくい。すなわち、被動装置にお
けるフライホイール効果が向上している。
【0012】また、この装置では減速装置が「歯車を含
むトルク伝達部」を含まないため、被動装置が画像形成
装置である場合に、歯車の噛み合わせがたつきに起因す
る画像の縞が発生しない。
【0013】なお、ここでの「駆動状態」とは、モータ
のトルク発生状態または発生トルクを一定時間変化させ
ること、モータの定速回転状態またはモータ回転速度を
変化させること等に対応する。
【0014】請求項2に係る回転駆動装置は、請求項1
において、速度検出部の検出速度に基づいて、モータの
回転制御を行う回転制御手段を更に備えている。請求項
1に係る発明では、回転駆動装置の外部に制御部がある
場合も想定しているが、本請求項に係る発明では、制御
部を含む回転駆動装置を規定している。すなわち、本願
発明を、種々の状況に対応して実施できることを規定し
ている。
【0015】請求項3に係る回転駆動装置では、請求項
1または2において、被動装置は、2色または2色を越
える多色画像形成装置に内蔵された像担持体である。2
色または2色を越える多色画像形成装置の場合、各色画
像間での色ズレ(レジストレーション)の防止が必要で
あり、像担持体の回転を正確に制御することが求められ
る。これを容易に実現するために、本願発明に係る回転
駆動装置において、アウタロータ型モータを使用し、被
動装置である像担持体の実効回転慣性モーメントを向上
させ、回転安定化を図ることができる。
【0016】請求項4に係る回転駆動装置では、請求項
1〜3において、回転駆動装置には、モータの回転部、
および/または回転部から減速装置の入力軸との間に、
フライホイール効果を高める質量部位が存在する。
【0017】この回転駆動装置では、アウタロータ型の
回転部による減速装置出力側のフライホイール効果に加
えて、さらにこの効果を高めるべく、モータの通常の構
成に追加して回転部の質量を高めている。これにより、
減速装置出力側では、一層のフライホイール効果が期待
でき、被動装置でのより安定した回転駆動が可能にな
る。
【0018】なお、ここでの「フライホイール効果を高
める質量部位」とは、モータの回転部(ロータ,軸)、
および/またはモータ軸から減速装置入力軸までの間
に、減速装置出力軸におけるフライホイール効果を高め
る目的で、通常の構成に追加された質量部分をいう。即
ち減速装置入力側での回転慣性モーメントを大きくする
ことにより、減速装置出力側でのフライホイール効果を
大きくすることが可能になる。
【0019】また、前記「通常の構成」とは、減速装置
出力軸側でのフライホイール効果が必要ない場合に、最
も効率よく駆動力を生じうるモータ回転部および/また
はモータ軸から減速装置入力軸までの間の構成をいう。
本来これらの回転部分の質量は軽い方がロスは少なく、
従って予定される回転速度および駆動トルク等に対応す
る最小限の強度があれば十分である。この強度はこれら
を構成する材質により変化する。従って本願特許発明の
目的及び作用効果に対応する回転駆動装置では、構成材
質を考慮して、モータの回転部および/またはモータ軸
から減速装置入力軸までの間に、「この回転駆動装置が
予定する運転状態で必要と考えられる強度」(即ち通常
の構成)を越える質量部分が存在する場合は、本願発明
の範囲内というべきである。
【0020】請求項5に係る画像形成装置の回転駆動装
置は、画像形成装置の像担持体を回転駆動する回転駆動
装置であって、回転駆動源であるモータと、モータの回
転を減速して像担持体に出力する減速装置と、減速装置
の出力回転速度を検出する速度検出部と、速度検出部の
検出速度に基づいてモータの回転状態を制御する回転制
御手段とを有している。この回転駆動装置は、モータの
コギング周波数;fと、像担持体の周速度;vとの関係
が、v/f<0.3mmを満たすことを特徴とする。
【0021】この回転駆動装置では、モータのコギング
周波数;fと像担持体の周速度;vとの関係がv/f<
0.3mmを満たしているため、コギングに起因する画
像の濃淡の縞模様が人間の目視で区別できない範囲に抑
えられている。これは、関係式v/fが像担持体外周面
にあらわれるモータのコギングノイズピッチを意味し、
人間の目視限界が0.3mmピッチ程度だからである。
コギング周波数(f)は、モータの極数とスロット数の
最小公倍数を求め、その最小公倍数にモータ回転数(秒
速)をかけて得られる。一方、像担持体の周速度(v)
(秒速)は、像担持体の直径×π×減速装置の減速比×
モータの回転数(秒速)で得られる。すなわち、この回
転駆動装置では、前記関係式を成立させるように、これ
らパラメータが設定されていることになる。
【0022】人間の目視限界が0.3mmピッチ程度で
あることの根拠を説明する。人間の視覚感度分析によれ
ば、画像に含まれる周波数成分の目視感度は100ライ
ン/インチで大きく低下し、目視感度が最も良い10ラ
イン/インチに比べて、一桁低下する。100ライン/
インチは、画像ピッチとして0.254mmであること
を意味している。しかし実用上はこれより粗い0.3m
m以下の周波数成分を有する画像ノイズにすれば、人間
の視覚感度は十分低下しており、画像ノイズとして認識
されない。
【0023】請求項6に係る画像形成装置の回転駆動装
置では、請求項5において、モータのコギング周波数;
fと、像担持体の周速度;vとの関係が、v/f<0.
