JPH0726118Y2 - サーマル転写プリンタ - Google Patents
サーマル転写プリンタInfo
- Publication number
- JPH0726118Y2 JPH0726118Y2 JP15711787U JP15711787U JPH0726118Y2 JP H0726118 Y2 JPH0726118 Y2 JP H0726118Y2 JP 15711787 U JP15711787 U JP 15711787U JP 15711787 U JP15711787 U JP 15711787U JP H0726118 Y2 JPH0726118 Y2 JP H0726118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- head
- paper
- platen
- paper rewinding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーマル転写プリンタに係り、特に幅広のラベ
ル用紙にバーコードを印字する手段として好適なサーマ
ル転写プリンタに関する。
ル用紙にバーコードを印字する手段として好適なサーマ
ル転写プリンタに関する。
従来、幅広のラベル用紙にバーコードを印字する手段と
して、特開昭61-266271号公報に示されるようなラベル
プリンタが知られている。このラベルプリンタは、印字
幅の長いラインサーマルヘッドを用いて幅広のラベル用
紙にバーコードを印字するものであり、上記ヘッドをプ
ラテンに圧接させてバーコードを印字するようになって
いる。
して、特開昭61-266271号公報に示されるようなラベル
プリンタが知られている。このラベルプリンタは、印字
幅の長いラインサーマルヘッドを用いて幅広のラベル用
紙にバーコードを印字するものであり、上記ヘッドをプ
ラテンに圧接させてバーコードを印字するようになって
いる。
しかしながら、上記のような従来装置では、用紙の巻戻
しを手動で行っているため、用紙を所定位置にセットす
ることが極めて困難であり、印字不良が発生することが
あった。
しを手動で行っているため、用紙を所定位置にセットす
ることが極めて困難であり、印字不良が発生することが
あった。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもの
で、用紙を常に所定位置にセットすることができるサー
マル転写プリンタを提供することを目的とするものであ
る。
で、用紙を常に所定位置にセットすることができるサー
マル転写プリンタを提供することを目的とするものであ
る。
上記問題点を解決するために本考案は、フレームに回転
可能に支持されたプラテンと、このプラテンに圧接され
るサーマルヘッドと、フレームに回動自在に支持され、
サーマルヘッドを保持したヘッドユニットと、このヘッ
ドユニットをプラテン方向へ回動付勢する第1のばね部
材と、フレームに回転可能に支持されたカム軸と、ヘッ
ドユニットに回転自在に取付けられたヘッドアップロー
ラと、フレームに回転可能に支持され、用紙案内通路に
配置された用紙巻戻しローラと、フレームに回動自在に
設けられた用紙巻戻しアームと、この用紙巻戻しアーム
に回転自在に支持され、このアームの一方向への回動に
より用紙巻戻しローラに圧接するピンチローラと、用紙
巻戻しアームのピンチローラとは離間した位置に回転自
在に設けられた開離ローラと、用紙巻戻しアームが常時
一方向に回動するように付勢する第2のばね部材と、カ
ム軸に装着され、このカム軸の回転によりヘッドアップ
ローラ及び開離ローラに交互に圧接し、ヘッドアップロ
ーラとの圧接時には第1のばね部材の付勢力に抗してヘ
ッドユニットをサーマルヘッドがプラテンから離間する
方向に回動させ、開離ローラとの圧接時には第2のばね
部材の付勢力に抗して用紙巻戻しアームをピンチローラ
が用紙巻戻しローラから離間する他方向に回動させるカ
ムとを設けたものである。
可能に支持されたプラテンと、このプラテンに圧接され
るサーマルヘッドと、フレームに回動自在に支持され、
サーマルヘッドを保持したヘッドユニットと、このヘッ
ドユニットをプラテン方向へ回動付勢する第1のばね部
材と、フレームに回転可能に支持されたカム軸と、ヘッ
ドユニットに回転自在に取付けられたヘッドアップロー
