JPH10232024A - 電気カーペットとその製造方法 - Google Patents

電気カーペットとその製造方法

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Publication number
JPH10232024A
JPH10232024A JP3468697A JP3468697A JPH10232024A JP H10232024 A JPH10232024 A JP H10232024A JP 3468697 A JP3468697 A JP 3468697A JP 3468697 A JP3468697 A JP 3468697A JP H10232024 A JPH10232024 A JP H10232024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
seam
outer periphery
electric
pseudo
Prior art date
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Pending
Application number
JP3468697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yamamoto
卓也 山本
Makoto Isshi
誠 一志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dennetsu Co Ltd filed Critical Nihon Dennetsu Co Ltd
Priority to JP3468697A priority Critical patent/JPH10232024A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーペットの表裏両生地材の間に発熱体を挟
み込んだ状態のカーペット本体の外周縁部を熱圧着し、
同時に外周端部を切断する各工程を行ない、しかもその
処理工程で縫製糸を使用せずに、ミシン縫製による外周
端処理と同様な外観に熱圧着で確実に圧着した外周縁部
が得られる電気カーペットとその製造方法を提供する。 【解決手段】 ホットメルト材を含み、熱圧着した表生
地材1と裏生地材2からなるカーペットの外周縁部6に
沿って、外観がミシン等による縫い目に見える疑似縫目
16を形成し、全疑似縫目16による熱溶着がなされた
電気カーペット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット表生地
材とカーペット裏生地材との間に発熱体を挟み込んだ電
気カーペットの外周端部の熱圧着切断処理を簡単に、か
つ確実に行なう電気カーペットとその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電気カーペットの製造に当って
は、フエルト等からなるカーペットの表生地材と裏生地
材との間に発熱線や温度感知線などの発熱体を挟み込ん
で、これら表裏の両生地材を接着材を介して熱圧着した
カーペット本体の外周縁の端部を所定の寸法に切断し、
そしてその外周縁部に沿ってミシン等により連続した縫
い目を付けてかがることで周縁端部の圧着処理を行なっ
ていた。
【0003】即ち、従来の電気カーペット製造時のカー
ペット外周端部の処理工程においては、その外周端部を
切断する工程と、切断したカーペット外周縁部をミシン
でかがる縫製工程との二段階の工程を要し、特に上記縫
製工程に時間と手間がかかると共に、縫製糸の材料費が
かさむばかりでなく、電気カーペット使用時に縫製糸が
ほつれたりすることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カーペット
の表裏両生地材の間に発熱体を介在させた状態のカーペ
ット本体の外周縁部を熱圧着し、同時に外周端部を所定
の寸法で切断し、しかもその処理工程で縫製糸を使用せ
ずに、あたかもミシン縫製による外周端処理と同様な外
観に熱圧着で確実に圧着した外周端部が得られる電気カ
ーペットとその製造方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホットメルト
材を含み、熱圧着した表生地材と裏生地材からなるカー
ペットの外周縁部に沿って、外観がミシン等による縫い
目に見える擬似縫目を形成し、全疑似縫目による熱溶着
がなされた電気カーペットからなり、かゝる電気カーペ
ットを、ホットメルト材を予め含んだカーペット裏生地
材とカーペット表生地材との間に、発熱体を熱圧着によ
り接着して挟持した状態で、そのカーペット本体の周縁
部に疑似縫目を形成し、かつその縫目により熱溶着をな
すごとく周端にカッター刃を備えてヒータで加熱した押
し型により熱圧着しながら切断して製造し、その製造に
際して使用する押し型は、端部から、順次カッタ刃、凹
凸模様の疑似縫目作成用の凹凸型、凹部および凸部を形
成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の電気
カーペット製造方法に適用される製造装置を使用して電
気カーペットを製造する工程を説明する。まず、図1に
示すごとく、カーペット表生地材1とカーペット裏生地
材2との間に発熱線3及び温度感知線4などの発熱体