254mmを満たすことを特徴とする。
【0024】この回転駆動装置では、0mm<v/f<
0.254mmが満たされているため、コギングに起因
する画像の濃淡の縞模様が人間の目視でさらに区別でき
ない範囲に抑えられている。
【0025】請求項7に係る画像形成装置の回転駆動装
置では、請求項5または6において、モータはアウタロ
ータ型である。この回転駆動装置では、アウタロータ型
モータを用いているため、インナロータ型に比べて回転
子の半径が大きい分、回転子の慣性モーメントが大きく
なる。これは、減速装置のモータ側にフライホイール効
果を高める質量部位が設けられているのに等しい。この
質量部位の回転エネルギーは、モータの回転角速度及び
フライホイールの慣性モーメントが同じであるとする
と、従来の減速装置の被動装置側に設けられたフライホ
イールの回転エネルギーに比べて、減速比1/αにおい
てαの2乗倍大きい。このため、モータに起因する回転
変動が被動装置に伝達されにくい。すなわち、被動装置
におけるフライホイール効果が向上している。
【0026】請求項8に記載の回転駆動装置では、請求
項5〜7において、被動装置は、2色または2色を越え
る多色画像形成装置に内蔵された像担持体である。2色
または2色を越える多色画像形成装置の場合、各色画像
間での色ズレ(レジストレーション)の防止が必要であ
り、像担持体の回転を正確に制御することが求められ
る。これを容易に実現するために、本願発明に係る回転
駆動装置において、アウタロータ型モータを使用し、被
動装置である像担持体の実効回転慣性モーメントを向上
させ、回転安定化を図ることができる。
【0027】請求項9に係る回転駆動装置は、回転駆動
源であるモータと、モータの回転を入力軸に入力しこれ
を減速して被動装置に出力する減速装置と、減速装置の
出力回転速度を検出するする速度検出部と、速度検出部
の検出速度に基づいてモータの回転制御を行う回転制御
手段とを有する。この回転駆動装置には、モータの回転
部、および/または回転部から減速装置の入力軸との間
に、フライホイール効果を高める質量部位が存在するこ
とを特徴とする。
【0028】この回転駆動装置では、インナロータ型モ
ータを含むあらゆるモータを用いた場合でも、そのモー
タの回転部、および/または該回転部から前記減速装置
の入力軸との間に、通常の構成より大きい回転慣性モー
メントを生じさせる質量部分を追加することにより、減
速装置出力側でのフライホイール効果を高めることがが
できる。これにより、被動装置を安定に回転駆動するこ
とが可能になる。
【0029】なお、ここで「フライホイール効果を高め
る質量部位」及び「通常の構成」の意義は、前述と同様
である。
【0030】
【発明の実施の形態】(1)構成図1は本発明の一実施
形態による回転駆動装置1を示したものである。この回
転駆動装置1は図3に示すような画像形成装置51に用
いられる。画像形成装置51は、4色の未定着可視像に
記録シートを多重転写した後にこれを定着するいわゆる
タンデムタイプのフルカラー画像形成装置であって、少
なくとも2色または2色を越える多色画像形成装置であ
ることが好ましい。画像形成装置51は、シート搬送路
に沿って配置された感光体ドラム52(像担持体)等を
含む各画像形成部(Y,M,C,B)を有している。回
転駆動装置1は各感光体ドラム52を駆動するため各々
設けられている。
【0031】図1に示された回転駆動装置1は、モータ
2と、モータ2からの回転を減速して出力する遊星方式
の減速装置3と、減速装置3の出力回転速度を検出する
ための速度検出機構4とを備えている。またこの回転駆
動装置1は、速度検出機構4からの出力が入力されるコ
ントローラ5と、コントローラ5からの制御信号に従っ
てモータ2の回転速度を制御するドライブ装置6とをさ
らに有している。
【0032】モータ2は、ドライブ装置6からのドライ
ブ信号により駆動され、回転駆動装置1の回転駆動源と
して機能する。モータ2は、本実施形態ではアウタロー
タ型のモータであり、好ましくはDCブラシレスモータ
等である。モータ2は、ブラケット10と、ステータ1
1と、ロータ12とから主に構成されている。
【0033】ブラケット10は、筒状部10aと、その
一端から外周側に延びるフランジ10bとから構成され
ている。なお、モータ2は減速装置3の側面に固定され
