JP4268807B2 - ドラム駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラム駆動装置、特に、画像形成装置の感光体ドラム等を駆動するためのドラム駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機等の画像形成装置においては、感光体ドラム等の円筒状のドラム高精度で回転するための回転駆動装置が必要となる。従来のこの種の装置は、モータと、モータの回転を減速する遊星方式の減速機とを備えている。そして、遊星方式の減速機としては、歯車式の減速機と、トラクションすなわち摩擦伝達方式による減速機とがあり、それぞれ、太陽車(ローラ、ギア)、インタナルリング、遊星車(ローラ、ギア)及びキャリアを有している。
【0003】
例えば特開平5−180290号公報に示された駆動装置は、モータと遊星ローラ方式の減速機とを有している。そして、モータ及び減速機はドラムの内部に収納されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−180290号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のドラム駆動装置、特にタンデム形画像形成装置における駆動装置においては、可能な限り感光体ドラムのピッチ(感光体ピッチ)を近接させ画像形成部分(エンジン部分)を小型化する目的で、ドラムの側方にモータと減速機とが軸方向に直列に並べて配置されており、このため軸方向の占有スペースが長くなる。したがって、このような従来の駆動装置では、感光体ピッチ方向の小型化は達成されても、感光体長手方向(軸方向)における装置の小型化の妨げになる。また、前記公報に示された装置では、ドラム内部にモータと減速機とが配置されているので、軸方向のスペースは小さくなる。しかし、発熱の避けられないモータがドラム内部に配置されているので、ドラム内部で熱がこもり、モータの性能劣化を招きやすい。さらに、従来公報に示された減速機は、2段の遊星ローラ方式を採用しており、減速機の構成が複雑であるために感光体の径方向の拡大を招いてしまう。特に四連タンデム形画像形成装置においては、感光体ピッチの設置上の自由度に制約がでて、画像形成装置全体の大型化を招く。
【0006】
本発明の課題は、画像形成装置のドラムを駆動するための装置において、軸方向の占有スペースを小さくすることにある。
【0007】
本発明の別の課題は、画像形成装置のドラムを駆動するための装置において、軸方向の占有スペースを小さくするとともに、モータの性能劣化を抑えることにある。
【0008】
本発明のさらに別の課題は、画像形成装置のドラムを駆動するための装置において、軸方向の占有スペースを小さくするとともに、減速機の構成を簡単にすることにある。そして、特に四連タンデム方式における感光体ピッチの設置上の自由度を確保し、画像形成装置全体を小型化することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るドラム駆動装置は、中心部にドラム内部にまで延びる回転軸を有し本体がドラム外部に設けられたモータと、ドラム内部に配置され、モータの回転軸の回転を減速してドラムに伝達する回転伝達部を有する減速機と、一側面でモータを支持し、他側面で減速機を支持する支持部材と、を備え、減速機は、ドラムの内周に装着されてドラムとともに回転する筒状のドラムフランジと、ドラムフランジの一端を支持部材に対して回転自在に支持する第1軸受と、ドラムフランジの他端を支持部材に対して回転自在に支持する第2軸受と、を有し、減速機の回転伝達部は、ドラムフランジの内部であって第1軸受と第2軸受との間の空間に設けられていることを特徴とする。
【0010】
上記発明によれば、モータドラム外部に設けているのでモータの発熱によるモータの性能低下を抑えることができるとともに、減速機ドラム内部に配置しているので軸方向の占有スペースが小さくできる。このように、内部に多くの部品を含む複写機などにドラム駆動装置を用いた場合でも、その複写機の内部スペースを有効に利用できる。また、モータ、減速機及びドラムフランジを一体的に構成された駆動ユニットとして取り扱うことができるので、種々の仕様のドラムに対して本発明の駆動装置を適用することができるとともに、駆動ユニットとして販売することもでき、駆動ユニットが故障した場合でもドラムと一体として交換するのでなくその駆動ユニットのみを交換することができる。また、減速機の回転伝達部は、ドラムフランジ内部の第1軸受と第2
軸受とで囲まれた閉鎖空間に設けられているので、このドラム駆動装置を例えば複写機に用いた場合でも飛散したトナーが回転伝達部に侵入するのを抑えることができる。
