JPH05270088A - カラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節装置 - Google Patents
カラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節装置Info
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- JPH05270088A JPH05270088A JP4331570A JP33157092A JPH05270088A JP H05270088 A JPH05270088 A JP H05270088A JP 4331570 A JP4331570 A JP 4331570A JP 33157092 A JP33157092 A JP 33157092A JP H05270088 A JPH05270088 A JP H05270088A
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- B41J35/04—Ink-ribbon guides
- B41J35/08—Ink-ribbon guides with tensioning arrangements
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はカラービデオプリンターのインキフ
ィルム引張力調節装置に関し、モーター及び該モーター
の駆動力伝達装置を使用せずに極めて簡便な構造にてな
るカラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節
装置を実現することを目的とする。 【構成】 インキフィルムに所定の張力を与える張力提
供手段と、該張力提供手段の張力を一定に維持させる張
力維持手段と、前記張力提供手段の張力をインキフィル
ムに伝達させる張力伝達手段とを具備してなるように構
成する。
ィルム引張力調節装置に関し、モーター及び該モーター
の駆動力伝達装置を使用せずに極めて簡便な構造にてな
るカラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節
装置を実現することを目的とする。 【構成】 インキフィルムに所定の張力を与える張力提
供手段と、該張力提供手段の張力を一定に維持させる張
力維持手段と、前記張力提供手段の張力をインキフィル
ムに伝達させる張力伝達手段とを具備してなるように構
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオプリンタ
ー（ＣＶＰ: Coler Video Printer)のカートリッジ(car
tridge) のインキフィルム（ink film) 引張装置に関す
る。詳しくは、別途のモーターを使用せずに、簡単な構
造によりインキフィルムの引張を維持し得るようにした
カラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節装
置に関する。
ー（ＣＶＰ: Coler Video Printer)のカートリッジ(car
tridge) のインキフィルム（ink film) 引張装置に関す
る。詳しくは、別途のモーターを使用せずに、簡単な構
造によりインキフィルムの引張を維持し得るようにした
カラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にカラービデオプリンターにおいて
は、図５に示すように、プリンター本体１の内方側所定
部位にカートリッジ収納ガイド２が形成され、該カート
リッジ収納ガイド２の側方にサーマルプリントヘッド３
及びサーマルプリントヘッドセンサ４を有したホルダー
５がヒンジ軸６により揺動可能に軸支され、前記カート
リッジ収納ガイド２の下方側にピンチローラ７及びグリ
ップローラ８が夫々咬み合わされ、それらローラーの側
方にプラテンローラ９が軸支されていた。
は、図５に示すように、プリンター本体１の内方側所定
部位にカートリッジ収納ガイド２が形成され、該カート
リッジ収納ガイド２の側方にサーマルプリントヘッド３
及びサーマルプリントヘッドセンサ４を有したホルダー
５がヒンジ軸６により揺動可能に軸支され、前記カート