ており、ブラケット10のフランジ10bは減速装置3
の側壁を兼ねている。
【0034】ステータ11は、コイルを有しており、ブ
ラケット10の筒状部10aの外周に固定されている。
ロータ12は、ロータヨーク15と、ロータマグネット
16とから構成されている。ロータヨーク15は、薄板
形状であり、均一の厚みを有している。具体的には、ロ
ータヨーク15は、円板状の垂直壁15aと、その外周
縁から減速装置3側に延びる筒状の環状壁15bとから
構成されている。
【0035】ロータマグネット16は、円周方向に並ん
だ複数の極を有する円筒状の部材であり、環状壁15b
の内周面に固定されている。このようにして、ロータマ
グネット16はステータ11に半径方向に対向してかつ
同心に配置されている。
【0036】回転駆動軸14は、モータ2の出力軸であ
り、ブラケット10の筒状部10a内を延び、軸方向に
並んだ複数の軸受18,19によって筒状部10aに回
転自在に支持されている。回転駆動軸14の先端は、減
速装置3内に進入して、減速装置3の入力軸である太陽
ローラ20を構成している。回転駆動軸14の端部はロ
ータヨーク15の垂直壁15aの内周部に固定されてお
り、これにより回転駆動軸14はロータ12とともにモ
ータ2の回転子を構成している。
【0037】以上に述べたロータ12の構成では、アウ
タロータ型であるため、ロータマグネット16及びロー
タヨーク15の環状壁15bによって、同一のモータ外
形を有するインナロータ型モータに比べて回転子の慣性
モーメントが大きくなっている。また、アウタロータ型
であるため、回転子直径の大きいところでの磁気反発力
により駆動力を発生するため、同一トルクのインナロー
タ型モータよりも弱い磁気反発力で同等のトルクを生み
出すことができる。したがって磁力の弱い磁石を使用し
て製造コストを低くできる。
【0038】減速装置3は、1段系であり、さらには差
動遊星方式を採用している。さらに具体的には、減速装
置3は、金属ローラを圧接駆動するトラクション式であ
り、歯車を使った減速装置に比べて、角速度変動が少な
く、さらには低騒音・低振動・低バックラッシといった
優れた機能を有している。特に、減速装置3が「歯車を
含むトルク伝達部」を含まないため、被動装置としての
画像形成装置51に、歯車の噛み合わせがたつきに起因
する画像の縞が発生しない。
【0039】減速装置3の構造について以下に詳細に説
明する。減速装置3は、モータ2の回転を例えば1回転
/秒程度に減速するものであり、前述の太陽ローラ20
と、インタナルリング41と、複数(本実施形態では3
個であるが、図1では2個のみが表れている)の遊星ロ
ーラ42と、複数の遊星ローラ42を支持するキャリア
43と、出力軸44とを有している。そして、太陽ロー
ラ20、インタナルリング41、複数の遊星ローラ42
及びキャリア43はハウジング45内に収納され、ハウ
ジング45内には潤滑剤としてのグリスが充填されてい
る。
【0040】インタナルリング41はそれぞれ円環状の
固定リング41a及び可動リング41bを有しており、
両リング41a及び41bは遊星ローラ42を挟むよう
に対向して設けられている。固定リング41aはハウジ
ング45に対して軸方向及び回転方向に移動不能に固定
されている。また、可動リング41bは、ハウジング4
5に対して、軸方向に移動自在で、かつ相対回転不能に
装着されている。そして、両リング41a,41bの内
周部の対向する面は、それぞれテーパ状に形成されてい
る。
【0041】遊星ローラ42は、ロッドによりキャリア
43に対して片持ちで回転自在に支持されており、大径
ローラ部42aと、小径ローラ部42bとから構成され
ている。大径ローラ部42aの外周面は太陽ローラ20
の外周面に当接している。小径ローラ部42bは、大径
ローラ部42aの両側面中央部から大径ローラ部42a
と同心でかつ円錐台状に突出して形成されている。そし
て、この小径ローラ部42bのテーパ面に固定リング4
1a及び可動リング41bの内周面に形成されたテーパ
面が当接している。このような構成によって、各遊星ロ
ーラ42は太陽ローラ20の周りを公転しながら自転す
ることが可能である。キャリア43は、リング状の部材
であり、中心部の孔には出力軸44が挿入されて互いに