【0013】
請求項に係るドラム駆動装置では、請求項1の装置において、モータの回転軸の回転は減速機を介してドラムフランジの内周面に伝達されることを特徴とする
【0014】
この場合は、減速機の出力がそのまま直接にドラムに伝達される。したがって、構成がより簡単になる。
【0015】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項1または2の装置において、減速機の回転伝達部は、摩擦伝達によって回転を伝達する構成を含むことを特徴とする
【0016】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項1または2の装置において、減速機の回転伝達部は、歯車の噛み合いによって回転を伝達する構成を含むことを特徴とする。
【0017】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項1からのいずれかの装置において、減速機の回転伝達部は、モータの回転軸の外周に配置されて回転軸からの回転を伝達するとともに、ドラムに回転を伝達する複数の遊星ローラを有することを特徴とする
【0018】
この場合の減速機は遊星方式であり、したがって小さいスペースで大きな減速比を設定することができる。
【0019】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項の装置において、支持部材は、他側面で遊星ローラを支持し、遊星ローラは、支持部材に固定された内輪と、内輪の外周に内輪と同軸でかつ相対回転自在に配置された外輪と、内輪と外輪との間に配置された複数の転動体と、外輪の外周に装着され回転を伝達する側の部材に摩擦接触する摩擦部材とを備えている。
【0020】
ここでは、遊星ローラが、外輪、内輪及び転動体を有する転がり軸受を含んでいる。そして、内輪が支持軸に支持され、外輪が摩擦部材を介して回転を伝達する側の部材、すなわちドラムフランジあるいはドラムの内周面に摩擦接触する。したがって、従来構造の軸受そのもの及びその外周に設けられた摩擦部材のみで遊星ローラを実現でき、構成が簡単になる。しかも、転がり軸受は市販されているものを流用でき、さらに高精度加工を必要とする鉄系材料を周囲に設けていないことから市販されている転がり軸受の高い精度がそのまま活用できるので、安価で高精度の軸受を取り込んだ遊星ローラを実現できる。
【0021】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項の装置において、支持部材は、他側面で遊星ローラを支持し、遊星ローラは、支持部材に固定された内輪と、内輪の外周に内輪と、同軸でかつ相対回転自在に配置された外輪と、内輪と外輪との間に配置された複数の転動体とを備えている。そして、外輪の外周と摩擦接触する側の部材表面には摩擦部材が設けられている。
【0022】
ここでは、前記同様に、遊星ローラが転がり軸受で構成されているので、構成が簡単になるとともに、安価で高精度の遊星ローラを実現できる。また、摩擦部材は複数の遊星ローラが摩擦接触する側に設けられているので、複数の遊星ローラのそれぞれに摩擦部材を設ける場合に比較して部品点数が少なくなる。
【0025】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項の装置において、摩擦部材は弾性を有する環状部材であり、摩擦部材の自由状態での内径は外輪の外径よりも小さいことを特徴とする
【0026】
この場合は摩擦部材が伸張状態で転がり軸受の外輪に装着されることとなり、摩擦部材の波打ち現象を抑えて回転変動をより抑えることができる。
【0027】
請求項に係るドラム駆動装置は、請求項6または7の装置において、摩擦部材は外輪あるいは外輪が摩擦接触する側の部材の接触表面に一体的に形成されていることを特徴とする。
【0028】
この場合は、摩擦部材が、例えばコーティング、あるいはモールド成形等によって一体的に形成されており、製造、組み付けが容易になり、また取り扱いも容易になる。
【0033】
請求項10に係るドラム駆動装置は、請求項1からのいずれかの装置において、減速機の出力速度を検出する出力回転速度検出手段と、出力速度検出手段の検出結果により減速機の出力速度が設定速度になるようにモータの回転速度を制御するコントローラとをさらに備えている。
【0034】
ここでは、減速機の出力速度が検出され、この出力速度が設定速度になるようにモータがフィードバック制御される。したがって、ドラムを安定した回転速度で回転させることができる。なお、この場合、センサは装置内に取り込む構成としても良いし、装置外に別途設置しても良い。
【0035】
