JPH05265978A - バス交換型マルチプロセツサシステム - Google Patents

バス交換型マルチプロセツサシステム

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JPH05265978A
JPH05265978A JP5992292A JP5992292A JPH05265978A JP H05265978 A JPH05265978 A JP H05265978A JP 5992292 A JP5992292 A JP 5992292A JP 5992292 A JP5992292 A JP 5992292A JP H05265978 A JPH05265978 A JP H05265978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
processor
processors
memory
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5992292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakanishi
健一 中西
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共有データメモリを持たない複数のプロセツ
サで、各プロセツサの持っているデータを高速に交換す
る。 【構成】 共有なデータメモリを持たない独立な複数の
プロセツサよりなり、他のプロセツサとデータを交換す
る必要が生じた時、各プロセツサとデータメモリの間の
バス交換機を使って、プロセツサ間でメモリを交換す
る。瞬時にデータ交換ができる、マルチプロセツサシス
テムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセツサより
なるマルチプロセツサシステムに関する。
【0002】
【従来技術】複数のプロセツサが共有バスから共有メモ
リをアクセスする方式では、共有メモリのアクセススピ
ードがプロセツサの数が増えるに従って遅くなる。各プ
ロセツサにデータキヤツシユメモリを持たせる補助的な
手段もあるが、複雑なハードウエアが必要となる。
【0003】プロセツサの数にメモリを分割する方式に
すれば、プロセツサの数に比例して処理性能を向上させ
ることが可能であるが、データを分割するために対応で
きる処理分野が限られてしまう。処理分野を広げるに
は、各プロセツサ間で他方のデータにアクセスする手段
が必要となる。一般的には、プロセツサ間の特別な通信
手段などを使って他方のデータを読み出す方式が取られ
ているが、メモリの読み書きを行うため、データ量に比
例した時間がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、プロセツサの処
理スピードの高速化にメモリのスピードが追いついてお
らず、特に大容量で高速なメモリがないために、プロセ
ツサの処理時間に比べデータ転送にかかる処理時間を無
視できないことが多い。
【0005】
【課題を解決するための手段】複数のプロセツサと、複
数のデータメモリと、これら各プロセツサ及び各データ
メモリの間にバス交換機を配置した、バス交換型マルチ
プロセツサシステムである。
【0006】
【作用】プロセツサ間でデータを交換する際、各プロセ
ツサの対応するメモリを交換するので、処理時間が短縮
される。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。本発明のブロツク構成を図1に示す。図1はプロセ
ツサ数が4の場合であるが、これはn個のプロセツサに
ついて拡張可能である。図1でA〜D、A’〜D’で示
したのがプロセツサで、その他はメモリブロツクであ
る。ここで示されているプロセツサA’〜D’は仮想的
に示したプロセツサで実体はそれぞれA〜Dである。バ
スを切り換えるため、メモリから見ると図のように仮想
的にプロセツサが8つあるように見える。
【0008】メモリブロツクのうち斜線で示されたもの
は、1つのプロセツサからしかアクセスされないローカ
ルなメモリブロツクである。また、A/B’のように書
かれたメモリブロツクはプロセツサAとB’からバス交
換機(Bus Exchanger )で切り換えてアクセスされるブ
ロツクを示している。尚、Bus Mode:0でプロセツサ
A、Bus Mode:1でプロセツサB’と接続する。
【0009】図2からわかるように、本発明で行うバス
切り換えはm/n’のブロツクとn/m’のブロツクの
交換で実現できる。そこで、本発明で必要なバス交換機
の例を図3に示す。また、バス交換機の原理回路を図4
に示す。図4に示すバス交換機の動作を図5により説明
する。
【0010】Bus Mode信号のHigh/LowによってA−B間
の接続を切り換えることができる。Bus Mode = Lowの時
は、A−1PortとB−1Port、A−2PortとB−2Port
間が接続され、Bus Mode = High の時は、A−1Portと
B−2Port、A−2PortとB−1Portが接続される。こ
のため、A側をプロセツサ、B側をメモリとした場合
に、B−1のメモリからみると、接続されるプロセツサ
はBus Mode = LowでA−1プロセツサ、Bus Mode = Hig
h でA−2プロセツサと、B−2のメモリも同様にBus
Mode = LowでA−2プロセツサ、Bus Mode = High でA
−1プロセツサとなり、各メモリは同一のプロセツサか
ら同時にアクセスされることがないため、仮想的に4つ
のプロセツサが接続していると考えることができる。
【0011】Bus Mode = Low(0) 時の接続を縦方向、Hi
gh(1) 時の接続を横方向に示した場合の動作を、図6に
より説明する。Bus Mode:0でProcessor A−1からアク
セスされるメモリが、左列に並び、同様にProcessor A
−2からアクセスされるメモリが右列に並んでいる。縦
に並んだメモリの上段は、Bus Mode:1でProcessor A−
1からアクセスされるメモリであり、下段はPrcessorA
−2からアクセスされるメモリである。従って、点線部
のメモリは両モードに渡って単一のプロセツサと接続さ
れるため、そのプロセツサのローカルメモリと言うこと
ができる。
【0012】このように表現することで、バスを切り換
えることによって、仮想的にプロセツサの数が増えるこ
とになる。プロセツサ数が4の場合の実施例が図1であ
り、3の場合の実施例が図7である。このように、Bus
Exchanger は4つの入出力ポート(A−1、A−2、B
−1、B−2)を持ち、コントロール信号(Bus Mode)
のLow/Highによってバスの交換を行う。
【0013】尚、図4に示されているのは1ビツト分の
回路であり、実際には同じ回路がプロセツサの外部メモ