相対回転不能に固定されている。出力軸44は軸受47
によってハウジング45に回転自在に支持されている。
なお、キャリア43と出力軸44とは一体に形成するこ
とも可能である。
【0042】可動リング41bの出力側には圧縮コイル
ばね46が回転軸を対称として、複数個(通常3個又は
4個)配置されており、この圧縮コイルばね46により
可動リング41bは常に固定リング41a側に付勢され
ている。これにより、各遊星ローラ42の大径ローラ部
42aと太陽ローラ20との各接触面と、各小径ローラ
部42bと固定リング41a及び可動リング41bとの
各接触面とに、所定の圧接力を与えることができる。
【0043】速度検出機構は、減速装置3の出力回転速
度を検出するための機構である。速度検出機構4は、キ
ャリア43の外周面に嵌合固定されたマグネットリング
25と、マグネットリング25の外周面と所定の間隙を
あけて配置された1対の磁気センサ26aとを有してい
る。マグネットリング25は、環状の部材であり、円周
方向に例えば650個程度のN極、S極が交互にかつ等
間隔に着磁されて形成されたものである。1対の磁気セ
ンサ26aは、それぞれ磁気抵抗効果素子(MR素子)
からなるものであり、互いに対向する位置(180°間
隔)に配置されている。なお、図1では他方の磁気セン
サの図示を省略している。
【0044】コントローラ5は、水晶発振器、分周器、
位相差検出手段、駆動パルス出力手段等を含む制御回路
であり、2つの磁気センサ26aからの検出出力に基づ
いて、出力回転速度が所望の設定値になるようにモータ
駆動パルスを出力する回路である。また、ドライブ装置
6は、コントローラ5からの駆動パルスに基づいてモー
タ2を駆動するための装置である。
【0045】上述したコントローラ5及びドライブ装置
6は、速度検出機構4の速度検出結果に基づいてモータ
2の駆動状態を制御する機能を実現するための装置であ
り、さらに具体的にはモータ2の回転制御を行う回転制
御手段として回転駆動装置1の一部を構成している。な
お、ここでの「駆動状態」とは、モータ2のトルク発生
状態または発生トルクを一定時間変化させること、モー
タ2の定速回転状態またはモータ回転速度を変化させる
こと等に対応する。
【0046】この回転駆動装置1では、モータ2のコギ
ング周波数(f)と感光体ドラム52の周速度(v)と
の関係がv/f<0.3mmを満たすようになってお
り、v/f<0.254mmを満たすことが好ましい。
上記関係式が満たされている場合は、コギングに起因す
る画像の濃淡の縞模様が人間の目視で区別できない範囲
に抑えられていることになるからである。つまり、関係
式v/fは、像担持体外周面にあらわれるモータのコギ
ングノイズピッチを意味している。一方、本願出願人が
引用文献として挙げる写真工業別冊「イメージングpa
rt1」(電気写真学会編,昭和63年1月20日発
行,写真工業出版社)のp66〜68の記事である「画
像修正技術」(江尻公一)及びその図1(本願の図5と
して引用)に記載の人間の視覚感度分析によれば、画像
に含まれる周波数成分の目視感度は100ライン/イン
チで大きく低下し、目視感度が最も良い10ライン/イ
ンチに比べて、一桁低下する。100ライン/インチ
は、画像ピッチとして0.254mmであることを意味
している。しかし実用上はこれより粗い0.3mm以下
の周波数成分を有する画像ノイズにすれば、人間の視覚
感度は十分低下しており、画像ノイズとして認識されな
い。
【0047】コギング周波数(f)は、モータの極数p
とスロット数sの最小公倍数nを求め、その最小公倍数
nにモータ回転数r(秒速)をかけて得られる。一方、
像担持体の周速度(v)(秒速)は、像担持体の直径
(mm)×π×減速装置の減速比(1/m)×モータの
回転数r(秒速)で得られる。
【0048】すなわち、この回転駆動装置1では、前記
関係式を成立させるように、これらパラメータが設定さ
れていることになる。具体的には、本実施形態では、モ
ータ2のロータマグネット16の極数p=8であり、ス
テータ11のスロット数s=12であり、両者の最小公
倍数n=24となる。また、減速装置3の減速比1/m
=1/20であり、感光体ドラム52の直径R=30m
mである。以上より、関係式v/f=(r×(1/m)
×π×R)/(r×n)=(π×R)/(n×m)に、