請求項11に係るドラム駆動装置は、請求項10の装置において、出力回転速度検出手段は減速機の出力軸を中心に円周方向に等角度間隔に配置されたN(Nは2以上の整数)個のセンサを有している。そして、コントローラは、N個のセンサの信号により、検出された減速機出力回転速度の減速機出力軸回りの機械的誤差をキャンセルする。
【0036】
ここでは、メカニカルな偏芯などによる、四連タンデム方式による各ドラム間の色ずれとなる同期ずれ等をもキャンセルでき、より安定した回転速度を得ることができる。
【0037】
請求項12に係るドラム駆動装置は、中心部にドラム内部にまで延びる回転軸を有し本体がドラム外部に設けられたモータと、ドラム内部に配置され、モータの回転軸の回転を減速してドラムに伝達する減速機と、一側面でモータを支持し、他側面で減速機を支持する支持部材と、減速機の出力速度を検出する出力回転速度検出手段と、出力速度検出手段の検出結果により、減速機の出力速度が設定速度になるようにモータの回転速度を制御するコントローラと、を備え、減速機は、ドラムの内周に装着されてドラムとともに回転する筒状のドラムフランジと、ドラムフランジの一端を支持部材に対して回転自在に支持する第1軸受と、ドラムフランジの他端を支持部材に対して回転自在に支持する第2軸受と、を有し、出力回転速度検出手段は、ドラムフランジの内部であって第1軸受と第2軸受との間の空間に設けられていることを特徴とする
【0038】
ここでは、出力回転速度検出手段は、ドラムフランジ内部の第1軸受と第2 軸受とで囲まれた閉鎖空間に設けられているので、このドラム駆動装置を例えば複写機に用いた場合に、飛散したトナーが出力回転速度検出手段(センサ部分)に侵入するのを抑えることができる。
【0039】
請求項13に係るドラム駆動装置は、請求項1〜12のいずれかの装置において、画像形成部に設けられた円筒状ドラムは表面に静電潜像が形成される像担持体であり、ドラムフランジは像担持体の内周面と嵌合する外周面を有し、ドラムフランジの外周面は軸方向に沿って外側の端部から内方に向かって縮径するテーパ状に形成されていることを特徴とする
【0040】
ここでは、ドラムフランジに像担持体を嵌合する際、ドラムフランジの外周面がテーパ状に形成されているので、互いの芯ずれを抑えることができる。
【0048】
請求項14に係るドラム駆動装置は、請求項1の装置において、モータ回転軸の外周面及びドラムフランジの内周面のいずれか一方に設けられた摩擦部材とをさらに備えている。そして、モータの回転軸の回転は摩擦部材を介してドラムフランジに伝達される。
【0049】
ここでは、モータの回転軸の外周面とドラムフランジの内周面とを摩擦部材を介して摩擦接触させることによって、いわゆる親子方式の減速機が構成されている。この場合は、構成はより簡単になる。
【0052】
請求項15に係るドラム駆動装置は、請求項1〜14のいずれかの装置において、ドラム又はドラムフランジのモータに近い側の外周には、画像形成装置の他の回転部材に回転を伝達するためのギア部が形成されていることを特徴とする。
【0053】
ここでは、現像機や帯電ローラ等の他の回転部材をこのドラム駆動装置によって駆動することが可能となり、画像形成装置全体をコンパクト化することができる。
【0054】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
図1及び図2は本発明の第1実施形態によるドラム駆動装置を示したものである。なお、図2はドラム駆動装置の減速機部分の断面を抽出して示したものである。
【0055】
これらの図に示されたドラム駆動装置は、モータ1と、モータ1からの回転を減速して出力する遊星方式のトラクション減速機2と、減速機2の出力回転速度を検出するための速度検出機構3とを備えている。またこのドラム駆動装置は、速度検出機構3からの出力が入力されるコントローラ4と、コントローラ4からの制御信号に従ってモータ1の回転速度を制御するドライブ装置5とをさらに有している。また、このドラム駆動装置は、感光体ドラム6の端部内周に嵌合される円筒状のドラムフランジ7と、このドラムフランジ7及びモータ1を支持するための支持部材8とを有している。
【0056】
モータ1は、板金製の取付フレーム10にネジ11により固定され、この取付フレーム10を介して支持部材8の一側面に固定されている。また、このモータ1は、本体はドラム6及びドラムフランジ7の外部に配置されているが、ドラムフランジ7の内部に延びる回転軸12を有している。
【0057】