ラと、フレームに回転可能に支持され、用紙案内通路に
配置された用紙巻戻しローラと、フレームに回動自在に
設けられた用紙巻戻しアームと、この用紙巻戻しアーム
に回転自在に支持され、このアームの一方向への回動に
より用紙巻戻しローラに圧接するピンチローラと、用紙
巻戻しアームのピンチローラとは離間した位置に回転自
在に設けられた開離ローラと、用紙巻戻しアームが常時
一方向に回動するように付勢する第2のばね部材と、カ
ム軸に装着され、このカム軸の回転によりヘッドアップ
ローラ及び開離ローラに交互に圧接し、ヘッドアップロ
ーラとの圧接時には第1のばね部材の付勢力に抗してヘ
ッドユニットをサーマルヘッドがプラテンから離間する
方向に回動させ、開離ローラとの圧接時には第2のばね
部材の付勢力に抗して用紙巻戻しアームをピンチローラ
が用紙巻戻しローラから離間する他方向に回動させるカ
ムとを設けたものである。
本考案では、用紙の巻戻しが自動的に行われるため、用
紙を常に所定位置にセットすることができる。
紙を常に所定位置にセットすることができる。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第7図は本考案によるサーマル転写プリン
タの一実施例を示すもので、図中1は左右一対の固定フ
レーム2に回転可能に支持されたローラ状のプラテンで
ある。このプラテン1の両端にはタイミングギヤ3,4が
取付けられ、一方のタイミングギヤ3にはプラテン駆動
モータ5の駆動力がモータギヤ6およびタイミングベル
ト7を介して伝わるようになっている。上記プラテン駆
動モータ5は固定フレーム2の内側に取付けられ、正逆
両方向に回転可能となっている。また、他方のタイミン
グギヤ4は上記モータ5の回転をタイミングベルト8を
介してタイミングギヤ9に伝えるようになっている。こ
のタイミングギヤ9は固定フレーム2,2に回転可能に支
持された用紙巻戻しローラ10の一端に取付けられ、この
ローラ10をプラテン1と同方向に回転させるようになっ
ている。
タの一実施例を示すもので、図中1は左右一対の固定フ
レーム2に回転可能に支持されたローラ状のプラテンで
ある。このプラテン1の両端にはタイミングギヤ3,4が
取付けられ、一方のタイミングギヤ3にはプラテン駆動
モータ5の駆動力がモータギヤ6およびタイミングベル
ト7を介して伝わるようになっている。上記プラテン駆
動モータ5は固定フレーム2の内側に取付けられ、正逆
両方向に回転可能となっている。また、他方のタイミン
グギヤ4は上記モータ5の回転をタイミングベルト8を
介してタイミングギヤ9に伝えるようになっている。こ
のタイミングギヤ9は固定フレーム2,2に回転可能に支
持された用紙巻戻しローラ10の一端に取付けられ、この
ローラ10をプラテン1と同方向に回転させるようになっ
ている。
上記固定フレーム2の上部には、左右一対の可動フレー
ム11が前記プラテン1の上方を開放するようにフレーム
軸12を介して回動自在に設けられている。この可動フレ
ーム11は、第3図に示すばね13によりプラテン1の上方
を開放する方向に付勢されており、前記固定フレーム2
の内面に設けられた左右一対のストッパ軸14によって係
止されるようになっている。
ム11が前記プラテン1の上方を開放するようにフレーム
軸12を介して回動自在に設けられている。この可動フレ
ーム11は、第3図に示すばね13によりプラテン1の上方
を開放する方向に付勢されており、前記固定フレーム2
の内面に設けられた左右一対のストッパ軸14によって係
止されるようになっている。
上記可動フレーム11,11の前端部には、前記プラテン1
に圧接されるラインサーマルヘッド15を揺動自在に保持
したヘッドユニット16が支持軸17を介して回動自在に支
持されている。このヘッドユニット16は左右一対のヘッ
ドアーム18と、このヘッドアーム18の内側に設けられた
ヘッドベース19とからなり、ヘッドベース19の前端中央
に下側が開放したコ字形のヘッド保持部20が設けられて
いる。
に圧接されるラインサーマルヘッド15を揺動自在に保持
したヘッドユニット16が支持軸17を介して回動自在に支
持されている。このヘッドユニット16は左右一対のヘッ
ドアーム18と、このヘッドアーム18の内側に設けられた
ヘッドベース19とからなり、ヘッドベース19の前端中央