上記数値を代入すると、0.1963mmとなり、上記
関係を満たしていることが分かる。 (2)動作 次にその動作について説明する。
【0049】モータ2において、ステータ11に所用電
力が通電されると、ステータ11とロータ12との電磁
的作用により、ロータ12が回転駆動される。この結
果、回転駆動軸14が回転し、この回転は減速装置3に
入力される。この回転は、太陽ローラ20、遊星ローラ
42及びインタナルリング41のそれぞれの外径、内径
によって決まる減速比によって減速され、キャリア43
及び出力軸44を介して出力される。
【0050】このとき、出力軸44とキャリア43の回
転とは同じ回転速度であるから、キャリア43の回転速
度を検出することによって出力回転速度を検出すること
ができる。
【0051】そこで、この実施形態では、キャリア43
の外周に固定されたマグネットリング25及び磁気セン
サ26aによってキャリア43の回転速度がパルス信号
として検出され、このパルス信号はコントローラ5に入
力される。コントローラ5では、2つの磁気センサ26
aの検出信号を比較演算することにより、マグネットリ
ング25が正しく取り付けられている状態でのキャリア
43の回転信号を合成する。そしてこの合成信号と、回
転基準パルス(キャリア43の均一回転に対応するパル
ス)との位相差を検出し、この位相差がなくなるような
制御信号がドライブ装置6に入力される。なお、この制
御に関しては、特開平11−341854号公報に詳し
く記述されている。そして、ドライブ装置6からの駆動
信号によってモータ2の回転速度が増減される。
【0052】このようなフィードバック制御によって、
減速装置3の出力回転速度が所望の設定速度になるよう
にモータ2の回転速度が制御される。 (3)作用効果 図2を用いて、回転駆動装置1において、アウタロータ
型のモータ2を減速装置3に組みあわせたことの利点に
ついて説明する。
【0053】この回転駆動装置1では、アウタロータ型
モータ2を用いているため、同一のモータ外形を有する
インナロータ型に比べてロータ12の半径が大きい分、
ロータ12の慣性モーメントが大きくなる。これは、図
2に示すように、減速装置3のモータ側に慣性モーメン
トiすなわちフライホイールとして機能する質量部位が
設けられているのに等しい。特開平10-161752号公報の
従来技術に開示されたようにフライホイールが減速装置
の被動装置側に設けられている場合は、フライホイール
の慣性モーメントをiとし、モータからの出力回転の角
速度をωとし、減速装置の減速比を1/αとすると、フ
ライホイールの回転エネルギーはi・(ω/α)2/2と
なっている。それに対して、本願のようにフライホイー
ルが減速装置のモータ側に設けられている場合は、フラ
イホイールの回転エネルギーはi・ω2/2となってい
る。両者を比較することで、本願発明の構造のフライホ
イールは従来技術に比べてα2倍の回転エネルギーを有
し、モータの出力回転の変動が減速装置3の出力側すな
わち被動装置側に伝わりにくくなる。言い換えると、被
動装置での弾み車効果が高くなる。
【0054】この結果、モータ2に起因する回転変動が
感光体ドラム52に伝達されにくく、感光体ドラム52
の回転が安定し、画像形成装置51の画像の色むら等が
生じにくい。特に、2色または2色以上の多色画像形成
装置の場合、各色画像間での色ズレ(レジストレーショ
ン)の防止が必要であり、像担持体の回転を正確に制御
することが求められる。これを容易に実現するために、
本願発明に係る回転駆動装置において、アウタロータ型
モータを使用し、被動装置である像担持体の実効回転慣
性モーメントを向上させ、回転安定化を図ることができ
る。 〔他の実施形態〕 (a)本発明は前記実施形態に表された回転駆動装置に
限定されない。すなわち、前記実施形態には本発明の様
々な態様が同時に表されており、それぞれ様々な態様
は、自由に組合せが可能でかつその組合せによって優れ
た相乗効果を発揮するが、本来は独立して成立し得るも
のである。その意味で、回転駆動装置を構成するモータ
や減速装置の種類、さらには回転駆動装置が駆動する被
動装置の種類は前記実施形態に限定されない。 (b)図4に示すように、図1の構造にイナーシャ部材
49を付加しても良い。イナーシャ部材49は、環状又