ドラムフランジ7は、前述のように、外周に感光体ドラム6が嵌合される円筒状の部材であり、感光体ドラム6の内周面と接触する円筒部7aと、円筒部7aの外側(図1の右側)の端部に形成された軸受装着部7bと、円筒部7aの内側(図1の左側)の端部に形成された壁部7cとを有している。軸受装着部7bは円筒部7aより大径で段付き形状に形成されており、この軸受装着部7bの内側に第1軸受13が装着されている。また、壁部7cの中心部には孔が形成されており、この孔に第2軸受14が装着されている。さらに、このドラムフランジ7の軸受装着部7bの外周には、ギア部7dが円周上に形成されており、このギア部7dは現像機、帯電ローラ等の他の回転部材に設けられたギア部と噛み合っている。したがって、このドラム駆動装置によって、感光体ドラムのみではなく、他の回転部材を同期して回転させることができる。
【0058】
支持部材8は、ほぼ円板状に形成されるとともに中心部に貫通孔15aを有する第1支持部15と、第1支持部15の側面にモータ回転軸12と平行に延びて形成された3本(図2参照)の第1軸部16と、ほぼ円板状に形成されるとともに中心部に回転軸12と同方向に延びる第2軸部17aを有する第2支持部17とを有している。第1支持部15の側面には段付き部15bが形成されており、この段付き部15bに第1軸受13を介してドラムフランジ7の一端が回転自在に支持されている。また、この第1支持部15の側面には環状の溝15cが形成されており、この溝15cにドラムフランジ7の一端(軸受装着部7bの先端)が挿入されている。3本の第1軸部16のそれぞれには、後述する減速機2の遊星ローラ20が固定されている。また、第2支持部17のモータ側の側面には、図3に拡大して示すように、第1軸部16に対応してボス17bが形成されるとともに、中心部には軸受支持用の凹部17dが形成されている。そして、ボス17bに形成された凹部17cに第1軸部16の先端が嵌合され、これにより、第1軸部16と第2支持部17とが一体化されている。また、凹部17dにモータ回転軸12の先端部を回転自在に支持するための軸受18が設けられている。さらに、第2軸部17aの先端部には、第2軸受14を介してドラムフランジ7の他端(壁部7c)が回転自在に支持されている。
【0059】
減速機2は、太陽ローラとしてのモータ回転軸12と、第1軸部16に支持された遊星ローラ20と、インタナルリングとしてのドラムフランジ7(内周面)とからなるものである。そして、これらの各構成部材は、ドラムフランジ7の内周部において、第1軸受13と第2軸受14とで挟まれた空間に配置されている。
【0060】
遊星ローラ20は、図3に拡大して示すように、転がり軸受30と、回転軸12の外周面及びドラムフランジ7の内周面に摩擦接触する摩擦部材31とを有している。
【0061】
本実施形態で使用される転がり軸受30は、市販のシールドタイプ(グリス充填型)のボールベアリングであり、第1軸部16に圧入された内輪30aと、内輪30aの外周に内輪30aと同軸に配置された外輪30bと、内輪30aと外輪30bとの間に配置された複数の転動体30cとを有している。そして、内輪30aと外輪30bとの間に充填されたグリスが漏れ出るのを防止するためにシール部が両側に設けられている。
【0062】
摩擦部材31は、BR,NBR,SBR,ウレタンゴム,または熱可塑性エラストマ等により環状に形成された弾性を有する2つのOリング状の部材から構成されており、転がり軸受30の外輪30bの外周に装着されている。そして、回転軸12の外周面及びドラムフランジ7の内周面に対する摩擦係数は0.1以上となるように設定されている。また、この摩擦部材31は、自由状態(非装着状態)における内径が、転がり軸受30の外輪30bの外径よりも小さく形成されている。したがって、この摩擦部材31を外輪30bの外周に装着する場合は、伸張状態で装着することになり、これにより、摩擦部材31の波打ち現象を抑えることができる。また、この摩擦部材31は、外輪30bの外周に接着剤を用いずに固定することもできるが、接着剤を使用して強固に固定するようにしてもよい。さらに、摩擦部材31は、別部材として装着するのではなく、外輪30bの外周にコーティングしたり、あるいは樹脂モールド成形により一体的に形成しても良い。
【0063】
速度検出機構3は、詳細は本願出願人に係る出願である特開2002−078290号に開示されており、第2支持部17の側面に固定された2つのMRセンサ35と、ドラムフランジ7の内周上にNS極を等間隔に着磁してなる磁気リング36とを有している。2つのMRセンサ35は対向する位置に配置されている。これらの速度検出機構3を構成する各部材は、ドラムフランジ7の内部で、かつ第1軸受13と第2軸受14とで挟まれた空間に配置されている。このような構成により、ドラムフランジ7、すなわち感光体ドラム6の回転速度が検出され、検出結果はコントローラ4に送られる。
【0064】