に下側が開放したコ字形のヘッド保持部20が設けられて
いる。
一方、前記ラインサーマルヘッド15の背面には、前記プ
ラテン1のプラテン軸21に着脱自在に嵌合する嵌合凹部
22を両端に有するヘッドブラケット23が固定されてい
る。このヘッドブラケット23の中央には、上側が開放し
たコ字形のヘッド連結24が設けられ、このヘッド連結部
24および前記ヘッド保持部20に形成された透孔25,26に
連結軸27を挿通して前記ラインサーマルヘッド15をヘッ
ドベース19に取付けている。
ラテン1のプラテン軸21に着脱自在に嵌合する嵌合凹部
22を両端に有するヘッドブラケット23が固定されてい
る。このヘッドブラケット23の中央には、上側が開放し
たコ字形のヘッド連結24が設けられ、このヘッド連結部
24および前記ヘッド保持部20に形成された透孔25,26に
連結軸27を挿通して前記ラインサーマルヘッド15をヘッ
ドベース19に取付けている。
前記支持軸17には第2図に示すように第1のばね部材で
ある左右一対の板ばね28が保持されており、この板ばね
28の一端を前記ヘッドベース19の後端に当接させてヘッ
ドユニット16をプラテン方向へ付勢している。なお、前
記可動フレーム11には支持軸17を中心とする円弧状の長
孔29が形成されており、この長孔29内に上記ヘッドユニ
ット16に回動可能に設けられたカム軸30の両端部を挿通
させてヘッドユニット16の回動範囲を規制している。
ある左右一対の板ばね28が保持されており、この板ばね
28の一端を前記ヘッドベース19の後端に当接させてヘッ
ドユニット16をプラテン方向へ付勢している。なお、前
記可動フレーム11には支持軸17を中心とする円弧状の長
孔29が形成されており、この長孔29内に上記ヘッドユニ
ット16に回動可能に設けられたカム軸30の両端部を挿通
させてヘッドユニット16の回動範囲を規制している。
上記カム軸30には、前記板ばね28のばね力を段階的に調
整する左右一対のヘッド調整カム31が設けられている。
このヘッド調整カム31の外周には、第4図に示すように
カム軸30からの距離が夫々異なる複数の平面部32a,32b,
32cが形成されており、これらの平面部32a〜32cに前記
板ばね28の他端部が嵌合している。
整する左右一対のヘッド調整カム31が設けられている。
このヘッド調整カム31の外周には、第4図に示すように
カム軸30からの距離が夫々異なる複数の平面部32a,32b,
32cが形成されており、これらの平面部32a〜32cに前記
板ばね28の他端部が嵌合している。
前記固定フレーム2の内面側には、左右一対のロックレ
バー33が軸34を支点として回動自在に設けられている。
このロックレバー33は前記支持軸17を固定フレーム2の
上部に形成された凹部35に係止して前記可動フレーム2
の回動を禁止するもので、ばね36により第1図中反時計
方向に付勢されている。なお、一方のロックレバー33に
は取手部37が設けられ、この取手部37を操作してロック
レバー33を第1図中時計方向に回動すると、可動フレー
ム11のロック状態が解除されるようになっている。
バー33が軸34を支点として回動自在に設けられている。
このロックレバー33は前記支持軸17を固定フレーム2の
上部に形成された凹部35に係止して前記可動フレーム2
の回動を禁止するもので、ばね36により第1図中反時計
方向に付勢されている。なお、一方のロックレバー33に
は取手部37が設けられ、この取手部37を操作してロック
レバー33を第1図中時計方向に回動すると、可動フレー
ム11のロック状態が解除されるようになっている。
一方、第2図に示すように前記固定フレーム2の後端部
には、幅広のラベル用紙Pを保持する用紙保持部38が設
けられている。この用紙保持部38に保持されたロール状
のラベル用紙Pは、前記可動フレーム11の下方に形成さ
れた用紙案内通路39を通って印字部へ導かれるようにな
っている。そして、前記プラテン1と用紙巻戻しローラ
10との間の用紙案内通路39には、ラベル用紙Pの有無を
光学的に検出するペーパーセンサ40が取付けられてい
る。
には、幅広のラベル用紙Pを保持する用紙保持部38が設
けられている。この用紙保持部38に保持されたロール状
のラベル用紙Pは、前記可動フレーム11の下方に形成さ