リッジ収納ガイド２の下方側にピンチローラ７及びグリ
ップローラ８が夫々咬み合わされ、それらローラーの側
方にプラテンローラ９が軸支されていた。
【０００３】また、前記カートリッジ収納ガイド２に収
納されるカートリッジ１０においては、図６（Ａ),
（Ｂ) に示すように、供給リール１１及び巻取リール１
２が回転可能に設置され、それら供給リール１１及び巻
取リール１２にはインキフィルム１３が巻回され、該イ
ンキフィルム１３には黄色・赤色及び青色の３色が形成
され、それら黄色１５と青色１６間に初期記録の透明部
１７が形成されていた。
納されるカートリッジ１０においては、図６（Ａ),
（Ｂ) に示すように、供給リール１１及び巻取リール１
２が回転可能に設置され、それら供給リール１１及び巻
取リール１２にはインキフィルム１３が巻回され、該イ
ンキフィルム１３には黄色・赤色及び青色の３色が形成
され、それら黄色１５と青色１６間に初期記録の透明部
１７が形成されていた。
【０００４】そして、このようなカラービデオプリンタ
ーにおいては、プリンター本体１のカートリッジ収納ガ
イド２にカートリッジ１０が装着され、ピンチローラ７
及びグリップローラ８間に印画紙１８が供給され、ホル
ダー５がヒンジ軸６を中心に反時計方向に揺動すると、
サーマルプリントヘッドセンサ４がカートリッジ１０の
インキフィルム１３の黄色１５、赤色・青色１６の３色
中、黄色１５と青色１６間の透明部１７を感知し、初期
記録のとき、黄色１５が開始されるように待機位置が設
定される。
ーにおいては、プリンター本体１のカートリッジ収納ガ
イド２にカートリッジ１０が装着され、ピンチローラ７
及びグリップローラ８間に印画紙１８が供給され、ホル
ダー５がヒンジ軸６を中心に反時計方向に揺動すると、
サーマルプリントヘッドセンサ４がカートリッジ１０の
インキフィルム１３の黄色１５、赤色・青色１６の３色
中、黄色１５と青色１６間の透明部１７を感知し、初期
記録のとき、黄色１５が開始されるように待機位置が設
定される。
【０００５】次いで、インキフィルム１３はホルダー５
により図５のＡの位置からＡ′の位置に揺動され、ピン
チローラ７により走行中の印画紙に接触されプリントが
行われる。その後、プリントが完了され前記ホルダー５
が前記ヒンジ軸６を中心に時計方向に揺動し原位置に復
帰すると、前記インキフィルム１３もＡ′の位置からＡ
の位置に復帰されるべきであるため、前記カートリッジ
１０の供給リール１１を所定角度逆回転させ、インキフ
ィルム１３に引張力を与えて原位置に復帰させるように
インキフィルム引張力調節装置が構成されていた。
により図５のＡの位置からＡ′の位置に揺動され、ピン
チローラ７により走行中の印画紙に接触されプリントが
行われる。その後、プリントが完了され前記ホルダー５
が前記ヒンジ軸６を中心に時計方向に揺動し原位置に復
帰すると、前記インキフィルム１３もＡ′の位置からＡ
の位置に復帰されるべきであるため、前記カートリッジ
１０の供給リール１１を所定角度逆回転させ、インキフ
ィルム１３に引張力を与えて原位置に復帰させるように
インキフィルム引張力調節装置が構成されていた。
【０００６】そして、このような従来のビデオプリンタ
ーのインキフィルム引張装置においては、図７及び図８
に示すように、リールブラケット２１の所定部位に固定
軸２２が固定され、リールハブ２５の上部外周面縁部位
にギヤー部２４が形成され、該リールハブ２５の内方側
に弾性体２３が挿入され、リール本体２７の上方面に環
状のフェルト２６が載置され、該リール本体２７内方側
に弾性体２３′が挿入され、それらリールハブ２５とリ
ール本体２７とが前記固定軸２２に下方側から上方向き
に順次挿合され、前記リールハブ２５のギヤー部２４に
ウォームギヤー２８が咬み合わされ、該ウォームギヤー
２８にモーター２９のウォーム３０が咬み合わされて構
成されていた。
ーのインキフィルム引張装置においては、図７及び図８
に示すように、リールブラケット２１の所定部位に固定
軸２２が固定され、リールハブ２５の上部外周面縁部位
にギヤー部２４が形成され、該リールハブ２５の内方側
に弾性体２３が挿入され、リール本体２７の上方面に環
状のフェルト２６が載置され、該リール本体２７内方側
に弾性体２３′が挿入され、それらリールハブ２５とリ
ール本体２７とが前記固定軸２２に下方側から上方向き