リバス幅分だけ必要となる。本発明ではプロセツサとメ
モリが必ず1対1接続であるため、プロセツサ数が増え
てもメモリへのアクセススピードに影響を受けない。ま
た、バス交換でデータを交換するため、交換するデータ
の量にも影響を受けない。
【0014】本発明の構成により、プロセツサを3個使
用したものを画像処理システムに応用してを効率よく処
理することができる。以下ではこれについて説明する。
本発明を応用したバス交換型静止画像処理システムのブ
ロツク図を図7に示す。また、各プロセツサとメモリブ
ロツク及びバス交換機の構成は図8のようになる。
【0015】バス交換機を使って、カラー画像をR、
G、Bの原色画像信号とし、各々を3つのプロセツサで
並列に処理するRGBモード(Bus Mode:0)と、各色の
データを3等分し、3色に渡る上中下の各部分データを
並列に処理するPartモード(Bus Mode:1)を持つ。この
2つのモードを使って、同一色だけのデータの演算を行
う3×3線形フイルタ処理などはRGBモードで処理
し、RGB各色からデータを持ってきて演算を行う輝度
計算のような処理についてはPartモードで処理する。R
GBモードからPartモードへはBus Mode信号で瞬時に切
り換えられ、メモリブロツク間のデータ転送は一切必要
としない。その結果として、バス交換機能を持たないシ
ステムに比べて、全処理時間は短縮される。
【0016】図9では、3×3フイルタ処理と輝度計算
処理を連続で行う場合の全処理時間を比較するために、
各処理過程をフローチヤートにより示したものである。
このように同一のデータで行えない処理を連続で実行す
る場合に、バス交換型の構成の優位性が示される。メモ
リからメモリへデータを転送したとすると、512 ×480
Byteの画像の場合で、491520 Byte のデータを移動する
必要がある。1Byteのデータの移動が300 nsecでできた
としても、全データの移動が終わるまでに約 0.15 sec
かかることになる。プロセツサに20MIPSのチツプを使
った場合に、3×3線形フイルタ処理で0.6 〜0.7 sec
程度であることから、データ転送にかかる時間が、プロ
セツサによる実処理時間に比べて無視できないことがわ
かる。
【0017】これに対してバス交換型ではBus Mode信号
を変えるだけで瞬間的にデータ交換は終了し、処理時間
に影響を与えず、交換するデータ量が増えた場合にも全
く変わらない。また、プロセツサ数を増やせば、それに
比例した処理性能を得られ、データ量に合わせてプロセ
ツサを増やし、高速化することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によるバス交換型
マルチプロセツサでは、プロセツサ数に関係なくメモリ
への高速なアクセスが可能であり、プロセツサ同士での
データ交換が特別な通信手段を使うことなく、瞬時に可
能なシステムである。また、このために必要となるバス
交換機(Bus Exchanger )も単純なハードウエアとして
実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
のブロツク構成図である。
【図2】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
における、メモリブロツクの交換を示す模式図である。
【図3】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
に使用される、バス交換機を示す図である。
【図4】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
に使用される、バス交換機の詳細な回路構成図である。
【図5】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
における、プロセツサとメモリとの接続を示す図であ
る。
【図6】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
の動作の理解に役に立つ、構成図である。
【図7】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
をカラー画像処理システムに適用したブロツク図であ
る。
【図8】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
をカラー画像処理システムに適用した場合の詳細なブロ
ツク図である。
【図9】本発明のバス交換型マルチプロセツサシステム
の処理過程を示すフローチヤート図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセツサと、複数のデータメモ
    リと、これら各プロセツサ及び各データメモリの間にバ
    ス交換機を配置し、 プロセツサ間でデータを交換する際、各プロセツサの対
    応するメモリを交換することを特徴とする、 バス交換型マルチプロセツサシステム。
  2. 【請求項2】上記複数のプロセツサは3組のプロセツサ
    よりなり、カラー画像処理のための3原色を独立して処
    理することを特徴とする、 請求項1記載のバス交換型マルチプロセツサシステム。
JP5992292A 1992-03-17 1992-03-17 バス交換型マルチプロセツサシステム Pending JPH05265978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5992292A JPH05265978A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 バス交換型マルチプロセツサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5992292A JPH05265978A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 バス交換型マルチプロセツサシステム

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Publication Number Publication Date
JPH05265978A true JPH05265978A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13127112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5992292A Pending JPH05265978A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 バス交換型マルチプロセツサシステム

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