コントローラ4は、CPU等で構成されたモータ駆動信号を出力できる制御回路であり、MRセンサ35からの検出出力に基づいて、出力回転速度が所望の設定値になるようにモータ駆動信号を出力する回路である。また、ドライバ装置5は、コントローラ4からのモータ駆動信号に基づいてモータ1を駆動するための装置である。
【0065】
ここで、速度検出機構3について、より詳細に説明する。
【0066】
コントローラ4は、ドラムフランジ7の内周に設けられた磁気リング36の回転周速を、2つのMRセンサ35で検知し、MRセンサ35からの信号(例えばパルス列)を受けて、設定された目標回転速度を表す信号(例えば水晶発振に基づくクロック)とMRセンサ35の出力信号との位相差が少なくなるように動作するものであり、一般的なPLL回路で構成されている。具体的には、コントローラ4には、2つのMRセンサ35からの各検出パルス信号と目標設定値に対応するパルス信号とが入力され、コントローラ4は、各検出パルスの位相の平均位置(平均立ち上がりエッジ又は平均立ち下がりエッジ)と目標設定値対応パルスの位相との位相差を検出してこれらの位相差が零になるような信号を出力する。
【0067】
ここで、このコントローラ4では、2つのMRセンサ35からのパルス信号によって処理を行っているので、ドラムフランジ7の回転軸まわりの機械的誤差をキャンセルすることができる。
【0068】
次に動作について説明する。
【0069】
モータ1を駆動することにより、この回転は減速機2に入力される。この回転は、モータ回転軸12である太陽ローラ、転がり軸受30及び摩擦部材31からなる遊星ローラ20及びインタナルリングとしてのドラムフランジ7のそれぞれの外径、内径によって決まる減速比によって減速され、ドラム6の回転として出力される。
【0070】
このとき、磁気リング35及びMRセンサ35によってドラム6の回転速度がパルス信号として検出され、このパルス信号はコントローラ4に入力される。コントローラ4では、前述のように、2つのMRセンサ35により得られた回転速度検出パルスと基準パルスとの位相差が検出され、この位相差がなくなるようなモータ駆動信号がドライブ装置5に入力される。そして、ドライブ装置5からの駆動信号によってモータ1の回転速度が増減される。
【0071】
このようなフィードバック制御によって、減速機2の出力回転速度が所望の設定速度になるようにモータ1の回転速度が制御される。
【0072】
この実施形態では、モータ1がドラムフランジ7の外部に配置されているので、モータ1で発熱しても、熱が外部に放散しやすく、発熱によるモータの性能劣化を抑えることができる。また、減速機2はドラムフランジ7の内部空間に配置されているので、軸方向の占有スペースが小さくなる。しかも、ドラムフランジ7の内部空間は第1及び第2軸受13,14によって閉鎖されているので、飛散したトナーがこの空間に侵入しにくくなり、トナーによる汚れ、摩耗やトルク伝達を妨げるすべり現象等を抑えることができる。さらに、減速機2としてのみ機能する部材は、遊星歯車20である転がり軸受30及び摩擦部材31であり、減速機の構成が非常に簡単になる。
【0073】
また、遊星ローラ20を、転がり軸受30と摩擦部材31とで構成し、転がり軸受30をグリス充填型としている。したがって、無潤滑で減速機を構成することができる。また、転がり軸受30は高精度に形成されているので、非常に高い加工精度、組み付け精度を容易に得ることができ、また汎用性の高い市販品を利用できるので安価であり、高精度で回転変動の少ない機構を安価に実現できる。また、遊星ローラを樹脂等により形成する場合に比較して、高い強度を確保することが可能となる。
【0074】
さらに、ここでは、ドラムフランジ7に形成されたギア部7dによって、現像機、帯電ローラ等の他の回転部材を同期して回転させることができる。従って装置全体を小型化できる。
【0075】
[第2実施形態]
図4に第2実施形態を示す。第1実施形態では、減速機2とドラム6との間にドラムフランジ7を設けたが、ドラムフランジを設けずに直接ドラムに回転を伝達するようにしたのが、この第2実施形態である。
【0076】
この第2実施形態では、遊星ローラ20の摩擦部材31がドラム6’の内周面に摩擦接触しており、遊星ローラ20の回転はそのままドラム6’の内周面に伝達される。なお、このドラム6’においても、モータに近い側の端部外周には、他の回転部材に回転を伝達するためのギア部6aが形成されている。
【0077】
また、この第2実施形態では、支持部材8’の構成が第1実施形態とは異なる。ここでは、支持部材8’は、前記同様の第1支持部15及び3本の第1軸部16を有している。しかし、第2支持部材の構成は異なっており、この第2実施形態の第2支持部材17’は、ほぼ円板状に形成されているが、第1実施形態における第2軸部が設けられていない。なお、第1軸部16に対応するボス17b’が形成されている点は同様である。