れた用紙案内通路39を通って印字部へ導かれるようにな
っている。そして、前記プラテン1と用紙巻戻しローラ
10との間の用紙案内通路39には、ラベル用紙Pの有無を
光学的に検出するペーパーセンサ40が取付けられてい
る。
また、前記固定フレーム2の内側には、幅広のインクリ
ボンを印字部へ供給するインクリボン供給ロール41と、
使用済のインクリボンを巻き取るインクリボン巻取ロー
ル42が回転可能に設けられ、それぞれ固定フレーム2の
内面に設けられた左右一対のロールホルダ43,44に着脱
可能に保持されている。上記インクリボン供給ロール41
に巻回された幅広のインクリボンRは、ヘッドアーム18
に設けられた複数のリボンガイド軸45…の外側を経由し
てインクリボン巻取ロール42に巻き取られるようになっ
ている。このインクリボン巻取ロール42には、リボン巻
取モータ46の駆動力が巻取ギヤ47および一方向クラッチ
48を介して伝わるようになっている。また、前記インク
リボン供給ロール41を保持する一方のロールホルダ43に
は、一方向クラッチを内蔵した送りギヤ49が設けられて
いる。この送りギヤ49は、固定フレーム2に取付けた中
間ギヤ50と噛み合っており、この中間ギヤ50を介してリ
ボン巻戻しギヤ51の回転力が伝えられるようになってい
る。上記リボン巻戻しギヤ51は可動フレーム11のフレー
ム軸12に取付けられ、可動フレーム11と一体に回動する
ようになっている。
ボンを印字部へ供給するインクリボン供給ロール41と、
使用済のインクリボンを巻き取るインクリボン巻取ロー
ル42が回転可能に設けられ、それぞれ固定フレーム2の
内面に設けられた左右一対のロールホルダ43,44に着脱
可能に保持されている。上記インクリボン供給ロール41
に巻回された幅広のインクリボンRは、ヘッドアーム18
に設けられた複数のリボンガイド軸45…の外側を経由し
てインクリボン巻取ロール42に巻き取られるようになっ
ている。このインクリボン巻取ロール42には、リボン巻
取モータ46の駆動力が巻取ギヤ47および一方向クラッチ
48を介して伝わるようになっている。また、前記インク
リボン供給ロール41を保持する一方のロールホルダ43に
は、一方向クラッチを内蔵した送りギヤ49が設けられて
いる。この送りギヤ49は、固定フレーム2に取付けた中
間ギヤ50と噛み合っており、この中間ギヤ50を介してリ
ボン巻戻しギヤ51の回転力が伝えられるようになってい
る。上記リボン巻戻しギヤ51は可動フレーム11のフレー
ム軸12に取付けられ、可動フレーム11と一体に回動する
ようになっている。
前記用紙巻戻しローラ10の近傍には、プラテン1に圧接
したラインサーマルヘッド15を一時的に押し上げるヘッ
ドアップ機構52が設けられている。このヘッドアップ機
構52は、固定フレーム2に回転可能に支持されたれカム
軸53の両端部に左右一対のカム54を取付けて構成されて
いる。上記カム軸53の一端にはギヤ55が取付けられ、こ
のギヤ55を固定フレーム2に取付けたカム駆動モータ56
で駆動して前記カム54を回転させるようになっている。
このカム54の回転軌道上には左右一対のヘッドアップロ
ーラ57が設けられ、前記ヘッドアーム18の下端に回転自
在に取付けられている。また、前記用紙巻戻しローラ10
の近傍には、左右一対の用紙巻戻しアーム59が軸60を支
点として回動自在に設けられている。この用紙巻戻しア
ーム59にはピンチローラ62が回転自在に支持されてお
り、上記ピンチローラ62は第2のばね部材であるばね61
により前記用紙巻戻しローラ10に圧接するようになって
いる。また、上記用紙巻戻しアーム59には前記カム54と
係合する開離ローラ58が回転自在に取付けられ、この開
離ローラ58にカム54が係合することにより前記ピンチロ
ーラ62が用紙巻戻しローラ10から離間するようになって
いる。なお、第3図中63はカム軸53の一端に取付けられ
たカム検知板、64はカム検知板63からカム54の回転位置
を光学的に検出するカム検知センサである。
したラインサーマルヘッド15を一時的に押し上げるヘッ
ドアップ機構52が設けられている。このヘッドアップ機
構52は、固定フレーム2に回転可能に支持されたれカム
軸53の両端部に左右一対のカム54を取付けて構成されて
いる。上記カム軸53の一端にはギヤ55が取付けられ、こ