に順次挿合され、前記リールハブ２５のギヤー部２４に
ウォームギヤー２８が咬み合わされ、該ウォームギヤー
２８にモーター２９のウォーム３０が咬み合わされて構
成されていた。
【０００７】そして、このように構成された従来のビデ
オプリンターのインキフィルム引張装置の作用は、前記
ホルダー５が原位置に復帰されると、前記モーター２９
が駆動され、該モーターの駆動力が前記ウォーム３０、
ウォームギヤー２８、リールハブ２５のギヤー部２４及
びフェルト２６を通って前記リール本体２７に伝達さ
れ、前記カートリッジ１０のハブ３１が所定角度回転し
て該ハブ３１外周面上のインキフィルム１３が逆方向に
移送され、該インキフィルム１３が所定の引張力を維持
するようになっていた。
オプリンターのインキフィルム引張装置の作用は、前記
ホルダー５が原位置に復帰されると、前記モーター２９
が駆動され、該モーターの駆動力が前記ウォーム３０、
ウォームギヤー２８、リールハブ２５のギヤー部２４及
びフェルト２６を通って前記リール本体２７に伝達さ
れ、前記カートリッジ１０のハブ３１が所定角度回転し
て該ハブ３１外周面上のインキフィルム１３が逆方向に
移送され、該インキフィルム１３が所定の引張力を維持
するようになっていた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このように構
成された従来のカラービデオプリンターのインキフィル
ム引張装置においては、モーターと該モーターの駆動力
を伝達する伝達装置とを有して構成されているため、そ
の構造が極めて煩雑であり、原価も上昇するという不都
合な点があった。
成された従来のカラービデオプリンターのインキフィル
ム引張装置においては、モーターと該モーターの駆動力
を伝達する伝達装置とを有して構成されているため、そ
の構造が極めて煩雑であり、原価も上昇するという不都
合な点があった。
【０００９】本発明は上記従来の問題点に鑑み、モータ
ー及び該モーターの駆動力伝達装置を使用せずに極めて
簡便な構造にてなるカラービデオプリンターのインキフ
ィルム引張力調節装置を実現しようとする。
ー及び該モーターの駆動力伝達装置を使用せずに極めて
簡便な構造にてなるカラービデオプリンターのインキフ
ィルム引張力調節装置を実現しようとする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のカラービデオプ
リンターのインキフィルム引張力調節装置に於いては、
カラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節装
置であって、インキフィルムに所定の張力を与える張力
提供手段と、該張力提供手段の張力を一定に維持させる
張力維持手段と、前記張力提供手段の張力をインキフィ
ルムに伝達させる張力伝達手段とを具備してなることを
特徴とする。
リンターのインキフィルム引張力調節装置に於いては、
カラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節装
置であって、インキフィルムに所定の張力を与える張力
提供手段と、該張力提供手段の張力を一定に維持させる
張力維持手段と、前記張力提供手段の張力をインキフィ
ルムに伝達させる張力伝達手段とを具備してなることを
特徴とする。
【００１１】また、それに加えて、前記張力提供手段は
弾性体４３であり、該弾性体４３は、その基端側がリー
ルブラケット４１に掛止され、他方側端が前記張力維持
手段に間欠的に掛止されることを特徴とする。また、そ
れに加えて、前記張力維持手段は、前記張力提供手段が
間欠的に掛止される掛止突条４８であることを特徴とす
る。
弾性体４３であり、該弾性体４３は、その基端側がリー
ルブラケット４１に掛止され、他方側端が前記張力維持
手段に間欠的に掛止されることを特徴とする。また、そ
れに加えて、前記張力維持手段は、前記張力提供手段が
間欠的に掛止される掛止突条４８であることを特徴とす
る。
【００１２】また、それに加えて、前記張力伝達手段
は、前記弾性体４３の他方側端が掛止される支持溝４４
を有したリールハブ４５と、リール本体４７と、それら
リールハブ４５及びリール本体４７間に介在されるフェ
ルト４６とを具備したことを特徴とする。また、それに
加えて、前記リールハブ４５は、該リールハブ４５の側