【0078】
この実施形態では、ドラムフランジを設けずにドラム内周面を減速機の一部(インターナルリング)として機能させているので、第1実施形態と同様の効果に加えて、構成がより簡単になる。
【0079】
[第3実施形態]
図5に本発明の第3実施形態を示す。
【0080】
このドラム駆動装置は、モータ1と、モータ1からの回転を減速して出力するいわゆる親子方式のトラクション減速機40と、減速機40の出力回転速度を検出するための速度検出機構3とを備えている。またこのドラム駆動装置は、速度検出機構3からの出力が入力されるコントローラ4と、コントローラ4からの制御信号に従ってモータ1の回転速度を制御するドライブ装置5とをさらに有している。さらに、このドラム駆動装置は、感光体ドラム6の端部内周に嵌合される円筒状のドラムフランジ41と、このドラムフランジ41及びモータ1を支持するための支持部材42とを有している。
【0081】
モータ1は、板金製の取付フレーム50にネジ51により固定され、この取付フレーム50を介して支持部材42の一側面に固定されている。また、このモータ1は、本体はドラム6及びドラムフランジ41の外部に配置されているが、ドラムフランジ41の内部に延びる回転軸12を有している。
【0082】
ドラムフランジ41は、外周に感光体ドラム6が嵌合される円筒状の部材であり、感光体ドラム6の内周面と接触する円筒部41aと、円筒部41aの外側の端部に形成された軸受装着部41bと、円筒部41aの内側の端部に形成された壁部41cとを有している。軸受装着部41bは円筒部41aより大径で段付き形状に形成されており、この軸受装着部41bの内側に第1軸受53が装着されている。また、壁部41cの中心部には孔が形成されており、この孔に第2軸受54が装着されている。また、前記同様に、ドラムフランジ41のモータに近い側の端部外周には、他の回転部材に回転を伝達するためのギア部41dが形成されている。
【0083】
支持部材42は、モータ側に形成された取付フランジ部55と、逆側にモータ回転軸12と平行に延びて形成された固定軸部56とを有している。また、この支持部材42には、モータ回転軸12が挿入される凹部42aが形成されており、この凹部42aの奥側(内側)の上部は上方に開口している。したがって、モータ回転軸12の先端部分は支持部材42から露出している。取付フランジ部55のモータ装着面とは逆側の側面には段付き部55aが形成されており、この段付き部55aに第1軸受53を介してドラムフランジ41の一端が回転自在に支持されている。また、この取付フランジ部55の側面には環状の溝55bが形成されており、この溝55bにドラムフランジ41の一端が挿入されている。また、固定軸部56の先端には、第2軸受54を介してドラムフランジ41の他端(壁部41c)が回転自在に支持されている。
【0084】
減速機40は、モータ回転軸12と、インタナルリングとしてのドラムフランジ41とからなるものである。そして、これらの各構成部材は、ドラムフランジ41の内周部において、第1軸受53と第2軸受54との間の空間に配置されている。ドラムフランジ41の内周面には、モータ回転軸12の外周面と摩擦接触する摩擦部材60が設けられている。この摩擦部材60は、材質、摩擦係数については前記第1実施形態と同様であり、ドラムフランジ41の内周面に接着剤を用いて固定されている。なお、摩擦部材60は、別部材として装着するのではなく、ドラムフランジ41の内周面にコーティングしたり、あるいは樹脂モールド成形により一体的に形成しても良い。
【0085】
速度検出機構3、コントローラ4及びドライブ装置5については、前記第1実施形態全く同様である。
【0086】
このような構成の装置では、モータ1の回転は回転軸12及び摩擦部材60を介してドラムフランジ41の内周面に伝達される。また、ドラムフランジ41の回転速度は速度検出機構3によって検出され、前記第1実施形態同様に、コントローラ4及びドライブ装置5によって回転速度がフィードバック制御される。
【0087】
ここでは、減速機40をモータ回転軸12及びドラムフランジ41によって構成しているので、減速機の構成は非常に簡単になる。また、前記第1実施形態と同様に、発熱によるモータの性能劣化を抑えることができ、装置全体の軸方向の占有スペースが小さくなり、さらにドラムフランジ41の内部空間は第1及び第2軸受53,54によって閉鎖されているので、飛散したトナーがこの空間に侵入しにくくなり、トナーによる汚れ、摩耗等を抑えることができる。
【0088】
[第4実施形態]
図6に本発明の第4実施形態を示す。
【0089】