のギヤ55を固定フレーム2に取付けたカム駆動モータ56
で駆動して前記カム54を回転させるようになっている。
このカム54の回転軌道上には左右一対のヘッドアップロ
ーラ57が設けられ、前記ヘッドアーム18の下端に回転自
在に取付けられている。また、前記用紙巻戻しローラ10
の近傍には、左右一対の用紙巻戻しアーム59が軸60を支
点として回動自在に設けられている。この用紙巻戻しア
ーム59にはピンチローラ62が回転自在に支持されてお
り、上記ピンチローラ62は第2のばね部材であるばね61
により前記用紙巻戻しローラ10に圧接するようになって
いる。また、上記用紙巻戻しアーム59には前記カム54と
係合する開離ローラ58が回転自在に取付けられ、この開
離ローラ58にカム54が係合することにより前記ピンチロ
ーラ62が用紙巻戻しローラ10から離間するようになって
いる。なお、第3図中63はカム軸53の一端に取付けられ
たカム検知板、64はカム検知板63からカム54の回転位置
を光学的に検出するカム検知センサである。
上記のような構成において、幅広のラベル用紙Pにバー
コードを印字する場合は、まず固定フレーム2の内側に
インクリボン供給ロール41およびインクリボン巻取ロー
ル42を取付ける。そして、インクリボン供給ロール41に
巻回されたインクリボンRの一端をヘッドアーム18に設
けられた複数のリボンガイド軸45…の外側を経由してリ
ボン巻取ロール42に係止するとともに、用紙保持部38に
保持されたラベル用紙Pを用紙案内通路39を介してプラ
テン1上にセットする。次に、この状態で可動フレーム
11を倒して固定フレーム2に固定し、ラインサーマルヘ
ッド15をプラテン1に圧接させる。このとき、可動フレ
ーム11の回動に伴いリボン巻戻しギヤ51が回動し、中間
ギヤ50および送りギヤ49を介してリボン供給ロール41を
第2図中反時計方向に回転させるため、可動フレーム11
の回動によるインクリボンの弛みを防止することができ
る。なお、可動フレーム11を固定フレーム2から起した
場合にもリボン巻戻しギヤ51は回動するが、送りギヤ49
には一方向クラッチが内蔵されているため、このときに
はリボン供給ロール41は回転しない。
コードを印字する場合は、まず固定フレーム2の内側に
インクリボン供給ロール41およびインクリボン巻取ロー
ル42を取付ける。そして、インクリボン供給ロール41に
巻回されたインクリボンRの一端をヘッドアーム18に設
けられた複数のリボンガイド軸45…の外側を経由してリ
ボン巻取ロール42に係止するとともに、用紙保持部38に
保持されたラベル用紙Pを用紙案内通路39を介してプラ
テン1上にセットする。次に、この状態で可動フレーム
11を倒して固定フレーム2に固定し、ラインサーマルヘ
ッド15をプラテン1に圧接させる。このとき、可動フレ
ーム11の回動に伴いリボン巻戻しギヤ51が回動し、中間
ギヤ50および送りギヤ49を介してリボン供給ロール41を
第2図中反時計方向に回転させるため、可動フレーム11
の回動によるインクリボンの弛みを防止することができ
る。なお、可動フレーム11を固定フレーム2から起した
場合にもリボン巻戻しギヤ51は回動するが、送りギヤ49
には一方向クラッチが内蔵されているため、このときに
はリボン供給ロール41は回転しない。
また、ラインサーマルヘッド15がプラテン1に圧接する
と、図示しない検出スイッチによりカム駆動モータ56が
所定量回転し、それまで開離ローラ58に係合していたカ
ム54をヘッドアップローラ57に係合させる。これによ
り、第7図に示すようにピンチローラ62が用紙巻戻しロ
ーラ10に圧接するとともに、ヘッドアーム18を介してラ
インサーマルヘッド15が上方へ押し上げられる。
と、図示しない検出スイッチによりカム駆動モータ56が
所定量回転し、それまで開離ローラ58に係合していたカ
ム54をヘッドアップローラ57に係合させる。これによ
り、第7図に示すようにピンチローラ62が用紙巻戻しロ
ーラ10に圧接するとともに、ヘッドアーム18を介してラ
インサーマルヘッド15が上方へ押し上げられる。
上記ラインサーマルヘッド15がプラテン1から浮き上が
ると、プラテン駆動モータ5が逆回転し、ピンチローラ
62と用紙巻戻しローラ10との間に挟まれたラベル用紙P