壁所定部位に前記支持溝４４が形成され、該支持溝４４
に前記弾性体４３の他方側端が掛止されることを特徴と
する。
は、前記弾性体４３の他方側端が掛止される支持溝４４
を有したリールハブ４５と、リール本体４７と、それら
リールハブ４５及びリール本体４７間に介在されるフェ
ルト４６とを具備したことを特徴とする。また、それに
加えて、前記リールハブ４５は、該リールハブ４５の側
壁所定部位に前記支持溝４４が形成され、該支持溝４４
に前記弾性体４３の他方側端が掛止されることを特徴と
する。
【００１３】また、本発明のカラービデオプリンターの
インキフィルム引張力調節装置に於いては、リールブラ
ケット４１の下方面所定部位に固定軸４２が下方向きに
固定されたカラービデオプリンターのインキフィルム引
張力調節装置であって、前記固定軸４２の側方リールブ
ラケット４１の下方面所定部位に掛止突条４８が下方向
きに固定され、該リールブラケット４１の下方面所定部
位に固定孔４９が穿孔形成され、支持溝４４を有したリ
ールハブ４５が形成され、弾性体４３が形成されて該弾
性体４３の基端が前記固定孔４９に掛止され、該弾性体
４３の他方側端が前記支持溝４４に掛止され、且つ前記
掛止突条４８に間欠的に掛止され、環状のフェルト４６
とリール本体４７とが形成され、前記弾性体４３と前記
リールハブ４５と前記フェルト４６と前記リール本体４
７とが夫々順次前記固定軸４２に下方側から上方向きに
挿合装着されてなることを特徴とする。
インキフィルム引張力調節装置に於いては、リールブラ
ケット４１の下方面所定部位に固定軸４２が下方向きに
固定されたカラービデオプリンターのインキフィルム引
張力調節装置であって、前記固定軸４２の側方リールブ
ラケット４１の下方面所定部位に掛止突条４８が下方向
きに固定され、該リールブラケット４１の下方面所定部
位に固定孔４９が穿孔形成され、支持溝４４を有したリ
ールハブ４５が形成され、弾性体４３が形成されて該弾
性体４３の基端が前記固定孔４９に掛止され、該弾性体
４３の他方側端が前記支持溝４４に掛止され、且つ前記
掛止突条４８に間欠的に掛止され、環状のフェルト４６
とリール本体４７とが形成され、前記弾性体４３と前記
リールハブ４５と前記フェルト４６と前記リール本体４
７とが夫々順次前記固定軸４２に下方側から上方向きに
挿合装着されてなることを特徴とする。
【００１４】この構成を採ることに依り、モーター及び
該モーターの駆動力伝達装置を使用せずに極めて簡便な
構造にてなるカラービデオプリンターのインキフィルム
引張力調節装置が得られる。
該モーターの駆動力伝達装置を使用せずに極めて簡便な
構造にてなるカラービデオプリンターのインキフィルム
引張力調節装置が得られる。
【００１５】
【作用】図１及び図２において、プリントを開始するた
め、ホルダー５が揺動してインキフィルム１８をＡの状
態からＡ′の状態にすると、インキフィルム１８が供給
リール１１から引き出されるため、該供給リール１１は
該供給リールと嵌合しているリール本体４７と共に回動
し、該リール本体４７の支持溝４４に掛止折曲部５１が
掛止された弾性体４３に捩りを与え弾性力を蓄積させ
る。この蓄積された弾性力はインキフィルム１３の進行
方向と逆方向であるためプリントの進行中及び完了後の
インキフィルム１３に引張力を与えることができる。
め、ホルダー５が揺動してインキフィルム１８をＡの状
態からＡ′の状態にすると、インキフィルム１８が供給
リール１１から引き出されるため、該供給リール１１は
該供給リールと嵌合しているリール本体４７と共に回動
し、該リール本体４７の支持溝４４に掛止折曲部５１が
掛止された弾性体４３に捩りを与え弾性力を蓄積させ
る。この蓄積された弾性力はインキフィルム１３の進行
方向と逆方向であるためプリントの進行中及び完了後の
インキフィルム１３に引張力を与えることができる。
【００１６】
【実施例】図１乃至図４は本発明の実施例を示す図であ
り、図１は構成及び作用図、図２は平面図、図３は要部
分解図、図４は図２のＢ−Ｂ線における断面図である。
本実施例のカラービデオプリンターのインキフィルム引
張力調節装置は、図２及び図４に示す如くリールブラケ
ット４１の下方面所定部位に固定軸４２が下方向きに固
定されている。またリールブラケット４１の下方面に
は、前記固定軸４２を中心として一方の側の所定位置に
