JPH05266971A - 面状採暖具の製造方法 - Google Patents
面状採暖具の製造方法Info
- Publication number
- JPH05266971A JPH05266971A JP6456892A JP6456892A JPH05266971A JP H05266971 A JPH05266971 A JP H05266971A JP 6456892 A JP6456892 A JP 6456892A JP 6456892 A JP6456892 A JP 6456892A JP H05266971 A JPH05266971 A JP H05266971A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- unit
- water
- sheet
- heater
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は面状採暖具の製造方法に関するもの
で、面状採暖具の周囲の縁縫い飾り糸の端面加工をなく
すことにより、材料費及び作業の手間を低減する。 【構成】 表面に熱融着性被覆層１をもつ発熱線２の前
記熱融着性被覆層１と通気性のある表面材４とを熱融着
してユニット６を形成し、前記ユニット６の前記発熱線
２と反対側の前記表面材４の上に水７を塗布し、前記発
熱線２側に水硬化型接着剤９を塗布し、前記ユニット６
の前記発熱線２側と対向して、表面材より小さい裏面材
１１の周囲の端面を巻き込んで載置し、加熱・加圧して
接着一体化することにより面状採暖具の周囲の縁縫い飾
り糸の加工をなくしたものである。
で、面状採暖具の周囲の縁縫い飾り糸の端面加工をなく
すことにより、材料費及び作業の手間を低減する。 【構成】 表面に熱融着性被覆層１をもつ発熱線２の前
記熱融着性被覆層１と通気性のある表面材４とを熱融着
してユニット６を形成し、前記ユニット６の前記発熱線
２と反対側の前記表面材４の上に水７を塗布し、前記発
熱線２側に水硬化型接着剤９を塗布し、前記ユニット６
の前記発熱線２側と対向して、表面材より小さい裏面材
１１の周囲の端面を巻き込んで載置し、加熱・加圧して
接着一体化することにより面状採暖具の周囲の縁縫い飾
り糸の加工をなくしたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は面状採暖具の製造方法に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の面状採暖具の製造方法は、図３の
ａ工程〜ｃ工程に示すように表面に熱融着性被覆層を有
する発熱線１１と熱融着フィルム層１２に熱接着した発
熱線ユニット１３を、表面材１４と裏面材１５との間に
挟み込み、熱プレスにより、熱融着性フィルム１２をと
かして、表面材１４と裏面材１５とを接着した後、周囲
をオーバーロックミシンにより縁縫い飾り糸１６で端面
加工して図４のように完成する。
ａ工程〜ｃ工程に示すように表面に熱融着性被覆層を有
する発熱線１１と熱融着フィルム層１２に熱接着した発
熱線ユニット１３を、表面材１４と裏面材１５との間に
挟み込み、熱プレスにより、熱融着性フィルム１２をと
かして、表面材１４と裏面材１５とを接着した後、周囲
をオーバーロックミシンにより縁縫い飾り糸１６で端面
加工して図４のように完成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の製造方法では、縁縫い飾り糸１６の材料費や端面加工
に時間がかかりすぎるという課題があった。
の製造方法では、縁縫い飾り糸１６の材料費や端面加工
に時間がかかりすぎるという課題があった。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、縁縫
い飾り糸の端面加工をなくすことにより、材料費及び作
業の手間を低減することを目的としたものである。
い飾り糸の端面加工をなくすことにより、材料費及び作
業の手間を低減することを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、表面に熱融着性被覆層をもつ発熱体の前記熱
融着性被覆層と通気性のある表面材とを熱融着してユニ
ットを形成し、前記ユニットの前記発熱体と反対側の前
記表面材の上に水を塗布し、前記発熱体側に水硬化型接
着剤を塗布し、前記ユニットの前記発熱体側に対向して
表面材より小さい裏面材の周囲の端面を巻き込んで載置
し、加熱・加圧して接着一体化する面状採暖具の製造方
法とした。
するため、表面に熱融着性被覆層をもつ発熱体の前記熱
融着性被覆層と通気性のある表面材とを熱融着してユニ
ットを形成し、前記ユニットの前記発熱体と反対側の前
記表面材の上に水を塗布し、前記発熱体側に水硬化型接
着剤を塗布し、前記ユニットの前記発熱体側に対向して
表面材より小さい裏面材の周囲の端面を巻き込んで載置
し、加熱・加圧して接着一体化する面状採暖具の製造方
法とした。
【０００６】
【作用】本発明は上記構成によって、ユニットの通気性
のある表面材側に水を塗布し、発熱体側に水硬化型接着
剤を塗布し、発熱体を対向して周囲の端面を巻き込んで
載置し、加熱・加圧して接着一体化したことにより、縁
縫い飾り糸の端面加工をなくすることができる。
のある表面材側に水を塗布し、発熱体側に水硬化型接着
剤を塗布し、発熱体を対向して周囲の端面を巻き込んで
載置し、加熱・加圧して接着一体化したことにより、縁
縫い飾り糸の端面加工をなくすることができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１を参照して説明
する。
する。
【０００８】図１は本発明の面状採暖具のａ工程〜ｃ工
程の製造工程を示す。表面に熱融着性被覆層１をもつ発
熱線２を所定の治具３に配線し、その上に通気性のある
表面材４（ニードルパンチフェルト、不織布、カーペッ
ト等）を置き、さらにその上から熱盤５にて加圧・加熱
する工程ａにより、熱融着性被覆層１を熱融着して表面
材４と接着してユニット化する。このユニット６を前記
治具３からはずし、発熱体と反対側の表面材４の上に水
７をスプレーガン８によって全面に均一に塗布し、同時
に水硬化型接着剤９をスプレーガン１０によって発熱体
