JPH05265594A - 無停止型コンピュータ - Google Patents
無停止型コンピュータInfo
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- JPH05265594A JPH05265594A JP4058637A JP5863792A JPH05265594A JP H05265594 A JPH05265594 A JP H05265594A JP 4058637 A JP4058637 A JP 4058637A JP 5863792 A JP5863792 A JP 5863792A JP H05265594 A JPH05265594 A JP H05265594A
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- connection control
- bus connection
- bus
- cpu
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Abstract
した際、動作を停止させずに故障基板を交換する。更に
動作中に基板が不用意に抜かれるのを防止する。 【構成】コネクタ4でマザーボード1と結合されるCP
U基板10及び11は、CPUバス接続制御部2を介し
てバス5に接続され、メモリ基板12,13及びI/O
基板14,15は、バス接続制御部3を介してバス5に
接続されている。CPUバス接続制御部2及びバス接続
制御部3には、それぞれにバス5との接続を制御するス
リーステートバッファと基板への供給電源を開閉するリ
レーとが内蔵されており、バス接続制御信号線6A,6
Bを介してCPU基板10,11の双方から制御でき
る。又、CPUバス接続制御部2及びバス接続制御部3
の状態は表示パネル9に表示され、各基板が動作中に不
用意に引き抜かれるのをロック機構7により防止してい
る。
Description
関し、特に複数の基板が共通のマザーボードにより相互
に接続されて構成される無停止型コンピュータに関す
る。
は、例えば図4に示すように、それぞれ2枚のCPU基
板10a,11aと、メモリ基板12a,13aと、I
/O基板14a,15aとが、それぞれコネクタ4を介
して共通のマザーボード1a上のバス5aに接続され、
すべてが二重化された構成となっている。従って、例え
ばI/O基板14aが故障した場合でも、コンピュータ
はI/O基板15aにより動作し続けることができる。
同様にCPU基板またはメモリ基板の一方が故障した場
合にも、コンピュータは動作を中断することなく継続す
ることができる。なお、図4では省略してあるが、各基
板を動作させるための電源もコネクタ4を介してマザー
ボード1aから供給されている。
型コンピュータは、二重化されている各基板の一方が故
障した場合でも、中断することなく動作し続けることが
できるが、各基板がコネクタを介して直接マザーボード
のバス及び電源に接続されているため、故障した基板を
交換するためには、時機をみて運用を中断し、すべての
基板に接続されているバスをディスエーブル状態とする
か、電源を落とすかしてから交換するしか方法がなかっ
た。
故障した基板の交換が可能な無停止型コンピュータを提
供することにある。
ュータは、複数の基板がコネクタを介してマザーボード
上のバスにより相互に接続されて構成されている無停止
型コンピュータにおいて、前記各コネクタとバスとの間
に、信号の伝送を外部から制御できるスリーステートバ
ッファと電源の供給を遮断できるリレーとを内蔵し、前
記スリーステートバッファ及びリレーの状態を前記マザ
ーボードに接続されている複数のCPU基板から制御で
きるように構成されている。
て説明する。
ック図である。
に示すように、マザーボード1に接続されるCPU基板
10,11は、コネクタ4及びCPUバス接続制御部2
を介してバス5に接続され、メモリ基板12,13及び
I/O基板14,15は、それぞれコネクタ4,バス接
続制御部3を介してバス5に接続されている。CPUバ
ス接続制御部2及びバス接続制御部3には、それぞれに
バス5との接続を制御するスリーステートバッファとマ
ザーボード1から各基板へ供給される電源を開閉するた
めのリレーとが内蔵されており、バス接続制御信号線6
A,6Bを介してCPU基板10,11の双方から各バ
ス接続制御部3及び相手側のCPUバス接続制御部2を
制御できるように構成されている。又、各基板はそれぞ
れロック機構7によって動作中に不用意に引き抜かれる
ないように構成されており、ロック機構7の制御回路は
各CPUバス接続制御部2及びバス接続制御部3に含ま
れている。更に、各CPUバス接続制御部2及びバス接
続制御部3の状態はパネル制御線8を経て表示パネル9
に表示されるようになっている。
詳細を示す回路図である。
1)と接続されるデータバス201とCPUから制御信
号を送出するための制御出力線202、及びCPUから
バス接続制御信号を送出するためのバス接続制御出力線
203には、それぞれスリーステートバッファ204が
挿入されており、前二者はバス5と、後者はバス接続制
御信号線6A(又は6B)とそれぞれ接続されている。
受信するための制御入力線205にはバッファ206が
挿入され、プルアップの必要な信号はプルアップ用抵抗
アレイ207を介して+5Vの電源に接続されている。
マザーボードからの電源供給線208には、開閉用のリ
レー209が挿入されている。
力データはCPUからの入力制御信号210により、デ
ータバス201を経由するCPUからの出力データは、
ORゲート211を介してCPUからの出力制御信号2
12により制御され、入出力の切り換えが行われる。O