張力維持手段が設けられ、他方の側に固定孔４９が穿設
されている。
り、図１は構成及び作用図、図２は平面図、図３は要部
分解図、図４は図２のＢ−Ｂ線における断面図である。
本実施例のカラービデオプリンターのインキフィルム引
張力調節装置は、図２及び図４に示す如くリールブラケ
ット４１の下方面所定部位に固定軸４２が下方向きに固
定されている。またリールブラケット４１の下方面に
は、前記固定軸４２を中心として一方の側の所定位置に
張力維持手段が設けられ、他方の側に固定孔４９が穿設
されている。
【００１７】固定軸４２には、図３に示すように張力提
供手段としての弾性体４３と、張力伝達手段としてのリ
ールハブ４５及びフェルト４６及びリール本体４７とが
夫々順次下方側から上方向きに挿合され、座金５２を介
して装着されている。そして前記リールハブ４５は底付
き円筒状をなし、その側壁の所定部位に支持溝４４が形
成されている。なお前記張力提供手段には、例えば図２
の如く基端部位に掛止折曲部５０を有し、他方側端部位
に掛止折曲部５１を有する捩りコイルスプリング状の弾
性体４３を使用することができる。そして該弾性体４３
の基端側掛止折曲部５０が前記リールブラケット４１の
固定孔４９に掛止され、他方側掛止折曲部５１が前記リ
ールハブ４５の支持溝４４に掛止されており、且つ前記
張力維持手段に間欠的に掛止されるようになっている。
供手段としての弾性体４３と、張力伝達手段としてのリ
ールハブ４５及びフェルト４６及びリール本体４７とが
夫々順次下方側から上方向きに挿合され、座金５２を介
して装着されている。そして前記リールハブ４５は底付
き円筒状をなし、その側壁の所定部位に支持溝４４が形
成されている。なお前記張力提供手段には、例えば図２
の如く基端部位に掛止折曲部５０を有し、他方側端部位
に掛止折曲部５１を有する捩りコイルスプリング状の弾
性体４３を使用することができる。そして該弾性体４３
の基端側掛止折曲部５０が前記リールブラケット４１の
固定孔４９に掛止され、他方側掛止折曲部５１が前記リ
ールハブ４５の支持溝４４に掛止されており、且つ前記
張力維持手段に間欠的に掛止されるようになっている。
【００１８】また、前記リール本体４７は供給リール１
１が嵌合できるように逆円錐体状をなし、前記フェルト
４６は円環状をなしている。また、前記張力維持手段
（４８）としては例えば掛止突条４８を使用することが
できる。
１が嵌合できるように逆円錐体状をなし、前記フェルト
４６は円環状をなしている。また、前記張力維持手段
（４８）としては例えば掛止突条４８を使用することが
できる。
【００１９】なお図１において、５はホルダーであり、
サーマルプリントヘッド３とサーマルプリントヘッドセ
ンサ４を有し、ヒンジ軸６により揺動可能に軸支されて
いる。７はピンチローラ、８はグリップローラ、９はプ
ラテンローラである。１０はカートリッジで、インキリ
ボン１３を張架した供給リール１１と巻取リール１２と
を収容している。これらの構成は図５で説明した従来例
と同様である。
サーマルプリントヘッド３とサーマルプリントヘッドセ
ンサ４を有し、ヒンジ軸６により揺動可能に軸支されて
いる。７はピンチローラ、８はグリップローラ、９はプ
ラテンローラである。１０はカートリッジで、インキリ
ボン１３を張架した供給リール１１と巻取リール１２と
を収容している。これらの構成は図５で説明した従来例
と同様である。
【００２０】このように構成された本発明に係るカラー
ビデオプリンターのインキフィルム引張力調節装置は、
従来と同様に、図１の如きインキフィルム１３がＡの状
態からＡ′の状態に下降されると、該インキフィルム１
３の下降する量だけ供給リール１１から供給される。下
降したインキフィルム１３はピンチローラ７により送ら
れて走行している印画紙１８に接触する。また供給リー
ル１１はインキフィルム１３を供給したことにより所定
角度回動し、リール本体４７、フェルト４６を介してリ
ールハブ４５を回動させる。
ビデオプリンターのインキフィルム引張力調節装置は、
従来と同様に、図１の如きインキフィルム１３がＡの状
態からＡ′の状態に下降されると、該インキフィルム１
３の下降する量だけ供給リール１１から供給される。下
降したインキフィルム１３はピンチローラ７により送ら
れて走行している印画紙１８に接触する。また供給リー