を上記ローラ10の回転によってプラテン1から後退させ
る。そして、ラベル用紙Pの先端がペーパーセンサ40に
よって検知されると、プラテン駆動モータ5の回転が停
止し、これによりラベル用紙Pの先端は所定位置にセッ
トされる。また、プラテン駆動モータ5の回転が停止す
ると、カム駆動モータ56が再び所定量回転し、それまで
ヘッドアップローラ57に係合していたカム54を開離ロー
ラ58に係合させる。これにより、ラインサーマルヘッド
15は第2図に示すようにプラテン1に再び圧接するとと
もに、ピンチローラ62が用紙巻戻しローラ10から離間し
て印字が行われる。
ると、プラテン駆動モータ5が逆回転し、ピンチローラ
62と用紙巻戻しローラ10との間に挟まれたラベル用紙P
を上記ローラ10の回転によってプラテン1から後退させ
る。そして、ラベル用紙Pの先端がペーパーセンサ40に
よって検知されると、プラテン駆動モータ5の回転が停
止し、これによりラベル用紙Pの先端は所定位置にセッ
トされる。また、プラテン駆動モータ5の回転が停止す
ると、カム駆動モータ56が再び所定量回転し、それまで
ヘッドアップローラ57に係合していたカム54を開離ロー
ラ58に係合させる。これにより、ラインサーマルヘッド
15は第2図に示すようにプラテン1に再び圧接するとと
もに、ピンチローラ62が用紙巻戻しローラ10から離間し
て印字が行われる。
以上説明したように本考案によれば、プラテンに圧接し
たサーマルヘッドをヘッドアップ機構によりプラテンか
ら離間させるとともに、プラテンの近傍に設けられた用
紙巻戻しローラにピンチローラを圧接させ、上記用紙巻
戻しローラの回転によって用紙を所定位置まで巻き戻す
ようにしたので、用紙の先端を所定位置にセットするこ
とができ、常に所定位置に印字することができる。
たサーマルヘッドをヘッドアップ機構によりプラテンか
ら離間させるとともに、プラテンの近傍に設けられた用
紙巻戻しローラにピンチローラを圧接させ、上記用紙巻
戻しローラの回転によって用紙を所定位置まで巻き戻す
ようにしたので、用紙の先端を所定位置にセットするこ
とができ、常に所定位置に印字することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すサーマル転写プリンタ
の側面図で、同図(a)は右側面図、同図(b)は左側
面図、第2図は同実施例の縦断面図、第3図は同実施例
の分解斜視図、第4図(a)(b)は同実施例のヘッド
調整カムを示す詳細図、第5図(a)ないし(c)はそ
の作用を示す図、第6図は同実施例のサーマルヘッドの
支持構造を示す詳細図、第7図は同実施例のヘッドアッ
プ機構の作用を示す図である。 1……プラテン、2……固定フレーム、10……用紙巻戻
しローラ、11……可動フレーム、15……ラインサーマル
ヘッド、16……ヘッドユニット、28……板ばね、31……
ヘッド調整カム、51……リボン巻戻しギヤ、52……ヘッ
ドアップ機構、53……カム軸、54……カム、57……ヘッ
ドアップローラ、58……開離ローラ、59……用紙巻戻し
アーム、62……ピンチローラ。
の側面図で、同図(a)は右側面図、同図(b)は左側
面図、第2図は同実施例の縦断面図、第3図は同実施例
の分解斜視図、第4図(a)(b)は同実施例のヘッド
調整カムを示す詳細図、第5図(a)ないし(c)はそ
の作用を示す図、第6図は同実施例のサーマルヘッドの
支持構造を示す詳細図、第7図は同実施例のヘッドアッ
プ機構の作用を示す図である。 1……プラテン、2……固定フレーム、10……用紙巻戻
しローラ、11……可動フレーム、15……ラインサーマル
ヘッド、16……ヘッドユニット、28……板ばね、31……
ヘッド調整カム、51……リボン巻戻しギヤ、52……ヘッ
ドアップ機構、53……カム軸、54……カム、57……ヘッ
ドアップローラ、58……開離ローラ、59……用紙巻戻し
アーム、62……ピンチローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/312 25/316
Claims (2)
- 【請求項1】フレームに回転可能に支持されたプラテン
と、このプラテンに圧接されるサーマルヘッドと、前記
フレームに回動自在に支持され、前記サーマルヘッドを
保持したヘッドユニットと、このヘッドユニットをプラ