Rゲート211のもう一方の入力端子には、バス接続制
御信号線6B(又は6A)から入力される出力許可信号
213が接続されており、プルアップ抵抗とNOTゲー
トとにより正常時は“L”レベルであり、出力制御信号
212はORゲート211を無条件で通過するが、出力
許可信号213を“H”レベルとすることにより、デー
タバス201,制御出力線202及びバス接続制御出力
線203からの出力をすべてディスエーブル状態とする
ことができるように構成されている。
209は、制御コイルに接続される電源制御信号214
が“H”レベルのときに接点が開くタイプであり、プル
アップ抵抗とNOTゲートとにより正常時は“L”レベ
ルで接点が閉じているが、バス接続制御信号線6B(又
は6A)を介して電源を遮断することができる。
方のCPUバス接続制御部2及び4個のバス接続制御部
3を制御するバス接続制御信号が送信されるが、このバ
ス接続制御信号は、各基板からのデータ出力を制御する
出力許可信号と、電源の供給を制御する電源制御信号
と、表示パネル9の表示を制御するエラーLED制御信
号と、ロック機構7を制御するロック機構制御信号とか
ら成る。
入力される他のCPU基板11(又は10)からのエラ
ーLED制御信号215及びロック機構制御信号216
は、それぞれNANDゲート217を介して表示パネル
9及びロック機構7に接続されており、プルアップ抵抗
でプルアップされているため正常時は“H”レベルであ
るが、“L”レベルになると表示パネル9内のエラーL
ED218を点灯し、ロック機構7のロックを解除す
る。各NANDゲート217のもう一方の入力端子に
は、それぞれコネクタ4からの自CPU基板10(又は
11)の制御信号が入力され、2枚のCPU基板10,
11の双方から制御できるように構成されている。
き挿しするときに操作するロック解除の要求スイッチ2
19が設けられている。要求スイッチ219の一端はチ
ャタリング防止用フィルタ220に接続され、シュミッ
トトリガバッファ221を経て要求信号がコネクタ4及
びバス接続制御信号線6A(又は6B)を介して双方の
CPU基板10,11に送られる。
す回路図である。
基板との接続に用いられるもので、CPUバス接続制御
部2との主な相違は、バス接続制御信号を出力せず、双
方のCPUから対等に制御されることである。
01と応答信号などを送出する制御出力線302とには
スリーステートバッファ303が、制御信号を受信する
制御入力線304にはバッファ305がそれぞれ挿入さ
れており、電源供給線306にはリレー307が挿入さ
れている。
びリレー307は、バス接続制御信号線6A及び6Bか
ら入力され、NANDゲート308を介して出力される
出力許可信号309及び電源制御信号310により、C
PUバス接続制御部2の場合と同様な制御が行われ、C
PU基板10,11の双方から信号出力のディスエーブ
ル化および電源の遮断が可能となっている。
いても同様であり、バス接続制御信号線6A及び6Bか
ら入力される制御信号は、それぞれNANDゲート31
1を介して表示パネル9及びロック機構7に接続されて
おり、CPU基板10,11の双方からエラーLED3
13を点灯し、ロックを解除することができる。
表示パネル9の要求スイッチ314を操作したときの要
求信号は、バス接続制御信号線6A及び6Bを介してC
PU基板10,11の双方に送られる。
を図1〜図3を用いて説明する。
板12,13又はI/O基板14,15の中の一つが、
動作中に何等かの故障を起こして動作しなくなったとす
る。この故障をマザーボード1に接続されているCPU
基板10,11のいずれかのCPUが検出すると、その
CPUがバス接続制御信号を送信して故障基板のバス接
続制御部3を制御し、故障した基板をバス5から切り離
す。このとき、バス接続制御部3のNANDゲート30
8の一入力がバス接続制御信号線6A又は6Bを介して
接地されて“L”レベルとなり、出力許可信号309が
“H”レベルとなり、基板の出力がバス5に影響を与え
ないようになる。同時にエラーLED制御信号312を
“H”レベルにし、表示パネル9のエラーLED313
を点灯させる。引き続いて、電源制御信号310を
“H”レベルとすると、リレー307が作動して基板へ
の供給電源を切断する。
バス5から切り離され、無停止型コンピュータの動作に
影響を与えることなく、故障基板をコネクタ4から抜き
取ることが可能な状態となる。ここで、保守員が要求ス
イッチ314を操作してオン状態として要求信号を送出
すると、故障を検出してエラーLED313を点灯させ
たCPUがこの要求信号を検出し、ロック機構制御信号
315を“H”レベルにしてロック機構7のロックを解
除する。これにより保守員は動作中の他の基板に影響を
与えることなく故障を起こした基板を抜くことができ
る。
も、この状態からマザーボードのコネクタに基板を挿入
し、要求スイッチ314を保守員がオフ状態に戻するこ
とにより、バス接続制御信号を送信して制御したCPU
がエラーLED制御信号312を“L”レベルに戻し、
ロック機構制御信号315を“L”レベルにすることに
より基板をロックし、電源制御信号310を“L”レベ
ルにした後に出力許可信号309を“L”レベルに戻す
ことにより、他の基板を動作させたままでマザーボード
に基板を挿入することができる。
ル9とロック機構7が設けられている場合について説明
したが、これらはマザーボード上に取り付けられている
ものではなく、基板を挿入するケージ部に各基板ごとに
設けられており、保守員による不用意な誤操作を防止す
るものであり、無くても差し支えないものである。すな
わち、CPUバス接続制御部およびバス接続制御部をマ
ザーボード上に設けることにより、無停止型コンピュー