ル１１はインキフィルム１３を供給したことにより所定
角度回動し、リール本体４７、フェルト４６を介してリ
ールハブ４５を回動させる。
【００２１】回動されたリールハブ４５は、その支持溝
４４に他方側掛止折曲部５１を掛止している弾性体４３
を捩り、その掛止折曲部５１が掛止突条４８に当接する
まで捩る。その後は、供給リール１１はリールハブ４５
とフェルト４６とリール本体４７との間に生ずる摩擦力
に打ち勝ってリール本体４７を回動し、インキフィルム
１３を継続して放出しプリントが行われる。この状態で
弾性体４３には供給リール１１から放出されるインキフ
ィルム１３の反対方向に弾性力が備蓄され、該弾性力に
よりインキフィルム１３に一定な引張力が維持される。
４４に他方側掛止折曲部５１を掛止している弾性体４３
を捩り、その掛止折曲部５１が掛止突条４８に当接する
まで捩る。その後は、供給リール１１はリールハブ４５
とフェルト４６とリール本体４７との間に生ずる摩擦力
に打ち勝ってリール本体４７を回動し、インキフィルム
１３を継続して放出しプリントが行われる。この状態で
弾性体４３には供給リール１１から放出されるインキフ
ィルム１３の反対方向に弾性力が備蓄され、該弾性力に
よりインキフィルム１３に一定な引張力が維持される。
【００２２】このような状態でプリントが完了されたと
き、又はホルダー５のサーマルプリントヘッドセンサ４
がインキフィルム１３の位置を感知し、該ホルダー５が
原位置に復帰するときは、弾性体４３が自身の復元力に
より原位置に復帰し、その他方側掛止折曲部５１でリー
ルハブ４５を回動する。該リールハブ４５の回動はフェ
ルト４６を介してリール本体４７に伝達され、該リール
本体４７が所定角回動されて該リール本体４７に接した
供給リール１１を回動し、インキフィルム１３を引張り
図１のＡ′の位置からＡの位置に引き戻すことができ
る。
き、又はホルダー５のサーマルプリントヘッドセンサ４
がインキフィルム１３の位置を感知し、該ホルダー５が
原位置に復帰するときは、弾性体４３が自身の復元力に
より原位置に復帰し、その他方側掛止折曲部５１でリー
ルハブ４５を回動する。該リールハブ４５の回動はフェ
ルト４６を介してリール本体４７に伝達され、該リール
本体４７が所定角回動されて該リール本体４７に接した
供給リール１１を回動し、インキフィルム１３を引張り
図１のＡ′の位置からＡの位置に引き戻すことができ
る。
【００２３】
【発明の効果】本発明に依れば、従来のモーター及び該
モーター駆動力の伝達装置を使用せずに、極めて簡単な
弾性体を利用しカラービデオプリンターのインキフィル
ム引張力調節装置の役割を行い得るようになっているた
め、製品の構造が簡単になり、装置の作動も簡便になっ
て原価が低減されるという効果がある。
モーター駆動力の伝達装置を使用せずに、極めて簡単な
弾性体を利用しカラービデオプリンターのインキフィル
ム引張力調節装置の役割を行い得るようになっているた
め、製品の構造が簡単になり、装置の作動も簡便になっ
て原価が低減されるという効果がある。
【図１】本発明に係るカラービデオプリンターのインキ
フィルムカートリッジ及び引張力調節装置の構成及び作
用図である。
フィルムカートリッジ及び引張力調節装置の構成及び作
用図である。
【図２】本発明に係るインキフィルム引張力調節装置の
構成を示した平面図である。
構成を示した平面図である。
【図３】本発明に係るインキフィルム引張力調節装置の
要部分解説明図である。
要部分解説明図である。
【図４】図２に示したインキフィルム引張力調節装置の
Ｂ−Ｂ線断面図である。
Ｂ−Ｂ線断面図である。
【図５】従来のカラービデオプリンターのインキフィル
ムカートリッジ及び引張力調節装置の構成図である。
ムカートリッジ及び引張力調節装置の構成図である。
【図６】従来のインキフィルムカートリッジの構成図
で、（Ａ）は一部底面図、（Ｂ）は正面図である。
で、（Ａ）は一部底面図、（Ｂ）は正面図である。
【図７】従来のインキフィルム引張力調節装置の概略説
明図である。
明図である。
【図８】従来のインキフィルム引張力調節装置の要部半
断面図である。
断面図である。
４１…リールブラケット ４２…固定軸 ４３…弾性体 ４４…支持溝 ４５…リールハブ ４６…フェルト ４７…リール本体 ４８…掛止突条 ４９…固定孔 ５０，５１…掛止折曲部