この第4実施形態は、ドラムの内側にドラムフランジを設けず、モータ回転軸12の回転を直接ドラム6’の内周面に摩擦部材60を介して伝達するようにしたものであり、他の構成は、支持部材42’を除いて第3実施形態と同様である。支持部材42’は、第3実施形態における固定軸部56が形成されていない点を除いて、第3実施形態と同様の構成である。
【0090】
この実施形態では、ドラムフランジを設けずにドラム内周面を減速機の一部(インターナルリング)として機能させているので、第3実施形態と同様の効果に加えて、構成がより簡単になる。
【0091】
[他の実施形態]
(a)前記第1及び第2実施形態では、転がり軸受の外輪に摩擦部材を装着するようにしたが、太陽ローラとしての回転軸の外周摩擦面及びインターナルリングとしてのドラムフランジあるいはドラムの内周摩擦面に摩擦部材を設け、遊星ローラを転がり軸受のみによって構成するようにしても良い。
【0092】
(b)前記第3及び第4実施形態では、ドラムフランジあるいはドラム内周面に摩擦部材を設けたが、回転軸の外周に摩擦部材を設けても良い。
【0093】
(c)前記各実施形態では、減速機における回転伝達を摩擦伝達によって行うようにしたが、歯車の噛み合いによって行うようにしても良い。この場合の例を図7及び図8に示す。
【0094】
図7に示す例では、モータ回転軸12に太陽ギア70が形成されており、第1支持部材8の第1軸部16には遊星ギア71が回転自在に装着されている。また、ドラムフランジ7’(あるいはドラム6’)の内周面にはインタナルギア72が形成されている。そして、太陽ギア70と遊星ギア71とが噛み合い、遊星ギア71とインタナルギア72とが噛み合って、遊星歯車機構を構成している。他の構成は前記実施形態と全く同様である。
【0095】
図8に示す例では、回転軸21にピニオンギア75が形成され、ドラムフランジ41’(あるいはドラム6’)の内周面にインタナルギア76が形成されている。そして、ピニオンギア75とインタナルギア76とが噛み合い、いわゆる親子方式の歯車機構を構成している。他の構成は前記実施形態と全く同様である。
【0096】
【発明の効果】
以上のように本発明では、減速機をドラム内部に配置しているので、装置全体の軸方向スペースを小さくすることができる。また、モータを外部に配置しているものでは、装置全体の軸方向スペースを小さくできるとともにモータの性能劣化を抑えることができる。さらに、減速機の構成要素を回転軸あるいはドラム等の内周面に形成するので、装置全体の軸方向スペースを小さくできるとともに減速機の構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるドラム駆動装置の断面構成図。
【図2】 前記装置の減速機の断面正面図。
【図3】 前記装置の拡大部分図。
【図4】 第2実施形態の図1に相当する図。
【図5】 第3実施形態の図1に相当する図。
【図6】 第4実施形態の図1に相当する図。
【図7】 第1及び第2実施形態の変形例を示す図。
【図8】 第3及び第4実施形態の変形例を示す図。
【符号の説明】
1 モータ
2,40 減速機
3 速度検出機構
4 コントローラ
5 ドライブ装置
6,6’ ドラム
7,7’,41 ドラムフランジ
7d,41d ギア部
8、42,42’ 支持部材
12 回転軸
13,53 第1軸受
14,54 第2軸受
15 第1支持部
17 第2支持部
20 遊星ローラ
30 転がり軸受
30a 内輪
30b 外輪
30c 転動体
31,60 摩擦部材
70 太陽ギア
71 遊星ギア
72,76 インタナルギア
75 ピニオンギア

Claims (15)

  1. 画像形成装置の画像形成部に設けられた円筒状ドラムを駆動するためのドラム駆動装置であって、
    中心部に前記ドラム内部にまで延びる回転軸を有し本体が前記ドラム外部に設けられたモータと、
    前記ドラム内部に配置され、前記モータの回転軸の回転を減速して前記ドラムに伝達する回転伝達部を有する減速機と
    一側面で前記モータを支持し、他側面で前記減速機を支持する支持部材と、を備え、
    前記減速機は、
    前記ドラムの内周に装着されて前記ドラムとともに回転する筒状のドラムフランジと、
    前記ドラムフランジの一端を前記支持部材に対して回転自在に支持する第1軸受と、
    前記ドラムフランジの他端を前記支持部材に対して回転自在に支持する第2軸受と、を有し、
    前記減速機の回転伝達部は、前記ドラムフランジの内部であって前記第1軸受と前記第2軸受との間の空間に設けられていることを特徴とするドラム駆動装置。
  2. 前記モータの回転軸の回転は前記減速機を介して前記ドラムフランジの内周面に伝達される請求項1記載のドラム駆動装置。