タを動作させたまま、動作に影響を与えることなく基板
をコネクタから抜き取ったり挿し込んだりすることが可
能となる。
コンピュータは、基板が結合される各コネクタのマザー
ボード側に、バスとの接続を制御するスリーステートバ
ッファと電源を開閉するリレーとを実装し、それらをそ
のマザーボードに実装されている2枚のCPU基板の双
方から制御できるようにしたので、ある基板が故障して
交換の必要が生じた場合でも、装置の動作を停止させる
ことなく故障した基板を交換できる効果がある。
故障を表示する表示パネルとロック機構とを付加し、双
方のCPU基板から制御できるようにしたため、動作中
に不用意に基板が抜かれるのを防止することができる。
る。
路図である。
ある。
すブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の基板がコネクタを介してマザーボ
ード上のバスにより相互に接続されて構成されている無
停止型コンピュータにおいて、前記各コネクタとバスと
の間に、信号の伝送を外部から制御できるスリーステー
トバッファと電源の供給を遮断できるリレーとを内蔵
し、前記スリーステートバッファ及びリレーの状態を前
記マザーボードに接続されている複数のCPU基板から
制御できるように構成したことを特徴とする無停止型コ
ンピュータ。 - 【請求項2】 各基板を収納するケージに障害を表示す
る表示パネルと基板の抜き挿しを禁止するロック機構と
を各基板ごとに設け、そのケージに収納されている前記
複数のCPU基板から制御できるように構成したことを
特徴とする請求項1記載の無停止型コンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058637A JP2978622B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 無停止型コンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058637A JP2978622B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 無停止型コンピュータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265594A true JPH05265594A (ja) | 1993-10-15 |
JP2978622B2 JP2978622B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=13090102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4058637A Expired - Fee Related JP2978622B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 無停止型コンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978622B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164102A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Fujitsu Support & Service Kk | 誤作業防止システムおよび誤作業防止方法 |
JP2008225538A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Nec Corp | クライアント端末、マザーボード |
JP2017188085A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-10-12 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | ロック機構を有するシャーシ |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4058637A patent/JP2978622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164102A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Fujitsu Support & Service Kk | 誤作業防止システムおよび誤作業防止方法 |
JP4526368B2 (ja) * | 2004-12-10 | 2010-08-18 | 株式会社富士通エフサス | 誤作業防止システムおよび誤作業防止方法 |
JP2008225538A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Nec Corp | クライアント端末、マザーボード |
JP2017188085A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-10-12 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | ロック機構を有するシャーシ |
Also Published As
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---|---|
JP2978622B2 (ja) | 1999-11-15 |
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