２側に均一に塗布する工程ｂをした後、周囲が表面材４
より小さい裏面材１１の周囲の端面を巻き込んで熱盤１
２の上に載置し、熱盤１２にて上下より加圧・加熱する
工程ｃにより水７が蒸発して水硬化型接着剤９と反応し
て接着層１３を形成し、面状採暖具を得る。本発明に用
いる硬化剤としての水は、純水、水道水、反応促進剤含
有水のいずれを用いてもよい。
程の製造工程を示す。表面に熱融着性被覆層１をもつ発
熱線２を所定の治具３に配線し、その上に通気性のある
表面材４（ニードルパンチフェルト、不織布、カーペッ
ト等）を置き、さらにその上から熱盤５にて加圧・加熱
する工程ａにより、熱融着性被覆層１を熱融着して表面
材４と接着してユニット化する。このユニット６を前記
治具３からはずし、発熱体と反対側の表面材４の上に水
７をスプレーガン８によって全面に均一に塗布し、同時
に水硬化型接着剤９をスプレーガン１０によって発熱体
２側に均一に塗布する工程ｂをした後、周囲が表面材４
より小さい裏面材１１の周囲の端面を巻き込んで熱盤１
２の上に載置し、熱盤１２にて上下より加圧・加熱する
工程ｃにより水７が蒸発して水硬化型接着剤９と反応し
て接着層１３を形成し、面状採暖具を得る。本発明に用
いる硬化剤としての水は、純水、水道水、反応促進剤含
有水のいずれを用いてもよい。
【０００９】図１の実施例においては、表布４側を上に
して熱プレス１２にて加圧・加熱したが、図２に示すよ
うに表布４側を下にして熱プレスしても同じように面状
採暖具を得ることができる。
して熱プレス１２にて加圧・加熱したが、図２に示すよ
うに表布４側を下にして熱プレスしても同じように面状
採暖具を得ることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の面状採暖具の製造方法によれば、表面に熱融着性被覆
層をもつ発熱体を所定位置に配設し、前記発熱体の熱融
着性被覆層と通気性のある表面材とを熱融着してユニッ
トを形成し、前記ユニットの発熱体と反対側の表面材の
上に水を塗布し、発熱体側に水硬化型接着剤を塗布し、
発熱体を対向して、裏面材の周囲の端面を巻き込んで載
置し、加熱・加圧して接着一体化して面状採暖具を造る
製造方法としたことにより、縁縫い飾り糸の端面加工を
なくし、材料費及び作業の手間を低減できる。
の面状採暖具の製造方法によれば、表面に熱融着性被覆
層をもつ発熱体を所定位置に配設し、前記発熱体の熱融
着性被覆層と通気性のある表面材とを熱融着してユニッ
トを形成し、前記ユニットの発熱体と反対側の表面材の
上に水を塗布し、発熱体側に水硬化型接着剤を塗布し、
発熱体を対向して、裏面材の周囲の端面を巻き込んで載
置し、加熱・加圧して接着一体化して面状採暖具を造る
製造方法としたことにより、縁縫い飾り糸の端面加工を
なくし、材料費及び作業の手間を低減できる。
【図１】本発明の一実施例における面状採暖具の製造工
程図
程図
【図２】本発明の他の実施例における面状採暖具の製造
工程図
工程図
【図３】従来の面状採暖具の製造工程図
【図４】同完成図
１ 熱融着性被覆層 ２ 発熱線 ４ 表面材 ６ ユニット ７ 水 ９ 水硬化型接着剤 １１ 裏面材
Claims (1)
- 【請求項１】表面に熱融着性被覆層をもつ発熱体の前記
熱融着性被覆層と通気性のある表面材とを熱融着してユ
ニットを形成する工程と、前記ユニットの前記発熱体と
反対側の前記表面材の上に水を塗付し、前記発熱体側に
水硬化型接着剤を塗布する工程と、前記ユニットの前記
発熱体側と対向して、裏面材の周囲の端面を巻き込んで
載置し、加熱・加圧して接着一体化する工程よりなる面
状採暖具の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6456892A JPH05266971A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 面状採暖具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6456892A JPH05266971A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 面状採暖具の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266971A true JPH05266971A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13261971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6456892A Pending JPH05266971A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 面状採暖具の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266971A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7244914B2 (en) | 2002-04-08 | 2007-07-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Sheet heater |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP6456892A patent/JPH05266971A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7244914B2 (en) | 2002-04-08 | 2007-07-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Sheet heater |
| US8450662B2 (en) | 2002-04-08 | 2013-05-28 | Panasonic Corporation | Sheet heater |
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