は複数の部材であり、ロータヨーク15の内部において
垂直壁15aの外周部とロータマグネット16の間に配
置されており、ロータヨーク15に固定されている。こ
の回転駆動装置1では、アウタロータ型のロータ12に
よる減速装置3出力側のフライホイール効果に加えて、
さらにこの効果を高めるべく、モータ2の通常の構成に
追加して回転子の質量を高めている。これにより、減速
装置3出力側では、一層のフライホイール効果が期待で
き、被動装置としての感光体ドラム52でのより安定な
回転駆動が可能になる。しかも、イナーシャ部材49は
ロータ12内に配置されているため、装置が大型化する
等の不具合はない。
【0055】なお、イナーシャ部材49は、モータ2の
ロータ12、および/またはロータ12から減速装置3
の入力軸として機能する回転駆動軸14との間に、減速
装置3の出力軸44におけるフライホイール効果を高め
る目的で、通常の構成に追加されたフライホイール効果
を高める質量部位として機能している。すなわち、この
実施形態を図2で説明すると、減速装置3の入力側に設
けられた慣性モーメントiは、アウタロータ型の通常の
構成によって実現される慣性モーメントi’に対して、
イナーシャ部材49による慣性モーメントi’’を加え
たものになっている。
【0056】また、前記「通常の構成」とは、減速装置
3出力軸側でのフライホイール効果が必要ない場合に、
最小限の強度を有し最も効率よく駆動力を生じうるモー
タ2のロータ12および/または回転駆動軸14から減
速装置3の太陽ローラ20までの間の構成をいう。具体
的に本実施形態においては、「通常の構成」とは、イナ
ーシャ部材49が取り付けられる前の構造(回転駆動軸
14,ロータヨーク15,ロータマグネット16等)を
いう。
【0057】なお、イナーシャ部材49はロータ12と
別体の部材であるが、例えばロータヨーク15の一部が
イナーシャ部材49と同等の機能を有するようにしても
よい。具体的には、ロータヨーク15が最小限の強度を
満たす構成の慣性モーメントを越えるように、板状部分
の厚みを全体的に若しくは部分的に増加させたりまたは
板状部分に突起部を設けることが考えられる。
【0058】さらに、イナーシャ部材は、装置を大型化
しないという意味ではロータヨーク15の内部に設けら
れることが好ましいが、必要に応じてロータヨーク15
の外部に設けても良い。 (c)前記実施形態では、減速装置を構成する部材をロ
ーラ等の摩擦車とし、太陽ローラと各遊星ローラとの
間、各遊星ローラとインタナルリングとの間をトラクシ
ョン方式としたが、トラクション方式はその一部でもよ
い。さらに、親子型と呼ばれる減速装置や特願2000
−307496号で開示された減速装置でもよい。 (d)本発明は、インナロータ型モータを含むあらゆる
モータにも適用できる。具体的には、インナロータ型モ
ータでも、モータの回転部、および/または回転部から
減速装置の入力軸との間に、通常の構成より大きい回転
慣性モーメントを生じさせる質量部分を追加することに
より、減速装置出力側でのフライホイール効果を高める
ことができる。これにより、被動装置を安定に回転駆動
することが可能になる。
【0059】なお、質量部分を追加する方法としては、
従来にない他の部材を新たに固定してもよいし、従来あ
る部材の慣性モーメントを増大させても良い。なお、以
上に述べた質量部分を減速装置の入力側に設けることの
利点を別の観点から述べると、同等の弾み車効果を得る
のであれば、質量部分を小型化でき、さらには装置全体
を小型化できる。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る回転駆動装置では、アウタ
ロータ型モータを用いているため、インナロータ型に比
べて回転子半径が大きい分、回転部の慣性モーメントが
大きくなる。この結果、モータに起因する回転変動が被
動装置に伝達されにくく、被動装置におけるフライホイ
ール効果が向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による回転駆動装置の断
面構成図。
【図2】回転駆動装置の模式図。
【図3】本発明の回転駆動装置が用いられる画像形成装
置の概略図。
【図4】本発明の他の実施形態による回転駆動装置の断
面構成図。
【図5】写真工業別冊「イメージングpart1」(電