を、この電気カーペットの所定の配線パターンに従って
接着材で接着した状態のカーペット本体12を形成する
が、上記のカーペット表生地材1及びカーペット裏生地
材2はフエルト等にホットメルト材を予め織り込んでい
る。即ち、カーペット表生地材1に発熱体を接着した状
態でカーペット裏生地材2を張り合わせて熱圧着させる
ことでカーペット本体12は形成される。
【0007】この場合使用されるホットメルト材として
は、ポリアミド、ポリエチレン、酢酸ビニール系EV
A、ポリエステルなどどのようなホットメルト材でもよ
いが、上記の熱圧着の工程では、カーペット裏生地材2
を例えば80℃、そしてカーペット表生地材1を例えば
200℃に加熱した状態で約18秒程度熱圧着すればよ
い。
【0008】次に、上記のごとく形成されたカーペット
本体12の周縁部6を含む全体を木製等の支持台5の上
に載置し、その周縁部6の上方からカーペット本体12
の所定の周端部10を切断するカッター刃7を備えた図
1に示すごとき押し型9を矢印P方向に圧下する。押し
型9の一端にはカッター刃7を形成し、そして少し離れ
た位置に、縫製跡の凹凸模様を呈することができるよう
な疑似縫目16を形成できる凹凸型15を設け、更にそ
の隣には盛り上り部18を形成するための凹部20、続
いて凹状溝17を形成するための凸部21を設ける。
【0009】かくしてカーペット本体12の周縁部6に
押し型9を位置させ、カーペット本体12に向かって押
し型9を押圧する。この押し型9には約200℃から2
50℃に加熱可能なヒータ8が内蔵されているので、図
2に示すごとき断面形状を呈するカーペット周縁部を形
成することができると共に、図3、図4に示すごとき周
縁形状をもった電気カーペットを一挙に作成されるので
ある。
【0010】つまり、押し型9の一度の押圧により、カ
ーペット本体12の周端部10、疑似縫目16、盛り上
り部18、凹状溝17を形成することができる。その結
果、疑似縫目16の数が多数であるだけに、その分多数
個所で各疑似縫目16ごとに確実に押圧力が作用し、表
生地材1と裏生地材2との熱融着を強固に、確実に行う
ことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、カーペットの外周縁部の熱圧
着工程と、外周端部を所定寸法で切断する工程とを、カ
ッター刃付きの押し型により同時に一工程で行なうこと
ができ、作業能率が向上し、製造コストが低減するだけ
でなく、外周縁部処理工程に従来のごとき縫製糸を使用
せずに、あたかもミシン縫製による外周縁部処理時と同
様な外観の擬似縫目を得ることができると同時に、作製
される疑似縫目16の数が多数であるだけに、その分多
数個所で各疑似縫目16ごとに確実に押圧力が作用し、
表生地材1と裏生地材2との熱融着をさらに強固に、確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気カーペットの製造装置の一実施形
態における要部断面の概略側断面図である。
【図2】図1の装置により処理を行なった電気カーペッ
トの外周縁部を示す側断面図である。
【図3】図2の電気カーペットのコーナ部のみの平面図
である。
【図4】図3のA−A方向の要部斜視断面図である。
【符号の説明】
1 カーペット表生地材 2 カーペット裏生地材 5 支持台 6 周縁部 7 カッター刃 8 ヒータ 9 押し型 10 周端部 12 カーペット本体 16 擬似縫目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホットメルト材を含み、熱圧着した表生
    地材と裏生地材からなるカーペットの外周縁部に沿っ
    て、外観がミシン等による縫い目に見える擬似縫目を形
    成し、全疑似縫目による熱溶着がなされた電気カーペッ
    ト。
  2. 【請求項2】 ホットメルト材を予め含んだカーペット
    裏生地材とカーペット表生地材との間に、発熱体を熱圧
    着により接着して挟持した状態で、そのカーペット本体
    の周縁部に疑似縫目を形成し、かつその縫目により熱溶
    着をなすごとく周端にカッター刃を備えたヒータで加熱
    した押し型により熱圧着しながら切断する電気カーペッ
    トの製造方法。
  3. 【請求項3】 端部から、順次カッタ刃、凹凸模様の疑
    似縫目作成用の凹凸型、凹部および凸部を形成した電気
    カーペットの製造用押し型。
JP3468697A 1997-02-19 1997-02-19 電気カーペットとその製造方法 Pending JPH10232024A (ja)

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JP3468697A JPH10232024A (ja) 1997-02-19 1997-02-19 電気カーペットとその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085877A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社大和 フロアマット及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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