  3. 前記減速機の回転伝達部は、摩擦伝達によって回転を伝達する構成を含むことを特徴とする請求項1または2記載のドラム駆動装置。
  4. 前記減速機の回転伝達部は、歯車の噛み合いによって回転を伝達する構成を含むことを特徴とする請求項1または2記載のドラム駆動装置。
  5. 前記減速機の回転伝達部は、前記モータの回転軸の外周に配置されて前記回転軸からの回転伝達るとともに、前記ドラムに回転を伝達する複数の遊星ローラを有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のドラム駆動装置。
  6. 前記支持部材は、前記他側面で前記遊星ローラを支持
    前記遊星ローラは、前記支持部材に固定された内輪と、前記内輪の外周に前記内輪と同軸でかつ相対回転自在に配置された外輪と、前記内輪と外輪との間に配置された複数の転動体と、前記外輪の外周に装着され回転を伝達する側の部材に摩擦接触する摩擦部材とを備えている請求項5記載のドラム駆動装置。
  7. 前記支持部材は、前記他側面で遊星ローラを支持し、
    前記遊星ローラは、前記支持部材に固定された内輪と、前記内輪の外周に前記内輪と同軸でかつ相対回転自在に配置された外輪と、前記内輪と外輪との間に配置された複数の転動体とを備え、
    前記外輪の外周と摩擦接触する側の部材表面には摩擦部材が設けられている請求項5記載のドラム駆動装置。
  8. 前記摩擦部材は弾性を有する環状部材であり、前記摩擦部材の自由状態での内径は前記外輪の外径よりも小さいことを特徴とする請求項6記載のドラム駆動装置。
  9. 前記摩擦部材は前記外輪あるいは前記外輪と摩擦接触する側の部材表面に一体的に形成されていることを特徴とする請求項6または7に記載のドラム駆動装置。
  10. 前記減速機の出力速度を検出する出力回転速度検出手段と、
    前記出力速度検出手段の検出結果により、前記減速機の出力速度が設定速度になるように前記モータの回転速度を制御するコントローラと、
    をさらに備えた請求項1からのいずれかに記載のドラム駆動装置。
  11. 前記出力回転速度検出手段は、前記減速機の出力軸を中心に円周方向に等角度間隔に配置されたN(Nは2以上の整数)個のセンサを有し、
    前記コントローラは、前記N個のセンサの信号により、検出された減速機出力回転速度の減速機出力軸回りの機械的誤差をキャンセルする請求項10に記載のドラム駆動装置。
  12. 画像形成装置の画像形成部に設けられた円筒状のドラムを駆動するためのドラム駆動装置であって、
    中心部に前記ドラム内部にまで延びる回転軸を有し本体が前記ドラム外部に設けられたモータと、
    前記ドラム内部に配置され、前記モータの回転軸の回転を減速して前記ドラムに伝達する減速機と、
    一側面で前記モータを支持し、他側面で前記減速機を支持する支持部材と、
    前記減速機の出力速度を検出する出力回転速度検出手段と、
    前記出力速度検出手段の検出結果により、前記減速機の出力速度が設定速度になるように前記モータの回転速度を制御するコントローラと、を備え、
    前記減速機は、
    前記ドラムの内周に装着されて前記ドラムとともに回転する筒状のドラムフランジと、前記ドラムフランジの一端を前記支持部材に対して回転自在に支持する第1軸受と、 前記ドラムフランジの他端を前記支持部材に対して回転自在に支持する第2軸受と、を有し、
    前記出力回転速度検出手段は、前記ドラムフランジの内部であって前記第1軸受と前記第2軸受との間の空間に設けられていることを特徴とするドラム駆動装置。
  13. 前記画像形成部に設けられた円筒状ドラムは表面に静電潜像が形成される像担持体であり、
    前記ドラムフランジは前記像担持体の内周面と嵌合する外周面を有し、前記ドラムフランジの外周面は軸方向に沿って外側の端部から内方に向かって縮径するテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のドラム駆動装置。
  14. 前記モータ回転軸の外周面及びドラムフランジの内周面のいずれか一方に設けられた摩擦部材さらに備え、
    前記モータの回転軸の回転は前記摩擦部材を介して前記ドラムフランジに伝達されることを特徴とする請求項1に記載のドラム駆動装置。
  15. 前記ドラム又はドラムフランジの前記モータに近い側の外周には、画像形成装置の他の回転部材に回転を伝達するためのギア部が形成されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のドラム駆動装置。
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