Claims (8)
- 【請求項１】 カラービデオプリンターのインキフィル
ム引張力調節装置であって、 インキフィルムに所定の張力を与える張力提供手段と、
該張力提供手段の張力を一定に維持させる張力維持手段
と、前記張力提供手段の張力をインキフィルムに伝達さ
せる張力伝達手段とを具備してなるカラービデオプリン
ターのインキフィルム引張力調節装置。 - 【請求項２】 前記張力提供手段は、弾性体（４３）で
ある請求項１のカラービデオプリンターのインキフィル
ム引張力調節装置。 - 【請求項３】 前記弾性体（４３）は、該弾性体（４
３）の基端側がリールブラケット（４１）に掛止される
請求項２のカラービデオプリンターのインキフィルム引
張力調節装置。 - 【請求項４】 前記弾性体（４３）は、該弾性体（４
３）の他方側端が前記張力維持手段に間欠的に掛止され
る請求項２のカラービデオプリンターのインキフィルム
引張力調節装置。 - 【請求項５】 前記張力維持手段は、前記張力提供手段
が間欠的に掛止される掛止突条（４８）である請求項１
のカラービデオプリンターのインキフィルム引張力調節
装置。 - 【請求項６】 前記張力伝達手段は、前記弾性体（４
３）の他方側端が掛止される支持溝（４４）を有したリ
ールハブ（４５）と、リール本体（４７）と、それらリ
ールハブ（４５）及びリール本体（４７）間に介在され
るフェルト（４６）とを具備した請求項１のカラービデ
オプリンターのインキフィルム引張力調節装置。 - 【請求項７】 前記リールハブ（４５）は、該リールハ
ブ（４５）の側壁所定部位に前記支持溝（４４）が形成
され、該支持溝（４４）に前記弾性体（４３）の他方側
端が掛止される請求項６のカラービデオプリンターのイ
ンキフィルム引張力調節装置。 - 【請求項８】 リールブラケット（４１）の下方面所定
部位に固定軸（４２）が下方向きに固定されたカラービ
デオプリンターのインキフィルム引張力調節装置であっ
て、 前記固定軸（４２）の側方リールブラケット（４１）の
下方面所定部位に掛止突条（４８）が下方向きに固定さ
れ、該リールブラケット（４１）の下方面所定部位に固
定孔（４９）が穿孔形成され、 支持溝（４４）を有したリールハブ（４５）が形成さ
れ、 弾性体（４３）が形成されて該弾性体（４３）の基端が
前記固定孔（４９）に掛止され、該弾性体（４３）の他
方側端が前記支持溝（４４）に掛止され、且つ前記掛止
突条（４８）に間欠的に掛止され、 環状のフェルト（４６）とリール本体（４７）とが形成
され、 前記弾性体（４３）と前記リールハブ（４５）と前記フ
ェルト（４６）と前記リール本体（４７）とが夫々順次
前記固定軸（４２）に下方側から上方向きに挿合装着さ
れてなるカラービデオプリンターのインキフィルム引張
力調節装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| KR23026/1991 | 1991-12-14 | ||
| KR1019910023026A KR930014185A (ko) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | 칼라 비디오 프린터 카트리지의 잉크필름 텐션장치 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270088A true JPH05270088A (ja) | 1993-10-19 |
| JP2592570B2 JP2592570B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| JP (1) | JP2592570B2 (ja) |
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- 1992-12-11 JP JP4331570A patent/JP2592570B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-14 US US07/989,717 patent/US5370470A/en not_active Expired - Fee Related
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