テン方向へ回動付勢する第1のばね部材と、前記フレー
ムに回転可能に支持されたカム軸と、前記ヘッドユニッ
トに回転自在に取付けられたヘッドアップローラと、前
記フレームに回転可能に支持され、用紙案内通路に配置
された用紙巻戻しローラと、前記フレームに回動自在に
設けられた用紙巻戻しアームと、この用紙巻戻しアーム
に回転自在に支持され、このアームの一方向への回動に
より前記用紙巻戻しローラに圧接するピンチローラと、
前記用紙巻戻しアームの前記ピンチローラとは離間した
位置に回転自在に設けられた開離ローラと、前記用紙巻
戻しアームが常時一方向に回動するように付勢する第2
のばね部材と、前記カム軸に装着され、このカム軸の回
転により前記ヘッドアップローラ及び開離ローラに交互
に圧接し、前記ヘッドアップローラとの圧接時には前記
第1のばね部材の付勢力に抗して前記ヘッドユニットを
前記サーマルヘッドが前記プラテンから離間する方向に
回動させ、前記開離ローラとの圧接時には前記第2のば
ね部材の付勢力に抗して前記用紙巻戻しアームを前記ピ
ンチローラが前記用紙巻戻しローラから離間する他方向
に回動させるカムとを具備したことを特徴とするサーマ
ル転写プリンタ。 - 【請求項2】前記サーマルヘッドは、印字幅の長いライ
ンサーマルヘッドであることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のサーマル転写プリンタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15711787U JPH0726118Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | サーマル転写プリンタ |
EP88116866A EP0311980A3 (en) | 1987-10-14 | 1988-10-11 | Thermal printer |
US07/256,762 US4953994A (en) | 1987-10-14 | 1988-10-11 | Thermal printer with reciprocal paper feed control |
KR1019880013380A KR910004030B1 (ko) | 1987-10-14 | 1988-10-13 | 더멀 프린터 |
US07/552,405 US5062722A (en) | 1987-10-14 | 1990-07-12 | Thermal printer with reciprocal paper feed control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15711787U JPH0726118Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | サーマル転写プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162058U JPH0162058U (ja) | 1989-04-20 |
JPH0726118Y2 true JPH0726118Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31436279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15711787U Expired - Lifetime JPH0726118Y2 (ja) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | サーマル転写プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726118Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-14 JP JP15711787U patent/JPH0726118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162058U (ja) | 1989-04-20 |
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