気写真学会編,昭和63年1月20日発行,写真工業出
版社)の画像修正技術(江尻公一),p68,図1
【符号の説明】
1 回転駆動装置 2 モータ 3 減速装置 5 コントローラ 6 ドライブ装置 10 円筒部 11 ステータ 12 ロータ 15 ステータヨーク 16 ロータマグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 29/14 H02K 11/00 B (72)発明者 山田 桂輔 京都府長岡京市神足寺田1番地 日本電産 シンポ株式会社内 (72)発明者 片山 一郎 京都府長岡京市神足寺田1番地 日本電産 シンポ株式会社内 Fターム(参考) 2H035 CA07 CB01 CG01 CG03 2H071 BA03 CA02 CA05 DA15 DA27 DA31 5H019 AA02 BB02 BB05 BB12 BB19 BB23 CC04 DD01 FF01 5H607 AA12 BB09 BB14 BB17 CC03 CC07 DD19 EE33 EE34 EE41 HH03 HH09 5H611 AA01 BB01 BB07 BB08 PP07 QQ01 RR03 UA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動源であるモータと、 前記モータの回転を減速して被動装置に出力する減速装
    置と、 該減速装置の出力回転速度を検出する速度検出部と、を
    有する回転駆動装置であって、 該回転駆動装置は、前記速度検出部の検出速度に基づい
    て前記モータの駆動状態を制御することが可能であり、
    前記減速装置は歯車による伝達部を含まず、かつ、 前記モータは、アウタロータ型モータである、回転駆動
    装置。
  2. 【請求項2】前記速度検出部の検出速度に基づいて、前
    記モータの回転制御を行う回転制御手段を更に備えた、
    請求項1に記載の回転駆動装置。
  3. 【請求項3】前記被動装置は、2色または2色を越える
    多色画像形成装置に内蔵された像担持体である、請求項
    1または2に記載の回転駆動装置。
  4. 【請求項4】前記回転駆動装置には、前記モータの回転
    部、および/または該回転部から前記減速装置の入力軸
    との間に、フライホイール効果を高める質量部位が存在
    する、請求項1〜3に記載の回転駆動装置。
  5. 【請求項5】画像形成装置の像担持体を回転駆動する回
    転駆動装置であって、 回転駆動源であるモータと、 前記モータの回転を減速して前記像担持体に出力する減
    速装置と、 該減速装置の出力回転速度を検出する速度検出部と、 該速度検出部の検出速度に基づいて、前記モータの回転
    状態を制御する回転制御手段とを有し、 前記モータのコギング周波数;fと、前記像担持体の周
    速度;vとの関係が、 v/f<0.3mm を満たすことを特徴とする、画像形成装置の回転駆動装
    置。
  6. 【請求項6】前記モータのコギング周波数;fと、前記
    像担持体の周速度;vとの前記関係が、 v/f<0.254mm を満たすことを特徴とする、請求項5に記載した画像形
    成装置の回転駆動装置。
  7. 【請求項7】前記モータはアウタロータ型である、請求
    項5または6に記載の画像形成装置の回転駆動装置。
  8. 【請求項8】前記被動装置は、2色または2色を越える
    多色画像形成装置に内蔵された像担持体である、請求項
    5〜7に記載の回転駆動装置。
  9. 【請求項9】回転駆動源であるモータと、 前記モータの回転を入力軸に入力し、これを減速して被
    動装置に出力する減速装置と、 該減速装置の出力回転速度を検出するする速度検出部
    と、 該速度検出部の検出速度に基づいて、前記モータの回転
    制御を行う回転制御手段と、を有する回転駆動装置であ
    って、 該回転駆動装置には、前記モータの回転部、および/ま
    たは該回転部から前記減速装置の入力軸との間に、フラ
    イホイール効果を高める質量部位が存在すること、を特
    徴とする回転駆動装置。
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